ワイヤレス : Cisco 500 シリーズ ワイヤレス Express モビリティ コントローラ

Cisco 526 Wireless Express Mobility Controller クイック スタート ガイド

Cisco 526 Wireless Express Mobility Controller クイック スタート ガイド
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2010/07/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 526 Wireless Express Mobility Controller クイック スタート ガイド

このガイドについて

FCC 規格準拠

安全に関する情報

安全上の考慮事項

概要

関連ドキュメント

コントローラの開梱と運用の準備

パッケージの内容

物理的な場所の選択

コントローラの移動

Startup Wizard の使用方法

SBCS 互換のスイッチへの接続

アクセス ポイントの接続

WLC526 コントローラの取り付け

卓上または棚への取り付け

垂直面への取り付け

問題が発生した場合

コントローラの LED の確認

リセット ボタンの使用

コントローラの電力のリセット

コントローラの工場出荷時のデフォルトへのリセット

無効または不明なコントローラ IP アドレス

シスコ製品(ハードウェア)に関する 1 年間の限定保証規定

各国語による警告

ステートメント 1071:警告の定義

ステートメント 1015:バッテリの取り扱い

ステートメント 1024:アース導体

ステートメント 1040:製品の処分

ステートメント 371:電源ケーブルと AC アダプタ(日本)

Cisco 526 Wireless Express Mobility Controller クイック スタート ガイド

ライセンスと保証情報を含む

 

【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意
www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ )をご確認ください。
 
本書は、米国シスコシステムズ発行ドキュメントの参考和訳です。
米国サイト掲載ドキュメントとの差異が生じる場合があるため、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
また、契約等の記述については、弊社販売パートナー、または、弊社担当者にご確認ください。

このガイドについて

このガイドは、Smart Business Communication System ネットワークに Cisco 526 シリーズ Wireless Express モビリティ コントローラ(以降、WLC526 またはコントローラ)を設置するのに役立ちます。

FCC 規格準拠

この装置はテスト済みであり、FCC 規定の Part 15 に基づくクラス B デジタル装置の制限に準拠していることが確認済みです。この制限は、住宅に設置した場合に有害な干渉が起きないようにするためのものです。この装置は無線周波エネルギーを発生、使用、および放射するため、取り扱い説明書に従わずに設置および使用した場合は、無線通信に有害な干渉を起こすことがあります。しかし、いかなる特定の設置条件でも干渉が起きないことを保証するものではありません。この機器によってラジオやテレビの受信に有害な干渉が発生する場合は(機器の電源をオン/オフするとわかります)、次の 1 つ以上の方法で干渉をなくすようにしてください。

受信アンテナの向きや設置場所を変える。

機器と受信装置の距離を広げる。

受信装置が接続されている回路とは別の回路のコンセントに機器を接続する。

販売店またはラジオやテレビの専門技術者に問い合わせる。(cfr reference 15.105)

安全に関する情報

このガイドでは、正しく実行しないと害を及ぼす恐れがある手順に、安全上の警告が表示されます。各警告の説明の前には、警告マークがついています。次の警告は、ガイド全体に当てはまる一般的な警告です。このガイドにある安全上の警告は、「各国語による警告」に記載されています。


警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策に留意してください。警告の各国語版は、各警告の番号を基に、装置に付属の「Translated Safety Warnings」を参照してください。これらの注意事項を保管しておいてください。



警告 不適切なバッテリに交換すると、爆発の危険性があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元が指示する方法に従って処分してください。



警告 この装置はアース接続する必要があります。アース導体を破損しないよう注意し、アース導体を正しく取り付けないまま装置を稼動させないでください。アース接続が適正であるかどうか分からない場合には、電気検査機関または電気技術者に相談してください。



