Cisco Aironet 1250 シリーズ アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
1200 シリーズ Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング
1200 シリーズ Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

1200 シリーズ Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング

Autonomous アクセス ポイントの LED の確認

パワー インジェクタ LED の確認

基本設定の確認

IP アドレスに関するデフォルトの動作

無線インターフェイスの有効化

SSID

WEP キー

セキュリティ設定

Autonomous アクセス ポイントの低電力状態

Intelligent Power Management

インライン電源のステータス メッセージ

CLI を使用した電源の設定

CLI を使用した Cisco IOS コマンドの発行

ブラウザを使用したアクセス ポイント システムの電源設定

キャリア ビジー テストの実行

Ping テストの実行

デフォルト設定へのリセット

MODE ボタンの使用

Web ブラウザ インターフェイスの使用

アクセス ポイントのイメージのリロード

MODE ボタンの使用

Web ブラウザ インターフェイス

ブラウザ HTTP インターフェイス

ブラウザ TFTP インターフェイス

アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

アクセス ポイントへのローカル接続

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

1200 シリーズ Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング

この章では、1250 シリーズ Autonomous アクセス ポイント(モデル:AIR-AP1252)で発生する可能性のある基本的な問題に対するトラブルシューティングの手順を説明します。最新の詳細なトラブルシューティングの情報については、シスコのテクニカル サポートおよびドキュメンテーション Web サイトを参照してください。URL は、次のとおりです。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/wireless/tsd_products_support_category_home.html

この章の内容は、次のとおりです。

「Autonomous アクセス ポイントの LED の確認」

「基本設定の確認」

「Autonomous アクセス ポイントの低電力状態」

「キャリア ビジー テストの実行」

「Ping テストの実行」

「デフォルト設定へのリセット」

「アクセス ポイントのイメージのリロード」

「アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手」

「TFTP サーバ ソフトウェアの入手」

Autonomous アクセス ポイントの LED の確認

アクセス ポイントが適切に動作しないときには、装置上部のステータス、イーサネット、無線 LED を確認してください。これらの LED インジケータから装置の状態をすばやく確認できます。図3-1 ではアクセス ポイント LED を示しています(詳細は、アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを使用してイベント ログを参照してください)。

図3-1 アクセス ポイント LED

 

 

LED 信号は、 表3-1 のとおりです。

 

表3-1 Autonomous アクセス ポイント LED 信号

メッセージの種類
イーサネット LED
無線 LED

ステータス LED

意味

ブート ローダの
状態

緑色

オレンジ

オフ

DRAM テスト中

緑色

緑色

緑色

DRAM メモリ テスト OK

オフ

赤色

オフ

ボードの初期化中

オフ

緑色に点滅

緑色に点滅

フラッシュ ファイル システム初期化

オフ

緑色

緑色

フラッシュ メモリのテスト OK

オレンジ

オフ

白色

イーサネット初期化

緑色

オフ

青色に点滅

イーサネット テスト OK

緑色

緑色

緑色に点滅

Cisco IOS の起動

オフ

オフ

オフ

初期化 OK

アソシエーションの状態

緑色

通常の動作状態だが、装置に無線クライアント デバイスがアソシエートされていない

青色

通常の動作状態であり、少なくとも 1 台の無線クライアント デバイスが装置にアソシエートされている。

動作状態

緑色

イーサネット リンクが稼動中

緑色に点滅

イーサネット パケットの送受信中

緑色に点滅

無線パケットの送受信中

青色に点滅

ソフトウェアのアップグレード中

緑色に点滅

緑色に点滅

緑色に点滅

アクセス ポイントの位置コマンド

ブート ローダの
警告

オフ

オフ

赤色に点滅

イーサネット リンクが未稼働

赤色

オフ

赤色

イーサネットの障害

オレンジ

オフ

青色に点滅

設定回復中(MODE ボタンが 2~3 秒押された)

オフ

赤色

赤色

イメージ回復中(MODE ボタンが 20~30 秒押された)

緑色に点滅

赤色に点滅

ピンク色に
点滅

イメージ回復中で、MODE ボタンが放された

ブート ローダ
エラー

赤色

赤色

赤色

DRAM メモリ テストの失敗

オフ

赤色

赤色と青色で点滅

フラッシュ ファイル システムの障害

オフ

オレンジ

赤色と緑色に交互に変わる

環境変数(ENVAR)の失敗

オレンジ

オフ

赤色に高速点滅

MAC アドレスが不正

赤色

オフ

赤色とオフの点滅

イメージ復元中のイーサネットの障害

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブート環境エラー

赤色

オレンジ

赤色とオフの点滅

Cisco IOS イメージ ファイルなし

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブートの失敗

Cisco IOS のエラー

オレンジに
点滅

イーサネットの送受信エラー

オレンジに
点滅

無線ポートにおける最大再試行回数の超過、またはバッファ フルが発生

赤色

赤色

オフ

ソフトウェアの障害。装置の電源を切断し、再接続してみてください。

青色、緑色、赤色、オフが切り替わる

一般的な警告。インライン電力不足(「Autonomous アクセス ポイントの低電力状態」を参照)

パワー インジェクタ LED の確認

パワー インジェクタ(モデル:AIR-PWRINJ4)には、ケースの上部に 3 つの LED があります(図3-2参照)。

図3-2 パワー インジェクタ LED

 

表3-2 では、パワー インジェクタ LED の示す内容を説明してます。

 

表3-2 パワー インジェクタの LED が示す内容

LED
概要

AP 電源

緑色

アクセス ポイントに DC 電源が供給されていることを示します。

障害

赤色

ショートまたは過負荷の状態を示します。サポート担当者に問い合わせる前に、イーサネット ケーブルと接続を確認してください。

AC 電源

緑色

パワー インジェクタに AC 電源が供給されていることを示します。

基本設定の確認

無線クライアントとの接続が失われる最も一般的な原因は、基本設定の不一致です。アクセス ポイントでクライアント デバイスとの通信が行われない場合は、次の点を確認します。

