Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド, 11.50T
ネットワーク管理
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発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ネットワーク管理

[Association Table]の使用方法

ネットワーク デバイスの参照

表示オプションの設定

[Station]ページの使用方法

[Station]ページの情報

PING およびリンク テストの実行

統計情報のクリアと更新

クライアント デバイスの認証および結合の解除

[Network Map]ウィンドウの使用方法

Cisco Discovery Protocol の使用方法

[CDP Setup]ページの設定

CDP の MIB

ネットワーク ポートの割り当て

[Port Assignments]ページの設定

ワイヤレス ネットワーク アカウンティングの有効化

[Accounting Setup]ページの設定

アカウンティング属性

ネットワーク管理

この章では、ネットワーク上の他のデバイスを参照する方法、ワイヤレス ネットワーキング装置で Cisco Discovery Protocol を使用する方法、特定のネットワーク ポートを MAC アドレスに割り当てる方法、およびワイヤレス ネットワーク アカウンティングを有効にする方法について説明します。

この章では、次の項目について説明します。

「[Association Table]の使用方法」

「[Network Map]ウィンドウの使用方法」

「Cisco Discovery Protocol の使用方法」

「ネットワーク ポートの割り当て」

「ワイヤレス ネットワーク アカウンティングの有効化」

[Association Table]の使用方法

管理システムの[Association Table]ページには、アクセス ポイントで認識されているすべてのデバイス(ルート LAN にワイヤレス接続またはワイヤ接続されているもの)が示されます。図 5-1 は、[Association Table]ページの例を示しています。

図 5-1 [Association Table]ページ

 

メインの管理システム ページの上部に表示される[Association]リンクをクリックして、[Association Table]を表示します。


) [Association Table]ページは、CLI でも使用できます。


ネットワーク デバイスの参照

デバイスのブラウザベースのインターフェイスを表示するには、[IP Addr.]列でそのデバイスの IP アドレスをクリックします。すると、デバイスの管理システムのホーム ページが表示されます。 Cisco Aironet アクセス ポイント、ブリッジ、およびワークグループ ブリッジには、他の多くのサーバやプリンタ同様、ブラウザベースのインターフェイスがあります。

デバイスにブラウザベースのインターフェイスがない場合は、[MAC Addr. ]列からそのデバイスの MAC アドレスをクリックします。クリックしたデバイスの[Station]ページが開き、デバイスについてアクセス ポイントで認識されている情報が表示されます。これには、デバイスの ID や入出力トラフィックの統計情報などが含まれます。 PC カード クライアント アダプタなどの一部のデバイスには、ブラウザベースのインターフェイスがない場合があります。

表示オプションの設定

表示オプションを使用して、表に示されるデバイス タイプを選択します。 デフォルトでは、アクセス ポイントと、それに結合されているデバイスのみが選択されています。 選択を変更するには、表示したいデバイス タイプをクリックしてから、[Apply]をクリックします。

表にさらに修正を加えるには、[additional display filters]をクリックします。これは、[Association Table Filters]ページにリンクしています。[Association Table Filters]ページでは、[Association Table]に表示する情報の列を選択したり、デバイスの表示順序を選択したりできます。

[Association Table]の表示をカスタマイズする方法については、「[Association Table]の表示設定」を参照してください。

[Station]ページの使用方法

[Association Table]の[MAC Addr.]列でデバイスの MAC アドレスをクリックして、そのデバイスの[Station]ページを表示します。

[Station]ページには、ネットワーク デバイスのステータスとデータ トラフィックの履歴に関する概要が表示されます。[Station]ページに表示される情報は、デバイス タイプによって異なります。たとえば、アクセス ポイントの[Station]ページには、PC カード クライアント アダプタの[Station]ページとは異なる情報が表示されます。

[Station]ページは、ネットワーク デバイスの PING およびリンク テストにも使用できます。図 5-2 は、PC カード クライアント アダプタの[Station]ページの例を示しています。

図 5-2 [Station]ページ

 

[Station]ページの情報

ステーション識別情報とステータス

[Station]ページの上部にある黄色の表には、次の情報が表示されます。

[System Name]:デバイスに割り当てられている名前。

[Device]:デバイスのタイプと型番。

[MAC Address]:製造メーカーで割り当てられた一意の識別番号。

[IP Address]:デバイスの IP アドレス。

[IP Address]リンクをクリックすると、ブラウザによってそのデバイスのホーム ページが検索されます。 Cisco Aironet アクセス ポイント、ブリッジ、およびワークグループ ブリッジには、他の多くのサーバやプリンタ同様、ブラウザベースのインターフェイスがあります。

