Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント インストレーション コンフィギュレーション ガイド, 12.2(8)JA
SNMP の設定
SNMP の設定
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

SNMP の設定

SNMP の概要

SNMP のバージョン

SNMP マネージャの機能

SNMP エージェントの機能

SNMP コミュニティ ストリング

SNMP による MIB 変数へのアクセス

SNMP の設定

デフォルトの SNMP 設定

SNMP エージェントの無効化

コミュニティ ストリングの設定

トラップ マネージャの設定とトラップの有効化

エージェントの連絡先と場所の情報の設定

snmp-server view コマンドの使用

SNMP の例

SNMP のステータスの表示

SNMP の設定

この章では、アクセス ポイントに Simple Network Management Protocol(SNMP)を設定する方法について説明します。


) この章で使用するコマンドの構文と使用法については、このリリースの『Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント コマンド リファレンス』と『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference for Release 12.2』を参照してください。


この章は次の項から構成されます。

「SNMP の概要」

「SNMP の設定」

「SNMP のステータスの表示」

SNMP の概要

SNMP は SNMP のマネージャとエージェント間の通信のメッセージ形式を提供するアプリケーション レイヤ プロトコルです。 SNMP マネージャは、CiscoWorks などの network management system(NMS;ネットワーク管理システム)に組み込まれています。 エージェントと management information base(MIB)はアクセス ポイントに置かれます。 アクセス ポイントに SNMP を設定する場合、マネージャとエージェント間の関連性を定義します。

SNMP エージェントには、SNMP マネージャが値を要求したり変更できる MIB 変数が格納されます。 マネージャはエージェントから値を取得し、またエージェントに値を保存します。 エージェントは、デバイス パラメータとネットワーク データの情報のリポジトリである MIB からデータを収集します。 またエージェントはマネージャのデータ取得またはデータ設定の要求に応答できます。

エージェントは要請されていないトラップをマネージャに送信できます。 トラップは SNMP マネージャにネットワークの状況を警告するメッセージです。 トラップは不適切なユーザ認証や、再起動、リンク ステータス(起動または停止)、MAC アドレスの追跡、TCP 接続の終了、近接との接続の損失、またはその他の重要なイベントを表す場合があります。

この項では次の概念を説明します。

「SNMP のバージョン」

「SNMP マネージャの機能」

「SNMP エージェントの機能」

「SNMP コミュニティ ストリング」

「SNMP による MIB 変数へのアクセス」

SNMP のバージョン

このソフトウェア リリースでは、次の SNMP バージョンをサポートします。

SNMPv1:Simple Network Management Protocol。RFC 1157 で定義される完全なインターネット規格。

SNMPv2C には次の種類があります。

SNMPv2:Simple Network Management Protocol のバージョン 2。RFC 1902 ~ 1907 で定義されるドラフト インターネット規格。

SNMPv2C:SNMPv2 のコミュニティベースの管理フレームワーク。RFC 1901 で定義される試用段階のインターネット プロトコル。

SNMPv2C は パーティベースの管理およびセキュリティ フレームワークの SNMPv2Classic を、SNMPv2Classic の一括検索と改良エラー処理を維持しながら、コミュニティベースの管理フレームワークの SNMPv2C に置き換えたものです。

SNMPv1 と SNMPv2C はいずれもコミュニティベースのセキュリティ形式を使用します。 マネージャのコミュニティは、IP アドレス アクセス制御リストとパスワードで定義されるエージェントの MIB にアクセスできます。

SNMPv2C では、一括検索メカニズムと、管理ステーションへのより詳細なエラー メッセージ報告機能が使用されます。 一括検索メカニズムは、テーブルと大量の情報を取り出して、必要なラウンドトリップの回数を最小限に抑えます。 SNMPv2C の改良エラー処理機能は、エラー コードの拡張によりエラー状況の種類を区別します。これらの状況は SNMPv1 の 1 つのエラーで報告されます。 エラー リターン コードにより、エラーのタイプが報告されます。