IP アドレスに関するデフォルトの動作

Cisco IOS Release 12.4(10b)JA 以降のソフトウェアをデフォルトの設定で実行している 1250 シリーズ アクセス ポイントを LAN に接続すると、アクセス ポイントは DHCP サーバに IP アドレスを要求します。この要求は、IP アドレスが割り当てられるまで送られ続けます。

無線インターフェイスの有効化

Cisco IOS Release 12.4(10b)JA 以降では、アクセス ポイントの無線はデフォルトで無効に設定されています。アクセス ポイントのデフォルトの SSID はありません。他のデバイスからアクセス ポイントへの無線アソシエーションを可能にするには、事前にアクセス ポイントの SSID を作成して無線を有効にする必要があります。このようなデフォルト設定の変更により、新しく設置されるアクセス ポイントのセキュリティが強化されます。SSID の設定手順については、『Cisco IOS Software Configuration Guide for Cisco Aironet Access Points』を参照してください。

無線インターフェイスを有効にする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Web ブラウザを使用して、アクセス ポイントにアクセスします。

ステップ 2 Summary Status ページが表示されたら、 Network Interfaces > Radio0-802.11N 2.4GHZ をクリックして、Radio Status ページを表示します。


) 無線モジュールがあるモジュール スロット(スロット 0 またはスロット 1)では、Radio0 または Radio1 のいずれかが指定されます。モジュール スロットの位置については図1-1を参照してください。


ステップ 3 Settings をクリックして、無線の設定ページを表示します。

ステップ 4 Enable Radio フィールドの Enable をクリックします。

ステップ 5 Apply をクリックします。

ステップ 6 Radio1-802.11N 5GHZ をクリックして、Radio Status ページを表示します。

ステップ 7 手順 3~5 を繰り返します。

ステップ 8 Web ブラウザを閉じます。


 

SSID

アクセス ポイントにアソシエートしようとする無線クライアントは、アクセス ポイントと同じ SSID を使用する必要があります。クライアント デバイスの SSID が無線範囲のアクセス ポイントの SSID と一致しない場合、クライアント デバイスはアソシエートしません。


) Cisco IOS Release 12.4(10b)JA 以降では、デフォルトの SSID はありません。クライアント デバイスがアクセス ポイントにアソシエートできるようにするには、SSID を設定しておく必要があります。


アクセス ポイントの SSID の設定方法については、『Cisco IOS Software Configuration Guide for Cisco Aironet Access Points』を参照してください。

WEP キー

データ送信に使用する WEP キーは、アクセス ポイント、およびアクセス ポイントにアソシエートするすべての無線デバイスでまったく同じように設定する必要があります。たとえば、クライアント アダプタの WEP Key 3 を 0987654321 に設定し、送信キーに選択した場合は、アクセス ポイントの WEP Key 3 もまったく同じ値に設定する必要があります。ただし、アクセス ポイントでは、Key 3 を送信キーとして使用する必要はありません。

アクセス ポイントの WEP キーの設定方法については、『Cisco IOS Software Configuration Guide for Cisco Aironet Access Points』を参照してください。

セキュリティ設定

アクセス ポイントによる認証を求める無線クライアントは、そのアクセス ポイントで設定されているのと同じセキュリティ オプションをサポートする必要があります。たとえば、EAP または LEAP、MAC アドレス認証、Message Integrity Check(MIC; メッセージ完全性チェック)、WEP キー ハッシュ、および 802.1X プロトコル バージョンなどです。

無線クライアントがアクセス ポイントから認証されない場合には、クライアント アダプタの適切なセキュリティ設定、および現在のアクセス ポイントの設定で使用可能なクライアントのアダプタ ドライバおよびファームウェアのバージョンをシステム管理者に問い合わせてください。


) 802.11n 無線の要件は暗号化なしまたは AES-CCM です。



) クライアント ユーティリティでは、アクセス ポイントの無線で使用する MAC アドレスを表示する必要があります。アクセス ポイントのイーサネット ポートの MAC アドレスは、アクセス ポイントの背面のラベルに記載されています。


Autonomous アクセス ポイントの低電力状態

無線モジュールを 2 つ持つアクセス ポイントは、1250 DC 電源モジュールまたは 1250 インライン パワー インジェクタのいずれかを電源にできます。このアクセス ポイントは、Cisco Intelligent Power Management をサポートしています。

無線モジュールが 1 つのみ取り付けられているアクセス ポイント(電源が入っているデバイス)は、802.3af 電源から電力を得ることができます。このアクセス ポイントには、長さが 100 m の CAT 5E 以上のイーサネット ケーブルを使用すると、15.4 W の電力を必要とします。アクセス ポイントを PoE 設定で使用している場合、パワー インジェクタのような PSE(Power Sourcing Equipment)から得られる電力は、相互接続ケーブルの長さに応じて多くなります。

デュアル無線モジュールが完全に動作している場合、アクセス ポイントには、長さが 100m の CAT 5E 以上のイーサネット ケーブルを使用すると、18.5 W の電力を必要とします。


注意 電流スイッチ、電源パッチ パネル、および IEEE 802.3af に適合している電源では、2 つの無線モジュールが取り付けられているアクセス ポイントに対して十分な電力を供給できません。


) アクセス ポイントがインライン電源に接続されている場合は、その電源モジュールをアクセス ポイントに接続しないでください。アクセス ポイントで 2 つの電源を使用すると、内部コンポーネントを保護するためにアクセス ポイントがシャットダウンしたり、アクセス ポイントが接続されているポートがスイッチによってシャットダウンされたりする可能性があります。アクセス ポイントがシャットダウンした場合は、すべての電源を取り外し、1 つの電源だけを接続し直す必要があります。


