Cisco Aironet 350/CB20A ワイヤレス LAN クライアント アダプタ インストレーション コンフィギュレーション ガイド Windows 版
製品概要
製品概要
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

製品概要

クライアント アダプタの概要

用語

ハードウェア コンポーネント

無線

無線アンテナ

LED

ソフトウェア コンポーネント

無線ファームウェア

ドライバ

クライアント ユーティリティ

ACU の概要

ACU 画面のボタン

クライアント アダプタを使用したネットワーク構成

アドホック無線 LAN

ワークステーションで有線 LAN にアクセスする無線インフラストラクチャ

製品概要

この章では、Cisco Aironet 350 および CB20A ワイヤレス LAN クライアント アダプタについて説明し、無線ネットワークにおけるこれらのアダプタの役割について示します。

この章では、次の項目について説明します。

「クライアント アダプタの概要」

「ハードウェア コンポーネント」

「ソフトウェア コンポーネント」

「クライアント アダプタを使用したネットワーク構成」

クライアント アダプタの概要

Cisco Aironet 350 および CB20A ワイヤレス LAN クライアント アダプタは、固定、ポータブル、またはモバイルのデバイスと他の無線デバイスや有線ネットワーク インフラストラクチャの間で、透過的な無線データ通信を可能にする無線モジュールです。クライアント アダプタは、プラグアンドプレイ(PnP)テクノロジ対応のデバイスと完全な互換性を持ちます。

クライアント アダプタの主な機能は、無線インフラストラクチャを介して、有線 LAN に接続されたアクセス ポイントからデータ パケットを透過的に転送することです。これらのアダプタは、ケーブルが無線接続に置き換えられていて、アクセス ポイントでの有線 LAN 接続が必要なことを除けば、標準のネットワーク製品と同様に動作します。無線ネットワークの特別な機能は必要ありません。ネットワーク上で動作する既存のアプリケーションは、すべてこのアダプタで動作します。

このマニュアルでは、 表 1-1 に示す 5 つのクライアント アダプタについて説明します。

 

表 1-1 クライアント アダプタの種類

クライアント
アダプタ
型番
説明
形状

PC カード

AIR-PCM35x

Type II または Type III の外部 PC カード スロットを搭載しているすべてのデバイスに挿入可能な IEEE 802.11b 準拠 2.4GHz 11Mbps PCMCIA カードの無線モジュール。ホスト デバイスには、ラップトップ、ノートブック、パーソナル デジタル アシスタント(PDA)、ハンドヘルド デバイス、ポータブル デバイスなどがあります。

 

LM カード

AIR-LMC35x

Type II または Type III の内部 PC カード スロットを搭載しているデバイスに、通常はプリインストールされている IEEE 802.11b 準拠 2.4GHz 11Mbps PCMCIA カードの無線モジュール。通常のホスト デバイスはハンドヘルド デバイスまたはポータブル デバイスです。

 

PCI カード

AIR-PCI35x

デスクトップ パーソナル コンピュータなど、未使用の PCI 拡張スロットを備えたすべてのデバイスに挿入可能な IEEE 802.11b 準拠 2.4GHz 11Mbps クライアント アダプタ カードの無線モジュール。

 

mini-PCI カード

AIR-MPI350

Type IIIA の内蔵 mini-PCI カード スロットを搭載しているデバイス(ラップトップ コンピュータなど)にプリインストールされている IEEE 802.11b 準拠 2.4GHz 11Mbps クライアント アダプタ カード無線モジュール。

 

CardBus PC カード

AIR-CB20A

Type II または Type III の外部 CardBus スロットを搭載しているすべてのデバイスに挿入可能な、CardBus インターフェイスを持つ IEEE 802.11a 準拠 5GHz 54Mbps クライアント アダプタ カードの無線モジュール。ホスト デバイスには、ラップトップ、ノートブックなどがあります。

 


