コンタクト センターのシステム インストールおよびアップグレード マニュアル Cisco Unified Communications System Release 7.0(1)
システム インストールの計画
システム インストールの計画
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

システム インストールの計画

の概要

このインストール マニュアルの適用範囲

システム インストールの概要

インストールのタイプ

リリース セット

レガシー展開とインストール ベース展開のリリース セット

グリーンフィールド展開のリリース セット

システム インストールのロードマップ

コンポーネント インストールの概要

システム インストールの方法

新しいハードウェアを使用した単一ステージ インストール(グリーンフィールド展開の場合)

新しいハードウェアを使用した単一ステージ インストール(レガシー展開の場合)

新しいハードウェアを使用したマルチステージ インストール(レガシー展開の場合)

マルチサイトの段階的インストール

相互運用性と互換性に関するポータル

システム インストールの計画

この章では、一般にコンタクト センター環境で展開される主要コンポーネント、およびコンタクト センター コンポーネントのインストール プロセスについて概要を示します。またインストールの種類、およびさまざまなインストール方法についても説明します。

この章は、次のセクションに分かれています。

「Cisco Unified Communications System の概要」

「このインストール マニュアルの適用範囲」

「システム インストールの概要」

「システム インストールの方法」

「相互運用性と互換性に関するポータル」


) コンタクト センター コンポーネントの名前の多くは、Cisco Unified Communications System の各リリースごとに変更されています。このマニュアルでは、以前のリリースの製品を指す場合でも、最新の製品名のみを使用しています。


Cisco Unified Communications System の概要

Cisco Unified Communications System は、インテリジェントな IP ネットワークに組み込まれた多機能のビジネス コミュニケーション システムです。このシステムは、あらゆる規模の企業で音声、データ、およびビデオによる通信を実現します。Cisco Unified Communications System は、北米および European and Emerging Markets(EUEM)の一般的なエンタープライズ トポロジ導入モデルを基に定義されています。

シスコでは、お客様のニーズを満たす統合システムを提供しています。このシステムには、設計、開発、テスト、ドキュメント化、販売、およびサポートされている多数のコミュニケーション製品が 1 つのエンティティとして含まれています。このシステムは、Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise(Unified ICME)、Cisco Unified Customer Voice Portal(Unified CVP)、Cisco Unified Contact Center Enterprise(Unified CCE)、Cisco Unified IP Integrated Voice Response(Unified IP IVR)、Cisco Unified Expert Advisor(Unified Expert Advisor)、ビデオ セルフサービス、キューイング機能、音声対応のゲートウェイやルータなど、個々の IP テレフォニーおよびコンタクト センター製品をベースにしています。

Cisco コンタクト センター ソリューションを使用すると、より優れたカスタマー エクスペリエンスの提供、カスタマー サービス エージェントの効率性と生産性の向上、コンタクト センター レポーティングの改善、エキスパート エージェント、モバイル エージェント、およびリモート エージェントを使用したワークフォースの拡張が可能になり、既存のコンタクト センターの枠を超えて、カスタマー インタラクション ネットワークの次元へと進むことができます。

Cisco Unified Communications System のテストは、エンタープライズ向け音声製品の相互運用性を指定(設計)および検証して、これらの製品が 1 つの統合システムとして連動することを保証するためのプロセスです。

このインストール マニュアルの適用範囲

このマニュアルは、Cisco Unified Communications System のインストール手順を説明した簡易版ガイドです。このマニュアルでは、Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) に属する製品だけを対象に、システム側から見たインストールについて説明します。

Cisco Unified Communications コンタクト センター システムは、次の基本的な特性および要件を満たしている必要があります。

ネットワークの設計、アーキテクチャ、および展開モデルに関するシスコの推奨事項とガイドラインに基づいた展開

グリーンフィールド システムの新規展開、またはレガシー システム展開との統合

上記システムのインストール(以前のソフトウェア バージョンからのアップグレードは不可)。ここでは、Cisco Unified Communications System に含まれる各コンポーネントのインストールに関する情報のみを提供します。詳細については、「システム インストールの準備」の「リリース セット バージョン」を参照してください。


) レガシー システムに、Cisco Unified Communications システムと相互動作させる必要のある PBX およびその他の類似製品が含まれている場合は、「相互運用性と互換性に関するポータル」を参照して、相互運用性と統合に関する情報を確認してください。


