GUI による Cisco Unity Express 8.6 の設定
特権の設定
特権の設定
発行日;2012/05/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

特権の設定

概要

新しい特権の作成

既存の特権のカスタマイズ

特権の削除

特権の設定

この章は、次の項で構成されています。

概要

新しい特権の作成

既存の特権のカスタマイズ

特権の削除

概要

Cisco Unity Express ソフトウェアには、グループへの割り当てが可能な事前定義済みの特権がいくつか用意されています。独自の特権を作成することも、事前定義の特権を変更することもできます。

特権をグループに割り当てた場合、すべてのグループ メンバーに特権が付与されます。管理者として指定され、インポートされた加入者から、ソフトウェアのインストール プロセスによって管理者グループが自動的に作成されます。CLI コマンドまたは GUI オプション [設定(Configure)] > [ユーザ(Users)] を使用して、加入者を既存のグループに割り当てることができます。

特権を作成または変更する場合、その特権に許可された操作を追加または削除します。操作は、許可される CLI コマンドおよび GUI 機能を定義します。多くの操作は、CLI コマンドおよび GUI 機能を 1 つだけ含みます。特権に操作を追加することに加えて、特権が別の特権をネストして保持するように設定できます。ネストした特権を保持するように設定された特権は、ネストした特権に設定されたすべての操作を含みます。

表 1 に、Cisco Unity Express ソフトウェアに用意されている事前定義済みの特権と、それらに関連付けられている操作を示します。 表 2 に、特権に追加できる、使用可能なすべての操作を示しています。


) superuser 特権は変更できません。superuser 特権にはすべての操作が含まれます。


特権を設定するには、 新しい特権の作成を参照してください。

特権リストを表示するには、Cisco Unity Express EXEC モードで show privileges コマンドを使用します。特定の特権の詳細情報を表示するには、 show privilege detail コマンドを使用します。


) ユーザには自分のデータにアクセスする特権は必要ありません。ユーザのデータは、主にボイスメール アプリケーションに関連付けられます。このデータには、次のユーザ情報が含まれます。

言語(ユーザのボイスメールボックスに設定されている)

パスワード

PIN

ユーザが所有するグループに対するメンバーシップ

ユーザが所有するグループのオーナーシップ

通知プロファイル

カスケード設定

個人用ボイスメールのゼロアウト番号

ボイスメールのグリーティング タイプ

ボイスメールの再生チュートリアル フラグ

ユーザが所有するパブリック同報リスト

プライベート同報リスト


 

表 1 権限

特権
説明
デフォルトの操作

superuser

無制限のシステム アクセスが付与されます。

all

Manageprompts

加入者は AvT プロンプト管理にアクセスできますが、その他の管理機能にはアクセスできません。

prompt.modify
system.debug

broadcast

加入者は、ネットワーク全体にブロードキャスト メッセージを送信できます。

broadcast.local、broadcast.remote、system.debug

local-broadcast

加入者は、ローカル ネットワーク上のユーザだけにブロードキャスト メッセージを送信できます。

broadcast.local
system.debug

manage-passwords

加入者は、ユーザ パスワードおよび PIN の作成、変更、および削除を実行できます。

user.pin
user.password
system.debug

ManagePublicList

加入者は、パブリック同報リストを作成および変更できます。

voicemail.lists.public
system.debug

manage-users

加入者は、ユーザの作成、変更、および削除を実行できます。

user.configuration
user.pin
user.password
user.mailbox
user.notification
user.remote、group.configuration system.debug

ViewHistorical
レポート

加入者は、履歴レポートを参照できます。

report.historical

ViewPrivateList

加入者は、別のユーザのプライベート同報リストを参照できます。ただし、そのプライベート リストは変更または削除できません。

voicemail.lists.private.view

ViewRealTime
レポート

加入者は、リアルタイム レポートを参照できます。

report.realtime

vm-imap

加入者は、IMAP 機能にアクセスできます。

voicemail.imap.user

表 2 操作

操作
説明

broadcast.local

ブロードキャスト メッセージを作成して、ローカル ロケーションに送信します。ブロードキャスト メッセージの削除またはスケジュール変更を行います。

broadcast.remote

ブロードキャスト メッセージを作成して、リモート ロケーションに送信します。

call.control

Cisco Unified CME(SIP)および Cisco Unified Communications Manager(JTAPI)を設定します。

database.enterprise

エンタープライズ データベース設定を行います。

group.configuration

グループの作成、変更および削除を行います。

network.location

ネットワーク ロケーション、ネットワーク ロケーションのキャッシング、および NDR/DDR 設定の作成、変更、および削除を行います。

prompt.modify

AA スクリプト用のシステム プロンプトの作成、変更、および削除を行います。また、CLI のプロンプトのアップロードおよびダウンロードも行います。

report.historical.manage

履歴レポートの設定および生成を行います。また、 copy コマンドを使用して、Cisco Unity Express からデータを収集します。

report.historical.view

履歴レポートを表示します。

report.realtime

リアルタイム レポートの実行および表示を行います。

report.voicemail

ボイスメール レポートの実行および表示を行います。

restriction.tables

規制テーブルの作成、変更、および削除を行います。

script.modify

システム AA スクリプトの作成、変更、および削除を行います。また、CLI および Editor Express のスクリプトのアップロードおよびダウンロードも行います。

security.aaa

AAA サービス設定の設定および変更を行います。

security.access

データの暗号化に関するシステム レベルのセキュリティを設定します(暗号キーの定義を含む)。

(注) システムのリロードの許可も含まれます。

security.password

次のようなシステム パスワードおよびポリシーの設定を行います。

有効期限

ロックアウト(一時的または永続的)

