Cisco Jabber for iPhone and iPad 9.6 インストレーション/コンフィギュレーション ガイド
クライアントの設定
クライアントの設定

目次

クライアントの設定

クライアント設定の概要

Cisco Jabber は次のソースから設定を取得できます。
サービス プロファイル

Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降では、UC サービス プロファイルで一部のクライアントの設定を構成できます。 ユーザがクライアントを起動すると、クライアントは DNS SRV レコードを使用して Cisco Unified Communications Manager ホーム クラスタを検出し、UC サービス プロファイルから設定を自動的に取得します。

これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。

電話機設定

Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降では、電話の設定で一部のクライアントの設定を構成できます。 クライアントは、UC サービス プロファイルの設定に加え、電話の設定から設定を取得します。

これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。

Cisco Unified PresenceまたはCisco Unified Communications Manager IM and Presence

インスタント メッセージとプレゼンス機能を有効にして、プレゼンス サブスクリプション要求などの特定の設定を構成できます。

Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降でサービス ディスカバリを使用しない場合、クライアントは Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence から UC サービスを取得します。

これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。

クライアントの設定ファイル

設定パラメータを含む XML ファイルを作成できます。 その後、TFTP サーバで XML ファイルをホストします。 ユーザがサインインすると、クライアントは TFTP サーバから XML ファイルを取得して設定を適用します。

これは、オンプレミス展開およびクラウドベース展開に適用されます。

Cisco WebEx 組織の管理者

Cisco WebEx 管理ツール で、一部のクライアントの設定を構成できます。

これは、クラウドベース展開にのみ適用されます。

Cisco Unified Communications Manager でのクライアントの構成

Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降では、UC サービス プロファイルで一部のクライアントの設定を構成できます。

重要:
  • Cisco Jabber はクライアントが _cisco-uds SRV レコードを DNS クエリーから取得する場合のみ、Cisco Unified Communications Manager のサービス プロファイルから設定を取得します。 サービス ディスカバリの DNS 環境を設定しない場合は、サービス プロファイルでクライアントを設定できません。
  • 複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタを使用した環境では、クラスタ間検索サービス(ILS)を設定する必要があります。 ILS は、クライアントがユーザのホーム クラスタを検索して、サービスを検出できるようにします。 ILS を設定する方法については、適切なバージョンのCisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。

サービス プロファイルでのパラメータの設定

クライアントはサービス プロファイルから UC サービス設定や他の設定を取得できます。

サービス プロファイルのパラメータ

サービス プロファイルで設定できる設定パラメータについて説明します。 クライアントの設定ファイルで該当する設定パラメータを確認してください。

IM/プレゼンス プロファイル
次の表は、インスタント メッセージとプレゼンスのプロファイルで設定できる設定パラメータを示します。
IM and Presence サービスの設定 説明
製品のタイプ(Product type)
Cisco Jabber に認証のプライマリ ソースを提供し、次の値があります。
Unified CM(IM and Presence)

Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence が認証のプライマリ ソースです。

WebEx(IM and Presence)

Cisco WebEx Messenger サービスが認証のプライマリ ソースです。

プライマリ サーバ(Primary server)
プライマリ プレゼンス サーバのアドレスを指定します。
オンプレミス展開

Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence の完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定する必要があります。

クラウドベース展開

[WebEx] を [製品のタイプ(Product type)] パラメータの値として選択すると、クライアントは次の URL をデフォルトとして使用します。

https://loginp.webexconnect.com/cas/auth.do

このデフォルトの URL は、設定した値を上書きします。

ボイスメール プロファイル
次の表は、ボイスメールのプロファイルで設定できる設定パラメータを示します。
ボイスメール サービスの設定 説明
ボイスメール サーバ(Voicemail server)

ボイスメール サーバの接続設定を指定します。

サービス プロファイルでボイスメール機能をユーザにプロビジョニングする詳細な手順については、『Server Setup Guide』を参照してください。

ボイスメール サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for voicemail service)

ボイスメール サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたは会議サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。

設定するクレデンシャル ソースがユーザのボイスメールのクレデンシャルと一致することを確認します。 このパラメータの値を設定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで自分のボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。

