Cisco UCS Director ネットワーク デバイス管理ガイド、リリース 5.2
HSRP の設定
HSRP の設定

HSRP の設定

この章は、次の内容で構成されています。

HSRP について

Hot Standby Router Protocol(HSRP)は、ネットワーク上のホストからの IP トラフィックに冗長性を提供することで、ネットワークのアベイラビリティを高めます。 HSRP を使用すると、特定のルータのアベイラビリティに依存せず IP トラフィックをルーティングできます。 また、一連のルータ インターフェイスを組み合わせることで、1 台の仮想ルータ、または LAN 上のホストへのデフォルト ゲートウェイのように機能させることができます。

ネットワークまたはセグメント上に HSRP を設定すると、仮想 MAC(メディア アクセス コントロール)アドレス、および設定されたルータ グループ間で共有される IP アドレスを使用できるようになり HSRP が設定された複数のルータは、仮想ルータの MAC アドレスおよび IP ネットワーク アドレスを使用できるようになります。 仮想ルータは、実際には存在しません。仮想ルータは、相互にバックアップ機能を提供するように設定されている複数のルータの共通のターゲットを表します。 1 台のルータがアクティブなルータとして、もう 1 台のルータがスタンバイ ルータとして選択されます。スタンバイ ルータは、指定されたアクティブ ルータが故障した場合に、グループの MAC アドレスおよび IP アドレスを制御するルータです。

Cisco UCS Director では、HSRP 設定は次のシスコのネットワーク デバイス上でサポートされます。

  • Cisco Nexus 5000、5500、および 5672 シリーズ スイッチ
  • Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチ

HSRP の設定


    ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [ネットワーク] の順に選択します。
    ステップ 2   [ネットワーク] ペインで、ポッドを選択します。
    ステップ 3   設定する必要があるネットワーク デバイスを選択します。
    ステップ 4   [詳細の表示] をクリックします。
    (注)      Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチ上で HSRP を設定するには、ポッドを展開し、ネットワーク デバイスを選択します。 [VDC] タブをクリックし、イーサネット タイプ VDC を選択して、[詳細の表示] をクリックします。
    ステップ 5   [HSRP] タブをクリックします。
    ステップ 6   [追加] をクリックします。
    ステップ 7   [HSRPの設定] ダイアログ ボックスで、次のフィールドに値を入力します。
    名前 説明

    [インターフェイス名] フィールド

    [選択] をクリックして、HSRP を有効にするインターフェイスを選択します。

    [説明] フィールド

    選択したインターフェイスの説明。

    [インターフェイスの有効化] チェックボックス

    インターフェイスを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。

    [インターフェイスIPアドレス] フィールド

    インターフェイスの IP アドレス。

    [IPネットワークマスク] フィールド

    インターフェイスのネットワーク マスク アドレス。

    [HSRPグループ番号] フィールド

    コマンドを適用するグループの番号。 有効な範囲は 0 ~ 4095 です。

    [認証テキスト] フィールド

    すべての HSRP メッセージに含める文字列を入力します。

    [最小プリエンプション遅延時間] フィールド

    ローカル ルータが表示される秒数の間アクティブなロールを引き継ぐことを発生させるために設定する時間。 指定できる範囲は 0 ~ 3600(1 時間)で、デフォルトは 0 です(引き継ぐ前の遅延はありません)。

    [プライオリティ] フィールド

    グループのプライオリティを設定します。 有効な範囲は 1 ~ 255 で、デフォルトは 100 です。

    [下限しきい値時間] フィールド

    下限しきい値の時間を設定します。 有効な範囲は 0 ~ 255 で、プライオリティ未満である必要があります。

    [上限しきい値時間] フィールド

    上限しきい時間を設定します。 有効な範囲は 0 ~ 255 で、下限しきい値の時間よりも大きい必要があります。

    [Helloインターバル] フィールド

    hello インターバル(秒)です。 指定できる範囲は 1 ~ 254 秒です。デフォルトは 3 秒です。

    [ホールド時間間隔] フィールド

    アクティブまたはスタンバイ ルータのダウンが宣言されるまでの時間(秒)です。 指定できる範囲は 1 ~ 255 秒で、デフォルトは 10 秒です。

    [仮想IPアドレス] フィールド

    ホット スタンバイ ルータ インターフェイスの仮想 IP アドレス。 少なくとも 1 つのインターフェイスに対して仮想 IP アドレスを入力する必要があります。他のインターフェイスは、その仮想 IP アドレスを学習します。

    [実行中の設定を起動設定にコピー] チェックボックス

    実行中の設定を起動設定にコピーするには、チェックボックスをオンにします。

    ステップ 8   [送信] をクリックします。