Cisco Aironet 1130AG シリーズ アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング
Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング
発行日;2012/07/25 | 英語版ドキュメント(2011/11/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング

Autonomous アクセス ポイント LED の確認

基本設定の確認

デフォルトの IP アドレスの動作

SSID と無線のデフォルト動作

無線インターフェイスの有効化

SSID

WEP キー

セキュリティ設定

Autonomous アクセス ポイントの低電力状態

Intelligent Power Management

インライン電源ステータス メッセージ

CLI を使用した電源の設定

CLI を使用した Cisco IOS コマンドの発行

ブラウザを使用したアクセス ポイントのシステム電力設定の設定

キャリア ビジー テストの実行

ping テストの実行

デフォルト設定へのリセット

MODE ボタンの使用

Web ブラウザ インターフェイスの使用方法

アクセス ポイントのイメージのリロード

MODE ボタンの使用

Web ブラウザ インターフェイス

ブラウザ HTTP インターフェイス

ブラウザ TFTP インターフェイス

アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

アクセス ポイントのコンソール ポイントへの接続

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

Autonomous アクセス ポイントのトラブルシューティング

本章では、Autonomous アクセス ポイント(モデル:AIR-AP1131AG または AIR-AP1131G)の基本的な問題に対するトラブルシューティング手順について説明します。最新の詳細なトラブルシューティングに関する情報については、次の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートおよびドキュメンテーション Web サイトを参照してください。

http://www.cisco.com/cisco/web/psa/default.html

この章の内容は、次のとおりです。

「Autonomous アクセス ポイント LED の確認」

「基本設定の確認」

「Autonomous アクセス ポイントの低電力状態」

「キャリア ビジー テストの実行」

「ping テストの実行」

「デフォルト設定へのリセット」

「アクセス ポイントのイメージのリロード」

「アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手」

「TFTP サーバ ソフトウェアの入手」

Autonomous アクセス ポイント LED の確認

Autonomous アクセス ポイントが正常に動作していない場合、トップ パネルのステータス LED またはケーブル ベイ領域のイーサネット LED および無線 LED をチェックします。LED の表示内容から装置の状態を簡単に評価できます。図 3-1 は、アクセス ポイントの各 LED を示しています(詳細について、アクセス ポイント ブラウザ インターフェイスを使用して、Event Log を参照してください)。

図 3-1 アクセス ポイント LED

 

 

1

ステータス LED

3

イーサネット LED

2

アクセス ポイントのカバー

4

無線 LED


) イーサネット LED および無線 LED を確認するには、アクセス ポイントのカバーを開く必要があります(「アクセス ポイントのカバーを開く」 を参照)。



) アクセス ポイントのカバーを開くと、ステータス LED の色が消えます。



) LED ステータスの色は、装置ごとに色の強さおよび色彩が若干異なります。これは、LED メーカーの仕様の正常な範囲内であり、障害ではありません。


表 3-1 は、LED の信号を示しています。

 

表 3-1 LED の信号

メッセージ タイプ
ケーブル ベイ領域
 
装置上部
意味
イーサネット LED
無線 LED
ステータス LED

動作状態

グリーン

--

--

イーサネット リンクが稼動中。

グリーンで点滅

--

--

イーサネット パケットの送受信中。

--

グリーンで点滅

--

無線パケットの送受信中。

--

--

点滅
暗い青色

ソフトウェアのアップグレード中

アソシエーションの状態

--

--

明るい緑色

正常な動作状態。装置にアソシエートされている無線クライアント デバイスはありません。

--

--

ブルー

正常な動作状態。少なくとも 1 台の無線クライアント デバイスが装置にアソシエートされています。

Cisco IOS のエラー

オレンジで点滅

--

--

イーサネットの送受信エラー。

--

オレンジで点滅

--

無線ポートにおける最大再試行回数の超過、またはバッファ フルが発生。

レッド

レッド

オレンジ

ソフトウェアの障害。装置の電源を切断し、再接続してみてください。

--

--

オレンジ

一般的な警告。インライン電源が不足しています(「Autonomous アクセス ポイントの低電力状態」を参照)。

ブート ローダの状態

グリーン

グリーン

グリーン

DRAM メモリのテストを完了。

消灯

グリーンで点滅

青緑色

フラッシュ ファイル システムの初期化中。

消灯

グリーン

ピンク

フラッシュ メモリのテストを完了。

グリーン

消灯

暗い青色

イーサネットのテストを完了。

グリーン

グリーン

グリーン

Cisco IOS の起動中。

ブート ローダの警告

消灯

消灯

イエロー

イーサネット リンクが停止中。

レッド

消灯

イエロー

イーサネットの障害。

オレンジ

消灯

イエロー

設定の復元中(MODE ボタンを 2 ~ 3 秒押した場合)。

消灯

レッド

ピンク

イメージの復元(MODE ボタンを 20 ~ 30 秒押した場合)。

グリーンで点滅

レッドで点滅

ピンクで点滅

イメージの復旧中。MODE ボタンが放されました。

ブート ローダ エラー

レッド

レッド

レッド

DRAM メモリ テストの失敗。

消灯

レッド

赤色と青色で点滅

フラッシュ ファイル システムの障害。

消灯

オレンジ

赤色と青緑色に点滅

環境変数(ENVAR)の障害。

オレンジ

消灯

赤色と黄色に点滅

MAC アドレスが無効。

レッド

消灯

赤色とオフの点滅

イメージ復元中のイーサネットの障害。

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブート環境エラー。

レッド

オレンジ

赤色とオフの点滅

Cisco IOS イメージ ファイルなし。

オレンジ

オレンジ

赤色とオフの点滅

ブートの失敗。

基本設定の確認

無線クライアントとの接続が失われる最も一般的な原因は、基本設定の不一致です。アクセス ポイントがクライアント デバイスと通信していない場合、次の領域をチェックしてください。

