Cisco VXC Manager 4.8.5 アドミニストレーション ガイド
グループとビューの操作
グループとビューの操作
発行日;2012/04/12 | 英語版ドキュメント(2012/04/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

グループとビューの操作

グループ タイプとビューについて

[Show Empty Custom Group Folders] オプションについて

グループへのデバイスの割り当て

カスタム グループ間でのデバイスの移動

ビューの作成:作業例

グループとビューの操作

この付録では、Cisco VXC Manager 内のグループとビューを操作する詳細情報を説明します。

次のトピックが含まれます。

「グループ タイプとビューについて」

「[Show Empty Custom Group Folders] オプションについて」

「グループへのデバイスの割り当て」

「カスタム グループ間でのデバイスの移動」

「ビューの作成:作業例」

グループ タイプとビューについて


ヒント グループ タイプの管理については、「グループ タイプの管理」を参照してください。ビューの管理については、「ビューの管理」を参照してください。

グループはグループ タイプ(事前定義済みまたはカスタム)、グループ インスタンス(グループ タイプ内)、またはこれらの項目の任意の組み合わせとして定義できます。Cisco VXC Manager では、事前定義済みのグループ タイプ(OS、Platform、Image/Firmware Image Number、Subnet、Location、TimeZone、VendorID、Custom1、Custom2、Custom3)を使用することも、任意の数のカスタム グループ タイプおよびグループ インスタンスを作成して、デバイスを機能の階層に整理することもできます。これらのグループを使用して、デバイスのカスタム ビューを作成できます。

ビューでは、デバイスを管理しやすいように、機能によってデバイスを視覚的に整理することができます。Cisco VXC Manager には事前定義済みのグループ タイプが用意されているとともに、カスタム グループ タイプとカスタム グループ インスタンスを作成することもできるため、組織のニーズに合わせて簡単にデバイスを整理できます。事前定義済みのグループ タイプ、カスタム グループ タイプ、カスタム グループ インスタンスを組み合わせると、ビューを高度にカスタマイズできます(ビューの作成については、「ビューの管理」を参照してください)。

簡単なビューでは、1 つのグループ タイプと、デバイスに対応する任意の数のグループ インスタンスが含まれます。たとえば、会社のデバイスが 2 つの建物に分散している場合、デバイスが物理的に存在する建物ごとにデバイスを整理するビューを作成できます。この例でのビューは次のようになります。

それぞれのビューはビュー名で識別されます。この例では、ビュー名を By Building とします。

1 つのレベルのビューでは、1 つのグループ タイプを使用してデバイスを整理します。この例では、グループ タイプは Building です。

グループ タイプ内のグループ インスタンスは、そのグループ タイプの特定のインスタンスを定義します。この例では、一般的なグループ タイプ Building のグループ インスタンスは Cisco I Building および Cisco II Building の 2 つです。

複数レベルのビューでは、複数の階層レベルを使用します。それぞれの追加レベルは、上位のレベルにネストされます。1 つのレベルのビューに独自のカスタム グループ タイプを作成できるように、ネストされた階層レベルにもカスタム グループ タイプを作成できます。たとえば、建物ごとにデバイスを整理するだけでなく、各建物でデバイスを使用する部署ごとに識別することもできます。そのようなビューには、簡単なビューの例の階層よりも詳細な階層が必要です。このような複数レベルのビューでは、次のようになります。

わかりやすいように、ビュー名はビューの階層と同じ名前にします。この例では、ビューを By Building => Departments という名前にします。

各グループ タイプは、ビューのビュー レベルに対応します。この例では、Building が View Level-1 のグループ タイプであり、Departments が View Level-2 のグループ タイプです。

View Level-2 グループはそのレベルのグループ タイプのグループ インスタンスです。この例では、Engineering、Sales、Marketing などのグループはすべて、一般的なグループ タイプ Departments のグループ インスタンスです。

[Show Empty Custom Group Folders] オプションについて

Cisco VXC Manager のビューは、フォルダ グループの階層によって構成されています。フォルダはグループ タイプ用(事前定義済みまたはカスタム)、グループ インスタンス用(グループ タイプ内)、またはこれらの項目の任意の組み合わせです。[Show Empty Custom Group Folders] は Device Manager の設定オプションであり、ビューに空のカスタム グループ フォルダを含めるかどうかを選択できます(「Device Manager Preferences」を参照)。

