Cisco Aironet 1130AG シリーズ アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング
Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング
発行日;2012/07/25 | 英語版ドキュメント(2011/11/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング

1130AG シリーズ アクセス ポイントの使用に関するガイドライン

DHCP オプション 43 の使用方法

アクセス ポイントの LED の確認

アクセス ポイントの低電力状態

Intelligent Power Management

コントローラ CLI コマンドを使用した電源の設定

アクセス ポイント CLI を使用した手動によるコントローラ情報の設定

コントローラ情報の設定

入力済みコントローラ情報の手動によるクリア

アクセス ポイントをデフォルト設定に手動で再設定する

アクセス ポイントを Autonomous モードへ戻す

WLAN コントローラを使用してアクセス ポイントを Autonomous モードに戻す

MODE ボタンを使用してアクセス ポイントを Autonomous モードに戻す

MODE ボタンの設定

Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

アクセス ポイントのコンソール ポイントへの接続

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング

本章では、1130AG シリーズ lightweight アクセス ポイント(モデル:AIR-LAP1131AG または AIR-LAP1131G)の基本的な問題に対するトラブルシューティング手順について説明します。最新の詳細なトラブルシューティングについては、次の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートおよびドキュメンテーション Web サイトを参照してください。

http://www.cisco.com/cisco/web/psa/default.html

この章の内容は、次のとおりです。

「1130AG シリーズ Lightweight アクセス ポイントの使用に関するガイドライン」

「Lightweight アクセス ポイントの LED の確認」

「Lightweight アクセス ポイントの低電力状態」

「アクセス ポイント CLI を使用した手動によるコントローラ情報の設定」

「アクセス ポイントを Autonomous モードへ戻す」

「Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手」

「アクセス ポイントのコンソール ポイントへの接続」

「TFTP サーバ ソフトウェアの入手」

1130AG シリーズ Lightweight アクセス ポイントの使用に関するガイドライン

1130AG シリーズ lightweight アクセス ポイントをご使用の際は、このガイドラインに留意する必要があります。

アクセス ポイントが通信できるのは、Cisco 2006 シリーズまたは 4400 シリーズ コントローラだけです。


) Cisco 4100 シリーズ、Airespace 4012 シリーズ、および Airespace 4024 シリーズ コントローラは、Cisco IOS が実行されるアクセス ポイントをサポートするうえで必要なメモリを欠いているため、サポートされていません。


アクセス ポイントは、Wireless Domain Services(WDS; 無線ドメイン サービス)をサポートしていないので、WDS デバイスとは通信できません。ただし、アクセス ポイントがコントローラにアソシエートする際、コントローラが WDS に相当する機能を提供します。

アクセス ポイントは、無線ごとに 8 つの BSSID、アクセス ポイントごとに総計 8 つの無線 LAN をサポートします。lightweight アクセス ポイントがコントローラにアソシエートすると、1 ~ 8 の ID を持つ無線 LAN のみがアクセス ポイントにプッシュされます。

アクセス ポイントは、レイヤ 2 LWAPP をサポートしません。アクセス ポイントは、DHCP、DNS、または IP サブネット ブロードキャストを使用して、IP アドレスを取得し、コントローラを検出します。

アクセス ポイント コンソール ポイントを、モニタリングおよびデバッグ用として有効にすることができます(すべてのコンフィギュレーション コマンドは、コントローラへ接続すると無効になります)。

DHCP オプション 43 の使用方法

DHCP オプション 43 を使用すると、コントローラの IP アドレスのリストがアクセス ポイントに提供されるため、アクセス ポイントがコントローラを検出し、コントローラに接続できるようになります。詳細については、「Lightweight アクセス ポイントの DHCP オプション 43 の設定」 を参照してください。

Lightweight アクセス ポイントの LED の確認

アクセス ポイントが正常に動作していない場合、トップ パネルのステータス LED またはケーブル ベイ領域のイーサネット LED および無線 LED をチェックします。LED の表示内容から装置の状態を簡単に評価できます。図 4-1 は、アクセス ポイントの各 LED を示しています。

図 4-1 アクセス ポイント LED

 

 