[State]:ワイヤレス ステーションの動作状態。 表示される状態は、次のとおりです。

[Assoc]:ステーションがアクセス ポイントに結合されています。 このアクセス ポイントに結合されているクライアント ステーションには、[Association Identifier(AID)]値も表示されます。これは、そのステーションのテーブルを指すインデックスです。 最大の AID カウントは 2007 です。

[Unauth]:ステーションがアクセス ポイントで認証されていません。

[Auth]:ステーションがアクセス ポイントで認証されています。

[Local Auth]:ステーションがこのアクセス ポイントで少なくとも 1 度は認証されています。

[Class]:ステーションのタイプ。 ステーション タイプは次のとおりです。

[AP]:アクセス ポイント。

[Client, PS Client]:クライアント、または省電力クライアント ステーション。

[Bridge, Bridge R]:ブリッジ、またはルート ブリッジ。

[Rptr]:リピータ。

[Mcast]:マルチキャスト アドレス。

[Infra]:インフラストラクチャ ノード。一般に、イーサネット ネットワークにワイヤ接続されているワークステーションになります。

[Status]:デバイスの動作状態。 表示される状態は、次のとおりです。

[OK]:正常動作

[EAP Pending]

[EAP Autenticated]

[IP Forwarding Agent]

[BootP/DHCP Client]:BOOTP または DHCP プロトコルを使用

[ARP Proxy Server]

[IP Virtual Router]

[WEP]:WEP が使用可能

[To Station]情報

[Station]ページの 2 番目の表の[To Station]列のフィールドには、次の情報が表示されます。

[Alert]:[Association Table]ページ用にキャプチャされた詳細なパケット トレース情報を表示する場合にクリックします。 このオプションは、管理者権限を所持するユーザに限り使用できます。

[Packets OK]:ステーションが受信した正常パケット数。

[Total Bytes OK]:ステーションが受信した正常バイト数。

[Total Errors]:ステーションが受信したパケット エラーの合計数。

[Max. Retry Pkts.]:データ パケットが最大の長リトライ数または短リトライ数に到達した回数。 最大 RTS 値は[AP Radio Hardware]ページで設定します。手順は、「無線ハードウェア情報の入力」を参照してください。

[RTS (Short) Retries]: RTS パケットで必要とした再試行回数。

[Data (Long) Retries]:データ パケットで必要とした再試行回数。

[From Station]情報

[From Station]列のフィールドには、次の情報が表示されます。

[Alert]:[Association Table]ページ用にキャプチャされた詳細なパケット トレース情報を表示する場合にクリックします。 このオプションは、管理者権限を所持するユーザに限り使用できます。

[Packets OK]:ステーションが送信した正常パケット数。

[Total Bytes OK]:ステーションが送信した正常バイト数。

[Total Errors]:ステーションが送信したパケット エラーの合計数。

[WEP Errors]:ステーションが送信した暗号エラーの数。

レート、信号、ステータス情報

[To Station]、[From Station]列が表示される表の下には、デバイスのレート、信号、およびステータス情報を示す表があります。

クライアント デバイスの[Station]ページでは、この領域にデータ レートおよび信号の品質情報が表示されます。 アクセス ポイントの[Station]ページでは、システムの稼働時間などのネットワーク情報が表示されます。

[Parent]:クライアント、ブリッジ、またはリピータが結合されているデバイスのシステム名。 入力値[self]は、デバイスがこのアクセス ポイントに結合されていることを示します。

[Current Rate]:現在のデータ転送レート。 ステーションとアクセス ポイントとの通信に問題がある場合は、このレートが最大稼働レートにならない場合があります。

[Latest Retries]:短データ リトライと長データ リトライの数。

[Next Hop]:ネットワークにリピータ アクセス ポイントが使用されている場合、このフィールドにはリピータ チェーンの次のアクセス ポイントが指定されます。

[Operational Rates]:アクセス ポイントとステーション間の通常のデータ転送レート。

[Latest Signal Strength]:無線信号品質の現在のインデックス。

次の 4 つのフィールドは、アクセス ポイントの[Station]ページのみに表示されます。

[Stations Associated]:アクセス ポイントに結合されているすべてのステーションの数およびクラス。

[Uptime]:デバイスが最後にリセットされてから、稼働している累積時間。

[Software Version]:デバイスにインストールされているシスコ ソフトウェアのバージョン レベル。

[Announcement Packets]:デバイスが最後にリセットされた後の合計 Announcement パケット数。

ホップおよびタイミング情報

[Station]ページの下部の表には、デバイスとワイヤード LAN 間のデバイスのチェーンに関する情報、デバイスの監視タイムアウトに関する情報、および最近のシステム アクティビティの時間に関する情報が表示されます。