電源投入時に、アクセスポイントは低電力モードに移行し(両方の無線が無効になります)、Cisco IOS ソフトウェアがロードおよび実行され、電源ネゴシエーションによって十分な電力が供給されているかどうかが確認されます。十分な電力が供給されている場合は、両方の無線が有効になります。そうでない場合は、過電流状態にならないように、アクセス ポイントは両方の無線を無効にした低電力モードのままになります。低電力モードでは、アクセス ポイントでステータス LED の低電力エラーの表示が有効になり、ブラウザおよび後続のインターフェイスには、低電力であることを示すメッセージが表示され、イベント ログ エントリが作成されます(「Autonomous アクセス ポイントの LED の確認」および 「インライン電源のステータス メッセージ」を参照)。

Intelligent Power Management

低電力の電源による過電流状態を防ぎ、Cisco スイッチでの電力消費を最適化するために、シスコは Intelligent Power Management を開発しました。これは、CDP(Cisco Discovery Protocol)を使用して、電源が投入されたデバイス(アクセス ポイントなど)に十分な電力があるかどうかを Cisco スイッチとネゴシエーションできるものです。

アクセス ポイントは Intelligent Power Management をサポートしています。電源ネゴシエーションの結果によって、アクセス ポイントは全電力モードに移行するか、または無線を無効にした低電力モードを維持します。


) 電力ネゴシエーションとは別に、アクセス ポイントのハードウェアでは、電源からの必要な電力を把握するのに 802.3af 分類スキームも使用します。ただし、電源でも Intelligent Power Management をサポートしていない限り、電源は供給可能な電力をアクセス ポートに報告できません。


一部の Cisco スイッチは、Intelligent Power Management がサポートされるようにソフトウェアをアップグレードする必要があります。ソフトウェアのアップグレードが不要な場合は、準規格互換モードで動作するようにアクセス ポイントを設定できます。これにより、受信した CDP ID フィールドでこれらの Cisco スイッチが検出された場合、アクセス ポイントは自動的に(取り付けられた単体の無線モジュールに対する)全電力モードに移行します。

アクセス ポイントで全電力の稼動に必要な電力が供給されていないと判断されると、エラー メッセージが記録され、ステータス LED が低電力モードを示すオレンジ色に変わります(「Autonomous アクセス ポイントの LED の確認」および「インライン電源のステータス メッセージ」を参照)。


ヒント スイッチでは(取り付けられた単体の無線モジュールに対する)全電力稼動に十分な電力を供給できるにも関わらず、アクセス ポイントが低電力モードのままになっている場合には、アクセス ポイントとスイッチのいずれかまたは両方が正しく設定されていない可能性があります(表3-3および表3-5参照)。


両方の無線モジュールを取り付けて全電力モードで稼動すると、アクセス ポイントは、次の方法によってのみ電源が供給されます。

スイッチ ポートで 1250 シリーズのパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を使用する方法

1250 シリーズの DC 電源モジュール(AIR-PWR-SPLY1)を使用して、アクセス ポイントにローカルに電源を投入する方法

一方のみの無線モジュールを取り付けて全電力モードで稼動すると、アクセス ポイントは、次の方法によって電源が供給されます。

スイッチ ポートで 1250 シリーズのパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を使用する方法

1250 シリーズの DC 電源モジュール(AIR-PWR-SPLY1)を使用して、アクセス ポイントにローカルに電源を投入する方法

802.3af 電源を使用する方法

インライン電源のステータス メッセージ

次のメッセージは、電源の状態をレポートするため、アクセス ポイントによってコンソール ポートに記録されます。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - AC_ADAPTOR inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが 1250 電源モジュールを使用しており、両方の無線モジュールに対して全電力稼動をサポートできることを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Low Power - AC_ADAPTOR inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが 1250 以外の電源モジュールを使用しており、全電力稼動をサポートできないことを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - NEGOTIATED inline power source:このメッセージは、(単体の無線モジュールが取り付けられている)アクセス ポイントが全電力稼動していること、Cisco Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチと 15.4 W の電力を正しくネゴシエーションできたことを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - HIGH_POWER_CLASSIC inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが準規格互換モードに設定されており、Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチが検出されていても、アクセス ポイントには十分な電力を供給できるため、(単体の無線モジュールが取り付けられている)アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - INJECTOR_CONFIGURED_ON_SOURCE inline power
source:このメッセージは、アクセス ポイントが Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチに接続されており、そのスイッチが power inline never コマンドで設定されているため、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full power - INJECTOR_CONFIGURED_ON_CURRENT_PORT inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが、このポートのパワー インジェクタを予想して設定されているため、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - INJECTOR_DETECTED_PD inline power source:このメッセージは、Cisco の別の Powerable Device(PD; 電源供給デバイス)から CDP パケットが検出されたために、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。Cisco 電源はこのタイプの CDP パケットには送電しないため、アクセス ポイントは、パワー インジェクタまたは Cisco 以外の電源から供給されています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - INJECTOR_DETECTED_MULTIPLE_MACS_ON_HUB inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが複数の Cisco デバイスを検出したために、全電力稼動していることを示しています。Cisco 電源は CDP パケットを転送しないため、アクセス ポイントは、パワー インジェクタまたは Cisco 以外の電源から供給されています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full Power - NON_CISCO-NO_CDP_RECEIVED inline power source:このメッセージは、タイムアウトまでに CDP パケットを受信しなかったために、アクセス ポイントが全電力稼動していることを示しています。この状態は、アクセス ポイントが Cisco 以外の電源と接続していることを示しています。