1

ステータス LED

3

イーサネット LED

2

アクセス ポイントのカバー

4

無線 LED


) イーサネット LED および無線 LED を確認するには、アクセス ポイントのカバーを開く必要があります(「アクセス ポイントのカバーを開く」 を参照)。



) アクセス ポイントのカバーを開くと、ステータス LED の色が消えます。



) LED ステータスの色は、装置ごとに色の強さおよび色彩が若干異なります。これは、LED メーカーの仕様の正常な範囲内であり、障害ではありません。


表 4-1 は、LED の信号を示しています。

 

表 4-1 LED の信号

メッセージ タイプ
ケーブル ベイ領域
装置上部
意味
イーサネット LED
無線 LED
ステータス LED

ブート ローダの状態

グリーン

グリーン

グリーン

DRAM メモリのテストを完了。

消灯

グリーンで点滅

青緑色

フラッシュ ファイル システムの初期化中。

消灯

グリーン

ピンク

フラッシュ メモリのテストを完了。

グリーン

消灯

暗い青色

イーサネットのテストを完了。

グリーン

グリーン

グリーン

Cisco IOS の起動中。

アソシエーションの状態

--

--

明るい緑色

正常な動作状態。装置にアソシエートされている無線クライアント デバイスはありません。

--

--

ブルー

正常な動作状態。少なくとも 1 台の無線クライアント デバイスが装置にアソシエートされています。

動作状態

グリーン

--

--

イーサネット リンクが稼動中。

グリーンで点滅

--

--

イーサネット パケットの送受信中。

--

グリーンで点滅

--

無線パケットの送受信中。

--

--

点滅
暗い青色

ソフトウェアのアップグレード中

グリーンでゆっくりと点滅

--

--

Hybrid-REAP スタンドアロン モード

ブート ローダの警告

消灯

消灯

イエロー

イーサネット リンクが停止中。

レッド

消灯

イエロー

イーサネットの障害。

オレンジ

消灯

イエロー

設定の復元中(MODE ボタンを 2 ~ 3 秒押した場合)。

消灯

レッド

ピンク

イメージの復元(MODE ボタンを 20 ~ 30 秒押した場合)。

グリーンで点滅

レッドで点滅

ピンクで点滅

イメージの復旧中。MODE ボタンが放されました。

ブート ローダ エラー

レッド

レッド

レッド

DRAM メモリ テストの失敗。

消灯

レッド

赤色と青色で点滅

フラッシュ ファイル システムの障害。

消灯

オレンジ

赤色と青緑色に点滅

環境変数(ENVAR)の障害。

オレンジ

消灯

赤色と黄色に点滅

MAC アドレスが無効。

レッド

消灯

赤色とオフの点滅

イメージ復元中のイーサネットの障害。

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブート環境エラー。

レッド

オレンジ

赤色とオフの点滅

Cisco IOS イメージ ファイルなし。

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブートの失敗。

Cisco IOS のエラー

オレンジで点滅

--

--

イーサネットの送受信エラー。

--

オレンジで点滅

--

無線ポートにおける最大再試行回数の超過、またはバッファ フルが発生。

レッド

レッド

オレンジ

ソフトウェアの障害。装置の電源を切断し、再接続してみてください。

--

--

オレンジ

一般的な警告。インライン電源が不足しています(「Lightweight アクセス ポイントの低電力状態」を参照)。

コントローラのステータス

--

--

グリーン、レッド、オレンジが交互に表示1

コントローラへの接続中。

(注) アクセス ポイントが 5 分を超えてもこのモードのままの場合、アクセス ポイントはコントローラを検出できません。DHCP サーバが使用可能であり、コントローラ情報がアクセス ポイント上で設定されていることを確認してください。

--

--

暗いブルーで点滅

アクセス ポイントのイメージ ファイルのロード。

1.このステータス表示は、優先度が最も高く、他のステータス表示より優先されます。

Lightweight アクセス ポイントの低電力状態


警告 この製品は、Power over Ethernet(PoE)IEEE 802.3af 準拠の電源または IEC60950 準拠の電源に接続する必要があります。ステートメント 353


lightweight アクセス ポイントには、48VDC 電源モジュールまたはインライン電源から給電できます。アクセス ポイントは、IEEE 802.3af 電源規格、Cisco 準規格 PoE プロトコル、およびインライン電源用 Cisco Intelligent Power Management をサポートしています。

