Cisco UCS Baremetal Director Agent インストールおよびコンフィギュレーション ガイド、リリース 5.2
オペレーティング システム イメージの手動セットアップ
オペレーティング システム イメージの手動セットアップ

オペレーティング システム イメージの手動セットアップ

この章は、次の内容で構成されています。

PXE インストール用の Linux および ESXi オペレーティング システム イメージの手動セットアップ

PXE ブート要求の追加および設定PXE ブート用のオーケストレーション ワークフロー タスクに記載されているように、Cisco UCS Director Baremetal AgentBaremetal Agent)用の Linux および ESXi オペレーティング システム(OS)イメージは PXE ブート要求またはオーケストレーション ワークフローを介してセットアップすることをお勧めします。 ただし、これらの OS イメージは、必要に応じて、手動でセットアップすることができます。

Linux オペレーティング システム イメージの追加


    ステップ 1   Baremetal Agent VM の /opt/cnsaroot/images ディレクトリにオペレーティング システム イメージ用のディレクトリを作成します。

    mkdir /opt/cnsaroot/images/image_name

    このディレクトリは、PXE インストールに必要なオペレーティング システム イメージ ファイルを保存するために使用されます。

    (注)     

    このディレクトリ名が PXE ブート セットアップ タスクの [OS タイプ] ドロップダウン リストに表示されます。 格納されているイメージのオペレーティング システムが識別しやすいディレクトリ名にすることをお勧めします。 たとえば、ディレクトリに RHEL6.2CentOS5 などの名前を付けることをお勧めします。

    ステップ 2   ステップ 1 で Baremetal Agent VM の /opt/cnsaroot/templates ディレクトリに作成したものと同じ名前でオペレーティング システム イメージ用のディレクトリを作成します。

    mkdir /opt/csnaroot/templates/new_image_name

    このディレクトリは、オペレーティング システム イメージの Kickstart および PXE 設定テンプレート ファイルを保存するために使用されます。

    ステップ 3   Baremetal Agent VM の /tmp ディレクトリに、必要なオペレーティング システム用の .iso ファイルをコピーします。
    ステップ 4   .iso ファイルを iso ディレクトリにマウントします。

    mount –o loop /tmp/.iso_file /mnt/iso

    ステップ 5   ステップ 1 で作成した /opt/cnsaroot/images/image_name ディレクトリに .iso ファイルの内容全体をコピーします。

    cp –R /mnt/iso/* /opt/cnsaroot/images/image_name

    (注)     

    .iso ファイルの内容全体を再帰的にコピーする cp -R コマンドを使用してください。 このコマンドは、基礎となるディレクトリとその内容もコピーします。

    ステップ 6   コピー操作が完了したら、.iso ファイルをアンマウントします。

    umount /mnt/iso

    ステップ 7   オペレーティング システム イメージが複数の .iso ファイルで構成されている場合は、すべての .iso ファイルの内容が /opt/cnsaroot/images/image_name ディレクトリにコピーされるまで、.iso ファイルごとにステップ 5、6、および 7 を繰り返します。
    ステップ 8   ステップ 2 で作成した /opt/cnsaroot/templates/image_name ディレクトリに ks.cfg ファイルと pxe.cfg ファイルを作成します。
     
    touch /opt/cnsaroot/templates/image_name/ks.cfg
    touch /opt/cnsaroot/templates/image_name/pxe.cfg
      
    ステップ 9   ks.cfg ファイルと pxe.cfg ファイルに必要な設定情報を追加します。

    サンプル ks.cfg ファイルおよび pxe.cfg ファイルとこれらのファイルに関する情報については、サンプル オペレーティング システム設定テンプレート ファイルを参照してください。

    ステップ 10   このオペレーティング システム イメージ用の /var/www/html ディレクトリにソフト リンクを作成します。

    ln –s /opt/cnsaroot/images/image_name /var/www/html/

    ステップ 11   (任意)必要に応じて、次のように、オペレーティング システム イメージ用の initrd.img ファイルと vmlinuz ファイルを更新します。
    1. /opt/cnsaroot/images/image_name ディレクトリから /opt/cnsaroot/ ディレクトリに initrd.img ファイルと vmlinuz ファイルをコピーします。
    2. この場所にある現在のファイルを上書きします。
    ステップ 12   Cisco UCS Director で、PXE ブート セットアップ タスクの [OS タイプ] ドロップダウン リストからオペレーティング システム イメージを選択できることを確認します。

