Cisco VXC Manager 4.8.5 アドミニストレーション ガイド
Mass Imaging Tool とデバイス イメージング
Mass Imaging Tool とデバイス イメージング
発行日;2012/04/12 | 英語版ドキュメント(2012/04/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Mass Imaging Tool とデバイス イメージング

Cisco VXC Manager の Mass Imaging Tool の使用

前提条件

手順

Cisco VXC Manager でのデバイス イメージングの使用

PXE ベース以外のイメージング(WTOS Boot Agent)

WTOS Boot Agent デスクトップからの VXC Manager URL の設定

DHCP サーバの設定

DNS サーバでのサービス位置レコードの設定

DNS サーバでの Cisco VXC Manager サーバのホスト名の設定

PXE ベース以外のイメージングで Merlin を使用したイメージの配布

PXE ベース以外のイメージング(Merlin Boot Agent)

PXE ベースのイメージング

PXE 要求のルーティング

DHCP の導入と設定

イメージ パッケージの配布

イメージング プロセスについて

Mass Imaging Tool とデバイス イメージング

この付録では、Cisco VXC Manager の Mass Imaging Tool の使用に関する詳細情報を説明します。また、Cisco VXC Manager のデバイス イメージングを使用して、Cisco VXC Manager システムでデバイスをイメージングする方法についても説明します。

次のトピックが含まれます。

「Cisco VXC Manager の Mass Imaging Tool の使用」

「Cisco VXC Manager でのデバイス イメージングの使用」

「PXE ベースのイメージング」

「PXE ベース以外のイメージング(WTOS Boot Agent)」

「PXE ベース以外のイメージング(Merlin Boot Agent)」

Cisco VXC Manager の Mass Imaging Tool の使用


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


Cisco VXC Manager の Mass Imaging Tool は、Cisco VXC Manager システムにあるすべてのデバイスの Cisco VXC Manager パッケージを同時に管理(登録、登録解除、スケジュールの追加、スケジュールの削除、レコードの削除)するためのツールです。Cisco VXC Manager の Administrator Console を使用して Cisco VXC Manager パッケージの登録やスケジュール設定を実行するときに(それぞれ「Package Manager」および「Update Manager」を参照)、Cisco VXC Manager の Mass Imaging Tool を使用すると、Cisco VXC Manager システム内にあるすべてのデバイスに対してこれらのタスクを簡単に実行できます。

前提条件


注意 Cisco VXC Manager の Imaging Tool を開いて使用する前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください。

アップデートするデバイスが Cisco VXC Manager システムに追加されているサブネットに属している(サブネットは Cisco VXC Manager システムによって認識されます)。


ヒント 1 つのデバイスを Cisco VXC Manager システムに手動で追加する場合、そのサブネットにあるすべてのデバイスに必要なサブネットを追加します(「デバイスの手動追加」を参照)。


イメージングするデバイスだけが Cisco VXC Manager システムに接続されている。イメージは、デバイスのブートやリブート時に、接続されているすべてのデバイスに配布されます。配布を停止するには、Cisco VXC Manager の Imaging Tool の [Remove Schedule] コマンド ボタンを使用して、[Current Scheduled Package] ボックスに表示されている、スケジュールが設定されているアップデートを削除します。Cisco VXC Manager の Imaging Tool の [Remove Schedule] コマンド ボタンを使用して、[Current Scheduled Package] ボックスに表示されているスケジュールが設定されているアップデートを削除するまで、イメージングしないデバイスが Cisco VXC Manager システムからすべて切断されていることを確認してください。

Cisco VXC Manager の Administrator Console(GUI)が閉じられている。

手順

手順


ステップ 1 [Start] > [All Programs] > [Cisco VXC Manager] > [VXC-MImaging] をクリックして、Cisco VXC Manager の Imaging Tool を開きます。

図 D-1 Cisco VXC Manager の Imaging Tool

 

ステップ 2 利用可能なコマンド ボタンでは、次の注意事項に従ってください。

[Register]:[Cisco VXC Manager Package Registration] ウィザードを使用して Cisco VXC Manager パッケージを登録できます([Register] をクリックして、目的の .rsp ファイルを参照および選択し、[Next] をクリックして、[Register] をクリックし、[OK] をクリックします。登録するすべてのパッケージがツールのメイン ペインに表示され、[Add Schedule] を使用してスケジュールを設定できます)。

