Cisco Unity Express 8.5 インストレーション/ アップグレード ガイド
Cisco Unity Express 8.5 ソフトウェア イン ストールの概要
Cisco Unity Express 8.5 ソフトウェア インストールの概要
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 743KB) | フィードバック

目次

Cisco Unity Express 8.5 ソフトウェア インストールの概要

ライセンス システム

Cisco Unity Express 8.5 モジュールのサポート

SM-SRE-900-K9 のサポート

AIM2-CUE、NME-CUE、および SRE モジュールの違い

サポートされないレガシー モジュール

新規ソフトウェア インストールのチェックリスト

Cisco Unity Express ソフトウェア アップグレードのタイプ

ソフトウェア アップグレードの概要

プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェアのイメージ

無停電電源装置の推奨

ソフトウェア ライセンスと工場設定の制限

その他の参照資料

Cisco Unity Express 関連資料

Cisco IOS 関連文書

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

Cisco Unity Express 8.5 ソフトウェア インストールの概要

このガイドでは、Cisco Unity Express ソフトウェアをインストールおよびアップグレードするための Cisco Unity Express コマンドライン インターフェイス(CLI)のコマンドセットとグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)のオプションについて説明します。

Cisco Unity Express Voice-Mail and Auto-Attendant CLI Administrator Guide for 3.0 and Later Versions 』で説明されている管理タスクを実行する前に、本ガイド内のタスクと手順を使用します。


) このガイドは、Cisco Unity Express のインストールまたはアップグレードに使用してください。シスコのルータおよびネットワーク モジュール、Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Communications Manager Express ルータのインストールについては説明していません。このバージョンの Cisco Unity Express の最新情報については、『Release Notes for Cisco Unity Express 8.5』を参照してください。


この章は、次の項で構成されています。

「ライセンス システム」

「Cisco Unity Express 8.5 モジュールのサポート」

「新規ソフトウェア インストールのチェックリスト」

「Cisco Unity Express ソフトウェア アップグレードのタイプ」

「プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェアのイメージ」

「無停電電源装置の推奨」

「ソフトウェア ライセンスと工場設定の制限」

「その他の参照資料」

ライセンス システム

Cisco Unity Express 8.5 は、Cisco Software Licensing(CSL)システムをサポートします。CSL ライセンスでは、メールボックスと General Delivery Mailbox(GDM; 共用メールボックス)の両方がメールボックス ライセンスの数に含まれます。メールボックスのタイプは、設定時に決まります。また、コールエージェントは、これまでのようにライセンスを使って指定するのではなく、インストール後のプロセスの一部として起動中に設定するか、CLI または GUI を使用して設定できるようになりました。CLI または GUI を使用して設定した場合は、コール エージェントの設定が反映されるように、システムを再起動する必要があります。

CSL ライセンスの詳細については、本ガイドおよび『 Software Activation for Cisco Unity Express 7.1 and Later Versions 』で説明しています。

Cisco Unity Express 8.5 モジュールのサポート

ここでは、Cisco Unity Express 8.5 モジュールのサポートについて説明します。説明する内容は次のとおりです。

「SM-SRE-900-K9 のサポート」

「AIM2-CUE、NME-CUE、および SRE モジュールの違い」

「サポートされないレガシー モジュール」

「サポートされないレガシー モジュール」

SM-SRE-900-K9 のサポート

Cisco Unity Express 8.5 では、SM-SRE-900-K9 Service Ready Engine(SRE; サービス レディ エンジン)モジュールのサポートが追加されています。このモジュールは、Cisco 2900 シリーズおよび Cisco 3900 シリーズのルータに限りサポートされています。このモジュールのスクリプトとプロンプト用の容量、およびその他の仕様については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 8.5. 』を参照してください。

通常、Cisco Unity Express アプリケーションは、これらのモジュールに工場でプリインストールされています。ただし、このソフトウェアの再インストールが必要になる場合があります。詳細については、「サービス レディ エンジン(SRE)モジュールへの Cisco Unity Express 8.5 のインストール」を参照してください。

AIM2-CUE、NME-CUE、および SRE モジュールの違い

Cisco Unity Express 8.5 は、Advanced Integration Module(AIM2-CUE)および拡張ネットワーク モジュール(NME-CUE)でサポートされます。AIM2-CUE は、AIM-CUE に置き換わるモジュールですが、マニュアルに明記されていない限り、両モジュールのソフトウェア機能およびシステム容量はすべて同じです。ISM-SRE および SM-SRE モジュールは、Cisco サービス統合型ルータ ジェネレーション 2 ルータ プラットフォームでのみ使用できます。


