Cisco VXC Manager 4.8.5 アドミニストレーション ガイド
Autogenic Imaging
Autogenic Imaging
発行日;2012/04/12 | 英語版ドキュメント(2012/04/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Autogenic Imaging

概要

手順

手順 1:Autogenic Capable にするイメージを準備する

手順 2:準備したイメージを Cisco VXC Manager に登録する

手順 3:登録したイメージを Autogenic Capable Image に変換する

手順 4:デバイスを Autogenic Capable Device に変換する

手順 5:Autogenic Capable Image のスケジュールを Autogenic Capable Device に設定する

Autogenic Imaging の技術詳細

Update Manager(Autogenic Imaging の技術詳細)

Cisco VXC Manager(Autogenic Imaging の技術詳細)

Autogenic Imaging


) この付録は Cisco VXC デバイスには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


この付録には、Autogenic Imaging に関する詳細情報が含まれています。

概要

Autogenic Imaging(イメージ バックアップ メカニズム スキーム)の目的は、デバイスのフラッシュやハード ドライブにあるイメージを使ってデバイスをイメージングすることです。このマニュアルでは、実際のイメージング プロセスやスキームの前に完了する必要がある次の手順を説明します。

手順


ステップ 1 Autogenic Capable にするイメージを準備する。

ステップ 2 準備したイメージを Cisco VXC Manager に登録する。

ステップ 3 登録したイメージを Autogenic Capable Image に変換する。

ステップ 4 デバイスを Autogenic Capable Device に変換する。

ステップ 5 Autogenic Capable Image のスケジュールを Autogenic Capable Device に設定する。


注意 Autogenic Imaging が正常に動作するようにするには、Cisco VXC Manager にはアクティブな OS パーティションの 2 倍のフラッシュ サイズが必要です。WES7 を使用している場合、Autogenic Imaging には 8 GB 必要です。

Autogenic Imaging とは、デバイス フラッシュやハード ドライブのバックアップ パーティションにあるイメージを使用してデバイスをイメージングすることを意味します。バックアップ OS パーティションは、バックアップ イメージがある FAT32 パーティションです。デバイスのディスク レイアウトは次のとおりです。

XPe の場合

WFS | アクティブ OS パーティション(NTFS)|非 PXE ブート エージェント(Fat32)| バックアップ OS パーティション(Fat32)

WES2009 の場合

WFS | 非 PXE ブート エージェント(Fat32)| アクティブ OS パーティション(NTFS)| バックアップ OS パーティション(Fat32)

WES7 の場合

非 PXE ブート エージェント(Fat32)| アクティブ OS パーティション(NTFS)| バックアップ OS パーティション(Fat32)

Autogenic Image のパッケージには、標準のイメージ ファイルの他、image.rsp という名前の追加のスクリプト ファイルが含まれています。パッケージ スクリプトでは、<BackupImage> タグを探すことによって Autogenic Image を確認できます。登録されているイメージ パッケージ スクリプトにこのタグがある場合、このイメージは自律型です。イメージのスケジュールを設定するとき、イメージ スクリプト(.rsp ファイル)はエージェントに対してマスター(またはリモート)リポジトリからバックアップ パーティションにイメージをダウンロードするように指示します。

手順

手順 1:Autogenic Capable にするイメージを準備する

コンバータ ユーティリティを使用して、通常の WISard Image または Merlin Image を PXE Merlin Image 以外のイメージに変換します。


) WISard Image の場合、コンバータ ユーティリティの [Delete I2D file] チェックボックスがオンになっていることを確認します。



注意 イメージを変換する前に、initrd.pxe ファイルおよび vmlinuz ファイルが ConverterUtility.exe と同じフォルダにあることを確認します。

図 I-1 Merlin Image Converter

 

手順 2:準備したイメージを Cisco VXC Manager に登録する


) PXE Merlin 以外のイメージだけを Autogenic Capable Image に変換できます。そのため、イメージを Cisco VXC Manager に登録する前に、PXE Merlin 以外のイメージを登録することを確認してください(パッケージに i2d ファイルを含めることはできません)。


準備したイメージを Cisco VXC Manager に登録するには、通常のパッケージを Cisco VXC Manager に登録する手順と同じ手順を実行します(Cisco VXC Manager のマニュアルを参照)。Cisco VXC Manager にイメージを登録したら、[Package Manager View] にイメージ タイプが Merlin と表示されることを確認します。