[Unregister]:Cisco VXC Manager パッケージの登録をシステムから削除できます(メイン ペインでパッケージを選択して、[Unregister] をクリックしてから確定します)。

[Add Schedule]:Cisco VXC Manager パッケージの配布スケジュールを設定できます(メイン ペインでパッケージを選択し、[Add Schedule] をクリックしてから確定します。Cisco VXC Manager パッケージが [Current Scheduled Package] ボックスに表示され、次にデバイスを起動したときに配布が実行されます)。


注意 同じデバイスに正常に配布されたイメージングのスケジュールを変更する場合、はじめに [Delete Records] をクリックして、データベースからエントリをクリアする必要があります。

[Remove Schedule]:[Current Scheduled Package] ボックスに表示されている、スケジュールが設定されているアップデートを削除できます。たとえば、デバイスのブートやリブート時に、接続されているすべてのデバイスを正常にイメージングした後、イメージングしないデバイスを接続する前に、[Remove Schedule] をクリックします。

[Delete Records]:Cisco VXC Manager Database 内のデバイスのイメージング ステータスをリセットできます。たとえば、イメージングを正常に完了した後(および Cisco VXC Manager Database テーブルでこれらの特定の MAC アドレスがアップデートされた後)、同じデバイスに対してイメージングのスケジュールを変更するには、はじめに [Delete Records] をクリックして、データベースからエントリをクリアする必要があります。

ステップ 3 Cisco VXC Manager の Imaging Tool を使用し終わったら、[Close] をクリックします。


 

Cisco VXC Manager でのデバイス イメージングの使用

Cisco VXC Manager は、オペレーティング システムをデバイスでロードする前にデバイスで実行できます。これを行うために、デバイスは Cisco VXC Manager サーバと通信してイメージング タスクを実行できる環境にブートされます。イメージのキャプチャと配布、スクリプトによるインストール、レジストリ バックアップを実行したり、特定のスクリプトを実行したりするには、この環境にデバイスをブートする方法を実装する必要があります。

デバイスをイメージングする方法は 2 とおりあります。

「PXE ベース以外のイメージング(WTOS Boot Agent)」

「PXE ベース以外のイメージング(Merlin Boot Agent)」

「PXE ベースのイメージング」(PXE ベースのイメージングは Merlin および WISard でサポートされています)

PXE ベース以外のイメージング(WTOS Boot Agent)

PXE ベース以外のイメージングは、クライアント デバイスのフラッシュ メモリに存在する Boot Agent に依存します。現在、Boot Agent では Merlin ブート フロッピーのダウンロードのみをサポートしています。Boot Agent は Cisco VXC Manager サーバと通信し、ターゲット デバイスにイメージングが必要かどうかを決定します。Boot Agent は PXE プロトコルからブートしないため、Cisco VXC Manager プロキシ DHCP サービスから Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスとポート番号を受け取りません。このリリースでは、Boot Agent は次のいずれかのソースから Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスとポート番号を検出できます(プライオリティ順)。

1. 標準の DHCP サーバから受信した DHCP オプション タグ値。

2. Boot Agent デスクトップから設定された Cisco VXC Manager サーバ URL。

3. 標準または Cisco VXC Manager のプロキシ DHCP サービスから受信したベンダー クラス RTIAgent の DHCP オプション タグ値。

4. DNS サービスの位置レコード。

5. DNS ホスト名ルックアップ。

WTOS Boot Agent デスクトップからの VXC Manager URL の設定

Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスとポート番号がローカルに設定されておらず、DHCP または DNS サーバからその情報を取得できない場合、Boot Agent にはエラー メッセージ「NO HSERVER CONFIGURED OR UNABLE TO CONNECT TO SERVER.Boot to guest OS in flash? (Press ESC/No in 5 seconds to return to Boot Agent desktop)」が表示されます。

Boot Agent デスクトップから Cisco VXC Manager サーバ URL を設定するには

手順


ステップ 1 [ESC] を押して、Boot Agent デスクトップに移行します。

図 D-2 Boot Agent デスクトップ

 