) 表の始めの方にある 3 種類の製品では、型番の x はカードの Wired Equivalent Privacy(WEP)レベルを表します。0 の場合は WEP 機能がありません。1 の場合は 40 ビット WEP、2 の場合は 128 ビット WEP に対応しています。表の終わりの方にある 2 種類の製品では、型番に K9 の文字が入っている場合、128 ビットの WEP 設定となります。



) Install Wizard バージョン 1.3 以降およびそのソフトウェア コンポーネントは、Cisco Aironet 340 シリーズまたは Windows 98、98 SE、NT、Me ではサポートされていません。


用語

このマニュアルでは、全体を通して次の用語が使用されています。

クライアント アダプタ:5 種類のアダプタすべてを指します。

PC カード、LM カード、PCI カード、mini-PCI カード、CardBus PC カード:特定のアダプタだけを指します。

ワークステーション(または、ステーション):クライアント アダプタが搭載されたコンピューティング デバイスを指します。

インフラストラクチャ デバイス:アクセス ポイント、ブリッジ、ベース ステーションなど、クライアント アダプタを有線 LAN に接続するデバイスを指します。 このマニュアルでは、インフラストラクチャ デバイス全般をアクセス ポイントという用語で表現しています。

ハードウェア コンポーネント

クライアント アダプタの主要ハードウェア コンポーネントは、無線、無線アンテナ、および LED(2 個)の 3 点です。

無線

2.4GHz と 5GHz のクライアント アダプタには、異なる無線が使用されています。

Cisco Aironet 350 シリーズの PC カード、LM カード、PCI カード、および mini-PCI カードは、IEEE 802.11b 準拠クライアント アダプタです。 これらのアダプタは、ライセンスが不要な 2.4GHz の Industrial Scientific Medical(ISM; 産業科学医療)バンドで動作する Direct-Sequence Spread Spectrum(DSSS; ダイレクト シーケンス スペクトラム拡散)方式無線を内蔵しています。 この 100mW の無線では、最大 11Mbps で動作する半二重無線チャネルでデータが送信されます。これらのカードをアドホック モード(ピアツーピア モード)で動作させると、他の IEEE 802.11b 準拠のクライアント デバイスとの組み合わせで使用できます。また、インフラストラクチャ モードで動作させると、Cisco Aironet 340 シリーズ、350 シリーズ、1100 シリーズ、および 1200 シリーズのアクセス ポイント(2.4GHz の無線機を持つもの)、および他の IEEE 802.11b 準拠のインフラストラクチャ デバイスとの組み合わせで使用できます。これらは室内外での使用が認められています。

DSSS テクノロジーでは、無線信号を幅広い周波数範囲に分散して送信し、受信側で信号を元の周波数範囲に戻します。このテクノロジーの利点は、データ転送を妨害から保護できる点にあります。たとえば、特定の周波数でノイズや妨害の影響を受けても、他の周波数で十分な冗長性が組み込まれているので、通常、クライアント アダプタはそのまま伝送を続行できます。

Cisco Aironet AIR-CB20A CardBus PC カードは、IEEE 802.11a 準拠クライアント アダプタです。このアダプタは、5GHz の無線周波数スペクトラムの低域側に割り当てられている、ライセンス不要の Unlicensed National Information Infrastructure(UNII)1 バンドおよび UNII 2 バンドで動作する Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM;直行周波数分割多重方式)の無線を備えています。この 20mW の無線では、最大 54Mbps で動作する半二重無線チャネルでデータが送信されます。このカードをアドホック モードで動作させると、他の IEEE 802.11a 準拠のクライアント デバイスとの組み合わせで使用できます。また、インフラストラクチャ モードで動作させると、Cisco Aironet 1200 シリーズのアクセス ポイント(5GHz の無線機を持つもの)、および他の IEEE 802.11a 準拠のインフラストラクチャ デバイスとの組み合わせで使用できます。米国を除き、このカードは室内でだけで使用できます。米国では 52 から 64 チャネルの間で室外使用が認められています。