一般的に、ビューを作成するときは [Show Empty Custom Group Folders] をイネーブルにすることを推奨します。新しいカスタム グループを作成すると、それらのフォルダは空で始まります。[Show Empty Custom Group Folders] をディセーブルにすると、ビューには新しく作成されたフォルダ(またはデバイスが含まれていない既存のフォルダ)が表示されません。そのため、このオプションをディセーブルにしたままカスタム グループを作成している場合、作成中のフォルダを表示するために、Cisco VXC Manager では [Show Empty Custom Group Folders] をイネーブルにするかどうかを尋ねるメッセージを表示します。カスタム グループにデバイスを割り当てた後に、デバイスが割り当てられてないグループ フォルダがいくつか残る場合があります。デバイスが割り当てられているフォルダのみが階層に表示されるように、[Show Empty Custom Group Folders] オプションをディセーブルにして、空のフォルダをビューから削除できます。

[Show Empty Custom Group Folders] オプションをイネーブルまたはディセーブルにするときには、次の注意事項に従ってください。

事前定義済みのグループ タイプを使用する :[Show Empty Custom Group Folders] オプションは、Cisco VXC Manager 事前定義済みのグループ タイプに影響を与えません。[Show Empty Custom Group Folders] オプションがイネーブルになっているかどうかにかかわらず、空の事前定義済みのグループ フォルダは Administrator Console に表示されません。そのため、ネットワーク内の任意のデバイスの特性に一致しない事前定義済みのグループ タイプのフォルダは表示されません。たとえば、すべてのデバイスのオペレーティング システムが WTOS の場合、ThreadX オペレーティング システムのデバイスはネットワーク上にないため、空のフォルダは表示されません。Cisco VXC Manager の事前定義済みのグループ タイプ間ではデバイスを移動できないことに注意してください(たとえば、WTOS OS グループから ThreadX OS グループへはデバイスを移動できません)。

カスタム グループ タイプとカスタム インスタンスを使用する :特に一部のフォルダが空のままの場合、ビュー内の 1 つのカスタム グループから別のカスタム グループにデバイスを移動するには、[Show Empty Custom Group Folders] オプションをイネーブルにする必要があります。

事前定義済みのグループ タイプのみのフォルダでビューを使用する :前述のとおり、[Show Empty Custom Group Folders] オプションは、事前定義済みのグループ タイプのフォルダには影響を与えません。事前定義済みのグループ タイプのフォルダは、事前定義済みのグループ タイプの特性に一致するデバイスがない限り、ビューに表示されません。たとえば、ネットワーク内のすべてのデバイスが WTOS であり、レベルが 1 つのビューに OS の事前定義済みのグループ タイプがある場合、そのビューには WTOS のグループだけが含まれ、ThreadX オペレーティング システムのグループは含まれません。事前定義済みのグループ タイプが含まれるビューでは、Cisco VXC Manager によって事前定義済みのグループ タイプ間のデバイスの移動が阻止されます。ThreadX OS を搭載するデバイスを WTOS OS を搭載するデバイスのフォルダに移動することは論理的ではありません。

カスタム グループ タイプおよびカスタム グループ インスタンスのフォルダのみでビューを使用する :カスタム グループ タイプとカスタム グループ インスタンスだけを使用するビューがあり、[Show Empty Custom Group Folders] オプションがイネーブルの場合、デバイスがすべてのフォルダに割り当てられているかどうかにかかわらず、ビューにはすべてのグループ フォルダが表示されます。たとえば、レベルが 1 つのビューにはカスタム グループ タイプが 1 つだけあります。この場合は Building です。このカスタム グループ タイプのグループ インスタンスには、Cisco I Building と Cisco II Building が含まれます。[Show Empty Custom Group Folders] オプションがイネーブルであるため、Cisco I Building にはデバイスがなくても、ビューには Cisco I Building のフォルダが表示されます(このようなビューでは、デバイスをドラッグアンドドロップして Cisco II Building から Cisco I Building に移動できます(「カスタム グループ間でのデバイスの移動」を参照)。ただし、[Show Empty Custom Group Folders] オプションがディセーブルの場合、ビューには(デバイスが含まれる)Cisco II Building だけが表示されます。

