Cisco Aironet アクセス ポイント Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.3(4)JA
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング

トップ パネル インジケータのチェック

1130AG のアクセス ポイントのインジケータ

基本設定の確認

SSID

WEP キー

セキュリティ設定

デフォルト設定へのリセット

モード ボタンの使用

Web ブラウザ インターフェイスの使用

CLI の使用

アクセス ポイントのイメージのリロード

モード ボタンの使用

Web ブラウザ インターフェイスの使用方法

ブラウザ HTTP インターフェイス

ブラウザ TFTP インターフェイス

CLI の使用

アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

トラブルシューティング

この章では、無線デバイスに発生する可能性のある基本的な問題に対するトラブルシューティングの手順を説明します。トラブルシューティングの最新の詳細情報は、次の URL で、シスコの TAC Web サイト(Top Issues、Wireless Technologies の順に選択)を参照してください。

http://www.cisco.com/tac

この章の内容は、次のとおりです。

「トップ パネル インジケータのチェック」

「基本設定の確認」

「デフォルト設定へのリセット」

「アクセス ポイントのイメージのリロード」

トップ パネル インジケータのチェック

無線デバイスが通信を行わない場合は、トップ パネルの 3 つの LED インジケータをチェックして、装置の状態を迅速に確認します。図21-1 は、1200 シリーズのアクセス ポイントのインジケータを示しています。図21-2 は、1100 シリーズのアクセス ポイントのインジケータを示しています。図21-3 および 図21-4 は、350 シリーズのアクセス ポイントのインジケータを示しています。


) 1130AG のアクセス ポイントには、装置上部にステータス LED、保護カバーの内側に 2 つの LED があります。1130AG アクセス ポイントのインジケータについては、「1130AG のアクセス ポイントのインジケータ」を参照してください。


図21-1 1200 シリーズのアクセス ポイントのインジケータ

 

図21-2 1100 シリーズのアクセス ポイントのインジケータ

 

図21-3 350 シリーズのアクセス ポイントのインジケータ(プラスティック ケース)

 

図21-4 350 シリーズのアクセス ポイントのインジケータ(金属ケース)

 

無線デバイスのインジケータの信号には、次の意味があります(詳細は 表21-1 を参照)。

イーサネット インジケータは、有線 LAN 上のトラフィックを示します。このインジケータは、通常イーサネット ケーブルが接続されているときは緑色に点灯します。イーサネット インフラストラクチャ上でパケットが受信または送信されている間は、緑色に点滅します。イーサネット ケーブルが接続されていないときは、このインジケータは消えています。

ステータス インジケータは、動作状態を示します。緑色に点灯している場合は、無線デバイスが少なくとも 1 つの無線クライアントにアソシエートされていることを示します。緑色に点滅している場合は、無線デバイスは正常に動作していますが、どの無線デバイスにもアソシエートされていません。

無線インジケータが緑色に点滅している場合は、無線トラフィックが送受信されていることを示します。このランプは通常は消えていますが、無線デバイスの無線を介してパケットの送受信が行われると点滅します。

 

表21-1 トップ パネル インジケータの信号

メッセージ
タイプ
イーサネット
インジケータ
ステータス
インジケータ
無線
インジケータ
意味

ブート ローダの状態

緑色

-

緑色

DREAM メモリ テスト。

-

オレンジ

赤色

ボードの初期化テスト。

-

緑色に点滅

緑色に点滅

フラッシュ メモリのテスト。

オレンジ

緑色

-

イーサネットの初期化テスト。

緑色

緑色

緑色

Cisco IOS ソフトウェアの起動。

アソシエーションの状態

-

緑色

-

少なくとも 1 台の無線クライアント デバイスが装置にアソシエートされている。

-

緑色に点滅

-

クライアント デバイスがアソシエートされていない。無線デバイスの Service Set
Identifier(SSID;サービス セット ID)および Wired Equivalent Privacy(WEP)設定を確認してください。

