Cisco Unity Express CLI アドミニストレータ ガイド Cisco CallManager Express Release 2.1
Cisco Unity Express のボイスメール および自動受付の概要
Cisco Unity Express のボイスメールおよび自動受付の概要
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity Express のボイスメールおよび自動受付の概要

この章の構成

Cisco Unity Express を Cisco CME に実装するための前提条件

自動受付グリーティングまたはプロンプト ファイルの録音

自動受付スクリプトの設定

Cisco Unity Express の実装に関する制約事項

AIM と NM の相違点

ソフトウェア ライセンスおよび工場で設定される制限

Cisco Unity Express と他のボイスメール システムとのネットワーキング

管理インターフェイス

Cisco Unity Express と Cisco Unity の相違点

Cisco Unity Express および Cisco CME の連動

Cisco Unity Express と Cisco CME の相違点

その他のリファレンス

Cisco Unity Express 関連マニュアル

Cisco IOS 関連マニュアル

MIB

RFC

テクニカル サポート

Cisco Unity Express のボイスメールおよび自動受付の概要

Cisco Unity Express のボイスメール アプリケーションと自動受付アプリケーションは Cisco CallManager Express(CME)と連動して、小中規模の企業向けに次の機能を提供します。

オンサイトまたはリモートの電話ユーザのボイスメールボックスの作成および保守。Release 2.1 は最大 100 個のメールボックスをサポートします。これより前のリリースは最大 50 個のメールボックスをサポートします。最大メールボックス数は、ハードウェア モジュールおよび Cisco Unity Express 用に購入したライセンス契約によって異なります。

発信者が会社の電話番号をダイヤルしたときに再生されるメッセージ、および特定の内線番号または従業員に発信者を案内するプロンプトの録音およびアップロード。

Cisco Unity Express を Cisco CME に実装するための前提条件

Cisco Unity Express の設定を開始する前に、Cisco CME システムをインストールしておく必要があります。Cisco CME のインストールを実行しなかった、または現在実行していない場合は、インストールの担当者、またはその他のサポート担当者に問い合せて次の手順が完了しているかどうかを確認してください。

1. Cisco CME および Cisco Unity Express のハードウェアをすべてインストールし、機能を検証します。

a. 電話機を接続して Cisco CME ルータに登録します。

b. Cisco CME ルータに、Network Module(NM; ネットワーク モジュール)をサポートする Cisco IOS Release 12.3(4)T 以降のリリースと Advanced Integration Module(AIM; 拡張統合モジュール)をサポートする Cisco IOS Release 12.3(7)T 以降のリリースが構成されていることを確認します。

c. Cisco Unity Express NM または AIM を、Cisco CME がインストールされているルータにインストールします。

d. NM の場合は、Enable LED が点灯していることを確認します。


注意 AIM を Cisco 3745 ルータにインストールする場合は、AIM1 とラベルされた AIM スロットにインストールする必要があります。Cisco 3745 ルータの AIM0 とラベルされた AIM スロットにこの AIM をインストールすると、AIM に損傷を与える可能性があります。


) Cisco Unity Express モジュールが格納されているルータには、Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源)を接続することを強くお勧めします。信頼性の高い UPS ユニットを使用すると、ルータおよび Cisco Unity Express モジュールの運用を維持するための電力を継続的に得ることができます。電力消費は Cisco プラットフォームによって異なるため、ユニットのキャパシティおよび実行時間を考慮してください。UPS には、ルータにCisco Unity Express を正しくシャットダウンさせてからルータの電源を切るシグナリング メカニズムが備えられている必要があります。

次の設定がルータに追加されている場合、Cisco IOS Release 12.3(4)T は、UPS デバイスへの自動切り替えをサポートします。

line aux 0
privilege level 15
modem Dialin
autocommand service-module service-engine slot/0 shutdown no-confirm