デフォルトの IP アドレスの動作

Cisco IOS Release 12.3(2)JA 以降のソフトウェアがデフォルト設定で実行されている 1130AG アクセス ポイントを自社の LAN に接続すると、アクセス ポイントは、DHCP サーバからの IP アドレスを要求し、IP アドレスを受信できなかった場合、永久に要求を送信し続けます。

SSID と無線のデフォルト動作

Cisco IOS Release 12.3(2)JA2 以前では、アクセス ポイントの無線はデフォルトで有効となっており、デフォルトの SSID は tsunami です。

Cisco IOS Release 12.3(4)JA 以降では、アクセス ポイントの無線はデフォルトで無効となっており、デフォルトの SSID はありません。アクセス ポイントで他のデバイスからのワイヤレス アソシエーションを許可する前に、SSID を作成して無線を有効にする必要があります。このようにデフォルト設定を変更すると、新しく設置したアクセス ポイントのセキュリティが強化されます。SSID の設定手順については、『Cisco IOS Software Configuration Guide for Cisco Aironet Access Points』を参照し、無線インターフェイスの有効化手順については、「無線インターフェイスの有効化」 を参照してください。

無線インターフェイスの有効化

無線インターフェイスを有効化する場合、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ご使用の Web ブラウザからアクセス ポイントにアクセスします。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。

ステップ 3 [Summary Status] ページで、[Network Interfaces] > [Radio0-802.11B] または [Radio0-802.11G] をクリックして、[Radio Status] ページを表示します。

ステップ 4 [Settings] をクリックして、[Radio Settings] を表示します。

ステップ 5 [Enable Radio] フィールドで [Enable] をクリックします。

ステップ 6 [Apply] をクリックします。

ステップ 7 [Network Interfaces] > [Radio0-802.11A] をクリックして、[Radio Status] を表示します。

ステップ 8 [Settings] をクリックして、[Radio Settings] を表示します。

ステップ 9 [Enable Radio] フィールドで [Enable] をクリックします。

ステップ 10 [Apply] をクリックします。

ステップ 11 Web ブラウザを閉じます。


 

SSID

アクセス ポイントにアソシエートしようとする無線クライアントは、アクセス ポイントと同じ SSID を使用する必要があります。クライアント デバイスの SSID が無線範囲のアクセス ポイントの SSID と一致しない場合、クライアント デバイスはアソシエートしません。アクセス ポイントのデフォルト SSID は tsunami です。SSID の設定手順については、『Cisco IOS Software Configuration Guide for Cisco Aironet Access Points』を参照してください。


) デフォルト SSID(tsunami)は、Cisco IOS Release 12.3(4)JA 以降が実行されているアクセス ポイントではサポートされません。クライアント デバイスからアクセス ポイントにアソシエートする前に、SSID を設定しておく必要があります。


WEP キー

データ送信に使用する WEP キーは、アクセス ポイントおよび、そのアクセス ポイントがアソシエートするすべての無線デバイスでまったく同じように設定する必要があります。たとえば、クライアント アダプタの WEP Key 3 を 0987654321 に設定し、送信キーとして選択した場合、アクセス ポイントの WEP Key 3 もまったく同じ値に設定する必要があります。ただし、アクセス ポイントでは、Key 3 を送信キーとして使用する必要はありません。

アクセス ポイントの WEP キーの設定手順については、『Cisco IOS Software Configuration Guide for Cisco Aironet Access Points』を参照してください。

セキュリティ設定

アクセス ポイントによる認証を求める無線クライアントは、そのアクセス ポイントで設定されているのと同じセキュリティ オプションをサポートする必要があります。たとえば、Extensible Authentication Protocol(EAP; 拡張認証プロトコル)または Light Extensible Authentication Protocol(LEAP;拡張認証プロトコル)、MAC アドレス認証、Message Integrity Check(MIC; メッセージ完全性チェック)、WEP キー ハッシュ、および 802.1X プロトコル バージョンなどです。

無線クライアントがアクセス ポイントから認証されない場合には、クライアント アダプタの適切なセキュリティ設定、および現在のアクセス ポイントの設定で使用可能なクライアントのアダプタ ドライバおよびファームウェアのバージョンをシステム管理者に問い合せてください。


) Aironet Client Utility(ACU)で [Status] ページに表示されるアクセス ポイントの MAC アドレスは、アクセス ポイントの無線ポートの MAC アドレスです。アクセス ポイントのイーサネット ポートの MAC アドレスは、アクセス ポイントの背面のラベルに記載されています。


Autonomous アクセス ポイントの低電力状態


警告 この製品は、Power over Ethernet(PoE)IEEE 802.3af 準拠の電源または IEC60950 準拠の電源に接続する必要があります。ステートメント 353


アクセス ポイントには、48VDC 電源モジュールまたはインライン電源から給電できます。アクセス ポイントは、IEEE 802.3af 電源規格、Cisco 準規格 PoE プロトコル、およびインライン電源用 Cisco Intelligent Power Management をサポートしています。

アクセス ポイントがフル動作するには、12.95 W の電力が必要です。電源モジュールおよび Cisco Aironet パワー インジェクタは、フル動作に必要な電力を給電できますが、インライン電源によっては 12.95 W を給電できないものもあります。また、一部の大電力インライン電源では、すべてのポートに同時に 12.95 W の電力を供給できない場合もあります。


