Cisco Aironet 802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ (CB21AG および PI21AG) インストレーション コンフィギュレーション ガイド Software Release 4.0
ステータスと統計情報の表示
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発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

ステータスと統計情報の表示

ADU のステータスと統計情報ツールの概要

ADU のステータスと統計情報ツールに影響するパラメータの設定

クライアント アダプタを管理するためのソフトウェアの選択

の現在のステータスの表示

の統計情報の表示

ステータスと統計情報の表示

この章では、ADU を使用して、クライアント アダプタのステータスと、その送受信の統計情報を表示する方法について説明します。

この章では、次の項目について説明します。

「ADU のステータスと統計情報ツールの概要」

「ADU のステータスと統計情報ツールに影響するパラメータの設定」

「クライアント アダプタを管理するためのソフトウェアの選択」

「クライアント アダプタの現在のステータスの表示」

「クライアント アダプタの統計情報の表示」

ADU のステータスと統計情報ツールの概要

ADU は、クライアント アダプタをさまざまなタイプのネットワークで使用できるように設定するツールのほか、クライアント アダプタと無線ネットワーク上の他のデバイスのパフォーマンスを評価するツールも提供します。これらのツールを使用すると、次の機能を実行できます。

クライアント アダプタの現在のステータスおよび設定の表示

クライアント アダプタのデータの送受信に関する統計情報の表示

表7-1 を使用すると、ADU のステータスと統計情報ツールを使用する際の手順をすばやく検索できます。

 

表7-1 ステータスと統計情報ツールの使用方法

ツール
ページ番号

ステータス

クライアント アダプタの現在のステータスの表示

統計情報

クライアント アダプタの統計情報の表示

ADU のステータスと統計情報ツールに影響するパラメータの設定

いくつかのパラメータは、ADU のステータスと統計情報ツールの動作に影響を与えます。これらのパラメータを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ADU を開きます。

ステップ 2 Options ドロップダウン メニューから Display Settings を選択します。Display Settings ウィンドウが表示されます(図7-1 を参照)。

図7-1 Display Settings ウィンドウ

 

ステップ 3 表7-2 は、ADU のステータスと統計情報ツールの動作に影響を与えるパラメータとその説明を示しています。パラメータを変更する場合は、表の指示に従ってください。

 

表7-2 ADU のステータスと統計情報ツールに影響を与えるパラメータ

パラメータ
説明

Signal Strength Display Units

Advanced Status ウィンドウで信号強度、および Available Infrastructure and Ad Hoc Networks ウィンドウで信号対雑音比を表示するために使用する単位を指定します。

オプション: % または dBm

デフォルト: dBm

単位

説明

%

信号強度と信号対雑音比をパーセントで表示します。

dBm

信号強度をミリワットあたりのデジベル(dBm)で表示します。また、信号対雑音比をデジベル(dB)で表示します。

Refresh Interval

ADU のステータスと統計情報ウィンドウ、および ASTU アイコンを更新する時間間隔を指定します。

値の範囲: 1 ~ 5 秒の更新間隔(1 秒単位)

デフォルト: 3 秒の更新間隔

Data Display

Diagnostics および Advanced Statistics ウィンドウに表示するデータについて、ドライバがリロードされるまでのデータをすべて表示するのか、更新されるまで(1 ~ 5 秒ごと)のデータを表示するのかを指定します。

オプション: Relative または Cumulative

デフォルト: Cumulative

Data Display
説明

Relative

Refresh Interval で指定された間隔(1 ~ 5 秒)でウィンドウが最後に更新されてから収集された統計情報データを表示します。

Cumulative

カードの挿入またはリブート時にドライバがロードされてから収集された統計情報データを表示します。

ステップ 4 OK をクリックして、変更を保存します。


 

クライアント アダプタを管理するためのソフトウェアの選択

無線デバイスの情報の設定および表示に使用するソフトウェアを選択できます。ソフトウェアを選択する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ADU を開きます。

ステップ 2 Options ドロップダウン メニューから Select Client Software を選択します。Select Client Software ウィンドウが表示されます(図7-2 を参照)。

