Cisco UCS Director オーケストレーション ガイド、リリース 5.2
アクティビティの管理
アクティビティの管理

アクティビティの管理

この章は、次の内容で構成されています。

アクティビティの使用

アクティビティは、ワークフロー入力プロパティに抽象化レイヤーを提供します。 抽象化は、実際の実装からワークフロー仕様を分離することによって、管理シナリオ(テナント オンボーディングやアプリケーション導入など)を効率的に実行できるようにします。 アクティビティを使用すると、次のことが実行できます。

  • アクティビティは、ワークフローの入力プロパティを定義するために使用したり、1 つ以上のワークフローに関連付けたりするために使用できます。 アクティビティのコンテキスト一致条件に応じて、関連するワークフローがトリガーされます。

  • ワークフローに関連付けられたアクティビティはワークフロー タスクとして使用できます。 これにより、複合ワークフローが単純になり、さまざまなユース ケース シナリオで使用できます。

  • アクティビティは、プログラムによって、もしくは、手動入力によってトリガーできます。 プログラムによってトリガーした場合、ワークフローは静的なインフラストラクチャ バインディングから実質的に分離されます。

アクティビティの追加


    ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
    ステップ 2   [アクティビティ] タブをクリックします。
    ステップ 3   [追加] をクリックします。
    ステップ 4   [アクティビティの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
    名前 説明

    [名前] フィールド

    アクティビティ名。

    [ラベル] フィールド

    アクティビティのラベル。

    [説明] フィールド

    アクティビティの説明。

    ステップ 5   [次へ] をクリックします。
    ステップ 6   [ユーザ入力の追加] 画面で、[+] アイコンをクリックして、ワークフロー入力プロパティを追加します。
    1. [入力フィールドへのエントリの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [入力名] フィールド

      アクティビティ ワークフロー入力の名前。

      [入力ラベル] フィールド

      アクティビティ ワークフロー入力のラベル。

      [オプション] チェックボックス

      ワークフロー実行中に入力をオプションとして設定する場合に、このチェックボックスをオンにします。

      [入力タイプ] フィールド

      [選択] をクリックします。 [選択] ダイアログボックスで、入力タイプを選択します。

    2. [送信] をクリックします。
    ステップ 7   [次へ] をクリックします。
    ステップ 8   [ユーザ出力の追加] 画面で、[+] アイコンをクリックして、ワークフロー出力プロパティを追加します。
    1. [出力フィールドへのエントリの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [出力名] フィールド

      アクティビティ ワークフロー出力の名前。

      [出力ラベル] フィールド

      アクティビティ ワークフロー出力のラベル。

      [出力タイプ] フィールド

      [選択] をクリックします。 [選択] ダイアログボックスで、出力タイプを選択します。

    2. [送信] をクリックします。
    ステップ 9   [送信] をクリックします。

    アクティビティとワークフローの関連付け

    アクティビティと 1 つ以上のワークフローを関連付けることによって、アクティビティをワークフローの一部として実行できます。 関連付けられたアクティビティがワークフロー デザイナの [システム アクティビティ タスク] フォルダにカスタム ワークフロー タスクとして表示されます。

    はじめる前に

    ワークフローに関連付ける必要のあるアクティビティを作成する必要があります。 アクティビティの作成方法の詳細については、アクティビティの追加を参照してください。


      ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
      ステップ 2   [ワークフロー] タブをクリックします。
      ステップ 3   [ワークフローの追加] をクリックします。
      ステップ 4   [ワークフローの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [ワークフロー名] フィールド

      ワークフロー名。
      (注)     

      ワークフロー名に、\、"、%、&、'、*、+、,、.、/、:、;、<、=、>、?、^、および | を含めることはできません。

      [説明] フィールド

      ワークフローの説明。

      [ワークフローコンテキスト] ドロップダウン リスト

      ワークフローを使用可能なコンテキストを選択します。 オーケストレータでは、次のオプションを使用できます。

      • [任意]:任意のコンテキストでワークフローを使用できます。

      • [選択済みの VM]:VM が選択されている場合にのみワークフローを実行できます。

      [複合タスクとして保存] チェックボックス

      ワークフローを複合タスクとして定義するには、このチェックボックスをオンにします。

      [新しいフォルダに配置] チェックボックス

      ワークフローを新しいフォルダに割り当てるには、このチェックボックスをオンにします。 チェックボックスをオンにすると表示される [フォルダ名] フィールドで新しいフォルダ名を指定できます。