事前定義済みのグループ タイプとカスタム グループ タイプのフォルダのあるビューを使用する :事前定義済みのグループ タイプとカスタム グループ タイプの両タイプを持つビューがある場合、各グループ タイプの標準の規則が引き続き当てはまります。ただし、事前定義済みのグループ タイプのフォルダはカスタム グループ タイプの子フォルダの親になれるため、特別な状況が発生します。たとえば、[Show Empty Custom Group Folders] をイネーブルしても、すべてのカスタム グループ タイプ フォルダが空の場合、事前定義済みのグループ タイプの子であるカスタム グループ タイプのフォルダは表示されません。ただし、これらの子フォルダのいずれかにデバイスが割り当てられている場合、同じ親フォルダの下にある他の子フォルダはすべて表示されます。

グループへのデバイスの割り当て

Cisco VXC Manager では次の 3 つの方法を使用して、デバイスをグループに割り当てます(はじめの 2 つの方法では、ユーザが直接操作せずに Cisco VXC Manager によりデバイスが割り当てられます)。

各デバイスのシステム値を使用する :デバイスを検出すると、Cisco VXC Manager はデバイスのシステム値を検証します(プラットフォーム、ベンダー ID、OS など)。次に、Cisco VXC Manager に組み込まれている、該当する事前定義済みのグループ タイプ(OS、Platform、Image/Firmware Image Number、Subnet、Location、Contact)にデバイスを自動的に振り分けます。

サブネットに関連するグループ タイプ内のカスタム グループ タイプとカスタム グループ インスタンスを使用する :サブネットを定義するとき、Cisco VXC Manager では、サブネット内のデバイスをそのグループ タイプ内のカスタム グループ タイプとカスタム グループ インスタンスに自動的に割り当てるかどうかを指定できます。たとえば、Department という名前のカスタム グループ タイプは、組織内のさまざまな部署を表すために使用できます(Marketing、Sales、Engineering など)。この例では、それぞれの部署はより大きいグループ タイプ内のグループ インスタンスです。サブネットによってデバイスを割り当てるには、サブネットを割り当てる前に、目的のグループ(グループ タイプおよびグループ インスタンス)を作成する必要があります(「ビューの管理」を参照)。

手動で割り当てる :ビューを作成して、これらのグループ タイプ内で特定のグループ タイプとグループ インスタンスにデバイスを割り当てたら、ビュー内で 1 つのカスタム グループから別のカスタム グループに手動でデバイスをドラッグアンドドロップする(割り当てる)ことができます。たとえば、ビューで建物内の部署別にデバイスをグループ化すると、デバイスを 1 つの建物の Engineering 部署から同じ建物または別の建物の Marketing 部署に簡単にドラッグアンドドロップできます(「カスタム グループ間でのデバイスの移動」を参照)。

カスタム グループ間でのデバイスの移動

ビューを作成して、特定のカスタム グループ タイプやグループ インスタンスにデバイスを割り当てたら、ビュー内の 1 つのカスタム グループから別のカスタム グループに手動でデバイスを移動できます(たとえば、特定のデバイスを新しい部署に移動したり、別の機能を割り当てたりする必要がある場合)。

Cisco VXC Manager には、移動できるデバイスと移動できないデバイスがあります。たとえば、WTOS デバイスのグループから ThreadX デバイスのグループにデバイスを移動することはできません。デバイスの移動に関する次の規則に注意してください。

デバイスはカスタム グループ間でのみ移動できます。

Cisco VXC Manager の事前定義済みのグループ タイプ間ではデバイスを移動できません。たとえば、WTOS OS グループから ThreadX OS グループにデバイスを移動することはできません。

デバイスは、そのソース グループから、別のブランチにある上位レベルのグループに移動することができます。ただし、デバイスは元のグループのデバイス特性が一致するグループにターゲット ブランチを下げます。そのデバイス特性に一致するグループがない場合、デバイスは元のグループのデバイス特性に一致する別のグループ セットを作成します。


