Cisco Aironet 1250 シリーズ アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
1250 シリーズ Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング
1250 シリーズ Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

1250 シリーズ Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング

Cisco Aironet アクセス ポイントの使用に関するガイドライン

DHCP オプション 43 の使用方法

アクセス ポイントの LED の確認

パワー インジェクタ LED の確認

アクセス ポイントの低電力状態

Intelligent Power Management

インライン電源のステータス メッセージ

コントローラの CLI コマンドを使用した電源の設定

アクセス ポイントの CLI を使用した手動によるコントローラの情報の設定方法

コントローラの情報の設定方法

手動で入力したコントローラの情報の消去方法

アクセス ポイントをデフォルト設定に手動でリセットする方法

MODE ボタンの設定

アクセス ポイントへのローカル接続

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

1250 シリーズ Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング

この章では、1250 シリーズ Lightweight アクセス ポイント(モデル:AIR-LAP1252)で発生する可能性のある基本的な問題に対するトラブルシューティングの手順を説明します。最新の詳細なトラブルシューティングの情報については、シスコのテクニカル サポートおよびドキュメンテーション Web サイトを参照してください。URL は、次のとおりです。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/wireless/tsd_products_support_category_home.html

この章の内容は、次のとおりです。

「Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントの使用に関するガイドライン」

「Lightweight アクセス ポイントの LED の確認」

「Lightweight アクセス ポイントの低電力状態」

「アクセス ポイントの CLI を使用した手動によるコントローラの情報の設定方法」

「アクセス ポイントへのローカル接続」

「TFTP サーバ ソフトウェアの入手」

Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントの使用に関するガイドライン

1250 シリーズ Lightweight アクセス ポイントをご使用の際は、このガイドラインに留意していただく必要があります。

このアクセス ポイントは、Cisco 2106 シリーズのワイヤレス LAN コントローラ、または 4400 シリーズ コントローラとだけ通信できます。

アクセス ポイントは、無線ドメイン サービス(WDS)をサポートしていないので、WDS デバイスとは通信できません。ただし、アクセス ポイントがコントローラとアソシエートされると、コントローラが WDS に相当する機能を果たします。

アクセス ポイントは、レイヤ 2 の LWAPP をサポートしていません。アクセス ポイントでは、DHCP、DNS、または IP サブネットのブロードキャストを使用して IP アドレスを取得し、コントローラを検出する必要があります。

アクセス ポイントのコンソール ポートは、監視とデバッグの目的で使用できます(コントローラに接続すると、すべての設定コマンドが使用できなくなります)。

DHCP オプション 43 の使用方法

DHCP オプション 43 を使用すると、コントローラの IP アドレスのリストがアクセス ポイントに提供されるため、アクセス ポイントがコントローラを検出し、コントローラに接続できるようになります。詳細は、『「Lightweight アクセス ポイント用の DHCP オプション 43 の設定方法」』を参照してください。

Lightweight アクセス ポイントの LED の確認

Lightweight アクセス ポイントが適切に動作しないときには、装置の 2.4 GHz 側のステータス、イーサネット、無線 LED を確認してください。これらの LED インジケータから装置の状態をすばやく確認できます。図4-1 ではアクセス ポイント LED を示しています(詳細は、アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを使用してイベント ログを参照してください)。

図4-1 アクセス ポイント LED

 

 

lightweight アクセス ポイントの LED 信号の一覧を 表4-1 に示します。

 

表4-1 Lightweight アクセス ポイントの LED 信号

メッセージの種類
イーサネット LED
無線 LED

ステータス LED

意味

ブート ローダの状態

緑色

オレンジ

オフ

DRAM テスト中

緑色

緑色

緑色

DRAM メモリ テスト OK

オフ

赤色

オフ

ボードの初期化中

オフ

緑色に点滅

緑色に点滅

フラッシュ ファイル システム初期化

オフ

緑色

緑色

フラッシュ メモリのテスト OK

オレンジ

オフ

白色

イーサネット初期化

緑色

オフ

青色に点滅

イーサネット テスト OK

緑色

緑色

緑色に点滅

Cisco IOS の起動

オフ

オフ

オフ

初期化 OK

アソシエーションの状態

緑色

通常の動作状態だが、装置に無線クライアント デバイスがアソシエートされていない。

青色

通常の動作状態であり、少なくとも 1 台の無線クライアント デバイスが装置にアソシエートされている。

動作状態

緑色

イーサネット リンクが稼動中

緑色に点滅

イーサネット パケットの送受信中

緑色に点滅

無線パケットの送受信中

青色に点滅

ソフトウェアのアップグレード中

緑色に点滅

緑色に点滅

緑色に点滅

アクセス ポイントの位置コマンド

ゆっくりと
緑色に点滅

Hybrid-REAP のスタンドアロン モード

ブート ローダの警告

オフ

オフ

赤色に点滅

イーサネット リンクが未稼働

赤色

オフ

赤色

イーサネットの障害

オレンジ

オフ

青色に点滅

設定回復中(MODE ボタンが 2~3 秒押された)