図7-2 Select Client Software ウィンドウ

 

ステップ 3 無線デバイスの管理に使用するソフトウェアの横のラジオ ボタンをクリックします。


 

クライアント アダプタの現在のステータスの表示

ADU を使用すると、クライアント アダプタの現在のステータスだけでなく、アダプタの設定の多くも表示できます。クライアント アダプタのステータスと設定を表示するには、ADU を開きます。Current Status ウィンドウが表示されます(図7-3 を参照)。

図7-3 Current Status ウィンドウ

 

表7-3 は、Current Status ウィンドウに表示される要素とその説明を示しています。

 

表7-3 クライアント アダプタの基本ステータス

ステータス
説明

Profile Name

クライアント アダプタが現在使用しているネットワーク構成(またはプロファイル)


) プロファイルの作成、修正、および選択方法については、 プロファイル マネージャの使用方法を参照してください。


Link Status

クライアント アダプタの動作モード

値: Not Associated、Associated、Authenticating、Authenticated、Authentication Failed、または Authentication Failed Retrying

Link Status
説明

Not Associated

クライアント アダプタは、アクセス ポイント(インフラストラクチャ モードの場合)または他のクライアント(アドホック モードの場合)への接続を確立していません。

Associated

クライアント アダプタは、アクセス ポイント(インフラストラクチャ モードの場合)または他のクライアント(アドホック モードの場合)への接続を確立しています。

Authenticating

クライアント アダプタはアクセス ポイントにアソシエートされ、EAP 認証プロセスが開始されましたが、まだ成功していません。

Authenticated

クライアント アダプタはアクセス ポイントにアソシエートされ、ユーザが EAP 認証されています。

Authentication Failed

クライアント アダプタはアクセス ポイントにアソシエートされていますが、ユーザの EAP 認証に失敗しました。

Authentication Failed Retrying

クライアント アダプタはアクセス ポイントにアソシエートされ、ユーザの EAP 認証に失敗しましたが、認証を再試行しています。

Wireless Mode

現在の無線接続でパケットの送受信が可能な周波数と速度

値: 5GHz 54Mbps、2.4GHz 11Mbps、または 2.4GHz 54Mbps


) クライアント アダプタの無線モードの設定方法については、表5-3 の Wireless Mode パラメータを参照してください。


Network Type

クライアント アダプタが使用されているネットワークのタイプ

値: Infrastructure または Ad Hoc


) ネットワーク タイプの設定方法については、表5-3 の Network Type パラメータを参照してください。


Server Based Authentication

安全な接続を確立するために、バックエンド サーバに対して実行される認証方式

値: None、LEAP、EAP-FAST、EAP-TLS、PEAP(EAP-GTC)、PEAP(EAP-MSCHAP V2)、または Host Based EAP


) これらのサーバベース認証タイプの詳細は、「セキュリティ機能の概要」を参照してください。


IP Address

クライアント アダプタの IP アドレス

Current Channel

クライアント アダプタが通信用として現在使用しているチャネル。クライアント アダプタがチャネルを検出中のときは、このフィールドに Scanning と表示されます。

値: 無線帯域および規制地域により異なる


) クライアント アダプタのチャネル設定方法については、表5-3 の Channel パラメータを参照してください。



) チャネル識別番号、チャネル中心周波数、および各チャネルの規制地域のリストは、 を参照してください。


Data Encryption

アソシエーション時にアクセス ポイント(インフラストラクチャ モードの場合)または他のクライアント(アドホック モードの場合)とネゴシエートされたデータ暗号化タイプ

値: None、WEP、CKIP、TKIP または AES


) これらのデータ暗号タイプの詳細は、「セキュリティ機能の概要」を参照してください。


Signal Strength

すべての受信パケットの信号の強度。このパラメータの進捗バーの色は、信号強度を視覚的に示しています。

値: Excellent(緑)、Good(緑)、Fair(黄)、Poor(赤)、または No Link

クライアント アダプタの詳細なステータス情報を表示するときは、Advanced をクリックします。Advanced Status ウィンドウが表示されます(図7-4 を参照)。

