シスコ CMX Dashboard コンフィギュレーション ガイド リリース 7.5
CMX ダッシュボードのビジター管理
CMX ダッシュボードのビジター管理
発行日;2013/12/05 | 英語版ドキュメント(2013/10/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

CMX ダッシュボードのビジター管理

ビジター管理の前提条件

キャプティブ ポータルとしてのビジター管理

ビジター管理の設定

テンプレート フィールド

ソーシャル コネクタ

ソーシャル コネクタの作成

ソーシャル コネクタの編集

ソーシャル コネクタの削除

スプラッシュ テンプレート

フロアへのスプラッシュ ページ テンプレートの割り当て

『Cisco CMX Dashboard Configuration Guide』の機能情報

CMX ダッシュボードのビジター管理

Cisco CMX ダッシュボードのビジター管理は Mobility Services Engine(MSE)、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)、および Lightweight アクセス ポイント(AP)に基づくゲスト アクセス ソリューションです。ビジター管理は、顧客の Wi-Fi のニーズに対する直感的なキャプティブ ポータルです。キャプティブ ポータルはモバイルおよびラップトップの両方のユーザに最適なエクスペリエンスを提供するように設計されています。


) CMX ビジター管理は、Cisco TAC ではサポートされていないデモ機能です 実験環境および実稼働でないネットワークでの使用が推奨されます。これはデフォルトでオンとなっていますが、動作させるには追加設定が必要です。



) ページの右上隅にある、CMX ダッシュボード内の [Make a wish] メニューをクリックしてフィードバックを提供してください。機能を無効にするには、Super Admin ロールから [Visitor Management] 操作を除外します。


ビジター管理の前提条件

顧客へネットワーク アクセスを提供するために、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)上に WLAN を設定する必要があります。これに対して、CMX ビジター管理用 WLAN のレイヤ 3 セキュリティに Web パススルーを設定する必要があります。

次の手順を実行します。


ステップ 1 Cisco WLC でブラウザを開き、最上部のメニューで [WLAN] をクリックし、右上にある [New] をクリックします。

ステップ 2 [Type] で [WLAN] を選択します。Web パススルーのプロファイル名および WLAN SSID を選択します。[Profile Name] と [WLAN SSID] の両方に Web パススルーを使用できます。レイヤ 2 にはなにもセキュリティ設定を設定しないでください。

ステップ 3 右上隅の [Apply] をクリックします。

ステップ 4 新しい[WLANs] > [Edit] ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 WLAN のステータス ボックスをオンにして WLAN を有効にします。[Interface] メニューで、以前に作成した VLAN インターフェイスの名前を選択します。


) この画面の他のパラメータはデフォルト値のままにします。


ステップ 6 [Security] タブを選択します。[Layer 3] タブに移動します。次の図に設定を示します。

図 12-1 Web パススルーの設定

ステップ 7 [Web Policy] チェックボックスをオンにします。[Passthrough] をクリックします。

ステップ 8 [Over-ride Global Config] の隣にある [Enable] チェックボックスをオンにします。

ステップ 9 事前認証 ACL を設定します。

ステップ 10 [Web Auth type] ドロップダウン リストから Web 認証を外部として選択します。

ステップ 11 [URL] にスプラッシュ ページの URL を入力します。

たとえば URL として http://172.19.28.159:8081/Mario/jsp/runtime/auth/authLoginForm.html を入力できます。

ステップ 12 右上隅の [Apply] をクリックします。

ビジター管理を動作させるには、ユーザが CMX ダッシュボード サービスを有効にする必要があります。

Web パススルーおよび WLAN の設定の詳細については、『Cisco Wireless LAN Controller Configuration Guide Release 7.4』を参照してください。

キャプティブ ポータルとしてのビジター管理

キャプティブ ポータルは、施設で顧客にワイヤレス ネットワークへのアクセスを提供することを目的としたソリューションです。顧客は、名前、電話番号、電子メール ID などの情報を使用して登録する必要があります。顧客は、「Acceptable Use Policy」に同意する必要があります。これは、1 度の登録です。その後、ワイヤレス ネットワークにアクセス可能になります。キャプティブ ポータルの Web ページはスプラッシュ ページと呼ばれます。