ここで slot は Cisco Unity Express モジュールのスロット番号です。


2. Cisco CME ソフトウェアをインストールし、機能を検証します。

a. Cisco CME 設定 Web ページにアクセスできることが必要です。

b. Cisco CME ルータ フラッシュ メモリに、Cisco Unity Express GUI の機能を制御する次のファイルがあることを確認します。

- CiscoLogo.gif

- Delete.gif

- Plus.gif

- Tab.gif

- admin_user.html

- admin_user.js

- dom.js

- downarrow.gif

- ephone_admin.html

- logohome.gif

- normal_user.html

- normal_user.js

- sxiconad.gif

- telephony_service.html

- uparrow.gif

- xml-test.html

- xml.template

c. 次のパスを Cisco CME 設定モードで設定します。

Router(config)# ip http path flash:
 

show running-config コマンドを使用してパスを検証します。

d. service-engine インターフェイス上に ip unnumbered コマンドを設定するには、Cisco IOS ソフトウェアのコマンドをルータに対して実行して、Cisco Unity Express モジュールへのスタティック ルートを作成します。次に例を示します。

ip route 10.3.6.128 255.255.255.255 Service-Engine1/0
 

この例では、10.3.6.128 は Cisco Unity Express モジュールの IP アドレスで、Service-Engine1/0 は Cisco Unity Express モジュールのホストであるルータ スロットです。

e. SIP ダイヤルピアが Cisco Unity Express モジュールを指すように設定されていること、G.711 U-law および DTMF リレーの SIP 通知が指定されていること、VAD がオフになっていることを確認します。次の例を参考にしてください。

dial-peer voice 6000 voip <------ SIP dial-peer pointing to Cisco Unity Express
destination-pattern 6...
session protocol sipv2
dtmf-relay sip-notify
session target ipv4:10.3.6.128 <---- Cisco Unity Express IP address
codec g711ulaw
no vad
 

ダイヤル プランのサポートに適した数の SIP ダイヤルピアを設定します。

f. Cisco Unity Express は FTP サーバを使用して Cisco Unity Express のライセンスとソフトウェア ファイルをダウンロードします。Cisco Unity Express と通信する FTP サーバは、パッシブ FTP 要求をサポートしている必要があります。この機能を FTP サーバに設定する方法については、FTP サーバのマニュアルを参照してください。

g. Cisco CME Web 管理者に、たとえば、次の例のようなユーザ ID とパスワードが設定されていることを確認します。

telephony-service
.
.
.
web admin system name admin password user1
 

または、

web admin system name admin secret 5 encrypted-password

) 設定のために Cisco Unity Express グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用する場合は、Cisco CME インターフェイスに、管理者ユーザ ID をパスワードとともに設定します。GUI にこのユーザとしてログインする必要があります。Cisco CME に管理者ユーザが作成されていない場合、管理者は Cisco Unity Express GUI の初期化ウィザードを開始できません。Release 1.1 では、管理者はインストール手順の中で作成されます。


h. 電話およびユーザを設定します。追加のユーザおよび電話は、後で Cisco Unity Express CLI コマンドまたは GUI オプションを使用して作成できます。CLI コマンドおよび GUI オプションでは、Cisco CME データベースに電話ユーザが作成されます。同期化 CLI コマンドまたは GUI オプションを使用して、Cisco Unity Express データベースにユーザおよび電話をコピーします。

次の例の ephone-dn および ephone コンフィギュレーションを使用して、電話およびユーザを手動で設定します。

ephone-dn 1 <---- ephone-dn configuration for a user
number 8004
name User1
call-forward busy 6900
call-forward noan 6900 timeout 10
!
!
ephone-dn 20 <---- ephone-dn configuration for a group
number 8801
name Salesgroup
call-forward busy 6900
call-forward noan 6900 timeout 10
!
!
ephone 1 <--- ephone configured for the ephone-dn configured above
username "Salesgroup" password null
mac-address 0009.B7F7.556A
button 1:1 2:20 3:21 4:22 5:23
 

i. メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)をオンおよびオフにした内線を設定します。電話の内線番号の長さを示すワイルドカード文字(.)を DN に追加します。Cisco Unity Express では、初期化ウィザード中に Cisco CME から MWI DN をインポートする際に、これらのワイルドカードが必要です。これらのワイルドカード文字が Cisco CME で設定されていない場合、DN は使用可能な選択肢として MWI 内線フィールドに表示されません。次の例を参考にしてください。

ephone-dn 30 <---- ephone-dn configurations for MWI on
number 8000.... <---- valid MWI DN 4-digit extension
mwi on
!
!
ephone-dn 31 <---- ephone-dn configurations for MWI off
number 8001.... <---- valid MWI DN 4-digit extension
mwi off
!
!
!
 