警告 この製品の最終処分は、すべての国内法規に従って行われる必要があります。


安全上の考慮事項

ラックに設置した場合や密閉された空間での温度上昇を考慮に入れて、周囲温度が 0 ~ 40℃ であることを確認してください。

複数の WLC526 コントローラを機器ラックに取り付ける場合は、ラック内のすべての機器が安全に稼働可能な定格電源が使用されていることを確認してください(入力:100 ~ 240 VAC、50/60 Hz、出力:48 VDC、2.08 A(各コントローラ))。

コントローラは、完全にアースされていることを確認してから取り付けてください。

概要

Cisco 526 Wireless Expressモビリティ コントローラは、小規模および中規模ビジネスのワイヤレス ネットワークを最適化するために設計されたネットワーク アプライアンスです。モビリティ コントローラでは、1 台あたり最大 6 つのコントローラベースのアクセス ポイントを収容することができ、1 ネットワークあたり 2 台まで使用できます。WLC526 は、Cisco Smart Business Communications System のコンポーネントです。

Cisco Mobility Express のコア要素である WLC526 は、Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイント(以降、AP521)および Cisco Configuration Assistant(CCA)と連携して、ネットワーク パフォーマンスを最適化するために必要な可視性と集中制御を提供します。CCAは、Cisco Smart Business Communications System のすべてのコンポーネントの設定および管理を可能にする GUI ベースのソフトウェアです。

WLC526 は、以下のものを提供します。

小規模および中規模ビジネス環境向けの費用効果の高いソリューション

標準ベースのエンタープライズクラス セキュリティ

自動化された無線リソース機能を使用した、簡易化されたネットワーク配置および管理

CCA を使用した集中管理

安全なインターネットのゲスト アクセス、および最適化された Wi-Fi を介した音声をサポートするための高度なモビリティ サービス

図1 は、Cisco Smart Business Communications System を示しています。

図1 Cisco Smart Business Communications System

 

初期セットアップを実行した後、CCA を使用して WLC526 およびそのコントローラベースの AP521 を設定します。

関連ドキュメント

このガイドでは、Cisco Smart Business Communications System に WLC526 を設置していることを前提としています。以下のドキュメントには、システムの各コンポーネントについての情報、およびその設定手順が記載されています。

『Cisco Smart Business Communications System Setup』:このドキュメント(一部のドキュメントの中では "Smart Doc" と呼ばれている)には、Cisco Smart Business Communications System の設置、設定、および監視を行うための手順が記載されています。このドキュメントを使用して、Smart Business Communications System のすべてのコンポーネントを設定する必要があります。

『Cisco Unified Communications 500 Series for Small Business Getting Started Guide』:Cisco Unified 500 シリーズ プラットフォーム(以降、UC500)の基本的な設置手順およびセットアップ手順が記載されています。

『Getting Started Guide for the Catalyst Express 520 Switches』:Cisco Catalyst Express 520 スイッチ(以降、CE520)の基本的な設置手順およびセットアップ手順が記載されています。

『User Guide for the Catalyst Express 520 Switches』;CE520 スイッチの高度な設定情報が記載されています。

『Cisco Configuration Assistant Quick Start Guide』:Cisco Configuration Assistant(CCA)の基本的な設置手順および設定手順が記載されています。

『Quick Start Guide:Cisco 521 Wireless Express Access Point』:AP521 を取り付けるための手順が記載されています。

これらのドキュメントは、cisco.com で利用可能です。cisco.com にあるこれらのドキュメントを入手するには、以下の手順に従ってください。


ステップ1 http://www.cisco.com を参照します。

ステップ2 Support をクリックします。ドロップダウン ウィンドウが表示されます。

ステップ3 ドロップダウン ウィンドウにある Documentation をクリックします。Support Documentation ページが表示されます。

ステップ4 Product and Support セクションで、Wireless をクリックします。Support Wireless ページが表示されます。

ステップ5 Cisco Mobility Express セクションまでスクロール ダウンします。

ステップ6 必要な Wireless Express コンポーネントのリンクを選択します。そのコンポーネントの Introduction ページが表示されます。

ステップ7 該当するドキュメントをダウンロードします。


 