%CDP_PD-4-POWER_OK:Full power - INJECTOR_DETECTED inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが 1250 シリーズのパワー インジェクタ(AIR-PWINJ4)を検出していて、両方の無線モジュールを有効にした状態で全電力稼動していることを示しています。取り付けられたパワー インジェクタを指定するために、power inline negotation injector installed コマンドを使用する必要はありません。


) 過電流の可能性を防ぐため、電源は IEC60950 規格に限定したものでなければなりません。


%CDP_PD-4-POWER_OK:Full power - INJECTOR_CONFIGURED_OVERRIDE_SAFETY inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントでインライン電源チェックのオーバーライドが設定され、パワー インジェクタが取り付けらることを示しています。


注意 power inline negotiation injector override コマンドを使用するときには、電源の電力不足に伴う過負荷状態の可能性を避けるため、パワー インジェクタを常に取り付けておく必要があります。

%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled - NEGOTIATED inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントがすべての無線を無効化した低電源モードであることを示しています。これは、Cisco 電源からはアクセス ポイントに十分な電力を供給できないことが示されているためです。


) Cisco 1250 パワー インジェクタが必要である可能性があります。


%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled - LOW_POWER_CLASSIC_NO_INJECTOR
_CONFIGURED <プラットフォーム名> (<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効になった状態でアクセス ポイントが低電力モードになっていること、アクセス ポイントに十分な電力を供給できない CDP デバイスが検出されたことを示しています。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントによって検出された CDP デバイスです。<MAC アドレス> は、CDP デバイス(通常はスイッチ ポート)の MAC アドレスです。


) Cisco パワー インジェクタが必要である可能性があります。


低電力状態のメッセージに続いて、コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用しているときにさらに 2 つのメッセージが表示され、この低電力問題を解決するのに必要な操作が示されます。

Verify the required power injector is installed on this port:<プラットフォーム名> (<イーサネット ポート>)

(<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した CDP デバイスです。
<イーサネット ポート> は CDP デバイスのイーサネット ポートです。)

If a power injector is installed, issue the command:power inline negotiation injector installed.

%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled- LOW_POWER_CLASSIC_INJECTOR_
CONFIGURED_ON_ANOTHER_PORT <プラットフォーム名> (<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効状態でアクセス ポイントが低電力モードになっていること、このアクセス ポイントに十分な電力を供給できない CDP デバイスが検出されたことを示しています。パワー インジェクタは設定されていますが、別のポート用です。アクセス ポイントが移動していて、新しいパワー インジェクタ用にアクセス ポイントが再設定されていないと考えられます。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した CDP デバイスです。<MAC アドレス> は、CDP デバイス(通常はスイッチ ポート)の MAC アドレスです。


) Cisco 1250 パワー インジェクタが必要である可能性があります。


低電力状態のメッセージに続いて、コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用しているときにさらに 2 つのメッセージが表示され、この低電力問題を解決するのに必要な操作が示されます。

1. Verify the required power injector is installed on the new port:<プラットフォーム名> (<イーサネット ポート>)

(<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した CDP デバイスです。
<イーサネット ポート> は CDP デバイスのイーサネット ポートです。)

2. If a power injector is installed, issue the command:power inline negotiation injector installed.

%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled- HIGH_POWER_CLASSIC_NOT_ CONFIGURED inline power source <プラットフォーム名> (<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効でありアクセス ポイントが低電力状態にあること、Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチが検出されたが、十分な電力を供給できるはずだということが示されています。アクセス ポイントは、準規格互換に設定されていなければなりません。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した Cisco プラットフォームです。<MAC アドレス> は、スイッチ ポートの MAC アドレスです。


) Cisco スイッチのソフトウェアをアップグレードして Intelligent Power Management をサポートさせるか、アクセス ポイントの準規格互換性を設定する必要があります。


%CDP_PD-2-POWER_LOW:All radios disabled-INJECTOR_CONFIGURED_BUT_FAILS_
VERIFICATION <プラットフォーム名>(<MAC アドレス>):このメッセージは、すべての無線が無効化状態でアクセス ポイントが低電力モードになっていること、パワー インジェクタが設定されているが、このアクセス ポイントでは検出されなかったことを示しています。

<プラットフォーム名> は、アクセス ポイントが検出した Cisco プラットフォームです。<MAC アドレス> は、スイッチ ポートの MAC アドレスです。

CLI を使用した電源の設定

Intelligent Power Management をサポートするかどうかは、アクセス ポイントに電源を供給している Cisco スイッチのソフトウェアのバージョンに依存します。Intelligent Power Management をサポートするように 各 Cisco スイッチをアップグレードする必要があります。このソフトウェアをアップグレードするまでは、次の Cisco IOS CLI コマンドを使用して、旧バージョンのスイッチ ソフトウェアでアクセス ポイントが動作するように設定できます。

[no] power inline negotiation {prestandard source |injector {installed | override | H.H.H}}

ここで、

prestandard source は、Cisco スイッチが Intelligent Power Management をサポートしていないことを示します。

injector installed は、パワー インジェクタが電流スイッチ ポートに取り付けられることを示します。


) power inline negotiation injector installed コマンドは不要です。これは、アクセス ポイントで 1250 パワー インジェクタ(AIR-PWRINGJ4)を検出できるためです。


injector override は、パワー インジェクタが取り付けられ、アクセス ポイントでインライン電源チェックのオーバーライドが設定されることを示します。アクセス ポイントを移動した場合、H.H.H を使用して、アクセス ポイントの移動先の新しいスイッチ ポートの MAC アドレスを指定します。0.0.0 の MAC アドレスは無効です。


注意 power inline negotiation injector override コマンドを使用するときには、電源の電力不足に伴う過負荷の可能性を避けるため、パワー インジェクタを常に取り付けておく必要があります。


) power inline negotiation injector installed コマンドは、CDP が無効のときは失敗します。


power inline negotiation injector override コマンドを使用するときには、パワー インジェクタを使用して、電力不足の電源が過負荷にならないようにする必要があります。