手順 3:登録したイメージを Autogenic Capable Image に変換する

イメージを Cisco VXC Manager に登録したら、登録されているイメージを右クリックして、利用可能なオプションから [Autogenic Capable] オプションを選択します。イメージが Autogenic Capable Image に変換されます。

Cisco VXC Manager でイメージを Autogenic Capable Image に変換したら、[Package Manager View] のそのイメージの [Autogenic] 列に [Yes] と表示されていることを確認します。

図 I-2 Package Manager View

 

手順 4:デバイスを Autogenic Capable Device に変換する

登録されている Autogenic Capable Image が Cisco VXC Manager Package Manager にない場合、デバイスは Autogenic Capable Device に変換できません。そのため、デバイスを Autogenic Capable Device に変換する前に、Autogenic Capable Image が Cisco VXC Manager Package Manager に存在することを確認します。

手順


ステップ 1 Cisco VXC Manager の [MMC Snap-in] ツリー パネルで、[Device Manager] ノードを展開します。

ステップ 2 目的のデバイスを選択して右クリックします。

図 I-3 Device Manager

 

ステップ 3 利用可能なオプションから [Autogenic Capable] オプションを選択します。[Autogenic Device Creation] ウィンドウが表示されます。

図 I-4 Autogenic Device Creation

 

ステップ 4 要件に従ってディスク レイアウトを選択します。バックアップ パーティションのサイズは、そのバックアップ イメージに合うような大きさが必要です。デバイスには、バックアップ イメージおよび実行している OS パーティションに合うような十分なスペースが必要です。

ステップ 5 イメージを選択すると、4 つの [Disk Layout] の値が次の値で必ず自動設定されます。

Total Flash Size:選択したデバイス上のフラッシュの合計サイズ(MB 単位)です。

Non - PXE Size:常に 16 MB です。

OS Partition Size:これは [Backup Partition Size] によって異なり、4096 MB 以下のフラッシュ サイズを持つデバイスでは [Total Flash Size]、[Non - PXE Size]、[Backup Partition Size] に設定され、4096 MB より大きいフラッシュを持つデバイスでは、[4096]、[Non - PXE Size]、[Backup Partition Size] に設定されます。

Backup Partition Size:初期設定では 20 MB および選択したイメージのサイズの合計に設定されます。デバイスの [Total Flash Size] が 4096 MB より大きい場合、この値は変更できません。ただし、[Total Flash Size] が 4096 MB 以下の場合は、OS パーティション用のスペースを確保できる値にまで大きくすることができます。

ステップ 6 [Disk Layout] 値を選択したら、[Next] をクリックします。[Package Distribution Wizard] ウィンドウにデフォルト値が表示されます。

ステップ 7 デフォルト値のままにして [Next] をクリックします。

ステップ 8 デバイス設定に基づいて [PXE] または [Non-PXE] オプションを選択して、[Next] をクリックします。

ステップ 9 [Finish] をクリックして、イメージ パッケージのスケジュールをデバイスに設定します。スケジュールが設定されたイメージ パッケージは [Update Manager View] に表示されます。イメージング タスクが終了したら、デバイスはデバイスのディスク レイアウトを再作成し、指定したサイズのバックアップ パーティションをデバイス フラッシュやディスクに作成します。


 

手順 5:Autogenic Capable Image のスケジュールを Autogenic Capable Device に設定する

手順


ステップ 1 Autogenic Capable Image を Cisco VXC Manager Device Manager にドラッグアンドドロップします。スケジュールが設定された Autogenic Capable Image の条件を満たすすべてのデバイスが一覧に表示されます(これは、[Device Manager] でデバイスを右クリックしても表示されます)。

ステップ 2 Autogenic Capable Image のスケジュールを設定する Autogenic Capable Device をデバイスのリストから選択します。

ステップ 3 次のいずれかに進みます。

ダウンロード プロセスとイメージング プロセスを個別に完了する場合(今すぐバックアップ パーティションにイメージをダウンロードするが、バックアップ パーティションからデバイスをイメージングするスケジュールを後で設定する場合)、「ケース 1:ダウンロード プロセスとイメージング プロセスを個別に実行する」に進みます。