動作状態

-

緑色

緑色に点滅

無線パケットの送受信中。

緑色

-

-

イーサネット リンクが稼働中。

緑色に点滅

-

-

イーサネット パケットの送受信中。

ブート ローダ
エラー

赤色

-

赤色

DREAM メモリ テストの失敗。

-

赤色

赤色

ファイル システムの障害。

赤色

赤色

-

イメージ復元中のイーサネットの障害。

オレンジ

緑色

オレンジ

ブート環境エラー。

赤色

緑色

赤色

Cisco IOS イメージ ファイルなし。

オレンジ

オレンジ

オレンジ

ブートの失敗。

動作エラー

-

緑色

オレンジに点滅

無線ポートにおける最大再試行回数の超過、またはバッファ フルが発生。

オレンジに点滅

-

-

イーサネットの送受信エラー 。

-

オレンジに点滅

-

一般的な警告。

設定のリセット

-

オレンジ

-

設定オプションをデフォルトにリセット。

障害

赤色

赤色

赤色

ファームウェアの障害。装置の電源を切断し、再接続してみてください。

赤色に点滅

-

-

ハードウェアの障害。無線デバイスを交換する必要があります。

ファームウェアのアップグレード

-

赤色

-

新しいファームウェア イメージのロード。

1130AG のアクセス ポイントのインジケータ

アクセス ポイントが正常に動作していない場合、トップ パネルの LED リングまたはケーブル ベイ領域のイーサネット LED および無線 LED をチェックします。 LED の表示内容から装置の状態を簡単に評価できます。図21-1 は、アクセス ポイントの各 LED を示しています。

図21-5 1130AG のアクセス ポイントの LED

 

1

ステータス LED

3

イーサネット LED

2

アクセス ポイントのカバー

4

無線 LED


) イーサネット LED および無線 LED を確認するには、アクセス ポイントのカバーを開く必要があります。


表21-2 は、LED の信号を示しています。

 

