Cisco VXC Manager 4.8.5 アドミニストレーション ガイド
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/04/12 | 英語版ドキュメント(2012/04/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング

Cisco VXC Manager のアップグレード インストールでの問題

ライセンス エラー

ファームウェア アップグレード後に PCoIP クライアントが接続できない

リモート シャドウイングの問題

適切なログ レベルの設定

サービス ログの表示:例

Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスの変更

IIS 6.0 でのリポジトリ テスト接続の問題

データベース接続の問題

デバイス検出の問題

PXE デバイス検出の問題

パッケージ エラー

IIS 6.0 での HServer Init 要求の問題

Wake on LAN コマンドがリモート デバイスに到達しない

Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しない

Wake on LAN の応答遅延

HTTP モードの IIS 7.0 でのリポジトリ インストールの問題

Windows Server 2008 での Merlin イメージングの問題

故障したデバイスの復旧

WISard イメージの Merlin への変換

トラブルシューティング

この付録では、一般的なトラブルシューティング情報を説明します。

次のトピックが含まれます。

「Cisco VXC Manager のアップグレード インストールでの問題」

「ライセンス エラー」

「ファームウェア アップグレード後に PCoIP クライアントが接続できない」

「リモート シャドウイングの問題」

「適切なログ レベルの設定」

「Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスの変更」

「IIS 6.0 でのリポジトリ テスト接続の問題」

「データベース接続の問題」

「デバイス検出の問題」

「PXE デバイス検出の問題」

「パッケージ エラー」

「IIS 6.0 での HServer Init 要求の問題」

「Wake on LAN コマンドがリモート デバイスに到達しない」

「Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しない」

「Wake on LAN の応答遅延」

「HTTP モードの IIS 7.0 でのリポジトリ インストールの問題」

「Windows Server 2008 での Merlin イメージングの問題」

「故障したデバイスの復旧」

「WISard イメージの Merlin への変換」

Cisco VXC Manager のアップグレード インストールでの問題

問題:アップグレード プロセス中に使用されていたファイルが上書きされませんでした。

解決策:次のようにします。

VXC-Mv<ReleaseNumber>¥Disk1¥libraries¥backup のフォルダにナビゲートします

図 E-1 バックアップ フォルダの内容

 

バックアップ フォルダ内に表示される各ファイルで(図 E-1 を参照)、変更日とファイル サイズのプロパティを確認します

バックアップ フォルダに表示されているファイル プロパティとインストール先フォルダ内の同じファイルのプロパティを比較します。 表 E-1 には、バックアップ フォルダ内にある各ファイルのインストール先フォルダへのパスが示されています

表 E-1 インストール先フォルダのパス

ファイル名
インストール先フォルダへのパス

English.dll

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M

HServer.dll

~¥Inetpub¥wwwroot

HServerInit.exe

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M

rptcntrl.dll

~¥WINDOWS¥system32

rptdiag.dll

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M¥Utilities

RptMmc.dll

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M

RptSrvComm.dll

~¥WINDOWS¥system32

RptUserAdd.dll

~¥WINDOWS¥system32

バックアップ フォルダ内にあるファイルのプロパティが、インストール先フォルダにあるファイルのプロパティと一致しない場合、バックアップ フォルダのファイルのコピーを作成して、該当するインストール先フォルダに配置します。

ライセンス エラー

問題:Cisco VXC Manager でシスコ以外のデバイスが検出された場合、ポップアップ ライセンス エラーが発生します。これらのシスコ以外のデバイスをチェックインしようとしたり、管理者がそれらのデバイスを管理しようとしたりするたびに、このエラーは自動的に表示されます。

解決策:シスコ以外のデバイスに有効なライセンスをアップロードします。有効なライセンスが利用できない場合、シスコ以外のデバイスを Device Manager から削除し、デバイスをネットワークから切断します。

ファームウェア アップグレード後に PCoIP クライアントが接続できない

問題:Cisco VXC Manager を使用して、Cisco VXC 2111/2211 PCoIP クライアントのファームウェアをアップグレードする場合、アップグレード後にクライアントが仮想マシンに接続できない場合があります。