Cisco IOS CLI コマンドを使用して、アクセス ポイントに次のことを伝えることができます。

Cisco スイッチでは Intelligent Power Management をサポートしてないが、単体の無線モジュールを取り付けたアクセス ポイントには十分な電力を供給できること

1250 パワー インジェクタを使用して十分な電力を供給しており、Cisco スイッチは Intelligent Power Management をサポートしていないこと。

アクセス ポイントが新しい Cisco スイッチ ポートに移動されており、1250 パワー インジェクタを使用して十分な電力を供給していること。


注意 アクセス ポイントが PoE で電源を取っているときには、PSE の出力電流がポート 1 本に対して 400 mA を超えることはできません。


) 設定の変更が完了したら、シリアル コンソール ケーブルをアクセス ポイントから必ず取り外してください。


 

表3-3 無線モジュールを 1 つ取り付けたアクセス ポイントでの Cisco IOS コマンドの使用

電源
Cisco IOS コマンド
アクセス ポイント
Cisco スイッチ

AC 電源モジュール

不要

power inline never

Intelligent Power Management をサポートする Cisco スイッチ 1

no power inline negotiation prestandard source

power inline auto

Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチ 1

power inline negotiation prestandard source

power inline auto

Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 21

不要 3

power inline never 4

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 2

不要 5

power inline never

Cisco 以外のスイッチで使用するパワー インジェクタ

不要

1.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS のリリースを確認するには、使用している Cisco 電源のリリースノートをご覧ください。使用している Cisco 電源では、現在 Intelligent Power Management がサポートされていない可能性があります。

2.パワー インジェクタは AIR-PWRINJ4 である必要があります。

3.Cisco スイッチは、Intelligent Power Management を使用して、使用しているパワー インジェクタをアクセス ポイントに伝えます。

4.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチは常にスイッチでパワー インジェクタを使用する設定になっています。

5.アクセス ポイントはパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を検出します。

 

表3-4 無線モジュールを 2 つ取り付けたアクセス ポイントにおける Cisco IOS コマンドの使用

電源
Cisco IOS コマンド
アクセス ポイント
Cisco スイッチ

AC 電源モジュール

不要

power inline never

Intelligent Power Management 6 をサポートしている Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 7

不要 8

power inline never 9

Intelligent Power Management 1 をサポートしていないCisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 2

不要 10

power inline never

Cisco 以外のスイッチで使用するパワー インジェクタ 2

不要 5

6.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS のリリースを確認するには、使用している Cisco 電源のリリースノートをご覧ください。使用している Cisco 電源では、現在 Intelligent Power Management がサポートされていない可能性があります。

7.パワー インジェクタは AIR-PWRINJ4 である必要があります。

8.Cisco スイッチは、Intelligent Power Management を使用して、使用しているパワー インジェクタをアクセス ポイントに伝えます。

9.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチは常にスイッチでパワー インジェクタを使用する設定になっています。

10.アクセス ポイントはパワー インジェクタ(AIR-PWRINJ4)を検出します。

CLI を使用した Cisco IOS コマンドの発行

次の手順を実行して、自分の電力シナリオにあった Cisco IOS コマンドを発行します。


ステップ 1 アクセス ポイントのコンソール ポートにコンピュータを接続し、ターミナル エミュレータを使用して、アクセス ポイントとのセッションを確立します(「アクセス ポイントへのローカル接続」を参照)。

ステップ 2 Global Configuration モード(『Cisco IOS Software Configuration Guide for Cisco Aironet Access Points』を参照)から、電源設定に適用するコマンドを入力します( 表3-3 および 表3-4 を参照)。

power inline negotiation injector installed(不要)

no power inline negotiation injector(不要)

power inline negotiation prestandard source

no power inline negotiation prestandard source

ステップ 3 write memory コマンドを入力して、アクセス ポイントのメモリに設定を保存します。

ステップ 4 quit コマンドを入力して、ターミナルのセッションを終了します。


 

ブラウザを使用したアクセス ポイント システムの電源設定

ブラウザを使用しても、アクセス ポイント システムの電源を設定できます。


) アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを使用する場合は、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にしてください。


図3-3 では、システム電源設定のオプションおよびアクセス ポイントの状態(1250 シリーズのパワー インジェクタ検出)を示します。

図3-3 システム電源設定

 

表3-5 および 表3-6 では、アクセス ポイント システムの電源設定および Cisco スイッチ パワー コマンドを複数の電源オプションとして示しています。

 

表3-5 単体の無線モジュールを持つアクセス ポイントにおけるシステム電源設定および Cisco スイッチ コマンド

電源
アクセス ポイントのシステム電源設定
Cisco スイッチ
電源コマンド

AC 電源モジュール

設定変更は不要

power inline never

Intelligent Power Management をサポートする Cisco スイッチ 11

電源設定

Power Negotiation(選択)

パワー インジェクタ

Installed on Port with MAC Address(チェックをオフ)

power inline auto

Intelligent Power Management をサポートしていない Cisco スイッチ 1

電源設定

Pre-standard Compatibility(選択)

パワー インジェクタ

Installed on Port with MAC Address(チェックをオフ)

power inline auto

Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 121

電源設定

Power Negotiation(選択)

パワー インジェクタ

Installed on Port with MAC Address(チェックをオフ)

power inline never

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 2

電源設定

Power Negotiation(選択)

パワー インジェクタ

Installed on Port with MAC Address(チェックをオフ)

power inline never

Cisco 以外のスイッチで使用するパワー インジェクタ

設定変更は不要

11.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS のリリースを確認するには、使用している Cisco 電源のリリースノートをご覧ください。使用している Cisco 電源では、現在 Intelligent Power Management がサポートされていない可能性があります。

12.パワー インジェクタは AIR-PWRINJ4 である必要があります。

 