SNMP エージェントは、管理ステーションでサポートされる SNMP のバージョンを使用するように設定する必要があります。 エージェントは複数のマネージャと対話できるため、SNMPv1 プロトコルを使用する管理ステーションや、SNMPv2 プロトコルを使用する管理ステーションとの通信をサポートするようにソフトウェアを設定できます。

SNMP マネージャの機能

SNMP マネージャは MIB の情報を使用して、 表 17-1 に説明する操作を実行します。

 

表 17-1 SNMP の操作

操作
説明

get-request

特定の変数から値を取り出します。

get-next-request

テーブル内の特定の変数から値を 1 つ取り出します。1

get-bulk-request2

テーブル内の複数行など、小さなデータ ブロックを数多く送信するような場合に、大きなブロックでデータを取り出します。

get-response

NMS が送信した get-request、get-next-request、set-request 要求に返答します。

set-request

特定の変数に値を保存します。

trap

あるイベントが発生したときに、SNMP エージェントが SNMP マネージャに送信する非要請メッセージ。

1.この操作により、SNMP マネージャは正確な変数名を知る必要がなくなります。 テーブルから必要な変数を見つけるために、逐次検索が実行されます。

2.get-bulk コマンドは SNMPv2 でのみ機能します。

SNMP エージェントの機能

SNMP エージェントは、SNMP マネージャの要求に次のように応答します。

MIB 変数の取得:SNMP エージェントは NMS からの要求に応じてこの機能を開始します。 エージェントは要求された MIB 変数の値を取り出し、NMS にその値を返します。

MIB 変数の設定:SNMP エージェントは NMS からのメッセージに応じてこの機能を開始します。 SNMP エージェントは MIB 変数の値を NMS が要求した値に変更します。

SNMP エージェントは、また非要請トラップ メッセージを送信して、エージェントで重要なイベントが発生したことを NMS に伝えます。 トラップ状況の例として、ポートまたはモジュールの起動または停止、スパニングツリー トポロジの変更、認証の失敗などが含まれます。

SNMP コミュニティ ストリング

SNMP コミュニティ ストリングは、MIB オブジェクトへのアクセスを認証し、組み込みパスワードとして機能します。 NMS がアクセス ポイントにアクセスするために、NMS のコミュニティ ストリングの定義は少なくともアクセス ポイントの 3 つのコミュニティ ストリング定義のうちの 1 つと一致していなければなりません。

コミュニティ ストリングに次の属性のいずれかを指定できます。

読み出し専用:承認された管理ステーションへの読み出しアクセスを、コミュニティ ストリングを除く MIB のすべてのオブジェクトに許可しますが、書き込みアクセスは許可しません。

読み出し/書き込み:承認された管理ステーションへの読み出しおよび書き込みアクセスを、MIB のすべてのオブジェクトに許可しますが、コミュニティ ストリングには許可しません。

読み出し/書き込みすべて:承認された管理ステーションへの読み出しおよび書き込みアクセスを、コミュニティ ストリングも含めて MIB のすべてのオブジェクトに許可します。

SNMP による MIB 変数へのアクセス

NMS の例に CiscoWorks ネットワーク管理ソフトウェアがあります。 CiscoWorks 2000 ソフトウェアはアクセス ポイントの MIB 変数を使用してデバイス変数を設定し、ネットワーク上のデバイスで特定の情報をポーリングします。 ポーリングの結果はグラフで表示して、分析し、インターネットワーキング問題のトラブルシューティングや、ネットワークのパフォーマンス向上、デバイスの設定の確認、トラフィック負荷の監視などに使用できます。

図 17-1に示すように、SNMP エージェントは MIB からデータを収集します。 エージェントは SNMP マネージャにトラップ(特定のイベントの通知)を送信することができ、SNMP マネージャはトラップを受信して処理します。 トラップは不適切なユーザ認証、再起動、リンク ステータス(起動または停止)、MAC アドレスの追跡などの、ネットワーク上の状況を SNMP マネージャに警告するメッセージです。 また SNMP エージェントは、SNMP マネージャが get-request get-next-request 、および set-request の形式で送信する MIB 関連のクエリに応答します。.