解決策:ローカル ユーザはクライアントの [On Screen Display] メニューにアクセスして、次のようにする必要があります。


ステップ 1 [Options] > [Config] > [Unlock] の順に選択します。

ステップ 2 パスワード フィールドをブランクのままにして、[OK] をクリックします。

ステップ 3 [Connection Management] タブをクリックして、[Enable Connection Management] をオフにします。

ステップ 4 [VMware View] タブをクリックして、[Enable VMware View] [FQDN] をオンにします。

ステップ 5 [FQDN] フィールドに、仮想マシンをホストしているブローカ サーバの FQDN を入力します。

ステップ 6 [Port] フィールドで、ゼロ(0)のポート値を削除して、フィールドをブランクのままにします。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 変更を適用にするためにクライアントをリセットするように求められたら、[Yes] をクリックします。


 

リモート シャドウイングの問題

問題:リモート シャドウイングに問題があります。

解決策:Remote Shadow の適切な設定を [Viewer] または [Browser] に設定していることを確認します。

適切なログ レベルの設定

問題:ログ レベルを適切に設定します。

解決策:問題を特定する場合は、ログ レベルを [Debug only] に設定します。Cisco VXC Manager の通常動作中は、ログ レベルを [Warning] または [Error] に設定します。

サービス ログの表示:例

次の手順を使用して、Cisco VXC Manager の次のようなサービス ログに記録されたアクティビティを表示します。

Web サービス ログ:デバイス管理用に Cisco VXC Manager Web サービスのアクティビティの詳細を記録します。

TFTP ログ:ソフトウェア パッケージをデバイスに配布するために、Trivial File Transfer Protocol アクティビティの詳細を記録します。

標準サービス ログ:Cisco VXC Manager 標準サービスのアクティビティの詳細を記録します。

DHCP ログ:Cisco VXC Manager Dynamic Host Configuration Protocol が IP アドレスをデバイスに割り当てるときのアクティビティの詳細を記録します。


ヒント Cisco VXC Manager サービス ログでアクティビティのロギングのレベルを設定する方法については、「Logging Preferences」を参照してください。

Cisco VXC Manager のサービス ログを表示するには

手順


ステップ 1 Cisco VXC Manager システム トレイの [Service Logs] アイコンをダブルクリックして、Cisco VXC Manager の [Service Logs] ウィンドウを開きます。

図 E-2 Service Logs

 

ステップ 2 目的のログの情報を確認します。


ヒント 任意のログのウィンドウを展開するには、その最大化ボタンをクリックします。



 

Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスの変更

問題:HServer が実行されている Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスを変更します。

解決策:次の手順を実行して、Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスを変更します。

手順


ステップ 1 次のレジストリ設定を変更します。

Configuration Manager¥Software Repositories¥Master = 新しい IP アドレス

HKLM¥Software¥Rapport¥SWRep¥FTPUserDomain = 新しい IP アドレス

ステップ 2 IIS を再起動します。

ステップ 3 Cisco VXC Manager サービスを再起動します([Services] タブを使用)。


 

IIS 6.0 でのリポジトリ テスト接続の問題

マスターまたはリモート リポジトリとのテスト接続が失敗する場合、次を確認します。

手順


ステップ 1 [IIS] にナビゲートして、[World Wide Web Service] を選択し、[Details] ボタンをクリックします。

図 E-3 Web Service Extensions

 

ステップ 2 [Web Service Extensions] で [WebDAV] と [All Unknown ISAPI Extensions] の両方のステータスが [Allowed] であることを確認します。

ステップ 3 FTP リポジトリで、(rapport という名前のデフォルト ユーザ用の)パスワードが正しいことを確認します。

ステップ 4 Linux リポジトリで、WebDAV の「rapport」フォルダですべての権限がイネーブルになっていることを確認します。(『 Installation Guide for Cisco VXC Manager 』の第 2 章を参照してください)。


 

データベース接続の問題

インストール中、SQL Server 2005 Express Edition データベースの接続に問題が生じた場合、SqlExpress サービスの [Log on as] 設定が [Local System account] に設定されていることを確認し、サービスを再起動します。(図 E-4 を参照)。

図 E-4 SQL Server Properties

 

デバイス検出の問題

問題:デバイス検出に問題があります。

解決策:次の点を確認します。

デバイス サービスが正常に実行されている

サーバ サービスが正常に実行されている

デバイス サービスとサーバ サービス間のパスが正常に実行されている(ping を使用)

サブネットと IP 範囲が正しく定義されている(サブネットまたは IP 範囲でデバイスを検出する場合)