コントローラの開梱と運用の準備

次の手順に従って、コントローラを開梱し、運用の準備をします。


ステップ1 梱包箱を開いて、中身を慎重に取り出します。

ステップ2 すべての梱包資材を梱包箱に戻して保管しておきます。

ステップ3 「パッケージの内容」に記載されているすべての品目が揃っていることを確認します。品目が損傷しているか不足している場合は、シスコ認定の営業担当者に連絡します。


 

パッケージの内容

WLC526 コントローラの各パッケージには、次の品目が含まれています。

Cisco 526 Wireless LAN Controller(1 台)

電源コード(1 つ)

イーサネット ケーブル(RJ45 から RJ45)(1 本)

コンソール ケーブル(RJ45 から DB9)(1 本)

本ガイド

シスコ製品登録カード

図2 は WLC526 の前面パネルを示し、そのコンポーネントを特定しています。

図2 WLC526 の前面パネル

 

 

1

AP LED

6

ディストリビューション ポート 1

2

アラーム LED

7

USB ポート(使用されていません)

3

ステータス LED

8

リセット ボタン

4

電源 LED

9

コンソール ポート

5

ディストリビューション ポート 2

物理的な場所の選択

コントローラは、水平または垂直な面に設置できます。壁などの垂直な面にこのコントローラを取り付けられるように、コントローラの下部のプレートには、2 個の鍵穴があります。信頼性を最大限に高めるには、次の注意事項に従ってコントローラを取り付けてください。

コントローラと接続されているすべてのケーブルに手が届くようにします。

水や過剰な湿気がコントローラ内に入り込まないようにします。

コントローラを通る空気の流れが遮断されないようにします。コントローラの両側を 10 cm 以上空けておきます。

周囲の温度が 0 ~ 40℃ であることを確認します。

コントローラは、同じ建物内に設置し、10/100BASE-T ポートに接続されているすべての装置から 100 m 以内であるようにします。

電源コードが、アース接続されている 110 ~ 220 VAC のコンセントに届くようにします。

コントローラの移動

システムを試験環境でステージングしたり、コントローラを異なるネットワーク ドメインを持つ新しい場所に移動する場合は、顧客のサイトまたは新しい場所にコントローラを移動する前に、AP 管理、管理、およびすべての動的インターフェイスの IP アドレスを顧客の最終的な IP アドレスに変更することを忘れずに行う必要があります。IP アドレスは、コントローラの GUI インターフェイスでのみ変更できます。コンソール ポート インターフェイスを使用して IP アドレスを変更することはできません。

Startup Wizard の使用方法

WLC526 の電源を投入するときには、コントローラの GUI ベースの Startup Wizard を使用して、ネットワークでの運用の準備を行う必要があります。Wizard を起動する前に、ネットワークに関するいくつかの情報を収集する必要があります。 表1 では、Startup Wizard に入力する必要がある情報を一覧で示しています。

 