) 802.3af 準拠スイッチ(シスコ製またはシスコ以外の製品)では、フル動作に十分な電力を供給できます。



) アクセス ポイントがインライン電源に接続されている場合は、その電源モジュールをアクセス ポイントに接続しないでください。アクセス ポイントで 2 つの電源を使用すると、内部コンポーネントを保護するためにアクセス ポイントがシャットダウンしたり、アクセス ポイントが接続されているポートがスイッチによってシャットダウンされたりする可能性があります。アクセス ポイントがシャットダウンした場合は、すべての電源を取り外し、1 つの電源だけを接続し直す必要があります。


電源を投入すると、アクセス ポイントは、低電力モードになり(いずれも無線は無効化)、Cisco IOS ソフトウェアのロードおよび実行が行われ、電力ネゴシエーションによって、十分な電力が利用できるかどうかが判定されます。十分な電力がある場合は、無線がオンになり、それ以外の場合は、アクセス ポイントが、過電流状態が発生しないように無線が無効の状態で低電力モードで保持されます。低電力モードでは、アクセス ポイントのステータス LED の低電力エラー表示が有効化され、ブラウザおよびシリアル インターフェイスに低電力メッセージが表示され、イベント ログ入力が作成されます(「Autonomous アクセス ポイント LED の確認」 および 「インライン電源ステータス メッセージ」 を参照してください)。

Intelligent Power Management

アクセス ポイントが両方の無線でフルー パワー動作を行うには 12.95 W の電力が必要ですが、両方の無線が無効になっている低電力モードで動作するには、6.3 W の電力で十分です。低電力電源での過電流状態を避け、シスコ スイッチでの電源使用を最適化するために、シスコは、Intelligent Power Management を開発しました。Intelligent Power Management は、Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用して、(アクセス ポイントのような)給電されるデバイスが、シスコ スイッチに対して十分な電力を求めてネゴシエートできるようにします。

アクセス ポイントは Intelligent Power Management をサポートしており、電力ネゴシエーションの結果として、アクセス ポイントは、フル電源モードになるか、無線が無効になる低電力モードになります。


) 電力ネゴシエーションとは別に、アクセス ポイント ハードウェアは、802.3af 規格を使用して、電源から要求された電力も示します。しかし、電源は、Intelligent Power Management もサポートしていない限り、アクセス ポイントは使用可能な電力をレポートできません。


十分な電源を提供可能なシスコ スイッチの中には、Intelligent Power Management をサポートするためのソフトウェア アップグレードが必要なものもあります。ソフトウェアのアップグレードが必要な場合、準規格互換性モードで動作するようにアクセス ポイントを設定できます。設定すると、そのようなシスコ スイッチが受信された CDP ID フィールドで検出された場合に、アクセス ポイントが自動的にフル電力モードになります。

アクセス ポイントが、フル電力動作には電力が足りないと判断すると、エラー メッセージがロギングされ、低電力モードであることを示すステータス LED がオレンジ色に変わります(「Autonomous アクセス ポイント LED の確認」 および「インライン電源ステータス メッセージ」 を参照)。


ヒント スイッチが、フル動作にとって十分な電力を提供する能力を持っているにもかかわらず、アクセス ポイントが低電力モードのままの場合、アクセス ポイントまたはスイッチ(またはその両方)の設定が間違っている可能性があります(表 3-2 および表 3-3 を参照)。

インライン電源がフル動作に十分な電力を提供できない場合、次のオプションを検討する必要があります。

より強力なスイッチへアップグレードする

スイッチ ポートの Cisco Aironet パワー インジェクタを使用する

48-VDC 電源モジュールを使用して、アクセス ポイントに対してローカルに給電する

インライン電源ステータス メッセージ

アクセス ポイントは、電力状態をレポートするために、コンソール ポート上で次のメッセージをロギングします。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full Power - AC_ADAPTOR inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが電源モジュールを使用中であり、フル電力動作をサポートできることを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full Power - NEGOTIATED inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントがフル電力で動作し、Cisco Intelligent Power Management からの 12.95 W の電力を求めるネゴシエーションが成功したことを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full Power - HIGH_POWER_CLASSIC inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが、準規格互換性モードに設定されていて、Intelligent Power Management をサポートしていないがアクセス ポイントに対して十分な電力を供給できるシスコ スイッチを検出したために、フル電力で動作していることを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full Power - INJECTOR_CONFIGURED_ON_SOURCE inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが、Intelligent Power Management をサポートしていて、スイッチが power inline never コマンドで設定されているシスコ スイッチに接続されているために、フル電力で動作していることを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full power - INJECTOR_CONFIGURED_ON_CURRENT_PORT inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが、そのポートのパワー インジェクタを要求するように設定されているために、フル電力で動作していることを示します。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full Power - INJECTOR_DETECTED_PD inline power source:このメッセージは、アクセスポイントが、別の Cisco Powerable Device(PD)からの CDP パケットを検出したために、フル電力で動作していることを示します。アクセス ポイントの電力は、シスコ電源がこの種の CDP パケットを送信しないために、パワー インジェクタまたはシスコ製ではない電源から供給されています。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full Power - INJECTOR_DETECTED_MULTIPLE_MACS_ON_ HUB inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントは、複数のシスコ デバイスを検出したために、フル電力で動作していることを示します。アクセス ポイントの電力は、シスコ電源が CDP パケットを転送しないために、パワー インジェクタまたはシスコ製ではない電源から供給されています。

%CDP_PD-4-POWER_OK: Full Power - NON_CISCO-NO_CDP_RECEIVED inline power source:このメッセージは、アクセスポイントが、タイムアウト時間内に CDP パケットを何も受信しなかったためにフル電力で動作していることを示します。この状態は、アクセス ポイントがシスコ製ではない電源に接続されていることを示しています。


