Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
2.4GHz 無線のアップグレード
2.4GHz 無線のアップグレード
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

2.4GHz 無線のアップグレード

アップグレードの概要

無線の開梱

アクセス カバーを開く

ブランク スペーサ カードの取り外し

2.4GHz 無線の取り外し

2.4GHz 無線の取り付け

認定ラベルの貼り付け

ラベルの貼り付け

2.4GHz 無線のアップグレード

この章では、2.4GHz 無線カード(IEEE 802.11g)のアップグレード手順について説明します。内容は、次のとおりです。

「アップグレードの概要」

「無線の開梱」

「アクセス カバーを開く」

「ブランク スペーサ カードの取り外し」

「2.4GHz 無線の取り外し」

「2.4GHz 無線の取り付け」

「認定ラベルの貼り付け」

アップグレードの概要

この項では、アクセス ポイント 2.4GHz 無線のアップグレード手順を説明します。アップグレードの手順を要約すると、次のような操作になります。

1. すべてのケーブルと電源コードをアクセス ポイントから取り外します。

2. 標準の静電気防止(ESD)手順に従います。

3. アクセス ポイントを ESD 保護された作業台に載せます。

4. アクセス ポイントの 2.4GHz 無線のアクセス カバーを開きます。

5. 2.4GHz 無線機能を装備していないアクセス ポイントの場合は、ブランク スペーサ カードを取り外します。

6. 2.4GHz 無線機能を装備しているアクセス ポイントの場合は、既存の 2.4GHz カードを取り外します。

7. 新しい 2.4GHz 無線カードを取り付けます。

8. アクセス ポイントの 2.4GHz 無線のアクセス カバーを閉じます。


注意 ESD によって、Cisco Aironet 無線やアクセス ポイントの内部コンポーネントが損傷する恐れがあります。2.4GHz 無線のアップグレード手順は、ワークステーションを ESD 保護し、ESD について習熟したサービス技術者に依頼して実行することをお勧めします。

無線の開梱

各 2.4GHz 無線の付属品は次のとおりです。

クイック スタート ガイド

製品登録カード

T-10 不正開封防止機能付き Torx L 型レンチ

1200 シリーズ アクセス ポイントの 2.4GHz 無線製品認定ラベル


) IEEE 802.11g の無線製品には、1100 シリーズ アクセス ポイント製品の認定ラベル(1200 シリーズ アクセス ポイントでは不要)と 1200 シリーズ アクセス ポイント製品の認定ラベルの両方が付いています。


不足している品目や破損している品目がある場合は、シスコのサポート担当者にお問い合わせください。

アクセス カバーを開く

2.4GHz 無線のアクセス カバーを開く手順は、次のとおりです。


ステップ 1 すべてのケーブルと電源コードをアクセス ポイントから取り外します。

ステップ 2 プラスチック材、発砲スチロールなどの静電気を発生させる可能性のあるものは、すべて作業領域から取り除きます。

ステップ 3 アクセス ポイントと新しい 2.4GHz 無線(帯電防止バッグに入ったまま)を帯電防止された作業台の上に置きます。

ステップ 4 作業を進める前に、アースされた作業面(帯電防止された作業台)に触れ、人体に帯電された静電気を放出します。

ステップ 5 底面のカバーが上を向くようにアクセス ポイントの向きを合わせます。


注意 アクセス ポイントの内部コンポーネントや 2.4GHz 無線は、不適切な取り扱いから生じた ESD によって損傷を受ける恐れがあります。

ステップ 6 シスコの無線カードに同梱されている T-10 不正開封防止機能付き Torx L 型レンチを使用して、底面のアクセス カバーを取り外します(図4-1 を参照)。

図4-1 2.4GHz 無線のアクセス カバーのネジの位置

 

 

1

アクセス カバーのネジ

アクセス ポイントに 2.4GHz 無線が設定されていない場合は、「ブランク スペーサ カードの取り外し」に進みます。既存の 2.4GHz 無線を交換する場合は、「2.4GHz 無線の取り外し」に進みます。


 