会議プロファイル
次の表は、会議のプロファイルで設定できる設定パラメータを示します。
会議サービスの設定 説明
会議サーバ(Conferencing server)

会議サーバの接続設定を指定します。

サービス プロファイルで会議機能をユーザにプロビジョニングする詳細な手順については、『Server Setup Guide』を参照してください。

Web 会議サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for web conference service)

会議サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたはボイスメール サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。

設定するクレデンシャル ソースがユーザの会議のクレデンシャルと一致することを確認します。

ディレクトリ プロファイル

サービス プロファイルでディレクトリ統合を設定する方法の詳細については、「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。

UC サービスの追加

UC サービスを追加し、インスタント メッセージやプレゼンス、ボイスメール、会議、ディレクトリなどのサービスのアドレス、ポート、プロトコル、および他の設定を指定します。

手順
    ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
    ステップ 2   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [UC サービス(UC Service)] を選択します。

    [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。

    ステップ 3   [新規追加(Add New)] を選択します。

    [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。

    ステップ 4   追加する UC サービスのタイプを選択し、[次へ(Next)] を選択します。
    ステップ 5   必要に応じて、UC サービスを設定し、[保存(Save)] を選択します。

    次の作業

    UC サービスをサービス プロファイルに追加します。

    サービス プロファイルの作成

    UC サービスを追加して設定したら、これらのサービスをサービス プロファイルに追加します。 サービス プロファイルで追加の設定を適用できます。

    手順
      ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
      ステップ 2   [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ設定(User Settings)] > [サービス プロファイル(Service Profile)] の順に選択します。

      [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。

      ステップ 3   [新規追加(Add New)] を選択します。

      [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。

      ステップ 4   [名前(Name)] フィールドにサービス プロファイルの名前を入力します。
      ステップ 5   サービス プロファイルをクラスタのデフォルトにする場合は、[システム デフォルトのサービス プロファイルに設定(Make this the default service profile for the system)] を選択します。
      (注)     

      Cisco Unified Communications Managerバージョン 9.x では、インスタント メッセージ(IM)機能だけを持つユーザはデフォルトのサービス プロファイルを使用する必要があります。 このため、IM のみのユーザにサービス プロファイルを適用する場合は、サービス プロファイルをデフォルトとして設定する必要があります。

      ステップ 6   UC サービスを追加して追加の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。

      次の作業

      エンド ユーザ設定にサービス プロファイルを適用します。

      サービス プロファイルの適用

      UC サービスを追加してサービス プロファイルを作成したら、ユーザにサービス プロファイルを適用します。 ユーザが Cisco Jabber にサインインすると、クライアントはそのユーザのサービス プロファイルを Cisco Unified Communications Manager から取得できます。

      手順
        ステップ 1   [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。
        ステップ 2   [ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] を選択します。

        [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。

        ステップ 3   既存のユーザを見つけるために適切な検索条件を入力して、リストからユーザを選択します。

        [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。

        ステップ 4   [サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。
        ステップ 5   [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストからユーザに適用するサービス プロファイルを選択します。
        重要:

        Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x のみ:インスタント メッセージとプレゼンス機能だけを持つユーザ(IM 専用)の場合、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。 IM 専用のユーザの場合、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x は [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストで選択した内容と関係なく、常にデフォルトのサービス プロファイルを適用します。

        ステップ 6   必要に応じて、その他の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。

        電話の設定でのパラメータの設定

        クライアントは、Cisco Unified Communications Manager の次の場所から電話の設定を取得できます。

        Cisco Dual Mode for iPhone (TCT) Configuration

        個別の TCT デバイスに適用され、グループの設定よりも優先されます。

        Cisco Jabber for Tablet (TAB) Configuration

        個別の TAB デバイスに適用され、グループの設定よりも優先されます。

        電話の設定のパラメータ

        次の表は、電話の設定の [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションで設定できる、およびクライアントの設定ファイルからの対応するパラメータをマッピングできる設定パラメータを示します。
        モバイル クライアントの設定 説明
        オンデマンド VPN の URL(On-Demand VPN URL)

        オンデマンド VPN を開始するための URL です。

        プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-fi Networks)