オフ

赤色

赤色

イメージ回復中(MODE ボタンが 20~30 秒押された)

緑色に点滅

赤色に点滅

ピンク色に
点滅

イメージ回復中で、MODE ボタンが放された

ブート ローダ
エラー

赤色

赤色

赤色

DRAM メモリ テストの失敗

オフ

赤色

赤色と青色で点滅

フラッシュ ファイル システムの障害

オフ

オレンジ

赤色と緑色に交互に変わる

環境変数(ENVAR)の失敗

オレンジ

オフ

赤色に高速点滅

MAC アドレスが不正

赤色

オフ

赤色とオフの点滅

イメージ復元中のイーサネットの障害

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブート環境エラー

赤色

オレンジ

赤色とオフの点滅

Cisco IOS イメージ ファイルなし

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブートの失敗

Cisco IOS の
エラー

オレンジに
点滅

イーサネットの送受信エラー

オレンジに点滅

無線ポートにおける最大再試行回数の超過、またはバッファ フルが発生

赤色

赤色

オフ

ソフトウェアの障害。装置の電源を切断し、再接続してみてください。

青色、緑色、赤色、オフと交互に変わる

一般的な警告。インライン電力が不足(「Lightweight アクセス ポイントの低電力状態」 を参照)

コントローラの
ステータス

緑色、赤色、オレンジ色に交互に変わる 1

コントローラに接続中


) アクセス ポイントが 5 分を超えてもこのモードのままの場合は、アクセス ポイントはコントローラを検出できていません。DHCP サーバが使用可能な状態であるかどうか、またはアクセス ポイントにそのコントローラの情報が設定されているかどうかを確認してください。


緑色

緑色

青色に点滅

アクセス ポイントのイメージ ファイルをロード中

1.この LED で示されるステータスは、その他のステータスよりも優先的に確認する必要があります。

パワー インジェクタ LED の確認

パワー インジェクタ(モデル:AIR-PWRINJ4)には、ケースの上部に 3 つの LED があります(図4-2 参照)。

図4-2 パワー インジェクタ LED

 

表4-2 では、パワー インジェクタ LED の示す内容を説明してます。

 

表4-2 パワー インジェクタの LED が示す内容

LED
概要

AP 電源

緑色

アクセス ポイントに DC 電源が供給されていることを示します。

障害

赤色

ショートまたは過負荷の状態を示します。サポート担当者に問い合わせる前に、イーサネット ケーブルと接続を確認してください。

AC 電源

緑色

パワー インジェクタに AC 電源が供給されていることを示します。

Lightweight アクセス ポイントの低電力状態

無線モジュールを 2 つ持つアクセス ポイントは、1250 DC 電源モジュールまたは 1250 インライン パワー インジェクタのいずれかを電源にできます。このアクセス ポイントは、Cisco Intelligent Power Management をサポートしています。

無線モジュールが 1 つのみ取り付けられているアクセス ポイント(電源が入っているデバイス)は、802.3af 電源から電力を得ることができます。このアクセス ポイントには、長さが 100 m の CAT 5E 以上のイーサネット ケーブルを使用すると、15.4 W の電力を必要とします。アクセス ポイントを PoE 設定で使用している場合、パワー インジェクタのような PSE(Power Sourcing Equipment)から得られる電力は、相互接続ケーブルの長さに応じて多くなります。

デュアル無線モジュールが完全に動作している場合、アクセス ポイントには、長さが 100m の CAT 5E 以上のイーサネット ケーブルを使用すると、18.5 W の電力を必要とします。


注意 電流スイッチ、電源パッチ パネル、および IEEE 802.3af に適合している電源では、2 つの無線モジュールが取り付けられているアクセス ポイントに対して十分な電力を供給できません。