) AIM-CUE モジュールは、Cisco Unity Express 8.5 ではサポートされません。


Cisco Unity Express の機能は、次の例外を除いて、どのモジュールでも同じように動作します。

物理的な違い

AIM2-CUE は、最大 65 のボイス メールボックスと 14 時間のボイス メッセージを保存する 6 ポート モジュールです。

NME-CUE は、最大 275 のボイス メールボックスと 300 時間のボイス メッセージを保存する 24 ポート モジュールです。

ISM-SRE-300-K9 モジュールは、最大 100 のメールボックスと 60 時間のボイス メッセージを保存する 10 ポート モジュールです。このモジュールは、Cisco 2900 シリーズおよび Cisco 3900 シリーズのルータに限りサポートされています。

SM-SRE-700-K9 および SM-SRE-900-K9 モジュールは、最大 500 のボイス メールボックスと 600 時間のボイス メッセージを保存する 32 ポートモジュールです。これらのモジュールは、Cisco 2900 シリーズおよび Cisco 3900 シリーズのルータに限りサポートされています。

NME-CUE および SM-SREA で trace または log コマンドを使用すると、自動的にデータがディスクに保存されます。AIM2-CUE および ISM-SRE では、トレース データとログ データは、フラッシュ メモリに保存されません。データを AIM2-CUE および ISM-SRE のフラッシュ メモリに保存するための、 log trace buffer save コマンドを使用できます。

ハードウェア モジュールごとに、サポートするスクリプトおよびプロンプト用の容量が異なります。これらの容量については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 8.5 』を参照してください。

サポートされないレガシー モジュール

Cisco Unity Express 8.5 では、AIM-CUE、NM-CUE および NM-CUE-EC モジュールはサポートされません。

新規ソフトウェア インストールのチェックリスト

Cisco Unity Express の新規インストールでは、次の手順を実行する必要があります。

 

表 1 Cisco Unity Express の新規ソフトウェア インストールのタスク リスト

チェックリスト
チェック

1. Cisco Unity Express ソフトウェア ライセンスをアクティブ化します。『 Software Activation for Cisco Unity Express 7.1 and Later Versions 』を参照してください。

 

2. Cisco Unity Express のインストールの準備としてシステムの前提条件を確認します。を参照してください。

 

3. 「クリーン」インストールまたは以前のバージョンからのアップグレードを実行します。 Cisco Unity Express 8.5 へのアップグレードを参照してください。

 

4. 「クリーン」インストールの場合は、 Cisco Unity Express 8.5 ソフトウェアのインストールに記載されているように Cisco Unity Express の必須コンポーネントを設定します。以前のバージョンからアップグレードする場合は、 言語の追加または削除に記載されているオプションの手順を実行してください。

 

5. 他のコンポーネントと加入者を設定します。『 Cisco Unity Express Voice-Mail and Auto-Attendant CLI Administrator Guide for 3.0 and Later Versions 』を参照してください。

 

Cisco Unity Express ソフトウェア アップグレードのタイプ

Cisco Unity Express ソフトウェアのアップグレードには、3 種類の方法があります。プラットフォーム、アップグレード前のバージョン、既存の設定データやボイスメール データを消去するかどうかによって、選択する方法が決まります。

利用可能なアップグレード処理および全バージョンのリストについては、『 Release Notes for Cisco Unity Express 8.5 』を参照してください。

ソフトウェア アップグレードの概要

アップグレード前の Cisco Unity Express のバージョンとプラットフォームによって、異なるソフトウェア アップグレード方法を使用できます。Cisco Unity Express 8.5 へのアップグレードには、次の方法がサポートされています。

software install upgrade コマンドでオンライン インストーラを使用したアップグレード。具体的な手順については、 既存のインストールでの Cisco Unity Express 8.5 へのアップグレードを参照してください。

software install clean コマンドでオンライン インストーラを使用した「クリーン」インストール プロセスによるアップグレード。具体的な手順については、 新規インストールでの Cisco Unity Express 8.5 へのアップグレードを参照してください。

ブートヘルパーを使用した「クリーン」インストール プロセスによるアップグレード。具体的な手順については、 ブートヘルパーを使用した Cisco Unity Express イメージの再インストール を参照してください。このアップグレード プロセスは主に、システムが正常に反応しない緊急時に使用することを推奨します。


注意 「クリーン」インストール プロセスを使用してアップグレードする場合、システム上の既存の設定ファイルは保持されません。システムで設定されているボイスメール、グリーティング、パスワードも失われます。

設定を保持するには、アップグレードを実行する前に既存の設定ファイルをバックアップし、アップグレード後にこれらを復元する必要があります。アップグレードの実行前に設定ファイルをバックアップしない場合、Cisco Unity Express を再設定する必要があります。

ソフトウェア アップグレードを計画する場合は、次の点を考慮してください。

オンライン インストーラを使用してソフトウェアをアップグレードする場合、前のソフトウェア バージョンへのダウングレードはサポートされていません。

Cisco Unity Express 7.1 よりも前のリリースからアップグレードする場合は、CSL 以前のライセンスから CSL ライセンスへの移行が必要です。詳細については、『 Software Activation for Cisco Unity Express 7.1 and Later Versions 』を参照してください。