) 過電流状態を避けるため、電源は、IEEE 802.3af 対応の電源または IEC60950 対応の制限電源である必要があります。


%CDP_PD-2-POWER_LOW: All radios disabled - NEGOTIATED inline power source:このメッセージは、アクセスポイントが、シスコの電源がアクセス ポイントに対して十分な電力を供給できないことを示したために、すべての無線が無効になっている低電力モードになっていることを示しています。


) Cisco パワー インジェクタが必要になる場合があります。


%CDP_PD-2-POWER_LOW: All radios disabled - LOW_POWER_CLASSIC_NO_INJECTOR_ CONFIGURED <platform name> (<MAC address>):このメッセージは、アクセス ポイントが、すべての無線が無効になっている低電力モードになっており、アクセス ポイントに対して十分な電力を供給できない CDP デバイスを検出したことを示します。

< platform name> は、アクセス ポイントによって検出された CDP デバイスです。<MAC address> は、CDP デバイス、一般的にはスイッチ ポートの MAC アドレスです。


) Cisco パワー インジェクタが必要になる場合があります。


低電力ステータス メッセージの後、コンソール ポート上または Telnet セッションを使用している場合、2 つの追加メッセージが表示され、この低電力問題の解決に必要な操作を示します。

Verify the required power injector is installed on this port: <platform name> (<Ethernet port>).

(<platform name> は、アクセス ポイントによって検出された CDP デバイスであり、<Ethernet port> は、CDP デバイスのイーサネット ポートです。

If a power injector is installed, issue the command: power inline negotiation injector installed.

%CDP_PD-2-POWER_LOW: All radios disabled- LOW_POWER_CLASSIC_INJECTOR_ CONFIGURED_ON_ANOTHER_PORT <platform name> (<MAC address>):このメッセージは、アクセス ポイントが、すべての無線が無効になっている低電力モードになっており、アクセス ポイントに対して十分な電力を供給できない CDP デバイスを検出したことを示します。パワー インジェクタは設定済みですが、他のポート用となっています。アクセス ポイントの場所が移動され、新しいパワー インジェクタ用に再設定されている可能性が高いです。

<platform name> は、アクセス ポイントによって検出された CDP デバイスです。<MAC address> は、CDP デバイス、一般的にはスイッチ ポートの MAC アドレスです。


) Cisco パワー インジェクタが必要になる場合があります。


低電力ステータス メッセージの後、コンソール ポート上または Telnet セッションを使用している場合、2 つの追加メッセージが表示され、この低電力問題の解決に必要な操作を示します。

1. Verify the required power injector is installed on the new port: <platform name> (<Ethernet port>).

(<platform name> は、アクセス ポイントによって検出された CDP デバイスであり、<Ethernet port> は、CDP デバイスのイーサネット ポートです)。

2. If a power injector is installed, issue the command: power inline negotiation injector installed.

%CDP_PD-2-POWER_LOW: All radios disabled- HIGH_POWER_CLASSIC_NOT_ CONFIGURED inline power source <platform name> (<MAC address>):このメッセージは、アクセス ポイントが、すべての無線が無効になっている低電力モードになっており、Intelligent Power Management をサポートしていないが、十分な電力を供給できるはずの Cisco スイッチを検出したことを示します。このアクセス ポイントは、準規格用に設定する必要があります。

< platform name> は、アクセス ポイントによって検出されたシスコ プラットフォームです。<MAC address> は、スイッチ ポートの MAC アドレスです。


) シスコ スイッチのソフトウェアを Intelligent Power Management をサポートするようにアップグレードするか、準規格用に設定する必要があります。


%CDP_PD-4-POWER_OK: Full power - INJECTOR_CONFIGURED_OVERRIDE_SAFETY inline power source:このメッセージは、アクセス ポイントが、インライン電源がインライン電源チェックより優先されるように設定されており、パワー インジェクタがインストールされていることを示します。


注意 power inline negotiation injector override コマンドを使用する場合、電力不足の電源での過電流状態を防止するために、パワー インジェクタを必ずインストールする必要があります。

CLI を使用した電源の設定

Intelligent Power Management がサポートされているかどうかは、アクセス ポイントに給電している Cisco スイッチに常駐するソフトウェアのバージョンによって異なります。各 Cisco スイッチを、Intelligent Power Management をサポートするようにアップグレードする必要があります。ソフトウェアがアップグレードされるまでの間、次の Cisco IOS CLI コマンドを使用して、アクセス ポイントが古い Cisco スイッチでも動作するように設定することができます。

[no]power inline negotiation {prestandard source |injector {installed | override | H.H.H}}
(prestandard source indicates the Cisco switch does not support Intelligent Power Management. injector installed indicates a power injector is installed on the current switch port. injector override indicates a power injector is installed and the access point is configured to override the inline power checks. When you move the access point, H.H.H is used to specify the MAC address of the new switch port where the access point was moved. A MAC address of 0.0.0 is invalid.)