      [フォルダの選択] ドロップダウン リスト

      ワークフローを配置する適切なフォルダを選択します。

      [開始ユーザに実行のステータスを通知する] チェックボックス

      電子メールを使用してワークフローの実行ステータスをユーザに通知する場合に、このチェックボックスをオンにします。 オンにした場合は、[電子メール通知を送信するユーザの追加] フィールドに追加の電子メール アドレスを入力します。 ワークフローの実行ステータスは次のいずれかになります。
      • 完了ステータス

      • 実行失敗ステータス

      • 実行キャンセル ステータス

      ステップ 5   [次へ] をクリックします。
      ステップ 6   [ユーザ入力の追加] 画面で、[アクティビティに関連付ける] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 7   [アクティビティ] ドロップダウン リストから、アクティビティを選択します。 選択されたアクティビティに基づいてユーザ入力テーブルが更新されます。
      ステップ 8   [次へ] をクリックします。

      [ユーザ出力の追加] 画面で、選択されたアクティビティに基づいてユーザ出力が表示されます。

      ステップ 9   [送信] をクリックします。 基本ワークフローが作成され、[ワークフロー] タブで使用可能になります。

      ワークフローへのアクティビティの追加

      1 つ以上のワークフローに関連づけられたアクティビティがワークフロー デザイナ のシステム アクティビティ タスク フォルダにカスタム ワークフロー タスクとして表示されます。 選択したアクティビティを [ワークフロー デザイナ] ウィンドウにドラッグ アンド ドロップすることによって、アクティビティをワークフローに追加できます。 ワークフローの [コンテキスト入力] テーブルでアクティビティに関連付けられたワークフローの実行を制御するための条件を定義できます。

      はじめる前に

      アクティビティがワークフロー デザイナのシステム アクティビティ タスク フォルダにカスタム ワークフロー タスクとして表示されるようにするため、アクティビティとワークフローを関連付ける必要があります。 アクティビティとワークフローを関連付ける方法の詳細については、アクティビティの追加を参照してください。


        ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
        ステップ 2   [ワークフロー] タブをクリックします。
        ステップ 3   アクティビティを追加するワークフローをダブルクリックします。 [ワークフロー デザイナ] ダイアログボックスが表示されます。
        ステップ 4   システム アクティビティ タスク フォルダからアクティビティを選択します。
        ステップ 5   選択したアクティビティを [ワークフロー デザイナ] ウィンドウにドラッグ アンド ドロップします。 [タスクの追加] ダイアログボックスが表示されます。
        ステップ 6   [タスク情報] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
        名前 説明

        [タスク名] フィールド

        タスクの名前。

        [タスクカテゴリ] フィールド

        カテゴリ タスクの名前(選択済みの情報)。

        [タスクタイプ] フィールド

        タスクのタイプの名前(選択済みの情報)。

        [コメント] フィールド

        その他のタスク情報を入力する領域。

        [再試行の実行] チェックボックス

        タスクが失敗した場合に、後でタスクを再試行するには、このチェックボックスをオンにします。 この機能は、リソースの状態が不明で、タスクの再試行がその状態に依存する場合に役に立ちます。

        [再試行回数] ドロップダウン リスト

        再試行を実行する回数を選択します。

        [再試行の頻度] ドロップダウン リスト

        再試行の間隔を選択します。 ワークフローは、失敗に対応してタスクが n 回再試行されるまで、または再試行が成功するまで一時停止します。

        ステップ 7   [次へ] をクリックします。 [ユーザ入力マッピング] 画面に、アクティビティ用に定義された入力が表示されます。
        ステップ 8   ワークフロー内の対応する入力を使用する場合は、[ユーザ入力にマッピング] チェックボックスをオンにします。
        ステップ 9   [コンテキスト入力] テーブルで、[+] アイコンをクリックしてコンテキスト入力を追加します。
        1. [入力フィールドへのエントリの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
          名前 説明

          [ユーザ入力] ドロップダウン リスト

          条件を適用する入力を選択します。

          [最小条件] ドロップダウン リスト

          入力に適用する条件を選択します。

          [値] フィールド

          条件に対して設定する値。

          [関連ワークフロー] ドロップダウン リスト

          入力が選択された条件を満たした場合に実行すべきワークフローを選択します。

        2. [次へ] をクリックします。
        ステップ 10   [再検証] をクリックして現在の値を再検証します。
        ステップ 11   [次へ] をクリックします。 [ユーザ出力マッピング] 画面に、アクティビティ用に定義された出力が表示されます。
        ステップ 12   ワークフロー内の対応する出力を使用する場合は、[ユーザ出力にマッピング] チェックボックスをオンにします。
        ステップ 13   [送信] をクリックします。

