Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
Lightweight アクセス ポイント用の DHCP オプション 43 の設定方法
Lightweight アクセス ポイント用の DHCP オプション 43 の設定方法
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Lightweight アクセス ポイント用の DHCP オプション 43 の設定方法

概要

1000 シリーズ アクセス ポイント用のオプション 43 の設定方法

1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ アクセス ポイント用のオプション 43 の設定方法

Lightweight アクセス ポイント用の DHCP オプション 43 の設定方法

この付録では、Cisco Catalyst 3750 シリーズ スイッチなどで DHCP オプション 43 を設定し、Windows 2003 エンタープライズ DHCP サーバを Lightweight アクセス ポイントと共に使用できるようにするための手順について説明します。この付録の内容は、次のとおりです。

「概要」

「1000 シリーズ アクセス ポイント用のオプション 43 の設定方法」

「1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ Lightweight アクセス ポイント用のオプション 43 の設定方法」

概要

ここでは、Windows 2003 エンタープライズ DHCP サーバを Lightweight アクセス ポイントと共に使用できるようにするための DHCP オプション 43 の設定例を示します。それ以外の DHCP サーバを使用する場合は、DHCP サーバのマニュアルで DHCP オプション 43 の設定方法を確認してください。オプション 43 では、コントローラ管理インターフェイスの IP アドレスを使用する必要があります。


) DHCP オプション 43 では、1 つの DHCP プールを 1 種類のアクセス ポイントだけに割り当てることができます。アクセス ポイントの種類別に、異なる DHCP プールを設定する必要があります。


Cisco Aironet 1000 シリーズ アクセス ポイントは、DHCP オプション 43 にカンマ区切りの文字列形式を使用します。他の Cisco Aironet アクセス ポイントは、DHCP オプション 43 に Type-Length-Value(TLV)を使用します。DHCP サーバは、アクセス ポイントの DHCP Vendor Class Identifier(VCI;ベンダー クラス ID)文字列に基づいてオプションを返すようにプログラムされています(DHCP オプション 60)。Lightweight モードで動作可能な Cisco アクセス ポイント用の VCI 文字列を、 表G-1 に示します。

 

表G-1 Lightweight アクセス ポイントの VCI 文字列

アクセス ポイント
Vendor Class Identifier(VCI)

Cisco Aironet 1000 シリーズ

Airespace.AP1200

Cisco Aironet 1100 シリーズ

Cisco AP c1100

Cisco Aironet 1130 シリーズ

Cisco AP c1130

Cisco Aironet 1200 シリーズ

Cisco AP c1200

Cisco Aironet 1240 シリーズ

Cisco AP c1240

Cisco Aironet 1300 シリーズ

Cisco AP c1300

Cisco Aironet 1500 シリーズ

Cisco AP.LAP1510

1130、1200、および 1240 シリーズ アクセス ポイントの TLV ブロックの形式は、次のとおりです。

型:0xf1(十進数では 241)

長さ:コントローラの IP アドレス数×4

値:WLC 管理インターフェイスのリスト

1000 シリーズ アクセス ポイント用のオプション 43 の設定方法

組み込みの Cisco IOS DHCP サーバを使用して、Cisco 1000 シリーズ Lightweight アクセス ポイント用に DHCP オプション 43 を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco IOS のコマンド ライン インターフェイス(CLI)で設定モードに切り替えます。

ステップ 2 デフォルトのルータやネーム サーバなどの必要なパラメータを指定して、DHCP プールを作成します。DHCP スコープの例を次に示します。

ip dhcp pool <プール名>
network <IP ネットワーク> <ネットマスク>
default-router <デフォルトのルータ>
dns-server <DNS サーバ>
 
ここで、
<プール名> は、DHCP プールの名前です(例:AP1000)。
<IP ネットワーク> は、コントローラが存在するネットワークの IP アドレスです(例:10.0.15.1)。
<ネットマスク> は、サブネット マスクです(例:255.255.255.0)。
<デフォルト ルータ> は、デフォルト ルータの IP アドレスです(例:10.0.0.1)。
<DNS サーバ> は、DNS サーバの IP アドレスです(例:10.0.10.2)。
 

ステップ 3 次の構文に従って、オプション 60 の行を追加します。

option 60 ascii "Airespace.AP1200"
 

引用符(")を忘れないようにしてください。

ステップ 4 次の構文に従って、オプション 43 の行を追加します。

option 43 ascii "IP アドレスをカンマで区切って指定"
 

たとえば、コントローラの IP アドレス 10.126.126.2 および 10.127.127.2 を使用して Cisco 1000 シリーズ アクセス ポイント用にオプション 43 を設定する場合、Cisco IOS の CLI で DHCP プールに次の行を追加します。

option 43 ascii "10.126.126.2,10.127.127.2"
 

引用符(")を忘れないようにしてください。


 

1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ Lightweight アクセス ポイント用のオプション 43 の設定方法

組み込みの Cisco IOS DHCP サーバを使用して、Cisco Aironet 1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ Lightweight アクセス ポイント用に DHCP オプション 43 を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco IOS の CLI で設定モードに切り替えます。

ステップ 2 デフォルトのルータやネーム サーバなどの必要なパラメータを指定して、DHCP プールを作成します。DHCP スコープの例を次に示します。

ip dhcp pool <プール名>
network <IP ネットワーク> <ネットマスク>
default-router <デフォルト ルータ>
dns-server <DNS サーバ>
 
ここで、
<プール名> は、DHCP プールの名前です(例:AP1240)。
<IP ネットワーク> は、コントローラが存在するネットワークの IP アドレスです(例:10.0.15.1)。
<ネットマスク> は、サブネット マスクです(例:255.255.255.0)。
<デフォルト ルータ> は、デフォルト ルータの IP アドレスです(例:10.0.0.1)。
<DNS サーバ> は、DNS サーバの IP アドレスです(例:10.0.10.2)。
 

ステップ 3 次の構文に従って、オプション 60 の行を追加します。

option 60 ascii "<VCI 文字列>"
 

<VCI 文字列>には、 表G-1 の値を使用します。引用符(")を忘れないようにしてください。

ステップ 4 次の構文に従って、オプション 43 の行を追加します。

option 43 hex <16 進文字列>
 

16 進文字列 には、次の TLV 値を組み合わせて指定します。

型 + 長さ + 値

型は、常にf1(16 進数)です。長さは、コントローラの管理 IP アドレスの数に 4 を掛けた値です(16 進数)。値 には、コントローラの IP アドレスを順番に指定します(16 進数)。

たとえば、管理インターフェイスの IP アドレス 10.126.126.2 および 10.127.127.2 を持ったコントローラが 2 つあるとします。型は、f1(16 進数)です。長さは、2×4 = 8 = 08(16 進数)です。IP アドレスは、0a7e7e02 および 0a7f7f02 に変換されます。文字列を組み合わせて、f1080a7e7e020a7f7f02 と指定します。DHCP スコープに追加される Cisco IOS のコマンドは、次のようになります。

option 43 hex f1080a7e7e020a7f7f02