) アクセス ポイントがインライン電源に接続されている場合は、その電源モジュールをアクセス ポイントに接続しないでください。アクセス ポイントで 2 つの電源を使用すると、内部コンポーネントを保護するためにアクセス ポイントがシャットダウンしたり、アクセス ポイントが接続されているポートがスイッチによってシャットダウンされたりする可能性があります。アクセス ポイントがシャットダウンした場合は、すべての電源を取り外し、1 つの電源だけを接続し直す必要があります。


電源投入時に、アクセスポイントは低電力モードに移行し(両方の無線が無効になります)、Cisco IOS ソフトウェアがロードおよび実行され、電源ネゴシエーションによって十分な電力が供給されているかどうかが確認されます。十分な電力が供給されている場合は、両方の無線が有効になります。そうでない場合は、過電流状態にならないように、アクセス ポイントは両方の無線を無効にした低電力モードのままになります。低電力モードでは、アクセス ポイントでステータス LED の低電力エラーの表示が有効になり、ブラウザおよび後続のインターフェイスには、低電力であることを示すメッセージが表示され、イベント ログ エントリが作成されます(「Lightweight アクセス ポイントの LED の確認」および 「インライン電源のステータス メッセージ」を参照)。

Intelligent Power Management

低電力の電源による過電流状態を防ぎ、Cisco スイッチでの電力消費を最適化するために、シスコは Intelligent Power Management を開発しました。これは、CDP(Cisco Discovery Protocol)を使用して、電源が投入されたデバイス(アクセス ポイントなど)に十分な電力があるかどうかを Cisco スイッチとネゴシエーションできるものです。

アクセス ポイントは Intelligent Power Management をサポートしています。電源ネゴシエーションの結果によって、アクセス ポイントは全電力モードに移行するか、または無線を無効にした低電力モードを維持します。


) 電力ネゴシエーションとは別に、アクセス ポイントのハードウェアでは、電源からの必要な電力を把握するのに 802.3af 分類スキームも使用します。ただし、電源でも Intelligent Power Management をサポートしていない限り、電源は供給可能な電力をアクセス ポートに報告できません。


十分な電力を供給できる Cisco スイッチの中には、Intelligent Power Management がサポートされるようにソフトウェアをアップグレードする必要があるものがあります。ソフトウェアのアップグレードが不要な場合は、準規格互換モードで動作するようにアクセス ポイントを設定できます。これにより、受信した CDP ID フィールドでこれらの Cisco スイッチが検出された場合、アクセス ポイントは自動的に全電力モードに移行します。

アクセス ポイントで全電力の稼動に必要な電力が供給されていないと判断されると、エラー メッセージが記録され、ステータス LED が低電力モードを示すオレンジ色に変わります(「Lightweight アクセス ポイントの LED の確認」および「インライン電源のステータス メッセージ」を参照)。


ヒント スイッチでは全電力稼動に十分な電力を供給できるにも関わらず、アクセス ポイントが低電力モードのままになっている場合には、アクセス ポイントとスイッチのいずれかまたは両方が正しく設定されていない可能性があります(表4-3を参照)。


両方の無線モジュールを取り付けて全電力モードで稼動すると、アクセス ポイントは、次の方法によってのみ電源が供給されます。

スイッチ ポートで 1250 シリーズのパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を使用する方法

1250 シリーズの DC 電源モジュール(AIR-PWR-SPLY1)を使用して、アクセス ポイントにローカルに電源を投入する方法

一方のみの無線モジュールを取り付けて全電力モードで稼動すると、アクセス ポイントは、次の方法によって電源が供給されます。

スイッチ ポートで 1250 シリーズのパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を使用する方法