ステップ 2 [DESKTOP] をクリックして、[Network Setup] を選択します。

図 D-3 [Network Setup] ウィンドウ

 

ステップ 3 [Servers] タブをクリックして、Cisco VXC Manager サーバ URL を入力します。サーバ URL の設定では、次の注意事項に従ってください。

完全修飾 URL は「<protocol>:://<server ip/name>:<port #>」という形式です。たとえば、「https:://192.168.1.100:443」です

セミコロン(;)で区切って URL のリストを入力できます。Boot Agent は指定した順番に各 URL を試します。URL リストの全体の長さは 63 文字を超えてはなりません。

プロトコル文字列が指定されておらず、ポート 80 が設定されている場合、Boot Agent は HTTP を試します。ポート 80 が設定されていない場合、Boot Agent は HTTPS を試します。

ポート番号が指定されていない場合、Boot Agent は HTTPS にポート 443 を試し、HTTP にポート 80 を試します。

プロトコルとポート番号の両方が指定されていない場合、Boot Agent はポート 443 で HTTPS を試します。

たとえば、次の URL の場合、

https://vxcmserver.vxcm.cisco.com; http://192.168.1.100:88;vxcmserver

Boot Agent は次を試します。

https://vxcmserver.vxcm.cisco.com:443
http://192.168.1.100:88
https://vxcmserver.<domain name>:443

ステップ 4 [OK] をクリックします。新しい設定は次のブートで有効になります。


 

DHCP サーバの設定

DHCP サーバで次のオプション タグ値を設定します。

オプション タグ 186 :Cisco VXC Manager サーバの IP アドレス(192.168.1.10 など)。この値は 4 バイトの IP アドレス形式にする必要があります。

オプション タグ 190 :Cisco VXC Manager サーバがリッスンするセキュア ポート番号(ポート 443 など)。この値は語形式(値 = 0x01bb)または 2 バイト配列形式(値 = 0x01 0xbb)にする必要があります。

オプション タグ 192 :Cisco VXC Manager サーバがリッスンする非セキュア ポート番号(80 など)。この値は語形式(値 = 0x0050)または 2 バイト配列形式(値 = 0x00 0x50)のいずれかにする必要があります。


ヒント Cisco VXC Manager サーバと DHCP サーバを同じマシン上で実行することはできません。一部の旧エージェントでは、Cisco VXC Manager の非セキュア ポート番号にオプション タグ 187 が使用されます。オプション タグの値がベンダー クラス固有の情報に埋め込まれている場合(オプション 43)、その値はオプション タグ 192 と同じ方法で解釈されます。オプション タグ 192 が指定されていない場合、新しい Boot Agent はレガシー サポートでのみオプション タグ 187 を使用します。DHCP サーバではオプション タグ 192 を使用することを推奨します。DHCP オプション値の設定の詳細については、DHCP サーバ マニュアルを参照してください。

Windows DHCP サーバで Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスとポート オプション値を設定するには

手順


ステップ 1 DHCP 管理ウィザードを開き、設定する DHCP サーバを選択して、サーバ名を右クリックし、[Set Predefined Options] を選択して、[Select Predefined Options and Values] ウィンドウを開きます。

図 D-4 [DHCP] ウィンドウ

 

図 D-5 Select Predefined Options and Values

 

ステップ 2 [Predefined Options and Values] 画面で、[Add] ボタンをクリックします。[Option Type] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Option Type] ウィンドウで、必要な次の情報を入力します。

[Name]:Cisco VXC Manager Server

[Code]:186

[Data Type]:IP Address

[Description](任意):目的の情報を入力するか、なにも入力しません

図 D-6 [Option Type]:Server IP

 

ステップ 4 [OK] をクリックします。

ステップ 5 Cisco VXC Manager サーバ ポートで手順 2 と 3 を繰り返し、次の情報を入力します。

[Name]:Cisco VXC Manager Server Secure Port

[Code]:190

[Data Type]:Word

ステップ 6 Cisco VXC Manager サーバ ポートで手順 2 と 3 を繰り返し、次の情報を入力します。

[Name]:Cisco VXC Manager Server Port

[Code]:192

[Data Type]:Byte または Word

図 D-7 [Option Type]:Cisco VXC Manager Server Port

 