アクセス ポイントがフル動作するには、12.95 W の電力が必要です。電源モジュールおよび Cisco Aironet パワー インジェクタは、フル動作に必要な電力を給電できますが、インライン電源によっては 12.95 W を給電できないものもあります。また、一部の大電力インライン電源では、すべてのポートに同時に 12.95 W の電力を供給できない場合もあります。


) 802.3af 準拠スイッチ(シスコ製またはシスコ以外の製品)では、フル動作に十分な電力を供給できます。



) アクセス ポイントがインライン電源に接続されている場合は、その電源モジュールをアクセス ポイントに接続しないでください。アクセス ポイントで 2 つの電源を使用すると、内部コンポーネントを保護するためにアクセス ポイントがシャットダウンしたり、アクセス ポイントが接続されているポートがスイッチによってシャットダウンされたりする可能性があります。アクセス ポイントがシャットダウンした場合は、すべての電源を取り外し、1 つの電源だけを接続し直す必要があります。


電源を投入すると、アクセス ポイントは、低電力モードになり(いずれも無線は無効化)、Cisco IOS ソフトウェアのロードおよび実行が行われ、電力ネゴシエーションによって、十分な電力が利用できるかどうかが判定されます。十分な電力がある場合は、両方の無線がオンになり、それ以外の場合は、アクセス ポイントが、過電流状態が発生しないように、片方または両方の無線が無効となる低電力モードで保持されます。低電力モードでは、アクセス ポイントのステータス LED の低電力エラー表示が有効化されます(「Lightweight アクセス ポイントの LED の確認」 を参照)。

Intelligent Power Management

アクセス ポイントが両方の無線でフルー パワー動作を行うには 12.95 W の電力が必要ですが、両方の無線が無効になっている低電力モードで動作するには、6.3 W の電力で十分です。低電力電源での過電流状態を避け、シスコ スイッチでの電源使用を最適化するために、シスコは、Intelligent Power Management を開発しました。Intelligent Power Management は、Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用して、(アクセス ポイントのような)給電されるデバイスが、シスコ スイッチに対して十分な電力を求めてネゴシエートできるようにします。

アクセス ポイントは Intelligent Power Management をサポートしており、電力ネゴシエーションの結果として、アクセス ポイントは、フル電源モードになるか、片方または両方の無線が無効になる低電力モードになります。


) 電力ネゴシエーションとは別に、アクセス ポイント ハードウェアは、802.3af 規格を使用して、電源から要求された電力も示します。しかし、電源は、Intelligent Power Management もサポートしていない限り、アクセス ポイントは使用可能な電力をレポートできません。


十分な電源を提供可能なシスコ スイッチの中には、Intelligent Power Management をサポートするためのソフトウェア アップグレードが必要なものもあります。ソフトウェアのアップグレードが必要な場合、準規格互換性モードで動作するようにアクセス ポイントを設定できます。設定すると、そのようなシスコ スイッチが受信された CDP ID フィールドで検出された場合に、アクセス ポイントが自動的にフル電力モードになります。

アクセス ポイントが、フル電力動作には電力が足りないと判断すると、片方または両方の無線が無効になり、ステータス LED がオレンジ色に変わって低電力モードであることを示します( 表 4-1 を参照)。

Cisco スイッチが、フル動作にとって十分な電力を提供する能力を持っているにもかかわらず、アクセス ポイントが低電力モードのままの場合、アクセス ポイントまたはスイッチ(またはその両方)の設定が間違っている可能性があります( 表 4-2 を参照)。

