Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント インストレーション コンフィギュレーション ガイド, 12.2(8)JA
CDP の設定
CDP の設定
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

CDP の設定

CDP の概要

CDP の設定

デフォルトの CDP 設定

CDP 特性の設定

CDP の無効化と有効化

インターフェイス上の CDP の無効化と有効化

CDP の監視と維持

CDP の設定

この章では、アクセス ポイントに Cisco Discovery Protocol(CDP)を設定する方法について説明します。


) この章で使用するコマンドの構文と使用法については、このリリースの『Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント コマンド リファレンス』と『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference for Release 12.2』を参照してください。


この章の内容は次のとおりです。

「CDP の概要」

「CDP の設定」

「CDP の監視と維持」

CDP の概要

Cisco Discovery Protocol(CDP)は、すべてのシスコ ネットワーク装置で実行されるデバイス検出プロトコルです。 各デバイスはマルチキャスト アドレスに識別メッセージを送信し、他のデバイスから送信されたメッセージを監視します。 CDP パケット内の情報は、CiscoWorks2000 などのネットワーク管理ソフトウェアで使用されます。

CDP はデフォルトではアクセス ポイントのイーサネット ポートで有効になっています。 アクセス ポイントの無線ポートでは、無線がアクセス ポイントやブリッジなどの他のワイヤレス インフラストラクチャ デバイスに結合されている場合にのみ CDP が有効です。


) ワイヤレス LAN で最大限のパフォーマンスを得るために、VLAN がアクセス ポイントで有効になっている場合、すべての無線インターフェイスおよびサブインターフェイスで CDP を無効にします。


CDP の設定

この項では、CDP の設定情報と設定の手順を説明します。

「デフォルトの CDP 設定」

「CDP 特性の設定」

「CDP の無効化と有効化」

「インターフェイス上の CDP の無効化と有効化」

デフォルトの CDP 設定

表 16-1 にデフォルトの CDP の設定を示しています。

 

表 16-1 デフォルトの CDP 設定

機能
デフォルト設定

CDP グローバル ステート

Enabled

CDP インターフェイス ステート

Enabled

CDP 保持時間(パケットの保持時間、秒)

180

CDP タイマー(x 秒ごとにパケットを送信)

60

CDP 特性の設定

CDP 保持時間(アクセス ポイントが CDP パケットを廃棄するまでの秒数)と CDP タイマー(アクセス ポイントが次の CDP パケットを送信するまでの秒数)を設定できます。

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従って CDP 保持時間と CDP タイマーを設定します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

cdp holdtime seconds

(オプション)受信デバイスがデバイスから送信された情報を廃棄するまでの時間を指定します。

範囲は 10 ~ 255 秒、デフォルトは 180 秒です。

ステップ 3

cdp timer seconds

(オプション)CDP 更新の送信間隔を秒数で設定します。

範囲は 5 ~ 254 秒、デフォルトは 60 秒です。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

デフォルトに戻す場合は、CDP コマンドの no フォームを使用します。

次の例は、CDP 特性を設定し確認する方法を示しています。

AP# configure terminal
AP(config)# cdp holdtime 120
AP(config)# cdp timer 50
AP(config)# end
 
AP# show cdp
Global CDP information:
Sending a holdtime value of 120 seconds
Sending CDP packets every 50 seconds
 

CDP show コマンドの詳細については、「CDP の監視と維持」を参照してください。

CDP の無効化と有効化

CDP はデフォルトで有効に設定されています。 イネーブル EXEC モードから、次の手順に従って CDP デバイス検出機能を無効にします。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no cdp run

CDP を無効にします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従って CDP を有効にします。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

cdp run

CDP を無効にした後に有効にします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

次の例は CDP を有効にする方法を示しています。

AP# configure terminal
AP(config)# cdp run
AP(config)# end

インターフェイス上の CDP の無効化と有効化

CDP 情報の送受信がサポートされるすべてのインターフェイスで、CDP はデフォルトで有効になっています。

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従ってインターフェイスで CDP を無効にします。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、CDP を無効にするインターフェイスを起動します。

ステップ 3

no cdp enable

インターフェイスで CDP を無効にします。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(オプション)コンフィギュレーション ファイルに入力内容を保存します。

イネーブル EXEC モードから、次の手順に従ってインターフェイスで CDP を有効にします。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、CDP を有効にするインターフェイスを起動します。

ステップ 3

cdp enable

インターフェイスで CDP を無効にした後に有効にします。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(オプション)コンフィギュレーション ファイルに入力内容を保存します。