図 17-1 SNMP ネットワーク

 

サポートされる MIB とそのアクセス方法については、 付録E「サポートされている MIB」 を参照してください。

SNMP の設定

この項では、アクセス ポイントで SNMP を設定する方法について説明しています。 次の設定情報を扱います。

「デフォルトの SNMP 設定」

「SNMP エージェントの無効化」

「コミュニティ ストリングの設定」

「トラップ マネージャの設定とトラップの有効化」

「エージェントの連絡先と場所の情報の設定」

「snmp-server view コマンドの使用」

「SNMP の例」

デフォルトの SNMP 設定

表 17-2 にデフォルトの SNMP 設定を示します。

 

表 17-2 デフォルトの SNMP 設定

機能
デフォルト設定

SNMP エージェント

Enabled

SNMP コミュニティ ストリング

読み出し専用 パブリック

読み出し/書き込み: プライベート

読み出し/書き込みすべて: シークレット

SNMP トラップ レシーバ

設定されていません。

SNMP トラップ

有効なトラップなし。

SNMP エージェントの無効化

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従って SNMP エージェントを無効にします。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no snmp-server

SNMP エージェントの操作を無効にします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show running-config

入力内容を確認します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(オプション)コンフィギュレーション ファイルに入力内容を保存します。

SNMP を有効にするための IOS コマンドはありません。 最初に入力した snmp-server グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用すると SNMPv1 と SNMPv2 が有効になります。

コミュニティ ストリングの設定

SNMP コミュニティ ストリングを使用して、SNMP マネージャとエージェント間の関連性を定義します。 コミュニティ ストリングは、パスワードと同様に機能しアクセス ポイント上のエージェントへのアクセスを許可します。 オプションで、ストリングに関連した次の特性の 1 つまたは複数を指定できます。

SNMP マネージャの IP アドレスのアクセス リスト。コミュニティ ストリングを使用してエージェントにアクセスすることが許可された SNMP マネージャが対象です。

MIB ビュー。特定のコミュニティにアクセスできるすべての MIB オブジェクトを定義します。

コミュニティにアクセスできる MIB オブジェクトに対する読み出し/書き込みまたは読み出し専用の権限。

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従ってアクセス ポイントにコミュニティ ストリングを設定します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

snmp-server community string [ ro | rw ] [ access-list-number ]

コミュニティ ストリングを設定します。

string には、パスワードと同様に機能し、SNMP プロトコルへのアクセスを許可する文字列を指定します。 任意の長さの 1 つまたは複数のコミュニティ ストリングを設定できます。

(オプション)承認された管理ステーションで MIB オブジェクトを取り出す場合は読み出し専用( ro )を指定し、承認された管理ステーションで MIB オブジェクトを取り出し、修正する場合は読み出し/書き込み( rw )を指定します。 デフォルトでは、コミュニティ ストリングはすべてのオブジェクトへの読み出し専用アクセスを許可します。

(オプション) access-list-number には、1 ~ 99 および 1300 ~ 1999 の標準的な IP アクセス リスト番号を入力します。

ステップ 3

access-list access-list-number { deny | permit } source [ source-wildcard ]

(オプション)手順 2 で IP の標準アクセス リスト番号を指定している場合は、コマンドを必要な回数だけ繰り返してリストを作成します。

access-list-number には、手順 2 で指定したアクセス リスト番号を入力します。

deny キーワードは、条件に一致する場合にアクセスを拒否します。 permit キーワードは、条件に一致する場合にアクセスを許可します。

source には、コミュニティ ストリングを使用してエージェントにアクセスすることが許可された SNMP マネージャの IP アドレスを入力します。

(オプション) source-wildcard には、ソースに適用される
ワイルドカード ビットをドット区切りの数値で入力します。 無視するビット位置にワイルドカードを指定します。