表21-2 LED の信号

メッセージ タイプ
ケーブル ベイ領域
装置上部
意味
イーサネット LED
無線 LED
ステータス LED

ブート ローダの状態

緑色

緑色

緑色

DRAM メモリのテストを完了。

オフ

緑色に点滅

明るい青色

フラッシュ ファイル システムの初期化中。

オフ

緑色

ピンク

フラッシュ メモリのテストを完了。

緑色

オフ

青色

イーサネットのテストを完了。

緑色

緑色

緑色

Cisco IOS の起動中。

アソシエーションの状態

n/a

n/a

明るい緑色

正常な動作状態。装置にアソシエートされている無線クライアント デバイスはありません。

n/a

n/a

明るい青色

正常な動作状態。少なくとも 1 台の無線クライアント デバイスが装置にアソシエートされています。

動作状態

緑色

n/a

n/a

イーサネット リンクが稼働中。

緑色に点滅

n/a

n/a

イーサネット パケットの送受信中。

n/a

緑色に点滅

n/a

無線パケットの送受信中。

n/a

n/a

暗い青色に点滅

ソフトウェアのアップグレード中。

ブート ローダの
警告

オフ

オフ

黄色

イーサネット リンクが停止中。

赤色

オフ

黄色

イーサネットの障害。

オレンジ

オフ

黄色

設定の回復中(モード ボタンを 2 ~ 3 秒押した場合)。

オフ

赤色

ピンク

イメージの復元(モード ボタンを 20 ~ 30 秒押した場合)。

緑色に点滅

赤色

ピンクとオフに
点滅

イメージの復旧中。モード ボタンが離されました。

ブート ローダ
エラー

赤色

赤色

赤色

DREAM メモリ テストの失敗。

オフ

赤色

赤色と青色に点滅

フラッシュ ファイル システムの障害。

オフ

オレンジ

赤色と明るい青色に点滅

環境変数(ENVAR)の障害。

オレンジ

オフ

赤色と黄色に点滅

MAC アドレスが無効。

赤色

オフ

赤色とオフに点滅

イメージ復元中のイーサネットの障害。

オレンジ

オレンジ

赤色とオフに点滅

ブート環境エラー。

赤色

オレンジ

赤色とオフに点滅

Cisco IOS イメージ ファイルなし。

オレンジ

オレンジ

赤色とオフに点滅

ブートの失敗。

Cisco IOS エラー

オレンジに点滅

n/a

n/a

イーサネットの送受信エラー。

n/a

オレンジに点滅

n/a

無線ポートにおける最大再試行回数の超過、またはバッファ フルが発生。

赤色

赤色

オレンジ

ソフトウェアの障害。装置の電源を切断し、再接続してみてください。

n/a

n/a

オレンジ

一般的な警告。インライン電源が不足しています。

緑色に点滅

緑色に点滅

緑色に点滅

ユーザによるロケーション インジケータの有効化。

基本設定の確認

無線クライアントとの接続が失われる最も一般的な原因は、基本設定の不一致です。無線デバイスでクライアント デバイスとの通信が行われない場合は、この項に記載された項目を確認します。

SSID

無線デバイスにアソシエートしようとする無線クライアントは、無線デバイスと同じ SSID を使用する必要があります。クライアント デバイスの SSID が無線範囲の無線デバイスの SSID と一致しない場合、クライアント デバイスはアソシエートしません。無線デバイスのデフォルトの SSID は tsunami です。

WEP キー

データ送信に使用する WEP キーは、無線デバイス、および無線デバイスにアソシエートするすべての無線デバイスでまったく同じように設定する必要があります。たとえば、クライアント アダプタの WEP Key 3 を 0987654321 に設定し、送信キーとして選択した場合、無線デバイスの WEP Key 3 もまったく同じ値に設定する必要があります。ただし、無線デバイスでは、Key 3 を送信キーとして使用する必要はありません。

無線デバイスの WEP キーの設定方法については、 第9章「暗号スイートと WEP の設定」 を参照してください。

セキュリティ設定

無線デバイスによる認証を求める無線クライアントは、その無線デバイスで設定されているのと同じセキュリティ オプションをサポートする必要があります。たとえば、Extensible Authentication Protocol(EAP)または Light Extensible Authentication Protocol(LEAP;拡張認証プロトコル)、MAC アドレス認証、Message Integrity Check(MIC;メッセージ完全性チェック)、WEP キー ハッシュ、および 802.1X プロトコル バージョンなどです。

無線クライアントが無線デバイスから認証されない場合には、クライアント アダプタの適切なセキュリティ設定、および現在の無線デバイスの設定で使用可能なクライアントのアダプタ ドライバおよびファームウェアのバージョンをシステム管理者に問い合わせてください。


Aironet Client Utility(ACU)で Status ページに表示される無線デバイスの MAC アドレスは、無線デバイスの無線ポートの MAC アドレスです。アクセス ポイントのイーサネット ポートの MAC アドレスは、アクセス ポイントの背面のラベルに記載されています。


デフォルト設定へのリセット

無線デバイスの設定に必要なパスワードを忘れてしまった場合は、設定を完全にリセットする必要があることもあります。1100 および 1200 シリーズのアクセス ポイントでは、アクセス ポイントの モード ボタンまたは Web ブラウザ インターフェイスを使用します。350 シリーズのアクセス ポイントでは、Web ブラウザ インターフェイスまたは Command-Line Interface(CLI;コマンドライン インターフェイス)を使用します。


) 次の手順では、パスワード、WEP キー、IP アドレス、SSID などのすべての設定をデフォルトにリセットします。デフォルトのユーザ名とパスワードは両方とも Cisco で、大文字と小文字が区別されます。


モード ボタンの使用

次の手順に従って現在の設定を削除し、モード ボタンを使用してアクセス ポイントのすべての設定をデフォルトに戻します。


) 350 シリーズのアクセス ポイントでは、モード ボタンを使用して設定をデフォルトにリセットすることはできません。 350 シリーズのアクセス ポイントの設定をリセットする場合は、「Web ブラウザ インターフェイスの使用」、または「CLI の使用」の手順に従ってください。