コンタクト センター システムの完全なセットアップにはさまざまなインストール方法があり、手順も複雑であるため、このマニュアルでは、次のインストール手順については説明していません。

個別のスタンドアロン コンポーネントとその機能

サードパーティの共存アプリケーション(アンチウイルス、セキュリティ、ビデオ、およびリモート アクセスなど)

追加のサードパーティのオフボード アプリケーション(オペレータ コンソールや請求会計処理など)

サーバでのコンポーネント交換(ハードウェア インストール)

コンタクト センター製品のインストールおよび設定を実行するには、次に示す製品固有のインストール マニュアルを参照してください。

Cisco の音声製品に関する全インストール マニュアルは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/web/psa/products/index.html

Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) に含まれる各コンタクト センター コンポーネントに関するインストール マニュアルは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/iam/unified/ipcc701/Component_Installation_and_Configuration_Guides.htm

「システム インストールの実行」の関連資料も参照してください。

システム インストールの概要

この項には、次のトピックがあります。

「インストールのタイプ」

「リリース セット」

「システム インストールのロードマップ」

「コンポーネント インストールの概要」

インストールのタイプ

コンタクト センター環境のインストール、および作成を行うときは、次の展開タイプを検討する必要があります。

グリーンフィールド展開:既存の設備をまったく使わずに、完全に新規の Cisco Unified Communications システムをインストールします。

レガシー展開:既存のレガシー装置(TDM PBX やサードパーティの付加装置など)を組み合せた、Cisco Unified Communications システムの新規インストール。この展開では、長期にわたって共存および統合しておくか、最終的に新規インストールに移行することが必要になる場合があります。

インストール ベース(「ブラウンフィールド」展開):既存の Cisco Unified Communications システム。この展開では、以前のシステム リリースから現行のシステム リリースへのアップグレードおよび移行が必要です。既存のインストールのアップグレードの詳細については、このマニュアルで後述するアップグレードのトピックを参照してください。


) アップグレードを実行する場合は、以前のシステム リリース バージョンとの共存および相互運用性など、下位互換性の問題に注意してください。


リリース セット

リリース セット とは、統合された Cisco Unified Communications システムとして連携することがテストされた製品、コンポーネント、およびソフトウェア バージョンの組み合せのことです。システム リリースの中にも、リリース セットと呼ばれるものがあります。

レガシー展開とインストール ベース展開のリリース セット

レガシー展開または「ブラウンフィールド」展開を行う場合は、レガシー、または既存のコンポーネントのバージョンと Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) コンポーネントのバージョンとの相互運用性について注意する必要があります。

要約マトリクスでは、以前のシステム リリース セットを製品リリース バージョン別に示しています。コンタクト センター環境で展開されているリリース セットのバージョンについて不明な点がある場合は、次のリンクを参照してください。

Cisco Unified Communications Systemコンタクト センターのリリース要約マトリクス:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/uc_system/unified/communications/system/versions/CCMtrix.html

IP コミュニケーション システム テスト リリース:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/uc_system/GB_resources/ipcmtrix.htm

また、レガシー製品およびサードパーティ製品と Cisco コンタクト センター製品との相互運用性のサポートについては、「相互運用性と互換性に関するポータル」を参照してください。

グリーンフィールド展開のリリース セット

グリーンフィールド展開を行う場合は、特定の機能、アプリケーション、コンポーネントが Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) ファミリ製品に属し、相互運用性および互換性についてテストおよび検証済みであることを確認してください。

特定のネットワーク設計に基づいて、インストールする機能、アプリケーション、およびコンポーネントのすべてまたは一部を選択できます。コンタクト センター環境に適用されるコンポーネントのリストについては、「コンポーネント インストールの概要」を参照してください。

Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) のコンポーネントと、そのソフトウェアおよびファームウェア バージョンについては、「システム インストールの準備」の「リリース セット バージョン」を参照してください。

システム インストールのロードマップ

表1-1 に、Cisco Unified Communications コンタクト センター システムのインストール時に実行するタスクの概要を示します。

 

表1-1 インストール作業の概要

作業
備考

ステップ 1

インストール前のタスクを実行します。

「システム インストールの準備」と、各製品のインストール マニュアルに記載されている作業を参照してください。

ステップ 2

ハードウェアを設置し、ケーブルを接続します。

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ステップ 3

コンポーネントのソフトウェアをインストールおよび設定し、インストールされたコンポーネント同士を連携させます。

「システム インストールの実行」、および各製品のインストールおよび設定に関するマニュアルを参照してください。

ステップ 4

インストールされたコンポーネントを初期化し、コンポーネントが機能することを確認します。

システム レベルのアプリケーション(コールド スタートや経過時間など)