図7-4 Advanced Status ウィンドウ

 

表7-4 は、Advanced Status ウィンドウに表示される要素とその説明を示しています。

 

表7-4 クライアント アダプタの詳細ステータス

ステータス
説明

Network Name(SSID)

クライアント アダプタが現在アソシエートしているネットワークの名前


) クライアント アダプタの SSID の設定手順については、表5-2 の SSID1 パラメータを参照してください。


Server Based Authentication

安全な接続を確立するために、バックエンド サーバに対して実行される認証方式

値: None、LEAP、EAP-FAST、EAP-TLS、PEAP(EAP-GTC)、PEAP(EAP-MSCHAP V2)、または Host Based EAP

これらのサーバベース認証タイプの詳細は、「セキュリティ機能の概要」を参照してください。

Data Encryption

アソシエーション時にアクセス ポイント(インフラストラクチャ モードの場合)または他のクライアント(アドホック モードの場合)とネゴシエートされたデータの暗号化タイプ。

値: None、WEP、CKIP、TKIP、または AES


) これらのデータ暗号タイプの詳細は、「セキュリティ機能の概要」を参照してください。


Authentication type

クライアント アダプタがアクセス ポイントを認証するためにアクセス ポイントと同じ WEP キーを共有する必要があるか、または WEP 設定に関係なくアクセス ポイントを認証できるかを示します。

値: Open または Shared


) 選択した 802.11 認証タイプに関係なく、正しくない WEP キーを設定するとネットワークに接続できなくなります。



) 802.11 認証モードの設定方法については、「拡張パラメータの設定」を参照してください。


Message Integrity Check

クライアント アダプタがアクセス ポイントとの間で送受信されたパケットの保護にメッセージ完全性チェック(MIC)を使用しているかどうかを示します。

MIC は、暗号化されたパケットへのビットフリップ攻撃を阻止します。ビットフリップ攻撃では、暗号化されたメッセージが不正侵入者によって傍受され、簡単な変更が加えられます。その後、このメッセージは不正侵入者から再び送信され、受信側で正規のメッセージとして受信されます。


) MIC はクライアント アダプタのドライブで自動的にサポートされますが、アクセス ポイントで有効になっている必要があります。


値: None、MMH、または Michael

Message Integrity Check
説明

None

MIC は無効になっています。

MMH

MIC は有効であり、CKIP とともに使用されています。

Michael

MIC は有効であり、WPA および TKIP とともに使用されています。

QoS

クライアント アダプタで現在使用されているサービスの品質(QoS)のタイプです。無線 LAN(WLAN)で QoS を使用すると、トラフィックの分類に基づいて、WLAN 上のアクセス ポイントからのトラフィックの優先順位が設定されます。

値: None または WMM

QoS
説明

None

WMM 標準 QoS は無効です。

WMM

QoS に対する IEEE 802.11e WLAN 標準のコンポーネントの Wi-Fi Multimedia は有効です。この値を表示するには、クライアント アダプタがアソシエートされているアクセス ポイントの QoS および WMM を有効にする必要があります。


) WMM は、クライアント アダプタ ソフトウェアで自動的にサポートされます。ただし、WMM をサポートするには、Windows QoS Packet Scheduler を有効にする必要があります。QoS Packet Scheduler を有効にするには、「Wi-Fi Multimedia の有効化」に記載されている手順に従ってください。


CCKM Authentication

Cisco Centralized Key Management(CCKM)認証がオンとオフのいずれになっているか。

CCKM を使用すると、認証済みクライアント デバイスはあるアクセス ポイントから別のアクセス ポイントへローミングできますが、このとき、再アソシエーションに伴う遅延は感じられません。CCKM の詳細は、「CCKM 高速セキュア ローミング」を参照してください。

値: On または Off

Management Frame Protection

Management Frame Protection(MFP; 管理フレーム保護)がオンとオフのいずれになっているか。

MFP が有効になっている場合、アクセス ポイントでは、Message Integrity Check Information Element(MIC IE; メッセージ完全性チェック情報要素)を各フレームに追加することによって、アクセス ポイントから送信される管理フレームが保護されます。フレームのコピー、変更、または再送を試行すると MIC が無効になるため、MFP フレームを検出するよう設定されているデバイスから不一致が報告されます。