ステップ 7 [OK] をクリックします。

図 D-8 [DHCP] の [Scope Options]:Cisco VXC Manager Server

 

ステップ 8 DHCP 管理ウィザードから、[Scope Options](図 D-8 に示されるとおり、ターゲットの [DHCP Server Scope] から)を選択して右クリックし、[Configure Options] を選択します。

[Available Options] のリストで、オプション番号 186 をオンにして、Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスを入力します。

[Available Options] のリストで、オプション番号 190 をオンにして、Cisco VXC Manager サーバがセキュア通信をリッスンするポート番号を入力します。

[Available Options] のリストで、オプション番号 192 をオンにして、Cisco VXC Manager サーバがセキュア通信をリッスンするポート番号を入力します(図 D-9 にはポート 80 が示されています)。

図 D-9 [DHCP] の [Scope Options]:Cisco VXC Manager サーバ ポート

 

ステップ 9 [OK] をクリックします。

図 D-10 [DHCP] の [Scope Options] のリスト

 

ステップ 10 ターゲット DHCP サーバおよびスコープの下に、186、190、192 のオプションが適切な値で一覧表示されていることを確認します。


 

DNS サーバでのサービス位置レコードの設定

DNS サーバで、_VXCMServer._tcp.<domain name> という名前のサービス位置レコード(SRV)を設定します。1 つ以上の Cisco VXC Manager サーバ名やポート、およびこのレコードに対応するポート番号を指定できます。複数の Cisco VXC Manager サーバ名を設定する場合、Boot Agent は各エントリに割り当てる重みとプライオリティに応じて順番にその名前にアクセスします。


ヒント Boot Agent が DNS サーバに照会するためには、その前に DHCP サーバが適切な DNS サーバおよびドメイン名を提供する必要があります。SRV 設定の詳細については、DNS サーバ マニュアルを参照してください。

Windows DNS サーバに Cisco VXC Manager サーバの SRV を設定するには

手順


ステップ 1 DNS 管理ウィンドウを開きます。

図 D-11 DNS 管理:新規レコード

 

ステップ 2 Cisco VXC Manager サーバが属するドメインを選択して、ドメイン名を右クリックして、[Other New Records] を選択します。

図 D-12 サービス レコード タイプ

 

ステップ 3 [Select a resource record type] リストから、[Service Location (SRV)] を選択して、[Create Record] ボタンをクリックします。

ステップ 4 [New Resource Record] ウィンドウで、次のボックスに情報を入力します。

[Service]:_VXCMServer

[Protocol]:_tcp

[Port Number]:80(HTTPS を使用する場合は、443 などのセキュア ポート番号を入力)

[Host offering this service]:<FQDN of Cisco VXC Manager server>

ステップ 5 必要に応じて、Cisco VXC Manager サーバ エントリのプライオリティと重み値を入力できます。プライオリティ値では、小さい数字のほうがプライオリティが高いことを示します。同じプライオリティ クラスのエントリに順序を付けるには、重み値を指定できます。重み値では、大きい数字のほうがプライオリティが高いことを示します。

ステップ 6 完了したら、[OK] をクリックします。

図 D-13 DNS 管理:リスト

 

ステップ 7 DNS 管理画面で、Cisco VXC Manager サーバの SRV が適切な値で適切なドメインに表示されていることを確認します。


 

DNS サーバでの Cisco VXC Manager サーバのホスト名の設定

DNS サーバで、Cisco VXC Manager Server という名前と、Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスを使用して、ホスト名レコードを設定します。ポート番号が指定されていないため、Boot Agent は HTTP とデフォルトのポート番号 80 を使用します。


ヒント Boot Agent が DNS サーバに照会するためには、その前に DHCP サーバが適切な DNS サーバおよびドメイン名を提供する必要があります。ホスト名の設定の詳細については、DNS サーバ マニュアルを参照してください。

Windows DNS サーバに Cisco VXC Manager サーバのホスト名を設定するには

手順


ステップ 1 DNS 管理ウィンドウを開きます。

図 D-14 DNS 管理:新規ホスト

 

ステップ 2 Cisco VXC Manager サーバが属するドメインを選択して、ドメインを右クリックして、[New Host] を選択します。

図 D-15 New Host

 