履歴

長さ

security.pin

次のようなシステムの PIN およびポリシーの設定を行います。

有効期限

ロックアウト(一時的または永続的)

履歴

長さ

services.configuration

システム サービス(DNS、NTP クロック、SMTP、SNMP、Fax ゲートウェイ、Cisco UMG、ホスト名、ドメイン、インターフェイス(カウンタ)、およびシステム デフォルト言語)を設定します。

(注) システムのリロードの許可も含まれます。

services.manage

DNS キャッシュや ping の消去など、設定に関連しないシステム レベルのサービス コマンド。

site.configuration

Cisco UMG で使用するサイトの作成、変更、または削除を行います。

software.install

システム ソフトウェアまたは言語やライセンスなどのアドオンのインストール、アップグレード、または検査を行います。

(注) システムのリロードの許可も含まれます。

spokenname.modify

リモート ロケーション、リモート ユーザ、およびパブリック同報リストの音声名の作成、変更、および削除を行います。また、音声名のコピーも行います。

system.application

システム アプリケーション(ボイスメール、自動受付、プロンプト管理など)の設定を行います。

system.backup

バックアップを設定します。

system.calendar

システムのスケジュールおよび休日の作成、変更、および削除を行います。

system.configuration

クロック、ホスト名、ドメイン名、デフォルト言語、インターフェイス(カウンタ)などのシステム設定を設定します。

system.debug

トレース データおよびデバッグ データを収集および設定します。コア ファイルやログ ファイルなどのデータのコピーも含まれます。

system.documents

TIFF ドキュメント、汎用ドキュメント、およびテンプレート ドキュメントを管理します。

system.numbers

ボイスメール、AA、AvT、および IVR のコールイン番号の作成、変更、および削除を行います。SIP トリガー、JTAPI トリガー、および HTTP トリガーに対する各操作も行います。

system.sessions

他のユーザのボイスメール セッション(VVE、SIP、または JTAPI)を終了します。また、ロックされたメールボックスをロック解除します。

system.view

システム設定およびコンフィギュレーションを表示します。

user.configuration

ユーザおよびグループを作成、変更、削除し、次の項目の設定を行います。

[名(First Name)] および [姓(Last Name)]

ニックネーム(Nickname)

表示名(Display Name)

言語(Language)

user.mailbox

ユーザまたはグループのボイスメールボックスの作成、変更、および削除を行います。

user.notification

他のユーザの通知プロファイルおよびカスケード プロファイルの設定または変更を行います。

user.password

他のユーザのパスワードの作成、設定、または削除を行います。

user.pin

他のユーザの PIN の作成、設定、または削除を行います。

user.remote

リモート ユーザの作成、変更、および削除を行います。

voicemail.configuration

次のシステム レベルのボイスメール機能を設定します。

メールボックス

ファクス

通知およびカスケード

非加入者オプション

ブロードキャスト

TUI 設定

ライブ録音

ライブ応答

IMAP

VVE

voicemail.imap.user

IMAP クライアントを介して、個人用ボイスメールを管理します。

voicemail.mwi

電話機のメッセージ待機インジケータのリセットおよび更新を行います。SIP MWI 配信を設定します。

voicemail.lists.public

パブリック ボイスメール同報リストの作成、変更、および削除を行います。

voicemail.lists.private.view

(GUI に限る)他のユーザのプライベート ボイスメール リストを表示します。

webapp.modify

Web アプリケーションを Cisco Unity Express 上に展開します。

webapp.control

Web アプリケーションの起動、停止、または再起動を行います。

新しい特権の作成

新しい特権を作成し、それに含まれる操作を指定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [設定(Configure)] > [特権(Privileges)] を選択します。[特権設定(Privileges Configuration)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [追加(Add)] をクリックします。

ステップ 3 特権の名前と説明を入力します。

ステップ 4 特権に追加する操作を選択します。

ステップ 5 [追加(Add)] をクリックします。

ステップ 6 [OK] をクリックして変更を保存します。


 

既存の特権のカスタマイズ

特権に含まれる操作を変更または表示するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [設定(Configure)] > [特権(Privileges)] を選択します。[特権設定(Privileges Configuration)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 カスタマイズする特権を選択します。

変更する特権を表示するために、ページあたりの行数を変更したり、他のページを選択する必要があることがあります。

ステップ 3 特権に追加する操作を選択するか、または削除する操作の選択を解除します。


) 一部の操作は必須であり、削除できません。


ステップ 4 [適用(Apply)] をクリックします。

ステップ 5 [OK] をクリックして変更を保存します。


 

特権の削除

特権を削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [設定(Configure)] > [特権(Privileges)] を選択します。[特権設定(Privileges Configuration)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 削除する特権を選択します。

ステップ 3 [削除(Delete)] をクリックします。

ステップ 4 [OK] をクリックして変更を保存します。