[Hops to Infra.]:このステーションとネットワーク インフラストラクチャ間にあるデバイスの数。

[Activity Timeout]:アクセス ポイントが最後にデータを受信してから、クライアント デバイスの電源が切断されたと推定されるまでの経過時間。 各デバイス クラスのタイムアウトの設定については、「[Association Table Advanced]ページの設定」を参照してください。

[Communication Over Interface]:アクセス ポイントまたはブリッジがデバイスと通信するときに使用するネットワーク ポート。

[Echo Packets]:リンク テスト シーケンス番号。このステーションに送信されたリンク テスト パケットの合計数を示します。

[Latest Activity]:ステーションとアクセス ポイントが最後に通信してから経過した時間(時間、分、秒)。 すべてゼロの場合は、現在通信が行われていることを示します。

PING およびリンク テストの実行

[Ping]および[Link Test]ボタンを使用して、デバイスで PING およびリンク テストを実行します。 この[Station]ページを開いているアクセス ポイントにデバイスが結合されている場合は、[Link Test]ボタンとパケット フィールドが表示されます。 デバイスがこのアクセス ポイントに結合されていない場合は、[Ping]ボタンとパケット フィールドのみが表示されます。 アクセス ポイントがデバイスの IP アドレスを検出できない場合には、[Ping]ボタンは表示されません。

PING の実行

[Station]ページに示されるデバイスの PING を実行する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 PING の実行中に送信するパケットのサイズと数を指定するには、[Number of Pkts.]フィールドと[Pkt. Size]フィールドにパケット数とパケット サイズを入力します 。

ステップ 2 [Ping]をクリックします。

PING は、[Number of Pkts.]フィールドと[Pkt. Size]フィールドの値に基づいて実行され、 PING ウィンドウにはテスト結果が表示されます。 PING を再度実行するには、[Test Again]をクリックします。図 5-3 は PING ウィンドウを示しています。

図 5-3 PING ウィンドウ

 


 

リンク テストの実行

アクセス ポイントと[Station]ページに示されるデバイス間のリンク テストを実行する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 リンク テストの実行中に送信するパケットのサイズと数を指定するには、
[Number of Pkts.]フィールドと[Pkt. Size]フィールドにパケット数とパケット サイズを入力します 。

ステップ 2 [Link Test]をクリックします。

リンク テストは、[Number of Pkts.]フィールドと[Pkt. Size]フィールドの値に基づいて実行されます 。


) リンク テストを完了前に中断する必要がある場合は、[Stop Test]をクリックします。


テスト結果を示す結果ウィンドウが表示されます。 テストを再度実行するには、[Test Again]をクリックします。 連続的にリンク テストを実行するには、[Continuous Test]をクリックします。図 5-4 は、リンク テストの結果ウィンドウを示しています。

図 5-4 リンク テストの結果ウィンドウ

 


 

統計情報のクリアと更新

[Clear Stats]および[Refresh]ボタンを使用して、[Station]ページの統計情報のクリアおよび更新を行います。

[Clear Stats]:パケット、オクテットおよびエラーのすべてのカウントをクリアし、カウンタを 0 にリセットする。

[Refresh]:カウントを最新の累積値に更新し、[Alert]選択を保存する。

クライアント デバイスの認証および結合の解除

[Deauthenticate]および[Disassociate]ボタンを使用して、アクセス ポイントからクライアント デバイスの認証および結合を解除します。 これらのボタンは、アクセス ポイントに結合されているデバイスの[Station]ページのみに表示され、管理者権限を所持するユーザのみが使用できます。

[Deauthenticate]:クライアントにアクセス ポイントとの再認証を強制します。

[Disassociate]:クライアントが現在の結合を解除できるようにし、現在結合されているアクセス ポイントを再評価して、クライアントを囲むアクセス ポイントの中から、結合するのに最も信号品質の良いものを特定する。

[Network Map]ウィンドウの使用方法

[Network Map]ウィンドウを開くには、各管理システム ページの上部にある[Map]をクリックします ([Map]ページについては、「[Map]ウィンドウを使用したナビゲーション」を参照してください)。[Map]ウィンドウが表示されたら、[Network Map]をクリックします。