次の例はインターフェイスで CDP を有効にする方法を示しています。

AP# configure terminal
AP(config)# interface x
AP(config-if)# cdp enable
AP(config-if)# end

CDP の監視と維持

デバイスの CDP を監視し、維持するには、イネーブル EXEC モードから次の作業の 1 つ以上を実行します。

 

コマンド
説明

clear cdp counters

トラフィック カウンタをゼロにリセットします。

clear cdp table

CDP の近接に関する情報のテーブルを削除します。

show cdp

送信間隔や送信されるパケットの保持時間などのグローバル情報を表示します。

show cdp entry entry-name [ protocol | version ]

特定の近接に関する情報を表示します。

すべての CDP 近接を表示する場合は、アスタリスク(*)を入力します。あるいは情報の必要な近接の名前を入力します。

また特定の近接で有効に設定されたプロトコルの情報、またはデバイス上で実行されるソフトウェアのバージョンに関する情報に表示を制限することができます。

show cdp interface [ type number ]

CDP が有効なインターフェイスに関する情報を表示します。

インターフェイスのタイプ、または情報が必要なインターフェイスの番号に表示を制限できます(たとえば、 gigabitethernet 0/1 と入力すると、Gigabit Ethernet ポート 1 に関する情報のみが表示されます)。

show cdp neighbors [ type number ] [ detail ]

デバイス タイプ、インターフェイスのタイプと番号、保持時間の設定、機能、プラットフォーム、ポート ID などの近接に関する情報を表示します。

表示を特定のタイプの近接やインターフェイスの番号に制限したり、より詳細な情報を示すように表示を拡大することができます。

show cdp traffic

送受信されたパケット数やチェックサム エラーを含む CDP カウンタを表示します。

次に CDP の show イネーブル EXEC コマンドの 6 つの出力例を示します。

AP # show cdp

Global CDP information:
Sending CDP packets every 50 seconds
Sending a holdtime value of 120 seconds
 
AP# show cdp entry *
-------------------------
Device ID: AP
Entry address(es):
IP address: 10.1.1.66
Platform: cisco WS-C3550-12T, Capabilities: Switch IGMP
Interface: GigabitEthernet0/2, Port ID (outgoing port): GigabitEthernet0/2
Holdtime : 129 sec
 
Version :
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) C3550 Software (C3550-I5Q3L2-M), Experimental Version 12.1(20010612:021
316) [jang-flamingo 120]
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 06-Jul-01 18:18 by jang
 
advertisement version: 2
Protocol Hello: OUI=0x00000C, Protocol ID=0x0112; payload len=27, value=0000000
0FFFFFFFF010221FF00000000000000024B293A00FF0000
VTP Management Domain: ''
Duplex: full
 
-------------------------
Device ID: idf2-1-lab-l3.cisco.com
Entry address(es):
IP address: 10.1.1.10
Platform: cisco WS-C3524-XL, Capabilities: Trans-Bridge Switch
Interface: GigabitEthernet0/1, Port ID (outgoing port): FastEthernet0/10
Holdtime : 141 sec
 
Version :
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) C3500XL Software (C3500XL-C3H2S-M), Version 12.0(5.1)XP, MAINTENANCE IN
TERIM SOFTWARE
Copyright (c) 1986-1999 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 10-Dec-99 11:16 by cchang
 
advertisement version: 2
Protocol Hello: OUI=0x00000C, Protocol ID=0x0112; payload len=25, value=0000000
0FFFFFFFF010101FF000000000000000142EFA400FF
VTP Management Domain: ''
 
AP# show cdp entry * protocol
Protocol information for talSwitch14 :
IP address: 172.20.135.194
Protocol information for tstswitch2 :
IP address: 172.20.135.204
IP address: 172.20.135.202
Protocol information for tstswitch2 :
IP address: 172.20.135.204
IP address: 172.20.135.202
 
AP# show cdp interface
GigabitEthernet0/1 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/2 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/3 is administratively down, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/4 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/5 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/6 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/7 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/8 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
 
AP# show cdp neighbor
Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge
S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater
 
Device ID Local Intrfce Holdtme Capability Platform Port ID
Perdido2 Gig 0/6 125 R S I WS-C3550-1Gig 0/6
Perdido2 Gig 0/5 125 R S I WS-C3550-1Gig 0/5
 
AP# show cdp traffic
CDP counters :
Total packets output: 50882, Input: 52510
Hdr syntax: 0, Chksum error: 0, Encaps failed: 0
No memory: 0, Invalid packet: 0, Fragmented: 0
CDP version 1 advertisements output: 0, Input: 0
CDP version 2 advertisements output: 50882, Input: 52510