1250 シリーズの DC 電源モジュール(AIR-PWR-SPLY1)を使用して、アクセス ポイントにローカルに電源を投入する方法

802.3af 電源を使用する方法

インライン電源のステータス メッセージ

次のメッセージは、電源の状態をレポートするため、アクセス ポイントによってコンソール ポートに記録されます。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - AC_ADAPTOR inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが電源モジュールを使用しており、2 つの無線モジュールに対して全電力稼動をサポートできることを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - NEGOTIATED inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが全電力稼動していること、Cisco Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチと 15.4 W の電力を正しくネゴシエーションできたことを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - HIGH_POWER_CLASSIC inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが準規格互換モードに設定されており、Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチが検出されていても、アクセス ポイントには十分な電力を供給できるため、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - INJECTOR_CONFIGURED_ON_SOURCE inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチに接続されており、そのスイッチが power inline never コマンドで設定されているため、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full power - INJECTOR_CONFIGURED_ON_CURRENT_PORT inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが、このポートのパワー インジェクタを予想して設定されているため、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - INJECTOR_DETECTED_PD inline power source:このメッセージは、Cisco の別の Powerable Device(PD; 電源供給デバイス)から CDP パケットが検出されたために、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。Cisco 電源はこのタイプの CDP パケットには送電しないため、アクセス ポイントは、パワー インジェクタまたは Cisco 以外の電源から供給されています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - INJECTOR_DETECTED_MULTIPLE_MACS_ON_HUB inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが複数の Cisco デバイスを検出したために、全電力稼動していることを示しています。Cisco 電源は CDP パケットを転送しないため、アクセス ポイントは、パワー インジェクタまたは Cisco 以外の電源から供給されています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - NON_CISCO-NO_CDP_RECEIVED inline power source:このメッセージは、タイムアウトまでに CDP パケットを受信しなかったために、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。この状態は、アクセス ポイントが Cisco 以外の電源と接続していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full power - INJECTOR_DETECTED inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが 1250 シリーズのパワー インジェクタ(AIR-PWINJ4)を検出していて、両方の無線モジュールを有効にした状態で全電力稼動していることを示しています。取り付けられたパワー インジェクタを指定するために、power inline negotation injector installed コマンドを使用する必要はありません。


) 過電流の可能性を防ぐため、電源は IEC60950 規格に限定したものでなければなりません。


%CDP_PD-4-POWER_OK:Full power - INJECTOR_CONFIGURED_OVERRIDE_SAFETY inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントでインライン電源チェックのオーバーライドが設定され、パワー インジェクタが取り付けらることを示しています。


注意 power inline negotiation injector override コマンドを使用するときには、電源の電力不足に伴う過負荷状態の可能性を避けるため、パワー インジェクタを常に取り付けておく必要があります。

%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled - NEGOTIATED inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントがすべての無線を無効化した低電源モードであることを示しています。これは、Cisco 電源からはアクセス ポイントに十分な電力を供給できないことが示されているためです。


) Cisco パワー インジェクタが必要である可能性があります。


%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled - LOW_POWER_CLASSIC_NO_INJECTOR_
CONFIGURED <プラットフォーム名>(<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効になった状態でアクセス ポイントが低電力モードになっていること、アクセス ポイントに十分な電力を供給できない CDP デバイスが検出されたことを示しています。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントによって検出された CDP デバイスです。<MAC アドレス> は、CDP デバイス(通常はスイッチ ポート)の MAC アドレスです。


) Cisco パワー インジェクタが必要である可能性があります。


低電力状態のメッセージに続いて、コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用しているときにさらに 2 つのメッセージが表示され、この低電力問題を解決するのに必要な操作が示されます。

Verify the required power injector is installed on this port:<プラットフォーム名> (<イーサネット ポート>)

(<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した CDP デバイスです。
<イーサネット ポート> は CDP デバイスのイーサネット ポートです。)

If a power injector is installed, issue the command:power inline negotiation injector installed.

%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled- LOW_POWER_CLASSIC_INJECTOR_
CONFIGURED_ON_ANOTHER_PORT <プラットフォーム名>(<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効状態でアクセス ポイントが低電力モードになっていること、このアクセス ポイントに十分な電力を供給できない CDP デバイスが検出されたことを示しています。パワー インジェクタは設定されていますが、別のポート用です。アクセス ポイントが移動していて、新しいパワー インジェクタ用にアクセス ポイントが再設定されていないと考えられます。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントによって検出された CDP デバイスです。<MAC アドレス> は、CDP デバイス(通常はスイッチ ポート)の MAC アドレスです。


) Cisco パワー インジェクタが必要である可能性があります。


低電力状態のメッセージに続いて、コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用しているときに、さらにメッセージが表示され、この低電力問題を解決するのに必要な操作が示されます。

1. Verify the required power injector is installed on the new port:<プラットフォーム名> (<イーサネット ポート>)

(<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した CDP デバイスです。
<イーサネット ポート> は CDP デバイスのイーサネット ポートです。)

%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled- HIGH_POWER_CLASSIC_NOT_ CONFIGURED inline power source <プラットフォーム名>(<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効でありアクセス ポイントが低電力状態にあること、Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチが検出されたが、十分な電力を供給できるはずだということが示されています。アクセス ポイントは、準規格互換に設定されていなければなりません。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した Cisco プラットフォームです。<MAC アドレス> は、スイッチ ポートの MAC アドレスです。