注意 power inline negotiation injector override コマンドを使用する場合、電力不足の電源での過電流状態を防止するために、パワー インジェクタを必ずインストールする必要があります。


) CDP が無効になっている場合、power inline negotiation injector installed コマンドは失敗します。


power inline negotiation injector override コマンドを使用する場合、電力不足の電源が過電流状態になるのを防止するためにパワー インジェクタを使用する必要があります。

この Cisco IOS CLI コマンドを使用して、次の内容をアクセス ポイントに対して通知することが可能です。

Cisco スイッチは、Intelligent Power Management をサポートしていないが、十分な電力を供給できる。

十分な電力を供給するためにパワー インジェクタが使用されおり、Cisco スイッチは、Intelligent Power Management をサポートしていない。

アクセス ポイントは新しい Cisco スイッチ ポートへ移動されており、十分な電力を供給するために、パワー インジェクタが使用されている。


注意 アクセス ポイントが PoE を介して給電される場合、Power Sourcing Equipment(PSE; 給電側機器)の出力電力は、ポートごとに 400 mA を超えることはできません。電源は、制限電源に関して IEEE802.3af または IEC60950 に準拠する必要があります。


) 設定変更が完了した後は、アクセス ポイントからシリアル コンソール ケーブルを取り外す必要があります。


この特別な Cisco IOS コマンド、および対応するシスコ スイッチ電源コマンドを使用するタイミングについては、 表 3-2 を参照してください。

 

表 3-2 Cisco IOS コマンドの使用

電源
Cisco IOS コマンド
アクセス ポイント
Cisco スイッチ

AC 電源モジュール

何も必要ありません。

power inline never

Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチ1

no power inline negotiation prestandard source

no power inline negotiation injector

power inline auto

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチ

power inline negotiation prestandard source

no power inline negotiation injector

power inline auto

Intelligent Power Management1 をサポートしている Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ 2

何も必要ありません。3

power inline never4

Intelligent Power Management1 がサポートされていない Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ 2

no power inline negotiation prestandard source

power inline negotiation injector installed

power inline never

非 Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ

何も必要ありません。

-

802.3af 対応非 Cisco スイッチ

何も必要ありません。

-

1.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS リリースを判断するには、シスコ電源のリリース ノートを確認してください。Intelligent Power Management のサポートは、現時点では、ご利用のシスコ電源で使用できない場合があります。

2.パワー インジェクタは、AIR-PWRINJ3 または AIR-PWRINJ-FIB である必要があります。

3.Cisco スイッチは、Intelligent Power Management を使用して、アクセス ポイントに対して、パワー インジェクタが使用されていることを通知します。

4.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチは、常に、スイッチでのパワー インジェクタの使用を設定します。

CLI を使用した Cisco IOS コマンドの発行

電力シナリオに対応した Cisco IOS コマンドを発行する場合、次の手順に従ってください。


ステップ 1 PC をアクセス ポイント コンソール ポートを接続し、ターミナル エミュレータを使用して、アクセス ポイントとのセッションを確立します(「アクセス ポイントのコンソール ポイントへの接続」 を参照)。

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードで、電源構成に適用される次のコマンドを入力します( 表 3-2 を参照)。

power inline negotiation injector installed

no power inline negotiation injector

power inline negotiation prestandard source

no power inline negotiation prestandard source

ステップ 3 exit を入力して、グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4 write memory を入力して、アクセス ポイント メモリへの設定を保存します。

ステップ 5 quit を入力して、端末セッションを終了します。

ステップ 6 ターミナル エミュレータを閉じます。


 

ブラウザを使用したアクセス ポイントのシステム電力設定の設定

ブラウザを使用してアクセス ポイントのシステム電力の設定を設定することも可能です。


) アクセス ポイントの Web ブラウザ インターフェイスは、Windows プラットフォーム(98 および 2000)上の Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0 と、Windows プラットフォーム(98 および 2000)および Solaris プラットフォーム上での Netscape バージョン 7.0 と完全に互換性があります。



) アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを使用する際は、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。


図 3-2 に、システム電力の設定と、アクセス ポイントの電力ステータスを示します。

図 3-2 システム電力の設定

 

 


注意 アクセス ポイントが PoE を介して給電される場合、Power Sourcing Equipment(PSE; 給電側機器)の出力電力は、ポートごとに 400 mA を超えることはできません。電源は、制限電源に関して IEEE802.3af または IEC60950 に準拠する必要があります。

表 3-3 に、アクセス ポイントのシステム電力の設定と、各種電力オプションの Cisco スイッチ電源コマンドを示します。

 

表 3-3 アクセス ポイントのシステム電力の設定および Cisco スイッチ コマンド

電源
アクセス ポイントのシステム電力の設定
Cisco スイッチ
電源コマンド

AC 電源モジュール

設定の変更は不要です。

power inline never

Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチ5

電力の設定:

Power Negotiation(選択)

パワー インジェクタ:

Installed on Port with MAC Address(オフ)

power inline auto

Intelligent Power Management 1 をサポートしていない Cisco スイッチ

電力の設定:

Pre-standard Compatibility(選択)

パワー インジェクタ:

Installed on Port with MAC Address(オフ)

power inline auto

Intelligent Power Management1 をサポートしている Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ 6

電力の設定:

Power Negotiation(選択)

パワー インジェクタ:

Installed on Port with MAC Address(オフ)

power inline never7

Intelligent Power Management1 がサポートされていない Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ 2

電力の設定:

Power Negotiation(選択)

パワー インジェクタ:

Installed on Port with MAC Address(オン)

power inline never

非 Cisco スイッチで使用されるパワー インジェクタ

設定の変更は不要です。

-

802.3af 対応非 Cisco スイッチ

設定の変更は不要です。

-

5.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco IOS リリースを判断するには、シスコ電源のリリース ノートを確認してください。Intelligent Power Management のサポートは、現時点では、ご利用のシスコ電源で使用できない場合があります。

6.パワー インジェクタは、AIR-PWRINJ3 または AIR-PWRINJ-FIB である必要があります。

7.Intelligent Power Management をサポートしている Cisco スイッチは、常に、スイッチでのパワー インジェクタの使用を設定します。

ブラウザ インターフェイスを使用してアクセス ポイントの電力の設定を実行するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 アクセス ポイントの IP アドレスを取得し、アクセス ポイントを参照します。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。