CMX ダッシュボードのビジター管理はキャプティブ ポータルです。

ビジター管理は、Cisco WLC およびアクセス ポイントを使用してゲスト アクセスを提供する Web パススルー方法論に基づきます。CMX ダッシュボードの管理ユーザは、ユーザが参照する Web ページのフローを作成してゲスト ユーザのエクスペリエンスをカスタマイズできます。その後、顧客が施設でネットワークにアクセスできるようになります。

キャプティブ ポータルとして、異なるスプラッシュ ページを使用してビジター管理をカスタマイズできます。カスタマイズしたテンプレートを持つことができます。

次に Web ページのフローを示します。

1. ゲスト登録

2. [Acceptable Use Policy] の表示および承認

3. [Advertisement]:これは任意に選択

4. パーソナライズされたブラウジング エクスペリエンスを提供するためにソーシャル ネットワーク認証を使用した [Welcome] ページ

ビジター管理を使用して、異なるロケーションに対して別のスプラッシュ ページを作成し、特定の施設に Wi-Fi ユーザ エクスペリエンスを提供できます。

ビジター管理では新しいユーザと以前のユーザを認識し、新しいユーザだけに登録を要求します。

ビジター管理の設定

次にビジター管理のメニューの 3 つのセクションを示します。

Template Fields

Social Connectors

Splash Templates

テンプレート フィールド

[Template Fields] で、スプラッシュ テンプレート フィールドを作成できます。これは基本的に、収集する顧客情報のタイプです。

たとえばフィールドは、電子メール、名前、電話番号、および顧客が訪れる施設名であることが可能です。

新しいスプラッシュ テンプレート フィールドを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 左側のサイドバーのメニューから [Visitor Management] > [Template Fields] に移動します。

ステップ 2 [Create New Splash Template Field] をクリックします。

ステップ 3 [Name] に、作成するフィールドの名前を入力します。

ステップ 4 [Type] からフィールド タイプを選択します。[Text] と [List] の 2 つのフィールドのタイプがあります。

ステップ 5 テキストでデータが必要な場合は、[Text] を選択します。特定の施設またはビルディングの顧客情報が必要な場合は、[List] を選択します。

ステップ 6 [Submit] をクリックします。フィールドの作成を取り消すには、[Cancel] をクリックします。

ステップ 7 テンプレートのフィールドを編集する場合は、[Visitor Management] > [Template Fields] に移動します。[Splash Template Fields] ボックスのリストからフィールドを選択します。[Edit] をクリックします。変更後、[Submit] をクリックします。

ステップ 8 テンプレートのフィールドを削除する場合は、[Visitor Management] > [Template Fields] に移動します。[Splash Template Fields] ボックスのリストからフィールドを選択します。[Delete] をクリックします。[Delete Confirmation] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。

ソーシャル コネクタ

ビジター管理では、施設のオーナーは Facebook、Google+、および LinkedIn などのソーシャル ネットワーク プラットフォームを使用して、顧客にワイヤレス ネットワークへのアクセスを提供できます。

施設または店舗のオーナーは、顧客がソーシャル ネットワーキング サイトのクレデンシャルを使用して施設の Wi-Fi ネットワークにログインしアクセスできる選択肢を提供することもできます。施設のオーナーは自社の Facebook や Google+ のページで CMX ビジター管理用アプリケーションを作成する必要があります。この処理は、アプリケーション キー/ID を生成します。CMX ダッシュボード上に新しいソーシャル コネクタを作成中は ID およびキーは重要です。


) ソーシャル コネクタの設定方法を知るには、Facebook のアプリケーション キーの取得方法は http://vimeo.com/59204177、Google クライアント ID の取得方法は http://vimeo.com/59204895、LinkedIn API キーの取得方法は http://vimeo.com/59204949 を参照してください。


CMX ダッシュボードで管理ユーザはソーシャル コネクタにアカウントを割り当てることができます。

顧客は施設での登録処理中に次の情報を提供できます。

CMX ビジター管理の Web サイトの URL(http://<NAME>:8080/Mario/jsp/runtime/auth/guestSocialLoginForm.html)