インライン電源がフル動作に十分な電力を提供できない場合、次のオプションを検討する必要があります( 表 4-2 を参照)。

より強力なスイッチへアップグレードする

スイッチ ポートの Cisco Aironet パワー インジェクタを使用する

48-VDC 電源モジュールを使用して、アクセス ポイントに対してローカルに給電する

コントローラ CLI コマンドを使用した電源の設定

Intelligent Power Management がサポートされているかどうかは、アクセス ポイントに給電している Cisco スイッチに常駐するソフトウェアのバージョンによって異なります。各 Cisco スイッチを、Intelligent Power Management をサポートするようにアップグレードする必要があります。ソフトウェアがアップグレードされるまでの間、次の CLI コマンドを使用して、アクセス ポイントが古いスイッチ ソフトウェアでも動作するように設定することができます。

1) config ap power pre-standard enable <ap>
(<ap> はコントローラのアクセス ポイント名)
 
2) config ap power injector enable <ap> <switch port MAC address>
(<ap> はコントローラのアクセス ポイント名、<switch port MAC address> はアクセス ポイントの接続先のスイッチ ポートの MAC アドレス)
 

) これらのコマンドを使用する手順については、コントローラのマニュアルを参照してください。


これらのコントローラ CLI コマンドを使用して、次の内容をアクセス ポイントに対して通知することが可能です。

Cisco スイッチは、Intelligent Power Management をサポートしていないが、十分な電力を供給できる。

十分な電力を供給するためにパワー インジェクタが使用されおり、Cisco スイッチは、Intelligent Power Management をサポートしていない。


注意 アクセス ポイントが PoE を介して給電される場合、Power Sourcing Equipment(PSE; 給電側機器)の出力電力は、ポートごとに 400 mA を超えることはできません。電源は、制限電源に関して IEEE 802.3af または IEC60950 に準拠する必要があります。

この特別な CLI コントローラ コマンド、および対応する Cisco スイッチ電源コマンドを使用するタイミングについては、 表 4-2 を参照してください。

 

表 4-2 CLI 電源コマンドの使用

電源
CLI コマンド
Cisco ワイヤレス LAN コントローラ
Cisco スイッチ

AC 電源モジュール

何も必要ありません。

power inline never

Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチ2

何も必要ありません。

power inline auto

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチ

config ap power pre-standard enable

power inline auto

Intelligent Power Management1 をサポートしている Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ 3

何も必要ありません。

power inline never4

Intelligent Power Management1 がサポートされていない Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ 2

config ap power injector enable

power inline never

非 Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ

何も必要ありません。

-

802.3af 対応非 Cisco スイッチ

何も必要ありません。

-

2.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS リリースを判断するには、シスコ電源のリリース ノートを確認してください。Intelligent Power Management のサポートは、現時点では、ご利用のシスコ電源で使用できない場合があります。

3.パワー インジェクタは、AIR-PWRINJ3 または AIR-PWRINJ-FIB である必要があります。

4.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチは、常に、スイッチでのパワー インジェクタの使用を設定します。

アクセス ポイント CLI を使用した手動によるコントローラ情報の設定

新しいインストールでは、アクセス ポイントが DHCP サーバにアクセスできない場合、アクセス ポイント CLI を使用して、必要なコントローラ情報を手動で設定することができます。コンソール ポートへの接続方法については、「アクセス ポイントのコンソール ポイントへの接続」 を参照してください。


) ここにおける CLI コマンドを使用できるのは、コントローラにアソシエートされていないアクセス ポイント上でのみです。


CLI コマンドで設定した静的情報は、アクセス ポイントがコントローラに接続するために使用します。コントローラに接続すると、コントローラが、新しいコントローラ設定でアクセス ポイントを再設定しますが、アクセス ポイントの固定 IP アドレス、およびデフォルト ゲートウェイは変更されません。

コントローラ情報の設定

アクセス ポイント CLI インターフェイスを使用して、新しい(アウトオブザボックス)アクセス ポイントに関するコントローラ情報を手動で設定する場合、次の EXEC モード CLI コマンドを使用できます。

AP# lwapp ap ip address <IP address> <subnet mask>
AP# lwapp ip default-gateway IP-address
AP# lwapp ap controller ip address IP-address
AP# lwapp ap hostname name
name はコントローラのアクセス ポイント名)

) デフォルト(アウトオブザボックス)のイネーブル パスワードは Cisco です。


入力済みコントローラ情報の手動によるクリア

アクセス ポイントをネットワーク内の異なる場所に移動する場合、手動入力済みコントローラ情報をクリアし、アクセス ポイントが別のコントローラにアソシエートできるようにする必要があります。