ステップ 3 次の操作のいずれかを選択します。

a. 低電力モードで動作中のアクセス ポイントを参照すると、電力が不十分なためすべての無線が無効になっていることを示す警告メッセージが表示されます。[OK] をクリックして、[System Software] > [System Configuration] ページのシステム電力の設定を表示します。

b. フル電力モードで動作しているアクセス ポイントを参照する場合、[System Software] > [System Configuration] を選択します。

ステップ 4 次の電力の設定オプションのいずれかを選択します(図 3-2 を参照)。

a. ご使用の Cisco スイッチが Intelligent Power Management ネゴシエーションをサポートしている場合、[Power Negotiation] を選択します。

b. Cisco スイッチが Intelligent Power Management ネゴシエーションをサポートしていない場合、[Pre-standard Compatibility] を選択します。

c. 非 Cisco スイッチを使用している場合、電力の設定の変更は不要です。

ステップ 5 Cisco スイッチでパワー インジェクタを使用している場合、次の電力の設定オプションのいずれかを選択します。

a. Cisco スイッチが Intelligent Power Management ネゴシエーションをサポートしている場合、[Installed on Port with MAC address] をオフにします。

b. Cisco スイッチが Intelligent Power Management をサポートしていない場合、[Installed on Port with MAC address] をオンにして、スイッチ ポートの MAC アドレスが [MAC address] フィールドに表示されていることを確認します。HHHH.HHHH.HHHH は、12 桁の 16 進数で構成される MAC アドレスを示します。


) [MAC address] フィールドでは、大文字と小文字は区別されません。


ステップ 6 [Apply] をクリックすると、作業を進める前にポップアップ ブロッカを無効にする必要があることを示すメッセージが表示されます。

ステップ 7 [OK] をクリックして作業を続行します。アクセス ポイントが再起動され、アクセス ポイントのシステム電力の設定が設定されます。


) 無線が無効になっていることを示す最新のブラウザ ページを表示するため、ブラウザの画面を更新する必要がある場合があります。



 

キャリア ビジー テストの実行

キャリア ビジー テストを利用して、無線インターフェイス(802.11g または 802.11a)にとって最も輻輳が少ないチャネルを判断できます。一般的には、最良の結果を得て、一時的なアクティビティ スパイクを回避するには、数日間に渡って複数回テストを実行する必要があります。


) キャリア ビジー テストは、主に、シングル アクセス ポイントまたはブリッジ環境に対して実行します。複数のアクセス ポイントを持つサイトの場合、一般的に、サイト調査を実行して、各アクセス ポイントにとって最良の動作場所および動作周波数を判断します。



) 選択した無線でアソシエートされたすべてのクライアントは、キャリア ビジー テストに必要な 6 ~ 8 秒の間、アソシエートが解除されます。


キャリア ビジー テストを開始するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 Web ブラウザを使用して、アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスにアクセスします。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。

ステップ 3 [Network Interfaces] をクリックすると、[Network Interface Summary] 画面が表示されます。

ステップ 4 [Radio0-802.11G] または [Radio1-802.11A] をクリックして、無線インターフェイスに発生している問題を選択します。個々の無線ステータス ページが表示されます。

ステップ 5 [Carrier Busy Test] タブをクリックすると、[Carrier Busy Test] 画面が表示されます。

ステップ 6 [Start] をクリックして、キャリア ビジー テストを開始します。

テストが完了すると、結果が画面に表示されます。テストにより、チャネルの各中心周波数に関して、チャネルがビジーである時間の割合を示す値が算出されます。


 

ping テストの実行

ping テストを実行して、アソシエートされた無線デバイスとのリンクを評価できます。ping テストには次の 2 つの動作モードがあります。

a. 指定された数のパケットを使用してテストを実行してから、テスト結果を表示するモード。

b. ユーザがテストを停止するまで継続して動作するテストを実行してから、テスト結果を表示するモード。

ping テストを開始するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 Web ブラウザを使用して、アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスにアクセスします。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。

ステップ 3 [Association] をクリックすると、[main association] ページが表示されます。

ステップ 4 アソシエートされた無線デバイスの MAC アドレスをクリックすると、そのデバイスの [Statistics] ページが表示されます。

ステップ 5 [Ping/Link Test] タブをクリックすると、[Ping/Link Test] ページが表示されます。

ステップ 6 テストで使用するパケットの数を指定する場合、次の手順に従ってください。

a. [Number of Packets] フィールドでパケットの数を入力します。

b. [Packet Size] フィールドでパケット サイズを入力して、[Start] をクリックします。

ステップ 7 継続的テストを実行するには、次の手順に従ってください。

a. [Packet Size] フィールドで、パケット サイズを入力します。

b. [Start] をクリックして、テストを開始します。

c. [Stop] をクリックして、テストを停止します。

テストが完了すると、ページの下部にテスト結果が表示されます。無線リンクの問題を示している可能性がある失われたパケットがないかどうかを確認する必要があります。さらに、最良の結果を得るため、このテストを複数回実行する必要があります。


 

デフォルト設定へのリセット

アクセス ポイントを設定するのに必要なパスワードを忘れてしまった場合は、設定を完全にリセットしなければならないこともあります。アクセス ポイントまたは Web ブラウザ インターフェイス上の MODE ボタンを使用することができます。


) 次の手順では、パスワード、WEP キー、IP アドレス、SSID などのすべての設定をデフォルトにリセットします。


アクセス ポイントのデフォルト動作の詳細については、「デフォルトの IP アドレスの動作」 および「SSID と無線のデフォルト動作」 を参照してください。

MODE ボタンの使用

次の手順に従って現在の設定を削除し、MODE ボタンを使用してアクセス ポイントのすべての設定をデフォルトに戻します。


ステップ 1 アクセス ポイントのカバーを開きます(「アクセス ポイントのカバーを開く」 を参照)。

ステップ 2 アクセス ポイントの電源(外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブル)を切ります。