表3-6 デュアル無線モジュールを持つアクセス ポイントにおけるシステム電源設定および Cisco スイッチ コマンド

電源
アクセス ポイントのシステム電源設定
Cisco スイッチ
電源コマンド

AC 電源モジュール

設定変更は不要

power inline never

Intelligent Power Management 13 をサポートしている Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 14

電源設定

Power Negotiation(選択)

パワー インジェクタ

Installed on Port with MAC Address(チェックをオフ)

power inline never

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチで使用しているパワー インジェクタ 2

電源設定

Pre-standard Compatibility(選択)

パワー インジェクタ

Installed on Port with MAC Address(チェックをオフ)

power inline never

Cisco 以外のスイッチで使用するパワー インジェクタ 1

設定変更は不要

13.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS のリリースを確認するには、使用している Cisco 電源のリリースノートをご覧ください。使用している Cisco 電源では、現在 Intelligent Power Management がサポートされていない可能性があります。

14.パワー インジェクタは AIR-PWRINJ4 である必要があります。

これらの手順を実行して、ブラウザ インターフェイスを使用してアクセス ポイントの電源設定を行います。


ステップ 1 アクセス ポイントの IP アドレスを取得して、使用するアクセス ポイントを選択します。

ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。

a. 低電力モードで動作しているアクセス ポイントを選択すると、電力が不十分のためすべての無線が無効になっていることを示す警告メッセージが表示されます。OK をクリックすると、System Software > System Configuration ページの System Power Settings に移動します。

b. 全電力モードで動作しているアクセス ポイントを選択するときには、System Software > System Configuration を選択します。

ステップ 3 いずれかの電源設定オプションを選択します(図3-3を参照)。

a. 使用している Cisco スイッチが Intelligent Power Management ネゴシエーションをサポートしているときには Power Negotiationを選択します。

b. 使用している Cisco スイッチが Intelligent Power Management ネゴシエーションをサポートしていないときには Pre-standard Compatibility を選択します。

c. Cisco 以外のスイッチを使用しているときには、電源設定の変更は不要です。

ステップ 4 Cisco スイッチのパワー インジェクタを使用しているときには、次のいずれかの電源設定オプションを選択します(図3-3を参照)。

a. 使用している Cisco スイッチが Intelligent Power Management ネゴシエーションをサポートしているときには Installed on Port with MAC address をオフにします。

b. 使用している Cisco スイッチが Intelligent Power Management をサポートしていないときには、Installed on Port with MAC address のチェックをオンにして、スイッチ ポートの MAC アドレスが MAC アドレスのフィールドに表示されていることを確認します。HHHH.HHHH.HHHH は、MAC アドレスに 12 桁の 16 進数が含まれていることを示します。


) MAC アドレスのフィールドは大文字小文字を区別しません。


ステップ 5 Apply をクリックすると、ポップアップ ブロッカを無効にしてから次に進むことを示唆するメッセージが表示されます。

ステップ 6 OK をクリックして続行します。アクセス ポイントがリブートして、電源設定がそのアクセス ポイントで設定されます。


) ブラウザ ページを更新して、無線が有効であることを示す最新のブラウザ ページを取得する必要があることもあります。



 

キャリア ビジー テストの実行

キャリア ビジー テストを使用して、無線インターフェイス(2.4-GHz または 5-GHz 無線モジュール)用に最も輻輳の少ないチャネルを探すことができます。最適な結果を得るため、そして一時的なアクティビティの急増を避けるため、通常は何日かにわたってテストを何回か実行する必要があります。


) キャリア ビジー テストは、主として単一のアクセス ポイントまたはブリッジ環境に使用します。複数のアクセス ポイントを持つサイトの場合、通常は、アクセス ポイントの動作に最適な場所および最適な動作周波数を調べるためのサイト調査を実行します。



) 選択した無線でアソシエートされているクライアントはすべて、キャリア ビジー テストに要する 6 ~ 8 秒の間、アソシエートが解除されます。


キャリア ビジー テストを有効にする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Web ブラウザを使用して、アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを開きます。

ステップ 2 Summary Status ページが表示されたら、Network Interfaces > Radio0-802.11N 2.4GHZ をクリックして、Radio Status ページを表示します。


) 無線モジュールがあるモジュール スロット(スロット 0 またはスロット 1)では、Radio0 または Radio1 のいずれかが指定されます。モジュール スロットの位置については図1-1を参照してください。


ステップ 3 Carrier Busy Test タブをクリックします。Carrier Busy Test ページが表示されます。

ステップ 4 Start をクリックして、キャリア ビジー テストを開始します。

テストが完了すると、結果がページに表示されます。テストでは、各チャネル中心周波数に対して、チャネルがビジーである時間の割合を示す値が得られます。

ステップ 5 2 つ目の無線モジュールでリンク テストを実行するには、Radio1-802.11N 5GHZ 無線インターフェイスで手順の 2~4 を繰り返します。

テストが完了すると、結果がページに表示されます。テストでは、各チャネル中心周波数に対して、チャネルがビジーである時間の割合を示す値が得られます。

ステップ 6 ブラウザを閉じます。


 

Ping テストの実行

Ping テストを使用して、アソシエートされた無線デバイスとのリンクを評価できます。Ping テストには 2 つの動作モードがあります。

a. 指定された数のパケットを使用してテストを実行し、テスト結果を表示します。

b. ユーザが停止しない限り続行されるテストを実行し、テスト結果を表示します。

Ping テストを有効にする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Web ブラウザを使用して、アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを開きます。