3. (オプション)Cisco CME インターフェイスにユーザが作成されていない場合、すべてのユーザ、グループ、およびユーザとグループの内線番号のリストを作成します。このリストにより、多数のユーザと内線番号を簡単に追加できます。

4. (オプション)自動受付アプリケーションのオプション初期メッセージを作成します。自動受付には、デフォルトの初期メッセージが用意されています。別のメッセージを .wav ファイルで作成し、そのファイルを自動受付の設定の一部としてインストールできます。詳細については、自動受付グリーティングまたはプロンプト ファイルの録音を参照してください。

5. (オプション)ビジネスの要件に合せて自動受付プロンプトのフローをカスタマイズします。詳細については、自動受付スクリプトの設定を参照してください。

6. (必須)Cisco Unity Express モジュールの IP アドレスを記録します。システムを構成するために GUI にアクセスするには、この IP アドレスが必要です。

自動受付グリーティングまたはプロンプト ファイルの録音

自動受付グリーティングおよびプロンプト ファイルを作成するには、次の 2 つの方法が使用できます。

G.711 U-law、8 kHz、8 ビット、Mono 形式で .wav ファイルを作成する。ファイルのサイズを 500 KB より大きくすることはできません。グリーティングを録音したら、GUI または Cisco Unity Express の can copy コマンドを使用して、ファイルを Cisco Unity Express システムにコピーします。

TUI で GMS を使用して、グリーティングまたはプロンプトを録音する。GMS 電話番号をダイヤルし、グリーティングを録音するためのオプションを選択します。録音が終了したら、ファイルを保存します。GMS により、ファイルが Cisco Unity Express に自動的に保存されます。

GMS プロンプト ファイル名の形式は UserPrompt_DateTime.wav です。たとえば、
UserPrompt_11152003144055.wav などになります。CLI コマンドまたは GUI オプションを使用してファイルを PC にダウンロードし、ファイル名を有意な名前に変更してから、Cisco Unity Express にアップロードすることもできます。

自動受付スクリプトの設定

Cisco Unity Express には、1 組の自動受付プロンプトと 1 つのプロセスが用意されています。プロセスはスクリプトと呼ばれ、プロンプトに対する発信者の応答を処理するために使用されます。このスクリプトを修正することで、発信者の特定の応答を異なる方法で処理できます。たとえば、発信者が営業時間外に電話をかけた場合、特定のメールボックスにボイス メッセージを残すように指示できます。

スクリプトを修正または新規作成するには、Microsoft Windows ソフトウェア ベースのスクリプト エディタを使用します。このエディタは Cisco Unity Express とともに提供されます。ガイドラインと手順については、『 Cisco Unity Express Script Editor Guide 』を参照してください。

ファイルのサイズを 1 MB より大きくすることはできません。

スクリプト ファイルを作成したら、そのファイルを PC に保存します。CLI インターフェイスまたは GUI オプション Voice Mail > Scripts を使用して、スクリプト ファイルを自動受付アプリケーションにアップロードします。

Cisco Unity Express の実装に関する制約事項

次の制約事項が Cisco Unity Express Release 2.1 に適用されます。

ネットワーキング

Cisco Unity Express は、他の Cisco Unity Express および Cisco Unity ボイスメール システムとのボイスメール ネットワーキングだけをサポートします。その他のボイスメール システムに対するネットワーキング サポートは Release 2.1 では提供されません。

システム機能

NM の場合、管理者特権を持つ 1 人のユーザおよびユーザ特権を持つ 4 人のユーザだけが GUI に同時にログインできます。AIM の場合、1 人の管理者および 2 人のユーザだけが GUI に同時にログインできます。

日付と時刻は Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)サーバによって決定され、Cisco Unity Express ソフトウェアで設定することはできません。Cisco Unity Express を NTP クライアントとして設定することはできます。NTP の設定に関する詳細については、 NTP サーバの設定およびご使用の NTP サーバのマニュアルを参照してください。