        組織が承認する Wi-Fi ネットワークの SSID(SSID)を入力します。 SSID はスラッシュ(/)で区切ります。 入力した Wi-Fi ネットワークのいずれかに接続されている場合、デバイスはセキュア コネクトに接続しません。

        デフォルトの着信音(Default Ringtone)

        デフォルトの着信音を [Normal] または [Loud] に設定します。

        ビデオ機能(Video Capabilities)

        ビデオ機能を有効または無効にします。

        有効(Enabled)
        ユーザはビデオ通話を送受信できます。 これがデフォルト値です。
        無効
        ユーザはビデオ通話を送受信できません。
        Dial via Office
        (注)      これは、TCT デバイスのみを対象としています。

        Dial via Office を有効または無効にします。

        有効(Enabled)
        ユーザは Dial Via Office を使用できます。
        無効
        ユーザは Dial Via Office を使用できません。 これがデフォルト値です。

        クライアント設定ファイルの作成とホスト

        オンプレミス展開やハイブリッド クラウドベース展開では、クライアント設定ファイルを作成し、これらのファイルを Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスでホストすることができます。

        クラウドベース展開では、Cisco WebEx 管理ツールでクライアントを設定する必要があります。 ただし、Cisco WebEx 管理ツールで使用できない設定でクライアントを設定するためにオプションで TFTP サーバをセットアップすることができます。

        重要:
        次を設定するには、グローバル設定ファイルを作成する必要があります。
        • オンプレミス展開のディレクトリ統合。
        • ハイブリッドクラウド展開のボイスメール サービス クレデンシャル。

        クライアントの設定ファイル

        設定ファイルの詳細を確認し、サポートされる符号化などの要件を把握してください。

        グローバル設定ファイル

        グローバル設定ファイルは、すべてのユーザに適用されます。 クライアントは、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグローバル設定ファイルをダウンロードします。

        グローバル設定ファイルのデフォルト名は、jabber-config.xml です。


        (注)  


        jabber-config.xml ファイルの名前は変更しないでください。 クライアントは別の名前で jabber-config.xml ファイルをサポートしません。


        設定ファイルの要件

        • 設定ファイル名は、大文字と小文字を区別します。 エラーを回避し、クライアントが TFTP サーバからファイルを取得できるよう、ファイル名には小文字を使用してください。
        • 設定ファイルには、utf-8 エンコーディングを使用する必要があります。
        • クライアントは、有効な XML 構造のない設定ファイルは読み込めません。 設定ファイルの構造で終了要素をチェックし、要素が正しく入れ子になっていることを確認します。
        • XML には、有効な XML 文字エンティティ参照しか含めることができません。 たとえば、& ではなく & を使用してください。 XML に無効な文字が含まれている場合は、クライアントは設定ファイルを解析できません。

          ヒント


          Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き、無効な文字やエンティティがないことを確認します。

          Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティは含まれていません。

          Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示されない場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性があります。


        TFTP サーバ アドレスの指定

        クライアントは、TFTP サーバから設定ファイルを取得します。 クライアントを設定する最初のステップは、クライアントが設定ファイルにアクセスできるように TFTP サーバのアドレスを指定することです。

        注目:

        Cisco Jabber が DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると、ユーザのホーム クラスタを自動的に検出できます。 そのため、クライアントは Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスを見つけることができます。

        _cisco-uds SRV レコードを導入する場合は、TFTP サーバのアドレスを指定する必要はありません。

        Cisco Unified Presence での TFTP サーバの指定

        次の手順を実行して、Cisco Unified Presence で TFTP サーバのアドレスを指定します。

        手順
          ステップ 1   [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。
          ステップ 2   [アプリケーション(Application)] > [Cisco Jabber][設定(Settings)] の順に選択します。
          (注)     

          Cisco Unified Presence のバージョンによっては、パスは次のようになります。[アプリケーション(Application)] > [Cisco Unified Personal Communicator] > [設定(Settings)]

          [Cisco Jabber の設定(Cisco Jabber Settings)]Cisco Jabber Settingsウィンドウが開きます。

          ステップ 3   次のセクションの 1 つで TFTP サーバを指定するフィールドを探します。セクションは、Cisco Unified Presence のバージョンにより異なります。
          • Cisco Jabber のセキュリティ設定(Cisco Jabber Security Settings)
          • CUPC グローバル設定(CUPC Global Settings)
          ステップ 4   次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
          • プライマリ TFTP サーバ(Primary TFTP Server)
          • バックアップ TFTP サーバ(Backup TFTP Server)
          • バックアップ TFTP サーバ(Backup TFTP Server)
          ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