ステップ 3 [New Host] ウィンドウで、必要な次の情報を入力します。

[Name]:Cisco VXC ManagerServer

[IP address]:<Cisco VXC Manager Server IP address>

ステップ 4 [Add Host] をクリックします。

ステップ 5 DNS 管理画面で、Cisco VXC Manager ホスト名が適切な IP アドレスで適切なドメインに表示されていることを確認します。


 

PXE ベース以外のイメージングで Merlin を使用したイメージの配布


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


Merlin Image を配布するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administrator Console で、[Device Manager] を展開し、デバイスのリストを表示します。Merlin イメージ(push_9V92_S550_512 など)を目的のデバイスにドラッグアンドドロップします。

ステップ 2 Merlin イメージング プロセスを確認するには、Boot Agent が最初にデバイスでブートされ、Cisco VXC Manager サーバにアクセスした後にゲスト OS がブートされることを確認します。

ステップ 3 Merlin を使用して、Boot Agent イメージですでにプログラムしたデバイスのイメージをプルまたはプッシュします。

ステップ 4 イメージの配布を確認するには、次のようなイベントのシーケンスを確認します。

デバイスが Boot Agent から起動する。

デバイスが Cisco VXC Manager にアクセスし、HTTP を介して Merlin をダウンロードする。

Merlin が Cisco VXC Manager サーバにアクセスし、イメージング プロセスを開始する。


 

PXE ベース以外のイメージング(Merlin Boot Agent)


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


Merlin Boot Agent をスタティックに設定するときには、次の注意事項に従ってください。

手順


ステップ 1 デバイスに最新の initrd.pxe が配置されるように、最新の initrd.pxe と vmlinuz.pxe で PXE 以外のクライアントをイメージングします。

ステップ 2 DHCP サーバと標準サービスをディセーブルにします。

ステップ 3 PXE 以外のイメージング ジョブのスケジュールを設定します。

ステップ 4 Merlin の起動中にビープ音がしたら、[Esc] キーを押して、以前のスタティック設定をクリアします。これは、設定をもう一度入力する必要がある場合にのみ必要です。[Esc] キーを押さない場合や設定がない(初回の)場合、次の項目を入力するように求められます(または、設定値をすでに入力している場合は入力を求められず、直接イメージング モードが始まります)。

クライアント IP アドレス

サブネット マスク

デフォルト ゲートウェイ

Cisco VXC Manager の IP アドレス

プロトコル(http/https)のデフォルト http

ポート番号(デフォルト ポート 80)


 

PXE ベースのイメージング


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


Pre-boot Execution Environment(PXE)は、ネットワークを使用してデバイスをブートするために開発された業界標準です。PXE ではディスク設定やインストールされているオペレーティング システムにかかわらずデバイスをブートできます。また、デバイス上にファイルや設定が必要ありません。PXE ブートを BIOS でオンにすると、デバイスはネットワーク PXE サーバと通信して、イメージング ジョブを受け取ることができます。PXE にはさまざまな利点があり、リモートでイメージをデバイスに配布できます。

PXE 要求のルーティング

PXE クライアントではブロードキャスト パケットを使用して、ネットワーク上で DHCP および PXE サービスを見つけ、ファイルを転送します。ほとんどのデフォルト ルータ設定ではブロードキャスト トラフィックが転送されないため、これらのパケット タイプでは、PXE 配置を計画するときに問題が生じることがあります。これを解決するには、これらのブロードキャスト パケットを正しいサーバに転送するようにルータを設定するか、PXE サーバを各サブネットに導入します。一般的なルータはブロードキャスト トラフィックを特定のマシンに転送するように設定されています。送信元サブネットでもブロードキャストを送信することもありますが、転送されたブロードキャスト トラフィックは特定のマシンに対して送信されます。DHCP をサポートするには、ルータをイネーブルにするのが一般的です。PXE と DHCP の両サービスが同じマシンにあり、DHCP パケットの転送がイネーブルになっている場合、ブロードキャスト パケットは問題なく転送されます。これらのサービスが別のマシンにある場合は、追加の設定が必要になることがあります。パケットを転送する場合は、DHCP および PXE の両サーバの適切なポートと IP アドレスにアクセスできるように、ルータ設定で DHCP トラフィックが許可されていることを確認してください。