表1 Startup Wizard の情報

Wizard の設定
操作

System Name

コントローラに割り当てる名前です。32 文字までの ASCII 文字を入力できます。

Administrative user name and password

このコントローラに割り当てる管理ユーザ名とパスワードです。それぞれ 24 文字までの ASCII 文字を入力できます。

デフォルトの管理ユーザ名とパスワードは、どちらも admin です。

Management Interface VLAN Identifier

管理インターフェイスの VLAN 識別子(有効な VLAN 識別子、またはタグなしの VLAN の場合は 0)です。

VLAN 識別子は、スイッチ インターフェイスの設定と一致するように設定されている必要があります。

Management Interface IP Address

管理インターフェイスは、コントローラの帯域内管理用、および AAA サーバなどのサービスへの接続用のデフォルト インターフェイスです。

このアドレスを使用して、コントローラの GUI インターフェイスにアクセスできます。

Management Interface Netmask

管理インターフェイス ネットマスクの IP アドレスを入力します。

Management Interface Default Router

デフォルト ルータの IP アドレスを入力します。

Management Interface Port Number

アクセス ポイント マネージャ インターフェイスのポート番号を入力します。デフォルトは 1 です。

Primary DHCP Server IP Address

管理インターフェイスの DHCP サーバ IP アドレスです。デフォルトは 192.168.1.1 です。

Secondary DHCP server IP Address

セカンダリ DHCP サーバの IP アドレスです。デフォルトは 0.0.0.0 です。

LWAPP Transport Mode

デフォルトは Layer 3 です。

RF Mobility Domain Name

コントローラを所属させるモビリティ グループ/RF グループの名前です。

デフォルトは default です。

Configured Country Code

コントローラが設定されている国です。この設定は、Startup Wizard では変更できません。

Regulatory Domain

コントローラが運用されるドメインです。この選択は、適切なドメインのチェックボックスを使用して行います。

AP Manager Interface Name

アクセス ポイント マネージャ インターフェイスに割り当てられる名前です。この設定は、Startup Wizard では変更できません。

AP Manager VLAN identifier

アクセス ポイントの管理インターフェイスの VLAN 識別子(有効な VLAN 識別子、またはタグなしの VLAN の場合は 0)です。

AP Manager IP address

アクセス ポイント マネージャ インターフェイスの IP アドレスです。

AP Manager netmask

アクセス ポイント マネージャ インターフェイスのネットマスクです。

AP Manager Gateway IP address

アクセス ポイント マネージャ インターフェイスの IP アドレスです。

AP Manager port number

アクセス ポイント マネージャ インターフェイスのポート番号です。デフォルトは 1 です。

AP Manager Primary DHCP Server IP address

アクセス ポイント マネージャのプライマリ DHCP サーバ インターフェイスの IP アドレスです。

AP Manager Secondary DHCP Server

アクセス ポイント マネージャのセカンダリ DHCP サーバ インターフェイスの IP アドレスです。

Virtual Interface Name

コントローラの仮想インターフェイスの名前です。この設定は、Startup Wizard では変更できません。デフォルトは virtual です。

Virtual Interface IP address

仮想インターフェイスの IP アドレスです。

Virtual Interface DNS Host Name

コントローラの仮想インターフェイス DNS ホストの名前です。

WLAN ID

このコントローラが配置される無線 LAN の識別番号です。この設定は、Startup Wizard では変更できません。デフォルトは 1 です。

Profile Name

無線 LAN のプロファイル名です。

WLAN SSID

ネットワーク名またはサービス セット ID(SSID)です。これは、アクセス ポイントがコントローラに接続する際に使用するデフォルト SSID です。

RADIUS Server IP Address

使用可能な RADIUS サーバの IP アドレスを使用する場合は、その IP アドレスです。RADIUS サーバを使用している場合は、以下のフィールドにも入力してください。

Shared secret format (ASCII または HEX)

Shared secret

Confirm shared secret

RADIUS server port(デフォルト ポートは 1812)

Server status(有効または無効)

802.11b Network Status

802.11b ラジオ ネットワークを有効にする場合はチェックボックスをオンにし、無効にする場合はオフにします。デフォルトは有効です。

802.11g Network Status

802.11g ラジオ ネットワークを有効にする場合はチェックボックスをオンにし、無効にする場合はオフにします。デフォルトは有効です。

Auto-RF

自動の Radio Resource Management を有効にする場合はチェックボックスをオンにし、無効にする場合はオフにします。デフォルトは有効です。

コントローラの Startup Wizard を使用するには、Windows XP が搭載されたイーサネット対応の PC とイーサネット ケーブルが必要です。コントローラのデフォルトの IP アドレスは 192.168.1.1 です。ご使用の PC が、IP アドレスを自動的に取得するよう設定されていることを確認してください。コントローラは、初めて起動するときに DHCP サーバの役割を果たし、ご使用の PC に IP アドレスを自動的に割り当てます。