) このコマンドでは、CLI EXEC モードにするための、コントローラ設定イネーブル パスワードが必要です。


手動で入力したコントローラ情報をクリアまたは削除する場合、次の EXEC モード CLI コマンドを使用できます。

clear lwapp ap ip address
clear lwapp ip default-gateway
clear lwapp controller ip address
clear lwapp ap hostname
 

アクセス ポイントをデフォルト設定に手動で再設定する

アクセス ポイントをデフォルト設定に手動で再設定するには、次の EXEC モード CLI コマンドを使用します。


) このコマンドでは、CLI EXEC モードにするための、コントローラ設定イネーブル パスワードが必要です。


clear lwapp private-config
 

アクセス ポイントを Autonomous モードへ戻す

lightweight アクセス ポイントを Autonomous モードに戻すには、Autonomous モードをサポートしている Cisco IOS リリース(Cisco IOS Release 12.3(7)JA 以前など)をロードします。アクセス ポイントがコントローラにアソシエートされている場合、コントローラを使用して Cisco IOS Release をロードできます。アクセス ポイントがコントローラにアソシエートされていない場合、TFTP を使用して Cisco IOS Release をロードできます。

WLAN コントローラを使用してアクセス ポイントを Autonomous モードに戻す

コントローラを使用して lightweight モードから Autonomous モードに戻す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アクセス ポイントがアソシエートしているコントローラで CLI にログインして、次のコマンドを入力します。

config ap tftp-downgrade tftp-server-ip-address filename access-point-name
(ここで、
a) tftp-server-ip-address は TFTP サーバの IP アドレス
b) filename は、アクセス ポイントのイメージ ファイルのフル パスとファイル名(例:D:/Images/c1130-k9w7-tar.123-7.JA.tar)
c) access-point-name は、コントローラのアクセス ポイントを識別する名前)
 

ステップ 2 アクセス ポイントが再起動されてすべての LED がグリーンに変わった後、ステータス LED がグリーンに点滅するまで待ちます。

ステップ 3 アクセス ポイントが再起動したら、GUI または CLI を使用してアクセス ポイントを再設定します。


 

MODE ボタンを使用してアクセス ポイントを Autonomous モードに戻す

アクセス ポイントの MODE ボタンと TFTP サーバを使用して、lightweight アクセス ポイントを Autonomous モードに戻す手順は、次のとおりです。


) アクセス ポイントの MODE ボタンはデフォルトで有効になっていますが、MODE ボタンが有効になっていることを確認する必要があります(「MODE ボタンの設定」 を参照)。



ステップ 1 TFTP サーバ ソフトウェアが実行されている PC の固定 IP アドレスを、10.0.0.2 ~ 10.0.0.30 のアドレスに設定します。

ステップ 2 PC の TFTP サーバ フォルダにアクセス ポイントのイメージ ファイル(1130 シリーズ アクセス ポイントの場合は、c1130-k9w7-tar.123-7.JA.tar など)があり、TFTP サーバがアクティブ化されていることを確認します。

ステップ 3 TFTP サーバ フォルダ内のアクセスポイントのイメージ ファイルの名前を、c1130-k9w7-tar.default に変更します。

ステップ 4 Category 5(CAT 5; カテゴリ 5)のイーサネット ケーブルを使用して、PC をアクセス ポイントに接続します。

ステップ 5 アクセス ポイントの電源を切ります。

ステップ 6 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。

ステップ 7 MODE ボタンを押し続けて、無線 LED がレッドに変わったら(約 20 ~ 30 秒かかります)、放します。

ステップ 8 アクセス ポイントが再起動されてすべての LED がグリーンに変わった後、ステータス LED がグリーンに点滅するまで待ちます。

ステップ 9 アクセス ポイントが再起動したら、GUI または CLI を使用してアクセス ポイントを再設定します。


 

MODE ボタンの設定

lightweight アクセス ポイントの MODE ボタンは、Cisco ワイヤレス LAN コントローラから設定します。次のコントローラ CLI コマンドを使用して、MODE ボタンを表示して設定します。

1) config ap rst-button enable <access-point-name>/all
2) config ap rst-button disable <access-point-name>/all
3) show ap config general <access-point-name>
(access-point-name はコントローラのアクセス ポイントを識別する名前)
 

Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルは、次の手順を実行することによって、Cisco.com ソフトウェア センターから取得できます。


) Cisco.com ソフトウェア センターからソフトウェアをダウンロードするには、登録ユーザになる必要があります。次の URL にあるメインの Cisco.com Web ページから登録できます。http://www.cisco.com.