Javascript API ドメイン(http://<NAME>)

ソーシャル アプリケーションが設定されると、API キーを生成できます。次に、CMX ビジター管理のソーシャル コネクタに API キーを入力できます。

[Splash Templates] メニューの [Social Authentication] タブでソーシャル コネクタを使用できます。


) ソーシャル コネクタを作成するために、Facebook、Google+、および LinkedIn のサイトを使用できます。顧客はこれらのコネクタのどれかに対するクレデンシャルを使用できます。


ソーシャル コネクタの作成

ソーシャル コネクタを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 左側のサイドバーのメニューから [Visitor Management] > [ocial Connector] に移動します。

ステップ 2 [Create New Social Connector] をクリックします。[Add/Edit Social Connectors] グループ ボックが表示されます。

ステップ 3 [Connectors Name] に、ソーシャル コネクタに付ける名前を入力します。

ステップ 4 [Select Account] ドロップダウン リストからアカウントのタイプを選択します。

ステップ 5 [Facebook APP ID] に、Facebook サイトのアプリケーションの作成中に受け取った ID を入力します。

ステップ 6 Linked サイトのアプリケーションを作成中に受け取ったキーを [LinkedIn API Key] に入力します。

ステップ 7 Google のクライアント ID とキーを、それぞれ [Google API Client] と [Google API Key] に入力します。

ステップ 8 [Submit] をクリックします。

ソーシャル コネクタの編集

ソーシャル コネクタを編集するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 左側のサイドバーのメニューから [Visitor Management] > [ocial Connector] に移動します。

ステップ 2 [Social Connectors] グループ ボックスに、すべてのコネクタのリストが表示されます。

ステップ 3 編集するコネクタを選択します。[Edit] をクリックします。

ステップ 4 [Add/Edit Social Connectors] グループ ボックスで変更します。[Submit] をクリックします。

ソーシャル コネクタの削除

ソーシャル コネクタを編集するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 左側のサイドバーのメニューから [Visitor Management] > [ocial Connector] に移動します。

ステップ 2 [Social Connectors] グループ ボックスに、すべてのコネクタのリストが表示されます。

ステップ 3 編集するコネクタを選択します。[削除(Delete)] をクリックします。

ステップ 4 [Delete Confirmation] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。

スプラッシュ テンプレート

ロケーションのスプラッシュ ページのテンプレートを作成できます。スプラッシュ ページには、その名前と Facebook、LinkedIn、および Google+ などのソーシャル コネクタの名前が表示されます。

スプラッシュ テンプレートを作成するには、次の手順を実行します。

左側のサイドバーのメニューから [Visitor Management] > [Template Fields] に移動します。

[Create New Splash Template] をクリックします。

次の 3 つのグループ ボックスがあります。

Basic Authentication

Ad Configuration

Social Authentication


ステップ 1 [Basic Authentication] では、[Template Name] にテンプレートの名前を入力します。

ステップ 2 [Template Background] ドロップダウン リストから背景のタイプを選択します。


) 自分で選択する背景を設定する場合は、リストから [Custom] を選択できます。表示する画像をアップロードするには、[Click to upload an image] をクリックします。


ステップ 3 [Form Fields] ドロップダウン リストからフィールドの名前を選択します。これらは、[Template Fields] メニューを使用して作成したフィールドです。たとえば、フィールドは電子メール、名前、電話番号、および施設名であることが可能です。


) リストのフィールドの場合は、ドロップダウン リストを準備するためにカンマで区切られた文字列を追加する必要があります。


ステップ 4 [Terms and Conditions] エディタで表示する条件を設定できます。

ステップ 5 [Header] には、顧客に対する情報を入力します。たとえば「XYZ ショッピング センターへようこそ」と入力できます。

ステップ 6 [Footer] には、免責事項を入力できます。たとえば、「これは補足的な Wi-Fi ネットワークで、データは保存されません」と伝えることができます。

ステップ 7 [Next] をクリックします。

ステップ 8 [Ad Configuration] ボックスの [Ad Script] にアドバタイズメントのスクリプトを入力します。アドバタイズメントとして共有する html コードまたはビデオの iframe ソースを [Ad Script] に記述する必要があります。

