Cisco Connected Mobile Experiences Configuration Guide, Release 7.6
メンテナンス操作の実行
メンテナンス操作の実行

メンテナンス操作の実行

この章では、Mobility Services Engine データのバックアップおよび復元方法と Mobility Services Engine ソフトウェアの更新方法について説明します。 また、その他のメンテナンス操作についても説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

注意事項と制約事項

  • パスワードを忘れないようにしてください。パスワードの変更は絶対に必要な場合にだけ行ってください。

  • 失われたルート パスワードの回復中に、シングル ユーザ モード パスワードをセットアップすると、シェル プロンプトは表示されません。

失われたパスワードの復旧

Mobility Services Engine のパスワードを紛失または忘れた場合に回復するには、次の手順に従います。


    ステップ 1   [GRUB] ページが表示されたら、Esc を押してブート メニューに入ります。
    ステップ 2   e を押して編集します。
    ステップ 3   kernel から始まる行に移動し、e を押します。

    行の最後に、スペースに続けて数字の 1 を入力します。 Enter を押してこの変更を保存します。

    ステップ 4   b を押してブートを開始します。

    ブート シーケンスの最後にシェル プロンプトが表示されます。

    ステップ 5   passwd コマンドを入力すると、ルート パスワードを変更できます。
    ステップ 6   新しいパスワードを入力して確定します。
    ステップ 7   マシンをリブートします。

    失われたルート パスワードの回復

    Mobility Services Engine のルート パスワードを紛失または忘れた場合に回復するには、次の手順に従います。


      ステップ 1   [GRUB] ページが表示されたら、Esc を押してブート メニューに入ります。
      ステップ 2   e を押して編集します。
      ステップ 3   kernel から始まる行に移動し、e を押します。

      行の最後に、スペースに続けて数字の 1 を入力します。 Enter を押してこの変更を保存します。

      ステップ 4   b を押してブート シーケンスを開始します。

      ブート シーケンスの最後にシェル プロンプトが表示されます。

      (注)     

      単一ユーザ モードパスワードを設定する場合は、シェル プロンプトは表示されません。

      ステップ 5   passwd コマンドを入力すると、ルート パスワードを変更できます。
      ステップ 6   新しいパスワードを入力して確定します。
      ステップ 7   マシンを再起動します。
      (注)     

      ルート パスワードを忘れないようにしてください。パスワードの変更は絶対に必要な場合にだけ行ってください。


      Mobility Services Engine データのバックアップおよび復元

      ここでは、Mobility Services Engine データのバックアップおよび復元方法について説明します。 また、自動バックアップを有効にする方法についても説明します。

      ここでは、次の内容について説明します。

      Mobility Services Engine の履歴データのバックアップ

      Prime Infrastructure には、Mobility Services Engine のデータをバックアップするための機能があります。

      Mobility Services Engine データをバックアップするには、次の手順に従います。


        ステップ 1   [Services] > [Mobility Services] の順に選択します。
        ステップ 2   バックアップする Mobility Services Engine の名前をクリックします。
        ステップ 3   [System] > [Maintenance] の順に選択します。
        ステップ 4   [Backup] をクリックします。
        ステップ 5   バックアップの名前を入力します。
        ステップ 6   [Submit] をクリックし、Prime Infrastructure が実行されているサーバのハード ドライブに履歴データをバックアップします。

        バックアップの処理中に、バックアップのステータスをこのページに表示できます。 バックアップ プロセス中に、このページには 3 つの項目が表示されます。(1)[Last Status] テキスト ボックスには、バックアップのステータスを示すメッセージが表示され、(2)[Progress] テキスト ボックスには、バックアップの完了率が表示され、(3)[Started at] テキスト ボックスには、バックアップの開始日時が表示されます。

        (注)      他の Prime Infrastructure ページで他の Mobility Services Engine 操作を実行しながら、バックアップ プロセスをバックグラウンドで実行できます。 バックアップは、Prime Infrastructure インストール時に指定した FTP ディレクトリに保管されます。

        Mobility Services Engine の履歴データの復元

        Prime Infrastructure を使用して、バックアップされた履歴データを復元できます。

        Mobility Services Engine データを復元するには、次の手順に従います。


          ステップ 1   [Services] > [Mobility Services] の順に選択します。
          ステップ 2   復元する Mobility Services Engine の名前をクリックします。
          ステップ 3   [System] > [Maintenance] の順に選択します。
          ステップ 4   [Restore] をクリックします。
          ステップ 5   ドロップダウン リストから、復元するファイルを選択します。
          ステップ 6   Mobility Services Engine からすべてのサービス割り当てを永久に削除するには、[Delete synchronized service assignments] チェックボックスをオンにします。

          このオプションは、ネットワーク設計、有線スイッチ、コントローラ、およびイベント定義に適用されます。 既存のロケーション履歴データは維持されますが、今後ロケーション計算を実行するときには手動サービス割り当てを使用する必要があります。

          ステップ 7   [Submit] をクリックして復元プロセスを開始します。
          ステップ 8   [OK] をクリックし、Prime Infrastructure サーバのハード ドライブからデータを復元することを確定します。

          復元が完了すると、Prime Infrastructure にそのことを示すメッセージが表示されます。

          (注)     

          復元プロセスの実行中に、他の Mobility Services Engine 操作を実行しないでください。


          ロケーション データの自動バックアップの有効化

          ロケーション データの自動バックアップを定期的に実行するように Prime Infrastructure を設定できます。

          Mobility Services Engine のロケーション データの自動バックアップを有効にするには、次の手順に従います。


            ステップ 1   [Administration] > [Background Tasks] の順に選択します。
            ステップ 2   [Mobility Service Backup] チェックボックスをオンにします。
            ステップ 3   [Select a command] ドロップダウン リストから、[Enable Task] を選択し、[Go] をクリックします。