ノード レベルの各アプリケーション

ステップ 5

途中で検証および確認テストを実行し、インストールされたコンポーネントが連携することを確認します。

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ステップ 6

シスコ製品とサードパーティまたはレガシー製品を統合し、相互運用性を確認します。

「システム インストールの準備」と、各製品のインストール マニュアルに記載されている作業を参照してください。

ステップ 7

インストール後の作業を実行します。

「システム インストールの実行」の「インストール後の作業」を参照してください。

コンポーネント インストールの概要

Cisco Unified Communications コンタクト センター環境は、次に示す主要なソフトウェア コンポーネントで構成されます。

Cisco Unified Communications Manager コンポーネントで構成される呼処理インフラストラクチャ

Unified Intelligent Contact Management Enterprise(Unified ICME)ソフトウェア(CallRouter、Logger、および Peripheral Gateway の各コンポーネントで構成)に基づく Cisco Unified Contact Center Enterprise(Unified CCE)で提供されるコンタクト センター ルーティング、およびエージェント管理の各コンポーネント

Unified IP IVR または Unified CVP のいずれかによって提供されるキューイングおよびセルフサービス(キューイング、呼処理、ビデオ対応の各エージェントに対する Unified CVP Unified CVP Video Service も含む)


) 通常、ほとんどのコンタクト センター展開の場合、キューイングと呼処理を行うために、いずれか一方のコンポーネントをインストールすれば十分です。ただし、親子モデルを展開する場合は、両方のコンポーネントをインストールする必要があります。


Cisco Agent Desktop(CAD)または Cisco Telephony Integration Object Server(CTI OS)デスクトップ ソフトウェアで構成されるエージェント デスクトップ クライアント アプリケーション

特定の着信呼の処理をエキスパートに任せることで、コール センターを拡張する Cisco Unified Expert Advisor などの製品オプション

以上のコア コンポーネントのほかに、全面的なコンタクト センターの展開には、次に示すシスコのハードウェアおよびソフトウェア製品が必要です。

Cisco Unified IP Phone

Cisco ゲートウェイおよびゲートキーパー

Cisco LAN/WAN インフラストラクチャおよびコンポーネント

Cisco セキュリティ コンポーネント

ネットワーク管理ツール

ビデオコンポーネントおよびエンドポイント

表1-2 に、コンタクト センター環境にインストールおよび設定できる Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) 製品ファミリの主要コンポーネントの概要を示します。詳細については、次の URL の「Cisco Unified Communications System Product Comparison」を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6788/vcallcon/ps556/product_data_sheet0900aecd80410ad6_ps1006_Products_Data_Sheet.html

コンポーネント ソフトウェアのバージョンについては、「システム インストールの準備」を参照してください。


) リストされているコンポーネントの中には、特定のインストールに適用されないものがあります。したがって、自社環境に不要なアプリケーション、コンポーネント、または機能は、展開の対象から除外することができます。


 

表1-2 Cisco Unified Communications Systemの主要コンタクト センター コンポーネント

コンポーネント/アプリケーション/機能
目的
通信インフラストラクチャおよびワイヤレス コンポーネント

スイッチおよびルータ

Cisco スイッチおよびルータは、スイッチング サービスとインテリジェント ルーティング サービスにより、音声、ビデオ、データ、インターネット アクセス、ワイヤレス、およびその他のアプリケーションを配信し、ユーザ、アプリケーション、および通信システムの間で高速接続を提供します。

ゲートウェイおよびゲートキーパー

Cisco ゲートウェイおよびゲートキーパーは、データ、ワイヤレス、および IP 通信に合わせて最適化されており、既存の電話装置を使用して、独立した Voice-over-IP(VoIP)ネットワークとアナログ電話ゲートウェイの間の IP 接続をサポートします。

ファイアウォールおよびセキュリティ コンポーネント

セキュリティ コンポーネントには、ファイアウォール サービスとポリシー強制サービス、アンチウイルス ソフトウェア、およびドメインと Web サーバのセキュリティ強化機能が含まれています。

Firewall Services Module(FWSM)により、デバイス上のポートがファイアウォール ポートとして動作することが可能になり、ネットワーク インフラストラクチャ内のファイアウォール セキュリティが統合されます。