クライアント アダプタ ソフトウェアでは、クライアント アダプタがアソシエートされているアクセス ポイントでの MFP の設定方法に基づいて MFP が自動的に設定されます。アソシエートされているアクセス ポイントの MFP がオンになると、クライアント アダプタ ソフトウェアの MFP もオンになります。アソシエートされているアクセス ポイントの MFP がオフになると、クライアント アダプタ ソフトウェアの MFP もオフになります。

値: On または Off

Associated AP Name

クライアント アダプタがアソシエートしているアクセス ポイントの名前。このフィールドが表示されるのは、クライアント アダプタがインフラストラクチャ モードで動作し、アクセス ポイントに名前が設定され、Aironet Extensions が有効になっている場合だけです(アクセス ポイントでは Cisco IOS リリース 12.2(4)JA 以降が実行されていること)。


) このフィールドには、アクセス ポイント名が 15 文字まで表示されますが、実際はそれより長い場合があります。


Associated AP IP Address

クライアント アダプタがアソシエートしているアクセス ポイントの IP アドレス。このフィールドが表示されるのは、クライアント アダプタがインフラストラクチャ モードで動作し、アクセス ポイントに IP アドレスが設定され、Aironet Extensions が有効になっている場合だけです(アクセス ポイントでは Cisco IOS リリース 12.2(4)JA 以降が実行されていること)。


) Aironet Extensions が無効になっている場合、アソシエートされたアクセス ポイントの IP アドレスは 0.0.0.0 と表示されます。


Associated AP MAC Address

クライアント アダプタがアソシエートしているアクセス ポイントの MAC アドレス。クライアント アダプタがインフラストラクチャ モードの場合にだけ表示されます。


) このフィールドにはアクセス ポイントのイーサネット
ポートの MAC アドレス(Cisco IOS ソフトウェアを実行していないアクセス ポイントの場合)、またはアクセス ポイントの無線の MAC アドレス(Cisco IOS ソフトウェアを実行しているアクセス ポイントの場合)が表示されます。Cisco IOS ソフトウェアを実行するアクセス ポイントのイーサネット ポートの MAC アドレスは、デバイスの裏側のラベルに印字されています。


Power Save Mode

クライアント アダプタの現在の電力消費設定。

値: CAM (Constantly Awake Mode)、Max PSP (Max Power Saving)、または Fast PSP (Power Save Mode)


) クライアント アダプタのパワー セーブ モードの設定方法については、表5-3 の Power Save Mode パラメータを参照してください。


Current Power Level

クライアント アダプタが現在送信している電力レベル。最大レベルは、アダプタが使用している無線帯域と使用する国の規制当局によって異なります。

値: 10、13、20、25、または 40mW(802.11a 帯域)、
10、20、32、50、63、または 100mW(802.11b/g 帯域)


) クライアント アダプタの電力レベルの設定方法については、表5-3 の Transmit Power Level パラメータを参照してください。


Available Power Levels

クライアント アダプタが送信可能な電力レベル。最大レベルは、アダプタが使用している無線帯域と使用する国の規制当局によって異なります。

値: 10、13、20、25、または 40mW(802.11a 帯域)、
10、20、32、50、63、または 100mW(802.11b/g 帯域)


) クライアント アダプタの使用可能な電力レベルについては、表5-3 の Transmit Power Level パラメータを参照してください。


Current Signal Strength

すべての受信パケットの信号の強度。値が大きいほど、信号が強くなります。

値の範囲:0 ~ 100% または 0 ~ -100dBm

Current Signal Quality

すべての受信パケットの信号の品質。値が大きいほど、信号が明瞭になります。

値の範囲: 0 ~ 100%


) このフィールドは、信号強度をパーセントで表示するように選択した場合にのみ表示されます。詳細は、表7-2 の Signal Strength Display Units パラメータを参照してください。