            バックアップは、Prime Infrastructure インストール時に指定した FTP ディレクトリに保管されます。


            Mobility Services Engine へのソフトウェアのダウンロード

            ソフトウェアを Mobility Services Engine にダウンロードするには、次の手順に従います。


              ステップ 1   アプリケーション コードのダウンロードに使用する Prime Infrastructure サーバまたは外部 FTP サーバから、Mobility Services Engine に対して ping を実行できることを確認します。
              ステップ 2   [Services] > [Mobility Services Engine] の順に選択します。
              ステップ 3   ソフトウェアをダウンロードする Mobility Services Engine の名前をクリックします。
              ステップ 4   左側のサイドバーのメニューから、[System] > [Maintenance] > [Download Software] の順に選択します。
              ステップ 5   ソフトウェアをダウンロードするには、次のいずれかを実行します。
              • Prime Infrastructure ディレクトリにリストされているソフトウェアをダウンロードするには、[Select from uploaded images to transfer into the Server] オプション ボタンを選択します。 ドロップダウン リストからバイナリ イメージを選択します。

                Prime Infrastructure のインストール時に指定した FTP サーバ ディレクトリにバイナリ イメージがダウンロードされます。

              • ローカルまたはネットワーク経由で使用可能なダウンロード済みソフトウェアを使用するには、[Browse a new software image to transfer into the Server] オプション ボタンを選択し、[Choose File] をクリックします。 ファイルを探し、[Open] をクリックします。

              ステップ 6   [Download] をクリックし、ソフトウェアをモビリティ サービス エンジンの /opt/installers ディレクトリにダウンロードします。
              ステップ 7   イメージが Mobility Services Engine に転送されたら、Mobility Services Engine のコマンドライン インターフェイスにログインします。
              ステップ 8   ./.bin mse image コマンドを入力して、/opt/installers ディレクトリからインストーラ イメージを実行します。 これによりソフトウェアがインストールされます。
              ステップ 9   ソフトウェアを実行するには、/etc/init.d/msed start コマンドを入力します。
              (注)     

              ソフトウェアを停止するには、/etc/init.d/msed stop コマンドを入力し、ステータスをチェックするには、/etc/init.d/msed status コマンドを入力します。


              ソフトウェアの手動ダウンロード

              Prime Infrastructure を使用して Mobility Services Engine ソフトウェアを自動的に更新しない場合、次の手順に従い、ローカル(コンソール)またはリモート(SSH)接続を使用してソフトウェアを手動でアップグレードします。


                ステップ 1   新しい Mobility Services Engine イメージをハード ドライブに転送します。
                1. root としてログインし、バイナリ設定を使用して外部 FTP サーバのルート ディレクトリからイメージを送信します。 リリース ノート形式は CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz のようになり、リリースごとに変更されます。
                  (注)     

                  この時点では、Mobility Services Engine イメージは圧縮されています。

                  (注)     

                  FTP サーバのデフォルト ログイン名は ftp-user です。

                  たとえば、次のようなエントリになります。

                  #cd/opt/installers
                  ftp <FTP Server IP address>
                  Name:<login>
                  Password: <password>
                  binary
                  get Cisco-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz
                  <CTRL-Z)
                  #
                2. イメージ(CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz)が Mobility Services Engine の /opt/installers ディレクトリにあることを確認します。
                3. イメージ ファイルを圧縮解除(解凍)するには、次のコマンドを入力します。
                  gunzip CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz

                  圧縮解除すると、bin ファイルが生成されます。

                4. CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz ファイルにルート ユーザの実行権限があることを確認します。 ない場合は、次のコマンドを入力します。
                  chmod 755 CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin
                ステップ 2   Mobility Services Engine を手動で停止します。
                ステップ 3   root としてログインし、次のコマンドを入力します。
                /etc/init.d/msed stop
                ステップ 4   新しい Mobility Services Engine イメージをインストールするには、次のコマンドを入力します。
                /opt/installers/CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin
                ステップ 5   次のコマンドを入力して、新しい Mobility Services Engine ソフトウェアを開始します。
                /etc/init.d/msed start
                注意       

                スクリプト ファイルをアンインストールする次の手順を実行するように指示された場合に限り、この手順を実行します。 ファイルを削除すると、履歴データが不必要に消去されます。

                ステップ 6   次のコマンドを入力して、Mobility Services Engine のスクリプト ファイルをアンインストールします。
                /opt/mse/uninstall

                NTP サーバの設定

                NTP サーバを設定して、Mobility Services Engine の時刻と日付を設定できます。


                (注)  


                Mobility Services Engine の自動インストール スクリプトの一環として、NTP をイネーブルにし、NTP サーバ IP アドレスを入力するように求めるプロンプトが自動的に表示されます。 自動インストール スクリプトの詳細については、次の URL にある『Cisco 3350 Mobility Services Engine Getting Started Guide』または『Cisco 3310 Mobility Services Engine Getting Started Guide』を参照してください。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps9742/​prod_​installation_​guides_​list.html



                (注)  


                Mobility Services Engine のインストール後に NTP サーバのインストールを追加または変更する必要がある場合、自動インストール スクリプトを再実行します。 スクリプトをタブで指定して他の値を調整せずに NTP サーバを設定できます。



                (注)  


                NTP サーバの設定の詳細については、Linux の設定ガイドを参照してください。


                システムのリセット

                Mobility Services Engine ハードウェアの再起動またはシャットダウンについては、システムの再起動またはシャットダウンを参照してください。

                コンフィギュレーション ファイルの消去

                コンフィギュレーション ファイルの消去については、システム データベースの消去を参照してください。