ブランク スペーサ カードの取り外し

工場出荷時にアクセス ポイントに 2.4GHz 無線が設定されていない場合は、内部ミニ PCI コネクタにブランク スペーサ カードが装着されています。新しい 2.4GHz 無線カードを取り付ける前に、ブランク スペーサ カードを取り外す必要があります。


注意 すべてのコンポーネントを慎重に取り扱い、ESD に関して注意すべき点をすべて確認します。アクセス ポイントの内部コンポーネントや 2.4GHz 無線は、不適切な取り扱いから生じた ESD によって損傷を受ける恐れがあります。

ブランク スペーサ カードをミニ PCI コネクタから取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カードの両側にあるカード固定クリップをカードから押し出します(図4-2 を参照)。クリップを取り外すと、ボードが跳ね上がります。

図4-2 ブランク スペーサ カードの固定クリップの位置

 

 

1

カード固定クリップ

3

アンテナ コネクタ(黒色ワイヤ)

2

アンテナ コネクタ(白色ワイヤ)

ステップ 2 カードのスロットの近くの部分を慎重に逆方向に押し、アンテナ ワイヤを取り外すのに十分なゆとりを作ります。

ステップ 3 アンテナ ワイヤをブランク スペーサ カードから取り外します。


注意 アンテナ ワイヤ アセンブリの損傷を防ぐには、コネクタを使って処理してください。

ステップ 4 ブランク スペーサ カードをミニ PCI コネクタから取り外します。

無線カードの取り付け手順については、「2.4GHz 無線の取り付け」を参照してください。


 

2.4GHz 無線の取り外し

2.4GHz 無線カードをアクセス ポイントから取り外す手順は、次のとおりです。


注意 アクセス ポイントの内部コンポーネントや 2.4GHz 無線は、不適切な取り扱いから生じた ESD によって損傷を受ける恐れがあります。


ステップ 1 指を使って慎重に、2.4GHz 無線カードからアンテナ ワイヤ コネクタを取り外します。


注意 ラジオ ペンチで取り外し作業を行うと、アンテナ コネクタが損傷を受ける恐れがあります。

注意 アンテナ ワイヤ アセンブリの損傷を防ぐには、コネクタを使って処理してください。

ステップ 2 次の手順で、2.4GHz 無線カードをミニ PCI コネクタから取り外します。

a. カードの両側にあるカード固定クリップをカードから押し出します(図4-3 を参照)。クリップを取り外すと、無線カードが跳ね上がります(図4-4 を参照)。

図4-3 2.4GHz 無線カードの固定クリップの位置

 

 

1

カード固定クリップ

b. ボード上のコンポーネントや金色のコネクタ ピンに触れないように注意しながら、無線カードの端だけを持ちます。

c. 2.4GHz カードをミニ PCI コネクタから取り外します。

ステップ 3 取り外した 2.4GHz 無線カードを帯電防止バッグに入れます。

新しい無線カードの取り付け手順については、「2.4GHz 無線の取り付け」を参照してください。


 

2.4GHz 無線の取り付け

新しい 2.4GHz 無線カードをアクセス ポイントに取り付ける手順は、次のとおりです。


注意 アクセス ポイントの内部コンポーネントや 2.4GHz 無線は、不適切な取り扱いから生じた ESD によって損傷を受ける恐れがあります。


ステップ 1 Cisco Aironet 2.4GHz 無線カードを帯電防止バッグから慎重に取り出します。

ステップ 2 ボード上のコンポーネントや金色のコネクタ ピンに触れないように注意しながら、無線カードの端だけを持ちます。

ステップ 3 黒色のアンテナ ワイヤ コネクタを、黒色のラベルの付いた無線カードのアンテナ用コネクタに接続します(図4-4 を参照)。


注意 アンテナ ワイヤ アセンブリの損傷を防ぐには、コネクタを使って処理してください。

図4-4 アンテナ コネクタ ラベルとミニ PCI コネクタ

 

 

 

1

アンテナ コネクタ(黒色ワイヤ)

3

ミニ PCI コネクタ

2

アンテナ コネクタ(白色ワイヤ)