) Cisco スイッチのソフトウェアをアップグレードして Intelligent Power Management をサポートさせるか、アクセス ポイントの準規格互換性を設定する必要があります。


%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled-INJECTOR_CONFIGURED_BUT_FAILS_
VERIFICATION <プラットフォーム名>(<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効化状態でアクセス ポイントが低電力モードになっていること、パワー インジェクタが設定されているが、このアクセス ポイントでは検出されなかったことを示しています。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した Cisco プラットフォームです。<MAC アドレス> は、スイッチ ポートの MAC アドレスです。

コントローラの CLI コマンドを使用した電源の設定

Intelligent Power Management をサポートするかどうかは、アクセス ポイントに電源を供給している Cisco スイッチのソフトウェアのバージョンに依存します。Intelligent Power Management をサポートするように 各 Cisco スイッチをアップグレードする必要があります。このソフトウェアをアップグレードするまでは、次のコントローラ CLI コマンドを使用して、旧バージョンのスイッチ ソフトウェアでアクセス ポイントが動作するように設定できます。

1) config ap power pre-standard enable <ap>
where <ap> is the access point name on the controller
 
2) config ap power injector enable <ap> <switch port MAC address>
(where <ap> is the access point name on the controller
and <switch port MAC address> is the MAC address of the switch port to which the access point is connected)

) これらのコマンドの使用方法については、コントローラのマニュアルを参照してください。


コントローラの CLI コマンドを使用して、アクセス ポイントに次のことを伝えることができます。

Cisco スイッチでは Intelligent Power Management をサポートしてないが、十分な電力を供給できること。

パワー インジェクタを使用して十分な電力を供給しており、Cisco スイッチは Intelligent Power Management をサポートしていないこと。


注意 アクセス ポイントが PoE で電源を取っているときには、PSE の出力電流がポート 1 本に対して 400 mA を超えることはできません。

特殊な CLI コントローラ コマンドおよびそれに対応する Cisco スイッチ電源コマンドを使用する場合は、 表4-3 および 表4-4 を参照してください。

 

表4-3 無線モジュールを 1 つ取り付けたアクセス ポイントでの CLI 電源コマンドの使用

電源
CLI コマンド
Cisco ワイヤレス LAN コントローラ
Cisco スイッチ

AC 電源モジュール

不要

power inline never

Intelligent Power Management をサポートする Cisco スイッチ 2

不要

power inline auto

Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチ 1

config ap power pre-standard enable

power inline auto

Intelligent Power Management 1 をサポートしている Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 3

不要

power inline never 4

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 2

不要 5

power inline never

Cisco 以外のスイッチで使用するパワー インジェクタ

不要

802.3af 互換の Cisco 以外のスイッチ

1250 パワー インジェクタが 1 つ必要

2.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS のリリースを確認するには、使用している Cisco 電源のリリースノートをご覧ください。使用している Cisco 電源では、現在 Intelligent Power Management がサポートされていない可能性があります。

3.パワー インジェクタは AIR-PWRINJ4 である必要があります。

4.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチは常にスイッチでパワー インジェクタを使用する設定になっています。

5.アクセス ポイントはパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を検出します。

 

表4-4 無線モジュールを 2 つ取り付けたアクセス ポイントでの CLI 電源コマンドの使用

電源
CLI コマンド
Cisco ワイヤレス LAN コントローラ
Cisco スイッチ

AC 電源モジュール

不要

power inline never

Intelligent Power Management をサポートする Cisco スイッチ 6

不要

power inline never

Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチ 1

config ap power pre-standard enable

power inline never

Intelligent Power Management 1 をサポートしている Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 7

不要

power inline never 8

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 2

不要 9

power inline never

Cisco 以外のスイッチで使用するパワー インジェクタ 2

不要

802.3af 互換の Cisco 以外のスイッチ

1250 パワー インジェクタが 1 つ必要

6.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS のリリースを確認するには、使用している Cisco 電源のリリースノートをご覧ください。使用している Cisco 電源では、現在 Intelligent Power Management がサポートされていない可能性があります。

7.パワー インジェクタは AIR-PWRINJ4 である必要があります。

8.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチは常にスイッチでパワー インジェクタを使用する設定になっています。