    2 分間または Baremetal Agent 同期頻度用に設定された時間だけ待機します。 既定で、Baremetal Agent は 2 分ごとに Cisco UCS Director と同期されます。 この頻度は、Baremetal Agent VM の /opt/infra にある service.properties.template ファイル内の bma.sync.frequency プロパティを使用して変更できます。


    VMware vSphere ESXi オペレーティング システム イメージの追加


      ステップ 1   Baremetal Agent VM の /opt/cnsaroot ディレクトリにオペレーティング システム イメージ データ用のディレクトリを作成します。

      mkdir /opt/cnsaroot/images

      このディレクトリは、PXE インストールに必要なオペレーティング システム イメージ ファイルを保存するために使用されます。

      (注)     

      このディレクトリ名が PXE ブート セットアップ タスクの [OS タイプ] ドロップダウン リストに表示されます。 格納されているイメージのオペレーティング システムが識別しやすいディレクトリ名にすることをお勧めします。 たとえば、ディレクトリに ESXi5.0-update1ESXi5.1 などの名前を付けることをお勧めします。

      ステップ 2   ステップ 1 で Baremetal Agent VM の /opt/cnsaroot/templates ディレクトリに作成したものと同じ名前でオペレーティング システム イメージ用のディレクトリを作成します。

      mkdir /opt/csnaroot/templates/new_image_name

      このディレクトリは、オペレーティング システム イメージの Kickstart および PXE 設定テンプレート ファイルを保存するために使用されます。

      ステップ 3   Baremetal Agent VM の /tmp ディレクトリに、必要なオペレーティング システム用の .iso ファイルをコピーします。
      ステップ 4   .iso ファイルを iso ディレクトリにマウントします。

      mount –o loop /tmp/.iso_file /mnt/iso

      ステップ 5   ステップ 1 で作成した /opt/cnsaroot/image_name ディレクトリに .iso ファイルの内容全体をコピーします。

      cp –R /mnt/iso/* /opt/cnsaroot/image_name

      (注)     

      .iso ファイルの内容全体を再帰的にコピーする cp -R コマンドを使用してください。 このコマンドは、基礎となるディレクトリとその内容もコピーします。

      ステップ 6   コピー操作が完了したら、.iso ファイルをアンマウントします。

      umount /mnt/iso

      ステップ 7   オペレーティング システム イメージが複数の .iso ファイルで構成されている場合は、すべての .iso ファイルの内容が /opt/cnsaroot/image_name ディレクトリにコピーされるまで、.iso ファイルごとにステップ 5、6、および 7 を繰り返します。
      ステップ 8   ステップ 2 で作成した /opt/cnsaroot/templates/image_name ディレクトリに ks.cfg ファイルと pxe.cfg ファイルを作成します。
       
      touch /opt/cnsaroot/templates/image_name/ks.cfg
      touch /opt/cnsaroot/templates/image_name/pxe.cfg
        
      ステップ 9   ks.cfg ファイルと pxe.cfg ファイルに必要な設定情報を追加します。

      サンプル ks.cfg ファイルおよび pxe.cfg ファイルとこれらのファイルに関する情報については、サンプル オペレーティング システム設定テンプレート ファイルを参照してください。

      ステップ 10   /opt/cnsaroot/image_name ディレクトリから /opt/cnsaroot/templates/image_name ディレクトリに boot.cfg にファイルをコピーします。
       
      cd /opt/cnsaroot/templates/image_name/
      cp /opt/cnsaroot/image_name/boot.cfg ./
      
      ステップ 11   次のように、/opt/cnsaroot/templates/image_name ディレクトリの boot.cfg ファイルを編集します。
      1. title=行の後ろに、prefix=/image_name/ 行を追加します。
      2. kernelopt=runweasel 行の末尾に pxebooting ks=$PXE_KS_URL を付加します。
      3. boot.cfg ファイルに含まれているすべてのモジュールから先行する / を除去します。
      4. 編集したファイルを保存します。
      ステップ 12   Cisco UCS Director で、PXE ブート セットアップ タスクの [OS タイプ] ドロップダウン リストからオペレーティング システム イメージを選択できることを確認します。

      2 分間または Baremetal Agent 同期頻度用に設定された時間だけ待機します。 既定で、Baremetal Agent は 2 分ごとに Cisco UCS Director と同期されます。 この頻度は、Baremetal Agent VM の /opt/infra にある service.properties.template ファイル内の bma.sync.frequency プロパティを使用して変更できます。