たとえば、YouTube からビデオ アドバタイズメントを挿入できます。このような例のアドバタイズメント スクリプトは、<iframe width="853" height="480" src="//www.youtube.com/embed/uIDx3eUZ-vw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe> です。

ステップ 9 [Next] をクリックします。

ステップ 10 [Social Authentication] ボックスに、[Header] に表示する情報を入力します。たとえば、「おめでとうございます。XYZ 社の Wi-Fi ネットワークにいらっしゃいます」と入力できます。

ステップ 11 [Social Connector] ドロップダウン リストからソーシャル コネクタのタイプを選択します。これは、[Visitor Management] > [Social Connectors] で作成したコネクタのリストです。

ステップ 12 [Social Auth] から対応する認証タイプを選択します。

ステップ 13 フッターに情報を入力します。

ステップ 14 [Submit] をクリックします。

フロアへのスプラッシュ ページ テンプレートの割り当て

特定のスプラッシュ ページ テンプレートを POI やフロアに割り当てることができます。これによって、施設のオーナーは顧客に「ロケーションを意識した」ネットワーク アクセスを提供できます。

システム キャンパス、フロア、ビルディング、単一キャンパス、または単一フロアなどのすべてのマップ要素にスプラッシュ テンプレートを割り当てることができます。

フロアにスプラッシュ ページ テンプレートを割り当てるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 CMX ダッシュボードの左側のサイドバーのメニューにある [Points of Interest] に移動します。

ステップ 2 [PointOfInterests] の左側にある右側のペインの中の白い三角形のアイコンをクリックします。

ステップ 3 [System Campus] の左側にある右側のペインの中の白い三角形のアイコンをクリックします。

ステップ 4 施設の名前の左側にある右側のペインの中の白い三角形のアイコンをクリックします。

ステップ 5 [Edit Floor] をクリックし、[Splash Template] ドロップダウン リストから割り当てるスプラッシュ ページ テンプレートのタイプを選択します。

ステップ 6 [Submit] をクリックします。

『Cisco CMX Dashboard Configuration Guide』の機能情報

次の表に、CMX ダッシュボードのリリース履歴を示します。CMX ダッシュボードの機能はすべて、新しいです。

機能名
リリース
機能情報

バナー管理

7.5

バナー管理では、店舗や施設で顧客と対話するためのさまざまなタイプのメッセージを作成できます。この機能はこのリリースで導入されました。

キャンペーン管理

7.5

キャンペーン管理では、企業がさまざまなキャンペーンを作成して実行することが可能になります。この機能はこのリリースで導入されました。

興味のあるポイント(POI)の管理

7.5

POI 管理では、キャンパス、施設、フロア、またはゾーンなどのさまざまな POI を作成できます。この機能はこのリリースで導入されました。

ナビゲーション管理

7.5

CMX ダッシュボードでは、必要に応じて施設のゾーンのナビゲーションを構成することができます。この機能はこのリリースで導入されました。

アカウント管理

7.5

アカウント管理を使用して、製品またはサービスに基づいてアカウントを作成し割り当てることができます。この機能はこのリリースで導入されました。

CMX ダッシュボードのレポート

7.5

CMX ダッシュボードでは、企業内の管理ユーザはサービスの使用状況および顧客の行動を分析することができます。この機能はこのリリースで導入されました。

ビジター管理

7.5

Cisco CMX ダッシュボードのビジター管理は Mobility Services Engine(MSE)、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)、および Lightweight アクセス ポイントに基づくゲスト アクセス ソリューションです。この機能はこのリリースで導入されました。これは、デモンストレーション機能です。

HTTP プロキシ

7.5

CMX ダッシュボードには、施設で顧客に付加価値サービスおよびメッセージを提供する HTTP トラフィック フローがあります。この機能はこのリリースで導入されました。

Cloud Connector

7.5

CMX ダッシュボード コネクタは WAN トラフィックを代行受信し、Java 応答スクリプトを挿入します。この機能はこのリリースで導入されました。