PXE デバイス検出の問題

問題:PXE デバイス検出に問題があります。

解決策:次の点を確認します。

すべてのルータでポート 4011 が開いている

IP-ヘルパー アドレスが定義され、Cisco VXC Manager-Server を指している

PXE デバイスが Cisco VXC Manager によって検出された後に(Cisco VXC Manager が PXE デバイスを PXE デバイスとして認識する前に)少なくとも 1 度は再起動された(PXE デバイスは、検出された後に少なくとも 1 度は再起動する必要がある)

パッケージ エラー

問題:パッケージ エラーを受信しています。

解決策:次のようにします。

スクリプト構文を確認する

スクリプト(*.rsp)を編集して、LU コマンドをコメント行にする(ターゲット デバイスを利用できるようにする)

ネットワーク スニファを使用する

Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスが変更されていないことを確認する

リポジトリ情報が正しいことを確認する

FTP を使ってファイルを手動でリポジトリに送信できることを確認する

無人インストールを実行できることを確認する

パッケージ構造が正しいことを確認する(フォルダ = *.rsp 名 = scripts'NUMBER'value)

IIS 6.0 での HServer Init 要求の問題

問題:[Preferences] ウィンドウでポートを表示できません。

解決策:HServerInit を再起動して、設定を再度確認します。

[Preferences] ウィンドウにポートが依然として表示されない場合、IIS Lockout ツールがサーバで実行され、HServer への要求を停止する URLScan セキュリティ ツールを使用している可能性があります。この問題を解決するには、urlscan.ini ファイルを設定して、設定後に WWW サービスを再起動する必要があります。

urlscan.ini ファイルには次のセクションがあります。

[Options]:このセクションは一般的な URLScan オプションを記述します。

[AllowExtensions] および [DenyExtensions]:このセクションは、URLScan が許可するファイル名の拡張子を定義します。

[AllowVerbs] および [DenyVerbs]:このセクションは、URLScan で許可する動詞(HTTP メソッドとも呼ばれます)を定義します。

[DenyHeaders]:このセクションは、HTTP 要求で許可されない HTTP ヘッダーを一覧で指定します。このセクションに記されているいずれかの HTTP ヘッダーが HTTP 要求に含まれる場合、URLScan は要求を拒否します。

[DenyURLSequences]:このセクションは、HTTP 要求で許可されない文字列を一覧で指定します。URLScan は、このセクションに記されている文字列が含まれる HTTP 要求を拒否します。

[RequestLimits] セクション:このセクションは、サーバに到達する要求の部分をバイト単位のサイズで制限します。

次のように urlscan.ini ファイルを設定します。

手順


ステップ 1 [Options] セクションで次の項目を設定します。

[Options]

AllowDotInPath = 1

UseAllowVerbs=1

UseAllowExtensions=1

ステップ 2 [AllowExtensions] および [DenyExtensions] セクションで、次の項目を設定します。

[AllowExtensions]

.bat

.cmd

.com

.exe

ステップ 3 [AllowVerbs] および [DenyVerbs] セクションで、次の項目を設定します。

[Allowed Verbs]

GET

HEAD

POST

PROPFIND

MKCOL

DELETE

PUT

MOVE

ステップ 4 [DenyHeaders] セクションで、次の項目を設定します。

[DenyHeaders]

「Translate」ヘッダーを許可

ステップ 5 [RequestLimits] セクションで次の項目を設定します。

[RequestLimits]

MaxAllowedContentLength=4294967296

Wake on LAN コマンドがリモート デバイスに到達しない

問題:WOL コマンドを HServer からリモート デバイスに送信できません。

解決策:UDP ポート 16962 のポート フォワーディングをイネーブルにします。

Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しない

問題:Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しません。

解決策:Cisco VXC Manager と Cisco VXC クライアントが異なるサブネットにあるときに Wake On LAN 機能を使用するには、クライアントが存在するすべてのサブネット上でダイレクト ブロードキャストを許可するようにルータを設定する必要があります。サンプルのルータ設定については、次を参照してください。

VLAN 間で Wake-on-LAN をサポートするための Catalyst レイヤ 3 スイッチの設定例

Wake on LAN の応答遅延

問題:クライアントで Wake on LAN 応答が遅延します(30 ~ 50 秒)。

解決策:スパニング ツリーがイネーブルになっているスイッチに Cisco VXC 2112/2212 クライアントが接続されている場合、Wake on LAN が正常に機能するように、接続されているスイッチ ポートで STP PortFast をイネーブルにする必要があります。イネーブルにしないと、クライアントはポートが STP フォワーディング モードになるのを待機する必要があります(30 ~ 50 秒)。STP フォワーディング モードになると、Wake on LAN が機能するようになります。