ポリシー強制サービスは、ネットワークを不正アクセスから保護できます。これらのサービスを VPN サービスと組み合せると、企業は独自のネットワークをビジネス パートナー、リモート サイト、およびモバイル端末を使用する従業員にまで安全に拡張することができます。

ワイヤレス コンポーネント

ワイヤレス コンポーネントは、インスタント メッセージ、E メール、およびネットワーク リソースにリアルタイムでアクセスできる、セキュアでスケーラブルなコスト効率のよい WLAN を実現します。

Cisco Unified Presence(SIP Proxy サーバとしても追加可能)

Cisco Unified Presence は、各アプリケーション内のさまざまな知識をリンクして、Cisco Unified Communications システム内の定義済みユーザをどこからでも詳細に表示できるようにします。

Cisco Unified Presence は、Unified CVP Operations Console 中のデバイス マネジメントで動作する SIP Proxy サーバとしても追加できます。Cisco Unified Presence ではスタティック ルートを設定して、ゲートウェイからの着信呼を Unified CVP にルーティングするほか、VXML ゲートウェイに呼を転送したり、Unified Communications Manager のエージェント デバイスに呼を転送したりします。

Cisco Unified Communications Manager および呼処理デバイス

Cisco Unified Communications Manager

Unified Communications Manager は、Cisco Unified Communications コンタクト センター ネットワークに対する呼処理機能を備えています。


) インストールを実行する場合、必要なライセンスが取得されていることを確認してください。


Cisco Unified Communications Manager サービス

Unified Communications Manager クラスタでの呼処理に不可欠なパブリッシャ サーバ、サブスクライバ サーバ、および TFTP サーバ上で各種サービスが実行されてなければなりません。

Cisco Unified IP Phone(SIP および SCCP)

オート レジストレーション Bulk Administration Tool(BAT)などの手法を使用して、Unified IP Phone をインストールし、Unified Communications Manager データベースに追加します。

Cisco IP Communicator

IP Communicator は、拡張されたテレフォニー サポートを PC 経由で配信するソフトウェアベースのアプリケーションです。このアプリケーションは、お客様のさまざまなニーズを満たすために、移動時の補助的な電話機、在宅勤務用のデバイス、または主要なデスクトップ電話機として機能するように設計されています。

Cisco Unified Personal Communicator

Cisco Unified Personal Communicator は、音声、ビデオ、インスタント メッセージ、Web コンファレンス、ボイスメール、プレゼンス情報など、頻繁に使用する通信アプリケーションやサービスを単一のマルチメディア インターフェイスで統合するデスクトップ アプリケーションです。

Cisco Unified Communications Manager クラスタ(スイッチ、ルータ、ゲートウェイ、ゲートキーパー、JTAPI クライアント、Cisco Unified Communications Manager Telephony クライアント、および Unified ICME との統合)

Unified Communications Manager PG に JTAPI クライアントをインストールし、Unified IP IVR システムに Unified Communications Manager Telephony クライアントをインストールして、Unified Communications Manager クライアントとの通信を可能にします。

ダイヤル プラン、ルート ポイント、グループ、デバイス パラメータ、および JTAPI ユーザを設定して、スイッチ、ルータ、ゲートウェイ、ゲートキーパー、および Unified ICME との相互運用が可能になるように、Unified Communications Manager に呼処理とポリシー ルールを定めます。

Unity Connection

Unity Connection は、中規模サイズの組織からユーザ数1,500までの企業向けに、ボイス メッセージ、統合メッセージ、音声認識機能、およびコール ルーティング ルールを管理のしやすいシステムに統合します。

Cisco Unified Contact Center Enterprise およびコンタクト センターのコンポーネント

Cisco Unified Contact Center Enterprise and Cisco Unified System Contact Center Enterprise ソフトウェア

Unified CCE ではシスコの IP テレフォニー製品と Unified ICME ソフトウェアを統合することにより、IP ネットワークを介したインテリジェント呼ルーティング、ネットワークとデスクトップ間の Computer Telephony Integration(CTI)、コンタクト センター エージェントへのマルチメディア コンタクトの管理などの機能を提供するIP ベースのコンタクト管理ソリューションを作成します。


) Unified CCE は、レガシー インストール、または簡易インストール(Cisco Unified System Contact Center Enterprise [Unified SCCE] の実装)のいずれかの方法でインストールできます。


Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified Contact Center Enterprise との統合)

Unified Communications Manager では、Unified CCE アプリケーションで使用する呼処理機能が提供されますが、CTI や JTAPI 機能などの Unified CCE をサポートするには、設定の変更が必要になります。

Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise ソフトウェア

Unified ICME ソフトウェアでは、マルチチャネル コンタクト管理、インテリジェント ルーティング、およびネットワークとデスクトップ間の Computer Telephony Integration(CTI)機能を組み合せることにより、コール センターが個々の呼ごとにルーティングの決定を下す際に必要なインテリジェンスが提供されます。

このソフトウェアには、Rogger(CallRouter/Logger)、Peripheral Gateway(Generic、Unified Contact Center Gateway Enterprise(Unified CCGE)、および Unified System Contact Center Gateway(Unified SCCG)、Real-Time Administrator Workstation/Webview/HDS サーバ、および Unified ICME サポート ツールが含まれます。

Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise セットアップ

Unified ICME 上でスキル グループ、デバイス ターゲット、ラベル、エージェント、スクリプト、その他を設定して、コール ルーティング機能を提供します。

Cisco Unified Expert Advisor

Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) では、Unified Expert Advisor 機能が提供されます。これにより、企業の従業員は、通常のエージェントに対するエキスパート リソースとして役割を果たすほか、コール センターに送られる特定の着信呼を処理することができます。

Cisco Security Agent(Unified ICME サーバ)

このエージェントは、システム リソースへのアクセス前に特定のシステム アクションについての許可と拒否を決定するポリシーに基づいて、Cisco Unified ICME サーバを対象とした侵入の検知と防止を試みるほか、システムの動作を制御します。

Computer Telephony Integration Object Server(CTI OS)

CTI OS は、サードパーティ アプリケーションをはじめ、コール センター エージェントやスーパーバイザに向けたデスクトップを提供する CTI プログラムを展開する場合に、サーバ ベースの統合ポイントとしての役割を果たします。設定、および動作に関する情報は、サーバで管理されるため、カスタマイゼーション、更新、および保守の作業が簡素化されます。

Cisco Agent Desktop サーバ

Cisco Agent Desktop は、エージェントやスーパーバイザに向けて、コール アンサー、保留、カンファレンス、転送、ACD ステート コントロールなどの呼制御機能を提供する Computer Telephony Integration(CTI)ソリューションです。

CTI OS、Cisco Agent、およびSupervisor Desktop

CTI OS には、CTI OS サーバ、CTI OS Agent/Supervisor Desktop、CTI OS Toolkit、および Client Interface Library(CIL)が含まれています。

Cisco Agent/Supervisor Desktop には、Desktop Administrator、Agent Desktop、および Supervisor Desktop が含まれています。

デスクトップ アプリケーションにより、エージェントやスーパーバイザに向けた生産性ツールが提供されます。デスクトップによりスーパーバイザは、エージェントの状態や呼情報を確認するほか、エージェントへのテキスト メッセージの送信、通話の録音、高度なモニタ機能の提供といった機能を利用できます。また Unified CCE システムに展開するアプリケーションを選択することもできます。

Cisco Unified IP IVR

Cisco Unified IP IVR では、Unified CCE を対象として IP ベースの IVR(interactive voice response; 自動音声応答)とキューイング機能が提供されます。


) インストールを実行する場合、必要なライセンスが取得されていることを確認してください。


Cisco Unified IP IVR システムのセットアップ

Cisco Unified IP IVR システムにメディア ダイアログ グループ、Unified Communications Manager Telephony 接続、Unified ICME 接続ポート、自動システム(Voice Response Unit(VRU; 音声応答装置)スクリプト、アプリケーション、プロンプトなどを設定して、コール ルーティング機能を提供します。

Cisco Unified CVP システム

Unified CVP では、呼管理、および呼処理のソリューションにセルフサービス IVR オプションが提供されます。自動音声認識(ASR)、およびテキスト/スピーチ(Text-to-Speech)の機能により、発信者はライブ エージェントとのやり取りを行わずに、個人の情報を収集したり、ビジネスを実施したりすることができます。

Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) では、Unified Contact Center Enterprise に完全統合された Unified CVP に、ビデオ セルフサービス、キューイング、およびビデオ エージェントのサポートが追加されています。Unified CVP の基本的なビデオ サービスを実装するには、Cisco Unified Video Advantage と Cisco Telepresence(本表で後述)が必要です。ただし、Unified CVP のフル ビデオ サービスを展開するには、サードパーティのビデオ装置が必要になります。


) インストールを実行する場合、必要なライセンスが取得されていることを確認してください。


Cisco Security Agent(Unified CVP および Cisco Unified IP IVR システム)

このエージェントは、システム リソースへのアクセス前に特定のシステム アクションについての許可と拒否を決定するポリシーに基づいて、サーバを対象とした侵入の検知と防止を試みるほか、システムの動作を制御します。

Cisco Unified CVP(Cisco Unified Presence との統合)

Cisco Unified Presence は、Unified CVP Operations Console 中のデバイス マネジメントで動作する SIP Proxy サーバとしても追加できます。Cisco Unified Presence ではスタティック ルートを設定して、ゲートウェイからの着信呼を Unified CVP にルーティングするほか、VXML ゲートウェイに呼を転送したり、Unified Communications Manager のエージェント デバイスに呼を転送したりします。

Cisco Unified Outbound Option

Unified Outbound Option では、Unified ICME ソフトウェアの既存のインバウンド機能との「結合」が可能なアウトバウンド ダイヤリング機能を提供します。インストールと設定が必要な関連コンポーネントには、Unified Outbound Campaign Manager および Media Routing Peripheral Gateway(MRPG)があります。

スーパーバイザとエージェントのセットアップ

この機能により、Unified Communications Manager、Unified ICME、およびゲートウェイは、CAD、CTI OS、リモート エージェント、および Cisco Unified Mobile Agent などのコンタクト センター環境内外のさまざまなスーパーバイザやエージェントに向けて呼をルーティングすることができます。

Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) では、Unified Expert Advisor 機能が提供されます。これにより、企業の従業員は、通常のエージェントに対するエキスパート リソースとして役割を果たすほか、コール センターに送られる特定の着信呼を処理することができます。

Cisco Unified Operations Manager

Unified Operations Manager は、システム全体を総合的に監視および診断します。また、システム全体を自動的に検出し、状況に応じた診断を行うことにより、迅速なトラブルシューティングを可能にします。

テレビ会議とコラボレーション

Cisco Unified Video Advantage

Cisco Unified IP Phones(Cisco Unified IP Phones 7900 シリーズ)および Cisco IP Communicator にビデオ機能を追加し、Cisco Unified Communications Manager のビデオ テレフォニーとともに使用できるようにします。

Cisco Unified Conferencing for TelePresence

TelePresence 機能をシングル スクリーンで提供することにより、ネットワークを介したフェース ツー フェースのミーティングが可能になり、小規模グループや 1 対 1 でのやり取りを行うことができます。

Cisco Unified Videoconferencing 3545

テレビ会議に対応する信頼性と多様性に優れた管理のしやすいネットワーク インフラストラクチャを提供します。

Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) IP テレフォニー コンポーネントのインストール情報については、次を参照してください。

エンタープライズおよび中規模市場向け IP テレフォニーのシステム インストールおよびアップグレード:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/uc_system/UC7.0.1/ipt_system_inst_upg/suimt.pdf

小規模市場およびおよび中規模市場向け IP テレフォニーのシステム インストールおよびアップグレード:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/uc_system/UC7.0.1/ipt_smb_system_inst_upg/suimtsmb.pdf

システム インストールの方法

ここでは、展開するリリース セットに含まれるコンタクト センター コンポーネントのインストール方法について説明します。詳細な説明が必要な場合を除き、個別コンポーネントのインストールに関する詳細は記載していません。

Cisco Unified Communications のコンタクト センター環境での(新しいハードウェアを使用した)新しいネットワークのインストールには、 flash-cut または shrink-and-grow 方法を使用します。

新しいハードウェアを使用した単一ステージ インストール(グリーンフィールド展開の場合)

現在の Cisco Unified Communications System のリリース セットに含まれているコンポーネントおよびソフトウェア バージョンを使用して、完全に新しいネットワークが構築されます。新しいシステムは、必要なソフトウェアのインストールと初期設定の完了後に起動すると、稼働状態になります。

新しいハードウェアを使用した単一ステージ インストール(レガシー展開の場合)

