Cisco CMX 分析サービス コンフィギュレーション ガイド リリース 7.5.102.0
分析について
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発行日;2013/12/05 | 英語版ドキュメント(2013/09/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

分析について

一般的なロケーション

一般的なロケーション分析を使用したビルディングの領域分析

[Most Popular Paths] 分析

[Most Popular Paths] パス分析を使用したビルディングの領域分析

代替パス分析

代替パス分析を使用したビルディングの領域分析

ヒート マップ

ヒート マップ分析を使用した各フロアのトラフィック分析

分析について

この章では、ビルディングまたは環境に存在するデバイスに対して実行可能な異なるタイプの分析について説明します。次の 4 種類の分析を実行できます。

一般的なロケーション

[Most Popular Paths] 分析

代替パス分析

ヒート マップ

一般的なロケーション

一般的なロケーション分析では、ビルディングのさまざまな領域を決定し、ビルディング内のユーザの行動を測定します。ロケーション分析は、領域で検出されたすべてのポイントを代表的な領域にセグメント化する方法で、その領域上でパラメータが計算されます。

ロケーション分析プロセスは、観測対象の地理的なレイアウトによって決定される領域に、すべてのデバイスをクラスタリングすることにより開始されます。各ポイントは特定の領域に割り当てられ、各領域はセンター ポイントで表されます。いったん領域のセットが確立されると、ビルディング内のその領域の人の動きを反映する、各領域に関連付けられたすべてのパラメータが計算されます。

ロケーション分析を実行した結果は、Wi-Fi 検出領域において、ポイントの拡がりを示すセンター ポイントによって表される、領域のセットです。

領域とゾーン

領域とゾーンは、概念は異なりますが連動しています。領域およびゾーンを定義する場合は、次の点を考慮する必要があります。

ゾーンは、ユーザ定義の領域で、名前を持っておりレポートまたはパス ルールの目的で使用されます。ゾーンはオーバーラップ可能で、ビルディングすべてをカバーする必要はありませんが、各階もゾーンの 1 つです。


) ゾーンは、Prime Infrastructure でのカバレッジ領域に対応します。


領域は検出された Wi-Fi ベースのロケーションに対する、数学的クラスタリングによって定義されます。

クラスタ領域は、確立された既知のゾーンが存在しない場合、またはロケーション スペースの全部を確実に分析対象とする場合に使用されます。

各領域には、アイコンで表示されている、一連の動作パラメータが関連付けられています。

次のようなさまざまな動作の測定値があります。

滞在時間:滞在時間または待機時間とは、人がビルディング内で移動する際に、その領域にとどまっていると見なされる時間です。

混雑度:混雑度は、特定の領域における一定時間の人の密度によって測定されます。

デバイス数:これは、領域内で識別された一意の MAC アドレスの数を示しており、フィルタリングした条件に基づいて定義されます。

一般的なロケーション分析を使用したビルディングの領域分析

ビルディングで最も一般的なパス分析を使用しているさまざまな領域を分析するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Analysis] グループ ボックスで、次を実行します。

[Building] ドロップダウン リストで、この分析を実施するビルディングを選択します。

[Type] ドロップダウン リストから、[Typical locations] を選択します。

[Advanced] の右側にある黒の逆三角形のアイコンをクリックして、分析に含めるパス数を設定します。

[Number of Locations] テキスト ボックスで分析の対象とする一般的なロケーションの数を入力します。

分析の対象とするロケーションの最適な数を確認するようシステムに指示するには、[Optimal] チェックボックスをオンにします。

ステップ 2 [Rules] グループ ボックスから、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「[Rules] グループ ボックス」を参照してください。

ステップ 3 [Run] をクリックします。

ステップ 4 結果を 3D 環境で表示するには [3D Analytics] を、結果を 2D 環境で表示するには [2D Analytics] をクリックします。

次の図は、特定の領域内の人の密度を示します。

図 5-1 特定の領域内の人の密度

次の図は、滞在時間中央値の分布を 2D マップで表示したものです。

図 5-2 滞在時間中央値の分布

次の情報は、特定のノードの上でクリックすると表示されます。

Zones

Crowding Index

Median Dwell time

Median absolute deviation

Number of devices

As % of all filtered devices

No of visits

Number of points

Current analysis


 

[Most Popular Paths] 分析

[most popular paths] 分析は、人がビルディング内で移動する際に、デバイスまたは人の行動を分析します。この分析は、特定の日時にデバイスによって選択される一連の一般的なパスを提供します。

この分析は、数学的なパス クラスタリング技術を使用して実行され、同等のセットにパスを集約します。各結果セットは実際のパスで表され、直線でリンクされた観測対象ポイントのセットにより、グラフィカルに表示されます。クラスタリングにより、人が通常利用する共通ルートを識別することができます。


) CMX 分析アプリケーションは、処理できるイメージのサイズに制限があります。これは、マシンに存在するハードウェア、ブラウザおよびデバイス ドライバによって異なります。3D 環境ではフロア図面が黒く表示される場合があります。PC 上では Google Chrome および MAC 上では Firefox が、復元力があると考えられます。パフォーマンスを高めるには、イメージ ファイルを必要に応じて縮小します。


[Most Popular Paths] パス分析を使用したビルディングの領域分析

ビルディングで最も一般的なパス分析を使用しているさまざまな領域を分析するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Analysis] グループ ボックスで、次を実行します。