ステップ 1 アクセス ポイントの電源(外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブル)を切ります。

ステップ 2 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。

ステップ 3 MODE ボタンを押し続けて、ステータス LED がオレンジに変わったら(約 1 ~ 2 秒かかります)ボタンを放します。

ステップ 4 アクセス ポイントをリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイスまたは CLI を使用して、アクセス ポイントを再設定する必要があります。


) アクセス ポイントは、IP アドレスも含めてデフォルト値に設定されます(Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用して IP アドレスを受信するように設定されます)。デフォルトのユーザ名とパスワードは Cisco で、大文字と小文字が区別されます。



 

Web ブラウザ インターフェイスの使用

Web ブラウザ インターフェイスを使用して、現在の設定を削除して無線デバイスのすべての設定をデフォルトに戻す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。Microsoft Internet Explorer(バージョン 5.x 以降)または Netscape Navigator(バージョン 4.x)を使用してください。

ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスに無線デバイスの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。 Enter Network Password 画面が表示されます。

ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。

ステップ 4 Password フィールドに無線デバイスのパスワードを入力し、Enter キーを押します。 Summary Status ページが表示されます。

ステップ 5 System Software をクリックして、System Software 画面を表示します。

ステップ 6 System Configuration をクリックして、System Configuration 画面を表示します。

ステップ 7 Reset to Defaults ボタンをクリックします。


) 無線デバイスに静的 IP アドレスが設定されている場合は、この IP アドレスは変更されません。


ステップ 8 無線デバイスをリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイスまたは CLI を使用して、無線デバイスを再設定する必要があります。デフォルトのユーザ名とパスワードは Cisco で、大文字と小文字が区別されます。


 

CLI の使用

CLI を使用して、現在の設定を削除して無線デバイスのすべての設定をデフォルトに戻す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Telnet セッションまたは無線デバイス コンソール ポートへの接続を使用して、CLI を開きます。

ステップ 2 電源を切って再度電源を入れ、無線デバイスをリブートします。

ステップ 3 コマンド プロンプトが表示され、無線デバイスによってイメージの拡大が開始されるまで、無線デバイスのブートを続けます。CLI に次の行が表示されたら、Esc キーを押します。

Loading "flash:/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010"
...###########################################################################
################################################################################
################################################################################
####################
 

ステップ 4 ap: プロンプトに対して flash_init コマンドを入力し、フラッシュを初期化します。

ap:flash_init
Initializing Flash...
flashfs[0]: 142 files, 6 directories
flashfs[0]: 0 orphaned files, 0 orphaned directories
flashfs[0]: Total bytes: 7612416
flashfs[0]: Bytes used: 3407360
flashfs[0]: Bytes available: 4205056
flashfs[0]: flashfs fsck took 0 seconds.
...done initializing Flash.
 

ステップ 5 dir flash: コマンドを使用して、フラッシュのコンテンツを表示させ、コンフィギュレーション ファイル config.txt を検索します。

ap: dir flash:
Directory of flash:/
3 .rwx 223 <date> env_vars
4 .rwx 2190 <date> config.txt
5 .rwx 27 <date> private.config
150 drwx 320 <date> c350.k9w7.mx.122.13.JA
4207616 bytes available (3404800 bytes used)
 

ステップ 6 rename コマンドを使用して、config.txt ファイルの名前を config.old に変更します。

ap: rename flash:config.txt flash:config.old
 

ステップ 7 reset コマンドを使用して、無線デバイスをリブートします。

ap: reset
Are you sure you want to reset the system (y/n)?y
System resetting..Xmodem file system is available.
flashfs[0]: 142 files, 6 directories
flashfs[0]: 0 orphaned files, 0 orphaned directories
flashfs[0]: Total bytes: 7612416
flashfs[0]: Bytes used: 3407360
flashfs[0]: Bytes available: 4205056
flashfs[0]: flashfs fsck took 0 seconds.
Reading cookie from flash parameter block...done.
Base ethernet MAC Address: 00:40:96:41:e4:df
Loading "flash:/c350.k9w7.mx.122.13.JA/c350.k9w7.mx.122.13.JA"...######## . . .
 