[Network Map]ウィンドウを使用して、ワイヤレス ネットワーク上の任意のデバイス情報を表示する新しいブラウザ ウィンドウを開きます。[Association Table]と異なり、[Network Map]ウィンドウには LAN にワイヤ接続されているデバイスは表示されません。図 5-5 は[Network Map]ウィンドウを示しています。


) [Map]ウィンドウを使用するには、ご使用のインターネット ブラウザで Java が有効になっている必要があります。


図 5-5 [Network Map]ウィンドウ

 

ワイヤレス デバイスの名前をクリックして、新しいブラウザ ウィンドウを開きます。このブラウザには、そのデバイスのアクセス ポイントのローカル情報を示す[Station]ページが表示されます。 デバイス名の横の[Go]をクリックして、そのデバイスのホーム ページ(存在する場合)を表示する新しいブラウザ ウィンドウを開きます。 PC カード クライアントなどの一部のデバイスには、ブラウザベースのインターフェイスがない場合があります。

[show clients]をクリックして、ネットワーク上のすべてのワイヤレス クライアント デバイスを表示します。 クライアント名は、結合先のアクセス ポイントまたはブリッジの下に表示されます。 クライアントが表示されたら、[hide clients]をクリックして、クライアント以外のデバイスのみを表示します。

Cisco Discovery Protocol の使用方法

Cisco Discovery Protocol(CDP)は、すべてのシスコ ネットワーク装置で実行されるデバイス検出プロトコルです。 各デバイスはマルチキャスト アドレスに識別メッセージを送信し、他のデバイスから送信されたメッセージを監視します。 CDP パケット内の情報は、CiscoWorks2000 などのネットワーク管理ソフトウェアで使用されます。

[CDP Setup]ページで、アクセス ポイントの CDP 設定を調整します。 CDP はデフォルトで有効に設定されています。図 5-6 は[CDP Setup]ページを示しています。

図 5-6 [CDP Setup]ページ

 

次のリンク パスに従って、[CDP Setup]ページを表示します。

1. [Summary Status]ページで[Setup]をクリックします。

2. [Setup]ページで[Cisco Services]をクリックします。

3. [Cisco Services Setup]ページで[Cisco Discovery Protocol(CDP)]をクリックします。

[CDP Setup]ページの設定

[CDP Setup]ページには、次の設定が含まれます。

[Enabled]/[Disabled]:アクセス ポイントで CDP を無効にするには[Disabled]を選択し、有効にするには[Enabled]を選択します。 CDP はデフォルトで有効に設定されています。

[Packet hold time]:CDP を使用する他のデバイスが、アクセス ポイントの CDP 情報を有効であるとみなす時間(秒数)。 この時間が経過する前に、他のデバイスがアクセス ポイントから別の CDP パケットを受信しなかった場合、これらのデバイスはアクセス ポイントがオフラインになったものとみなします。 デフォルト値は 180 です。[Packet hold time]は、常に[Packets sent every]フィールドの値よりも大きくなければなりません。

[Packets sent every]:アクセス ポイントが送信する CDP パケットの間隔(秒数)。 デフォルト値は 60 です。この値は常に[Packet hold time]の値よりも小さくなければなりません。

[Individual Port Enable: Ethernet]:これを選択すると、アクセス ポイントは CDP パケットをイーサネット ポート経由で送信し、他のデバイスから送信される CDP パケットのイーサネットを監視する。

[Individual Port Enable: AP Radio Internal or AP Radio Module]:アクセス ポイントの無線のどちらかが、アクセス ポイントやブリッジなどの別の無線インフラストラクチャ デバイスに接続されている場合に、このチェックボックスが現れます。 これを選択すると、アクセス ポイントは CDP パケットを無線ポート経由で送信し、他のデバイスから送信される CDP パケットの無線を監視します。

CDP の MIB

CDP で使用できる MIB ファイルが提供されています。 ファイル名は CISCO-CDP-MIB.my です。次の URL からダウンロードできます。

http://www.cisco.com/public/mibs

ネットワーク ポートの割り当て

[Port Assignments]ページで、特定のネットワーク ポートをリピータ アクセス ポイント、または非ルート ブリッジに割り当てます。 特定のポートを割り当てると、デバイスがリブートしてもネットワーク トポロジが変化しません。図 5-7 は[Port Assignments]ページを示しています。

図 5-7 [Port Assignments]ページ

 