ステップ 3 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。

ステップ 4 MODE ボタンを押し続けて、イーサネット LED がオレンジに変わったら(約 2 ~ 3 秒かかります)ボタンを放します。

ステップ 5 アクセス ポイントが再起動したら、Web ブラウザ インターフェイス、Telnet インターフェイス、または Cisco IOS コマンドを使用して、アクセス ポイントを再設定する必要があります。


) アクセス ポイントは、IP アドレスも含めてデフォルト値に設定されます(DHCP を使用して IP アドレスを受信するように設定されます)。



 

Web ブラウザ インターフェイスの使用方法

次の手順に従って現在の設定を削除し、Web ブラウザ インターフェイスを使用してアクセス ポイントのすべての設定を工場出荷時のデフォルトに戻します。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。


) アクセス ポイントの Web ブラウザ インターフェイスは、Windows プラットフォーム(98 および 2000)上の Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0 と、Windows プラットフォーム(98 および 2000)および Solaris プラットフォーム上での Netscape バージョン 7.0 と完全に互換性があります。



) アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを使用する際は、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。


ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスを入力し、Enter を押します。

ステップ 3 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。[Summary Status] ページが表示されます。

ステップ 4 [System Software] をクリックして、[System Software] 画面を表示します。

ステップ 5 [System Configuration] をクリックして、[System Configuration] 画面を表示します。

ステップ 6 [Reset to Defaults] をクリックします。


) アクセス ポイントが固定 IP アドレスで設定されている場合、IP アドレスは変わりません。


ステップ 7 アクセス ポイントが再起動したら、Web ブラウザ インターフェイス、Telnet インターフェイス、または Cisco IOS コマンドを使用して、アクセス ポイントを再設定する必要があります。


 

アクセス ポイントのイメージのリロード

アクセス ポイントにファームウェアの障害が発生した場合、Web ブラウザ インターフェイスまたは MODE ボタンを使用して、アクセス ポイントの完全なイメージ ファイルをリロードする必要があります。アクセス ポイントのファームウェアが完全に動作している間に、ファームウェア イメージをアップグレードする場合、ブラウザ インターフェイスを使用します。ただし、アクセス ポイントのファームウェア イメージが壊れている場合は MODE ボタンを使用します。

MODE ボタンの使用

アクセス ポイントで MODE ボタンを使用すると、ネットワーク上またはアクセス ポイントのイーサネット ポートに接続した PC 上のアクティブな Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)サーバから、アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードできます。


) アクセス ポイントでファームウェアの障害やファームウェア イメージが破損し、ステータス LED がオレンジに変わることによってそれが示された場合、接続されている TFTP サーバからイメージをリロードする必要があります。



) その結果、パスワード、WEP キー、アクセス ポイントの IP アドレス、SSID などすべての設定がデフォルトにリセットされます。


アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 使用する PC は、アクセス ポイントと同じサブネット内の固定 IP アドレスで設定する必要があります。

ステップ 2 アクセス ポイントのイメージ ファイル(c1130-k9w7-tar.123-8.JA.tar など)を、PC の TFTP サーバ フォルダにコピーします。詳細については、「アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手」および「TFTP サーバ ソフトウェアの入手」の各項を参照してください。

ステップ 3 TFTP サーバ フォルダ内のアクセスポイントのイメージ ファイルの名前を、c1130-k9w7-tar.default に変更します。

ステップ 4 TFTP サーバを有効化します。

ステップ 5 インライン電源を使用している場合、カテゴリ 5(CAT5)のイーサネット ケーブルを使用して、PC を、パワー インジェクタの To Network Ethernet コネクタに接続します。

ステップ 6 アクセス ポイントのカバーを開きます(「アクセス ポイントのカバーを開く」 を参照)。

ステップ 7 アクセス ポイントの電源(外部電源用の電源ジャックまたはインライン パワー用のイーサネット ケーブル)を切ります。

ステップ 8 MODE ボタンを押しながら、アクセス ポイントに電源を再接続します。

ステップ 9 MODE ボタンを押し続けて、無線 LED が赤色に変わったら(約 20 ~ 30 秒かかります)、MODE ボタンを放します。

ステップ 10 アクセス ポイントが再起動したら、Web インターフェイス、Telnet インターフェイス、または Cisco IOS コマンドを使用して、アクセス ポイントを再設定する必要があります。


 

Web ブラウザ インターフェイス

アクセス ポイントのイメージ ファイルをリロードするには、Web ブラウザ インターフェイスも使用できます。Web ブラウザ インターフェイスでは、HTTP または TFTP インターフェイスを使用したイメージ ファイルのロードがサポートされています。


) ブラウザを使用してイメージ ファイルをリロードする場合、アクセス ポイントの設定は変更されません。ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。


ブラウザ HTTP インターフェイス

HTTP インターフェイスを使用すると、PC 上にあるアクセス ポイント イメージ ファイルを参照し、アクセス ポイントにイメージをダウンロードできます。HTTP インターフェイスを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。


) アクセス ポイントの Web ブラウザ インターフェイスは、Windows プラットフォーム(98 および 2000)上の Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0 と、Windows プラットフォーム(98 および 2000)および Solaris プラットフォーム上での Netscape バージョン 7.0 と完全に互換性があります。


ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスを入力し、Enter を押します。

ステップ 3 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。[Summary Status] ページが表示されます。

ステップ 4 [System Software] タブをクリックして、[Software Upgrade] をクリックします。[HTTP Upgrade] 画面が表示されます。

ステップ 5 [Browse] ボタンをクリックして、PC 内のアクセス ポイントのイメージ ファイル(c1130-k9w7-tar.123-8.JA.tar)の場所を特定します。