) 無線デバイスは、IP アドレス(DHCP を使用して IP アドレスを受信するように設定)およびデフォルトのユーザ名とパスワード(Cisco)の設定など、デフォルト値に設定されています。


ステップ 8 IOS ソフトウェアがロードされると、特権 EXEC コマンド del を使用してフラッシュから config.old ファイルを削除できます。

ap# del flash:config.old
Delete filename [config.old]
Delete flash:config.old [confirm]
ap#
 


 

アクセス ポイントのイメージのリロード

無線デバイスでファームウェアの障害が生じた場合は、Web ブラウザ インターフェイスを使用してイメージ ファイルをリロードする必要があります。または、1100 および 1200 シリーズのアクセス ポイントではモード ボタンを約 30 秒押し続けます。無線デバイスのファームウェアが完全に動作している間に、ファームウェア イメージをアップグレードする場合、ブラウザ インターフェイスを使用します。ただし、アクセス ポイントのファームウェア イメージが壊れている場合は モード ボタンを使用します。350 シリーズのアクセス ポイントでは、モード ボタンを使用してイメージ ファイルをリロードすることはできませんが、Telnet またはコンソール ポート接続を経由して CLI を使用できます。

モード ボタンの使用

1100 および 1200 シリーズのアクセス ポイントで モード ボタンを使用すると、ネットワーク上またはアクセス ポイントのイーサネット ポートに接続した PC 上のアクティブな Trivial File Transfer Protocol(TFTP;簡易ファイル転送プロトコル)サーバから、アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードできます。


) 350 シリーズのアクセス ポイントでは、モード ボタンを使用してイメージ ファイルをリロードすることはできません。 350 シリーズのアクセス ポイントでイメージ ファイルをリロードするには、「CLI の使用」の手順に従ってください。


無線デバイスの 3 つの LED インジケータが赤色になり、ファームウェア障害、またはファームウェア イメージの破壊が発生した場合、接続した TFTP サーバからイメージをリロードする必要があります。


) その結果、パスワード、WEP キー、無線デバイスの IP アドレス、SSID などすべての設定がデフォルトにリセットされます。


アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 使用する PC は、静的 IP アドレスが 10.0.0.2 ~ 10.0.0.30 の範囲で設定されている必要があります。

ステップ 2 PC の TFTP サーバ フォルダにアクセス ポイントのイメージ ファイル(1100 シリーズのアクセス ポイントの場合は c1100-k9w7-tar.122-15.JA.tar、1200 シリーズのアクセス ポイントの場合は c1200-k9w7-tar.122-15.JA.tar など)が格納され、TFTP サーバが起動していることを確認します。 詳細は、「アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手」および「TFTP サーバ ソフトウェアの入手」の各項を参照してください。

ステップ 3 TFTP サーバ フォルダにあるアクセス ポイントのイメージ ファイルの名前を、1100 シリーズのアクセス ポイントの場合は c1100-k9w7-tar.default、1200 シリーズのアクセス ポイントの場合は c1200-k9w7-tar.default に変更します。

ステップ 4 カテゴリ 5(CAT 5)のイーサネット ケーブルを使用して、PC をアクセス ポイントに接続します。

ステップ 5 アクセス ポイントの電源(外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブル)を切ります。

ステップ 6 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。

ステップ 7 MODE ボタンを押し続けて、ステータス LED が赤色に変わったら(約 20 ~ 30 秒かかります)モード ボタンを離します。

ステップ 8 アクセス ポイントがリブートしてすべての LED が緑色に変わった後、ステータス LED が緑色に点滅するまで待ちます。

ステップ 9 アクセス ポイントをリブートした後で、Web ブラウザ インターフェイスまたは CLI を使用して、アクセス ポイントを再設定する必要があります。


 