) デフォルトの IP アドレスと DHCP サーバは、コントローラが工場出荷時のデフォルト値で設定されているときのみ利用できます。


Wizard を起動するには、以下の手順に従ってください。


ステップ1 ご使用の PC のイーサネット ポートにイーサネット ケーブルを接続します。

ステップ2 イーサネット ケーブルのもう一方を WLC526 のデータ ポート 1 に接続します。

ステップ3 コントローラの背面にある AC 電源コンセントに、提供された国別仕様の電源コードを差し込みます。

ステップ4 AC 電源コードのもう一方を、アース接続されている 100 ~ 240 VAC で 50/60 Hz のコンセントに差し込みます。

ステップ5 WLC526 の電源を投入します。コントローラが起動プロセスを開始します。起動には、約 3 分かかります。

ステップ6 Web ブラウザを開いて、IP アドレス 192.168.1.1 を参照します。ネットワーク パスワードの画面が表示されます。

ステップ7 ユーザ名とパスワードの両方に「admin」(デフォルト値)と入力します。System Information 画面が表示されます(図3 を参照)。

図3 WLC526 システム情報画面

 

ステップ8 セキュリティ上の理由から、ユーザ名とパスワードは、デフォルト以外の値に変更してください。それぞれのフィールドに、システム名、新しいユーザ名、および新しいパスワードを入力します。

ステップ9 Confirm Password フィールドでパスワードを確認します。

ステップ10 Next をクリックします。Management Interface Configuration 画面が表示されます(図4を参照)。

図4 Management Interface Configuration 画面

 

 

ステップ11 管理インターフェイスの IP アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイ IP アドレスの情報を入力します。

ステップ12 管理インターフェイスのポート番号(1 または 2)を入力します。

ステップ13 オプション:DHCP サーバの IP アドレス情報を入力します(プライマリ DHCP サーバのデフォルトは 192.168.1.1)。

ステップ14 Next をクリックします。Miscellaneous Configuration 画面が表示されます(図5 を参照)。

図5 Miscellaneous Configuration 画面

 

ステップ15 必要に応じて、LWAPP 転送モードを選択します(デフォルトは Layer 3)。

ステップ16 RF モビリティ ドメイン名を入力します。

ステップ17 該当する国番号のチェックボックスをオンにします。

ステップ18 Next をクリックします。AP Manager Interface Configuration 画面が表示されます(図6 を参照)。

図6 AP Manager Interface Configuration 画面

 

ステップ19 AP Manger のインターフェイス IP アドレス情報を入力します。

ステップ20 ゲートウェイ IP アドレスを入力します。

ステップ21 AP Manager インターフェイスのポート番号(1 または 2)を入力します。

ステップ22 プライマリおよびセカンダリ DHCP サーバ IP アドレスを入力します。

ステップ23 Next をクリックします。Virtual Configuration 画面が表示されます(図7 を参照)。

図7 Virtual Interface Configuration 画面

 

ステップ24 仮想インターフェイスの IP アドレスを入力します。デフォルトは、1.1.1.1(有効ではない IP アドレス)です。

ステップ25 DNS ホスト名を入力します。

ステップ26 Next をクリックします。WLAN Configuration 画面が表示されます(図8 を参照)。

図8 WLAN Configuration 画面

 

ステップ27 無線ネットワークのプロファイル名を入力します。

ステップ28 無線ネットワークのサービス セット識別子(SSID)を入力します。

ステップ29 Next をクリックすると、無線 LAN に適用されるデフォルトのセキュリティ設定を示すポップアップ メッセージが表示されます。このデフォルトのセキュリティ オプションは、セットアップ ウィザードが完了した後で変更できます。

ステップ30 OK をクリックします。Radius Server Configuration 画面が表示されます(図9 を参照)。

図9 RADIUS Server Configuration 画面

 

ステップ31 必要に応じて、RADIUS サーバの設定情報を入力します。

ステップ32 RADIUS の情報を設定した場合は Apply をクリックし、それ以外の場合は Skip をクリックします。802.11 Configuration 画面が表示されます(図10を参照)。

図10 802.11 Configuration 画面

 