ステップ 2 Association をクリックします。メイン アソシエーション ページが表示されます。

ステップ 3 アソシエートされた無線デバイスの MAC アドレスをクリックします。そのデバイスの Statistics ページが表示されます。

ステップ 4 Ping/Link Test タブをクリックします。Ping/Link Test ページが表示されます。

ステップ 5 テストで使用するパケット数を指定する手順は、次のとおりです。

a. Number of Packets フィールドにパケット数を入力します。

b. Packet Size フィールドにパケット サイズを入力します。

c. Start をクリックします。

ステップ 6 継続的なテストを使用する手順は、次のとおりです。

a. Packet Size フィールドにパケット サイズを入力します。

b. Start をクリックして、テストを有効にします。

c. Stop をクリックして、テストを停止します。

テストが完了すると、ページの下部にテスト結果が表示されます。失われたパケットがないかどうかを確認してください。パケットが失われている場合、無線リンクに問題があることを示している可能性があります。最適な結果を得るためには、このテストを数回実行する必要があります。


 

デフォルト設定へのリセット

アクセス ポイントを設定するのに必要なパスワードを忘れてしまった場合は、設定を完全にリセットしなければならないこともあります。設定をリセットするときには、アクセス ポイントの MODE ボタンまたは Web ブラウザ インターフェイスを使用します。


) 以降の手順では、パスワード、WEP キー、IP アドレス、SSID などのすべての 設定を工場出荷時のデフォルトにリセットします。


MODE ボタンの使用

次の手順に従って現在の設定を削除し、MODE ボタンを使用してアクセス ポイントのすべての設定を工場出荷時のデフォルトに戻します。


ステップ 1 アクセス ポイントの電源を切断します(外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブル)。

ステップ 2 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。

ステップ 3 MODE ボタンを押し続けて、イーサネット LED がオレンジに変わったら(約 2 ~ 3 秒かかります)ボタンを放します。

ステップ 4 アクセス ポイントがリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイス、Telnet インターフェイス、Cisco IOS コマンドのいずれかを使用してアクセス ポイントを再設定する必要があります。


) アクセス ポイントは、IP アドレスも含めて工場出荷時のデフォルト値に設定されます(DHCP を使用して IP アドレスを受信するように設定されます)。



 

Web ブラウザ インターフェイスの使用

次の手順に従って現在の設定を削除し、Web ブラウザ インターフェイスを使用してアクセス ポイントのすべての設定を工場出荷時のデフォルトに戻します。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。


) アクセス ポイント ブラウザのインターフェイスを使用しているときには、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。


ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。Enter Network Password ページが表示されます。

ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。

ステップ 4 Password フィールドにアクセス ポイントのパスワードを入力し、Enter キーを押します。Summary Status ページが表示されます。

ステップ 5 System Software をクリックします。System Software ページが表示されます。

ステップ 6 System Configuration をクリックします。System Configuration ページが表示されます。

ステップ 7 Reset to Defaults ボタンをクリックします。


) アクセス ポイントに静的 IP アドレスが設定されている場合、IP アドレスは変わりません。


ステップ 8 アクセス ポイントがリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイス、Telnet インターフェイス、Cisco IOS コマンドのいずれかを使用してアクセス ポイントを再設定する必要があります。


 

アクセス ポイントのイメージのリロード

アクセス ポイントでファームウェアの障害が発生した場合、Web ブラウザ インターフェイスか MODE ボタンを使用して、アクセス ポイントのイメージ ファイル全体をリロードする必要があります(図3-4を参照)。アクセス ポイントのファームウェアが完全な稼動状態の間にファームウェア イメージをアップグレードする場合は、ブラウザ インターフェイスを使用します。ただし、アクセス ポイントのファームウェア イメージが壊れている場合は MODE ボタンを使用します。

MODE ボタンの使用

アクセス ポイントの MODE ボタンを使用すると、ネットワーク上、またはアクセス ポイントのイーサネット ポートに接続した PC 上で、アクティブな Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバからアクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードできます。


) アクセス ポイントでファームウェア障害、またはファームウェア イメージの破壊が確認された場合(ステータス LED がオレンジ色になった場合)、接続された TFTP サーバからイメージをリロードする必要があります。



) このプロセスでは、パスワード、WEP キー、アクセス ポイントの IP アドレス、SSID などのすべての設定を工場出荷時のデフォルトにリセットします。


アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 使用するコンピュータには、アクセス ポイントと同じサブネット内の静的 IP アドレスが設定されていなければなりません。

ステップ 2 コンピュータの TFTP サーバ フォルダに、必要なアクセス ポイントのイメージ ファイル
(c1250-k9w7-tar.124-10b.JA.tar など)のコピーを置きます。詳細は、「アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手」および「TFTP サーバ ソフトウェアの入手」を参照してください。

ステップ 3 TFTP サーバ フォルダ内のアクセス ポイントのイメージ ファイルの名前を c1250-k9w7-tar.default に変更します。

ステップ 4 TFTP サーバを有効にします。

ステップ 5 インライン電源を使用する場合、Category 5E 以上のイーサネット ケーブルを使用して、パワー インジェクタの To Network イーサネット コネクタにコンピュータを接続します。

ステップ 6 アクセス ポイントの電源を切断します(外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブル)。

ステップ 7 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。

ステップ 8 MODE ボタンを押し続けて、無線 LED が赤色に変わったら(約 20 ~ 30 秒かかります)MODE ボタンを放します。

ステップ 9 アクセス ポイントがリブートした後で、Web インターフェイス、Telnet インターフェイス、Cisco IOS コマンドのいずれかを使用してアクセス ポイントを再設定する必要があります。


 

Web ブラウザ インターフェイス

アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードするには、Web ブラウザ インターフェイスも使用できます。Web ブラウザ インターフェイスは、HTTP または TFTP インターフェイスを使用したイメージ ファイルのローディングをサポートします。


) ブラウザを使用してイメージ ファイルをリロードする場合、アクセス ポイントの設定は変更されません。


ブラウザ HTTP インターフェイス

HTTP インターフェイスを使用すると、PC にあるアクセス ポイントのイメージ ファイルを参照し、アクセス ポイントにイメージをダウンロードできます。HTTP インターフェイスを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。