Current Noise Level

現在の無線帯域での背景の無線周波エネルギーのレベル。値が小さいほど、背景のノイズは減少します。

値の範囲:0 ~ -100dBm


) このフィールドは、信号強度を dBm で表示するように選択した場合にのみ表示されます。詳細は、表7-2 の Signal Strength Display Units パラメータを参照してください。


Up Time

クライアント アダプタに電源が投入されてからの経過時間(時間:分:秒)。アダプタが 24 時間以上稼働している場合は、「日数, 時間:分:秒」で表されます。

802.11b Preamble

クライアント アダプタが長い無線ヘッダーのみを使用しているのか、短い無線ヘッダーと長い無線ヘッダーの両方を使用しているのかを示します。

値: Short & Long または Long Only


) クライアント アダプタが 2.4GHz 11Mbps または 2.4GHz 54Mbps モードで動作している場合にのみ、このフィールドに値が表示されます。



) 無線ヘッダーの使用方法については、表5-3 の 802.11b Preamble パラメータを参照してください。


Current Receive Rate

クライアント アダプタがデータ パケットの受信に現在使用している速度

値: 1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、または 54Mbps

Current Transmit Rate

クライアント アダプタがデータ パケットの送信に現在使用している速度

値: 1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、または 54Mbps

Channel

クライアント アダプタが通信用として現在使用しているチャネル。クライアント アダプタがチャネルを検出中のときは、このフィールドに Scanning と表示されます。

値: 無線帯域および規制地域により異なる


) クライアント アダプタのチャネル設定方法については、表5-3 の Channel パラメータを参照してください。



) チャネル識別番号、チャネル中心周波数、および各チャネルの規制地域のリストは、 を参照してください。


Frequency

クライアント アダプタが通信用として現在使用している無線周波数。クライアント アダプタが周波数を検出中のときは、このフィールドに Scanning と表示されます。

値: 無線帯域および規制地域により異なる


) クライアント アダプタの周波数の設定方法については、表5-3 の Wireless Mode パラメータを参照してください。


Channel Set

クライアント アダプタの現在の設定の基準となる規制地域。この値はユーザが設定することはできません。

値: America、EMEA、Japan、または Rest of World


) チャネル識別番号、チャネル中心周波数、および各チャネルの規制地域のリストは、 を参照してください。


OK をクリックして、Advanced Status ウィンドウを閉じます。

クライアント アダプタの統計情報の表示

ADU を使用すると、クライアント アダプタでどのようにデータが送受信されたかを示す統計情報を表示することができます。

クライアント アダプタの統計情報を表示するには、ADU を開いて Diagnostics タブをクリックします。Cisco Aironet Desktop Utility (Diagnostics) ウィンドウが表示されます(図7-5 を参照)。

図7-5 Cisco Aironet Desktop Utility (Diagnostics) ウィンドウ

 

このウィンドウには、使用しているクライアント アダプタの基本送受信統計情報が表示されます。統計情報は、Data Display パラメータで指定した Relative または Cumulative の設定に基づいて計算され、Refresh Interval パラメータで指定したレートで継続的に更新されます。Data Display と Refresh Interval 設定の変更手順については、 表7-2 を参照してください。


) ここに表示される送受信の統計情報は、ホストの統計情報です。つまり、Windows デバイスで送信または受信されたパケットおよびエラーを示します。



) Cisco Aironet Troubleshooting Utility を実行するには、Troubleshooting をクリックします。詳細は、「Cisco Aironet Troubleshooting Utility の使用」を参照してください。



) クライアント アダプタの情報を表示するには、Adapter Information をクリックします。詳細は、「クライアント アダプタ情報の表示」を参照してください。


表7-5 は、表示されるクライアント アダプタの統計情報とその説明を示しています。

 