        アクティビティのエクスポート

        ワークフローに関連付けられたアクティビティをローカル システムにエクスポートすることによって、アクティビティを更新または変更することができます。 そうすれば、更新したアクティビティを Cisco UCS Director にインポートできます。

        はじめる前に

        アクティビティがカスタム タスクとして表示されるようにするため、アクティビティとワークフローを関連付けます。


          ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
          ステップ 2   [ワークフロー] タブをクリックします。
          ステップ 3   [エクスポート] をクリックします。 [エクスポート] ダイアログボックスが表示されます。
          ステップ 4   [ワークフローの選択] 画面で、アクティビティに関連付けられたワークフローを選択します。
          ステップ 5   [次へ] をクリックします。
          ステップ 6   [カスタム タスクの選択] 画面で、ワークフローと一緒にエクスポートする必要のあるアクティビティを選択します。
          ステップ 7   [次へ] をクリックします。
          ステップ 8   [スクリプト モジュールの選択] 画面で、[次へ] をクリックします。
          ステップ 9   [エクスポート担当者] フィールドに、アクティビティのエクスポートを担当するユーザの名前または電子メール ID を入力します。
          ステップ 10   [コメント] フィールドに、エクスポートするアクティビティに含める必要があるコメントを入力します。
          ステップ 11   [エクスポートするファイル名] フィールドに、エクスポートするアクティビティの名前を入力します。
          ステップ 12   [エクスポート] をクリックします。 アクティビティがローカル システムにエクスポートされます。

          次の作業

          更新したアクティビティを Cisco UCS Director にインポートします。

          アクティビティのインポート

          アクティビティの更新後、ローカル システムにエクスポートしたアクティビティを Cisco UCS Director にインポートできます。

          はじめる前に

          アクティビティは、Cisco UCS Director からローカル システムにエクスポートする必要があります。


            ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
            ステップ 2   [ワークフロー] タブをクリックします。
            ステップ 3   [インポート] をクリックします。
            ステップ 4   [インポート] ダイアログボックスで、[参照] をクリックして、アップロード用のエクスポート ファイルを選択します。
            ステップ 5   [アップロード] をクリックします。 ファイル アップロードの成功メッセージが表示されます。
            ステップ 6   [OK] をクリックします。
            ステップ 7   [次へ] をクリックします。
            ステップ 8   [インポート ポリシー] 画面で、[カスタム タスク] ドロップダウン リストから次のオプションのいずれかを選択します。
            • 置換

            • 両方保持

            • スキップ

            ステップ 9   [インポート] をクリックします。 アクティビティがインポートされ、ワークフロー内ですぐに使用可能になります。

            アクティビティの削除


              ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
              ステップ 2   [アクティビティ] タブをクリックします。
              ステップ 3   削除する必要のあるアクティビティを選択します。
              ステップ 4   [削除] をクリックします。 アクティビティの削除を確認するためのアクティビティ ダイアログボックスが表示されます。
              ステップ 5   [削除] をクリックします。

              例:アクティビティを使用したテナントのオンボーディング

              Cisco UCS Director の共通管理シナリオは、テナントのオンボーディングです。 テナントをオンボードするための基礎となるワークフローは次のような複数のタスクで構成されます。
              • テナントの作成

              • アプリケーションのホストの準備

              • ボリュームの作成

              • データストアのマウント

              • グループへの追加

              上記タスクから、[ボリュームの作成] タスクと [データストアのマウント] タスクで構成されるデータストア作成ワークフローを作成できます。 加えて、[NetApp データストアの作成] と [EMC データストアの作成] のように、ホストのタイプごとに別々のワークフローを使用することができます。 そうすれば、[データストアの作成] などの単一のアクティビティを作成して、それを [NetApp データストアの作成] ワークフローと [EMC データストアの作成] ワークフローのどちらかに関連付けることができます。 アクティビティを実行すると、コンテキスト入力一致条件に基づいて、どちらかのワークフローをトリガーすることができます。 この方法では、単一のアクティビティ(データストアの作成)を複数のユース ケース シナリオ(NetApp データストアの作成または EMC データストアの作成)に使用できます。