ステップ 4 白色のアンテナ ワイヤ コネクタを、白色のラベルの付いた無線カードのアンテナ用コネクタに接続します(図4-4 を参照)。

ステップ 5 無線カードをアクセス ポイントのミニ PCI コネクタに装着する手順は、次のとおりです。

a. 金色のピンがミニ PCI コネクタにぴったり収まるように、無線カードを 20 ~ 30 度ほど傾けます(図4-4 を参照)。

 

b. カチッと音がしてはまるまで、カードをミニ PCI コネクタに押し入れます。

ステップ 6 カード固定クリップが無線カードの各側にあるノッチに掛かるまで(カチッという音がするまで)カードを慎重に押し下げます(アクセス ポイントのマザーボードの方向へ)。

ステップ 7 メタル コネクタが互いに触れることがないように、アンテナ ワイヤの位置を慎重に調整します。


注意 電源供給時にアンテナ コネクタどうしを接触させないでください。接触させると無線が損傷を受ける恐れがあります。アンテナ コネクタどうしが接触している場合は、コネクタが離れるまで反対方向へ慎重に回転させます。

ステップ 8 2.4GHz 無線アクセス カバーを取り付け、T-10 不正開封防止機能付き Torx L 型レンチを使用して、カバーの固定ネジを締めます。

ステップ 9 アクセス ポイントの認定ラベルを確認します。注文した製品のモデルに応じて、ケースに 1 枚から 3 枚のラベルが貼られています。


 

認定ラベルの貼り付け

1200 シリーズ アクセス ポイントには、認定ラベルを貼り付けるための場所が 3 箇所あります。製品認定ラベル用に 1 箇所、無線認定ラベル用に 2 箇所です。ラベルの場所は、図4-5 に示されています。

図4-5 アクセス ポイントの認定ラベル

 

1

製品認定ラベル

3

無線認定ラベル

2

無線認定ラベル

製品認定ラベルは、常に上部に貼られます(1 の場所)。その下の 2 箇所には(2 と 3 の場所)には、無線認定ラベルが貼られます。2 または 3 の場所にラベルが貼られるかどうかは、アクセス ポイントの設定によって異なります。たとえば、デュアルバンド アクセス ポイントの場合は、2 つの無線認定ラベル(取り付けられている無線デバイスに対してそれぞれ 1 つ)が貼られます。また、注文内容によっては、製品認定ラベルだけの場合もあります。

アクセス ポイントが使用する国の規定に準拠するようアクセス ポイントの無線の設定をインストールまたは更新した後、アクセス ポイントに正しいラベルが貼られていることを確認します。

ラベルの貼り付け

802.11g 無線アップグレード キットには、1100 および 1200 シリーズ アクセス ポイント用の次のラベルが付属します。

1100 シリーズ アクセス ポイント アップグレード ラベル(AIR-1121G-x-K9 UPGRADE):1200 シリーズ アクセス ポイントでは使用しません。

1200 シリーズ製品認定ラベル(AIR-AP1231G-x-K9)

1200 シリーズ無線認定ラベル(AIR-MP21G-x-K9)

表4-1 は、1200 シリーズ アクセス ポイントのラベルを貼る場所を、アップグレードするモデル別に示しています。ラベルを正確に貼り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 1200 シリーズ アクセス ポイントのモデル番号を識別するための製品認定ラベルを確認します。

ステップ 2 表4-1 を参考にして、どのラベルを使用したらよいかと、アクセス ポイントのどこに貼り付けたらよいかを調べます。

 

表4-1

1200 シリーズ モデル
AIR-MP21G-x-K9 無線認定ラベル
AIR-AP1231G-x-K9 製品認定ラベル

AIR-AP1200

既存の AIR-MP20B-x-K9 無線認定ラベルの上に貼ります。ラベルがない場合は、2 の場所に貼ります。

AIR-AP1210

AIR-AP1220A

AIR-AP1230A

AIR-AP1220B

既存の AIR-AP12xx-x-K9 製品認定ラベルの上に貼ります。

AIR-AP1230B

ステップ 3 使用しなかったラベルは破棄してください。

これで、無線カードの取り付けは完了です。