) アクセス ポイントの Web ブラウザ インターフェイスは、Windows 98 および 2000 プラットフォームの Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0、および Windows 98、Windows 2000、および Solaris プラットフォームの Netscape バージョン 7.0 と完全に互換性があります。



) アクセス ポイント ブラウザのインターフェイスを使用しているときには、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。


ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。Enter Network Password ページが表示されます。

ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。

ステップ 4 Password フィールドにアクセス ポイントのパスワードを入力し、Enter キーを押します。Summary Status ページが表示されます。

ステップ 5 System Software タブをクリックして、Software Upgrade をクリックします。HTTP Upgrade ページが表示されます。

ステップ 6 Browse ボタンをクリックして、コンピュータ上のアクセス ポイントのイメージ ファイル(c1250-k9w7-tar.124-10b.JA.tar など)を探します。

ステップ 7 Upload をクリックします。

詳細は、Software Upgrade ページで Help アイコンをクリックしてください。


 

ブラウザ TFTP インターフェイス

TFTP インターフェイスを使用すると、ネットワーク デバイスの TFTP サーバを使用してアクセス ポイントのイメージ ファイルをロードできます。TFTP サーバを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。


) アクセス ポイント ブラウザのインターフェイスを使用しているときには、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。


ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。Enter Network Password ページが表示されます。

ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。

ステップ 4 Password フィールドにアクセス ポイントのパスワードを入力し、Enter キーを押します。Summary Status ページが表示されます。

ステップ 5 System Software タブをクリックして、Software Upgrade をクリックします。HTTP Upgrade ページが表示されます。

ステップ 6 TFTP Upgrade タブをクリックします。

ステップ 7 TFTP Server フィールドに、TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 8 Upload New System Image Tar File フィールドに、アクセス ポイントのイメージ ファイルのファイル名(c1250-k9w7-tar.124-10b.JA.tar など)を入力します。ファイルが TFTP サーバのルート ディレクトリのサブディレクトリ内にある場合は、TFTP サーバのルート ディレクトリの相対パスとファイル名を指定します。ファイルが TFTP サーバのルート ディレクトリにある場合は、ファイル名だけを入力します。

ステップ 9 Upload ボタンをクリックします。

ステップ 10 アップグレードが完了したことを示すメッセージが表示されたら、OK をクリックします。

詳細は、Software Upgrade ページで Help アイコンをクリックしてください。


 

アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

アクセス ポイントのイメージ ファイルは、次の手順に従って Cisco.com のソフトウェア センターから入手できます。


ステップ 1 インターネット ブラウザを使用して、Cisco Software Center にアクセスします。URL は、次のとおりです。

http://tools.cisco.com/support/downloads/pub/MDFTree.x?butype=wireless

ステップ 2 Enter Network Password ウィンドウで Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力し、OK をクリックします。

ステップ 3 Access Points > Cisco Aironet 1250 Series をクリックします。

ステップ 4 Cisco Aironet 1250 Access Point をクリックします。

ステップ 5 IOS をクリックします。

ステップ 6 任意の Cisco IOS リリース(12.4.10b-JA など)を選択します。

ステップ 7 アクセス ポイント イメージ ファイルの Wireless LAN (c1250-k9w7-tar.124-10b.JA.tarなど)を選択します。

ステップ 8 DOWNLOAD をクリックします。

ステップ 9 Software Download Rules の条項をよく読み、同意します。

ステップ 10 Enter Network Password ウィンドウで Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力し、OK をクリックします。

ステップ 11 Save をクリックして、イメージ ファイルをハードディスクにダウンロードします。

ステップ 12 ハードディスク上のダウンロード先を選択し、Save をクリックします。

ステップ 13 ダウンロードが完了したら、Close をクリックします。

ステップ 14 ブラウザを閉じます。


 

アクセス ポイントへのローカル接続

(アクセス ポイントを有線 LAN と接続しないで)アクセス ポイントをローカルに設定する必要があるときには、DB-9 to RJ-45 のシリアル ケーブルを使用して、コンピュータをコンソール ポートに接続することができます。


注意 アクセス ポイントの底が熱くなっている場合がありますので、取り扱いには注意してください。


) 設定の変更が完了したら、シリアル ケーブルをアクセス ポイントから取り外す必要があります。


次の手順を実行し、アクセス ポイントのコンソール ポートに接続することによって、CLI を開きます。


ステップ 1 9 ピンのメスの DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルを、アクセス ポイントの RJ-45 コンソール ポートとコンピュータの COM ポートに接続します。


ヒント アクセス ポイントのコンソール ポートに接続する前に、ケーブルの RJ-45 コネクタ側を 90 度折り曲げます。

図3-4 は、コンソール ポートと MODE ボタンの位置を示しています。

図3-4 コンソール ポートと MODE ボタンの位置

 

 

1

DC 電源コネクタ(56 VDC)

3

コンソール ポート(RJ-45)

2

イーサネット ポート コネクタ(RJ-45)

4

MODE ボタン


) DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルの Cisco 製品番号は、AIR-CONCAB1200 です。シリアル ケーブルを注文する場合は、http://www.cisco.com/go/marketplace を参照してください。


ステップ 2 アクセス ポイントと通信できるように、コンピュータのターミナル エミュレータを設定します。ターミナル エミュレータの接続には次の設定を使用します。回線速度 9600 ボー、データ ビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1、およびフロー制御なしにします。


 

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

TFTP サーバ ソフトウェアはいくつかの Web サイトからダウンロードできます。次の URL から入手できるシェアウェアの TFTP ユーティリティをお勧めします。

http://tftpd32.jounin.net

ユーティリティのインストール方法と使い方については、Web サイトの指示に従ってください。