Cisco Unity Express は、システムで一度に 1 つの言語をサポートします。英語、フランス語、ドイツ語、およびヨーロッパのスペイン語から言語を選択できます。この言語が Telephone User Interface(TUI; 電話ユーザ インターフェイス)システム プロンプトおよびグリーティングを制御します。管理インターフェイス(GUI および CLI)は、アメリカ英語でのみ使用できます。Cisco CME は電話機の表示を制御します。この表示は複数の言語で利用可能で、Cisco Unity Express がサポートする言語と無関係です。

ボイスメール アプリケーション

Cisco Unity Express は、ブロードキャスト メッセージをサポートしていません。

Cisco Unity Express は、同報リストをサポートしていません。

Cisco Unity Express は、1 ユーザにつき 2 つのグリーティングをサポートします。1 つは標準グリーティング、もう 1 つはオプション グリーティングです。グリーティングの時間は、ユーザに割り当てられたメールボックスのストレージ容量に含まれます。

ハードウェアに関する制約事項

シャーシのモジュール スロット数に関係なく、ルータ シャーシ 1 つあたり 1 つの Cisco Unity Express モジュールだけが許可されます。

AIM は、必ず Cisco 3745 ルータ シャーシのスロット 1 にインストールする必要があります。スロット 0 にインストールすると、AIM モジュールが損傷を受ける場合があります。

NM の前面パネルの Fast Ethernet 0 ポートは、Cisco Unity Express アプリケーションによって使用されないため、使用不能になっています。Fast Ethernet 1 ポートは、Cisco Unity Express ネットワーク モジュールをルータに接続するポートで、ネットワーク モジュール上で唯一アクティブなファースト イーサネット ポートです。

NM 上のハード ディスクは交換できません。ネットワーク モジュールのハード ディスクが故障した場合は、ネットワーク モジュールを交換する必要があります。

Cisco Unity Express NM の Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)は、Cisco 3745 ルータおよび 3845 ルータの場合にだけ可能です。代わりのモジュールは、元のモジュールと同じタイプである必要があります。AIM の場合、活性挿抜は不可です。


注意 ネットワーク モジュールまたは AIM フラッシュ メモリ カードを交換する必要がある場合は、モジュールをシャーシから取り外す前に Cisco Unity Express アプリケーションを手動でシャットダウンして、ファイルの破損およびデータの損失を回避してください。

バックアップおよび復元

Cisco Unity Express は、次のバックアップ機能および復元機能をサポートしていません。

スケジューリングされたバックアップおよび復元。バックアップおよび復元は、適切なコマンドを入力したときに開始されます。

メッセージ格納域の一元化。Cisco Unity Express のバックアップ ファイルを他のメッセージ ストアとともに使用したり、統合したりすることはできません。

選択的バックアップおよび復元。完全バックアップ機能および完全復元機能のみが使用できます。個々のボイスメール メッセージやその他の特定のデータを保存または取得することはできません。

その他の制約事項

Cisco Unity Express は組み込みシステムであり、Linux システムへのアクセスを提供しません。他の Linux ベースのアプリケーションを Cisco Unity Express モジュールに追加することはできません。

Cisco Unity Express は、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用した管理および設定をサポートしていません。ただし、ハードウェア インベントリはこの例外です。

Cisco Unity Express は、Cisco Networking Services(CNS)または Subnetwork Access Protocol(SNAP; サブネットワーク アクセス プロトコル)による自動プロビジョニングをサポートしていません。

Cisco Unity Express は、CiscoWorks configmaker をサポートしていません。

AIM と NM の相違点

Cisco Unity Express は、AIM および NM の両方でサポートされます。Cisco Unity Express 機能は、次の例外を除いて、どちらのモジュールにも同じ方法で作用します。

AIM は、4 ポートのモジュールで、最大 50 個のボイスメールボックスおよび 14 時間のボイス メッセージを保存する 1 GB のフラッシュ メモリを備えています。NM は、8 ポートのモジュールで、最大 100 個のボイスメールボックスおよび 100 時間のボイス メッセージを保存します。

trace コマンドまたは log コマンドを NM に対して実行すると、データがディスクに自動的に保存されます。AIM の場合、トレースおよびログ データはフラッシュ メモリに保存されません。Cisco Unity Express の CLI コマンドを使用すると、AIM フラッシュ メモリにデータを保存できます。

Cisco Unity Express は、AIM フラッシュ メモリの使用量と消耗度を追跡します。この追跡は、NM の場合は不要です。CLI コマンド show interface ide 0 または GUI オプション Reports >
System を使用すると、フラッシュ メモリの消耗度のデータが表示されます。