ダウンロード プロセスとイメージング プロセスを一緒に完了する場合(今すぐバックアップ パーティションにイメージをダウンロードして、バックアップ パーティションからデバイスをイメージングするスケジュールを今すぐ設定する場合)、「ケース 2:ダウンロード プロセスとイメージング プロセスを一緒に実行する」に進みます。


 

ケース 1:ダウンロード プロセスとイメージング プロセスを個別に実行する

手順 1:イメージをバックアップ パーティションにダウンロードするには


ステップ 1 [Download image to backup partition] チェックボックスを選択して、Autogenic Capable Device のバックアップ パーティションにイメージをダウンロードし、[Next] をクリックします。[Package Distribution Wizard] ウィンドウにデフォルト値が表示されます。

ステップ 2 デフォルト値のままにして [Next] をクリックします。

ステップ 3 デバイス設定に基づいて [PXE] または [Non-PXE] のいずれかのオプションを選択して、[Next] を選択します。

ステップ 4 [Finish] をクリックして、Autogenic Capable Image パッケージのスケジュールを Autogenic Capable Device に設定します。

図 I-5 Package Distribution

 

ステップ 5 次の点に注目してください。

バックアップ パーティションへのイメージのダウンロード スケジュールがデバイスに設定されている。

スケジュールが設定されているイメージ パッケージが [Update Manager View] に表示されている。

イメージング タスクを終了すると、バックアップ イメージがデバイスのバックアップ パーティションに配置されている。

イメージはデバイス側のバックグラウンドでダウンロードされる。イメージング タスクのスケジュールを設定するために、デバイスは QU だけを受け取ります。残りのプロセスはバックグラウンドで実行されます。

ステップ 6 Autogenic Imaging をサポートするには、ここで Autogenic Capable Device の HAgent をバージョン 5.1.1.32 にアップデートする必要があります。

ステップ 7 HAgent をアップデートしたら、[Device Manager View] > [Network Info] タブに進み、バックアップ パーティションの詳細を表示します。

ステップ 8 Autogenic Capable Image を Autogenic Capable Device のバックアップ パーティションにダウンロードしたら、バックアップ パーティションに Autogenic Capable Image が含まれる Autogenic Capable Device に、(Autogenic Capable Image を使用した)イメージング タスクのスケジュールを設定できます。


注意 イメージ タスクのスケジュールを設定する前に、Autogenic Capable Device ブート順序設定を、ネットワークからではなくディスクからブートするように必ず変更してください。


 

手順 2:バックアップ パーティションからデバイスをイメージングするスケジュールを設定するには

図 I-6 イメージ デバイス

 


ステップ 1 [Image device from backup partition] チェックボックスを選択して、デバイスのバックアップ パーティションから Autogenic Capable Device をイメージングし、[Next] をクリックします。[Package Distribution Wizard] ウィンドウにデフォルト値が表示されます。

ステップ 2 デフォルト値のままにして [Next] をクリックします。

ステップ 3 [Non-PXE] オプションを選択して、[Next] をクリックします。

ステップ 4 [Finish] をクリックして、Autogenic Capable Image パッケージのスケジュールを Autogenic Capable Device に設定します。

ステップ 5 次の点に注目してください。

スケジュールが設定されているイメージ パッケージが [Update Manager View] に表示されている。

Merlin Imaging Agent で、バックアップ パーティションからのイメージングが開始されます。

ステップ 6 イメージングが完了したら、Autogenic Capable Device の HAgent をバージョン 5.1.1.32 に再度アップデートして、デバイスのイメージ バージョンがバックアップ パーティションの詳細に表示されている正しいイメージであることを確認します。


 

ケース 2:ダウンロード プロセスとイメージング プロセスを一緒に実行する

イメージをバックアップ パーティションにダウンロードして、バックアップ パーティションからデバイスをイメージングするスケジュールを設定するには

手順


ステップ 1 [Download image to backup partition] チェックボックスと [Image device from backup partition] チェックボックスを選択して、Autogenic Capable Device のバックアップ パーティションにイメージをダウンロードして、バックアップ パーティションから Autogenic Capable Device をイメージングして、[Next] をクリックします。[Package Distribution Wizard] ウィンドウにデフォルト値が表示されます。