[Building] ドロップダウン リストで、この分析を実施するビルディングを選択します。

[Type] ドロップダウン リストから、[Most Popular paths] を選択します。

[Advanced] の右側にある黒の逆三角形のアイコンをクリックして、分析に含めるパス数を設定します。

[Number of Paths] テキスト ボックスで、分析結果に表示するパスの数を入力します。

[Method] ドロップダウン リストで、[most popular path] を選択する前に表示するパスの方式を選択します。有効な値は、[Markers] および [Actual] です。

ステップ 2 [Rules] グループ ボックスから、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「[Rules] グループ ボックス」を参照してください。

ステップ 3 [Run] をクリックします。

ステップ 4 結果を 3D 環境で表示するには [3D Analytics] を、結果を 2D 環境で表示するには [2D Analytics] をクリックします。

利用されたパスのセットを表示した [most popular path] が表示され、右側のペインにはその関連パラメータが示されます。

次の図は、特定の日時のショッピング モール全体で 3 番目に多かったパスを 2D 環境で示します。

図 5-3 2D 環境での 1 フロア全体の最も多く見られるパス

次の図は、各フロア間で最も多く見られるパスを示します。

図 5-4 フロア間の最も多く見られるパス

パラメータに関連付けられた情報を取得するには、ノードをクリックするか、[Auxiliary Information] ウィンドウからロケーション セレクタを使用します。次の情報は、特定のノードの上でクリックすると表示されます。

クラスタ内のパス数

移動距離の全長

パス上の記録された観測ポイント数

特定のパスを完了するまでにかかった時間

パスの平均速度(km/hr)

パス上での最初と最後に記録されたポイントの記録日時

次に、特定のポイントに対して表示されるパラメータを示します。

到着日時

内部に存在するゾーン

このポイントに関連付けられたタグ

次に、特定のエッジに対して表示されるパラメータを示します。

結合する 2 ポイント間の直線距離

2 ポイント間の時間の差

2 ポイント間の予測速度


 

代替パス分析

代替パス分析では、ビルディングの異なる領域間でデバイスのフローを決定できます。つまり、各開始ポイントに対する目的地に移動するデバイスをパーセンテージで示します。デバイスが開始ポイントを訪問した後、複数の目的地を訪問する場合、最初の目的地のみ分析の対象となります。

この分析によって、1 つのポイントを去って別のポイントに移動する場合、人がさまざまなパスを選択することが理解できます。また、任意の領域を設定し、それらのエリア間の移動にかかる時間を見積もることができます。この分析は、中心がソース ポイントとなる特定の円の範囲内で、すべての通過するパスを識別することで開始されます。

代替パス分析を使用したビルディングの領域分析

ビルディングで代替パス分析を使用してさまざまな領域を分析するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Analysis] グループ ボックスで、次を実行します。

[Type] ドロップダウン リストから、[Alternative Path Analysis] を選択します。

[Building] ドロップダウン リストで、分析の対象とするビルディングを選択します。

ステップ 2 [Rules] グループ ボックスから、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「[Rules] グループ ボックス」を参照してください。


) 代替パス分析を実行するには、開始ポイントと、終了ポイントの両方を定義する必要があります。これらのポイントを定義するには、マップまたはビルディングをクリックします。


ステップ 3 [Auxiliary Information] ウィンドウで、開始ポイントと終了ポイントを定義するために次を実行します。

[Floor] ドロップダウン リストから、開始ポイントと終了ポイントを定義するフロアを選択します。

[Radius] テキスト ボックスに範囲を入力します。[Radius] では、各ポイントの管轄領域を指定します。デバイスは、分析の対象となる管轄領域を通過する必要があります。

[Start] オプション ボタンを選択し、マップをクリックして開始ポイントを配置します。

[Destination] オプション ボタンを選択し、マップをクリックして終了ポイントを配置します。

ステップ 4 [Run] をクリックします。

ステップ 5 結果を 3D 環境で表示するには [3D Analytics] を、結果を 2D 環境で表示するには [2D Analytics] をクリックします。

利用されたパスのセットを表示した代替パスが表示され、右側のペインにはその関連パラメータが示されます。

次の図は、ビルディング全体に 3 つのポイントが配置されています。1 つの送信元ノードと 2 つの利用可能な宛先ノードがあります。

図 5-5 代替パス分析のビーコン ポイントの指定

 

図 5-6 3D での代替パス分析

 

次の情報は、期間と速度の分布を表示するために特定のノードをクリックすると表示されます。

Node ID

Radius

Numbe of devices filtered

Number of filtered devices passing start location

Number of those devices not passing any target

Target

Number Devices

Percentage

Median Duration (min)

Median Speed (km/hr)

Level

ヒート マップ

ヒート マップはデータをグラフィカルに表示し、マップに選択されたデータをすべて表示できます。多くのデータが存在する領域は、濃い色で表されます。これらのパターンは、スペース全体のアクセス ポイントの実際のカバレッジを示すことができます。

ヒート マップ分析を使用した各フロアのトラフィック分析

ヒート マップ分析を使用して各フロアのトラフィックを分析するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Analysis] グループ ボックスで、次を実行します。

[Building] ドロップダウン リストで、分析の対象とするビルディングを選択します。

[Type] ドロップダウン リストから、[Heat Maps] を選択します。

ステップ 2 [Rules] グループ ボックスから、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「[Rules] グループ ボックス」を参照してください。

ステップ 3 [Run] をクリックします。

ステップ 4 結果を 3D 環境で表示するには [3D Analytics] を、結果を 2D 環境で表示するには [2D Analytics] をクリックします。

各フロアのポイントのヒート マップが、右側のペインに表示されます。

図 5-7 ポイント数の分布ヒート マップ