サポートされるスクリプト数およびプロンプト数は、AIM と NM で異なります。これらの数については、 表 2 および 表 4 を参照してください。

ソフトウェア ライセンスおよび工場で設定される制限

工場で設定されるシステム制限は、注文したライセンスによって異なります。NM-CUE および NM-CUE-EC の制限については、 表 2 および 表 3 を参照してください。AIM-CUE の制限については、 表 4 および 表 5 を参照してください。

 

表 2 NM-CUE および NM-CUE-EC のメールボックス、ストレージ時間、ポート、スクリプト、およびプロンプトのシステム容量

Cisco Unity Express ライセンス/ソフトウェア SKU
合計メール
ボックス ストレージ(時間)
デフォルトの
メールボックス サイズ(分)1
同時に使用できるボイスメールおよび自動受付ポート/セッションの数
スクリプト数
プロンプト数

SCUE-LIC-12CCM
SCUE-LIC-12CME

100

353

8 (NM-CUE)
16 (NM-CUE-EC)

8

50

SCUE-LIC-25CCM
SCUE-LIC-25CME

100

171

8 (NM-CUE)
16 (NM-CUE-EC)

8

50

SCUE-LIC-50CCM
SCUE-LIC-50CME

100

92

8 (NM-CUE)
16 (NM-CUE-EC)

8

50

SCUE-LIC-100CCM
SCUE-LIC-100CME

100

50

8 (NM-CUE)
16 (NM-CUE-EC)

8

50

1.デフォルトのメールボックス サイズの計算には、General Delivery Mailbox(GDM; 共用メールボックス)への割り当てが含まれています。

 

表 3 NM-CUE および NM-CUE-EC のメールボックス、グループ、所有者、およびメンバーの最大数

Cisco Unity Express ライセンス/ソフトウェア SKU
個人用メール
ボックスの
デフォルト数
共用メール
ボックスの
デフォルト数
メールボックスの総数
グループ数
所有者数
メンバー数

SCUE-LIC-12CCM
SCUE-LIC-12CME

12

5

17

20

400

880

SCUE-LIC-25CCM
SCUE-LIC-25CME

25

10

35

20

400

1000

SCUE-LIC-50CCM
SCUE-LIC-50CME

50

15

65

30

400

1000

SCUE-LIC-100CCM
SCUE-LIC-100CME

100

20

100

40

400

1000

 

表 4 AIM-CUE のメールボックス、ストレージ時間、ポート、スクリプト、およびプロンプトのシステム容量

Cisco Unity Express
ライセンス/ソフトウェア SKU
合計メール
ボックス ストレージ(時間)2
デフォルトの
メールボックス サイズ(分)3
同時に使用できるボイスメールおよび自動受付ポート/セッションの数
スクリプト数
プロンプト数

SCUE-LIC-12CCM
SCUE-LIC-12CME

14

28

4(Cisco 2600XM、Cisco 2691)
6(Cisco 2800 シリーズ、Cisco 3700 シリーズ、Cisco 3800 シリーズ)

4

25

SCUE-LIC-25CCM
SCUE-LIC-25CME

14

13

4(Cisco 2600XM、Cisco 2691)
6(Cisco 2800 シリーズ、Cisco 3700 シリーズ、Cisco 3800 シリーズ)

4

25

SCUE-LIC-50CCM
SCUE-LIC-50CME

14

7

4(Cisco 2600XM、Cisco 2691)
6(Cisco 2800 シリーズ、Cisco 3700 シリーズ、Cisco 3800 シリーズ)

4

25

2.示されているストレージ値は、1 GB のコンパクト フラッシュ付き AIM-CUE の場合です。旧バージョンの 512 MB コンパクト フラッシュ付き AIM-CUE は、4.5 時間(270 分)のメールボックス ストレージをサポートします。Cisco Unity Express 2.1 を使用するには、以前の 512 MB コンパクト フラッシュ付き AIM-CUE モジュールを 1 GB コンパクト フラッシュ AIM-CUE モジュールに交換することをお勧めします。

3.デフォルトのメールボックス サイズの計算には、General Delivery Mailbox(GDM; 共用メールボックス)への割り当てが含まれています。

 