          Cisco Unified Communications Manager IM and Presence での TFTP サーバの指定

          次の手順を実行して、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence で TFTP サーバのアドレスを指定します。

          手順
            ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。
            ステップ 2   [アプリケーション(Application)] > [レガシー クライアント(Legacy Clients)] > [設定(Settings)] の順に選択します。

            [レガシー クライアントの設定(Legacy Client Settings)] ウィンドウが開きます。

            ステップ 3   [レガシー クライアントのセキュリティ設定(Legacy Client Security Settings)] セクションを探します。
            ステップ 4   次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
            • プライマリ TFTP サーバ(Primary TFTP Server)
            • バックアップ TFTP サーバ(Backup TFTP Server)
            • バックアップ TFTP サーバ(Backup TFTP Server)
            ステップ 5   [保存(Save)] を選択します。

            Cisco WebEx 管理ツール を使用した TFTP サーバの指定

            クライアントが Cisco WebEx Messenger サービスに接続する場合は、Cisco WebEx 管理ツール を使用して TFTP サーバのアドレスを指定します。

            手順
              ステップ 1   Cisco WebEx 管理ツール を開きます。
              ステップ 2   [設定(Configuration)] タブを選択します。
              ステップ 3   [追加サービス(Additional Services)] セクションで [Unified Communications] を選択します。 [Unified Communications] ウィンドウが開きます。
              ステップ 4   [クラスタ(Clusters)] タブを選択します。
              ステップ 5   適切なクラスタをリストから選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが開きます。
              ステップ 6   [Cisco Unified Communications Manager サーバの設定(Cisco Unified Communications Manager Server Settings)] セクションで [サーバの詳細設定(Advanced Server Settings)] を選択します。
              ステップ 7   [TFTP サーバ(TFTP Server)] フィールドでプライマリ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
              ステップ 8   [バックアップ サーバ 1(Backup Server #1)] フィールドと [バックアップ サーバ 2(Backup Server #2)] フィールドでバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
              ステップ 9   [保存(Save)] を選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが閉じます。
              ステップ 10   [Unified Communications] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。

              グローバル設定の作成

              展開に含まれるすべてのユーザに対してクライアントを設定します。

              メモ:

              複数の TFTP サーバがある環境の場合、すべての TFTP サーバで設定ファイルを同じにする必要があります。

              手順
                ステップ 1   任意のテキスト エディタを使用して jabber-config.xml という名前のファイルを作成します。
                • ファイル名には小文字を使用してください。
                • UTF-8 エンコードを使用してください。
                ステップ 2   jabber-config.xml で必須の設定パラメータを定義します。
                • 設定ファイルの構造が有効でない場合、クライアントは設定した値を読み取ることができません。 詳細については、この章の XML サンプルを確認してください。
                ステップ 3   TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。

                設定ファイルのホスト

                設定ファイルは任意の TFTP サーバでホストできます。 ただし、デバイス コンフィギュレーション ファイルが格納されているのと同じ Cisco Unified Communications Manager TFTP サーバで設定ファイルをホストすることを推奨します。

                手順
                  ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] インターフェイスを開きます。
                  ステップ 2   [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理(TFTP File Management)] を選択します。
                  ステップ 3   [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
                  ステップ 4   [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。
                  ステップ 5   ファイル システム上の設定ファイルを選択します。
                  ステップ 6   [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定しないでください。

                  設定ファイルが TFTP サーバのデフォルト ディレクトリに格納されるように、[ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスの値は空のままにします。

                  ステップ 7   [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。

                  TFTP サーバの再起動

                  クライアントが設定ファイルにアクセスできるようにするには、その前に TFTP サーバを再起動する必要があります。

                  手順
                    ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] インターフェイスを開きます。
                    ステップ 2   [ツール(Tools)] > [コントロール センターの機能サービス(Control Center - Feature Services)] を選択します。
                    ステップ 3   [CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。
                    ステップ 4   [リスタート(Restart)] を選択します。