次のリンク パスに従って、[Port Assignments]ページを表示します。

1. [Summary Status]ページで[Setup]をクリックします。

2. [Setup]ページで、上部にある[Association]セクションの[Port Assignments]をクリックします。

[Port Assignments]ページの設定

[Port Assignments]ページには、内部無線ポートと無線モジュール ポートの設定が表示されます。

[ifIndex]:標準 MIB-II(RFC1213-MIB.my)インターフェイスのインデックスにあるポートの指定名を示す。

[dot1dBasePort]:ブリッジの MIB(RFC1493、BRIDGE-MIB.my)インターフェイスのインデックスにあるポートの指定名を示す。

[AID]:ポートの 802.11 無線ドライバの結合識別子を示す。

[Station]:ポートの[Station]入力フィールドで、ポートを割り当てるデバイスの MAC アドレスを入力します。[Apply]または[OK]をクリックすると、ポートがその MAC アドレス用に予約されます。

ワイヤレス ネットワーク アカウンティングの有効化

アクセス ポイントでアカウンティングを有効にすることにより、ワイヤレス クライアント デバイスについてのネットワーク アカウンティング情報を、ネットワーク上の RADIUS サーバに送信できます。 Cisco Secure ACS は、アカウンティング レコードをログ ファイルまたはデータベースに日次ベースで書き込みます。 ログまたはデータベースの表示およびダウンロード方法については、次の URL から『Cisco Secure ACS 2.6 for Windows 2000/NT Servers User Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/access/acs_soft/csacs4nt/csnt26/index.htm

UNIX サーバをご使用の場合は、次の URL から『CiscoSecure ACS 2.3 for UNIX User Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/access/acs_soft/cs_unx/csu23ug/index.htm

アクセス ポイントでアカウンティングを有効化し、設定するには、[Accounting Setup]ページを使用します。図 5-8 は[Accounting Setup]ページを示しています。

図 5-8 [Accounting Setup]ページ

 

次のリンク パスに従って、[Accounting Setup]ページを表示します。

1. [Summary Status]ページで[Setup]をクリックします。

2. [Setup]ページで、[Services]の[Accounting]をクリックします。

[Accounting Setup]ページの設定

[Accounting Setup]ページには、次の設定が含まれます。

[Enable accounting]:ワイヤレス ネットワークのアカウンティングを有効にするには、[Enabled]を選択します。

[Enable delaying to report stop]:クライアント デバイスとアクセス ポイントの結合が解除されたときに、終了レポートの送信を遅延させるには、このオプションを選択します。 この遅延により、アクセス ポイントとの結合が解除されたクライアント デバイスは、アカウンティング アクティビティが減少するため、再結合が迅速になります。

[Minimum delay time to report stop (sec.)]:クライアント デバイスとアクセス ポイントの結合が解除されたときに、アクセス ポイントが終了レポートを送信するまでの遅延時間を秒単位で入力します。 この遅延により、アクセス ポイントとの結合が解除されたクライアント デバイスは、アカウンティング アクティビティが減少するため、再結合が迅速になります。

[Server Name/IP]:アクセス ポイントがアカウンティング データを送信するサーバの名前または IP アドレスを入力します。

[Server Type]:プルダウン メニューからサーバ タイプを選択します。 現在のオプションは RADIUS のみですが、今後のソフトウェア リリースで新しいタイプが追加される予定です。

[Port]:アクセス ポイントおよびサーバで使用される通信ポート設定。 デフォルト設定の 1813 は、Cisco Aironet アクセス ポイントおよび Cisco secure ACS 用の正式な設定値です。

[Timeout (sec.)]:アクセス ポイントがサーバとの接触を放棄するまでの待ち時間(秒数)を入力します。 サーバがこの時間内に応答しない場合、アクセス ポイントはリストの次のアカウンティング サーバ(指定されている場合)との接触を試みます。 リスト内のサーバは、前のサーバがタイムアウトした時点で、順番に使用されます。

[Enable Update]:ワイヤレス クライアントのアカウンティング更新メッセージを有効にするには、[Enable Update]チェックボックスをクリックします。 更新を有効にすると、ワイヤレス クライアントがアクセス ポイントに結合されたときに、アクセス ポイントからアカウンティング開始メッセージが送信され、結合が維持されている間、一定の間隔で更新情報が送られます。さらに、結合が解除されると、アカウンティング終了メッセージが送信されます。 更新を無効にすると、アクセス ポイントからは、アカウンティング開始メッセージと終了メッセージのみがサーバに送信されます。