無線アンテナ

使用されるアンテナの種類は、クライアント アダプタによって異なります。

PC カードは、一体型の固定接続されたダイバーシティ アンテナを備えています。 ダイバーシティ アンテナ システムの利点は、カバレッジが向上することです。このシステムでは、2 つのアンテナ ポートの切り替えやサンプリングが PC カードで可能になり、データ パケットの受信に最適なポートを選択できます。その結果、妨害が存在する条件下でも、無線周波数(RF)接続を維持できる可能性が高くなります。アンテナは、カードを PC カード スロットに差し込んだ状態でスロットの外に突き出すカード部分に組み込まれています。

LM カードにはアンテナが同梱されていませんが、カードの外部コネクタを使用すればアンテナを接続できます。

PCI カードには、カードのアンテナ コネクタに接続する 2dBi のダイポール アンテナが同梱されています。一方、別の種類のアンテナを使用することもできます。PCI カードは、プライマリ(または右側)のアンテナ ポートを介してだけ動作可能です。

mini-PCI カードは 1 つまたは 2 つのアンテナで使用する設計になっており、これらのアンテナは、カードの 2 つのアンテナ コネクタに接続します。2 つのアンテナを使用している場合、RF 信号の受信状況が良好な方のアンテナが自動的に選択されます。1 つのアンテナだけを使用している場合、接続されているコネクタに関わらず、そのアンテナが検知および使用されます。

CardBus PC カードは一体型の、固定接続された非ダイバーシティ アンテナを備えています。2 つのアンテナ ポートがあり、1 つは送信用、もう 1 つは受信用です。このカードはポート間の切り替えやサンプリングができません。アンテナは、カードを CardBus スロットに差し込んだ状態でスロットの外に突き出すカード部分に組み込まれています。


) クライアント アダプタのアンテナ モードの設定方法については、表 5-4 および表 5-5 のアンテナ モード(送信および受信)パラメータを参照してください。



) 外部アンテナを特定の出力設定との組み合わせで使用した際に、放射電力レベルが Equivalent Isotropic Radiated Power(EIRP; 等価等方放射電力)100mW を超えるような場合は、欧州連合の各国、および欧州 R&TTE 指令または CEPT 勧告 Rec 70.03(またはその両方)を採用している他の諸国では使用が認められません。これらの国々における出力レベルとアンテナの適法な組み合せの詳細は、「R&TTE 指令(1999/5/EC)に関する適合宣言」および「最大電力レベルとアンテナ ゲイン」を参照してください。


LED

クライアント アダプタは、点灯または点滅によってアダプタのステータスを示したりエラー メッセージを伝えたりする LED を 2 つ備えています。 LED の意味については、 トラブルシューティングを参照してください。


) mini-PCI カードに LED はありません。


ソフトウェア コンポーネント

クライアント アダプタの主要ソフトウェア コンポーネントは、無線ファームウェア、ドライバ、およびクライアント ユーティリティの 3 点です。 これらのコンポーネントは、Cisco.com で入手できる Install Wizard ファイルを 1 つ実行すると同時にインストールされます。このファイルは、Windows 2000 または XP 上で実行可能で、次の種類のクライアント アダプタで使用できます。

350 シリーズ PC カード、LM カード、PCI カード、および mini-PCI カード

CardBus PC カード(CB20A)


) Install Wizard バージョン 1.3 以降およびそのソフトウェア コンポーネントは、Cisco Aironet 340 シリーズまたは Windows 98、98 SE、NT、Me ではサポートされていません。


クライアント アダプタのインストール では、Install Wizard を使用してこれらのソフトウェア コンポーネントをインストールまたはアップグレードする手順を説明しています。


) Install Wizard がリリースされる前は、各コンポーネントを個別にインストールする必要がありました。このバージョンの『Cisco Aironet ワイヤレス LAN クライアント アダプタ インストレーション コンフィギュレーション ガイド Windows 版』には、Install Wizard を通じて使用できるソフトウェアのバージョンが個別に記載されています。Install Wizard を使用しないクライアント アダプタ ソフトウェアを使用またはインストールしたり、それらのソフトウェアにアップグレードしたりする場合は、このマニュアルのバージョン OL-1394-04 で詳細および手順を参照してください。