) Cisco Unity Express 7.1 よりも前のバージョンでは、特定のコール エージェント、Cisco Unified Communications Manager または Cisco Unified Communications Manager Express に対してライセンスを購入していました。バージョン 7.1 以降では、ライセンスは両方のコール エージェントをカバーし、インストール プロセスの最中に特定のコール エージェントを選択します。


システムで AIM-CUE モジュールを使用している場合は、ソフトウェアを Cisco Unity Express 8.5 にアップグレードする前に AIM2-CUE モジュールにアップグレードする必要があります。

サポートするパーソナル メールボックスが少ないライセンスへのダウングレードはサポートされていません。サポートするメールボックスを減らすようにシステムを変更する場合、大きなシステムで以前のバックアップを復元することはできないので、新しいライセンスを購入し、新規インストールを実行する必要があります。

プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェアのイメージ

Cisco Unity Express アプリケーションは、構造的に Cisco IOS ソフトウェアのコマンドと似たコマンド セットを使用します。しかし、Cisco Unity Express のコマンドが、Cisco IOS 設定に影響を与えることはありません。

Cisco Unity Express ハードウェア モジュールとプラットフォームでは、操作に Cisco IOS コマンドを使用します。

サポートされている Cisco Unity Express ソフトウェア イメージとハードウェア プラットフォームの詳細については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 8.5 』を参照してください。

無停電電源装置の推奨

Cisco Unity Express モジュールを収容するルータには、Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)を接続することを強く推奨します。信頼性の高い UPS ユニットは継続的に電源を供給して、ルータおよび Cisco Unity Express モジュールの動作を維持します。シスコのプラットフォームごとに消費電力が異なるので、ユニットの容量と動作時間を考慮してください。ルータに Cisco Unity Express を正しくシャットダウンさせてからルータの電源を切るシグナリング メカニズムを搭載した UPS を使用するようにしてください。

ルータに次の設定を加えると、UPS デバイス(aux 0 に接続)への自動切り替えがサポートされます。


) 次の設定で、slot は Cisco Unity Express モジュールのスロット番号です。


line aux 0
privilege level 15
modem Dialin
autocommand service-module service-engine slot /0 shutdown no-confirm

ソフトウェア ライセンスと工場設定の制限

工場設定のシステム制限は、購入したライセンスによって決まります。システムの制限およびライセンス情報については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 8.5 』を参照してください。

この製品には、OpenSSL ツールキット(http://www.openssl.org)の使用に向けて OpenSSL プロジェクトで開発されたソフトウェアが含まれています。

Cisco Unity Express オープン ソース ソフトウェア ライセンスの詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity_exp/rel7_1/Licensing/COSI_Licences.html を参照してください。

その他の参照資料

ここでは、Cisco Unity Express に関するその他のリファレンスについて説明します。

Cisco Unity Express 関連資料

 

関連トピック
文書タイトル

Cisco Unity Express ソフトウェア ライセンスのアクティブ化

Software Activation for Cisco Unity Express 7.1 and Later Versions

Cisco Unity Express (Cisco Unity Express ハードウェアのマニュアルへのリンクを含む)

Cisco Unity Express Documentation, By Version

Cisco IOS 関連文書

 

MIB

 

MIB
MIB リンク

CISCO-UNITY-EXPRESS-MIB

CISCO-VOICE-CONNECTIVITY-MIB

CISCO-VOICE-APPLICATIONS-OID-MIB

CISCO-PROCESS-MIB

SNMPv2-MIB

IF-MIB

IP-MIB

SYSAPPL-MIB

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットに関する MIB を検索およびダウンロードするには、 http://www.cisco.com/go/mibs にある MIB Locator を使用してください。

RFC

 

RFC
タイトル

1869

SMTP Service Extensions

1893

Enhanced Mail System Status Codes

2045

Multipurpose Internet Mail Extensions Part One: Format of Internet Message Bodies, RFC

2421

Voice Profile for Internet Mail - Version 2

2821

Simple Mail Transfer Protocol

2833

RTP Payloads for DTMF Digits, Telephony Tones and Telephony Signals

3261

SIP: Session Initiation Protocol

3501

Internet Message Access Protocol - Version 4 rev1

2327

SDP: Session Description Protocol

3263

SIP: Session Initiation Protocol: Locating SIP Servers

3264

Offer/Answer Model With Session Description Protocol

3265

Session Initiation Protocol (SIP)-Specific Event Notification

3515

Session Initiation Protocol (SIP) Refer Method

3842

Message Summary and Message Waiting Indication Event Package for the Session Initiation Protocol (SIP)

3891

Session Initiation Protocol (SIP) "Replaces" Header

3892

Session Initiation Protocol (SIP) Referred-By Mechanism

シスコのテクニカル サポート

 

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