ステップ33 無線ネットワークのステータスを有効にするには、サポートする適切なネットワークのチェックボックスをオンにします。

ステップ34 オプション:Radio Resource Management を有効にする場合は、Auto RF をオンにします。


) Radio Resource Management を運用するには、3 台以上のアクセス ポイントが必要です。


ステップ35 Next をクリックします。Configuration Wizard Completed 画面が表示されます(図11 を参照)。

図11 Configuration Wizard Completed 画面

 

ステップ36 Save And Reboot ボタンをクリックして設定内容を保存します。


) 設定の一部を変更する必要がある場合は、Back ボタンをクリックして前の画面に戻ります。


これで、WLC526 は、SBCS 互換のスイッチに接続する準備ができました。


 

SBCS 互換のスイッチへの接続

『Cisco Smart Business Communications System Setup』に記載されている手順に従って、コントローラを SBCS 互換のスイッチに接続します。このドキュメントの入手方法については、「関連ドキュメント」を参照してください。


) スイッチに対して、最大 2 台のコントローラを設定できます。


アクセス ポイントの接続

『Cisco Smart Business Communications System Setup』に記載されている手順に従って、最大 6 台のコントローラを接続します。このドキュメントの入手方法については、「関連ドキュメント」を参照してください。

WLC526 コントローラの取り付け

WLC526 コントローラは、次のように取り付けることができます。

卓上や棚などの水平または垂直の面に取り付ける。

壁などの垂直面に取り付ける。

卓上または棚への取り付け

WLC526 には、卓上または棚で本体が滑ったり、表面を傷つけたりしないように、下部に 4 個のゴム製のパッドがあります。

垂直面への取り付け

コントローラの下部のプレートには、簡単に垂直面に取り付けられるように、2 個の鍵穴があります(図12を参照)。

図12 WLC526 の下部プレート

 

 

1

ゴム製パッド

3

鍵穴

2

AC 電源コンセント


) コントローラを安全に取り付けるために必要なハードウェアを提供する必要があります。



注意 コントローラを垂直に取り付けるとき、セキュリティ ロック ケーブルを使用している場合以外は、コントローラの前面パネルを下向き(床面の方向)にして取り付ける必要があります。セキュリティ ロック ケーブルを使用している場合は、前面パネルを上向き(天井の方向)または下向きのどちらでもかまいません。横の面を下向きにしてコントローラを取り付けることは行わないでください。これらの制約は、UL 安全規格によるものです。

以下の手順は、乾式壁の垂直面にコントローラを取り付ける方法について説明しています。実際の手順は、垂直面の材質に応じて異なる場合があります。以下の工具と止め金具が必要です。

#8 乾式壁用アンカー 2 個

#8 x 1 インチなべ小ネジ 2 個

適切なスクリュー ドライバ

ドリルおよび 4.7 mm(3/16 インチ)のビット

ルーラーおよびマーキング用の鉛筆


ステップ1 WLC526 を取り付ける面上の位置を決定します。

ステップ2 鍵穴スロットの中央の位置を示す印を面に付けます。印は、17.8 cm(7 インチ)離れていることを確認します。

ステップ3 面上の印を付けた位置に 4.7 mm(3/16 インチ)の穴を開けます。

ステップ4 乾式壁用アンカーをこれらの穴に差し込みます。

ステップ5 アンカーに 2 個の #8 x 1 インチなべ小ネジを差し込みます。

ステップ6 ネジの先端がアンカーから約 6.4 mm(1/4 インチ)突き出た状態になるまで、スクリュー ドライバを使用してネジを回し入れます。

ステップ7 ネジの上に、コントローラの下部プレートにある鍵穴スロットを合わせます。セキュリティ ロック機能を使用していない場合は、前面パネルが下向きになっていることを確認してください。

ステップ8 鍵穴スロットの狭い部分にコントローラが固定されるまで、コントローラをゆっくりと押し付け、下方向に動かします。コントローラを固定するために、なべ小ネジを調整しなければならない場合があります。


 