                    再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。

                    ステップ 5   [OK] を選択します。

                    「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful)」というステータスが表示されます。

                    ステップ 6   [更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。

                    次の作業

                    設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイルを開きます。 通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます。

                    設定ファイルの構造

                    次の要素を含む XML 形式でクライアントの設定ファイルを作成します。

                    XML 宣言

                    設定ファイルは XML 標準に準拠し、次の宣言が含まれている必要があります。
                    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

                    ルート要素

                    ルート要素、config にはすべてのグループ要素が含まれます。 次のようにしてルート要素にバージョン属性を追加する必要もあります。
                    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
                    <config version="1.0">
                    </config>

                    グループ要素

                    グループ要素には設定パラメータと値が含まれます。 ルート要素内にグループ要素をネストする必要があります。

                    グループ要素

                    次の表で、クライアントの設定ファイルで指定できるグループ要素について説明します。
                    要素 説明
                    クライアント

                    クライアントの設定パラメータが含まれます。

                    ディレクトリ

                    ディレクトリ統合の設定パラメータが含まれます。

                    ポリシー

                    ポリシーの設定パラメータが含まれます。

                    ボイスメール

                    ボイスメール サービスの設定パラメータが含まれます。


                    (注)  


                    ディレクトリ パラメータの詳細については、「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。


                    XML 構造

                    次のスニペットは、クライアントの設定ファイルの XML 構造を示します。
                    <クライアント>
                      <parameter><value><parameter>
                    </クライアント>
                    <ディレクトリ>
                      <parameter><value><parameter>
                    </ディレクトリ>
                    <ポリシー>
                      <parameter>value</parameter>
                    </ポリシー>
                    <ボイスメール>
                      <parameter><value><parameter>
                    </ボイスメール>

                    設定例

                    次は、オンプレミス展開向けの設定例です。
                    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
                    <config version="1.0">
                    <クライアント>
                      <CachePasswordMobile>true</CachePasswordMobile>
                    </クライアント>
                    <ディレクトリ>
                      <DirectoryServerType>BDI</DirectoryServerType>
                      <BDIPhotoUriSubstitutionEnabled>True</BDIPhotoUriSubstitutionEnabled>
                      <BDIPhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</BDIPhotoUriSubstitutionToken>
                      <BDIPhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg
                          </BDIPhotoUriWithToken> 
                      <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName>
                      <BDIPresenceDomain>cisco.com</BDIPresenceDomain>
                      <BDIServerPort1>389</BDIServerPort1>
                      <BDISearchBase1>CN=Users,DC=cisco,DC=com</BDISearchBase1>
                    </ディレクトリ>
                    <ポリシー>
                        <EnableSIPURIDialling>false</EnableSIPURIDialling>
                    </ポリシー>
                    </config>

                    クライアント パラメータ

                    次の表に、クライアント要素内で指定できるパラメータを示します。
                    パラメータ 説明
                    CachePasswordMobile

                    true

                    false

                    パスワードをクライアント側で記録するかどうかを指定します。
                    true

                    パスワードは事前に入力され、[自動サインイン(Automatic sign-in)] が表示されます。

                    ユーザは、クライアントがユーザのパスワードをキャッシュすることを許可できます。 このオプションを使用すると、クライアントの起動時にユーザは自動的にサインインできます。 これがデフォルト値です。

                    false

                    パスワードのフィールドは空のままで、[自動サインイン(Automatic sign-in)] は表示されません。

                    ユーザは、クライアントがユーザのパスワードをキャッシュすることを許可できません。 ユーザは、クライアントが起動するたびに、パスワードを入力する必要があります。

                    ポリシー パラメータ

                    ポリシー パラメータは特定のクライアントの機能を制御できるようにします。

                    共通のポリシー

                    オンプレミス展開とハイブリッド クラウドベース展開の両方において、ポリシー 要素内で指定できるパラメータを次の表で説明します。
                    パラメータ 説明
                    EnableVideo

                    true

                    false

                    ビデオ機能を有効または無効にします。
                    true
                    ユーザはビデオ コールを発信および受信できます。 これがデフォルト値です。
                    false
                    ユーザはビデオ コールを発信または受信できません。
                    Meetings_Enabled

