Cisco Aironet 1130AG シリーズ アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
Lightweight アクセス ポイントの DHCP オプション 43 の設定
Lightweight アクセス ポイントの DHCP オプション 43 の設定
発行日;2012/07/25 | 英語版ドキュメント(2011/11/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Lightweight アクセス ポイントの DHCP オプション 43 の設定

概要

1000 および 1500 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 の設定

1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 の設定

Lightweight アクセス ポイントの DHCP オプション 43 の設定

この付録では、Cisco Aironet lightweight アクセス ポイントと共に使用できるようにするための DHCP オプション 43 を設定するうえで必要な手順について説明します。この付録の内容は、次のとおりです。

「概要」

「1000 および 1500 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 の設定」

「1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ Lightweight アクセス ポイントのオプション 43 の設定」

概要

ここでは、組み込み Cisco IOS DHCP サーバを Cisco Aironet lightweight アクセス ポイントと共に使用できるようにするための DHCP オプション 43 の設定例を示します。Microsoft、Sun Solaris、Linux、および Lucent QIP DHCP サーバ上で DHCP オプション 43 を設定する手順については、次の URL のマニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/tech/tk722/tk809/technologies_configuration_example09186a00808714fe.shtml

その他の DHCP サーバの実装に関する DHCP オプション 43 の設定については、DHCP サーバのマニュアルを参照してください。オプション 43 では、コントローラ管理インターフェイスの IP アドレスを使用する必要があります。


) DHCP オプション 43 では、1 つの DHCP プールを 1 種類のアクセス ポイントだけに割り当てることができます。アクセス ポイントの種類別に、異なる DHCP プールを設定する必要があります。


Cisco Aironet 1000 および 1500 シリーズ アクセス ポイントでは、DHCP オプション 43 にカンマ区切りストリング形式を使用します。他の Cisco Aironet アクセス ポイントは、DHCP オプション 43 に Type-Length-Value(TLV)形式を使用します。DHCP サーバは、アクセス ポイントの DHCP Vendor Class Identifier(VCI)文字列に基づいてオプションを返すようにプログラムする必要があります(DHCP オプション 60)。 表 G-1 に、lightweight モードで動作可能な Cisco アクセス ポイントの VCI ストリングを示します。

 

表 G-1 Lightweight アクセス ポイントの VCI ストリング

アクセス ポイント
Vendor Class Identifier(VCI)

Cisco Aironet 1000 シリーズ

Airespace.AP1200

Cisco Aironet 1100 シリーズ

Cisco AP c1100

Cisco Aironet 1130 シリーズ

Cisco AP c1130

Cisco Aironet 1200 シリーズ

Cisco AP c1200

Cisco Aironet 1240 シリーズ

Cisco AP c1240

Cisco Aironet 1300 シリーズ

Cisco AP c1300

Cisco Aironet 1500 シリーズ

Cisco AP LAP1510

以下に、1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ アクセス ポイントの TLV ブロックの形式を示します。

型:0xf1(十進数では 241)

長さ:コントローラの IP アドレス数 * 4

値:WLC 管理インターフェイスのリスト

1000 および 1500 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 の設定

組み込み Cisco IOS DHCP サーバで Cisco 1000 および 1500 シリーズ lightweight アクセス ポイントの DHCP オプション 43 を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco IOS Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)でコンフィギュレーション モードに切り替えます。

ステップ 2 デフォルトのルータやネーム サーバなどの必要なパラメータを指定して、DHCP プールを作成します。DHCP スコープの例を次に示します。

ip dhcp pool <pool name>
network <IP Network> <Netmask>
default-router <Default router>
dns-server <DNS Server>
 
ここで、
<pool name> は、DHCP プールの名前(AP1000 など)
<IP Network> は、コントローラが属するネットワーク IP アドレス(10.0.15.1 など)
<Netmask> は、サブネット マスク(255.255.255.0 など)
<Default router> は、デフォルト ルータの IP アドレス(10.0.0.1 など)
<DNS Server> は、DNS サーバの IP アドレス(10.0.10.2 など)
 

ステップ 3 次の構文に従って、オプション 60 の行を追加します。

option 60 ascii “Airespace.AP1200”
 

引用符は必ず含める必要があります。

ステップ 4 次の構文に従って、オプション 43 の行を追加します。

option 43 ascii “Comma Separated IP Address List”
 

たとえば、コントローラ IP アドレス 10.126.126.2 および 10.127.127.2 を使用して、Cisco 1000 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 を設定する場合、Cisco IOS CLI で、次の行を DHCP プールに追加してください。

option 43 ascii “10.126.126.2,10.127.127.2”
 

引用符は必ず含める必要があります。


 

1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ Lightweight アクセス ポイントのオプション 43 の設定

組み込み Cisco IOS DHCP サーバで Cisco Aironet 1100、1130、1200、1240、および 1300 シリーズ lightweight アクセス ポイントの DHCP オプション 43 を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco IOS の CLI でコンフィギュレーション モードに切り替えます。

ステップ 2 デフォルトのルータやネーム サーバなどの必要なパラメータを指定して、DHCP プールを作成します。DHCP スコープの例を次に示します。

ip dhcp pool <pool name>
network <IP Network> <Netmask>
default-router <Default router>
dns-server <DNS Server>
 
ここで、
<pool name> は、DHCP プールの名前(AP1240 など)
<IP Network> は、コントローラが属するネットワーク IP アドレス(10.0.15.1 など)
<Netmask> は、サブネット マスク(255.255.255.0 など)
<Default router> は、デフォルト ルータの IP アドレス(10.0.0.1 など)
<DNS Server> は、DNS サーバの IP アドレス(10.0.10.2 など)
 

ステップ 3 次の構文に従って、オプション 60 の行を追加します。

option 60 ascii “VCI string”
 

VCI string には、 表 G-1 の値を使用します。引用符は必ず含める必要があります。

ステップ 4 次の構文に従って、オプション 43 の行を追加します。

option 43 hex <hex string>
 

hex string には、次の TLV 値を組み合わせて指定します。

型 + 長さ + 値

型 は、常に f1(16 進数)です。長さは、コントローラの管理 IP アドレスの数に 4 を掛けた値です(16 進数)。値 には、コントローラの IP アドレスを順番に指定します(16 進数)。

たとえば、管理インターフェイスの IP アドレス 10.126.126.2 および 10.127.127.2 を持ったコントローラが 2 つあるとします。型は、f1(16 進数)です。長さは、2 * 4 = 8 = 08(16 進数)です。IP アドレスは、0a7e7e02 および 0a7f7f02 に変換されます。文字列を組み合わせて、f1080a7e7e020a7f7f02 と指定します。DHCP スコープに追加された結果の Cisco IOS コマンドは、次のとおりです。

option 43 hex f1080a7e7e020a7f7f02