HTTP モードの IIS 7.0 でのリポジトリ インストールの問題

問題:リポジトリ インストールが HTTP モードで失敗します。

解決策:

手順


ステップ 1 WebDAV がイネーブルになっていることを確認します。WebDAV ステータスを確認するには

[Start] > [Administrative Tools] > [Internet Information Services (IIS) Manager] にナビゲートして、[IIS Manager] ウィンドウを開きます。

サーバ ノードを展開します(サーバ名が表示されます)。

[Sites] ノードを展開し、[Rapport HTTP Server] を選択します。

図 E-5 IIS Manager

 

右端のペインで Rapport HTTP Server の [WebDAV Authoring Rules] を選択します。

WebDAV がイネーブルになっていることを確認します。

図 E-6 WebDAV のイネーブルとディセーブル

 

ステップ 2 Rapport ユーザが Administrator グループの一員であることを確認します。

ステップ 3 WebClient サービスがシステムで実行されていることを確認します。


 

Windows Server 2008 での Merlin イメージングの問題


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


問題:次の理由により、Windows Server 2008 で Merlin イメージングが失敗します。

アップロードされたファイルのサイズが 30 MB を超える。

URL とクエリー文字列サイズが適切でない。

解決策:inetpub¥wwwroot フォルダにある web.config ファイルに次の内容を追加して変更します。

<security>

<requestFiltering>

<requestLimitsmaxAllowedContentLength="4294967296" maxUrl="8000"maxQueryString="8000" />

</requestFiltering>

</security>

故障したデバイスの復旧

問題:故障したデバイスを復旧します。

解決策:故障したデバイスを再度イメージングして復旧します。

次のガイドラインに従います。

次のいずれかの操作を行って、使用するイメージを準備します。

イメージ ファームウェアを取得して、「Cisco VXC Manager パッケージの管理」で説明されているとおりに、このイメージを Cisco VXC Manager に登録する。

すでに登録されている既存のイメージをデバイスからインストールに使用する。

新しいデバイスを追加するか(手順は「デバイスの追加および自動検出」を参照)、既存のデバイスを選択して、「Cisco VXC Manager パッケージの管理」に記されているように Package Manager を使用して、準備したイメージをデバイスに割り当てます。

Cisco VXC Manager パッケージを配布するスケジュールを [Next Time Device Boots] に設定します(PXE が必要です)。

スケジュールが設定されているデバイスを見つけるには、ツリー ペインで [Update Manager] を展開します。

スケジュールが設定されている Cisco VXC Manager パッケージ エントリを右クリックして、[Roll to boot] を選択します。

故障したデバイスの電源を入れ、デバイスが再イメージングされるようにします。

WISard イメージの Merlin への変換


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


問題:WISard イメージを Merlin イメージに変換します。

解決策:Merlin では FTP/HTTP/HTTPS ベースのイメージングが可能です。また、大きいイメージを配布するときのパフォーマンスが向上します。WISard イメージが Cisco VXC Manager に登録されている場合、そのイメージを Merlin 形式に変換できます(すでに Cisco VXC Manager に登録されている WISard イメージを変換しない場合、変換ユーティリティを使用して WISard イメージを直接変換してから、そのイメージを配布用に Cisco VXC Manager に登録できます)。

Cisco VXC Manager には、Administrator Console を使用してイメージ パッケージが WISard モードで登録されたときに、既存の i2d イメージ(WISard イメージ)を Merlin イメージ形式に変換する変換ユーティリティが用意されています。

既存の WIsard イメージを Merlin に変換するには

手順


ステップ 1 Administrator Console で [Package Manager] > [Images] の順にナビゲートし、登録されている WISard イメージを選択します。

ステップ 2 WISard イメージを右クリックして、[Convert to Merlin] を選択します。

図 E-7 Convert to Merlin

 

ステップ 3 [Image Conversion] ウィンドウが表示され、変換の進捗状況が表示されます。

図 E-8 イメージ変換の進捗状況

 

ステップ 4 変換が正常に完了したら、進捗ウィンドウが閉じます。

ステップ 5 進捗ウィンドウでいずれかのタスクが失敗した場合は、[Errors] タブをクリックして、問題を表示します。ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。