ヒント 新しく作成されたフォルダや空のフォルダが表示されるように、Device Manager の設定である [Show Empty Custom Group Folders] がイネーブルになっていることを確認してください(「[Show Empty Custom Group Folders] オプションについて」を参照)。


ビュー内のカスタム グループ間でデバイスを移動するには

手順


ステップ 1 グループ間でデバイスを移動するビューに切り替えます。

ステップ 2 移動するデバイスが含まれるグループのフォルダをクリックして、そのグループ フォルダ内のデバイスを表示する詳細ペインを開きます。

ステップ 3 詳細ペインから目的のデバイスを選択して、目的のターゲット フォルダにドラッグします。


 

ビューの作成:作業例

ビューの作成手順は、3 つの段階に分けられます。ビューを作成するとき、次のセクションで説明されている注意事項に従ってください。

第 1 段階:ビューの論理グループと階層を決定する。


ステップ 1 機能面から組織構造を分析して、デバイスを管理しやすいように論理的にデバイスをグループ化する方法を決定します。次に、デバイスを整理するために使用する必要なカテゴリ(グループ タイプ)を考えます。Cisco VXC Manager では、これらのグループ タイプを使用して、必要な任意の詳細レベルを持つデバイス グループ(ビュー)の階層を構築できます。デバイスがビューの階層にグループ化されたら、デバイスを簡単に管理および制御できます。

ステップ 2 考えたグループ タイプを組織のデバイス(ビュー)の機能階層に整理する方法を決定します。Cisco VXC Manager では無数のグループ タイプを使用できると同時に、任意の数のビューを持つことができます。必要な数のビューを作成して、デバイスを整理できます。たとえば、グループ タイプに Building と Department がある場合、各部署内の建物ごとにデバイスをグループ化する 1 つのビューを作成できます。または、同じグループ タイプを使用して、各建物内の部署ごとにデバイスをグループ化するビューを作成できます。

ステップ 3 Administrator Console の Configuration Manager を使用して、前の手順で作成した組織の階層に対応する、必要なグループ タイプを作成します。グループ タイプを作成するには、Configuration Manager にあるグループ タイプ ノードを使用します(「グループ タイプの管理」を参照)。

第 2 段階:ビューを作成してそのビュー レベルを選択する

ステップ 4 ビューには任意の文字列で名前を付けることができます。ただし、ビューを簡単に識別できるように、ビューのレベルに対応する名前を割り当てることを推奨します。各レベル間で矢印(=>)を使用して、ビューの階層をビュー名によって明確に指定することができます。命名規則を決定したら、Configuration Manager の下のビュー ノードを使用してビュー名を作成できます(「ビューの管理」を参照)。

ステップ 5 それぞれのビューでは、少なくとも 1 つのビュー レベルを選択する必要があります。ビュー レベルの数により、デバイス階層の細かさが決まります。ビュー レベルは、第 1 段階で作成したグループ タイプと同じです。この例には Building と Departments のグループ タイプがあり、ビューでは Building => Departments の 2 つのレベルの階層を使用するため、Building のグループ タイプを最初のビュー レベルとして選択し、2 つめのビュー レベルとして Departments を選択します。このように階層を整理することにより、デバイスを建物ごとにグループ化してから、各建物内でデバイスが属する部署別にデバイスをグループ化することができます。

第 3 段階:グループ インスタンスを作成して、デバイスをグループに割り当てる準備をする

ステップ 6 グループ タイプを作成し(第 1 段階)、グループ タイプをレベル ビューに割り当てたら(第 2 段階)、各グループ タイプにグループ インスタンスを作成できます。この例では、グループ タイプ Building のグループ インスタンスに Cisco I Building と Cisco II Building を作成します。同様に、グループ タイプ Departments のグループとして、Engineering、Sales、Marketing というグループを作成します。グループ インスタンスを作成するには、各ビュー レベルで Device Manager ノードを使用します。

ビューを作成したら、デバイスをグループに割り当てる準備ができました。たとえば、デバイスを Unassigned フォルダからビューに適切なフォルダにドラッグアンドドロップできます(Unassigned フォルダは、グループ タイプやグループ インスタンスとして割り当てるまでデバイスを格納するために使用できます)。デバイスをグループに割り当てる詳細については、「グループへのデバイスの割り当て」を参照してください。