9.アクセス ポイントはパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を検出します。

アクセス ポイントの CLI を使用した手動によるコントローラの情報の設定方法

アクセス ポイントを初めて設置する際に、アクセス ポイントから DHCP サーバに接続できないときには、アクセス ポイントの CLI を使用して、コントローラについて必要とされる情報を手動で設定できます。コンソール ポートへの接続方法については、「アクセス ポイントへのローカル接続」を参照してください。


) ここで説明する CLI コマンドは、コントローラにアソシエートされていないアクセス ポイントだけで使用できます。


CLI コマンドで設定した固定情報は、アクセス ポイントでコントローラに接続するために使用されます。アクセス ポイントがコントローラに接続した後、コントローラはコントローラの新しい情報を使用して、アクセス ポイントを再設定しますが、アクセス ポイントの静的 IP アドレスやデフォルトのゲートウェイはそのまま使用されます。

コントローラの情報の設定方法

箱から出したばかりの新しいアクセス ポイントに、アクセス ポイントの CLI インターフェイスを使用してコントローラの情報を手動で設定するには、次の EXEC モードの CLI コマンドを使用してください。

AP# lwapp ap ip address <IP address> <subnet mask>
AP# lwapp ip default-gateway IP-address
AP# lwapp controller ip address IP-address
AP# lwapp ap hostname name
Where name is the access point name on the controller.

) デフォルトのイネーブル パスワードは、Cisco です。


手動で入力したコントローラの情報の消去方法

アクセス ポイントをネットワークの別の場所に移動する場合、アクセス ポイントが別のコントローラとアソシエートできるよう、手動で入力したコントローラの情報を消去する必要があります。


) このコマンドには、CLI を EXEC モードで使用するためにコントローラで設定されたイネーブル パスワードが必要です。


手動で入力したコントローラの情報を消去するには、次の EXEC モードの CLI コマンドを使用してください。

clear lwapp ap ip address
clear lwapp ip default-gateway
clear lwapp controller ip address
clear lwapp ap hostname
 

アクセス ポイントをデフォルト設定に手動でリセットする方法

アクセス ポイントをデフォルト設定に手動でリセットするには、EXEC モードの CLI コマンドを使用します。


) このコマンドには、CLI を EXEC モードで使用するためにコントローラで設定されたイネーブル パスワードが必要です。


clear lwapp private-config
 

MODE ボタンの設定

Lightweight アクセス ポイントの MODE ボタンは、Cisco ワイヤレス LAN コントローラから設定します。次のような、コントローラの CLI コマンドを使用して、MODE ボタンを表示および設定します。

1) config ap rst-button enable <access-point-name>/all
2) config ap rst-button disable <access-point-name>/all
3) show ap config general <access-point-name>
(Where access-point-name is the name that identifies the access point on the ocntroller.)
 

アクセス ポイントへのローカル接続

(アクセス ポイントを有線 LAN と接続しないで)アクセス ポイントをローカルに設定する必要があるときには、DB-9 to RJ-45 のシリアル ケーブルを使用して、コンピュータをコンソール ポートに接続することができます。


注意 アクセス ポイントの底が熱くなっている場合がありますので、取り扱いには注意してください。


) 設定の変更が完了したら、シリアル ケーブルをアクセス ポイントから取り外す必要があります。


次の手順を実行し、アクセス ポイントのコンソール ポートに接続することによって、CLI を開きます。


ステップ 1 9 ピンのメスの DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルを、アクセス ポイントの RJ-45 コンソール ポートとコンピュータの COM ポートに接続します。

図4-3 は、シリアル ポート接続を示しています。

図4-3 コンソール ポートの位置

 

 

1

DC 電源コネクタ(56 VDC)

3

コンソール ポート(RJ-45)

2

イーサネット ポート(RJ-45)

4

MODE ボタン


) DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルの Cisco 製品番号は、AIR-CONCAB1200 です。シリアル ケーブルを注文する場合は、http://www.cisco.com/go/marketplace を参照してください。


ステップ 2 アクセス ポイントと通信できるように、コンピュータのターミナル エミュレータを設定します。ターミナル エミュレータの接続には次の設定を使用します。回線速度 9600 ボー、データ ビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1、およびフロー制御なしにします。


 

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

TFTP サーバ ソフトウェアはいくつかの Web サイトからダウンロードできます。次の URL から入手できるシェアウェアの TFTP ユーティリティをお勧めします。

http://tftpd32.jounin.net

ユーティリティのインストール方法と使い方については、Web サイトの指示に従ってください。