アクセス リストは常にすべてを暗黙的に否定するステートメントで終了することを思い出してください。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config

入力内容を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(オプション)コンフィギュレーション ファイルに入力内容を保存します。


) SNMP コミュニティのアクセスを無効にするには、そのコミュニティのコミュニティ ストリングをヌル文字列に設定します(コミュニティ ストリングに値を入力しない)。


特定のコミュニティ ストリングを削除する場合は、 no snmp-server community string グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例は、文字列 comaccess を SNMP に割り当て、読み出し専用アクセスを許可し、さらに IP アクセス リスト 4 がコミュニティ ストリングを使用してアクセス ポイントの SNMP エージェントにアクセスするように指定する方法を示します。

AP(config)# snmp-server community comaccess ro 4

トラップ マネージャの設定とトラップの有効化

トラップ マネージャは、トラップを受信し処理する管理ステーションです。 トラップは特定のイベントが発生したときにアクセス ポイントが生成するシステム アラートです。 デフォルトでは、トラップ マネージャが定義されておらず、トラップは発行されません。

この IOS リリースを実行するアクセス ポイントには、トラップ マネージャを無制限に設定できます。 コミュニティ ストリングの長さは任意です。

表 17-3 でサポートされる アクセス ポイントのトラップ(通知タイプ)を説明しています。 これらのトラップの一部またはすべてを有効にし、トラップを受信するようにトラップ マネージャを設定できます。

 

表 17-3 通知タイプ

通知タイプ
説明

authenticate-fail

認証の失敗のトラップを有効にします。

config

SNMP の設定変更のトラップを有効にします。

deauthenticate

クライアント デバイスの認証取り消しのトラップを有効にします。

disassociate

クライアント デバイスの結合解除のトラップを有効にします。

dot11-qos

QoS 変更のトラップを有効にします。

entity

SNMP のエンティティ変更のトラップを有効にします。

rogue-ap

不正なアクセス ポイントの検出のトラップを有効にします。

snmp

SNMP イベントのトラップを有効にします。

switch-over

切り換えのトラップを有効にします。

syslog

Syslog トラップを有効にします。

wlan-wep

WEP トラップを有効にします。

tty udp-port などの一部の通知タイプは、 snmp-server enable グローバル コンフィギュレーション コマンドで制御できません。 これらの通知タイプは常に有効です。 表 17-3 に示す通知タイプを受け取る場合は、特定のホストに snmp-server host グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従ってホストにトラップを送信するようにアクセス ポイントを設定します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

snmp-server host host-addr { traps | informs } { version { 1 | 2c }} community-string notification-type

トラップ メッセージの受信者を指定します。

host-addr には、(ターゲットの受信者)ホストの名前またはアドレスを指定します。

ホストに SNMP トラップを送信する場合は、 traps (デフォルト)を指定します。 ホストに SNMP 情報を送信する場合は、 informs を指定します。

サポートする SNMP バージョンを指定します。 デフォルトのバージョン 1 は、informs を指定した場合に使用できません。


version 3 キーワード(SNMPv3)はコマンドラインのヘルプ文字列に表示されますが、サポートされません。


community-string, には、通知操作で送信する文字列を指定します。 この文字列は snmp-server host コマンドを使用して設定できますが、 snmp-server host コマンドの前に snmp-server community コマンドを使用してこの文字列を定義することをお勧めします。

notification-type には、表 17-3内のキーワードを使用します。

ステップ 3

snmp-server enable traps notification-types

アクセス ポイントで特定のトラップの送信を有効にします。 トラップのリストについては、表 17-3を参照してください。

複数のタイプのトラップを有効にする場合、各トラップ タイプに snmp-server enable traps コマンドを個別に発行します。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config

入力内容を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(オプション)コンフィギュレーション ファイルに入力内容を保存します。

特定のホストがトラップを受信するのを停止する場合は、 no snmp-server host host グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。 特定のトラップ タイプを無効にする場合は、 no
snmp-server enable traps
notification-types グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

エージェントの連絡先と場所の情報の設定

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従って SNMP エージェントのシステムの連絡先と場所を設定し、コンフィギュレーション ファイルからこれらの記述にアクセスできるようにします。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

snmp-server contact text

システムの連絡先文字列を設定します。

例:

snmp-server contact Dial System Operator at beeper 21555 .