ステップ 2 デフォルト値のままにして [Next] をクリックします。

ステップ 3 デバイス設定に基づいて [PXE] または [Non-PXE] のいずれかのオプションを選択して、[Next] を選択します。

ステップ 4 [Finish] をクリックして、Autogenic Capable Image パッケージのスケジュールを Autogenic Capable Device に設定します。Autogenic Capable Image は Autogenic Capable Device のバックアップ パーティションにダウンロードされ、(ダウンロードが完了すると)Autogenic Capable Device は Autogenic Capable Device のバックアップ パーティションにあるバックアップ イメージからイメージングされます。

ステップ 5 イメージングが完了したら、Autogenic Capable Device の HAgent をバージョン 5.1.1.32 に再度アップデートして、デバイスのイメージ バージョンがバックアップ パーティションの詳細に表示されている正しいイメージであることを確認します。


 

Autogenic Imaging の技術詳細

次のことに注意してください。

Update Manager(Autogenic Imaging の技術詳細)

Autogenic Image のスケジュールをデバイスに設定するとき、Autogenic Image のスケジュールを設定するようにフォームを設計する必要があります。

「ケース 1:ダウンロード プロセスとイメージング プロセスを個別に実行する」の図を参照してください。

[Download image to backup partition] チェックボックスを選択すると、GUI によりデータベース内の ComandArg 表が ArgID 9 にアップデートされ、対応する ArgID の値が BI になります。

[Image device from backup partition] チェックボックスを選択すると、GUI によりデータベース内の ComandArg 表が ArgID 9 にアップデートされ、対応する ArgID の値が PI になります。

[Download image to backup partition] と [Image device from backup partition] の両方のチェックボックスを選択すると、GUI によりデータベース内の ComandArg 表に ArgID 9 で 2 つのエントリが追加され、対応する値が BI と PI になります。

HAgent が Autogenic Imaging に対して HServer から受け取ることができるコマンドは BI と PI の 2 つです。リポジトリからバックアップ パーティションにイメージをダウンロードするだけの場合は、BI コマンドが送信されます。バックアップ パーティションにすでに存在するイメージを使用してデバイスをイメージングする場合は、PI イメージが送信されます。BI コマンドはイメージをバックアップ パーティションにダウンロードするだけであり、完了すると、V02 を送信してリブートはしません。PI コマンドが発行されると、HAgent は Merlin BA パーティションをロードし、ルート フォルダにある Grub_merlin ファイルを /Grub フォルダにコピーして、ファイル名を Grub.config に変更します。これは基本的に、必ずデバイスのリブート後に Merlin がロードされるようにするプロセスです。PI を実行したら、HAgent は Imagestatus.log ファイルを作成し、そのファイルに Cmdid を入力して、デバイスをリブートします。

Cisco VXC Manager(Autogenic Imaging の技術詳細)

Cisco VXC Manager は、次のフラグを使用して HAgent がチェックインすることを想定します

|SupportImgBackup = 1|BackupImagePresent=1|BackImageVer=XXXX|

手順


ステップ 1 登録されているイメージにはタグ <BackupImage> が含まれ、このイメージが Autogenic Imaging 機能用であることを示します。

ステップ 2 デバイスが Image Backup 機能をサポートしている場合、Cisco VXC Manager はユーザに 2 つの選択肢を提示します。

イメージのバックアップ:イメージをバックアップするだけです。

アクティブ OS パーティションのイメージング:パーティションをイメージングします。

ステップ 3 イメージのスケジュールを設定するとき、イメージ スクリプト(.rsp ファイル)は次のように指示します。

エージェントが、マスター(またはリモート)リポジトリからバックアップ パーティションにイメージをダウンロードする。

バックアップ パーティションからのイメージングを Merlin に指示するように grub.conf を変更する。

デバイスを再起動する。

ステップ 4 Cisco VXC Manager は上で指定した各操作に次のコマンドを指定します。

BI コマンド。リポジトリからバックアップ パーティションにイメージをコピーするだけです。

PI コマンド。イメージング操作を開始します。

両方のコマンドの組み合わせ。イメージをバックアップして、イメージング操作を開始します。

ステップ 5 リブート時に、PXE Merlin 以外のエージェントが起動し、スクリプト ファイルを読み込み、イメージング タスクを完了します。

ステップ 6 イメージング タスクが完了したら、Merlin エージェントはイメージングのステータスを grub.conf ファイルに書き込みます。次にブートするとき、そのステータスは HAgent によって読み込まれます。

ステップ 7 イメージング ステータスを読み込むと、HAgent はそのとおりに V02 をサーバに送信し、ステータスを Grub.conf ファイルから削除します。