表 5 AIM-CUE のメールボックス、グループ、所有者、およびメンバーの最大数

Cisco Unity Express ライセンス/ソフトウェア SKU
個人用メール
ボックスのデフォルト数
共用メール
ボックスのデフォルト数
メールボックスの総数
グループ数
所有者数
メンバー数

SCUE-LIC-12CCM
SCUE-LIC-12CME

12

5

17

20

100

200

SCUE-LIC-25CCM
SCUE-LIC-25CME

25

10

35

20

100

200

SCUE-LIC-50CCM
SCUE-LIC-50CME

50

15

65

20

100

200

Cisco Unity Express と他のボイスメール システムとのネットワーキング

Cisco Unity Express は、異なるサイトにあるボイスメール システムと Cisco Unity Express をネットワーク化する機能をサポートします。ユーザは、Cisco CallManager または Cisco CME の通話制御プラットフォーム上に構成された互換性のあるボイスメール システムを使用するリモート ユーザとメッセージを送受信できます。サポートされる構成には次のものがあります。

Cisco Unity Express と Cisco Unity Express

Cisco Unity と Cisco Unity Express

Cisco Unity Express と Cisco Unity

ネットワーキング機能の設定に関する詳細については、 詳細設定 を参照してください。

管理インターフェイス

Cisco Unity Express には 2 つの管理インターフェイスが用意されています。

グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI):このユーザ フレンドリな Web ベースのインターフェイスを使用して、すべてのボイスメール機能および自動受付機能を管理できます。

GUI は、Web ベースのアプリケーションに精通している管理者および Cisco IOS コマンド構造に慣れていない管理者を対象としています。GUI のメニューおよび画面を使用する場合の設定手順については、『 Cisco Unity Express GUI Administrator Guide for Cisco CallManager Express,
Release 2.1
』を参照してください。

コマンドライン インターフェイス(CLI):このテキストベースのインターフェイスには、GUI と同じ管理機能および設定機能があります。インストール、アップグレード、およびトラブルシューティングの機能は、CLI コマンドからのみ使用可能です。管理者は、ルータとの Telnet セッションを介してこのインターフェイスにアクセスします。

CLI は、インストール担当者、リセラー、サポート担当者、その他 Cisco IOS コマンド構造およびルータに精通している人を対象としています。このような方にとっては、CLI を使用してシステムにアクセスしたほうが GUI を使用するより簡単な場合があります。特に、トラブルシューティング、スクリプト処理、および複数サイトのバルク プロビジョニングに関してはそれが当てはまります。CLI 環境の使用を開始する方法については、 コマンド環境の開始を参照してください。

Cisco Unity Express の CLI コマンドの構造は、Cisco IOS の CLI コマンドと非常に似ています。
ただし、Cisco Unity Express の CLI コマンドは Cisco IOS の構成に影響しません。Cisco Unity Express モジュールにログインすると、コマンド環境は Cisco IOS 環境ではなくなります。

Cisco Unity Express でのエラー メッセージには、Cisco IOS 環境でのエラー メッセージと異なるものもあります。

GUI および CLI は、IP ネットワーク内の任意の場所にある PC またはサーバからアクセス可能です。
GUI にアクセスするには、Microsoft Internet Explorer Version 6.0 以降のリリースを使用します。Cisco Unity Express は、Netscape ブラウザをサポートしていません。CLI にアクセスするには、ルータに Telnet 接続してから、 service-module コマンドを使用します。

Cisco Unity Express と Cisco Unity の相違点

Cisco Unity Express と Cisco Unity は、どちらもシスコのボイス メッセージ製品ファミリに含まれますが、同じアプリケーションではありません。次の相違点があります。

Cisco Unity は Microsoft Windows ベースのアプリケーションであり、Microsoft Windows オペレーティング システムのメッセージ インフラストラクチャを使用します。Cisco Unity Express は Linux ベースのアプリケーションです。

Cisco Unity は通常、複数のサイトとネットワーク化できる中央に展開します。Cisco Unity
Express Release 2.1 は、ローカル ユーザにサービスを提供するスタンドアロン環境に展開できます。

