Cisco Virtualization Experience Client 2112/2212 ICA アドミニストレーション ガイド for WTOS 7.0_214
リモート システム管理
リモート システム管理
発行日;2012/07/18 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

リモート システム管理

Cisco VXC Manager Software を使用したリモート管理

ソフトウェアの更新

アイコンおよびロゴの管理

システム ロックダウン動作とその使用について

リモート システム管理

この付録では、WTOS 環境の維持に必要な日常作業を実行するために役立つ、リモート システム管理について説明します。

次の内容で構成されています。

「Cisco VXC Manager Software を使用したリモート管理」

「ソフトウェアの更新」

「アイコンおよびロゴの管理」

「システム ロックダウン動作とその使用について」

Cisco VXC Manager Software を使用したリモート管理

Cisco VXC Manager サーバは、ネットワーク管理サービスをゼロ クライアントに提供します(リモート シャドウ、リブート、シャットダウン、ブート、名前の変更、自動デバイス チェックイン サポート、Wake-On-LAN、デバイス プロパティの変更など、完全なユーザ デスクトップ制御)。

ソフトウェアの更新

ソフトウェアのバージョンは RAM とフラッシュ メモリ イメージの両方に組み込まれています。このバージョン情報を使用して、FTP サーバにあるイメージと、ゼロ クライアントにある現在ロードされているフラッシュ イメージが比較されます。比較時には、メジャー バージョン番号の方がマイナー バージョン番号よりも優先されます。また、マイナー バージョン番号の方がビルド番号よりも優先されます。イメージ名と日時スタンプによって、ゼロ クライアントに現在インストールされているバージョンよりも更新の方が新しいかどうかが判別されます。


ヒント コード ID は、メジャー リリース ID、マイナー リリース ID、ビルド番号 ID、およびサブビルド番号 ID(サブビルド番号が 0 の場合は表示されません)という 4 つの部分に分かれています。各パートが、同じ形式の現在のコードの内部 ID と比較されます。ファイル ID の方が大きい場合は、更新が実行されます。ファイル ID の方が小さい場合は、更新が中止されます。ファイル ID が同じ場合は、ビルド番号が同じであることが検出されて更新が中止されるまで、次の条件が検査されます。ビルド番号を使用するこの比較プロセスは、ベータ リリースを使用している場合や、メジャー番号とマイナー番号は同じであるが更新されたビルドを使用してリリースを再インストールする場合に重要になることがあります。

Cisco からソフトウェア更新を取得した後、FTP サーバの wnos サブディレクトリにある既存のソフトウェア イメージを置き換えて、(ゼロ クライアントのシステムが開始したら)ゼロ クライアントが新しいソフトウェアを自動的に検出し、自己インストールできるようにする必要があります。これらのファイルへの FTP サーバ アドレスと正確なパスは、DHCP オプション 161 および 162 で指定されます(DHCP が使用されていない場合、パスはゼロ クライアントの [Network Setup] ダイアログ ボックスに指定されています)。

ゼロ クライアントが起動するたびに、FTP サーバ上のソフトウェア イメージがチェックされ、設定されている場合には、新しいバージョンが検出されると自動的に更新が実行されます。更新が行われるかどうかは、『 Cisco Virtual Experience Client 2112/2212 WTOS INI Files Reference Guide 』で説明されているように、wnos.ini ファイルの AutoLoad パラメータの設定によって決まります。

必要な各種ファイルへのアクセスに DHCP を使用する場合と、DHCP を使用しない場合には、次のようにかなりの違いがあることに注意してください。

DHCP を使用する場合、ゼロ クライアント ソフトウェアは DHCP サーバから受け取ったパスの後にパス コマンド /cisco を挿入します(パスが $ で終了している場合を除く)。これは、値を DHCP から受け取った場合にのみ実行されます。ドル記号($)は、相対パス(一般的な「cisco」設定フォルダが置かれている場所)ではなく絶対パス(「wnos」フォルダ内で WTOS 設定ファイルが置かれている場所)が指定されていることを WTOS に通知するフラグとして機能します。