                    true

                    false

                    クライアントで会議機能とユーザ インターフェイスを有効にします。
                    true

                    会議機能とユーザ インターフェイスを有効にします。 これがデフォルト値です。

                    false

                    会議機能とユーザ インターフェイスを無効にします。

                    Telephony_Enabled

                    true

                    false

                    クライアントで音声およびビデオ機能とユーザ インターフェイスを有効にします。
                    true

                    音声およびビデオ機能とユーザ インターフェイスを有効にします。 これがデフォルト値です。

                    false

                    音声およびビデオ機能とユーザ インターフェイスを無効にします。

                    Voicemail_Enabled

                    true

                    false

                    クライアントでボイスメール機能とユーザ インターフェイスを有効にします。
                    true

                    ボイスメール機能とユーザ インターフェイスを有効にします。 これがデフォルト値です。

                    false

                    ボイスメール機能とユーザ インターフェイスを無効にします。

                    EnableSIPURIDialling

                    true

                    false

                    Cisco Jabber で URI ダイヤルを有効にして、ユーザが URI を使用して通話できるようにします。
                    true

                    ユーザは URI を使用して通話できます。

                    false

                    ユーザは URI を使用して通話できません。 これがデフォルト値です。

                    DirectoryURI

                    右側の列の説明を参照してください

                    ユーザの SIP URI を保持するディレクトリ属性を指定します。
                    オンプレミス展開
                    値として次のいずれかを設定します。
                    • mail
                    • msRTCSIP-PrimaryUserAddress
                    クラウドベース展開
                    Cisco Jabber はデフォルトで電子メールを使用し、これを変更することはできません。
                    重要:

                    指定する値は Cisco Unified Communications Manager または Cisco WebEx 管理ツール のユーザのディレクトリ URI 設定と一致する必要があります。

                    BDI で URI 検索をサポートするには、jabber-config.xml で [BDIUseANR] を false に設定します。

                    Cisco WebEx ポリシー

                    インスタント メッセージとプレゼンス機能のために Cisco WebEx Messenger サービスを使用する場合は、Cisco WebEx 管理ツール を介してクライアントのポリシーを設定できます。 使用可能なポリシーと説明の一覧については、「Using policy actions available in Cisco WebEx」を参照してください。


                    (注)  


                    UDS 経由で取得されたサービス プロファイルのすべての設定は、Cisco WebEx 管理ツール の設定を上書きします。

                    サービス クレデンシャル パラメータ

                    ユーザが特定のサービスで認証を受ける必要をなくすために、サービス クレデンシャル パラメータを指定できます。

                    ボイスメール サービスのクレデンシャル

                    ボイスメール 要素内で、ボイスメール サービスのクレデンシャルを設定するために、次のパラメータを指定できます。
                    パラメータ 説明
                    VoiceMailService_UseCredentialsFrom

                    phone

                    ボイスメール サービスにアクセスするために、クライアントが電話サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。

                    ユーザの電話サービスのクレデンシャルが、ボイスメール サービスのクレデンシャルに一致することを確認します。 この設定を行うと、ユーザはクライアント インターフェイスでボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。

                    デフォルトで、このパラメータは設定されていません。

                    このパラメータは、ハイブリッド クラウドベース展開でのみ設定する必要があります。

                    オンプレミス展開では、プレゼンス サーバのボイスメール サービスのためにクレデンシャル ソースを設定する必要があります。

                    以下は、ボイスメール サービスのクレデンシャル パラメータの例です。
                    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
                    <config version="1.0">
                      <Voicemail>
                        <VoicemailService_UseCredentialsFrom>phone</VoicemailService_UseCredentialsFrom>
                      </Voicemail>
                    </config>

                    ボイスメール パラメータ

                    次の表に、ボイスメール要素内で指定できるボイスメール サービスの設定パラメータを示します。
                    キー 説明
                    VVM_Mailstore_Server_0

                    ホストネーム(Hostname)

                    IP アドレス(IP Address)

                    FQDN

                    ボイスメール サーバのアドレスを指定します。 値として次のいずれかを設定します。
                    • ホスト名(hostname
                    • IP アドレス(123.45.254.1
                    • FQDN(hostname.domain.com