Web ブラウザ インターフェイスの使用方法

無線デバイスのイメージ ファイルをリロードするには、Web ブラウザ インターフェイスも使用できます。 Web ブラウザ インターフェイスでは、HTTP または TFTP インターフェイスを使用したイメージ ファイルのロードがサポートされています。


) ブラウザを使用してイメージ ファイルをリロードする場合、無線デバイスの設定は変更されません。


ブラウザ HTTP インターフェイス

HTTP インターフェイスを使用すると、PC にある無線デバイスのイメージ ファイルを参照し、無線デバイスにイメージをダウンロードできます。 HTTP インターフェイスを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。Microsoft Internet Explorer(バージョン 5.x 以降)または Netscape Navigator(バージョン 4.x)を使用してください。

ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスに無線デバイスの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。 Enter Network Password 画面が表示されます。

ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。

ステップ 4 Password フィールドに無線デバイスのパスワードを入力し、Enter キーを押します。 Summary Status ページが表示されます。

ステップ 5 System Software タブをクリックして、Software Upgrade をクリックします。HTTP Upgrade 画面が表示されます。

ステップ 6 Browse をクリックして PC 内のイメージ ファイルを検索します。

ステップ 7 Upload をクリックします。

詳細は、Software Upgrade 画面で Help アイコンをクリックしてください。


 

ブラウザ TFTP インターフェイス

TFTP インターフェイスを使用すると、ネットワーク デバイスの TFTP サーバを使用して無線デバイスのイメージ ファイルをロードできます。 TFTP サーバを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。Microsoft Internet Explorer(バージョン 5.x 以降)または Netscape Navigator(バージョン 4.x)を使用してください。

ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスに無線デバイスの IP アドレスを入力し、Enter キーを押します。 Enter Network Password 画面が表示されます。

ステップ 3 User Name フィールドにユーザ名を入力します。

ステップ 4 Password フィールドに無線デバイスのパスワードを入力し、Enter キーを押します。 Summary Status ページが表示されます。

ステップ 5 System Software タブをクリックして、Software Upgrade をクリックします。HTTP Upgrade 画面が表示されます。

ステップ 6 TFTP Upgrade タブをクリックします。

ステップ 7 TFTP Server フィールドに、TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 8 Upload New System Image Tar File フィールドに、イメージ ファイル名を入力します。 TFTP サーバのルート ディレクトリ下のサブディレクトリ内にファイルがある場合は、TFTP サーバのルート ディレクトリに対する相対パスとファイル名を指定します。ファイルが TFTP サーバのルート ディレクトリにある場合は、ファイル名だけを入力します。

ステップ 9 Upload をクリックします。

詳細は、Software Upgrade 画面で Help アイコンをクリックしてください。


 

CLI の使用

CLI を使用して無線デバイスのイメージをリロードする手順は、次のとおりです。無線デバイスがブートを開始したら、ブート プロセスを中断させ、ブート ローダ コマンドを使用して TFTP サーバからイメージをロードして、無線デバイス内のイメージを置き換えます。


) CLI を使用してイメージ ファイルをリロードする場合、無線デバイスの設定は変更されません。



ステップ 1 Telnet セッションまたは無線デバイス コンソール ポートへの接続を使用して、CLI を開きます。

ステップ 2 電源を切って再度電源を入れ、無線デバイスをリブートします。

ステップ 3 イメージの拡大が開始されるまで、無線デバイスのブートを続けます。CLI に次の行が表示されたら、Esc キーを押します。

Loading "flash:/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010/c350-k9w7-mx.v122_13_ja.20031010"
...###########################################################################
################################################################################
################################################################################
####################
 

ステップ 4 ap: コマンド プロンプトが表示されたら、set コマンドを入力して、無線デバイスに IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイを割り当てます。


) set コマンドを使用して IP-ADDR、NETMASK、および DEFAULT_ROUTER オプションを入力する場合は、大文字を使用する必要があります。