DHCP の導入と設定

DHCP は PXE プロセスに不可欠な要素であり、PXE を設定して使用するには DHCP をインストールする必要があります。DHCP サーバ コンポーネントは個別に取得、インストール、設定する必要があります(DHCP サーバは Cisco VXC Manager では提供されません)。DHCP が設定され、PXE サーバが導入されたら、PXE サーバと DHCP サーバの通信方法を設定する必要があります。

イメージ パッケージの配布

イメージ パッケージを配布する前に、次の操作を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco VXC Manager 内でイメージ パッケージを登録します。イメージ パッケージはカスタム イメージを使用することも、既存の参照デバイスから登録されているイメージを使用することもできます。

ステップ 2 イメージ パッケージをイネーブルにして、配布できるようにします。

ステップ 3 イメージングするデバイスが、Cisco VXC Manager システムの一部であることを確認します(デバイスはすでに検出されているか、「デバイスの追加および自動検出」で説明されているように、Administrator Console を使用して手動で追加されている必要があります)。

ステップ 4 WISard を使用してイメージを登録するには、「WISard を使用したデバイスからのイメージの登録」の項を参照してください。イメージを Merlin に登録するには、「Merlin を使用したデバイスからのイメージの登録」の項を参照してください。


ヒント Merlin ではイメージングに FTP、HTTP、HTTPS プロトコルがサポートされています。WISard ではイメージングに FTP プロトコルだけがサポートされています。


デバイスをイメージングするには、次のようにします。

デバイスのグループをイメージングする

a. Administrator Console のツリー ペインで、配布するイメージが見つかるまで [Package Manager] を展開し、イメージを選択します。

b. 同じツリー ペインで、[Device Manager] ノードを展開して、イメージングするデバイスのリストが含まれるフォルダを開きます。

c. Cisco VXC Manager パッケージを、配布する必要があるイメージのグループにドラッグアンドドロップします。(たとえば、財務部署にあるすべてのデバイスを表示するデフォルトのビューを作成して、そのビューを Finance という名前のフォルダに配置している場合、そのフォルダを開いて、イメージをフォルダにドラッグアンドドロップできます。デバイスのリストは、配布されるイメージと同じオペレーティング システムを持つデバイスだけが含まれるように自動的にフィルタ処理されることに注意してください)。[Package Distribution Wizard] が表示されます。

図 D-16 Package Distribution ウィザード

 

d. イメージ パッケージのスケジュールを設定する必要があるデバイスを選択し(データ パーティションを確保する必要がある場合は、[Preserve Data Partition(s)] チェックボックスを選択し)、[Next] をクリックして、Cisco VXC Manager パッケージの配布スケジュールを設定します。

Update Manager からイメージングする

a. Administrator Console のツリー ペインで、[Update Manager] を右クリックして、[New] > [Update] の順に選択して、[Software Package Wizard] を開きます。

b. 配布するイメージが含まれるフォルダを選択し、[Next] をクリックします。

c. 配布するイメージを選択して、[Next] をクリックします(デバイスのリストは、配布されるイメージと同じオペレーティング システムを持つデバイスだけが含まれるように自動的にフィルタ処理されることに注意してください)。

d. Cisco VXC Manager パッケージの配布スケジュールを設定します。


 

イメージング プロセスについて

Cisco VXC Manager パッケージの配布スケジュールを設定して、Cisco VXC Manager サーバにデバイスがチェックインされたら、次のイメージング プロセスが実行されます。

1. Cisco VXC Manager サーバは、デバイスのアップデートがあるかどうかをチェックします。

2. イメージング ジョブのスケジュールが設定されている場合、デバイスに通知されます。

3. デバイスが再起動して、ネットワーク ブート プロセスを実行します。

4. Cisco VXC Manager Agent がデバイスにダウンロードされ、Cisco VXC Manager サーバと通信して、Cisco VXC Manager リポジトリから指定されている適切なイメージを取得します。

5. Cisco VXC Manager Agent は、そのイメージをデバイスのフラッシュ ファイル システムに適用します。

6. デバイスは新しいイメージに再起動します。