ステップ 6 [Upload] をクリックします。

詳細は、[Software Upgrade] 画面で [Help] アイコンをクリックしてください。


 

ブラウザ TFTP インターフェイス

TFTP インターフェイスを使用すると、ネットワーク デバイスの TFTP サーバを使用してアクセス ポイントのイメージ ファイルをロードできます。TFTP サーバを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 インターネット ブラウザを開きます。


) アクセス ポイントの Web ブラウザ インターフェイスは、Windows プラットフォーム(98 および 2000)上の Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0 と、Windows プラットフォーム(98 および 2000)および Solaris プラットフォーム上での Netscape バージョン 7.0 と完全に互換性があります。



) アクセス ポイントのブラウザ インターフェイスを使用する際は、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。


ステップ 2 ブラウザのアドレス入力用ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスを入力し、Enter を押します。

ステップ 3 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。[Summary Status] ページが表示されます。

ステップ 4 [System Software] タブをクリックして、[Software Upgrade] をクリックします。[HTTP Upgrade] 画面が表示されます。

ステップ 5 [TFTP Upgrade] タブをクリックします。

ステップ 6 [TFTP Server] フィールドに、TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 7 [Upload New System Image Tar File] フィールドで、アクセス ポイントのイメージ ファイル(c1130-k9w7-tar.123-8.JA.tar など)の名前を入力します。TFTP サーバのルート ディレクトリ下のサブディレクトリ内にファイルがある場合は、TFTP サーバのルート ディレクトリに対する相対パスとファイル名を指定します。ファイルが TFTP サーバのルート ディレクトリにある場合は、ファイル名だけを入力します。

ステップ 8 [Upload] をクリックします。

ステップ 9 アップグレードが完了したことを示すメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。

詳細については、[Software Upgrade] 画面で [Help] アイコンをクリックしてください。


 

アクセス ポイントのイメージ ファイルの入手

アクセス ポイントのイメージ ファイルは、次の手順を実行することによって、Cisco.com ソフトウェア センターから取得できます。


ステップ 1 インターネット ブラウザを使用して、次の URL にある Cisco Software Center にアクセスします。

http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html

ステップ 2 [Access Points] > [Cisco Aironet 1130 AG Series] をクリックします。

ステップ 3 [Cisco Aironet 1130AG Access Point] をクリックします。

ステップ 4 [Enter Network Password] ウィンドウで、Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力して、[OK] をクリックします。

ステップ 5 [IOS] をクリックします。

ステップ 6 目的の Cisco IOS リリース(12.3.8.JA など)を選択します。

ステップ 7 アクセス ポイントのイメージ ファイル(c1130-k9w7-tar.123-8.JA.tar など)の [WIRELESS LAN] をクリックします。

ステップ 8 [Enter Network Password] ウィンドウで、Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力して、[OK] をクリックします。

ステップ 9 [Security Information] ウィンドウで、[Yes] をクリックして、保護されていない項目を表示します。

ステップ 10 [Encryption Software Export Authorization] ページで、表示されている内容を読み、そのイメージをユーザまたはユーザの組織が使用するかどうかの質問に対して、[Yes] または [No] をクリックします。[Submit] をクリックします。

ステップ 11 [No] をオンにした場合、要求された情報を入力して、[Submit] をクリックします。

ステップ 12 [Yes] をクリックして続行します。

ステップ 13 [DOWNLOAD] をクリックします。

ステップ 14 ソフトウェア ダウンロードのルールの条件を読み、承認します。

ステップ 15 [Enter Network Password] ウィンドウで、Cisco.com のユーザ名とパスワードを入力して、[OK] をクリックします。

ステップ 16 [Save] をクリックして、イメージ ファイルをハード ディスクにダウンロードします。

ステップ 17 ハードディスク上のダウンロード先を選択して、[Save] をクリックします。


 

アクセス ポイントのコンソール ポイントへの接続

コンソール ポートは、電源投入中、診断およびモニタリングのために有効化されます。これは、アクセス ポイントがコントローラにアソシエートできない場合に役立ちます。DB-9-to-RJ-45 シリアル ケーブルを使用して、PC をコンソール ポートに接続できます。


注意 アクセス ポイントの底が熱くなっている場合があるため、取り扱いには注意してください。


) DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルのシスコ製品番号は AIR-CONCAB1200 です。シリアル ケーブルは、http://www.cisco.com/go/marketplace で注文できます。


アクセス ポイントのコンソール ポートへ接続することによって電源投入シーケンスを表示する手順は次の通りです。


ステップ 1 アクセス ポイントのカバーを開きます(「アクセス ポイントのカバーを開く」 を参照)。

ステップ 2 9 ピン メス DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルを、アクセス ポイントの RJ-45 コンソール ポートとコンピュータの COM ポートに接続します。アクセス ポイントのコンソール ポートを、図 3-3 に示します。

図 3-3 コンソール ポートの場所

 

 

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コンソール ポート

 

ステップ 3 アクセス ポイントと通信できるように、コンピュータのターミナル エミュレータを設定します。ターミナル エミュレータの接続では、9600 ボー、データ ビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1 の設定を使用します。フロー制御はなしです。

ステップ 4 プロンプトが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco 、デフォルトのパスワードは Cisco です。ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。

コンソール ポートの使用が終了したら、シリアル ケーブルをアクセス ポイントから取り外してください。


 

TFTP サーバ ソフトウェアの入手

TFTP サーバ ソフトウェアは、いくつかの Web サイトからダウンロードできます。次の URL から入手できるシェアウェア TFTP ユーティリティを推奨します。

http://tftpd32.jounin.net

ユーティリティのインストール方法と使用方法については、Web サイトの指示に従ってください。