問題が発生した場合

コントローラの LED の確認

コントローラが適切に機能していない場合は、ユニットの前面パネルにある LED を確認してください。LED 表示を使用して、素早くユニットのステータスを確認できます。

 

表2 コントローラの LED 信号

メッセージの種類
AP LED
アラーム LED
ステータス LED
意味

BIOS の起動

オフ

オフ

オレンジ

BIOS を起動しています(2 ~ 3 秒)。

ROMMON のブート

オフ

オフ

緑色がゆっくり点滅

ROMMON のブートが開始されています(3 ~ 4 秒)。

カーネルのブート

オフ

オフ

緑色

カーネルがブートしています(約 25 秒)。

スイッチドライバのブート

オフ

オフ

緑色が点滅

スイッチドライバのブートが開始されています(約 20 秒)。

コントローラの動作

オフ

オフ

緑色

コントローラの動作および設定がデフォルト値に設定されていません。

緑色

緑色

緑色

コントローラの動作および設定が工場出荷時のデフォルトにリセットされています。PC をイーサネット ポート 1 に接続して、コントローラの設定を開始してください。

押されているリセット ボタンの状態

オフ

緑色

オレンジ

リセット ボタンが 10 秒以上押されています。コントローラは、設定をクリアしてリブートされます。

オフ

オフ

オレンジ

リセット ボタンは、3 秒以上 10 秒未満の間押された状態です。コントローラは、リブートされます。

アクセス ポイントの関連付け

緑色

オフ

緑色

1 台以上のアクセス ポイントがコントローラに関連付けられています。

オフ

オフ

緑色

コントローラに関連付けられているアクセス ポイントはありません。

アクセス ポイントのイメージのダウンロード

オレンジが点滅

オフ

緑色

アクセス ポイントのイメージをダウンロード中です。

緑色が点滅した後、オフ

オフ

緑色

アクセス ポイントのイメージのダウンロードが完了しました。

コントローラのイメージのアップグレード

オフ

オフ

オレンジが点滅

コントローラのイメージをアップグレードしています。

オフ

オフ

緑色

コントローラのイメージのアップグレードが完了しました。

コントローラのクラッシュ

オフ

オレンジ

緑色

コントローラのソフトウェアがクラッシュしました。

コントローラのブート エラー

オフ

オフ

オレンジ

コントローラでブート エラーが発生しました。

リセット ボタンの使用

コントローラの前面パネルにあるリセット ボタンは、コントローラがブートすると有効になります。リセット ボタンは、電力をリセットしたり、設定を工場出荷時のデフォルトにリセットするために使用できます。

コントローラの電力のリセット

次の手順に従って、リセット ボタンを使用してコントローラへの電力をリセットします。


ステップ1 先の尖った書類止めクリップをリセット ボタンの穴に入れます。

ステップ2 コントローラの LED を確認しながら、その書類止めクリップでゆっくりとリセット ボタンを押して、そのままの状態を維持します。

ステップ3 ステータス LED がオレンジに変わったら、書類止めを外してリセット ボタンを離します。

コントローラの設定は、リセットされません。コントローラの設定が済んでいる場合、コントローラはリブートしてアクティブな設定をロードします。コントローラの設定が済んでいない場合は、Startup Wizard の GUI が表示されます。


 

コントローラの工場出荷時のデフォルトへのリセット

次の手順に従って、リセット ボタンを使用してコントローラを工場出荷時のデフォルトにリセットします。


ステップ1 先の尖った書類止めクリップをリセット ボタンの穴に入れます。

ステップ2 コントローラの LED を確認しながら、その書類止めクリップでゆっくりとリセット ボタンを押して、そのままの状態を維持します。

ステップ3 アラーム LED が緑色に変わったら、書類止めクリップを外してリセット ボタンを離します。

ステップ4 コントローラの電源が入れ直されてリブートされます。コントローラの設定が工場出荷時のデフォルトにリセットされて、Startup Wizard の GUI が表示されます。


 