ステップ 3

snmp-server location text

システムの場所の文字列を設定します。

例:

snmp-server location Building 3/Room 222

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config

入力内容を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(オプション)コンフィギュレーション ファイルに入力内容を保存します。

snmp-server view コマンドの使用

グローバル コンフィギュレーション モードで、snmp-server view コマンドを使用して IEEE ビューおよび dot11 読み出し/書き込みコミュニティ ストリングを通じて標準 IEEE 802.11 MIB オブジェクトにアクセスします。

次の例は、IEEE ビューと dot11 読み出し/書き込みコミュニティ ストリングを有効にする方法を示しています。

AP(config)# snmp-server view ieee ieee802dot11 included
AP(config)# snmp-server community dot11 view ieee RW
 

SNMP の例

次の例は SNMPv1 と SNMPv2C を有効にする方法を示しています。 この設定により、SNMP マネージャは文字列 public を使用した読み出し専用権限ですべてのオブジェクトへのアクセスが許可されます。 この設定でアクセス ポイントがトラップを送信することはありません。

AP(config)# snmp-server community public
 

次の例は、文字列 public を使用した読み出し専用権限ですべてのオブジェクトへのアクセスを SNMP マネージャに許可する方法を示します。 アクセス ポイントはまた SNMPv1 を使用してホスト 192.180.1.111 と 192.180.1.33 に、SNMPv2C を使用してホスト 192.180.1.27 に構成トラップを送信します。 コミュニティ ストリング public はトラップで送信されます。

AP(config)# snmp-server community public
AP(config)# snmp-server enable traps config
AP(config)# snmp-server host 192.180.1.27 version 2c public
AP(config)# snmp-server host 192.180.1.111 version 1 public
AP(config)# snmp-server host 192.180.1.33 public
 

次の例は、すべてのオブジェクトが comaccess コミュニティ ストリングを使用するアクセス リスト 4 のメンバーに読み出し専用アクセスするのを許可する方法を示しています。 他の SNMP マネージャはオブジェクトにアクセスできません。 SNMP 認証失敗トラップはコミュニティ ストリング public を使用して SNMPv2C がホスト cisco.com に送信します。

AP(config)# snmp-server community comaccess ro 4
AP(config)# snmp-server enable traps snmp authentication
AP(config)# snmp-server host cisco.com version 2c public
 

次の例は、エンティティ MIB トラップをホスト cisco.com に送信する方法を示しています。 コミュニティ ストリングは制限されます。 最初の行で、アクセス ポイントはそれまでに有効になったトラップ以外にエンティティ MIB トラップを送信できます。 2 行目はこれらのトラップの宛先を指定し、ホスト cisco.com に対してそれまでに発行された snmp-server host コマンドを無効にします。

AP(config)# snmp-server enable traps entity
AP(config)# snmp-server host cisco.com restricted entity
 

次の例は、アクセス ポイントがコミュニティ ストリング public を使用してホスト myhost.cisco.com にすべてのトラップを送信するのを有効にする方法を示します。

AP(config)# snmp-server enable traps
AP(config)# snmp-server host myhost.cisco.com public

SNMP のステータスの表示

不正なコミュニティ ストリングのエントリ数や、エラー、要求された変数などの SNMP の入出力統計を表示する場合は、 show snmp イネーブル EXEC コマンドを使用します。 この表示のフィールドについては、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference for Release 12.2 』を参照してください。