無線ファームウェア

ファームウェアは、クライアント アダプタの無線を制御します。クライアント アダプタは、ファームウェアがフラッシュ メモリにインストールされた状態で出荷されています。それでも、常に最新バージョンのファームウェアを使用することをお勧めします。クライアント アダプタのファームウェアは、次の 3 通りの方法でアップグレードできます。

Install Wizard を使用する方法:クライアント アダプタのファームウェアは、Install Wizard ファイルに含まれているバージョンに自動的にアップグレードされます。

ドライバを使用する方法:Install Wizard に含まれているドライバは、クライアント アダプタ ファームウェアにもバンドルされています。クライアント アダプタを挿入またはコンピュータをリブートするたびに、ドライバをバンドルしているファームウェアが現在アダプタにインストールされているファームウェアよりも新しい場合、新しい方のファームウェアがロードされ、インストールされます。Install Wizard の Disable Firmware Checking パラメータまたは ACU の Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Updated パラメータを使って、ドライバでファームウェアをアップグレードするかどうかを指定できます。詳細は、 Disable Firmware Checkingまたは ドライバが、ファームウェアをアップグレードしないようにするを参照してください。

ACU を使用する方法:ACU の Load Firmware アイコンまたは Load New Firmware メニュー オプションにより、ファームウェアだけを含んでいるイメージ(*.img)ファイルから、クライアント アダプタのファームウェアをアップグレードできます。詳細は、 「ファームウェアのアップグレード」 を参照してください。

ドライバ

ドライバは、Winodws オペレーティング システムが動作するコンピュータとクライアント アダプタ間のインターフェイスを提供します。これにより、Windows および Windows で実行されるアプリケーションと、クライアント アダプタとの通信が実現します。ドライバは、アダプタを使用する前にインストールしておく必要があります。

クライアント ユーティリティ

Cisco Aironet クライアント アダプタでは、Aironet Client Utility(ACU)および Aironet Client Monitor(ACM)という 2 つのクライアント ユーティリティを使用できます。これらのユーティリティは、無線ファームウェアと対話してクライアント アダプタの設定を調整したり、アダプタに関する情報を表示したりするオプションのアプリケーションです。

ACU を使用すると、クライアント アダプタの設定プロファイルの作成やユーザレベルの診断を実行できます。ACU にはさまざまな機能があるので、このマニュアルではそれら機能別に説明しています。ただし、ユーティリティのインターフェイスに慣れるために、次にこのユーティリティの概要を説明します。

Windows のシステム トレイのアイコンからアクセスできる ACM は、ACU で使用できる機能の一部をまとめたものです。具体的には、使用しているクライアント アダプタのステータス情報へのアクセス、および基本的な作業の実行が可能です。ACM の詳しい使用方法については、 Aironet Client Monitor(ACM)の使用方法を参照してください。


) Windows XP が稼動するコンピュータを使用している場合は、ACU の代わりに Windows オペレーティング システムを介してクライアント アダプタを設定できます。詳細は、 Windows XP オペレーティング システムでのクライアント アダプタの設定を参照してください。ただし、ACU を使用してクライアント アダプタを設定することをお勧めします。


ACU の概要

Aironet Client Utility 画面(図 1-1 を参照)は、ACU で最初に表示される画面です。

図 1-1 Aironet Client Utility 画面

 