ステップ 1 インターネット ブラウザを使用して、次の URL にある Cisco Software Center にアクセスします。

http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

ステップ 2 [Access Points] > [Cisco Aironet 1130 AG Series] をクリックします。

ステップ 3 [Cisco Aironet 1130AG Access Point] をクリックします。

ステップ 4 [Enter Network Password] ウィンドウで、Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力して、[OK] をクリックします。

ステップ 5 [IOS] をクリックします。

ステップ 6 目的の Cisco IOS リリース(12.3.8.JA など)を選択します。

ステップ 7 アクセス ポイントのイメージ ファイル(c1130-k9w7-tar.123-8.JA.tar など)の [WIRELESS LAN] をクリックします。

ステップ 8 [Enter Network Password] ウィンドウで、Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力して、[OK] をクリックします。

ステップ 9 [Security Information] ウィンドウで、[Yes] をクリックして、保護されていない項目を表示します。

ステップ 10 [Encryption Software Export Authorization] ページで、表示されている内容を読み、そのイメージをユーザまたはユーザの組織が使用するかどうかの質問に対して、[Yes] または [No] をクリックします。[Submit] をクリックします。

ステップ 11 [No] をオンにした場合、要求された情報を入力して、[Submit] をクリックします。

ステップ 12 [Yes] をクリックして続行します。

ステップ 13 [DOWNLOAD] をクリックします。

ステップ 14 ソフトウェア ダウンロードのルールの条件を読み、承認します。

ステップ 15 [Enter Network Password] ウィンドウで、Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力して、[OK] をクリックします。

ステップ 16 [Save] をクリックして、イメージ ファイルをハード ディスクにダウンロードします。

ステップ 17 ハードディスク上のダウンロード先を選択して、[Save] をクリックします。


 

アクセス ポイントのコンソール ポイントへの接続

コンソール ポートは、電源投入中、診断およびモニタリングのために有効化されます。これは、アクセス ポイントがコントローラにアソシエートできない場合に役立ちます。DB-9-to-RJ-45 シリアル ケーブルを使用して、PC をコンソール ポートに接続できます。


注意 アクセス ポイントの底が熱くなっている場合があるため、取り扱いには注意してください。


) DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルのシスコ製品番号は AIR-CONCAB1200 です。http://www.cisco.com/en/US/ordering/index.shtml を参照して、シリアル ケーブルを注文します。


アクセス ポイントのコンソール ポートへ接続することによって電源投入シーケンスを表示する手順は次の通りです。


ステップ 1 アクセス ポイントのカバーを開きます(「アクセス ポイントのカバーを開く」 を参照)。

ステップ 2 9 ピン メス DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルを、アクセス ポイントの RJ-45 コンソール ポートとコンピュータの COM ポートに接続します。アクセス ポイントのコンソール ポートを、図 4-2 に示します。

図 4-2 コンソール ポートの場所

 

 

1

コンソール ポート

 

ステップ 3 アクセス ポイントと通信できるように、コンピュータのターミナル エミュレータを設定します。ターミナル エミュレータの接続では、9600 ボー、データ ビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1 の設定を使用します。フロー制御はなしです。

ステップ 4 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。

コンソール ポートの使用が終了したら、シリアル ケーブルをアクセス ポイントから取り外してください。


 

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

TFTP サーバ ソフトウェアは、いくつかの Web サイトからダウンロードできます。次の URL から入手できるシェアウェア TFTP ユーティリティを推奨します。

http://tftpd32.jounin.net

ユーティリティのインストール方法と使用方法については、Web サイトの指示に従ってください。