[Update Delay (sec.)]:更新間隔を秒単位で入力します。 たとえば、デフォルト設定の 360 を使用すると、アクセス ポイントは結合先のすべてのクライアント デバイスに対し、6 分ごとにアカウンティング更新メッセージを送信します。

[Use accounting server for]:アカウンティング データを収集する認証タイプを選択します。[EAP authentication]を選択すると、Cisco Aironet LEAP、EAP-TLS、または EAP-MD5 を使用して認証を行うクライアント デバイスのサーバに、アカウンティング データが送信されます。
[non-EAP authentication]を選択した場合は、Open、Shared Key、または MAC ベースの認証など、EAP 以外の認証タイプを使用するクライアント デバイスのサーバにデータが送信されます。

アカウンティング属性

表 5-1 は、アクセス ポイントからアカウンティング サーバに送信されるアカウンティング属性を示しています。

 

表 5-1 アクセス ポイントからアカウンティング サーバに送信されるアカウンティング属性

属性
意味

Acct-Status-Type

クライアント デバイスの現在のアカウンティング ステータス。ステータスには、ACCT_START、ACCT_STOP、および ACCT_UPDATE があります。 アクセス ポイントは、クライアント デバイスがアクセス ポイントを介して RADIUS サーバに認証されると、ACCT_START フレームをアカウンティング サーバに送信します。クライアント デバイスとアクセス ポイントの結合が解除されると、ACCT_STOP フレームを送信します。また、認証されたクライアント デバイスがアクセス ポイントに結合されている間は、定期的に ACCT_UPDATE フレームを送信します。

Acct-Session-ID

ACCT_START から始まり ACCT_STOP で終了する各接続アクティビティの一意のアカウンティング ID。 この属性は、3 つのステータス タイプすべてについてサーバに送信されます。

User-Name

クライアント デバイスがネットワークに認証されたときに使用したユーザ名。 この属性は、3 つのステータス タイプすべてについてサーバに送信されます。

NAS-Port

クライアント デバイスの接続に使用されたポート番号。 この属性は、3 つのステータス タイプすべてについてサーバに送信されます。

Acct-Authentic

クライアント デバイスがネットワークに認証されたときに使用した方法。 この値は常に RADIUS 認証を示す 1 になります。 この属性は、3 つのステータス タイプすべてについてサーバに送信されます。

NAS-Identifier

アカウンティング データを送信するネットワーク アクセス サーバ(NAS)。ワイヤレス ネットワークの場合は、アカウンティング情報を送信するアクセス ポイントの名前。 この属性は、3 つのステータス タイプすべてについてサーバに送信されます。

Acct-Session-Time

クライアント デバイスがアクセス ポイントに結合されてからの経過時間(秒)。 この属性は、ACCT_STOP および ACCT_UPDATE ステータス タイプについてのみサーバに送信されます。

Acct-Input-Octets

クライアント デバイスがアクセス ポイントに結合されてから、アクセス ポイントを介してワイヤレス ネットワークで受信されたオクテットの数。 この属性は、ACCT_STOP および ACCT_UPDATE ステータス タイプについてのみサーバに送信されます。

Acct-Output-Octets

クライアント デバイスがアクセス ポイントに結合されてから、アクセス ポイントを介してワイヤレス ネットワークで送信されたオクテットの数。 この属性は、ACCT_STOP および ACCT_UPDATE ステータス タイプについてのみサーバに送信されます。

Acct-Input-Packets

クライアント デバイスがアクセス ポイントに結合されてから、アクセス ポイントを介してワイヤレス ネットワークで受信されたパケットの数。 この属性は、ACCT_STOP および ACCT_UPDATE ステータス タイプについてのみサーバに送信されます。

Acct-Output-Packets

クライアント デバイスがアクセス ポイントに結合されてから、アクセス ポイントを介してワイヤレス ネットワークで送信されたパケットの数。 この属性は、ACCT_STOP および ACCT_UPDATE ステータス タイプについてのみサーバに送信されます。

Acct-Terminate-Cause

クライアント デバイスのセッションが終了した理由。 結合が解除されたクライアント デバイスは、すべて同じ属性(理由)、 すなわち Loss of Service になります。 この属性は、ACCT_STOP ステータス タイプについてのみサーバに送信されます。

Acct-Delay-Time

イベントが発生した時間から属性がサーバに送信されるまでの遅延。 この属性は、3 つのステータス タイプすべてについてサーバに送信されます。

RADIUS_IPADR

アカウンティング情報を送信するアクセス ポイントの IP アドレス。 この属性は、3 つのステータス タイプすべてについてサーバに送信されます。