表7-5 クライアント アダプタの基本統計情報

統計情報
説明
送信統計情報

Multicast Packets

送信されたマルチキャスト パケットの数

Broadcast Packets

送信されたブロードキャスト パケットの数

Unicast Packets

問題なく送信されたユニキャスト パケットの数

Total Bytes

問題なく送信されたデータのバイト数

受信統計情報

Multicast Packets

受信されたマルチキャスト パケットの数

Broadcast Packets

受信されたブロードキャスト パケットの数

Unicast Packets

問題なく受信されたユニキャスト パケットの数

Total Bytes

問題なく受信されたデータのバイト数

クライアント アダプタの詳細な統計情報を表示するときは、Advanced Statistics をクリックします。Advanced Statistics ウィンドウが表示されます(図7-6 を参照)。

図7-6 Advanced Statistics ウィンドウ

 

表7-6 は、Advanced Statistics ウィンドウに表示される要素とその説明を示しています。

 

表7-6 クライアント アダプタの詳細統計情報

ステータス
説明
送信統計情報

Frames Transmitted OK

問題なく送信されたフレームの数

Frames Retried

再試行されたフレームの数

Frames Dropped

エラーまたはコリジョンが発生したために、廃棄されたフレームの数

No ACK Frames

対応する確認応答(ACK)フレームが受信されなかった送信フレームの数

ACK Frames

対応する確認応答(ACK)フレームが問題なく受信された送信フレームの数

RTS Frames

試行された Request to Send(RTS)送信の数

CTS Frames

問題なく送信された RTS フレームの応答として受信された Clear to Send(CTS)フレームの数

No CTS Frames

失敗した Request to Send(RTS)送信の数。アクセス ポイントがクライアントの RTS フレームに対応して CTS フレームを送信します。このフィールドは、クライアントがアクセス ポイントから CTS を受信しないたびに記録します。

Retried RTS Frames

再送信された Request to Send(RTS)フレームの数

Retried Data Frames

再送信された正常なデータ フレームの数

受信統計情報

Beacons Received

問題なく受信されたビーコン フレームの数

Frames Received OK

問題なく受信されたすべてのフレームの数

Frames Received with Errors

無効なチェックサム付きで受信されたフレームの数

CRC Errors

フレームのデータ部分で検出された巡回冗長検査(CRC)エラーの数

Encryption Errors

暗号化エラー付きで受信されたフレームの数

Duplicate Frames

受信された重複フレームの数

AP Mismatches

クライアント アダプタがアクセス ポイントにアソシエートしようとしたが、アクセス ポイントがアダプタの指定アクセス ポイントでなかったためにアソシエートできなかった回数


) アクセス ポイントの指定方法については、 Preferred Access Points ウィンドウ の Access Point 1 から Access Point 4 のパラメータを参照してください。


Data Rate Mismatches

クライアント アダプタがアクセス ポイントにアソシエートしようとしたが、アダプタのデータ レートがアクセス ポイントでサポートされていないためにアソシエートできなかった回数


) サポートされているデータ レートについては、表5-3 の Wireless Mode パラメータを参照してください。


Authentication Time-Out

クライアント アダプタがアクセス ポイントに認証を試みたが、アクセス ポイントから時間内に応答がなかった(タイムアウト)ために認証を得られなかった回数

Authentication Rejects

クライアント アダプタがアクセス ポイントに認証を試みたが拒否された回数

Association Time-Out

クライアント アダプタがアクセス ポイントにアソシエートしようとしたが、アクセス ポイントから時間内に応答がなかった(タイムアウト)ためにアソシエートできなかった回数

Association Rejects

クライアント アダプタがアクセス ポイントにアソシエートしようとしたが拒否された回数

Standard MIC OK

正しいメッセージ完全性チェック(MIC)値で受信されたフレームの数

Standard MIC Errors

メッセージ完全性チェック(MIC)値が正しくなかったために廃棄されたフレームの数

CKIP MIC OK

CKIP を使用しているときに、正しいメッセージ完全性チェック(MIC)値で受信されたフレームの数


) このフィールドは、MIC がアクセス ポイントで有効になっていない場合は表示されません。


CKIP MIC Errors

CKIP を使用しているときに、メッセージ完全性チェック(MIC)値が正しくなかったために廃棄されたフレームの数


) このフィールドは、MIC がアクセス ポイントで有効になっていない場合は表示されません。


OK をクリックして、Advanced Statistics ウィンドウを閉じます。