DHCP を使用しないで手動で設定するときは、wnos コンポーネントへのフル パスを挿入する必要があります。この場合、自動的に /cisco が挿入されることはなく、$ の処理も行われません。

WTOS ソフトウェアは、ローカルで入力された文字列内で、終端の $ を正式なメタ文字として認識しません。


ヒント Citrix ICA Auto-Update は、ゼロ クライアントにインストールされている ICA クライアントに対して機能しません。そのような ICA クライアントはゼロ クライアント システムに完全に組み込まれており、システム全体を変更しなければ更新できません。RDP クライアントも置き換えることができません。


注意 更新プロセス中に電源が切られた場合は、ゼロ クライアントの FLASH が破損する可能性があります。ゼロ クライアントの FLASH が破損した場合は、シスコに送付して修理を受ける必要があります。

アイコンおよびロゴの管理

INI ファイルに指定されたアイコンやロゴは、ファイル サーバの /wnos/bitmap サブディレクトリに置く必要があります。アイコンは接続ステートメントの Icon 句で指定され、ロゴは FormURL ステートメントで指定されます。サポートされるイメージ ファイルのタイプは、.ico(アイコン)、.bmp(ビットマップ)、.jpg(JPEG)、および.gif(GIF)です。ロゴのカラー深度は最大 256 色です。アイコンのカラー深度は 16 色です。.jpg 形式はデスクトップ アイコンに使用しないことを推奨します。

次のガイドラインに従ってください。

一般的なデスクトップ アイコンは 64 x 48 ピクセルです。

一般的なログオン ロゴは、背景が透明な 100 x 61 ピクセルです。

ログオン ロゴの最大サイズは 352 x 80 ピクセルです(これよりも小さい場合は、上部左端に配置されます)。

システム ロックダウン動作とその使用について

ゼロ クライアントのロックダウン ステータスは、INI ファイルにある Privilege ステートメントの LockDown 句を使用して設定または削除されます。ロックダウンを設定すると、ゼロ クライアントの起動後、INI ファイルによって Privilege ステートメントが読み取られる前に、デフォルトの特権レベルが設定されます。

多数のファシリティへのアクセスは、この特権レベルによって影響を受けます。

ロックダウン動作以外:通常動作では、特権が低いユーザまたは非特権ユーザは、ゼロ クライアントから Ethernet ケーブルを一時的に切断し、スタンドアロン ユーザ モードで再起動することで、[Network Setup] ダイアログ ボックスにアクセスできます。[Network Setup] ダイアログ ボックスには、G キーを使用して工場出荷時のデフォルト設定にリセットするか、[Sign-off/Shutdown] ウィンドウへの十分な特権を持つユーザであれば、[Sign-off/Shutdown] ウィンドウの [Reset the system setting to factory defaults] チェック ボックスを使用して、ゼロ クライアントを工場出荷時のデフォルト設定にリセットしてもアクセスできます。

ロックダウン動作:多くの場合、システムがロックダウンされていない場合は、リソースにアクセスできるようにすることが求められますが、最高のセキュリティを必要とするネットワーク環境の場合は、ゼロ クライアントのネットワーク アクセスへの無制限の変更を許可すべきではありません。大部分のファシリティでは、wnos.ini ファイルの LockDown ステートメントに特権が記述されていることがあり、ロックダウン特権を変更しなくても、{username}.ini ファイルの特権を上書きすることができます。このため、管理者は任意の装置にログインし、十分な特権によって、次回のリブート時にデフォルトの特権を変更することなく、その装置の設定を変更することができます。


注意 装置がダイヤルアップ アクセス用に設定されている場合は、設定された電話番号を返す RAS サーバが必要です。ない場合は、装置を工場に返送して回復する必要があります。