たとえば、次のように入力します。

ap: set IP_ADDR 192.168.133.160
ap: set NETMASK 255.255.255.0
ap: set DEFAULT_ROUTER 192.168.133.1
 

ステップ 5 tftp_init コマンドを入力して、無線デバイスを TFTP 用に準備します。

ap: tftp_init
 

ステップ 6 tar コマンドを入力して、TFTP サーバから新しいイメージをロードおよび拡大します。このコマンドには次の情報を含む必要があります。

-xtract オプション。ロード時にイメージを拡大します。

TFTP サーバの IP アドレス。

イメージが格納されている TFTP サーバのディレクトリ。

イメージの名前。

イメージの保存先(無線デバイスのフラッシュ)。

たとえば、次のように入力します。

ap: tar -xtract tftp://192.168.130.222/images/c350-k9w7-tar.122-13.JA1 flash:
 

ステップ 7 画面の一番下まで出力が表示され、CLI がポーズして --MORE-- と表示されたら、スペースバーを押して続けます。

extracting info (229 bytes)

c350-k9w7-mx.122-13.JA1/ (directory) 0 (bytes)

c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/ (directory) 0 (bytes)

c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/ (directory) 0 (bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/appsui.js (558 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/back.htm (205 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/cookies.js (5027 bytes).

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/forms.js (15704 bytes)...

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/sitewide.js (14621 bytes)...

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/config.js (2554 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/stylesheet.css (3215 bytes)

c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/ (directory) 0 (bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/ap_title_appname.gif (1422 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_1st.gif (1171 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_cbottom.gif (318 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_current.gif (348 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_last.gif (386 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_last_filler.gif (327 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_last_flat.gif (318 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_button_nth.gif (1177 bytes)

extracting c350-k9w7-mx.122-13.JA1/html/level1/images/apps_leftnav_dkgreen.gif (869 bytes)

-- MORE --

 


) スペースバーを押して続行しない場合、プロセスはタイムアウトとなり、無線デバイスはイメージの拡大を停止します。


ステップ 8 set BOOT コマンドを入力して、無線デバイスがリブートするときに使用するイメージに新しいイメージを指定します。無線デバイスによって、イメージと同じ名前のイメージ用ディレクトリが作成されます。このディレクトリをコマンドに含める必要があります。たとえば、次のように入力します。

ap: set BOOT flash:/c350-k9w7-mx.122-13.JA1/c350-k9w7-mx.122-13.JA1
 

ステップ 9 set コマンドを入力して、ブート ローダのエントリを確認します。

ap: set
BOOT=flash:/c350-k9w7-mx.122-13.JA1/c350-k9w7-mx.122-13.JA1
DEFAULT_ROUTER=192.168.133.1
IP_ADDR=192.168.133.160
NETMASK=255.255.255.0
 

ステップ 10 boot コマンドを入力して、無線デバイスをリブートします。無線デバイスがリブートすると、新しいイメージがロードされます。

ap:boot
 


 

アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

無線デバイスのイメージ ファイルは、次の手順に従って Cisco.com の Software Center から入手できます。


ステップ 1 インターネット ブラウザを使用して、Cisco Software Center にアクセスします。URL は、次のとおりです。

http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-wireless.shtml

ステップ 2 無線デバイスのファームウェアおよびユーティリティ セクションに移動して、350、1100、または 1200 シリーズの無線デバイスへのリンクをクリックします。

ステップ 3 最新のファームウェア イメージ ファイル(1100 シリーズ アクセス ポイントの場合は c1100-k9w7-tar.122-11.JA、 1200 シリーズの 無線デバイスの場合は c1200-k9w7-tar.122-11.JAなど)をダブルクリックします。

ステップ 4 イメージ ファイルを、PC のハード ドライブのディレクトリにダウンロードします。


 

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

TFTP サーバ ソフトウェアは、いくつかの Web サイトからダウンロードできます。次の URL から入手できるシェアウェア TFTP ユーティリティをお勧めします。

http://tftpd32.jounin.net

ユーティリティのインストール方法と使い方については、Web サイトの指示に従ってください。