Aironet Client Utility 画面の上部のタイトルバーには、クライアント アダプタで使用されているプロファイルが表示されます。

Aironet Client Utility 画面の下部のステータスバーには、クライアント アダプタの現在の状態が表示されます。ここに表示される状態は次のとおりです。radio_name はクライアント アダプタの種類、ap_name はアクセス ポイントに設定された名前です。

radio_name は ap_name に「アソシエート」

radio_name は「アソシエートしていません」

ap_name で「認証が開始」

radio_name は ap_name に「認証済み」

ap_name で「認証が失敗」

radio_name は「AdHoc モード」

radio_name に新しいファームウェアがロード中

radio_name の無線が「OFF」

ワイヤレス LAN アダプタからステータスを読み込むことができません

radio_name に問題が発生


) ap_name をステータスバーに表示するには、Cisco IOS リリース 12.2(4)JA 以降を実行するアクセス ポイントで、Aironet 拡張機能を有効にする必要があります。


ステータスバーに表示される情報は、毎秒更新されます。

ステータスバーの右側には、現在の時刻が表示されます。 Aironet Client Utility Preferences 画面で秒を表示するように時計を設定すれば、時間と分の他に秒も表示されるようになります。


) 時計に秒まで表示するには、ACU を起動し、Preferences アイコンをクリックするか、Options ドロップダウン メニューから Preferences を選択し、Display Seconds on Clock チェックボックスをオンにして、OK をクリックします。


ACU 画面のボタン

ACU 画面のボタンは、特定の機能を実行するために使用します。 表 1-2 は、一般的なボタンについて説明しています。

 

表 1-2 ACU 画面のボタン

ボタン
説明

Apply

画面を終了しないで変更を保存する。

Cancel

変更を保存しないで画面を終了する。

Defaults

各パラメータのデフォルト値を表示する。

Help

画面とそのパラメータに関する情報を提供する。

OK

変更を保存して画面を終了する。

Start

テストを開始する。

Stop

実行中のテストを終了する。

クライアント アダプタを使用したネットワーク構成

クライアント アダプタは、さまざまなネットワーク構成で使用できます。 構成によっては、アクセス ポイントがネットワーク接続を提供する場合や、無線通信の範囲を広げるリピータとして機能する場合もあります。最大通信範囲は、無線ネットワークの構成に基づきます。

この項では、最も一般的な次の 2 つのネットワーク構成について説明し、図に示します。

アドホック無線ローカル エリア ネットワーク(LAN)

ワークステーションで有線 LAN にアクセスする無線インフラストラクチャ

クライアント アダプタを使用した、さらに複雑なネットワークの構成例については、該当するアクセスポイントの資料を参照してください。


) クライアント アダプタ のネットワーク モードの設定方法については、 クライアント アダプタの設定 を参照してください。


アドホック無線 LAN

アドホック(ピアツーピア)無線 LAN(図 1-2 を参照)は、最もシンプルな無線 LAN 構成です。アドホック ネットワーク構成による無線 LAN では、クライアント アダプタを装備したすべてのデバイスを結合して、相互に直接通信することができます。アクセス ポイントなどのインフラストラクチャ デバイスの使用は要求されません。

図 1-2 アドホック無線 LAN

 

ワークステーションで有線 LAN にアクセスする無線インフラストラクチャ

LAN 上に複数のアクセス ポイントを配置すると、マイクロセルラ ネットワークを構築できます。図 1-3 は、複数のアクセス ポイントを介して有線 LAN にアクセスするワークステーションがあるマイクロセルラ ネットワークを示しています。

この構成は、ポータブルやモバイル ステーションで有用です。これらのワークステーションがマイクロセル ドメイン間を移動中の場合でも、有線ネットワークに直接接続できるからです。このプロセスは透過的に行われ、ファイル サーバやホストへの接続は中断なしに維持されます。アクセス ポイントへのモバイル ステーションの接続は、そのアクセス ポイントが使用可能である限り保持されます。ただし、データ パケット転送の再試行が必要になったり、ビーコンが失われた場合、自動的に別のアクセス ポイントが検索され、見つかったアクセス ポイントにアソシエートされます。 このプロセスをシームレス ローミングといいます。

図 1-3 ワークステーションで有線 LAN にアクセスする無線インフラストラクチャ