無効または不明なコントローラ IP アドレス

コントローラに無効または不明な IP アドレスが設定されると、コントローラの GUI にアクセスすることができません。また、ご使用のソフトウェアも、コントローラと通信を行うことができなくなります。この問題は、コントローラの IP アドレスを変更せずにコントローラが別のネットワーク ドメインに移動された場合や、誤って無効な IP アドレスが設定された場合に、そのことが原因で発生することがあります。

この問題を解決するには、リセット ボタンを使用してコントローラを工場出荷時のデフォルトにリセットし、その後、Startup Wizard の GUI を使用してコントローラを再度設定します。

シスコ製品(ハードウェア)に関する 1 年間の限定保証規定

保証期間内にお客様が受けられるハードウェアの保証およびサービスに関して適用される特別な条件があります。シスコのソフトウェアに適用される保証およびライセンス契約書を含む正式な保証書は、Cisco.com から入手できます。次の手順を実行して、Cisco.com から Cisco Information Packet 、保証書、およびライセンス契約書にアクセスし、これらをダウンロードしてください。

1. ブラウザを起動し、次の URL に進みます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/cetrans.htm

Warranties and License Agreements ページが表示されます。

2. Cisco Information Packet を表示するには、次の手順を実行します。

a. Information Packet Number フィールドをクリックし、製品番号 78-5235-03B0 が強調表示されていることを確認します。

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. Go をクリックします。

Information Packet の Cisco Limited Warranty and Software License ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。


) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。Adobe の 次の Web ページからダウンロードできます。http://www.adobe.com


3. お手持ちの製品について、翻訳またはローカライズされた保証情報を表示するには、次の手順を実行します。

a. Warranty Document Number フィールドに、次の製品番号を入力します。

78-10747-01C0

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. Go をクリックします。

Cisco warranty ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。

また、Cisco Service and Support の Web サイトにアクセスして、サポートを受けることもできます。

http://www.cisco.com/public/Support_root.shtml

ハードウェア保証期間

1 年間

ハードウェアに関する交換、修理、払い戻しの手順

シスコ、またはその代理店では、Return Materials Authorization(RMA)要求を受領してから、10 営業日以内に交換部品を出荷するように商業上合理的な努力を致します。お届け先により、実際の配達所要日数は異なります。

シスコは購入代金を払い戻すことにより一切の保証責任とさせて頂く権利を留保します。

Return Materials Authorization(RMA)番号の入手

製品を購入されたシスコの代理店にお問い合せください。製品を直接シスコから購入された場合は、シスコの営業担当者にお問い合せください。

次の情報を記入し、参照用に保管しておいてください。

 

製品の購入先

購入先担当者の電話番号

製品モデル番号

製品シリアル番号

メンテナンス契約番号

各国語による警告

ステートメント 1071:警告の定義


警告 安全上の重要な注意事項

「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策に留意してください。警告の各国語版は、各警告の番号を基に、装置に付属の「Translated Safety Warnings」を参照してください。


ステートメント 1015:バッテリの取り扱い


警告 不適切なバッテリに交換すると、爆発の危険性があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元が指示する方法に従って処分してください。


ステートメント 1024:アース導体


警告 この装置はアース接続する必要があります。アース導体を破損しないよう注意し、アース導体を正しく取り付けないまま装置を稼動させないでください。アース接続が適正であるかどうか分からない場合には、電気検査機関または電気技術者に相談してください。


ステートメント 1040:製品の処分


警告 この製品の最終処分は、すべての国内法規に従って行われる必要があります。


ステートメント 371:電源ケーブルと AC アダプタ(日本)


警告 接続ケーブル、電源コード、ACアダプタなどの部品は、必ず添付品または指定品をご使用ください。添付品・指定品以外の部品をご使用になると故障や動作不良、火災の原因となります。また、電気用品安全法により、当該法の認定(PSEとコードに表記)でなくUL認定(ULとコードに表記)の電源ケーブルは弊社が指定する製品以外の電気機器には使用できないためご注意ください。