現在の Cisco Unified Communications System のリリース セットに含まれているコンポーネントおよびソフトウェア バージョンを使用した新しいネットワークが、レガシー ネットワークに組み込まれます。新しいネットワークは、実稼働環境をサポートするようにステージングおよび設定されます。

この方法では、flash-cut インストール プロセスを使用することで、新しいハードウェア上にリリース バージョンを実装し、1 度のインストールで既存のレガシー ネットワークの全ユーザを新しいネットワークへ移行することができます。

レガシー システムでは相互運用性は不要であるため、レガシー システムのコンポーネントをアップグレードする必要はなく、元のリリース バージョンのまま使用できます。新しくインストールしたシステムにすべてのユーザが移行されると、レガシー システムは稼働を停止します。

新しいハードウェアを使用したマルチステージ インストール(レガシー展開の場合)

現在の Cisco Unified Communications System のリリース セットに含まれているコンポーネントおよびソフトウェア バージョンを使用した新しいネットワークが、レガシー ネットワークに組み込まれます。新しいネットワークは、実働環境をサポートするようにステージングおよび設定されます。

この方法では、flash-cut または shrink-and-grow インストール プロセスの一方または両方の組み合せを使用して、次の操作を行います。

単一のインストール期間(flash-cut)または複数のインストール期間(shrink-and-grow)で、すべてのアプリケーションを展開する。

単一のインストール期間(flash-cut)または複数のインストール期間(shrink-and-grow)で、すべてのユーザを移行する。

新しくインストールしたシステムにすべてのユーザが移行されると、レガシー システムは稼働を停止します。

マルチサイトの段階的インストール

多数のサイトを持つ大企業の場合、サイトを 1 つずつ、複数のフェーズに分けてインストールできます。各サイトでは、グリーンフィールド展開とレガシー展開のどちらを使用するかに応じて、このセクションで説明している単一ステージまたはマルチステージ インストール方法を使用できます。

相互運用性と互換性に関するポータル

レガシー製品/サードパーティ製品と Cisco Unified Communications コンタクト センター製品との相互運用性のサポートについては、次の URL の Cisco Interoperability Portal を参照してください。

www.cisco.com/go/interoperability

Unified Communications Manager、Unified Contact Center Enterprise、Unified System Contact Center Enterprise、Unified IP IVR、その他の Cisco Unified Communications コンタクト センター製品に関するソフトウェアとハードウェアの互換性については、次のサイトを参照してください。

Cisco Unified Communications Compatibility Tool:
http://tools.cisco.com/ITDIT/vtgsca

Cisco Unified Communications Manager(CallManager)の互換性情報:
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/products_device_support_tables_list.html

Cisco Unified Presence Release 7.0(1) のハードウェアおよびソフトウェアの互換性情報:
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6837/products_device_support_tables_list.html

『Cisco Unified Contact Center Enterprise (Unified CCE) Software Compatibility Guide』:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cust_contact/contact_center/icm_enterprise/compatibilty_matrix/guide/ipcc75compat.pdf

Hardware and System Software Specification (Bill of Materials), Cisco Unified Intelligent Contact Management & Cisco Unified Contact Center Enterprise & Hosted Editions 』:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cust_contact/contact_center/icm_enterprise/icm_enterprise_7_5/user/guide/icm75bom.pdf

Cisco Customer Response Solutions (CRS) Software and Hardware Compatibility Guide 』:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cust_contact/contact_center/crs/express_compatibility/matrix/crscomtx.pdf

Hardware and System Software Specification for Cisco Unified Customer Voice Portal Unified CVP), Release 7.0(1), 7.0(2) 』:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cust_contact/contact_center/customer_voice_portal/cvp7_0/reference/guide/cvp702bom.pdf

シスコ コンピュータ テレフォニー インテグレーションのオプション:CTI 互換性マトリクス:
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps14/prod_technical_reference_list.html

Cisco 7800 Series Media Convergence Server:
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/voiceapp/ps378/prod_brochure_list.html

Cisco Unified Communications Manager Server サポート マトリクス:
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/voiceapp/ps378/prod_brochure0900aecd8062a4f9.html

Cisco Unity Connection サポート対象プラットフォームのリスト:
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6789/ps5745/ps6509/product_data_sheet0900aecd80372879.html

Cisco Unified Communications Systemコンタクト センターのリリース要約マトリクス:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/uc_system/unified/communications/system/versions/CCMtrix.html

IP Communications System Test Release:
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/uc_system/GB_resources/ipcmtrix.htm