ただし、Cisco Unity Express システムの管理は、Cisco Unity Express アプリケーションが格納されたルータと IP 接続できる任意の場所から行うことができます。ネットワーク内の複数のサイトが Cisco Unity Express を使用する場合は、1 台の PC またはサーバから個別に管理できます。管理者は、PC またはサーバ上でブラウザを開いて各サイトの GUI にアクセスするか、Telnet セッションを開いて各サイトの CLI にアクセスします。

Cisco Unity は 100 個以上のメールボックスをサポートしますが、Cisco Unity Express がサポートするメールボックスの数は 100 個以下です。

Cisco Unity には Cisco Unity Express Release 2.1 より多くの機能があります。

Cisco Unity Express は Cisco Unity Release 3.1 のボイスメール プロンプト録音およびプロンプト フローを使用します。したがって、ボイスメールのエンド ユーザは同じルックアンドフィールで使用できます。

Cisco Unity Express および Cisco CME の連動

Cisco CME は、テレフォニー機能を制御するソフトウェアです。Cisco CME はルータに常駐します。ルータは、ネットワークに対する着信および発信を受け入れます。Cisco CME にはコール エージェントが含まれています。コール エージェントは、着信または発信の送信先を決定します。Cisco CME には情報のデータベースがあり、電話ハードウェアの識別情報、電話機に関連付けられた内線番号、システム上のユーザ、ログイン情報、ルーティング先、通話処理機能、その他のシステム全体のパラメータなどの要素が格納されています。

Cisco Unity Express は、ボイス メッセージと自動受付の機能を提供することで Cisco CME を拡張するアプリケーションです。Cisco Unity Express モジュールには、ボイスメールおよび自動受付のソフトウェアが含まれています。システムのインストール プロセス中に、インストーラがこのモジュールを Cisco CME ルータに挿入します。Cisco Unity Express のデータベースには、ボイスメールボックス、ボイスメールボックスと関連付けられた電話番号、自動受付プロンプト、およびボイス メッセージに関する情報が格納されます。通話が正しく処理され、ボイス メッセージが適切に受信および保存されるように、Cisco Unity Express と Cisco CME のデータベースが同期化されます。

Cisco Unity Express と Cisco CME の統合管理ソフトウェアでは、ボイスメールおよび自動受付のパラメータを設定できます。また、内線や電話などの一部の Cisco CME パラメータも設定できます。初期化手順および設定手順を実行する際は、必ず、両方のデータベースが現在の情報を持つようにデータを保存してください。

Cisco Unity Express と Cisco CME の相違点

Cisco Unity Express と Cisco CME は、どちらもシスコのボイス メッセージ製品ファミリに含まれますが、同じプリケーションではありません。次の相違点があります。

Cisco CME では、Web 管理者がルータなどのシステム コンポーネントを設定する必要があります。Cisco CME のユーザおよび管理者は Cisco CME データベースに保存されます。Cisco CME は Web 管理者を電話ユーザとして取り扱いません。

Cisco Unity Express では、設定済みの Cisco CME ユーザを Cisco Unity Express データベースにコピーできます。Cisco CME の管理者 ID は Cisco Unity Express データベースにコピーできません。したがって、Cisco Unity Express の管理者 ID として割り当てることはできません。


注意 GUI を使用して設定を開始する前に、Cisco CME 管理者は少なくとも 1 人の電話ユーザを Cisco CME 上に設定しておく必要があります。このユーザは初期化段階で Cisco Unity Express にコピーされ、Cisco Unity Express 管理者として指定されます。初期化プロセスの完了後に Cisco Unity Express GUI にログインし直すには、Cisco Unity Express 管理者のユーザ ID とパスワードが必要です。

Cisco Unity Express では、ユーザ ID に英字、数字、下線(_)、ドット(.)、およびダッシュ(-)だけを使用できます。これ以外の文字を含む Cisco CME ユーザ ID は、Cisco Unity Express データベースにコピーできません。ユーザ ID の先頭は英字にする必要があります。

パスワードにスペースは使用できません。パスワードに使用できる文字は、大文字の A ~ Z、小文字の a ~ z、数字の 0 ~ 9、および - , . + = _ ! @ # $ ^ * ( ) ? / ~ < > & % の記号です。

Release 1.0 では、ユーザ ID およびパスワードは大文字と小文字が区別されます。

その他のリファレンス

この項では、Cisco Unity Express に関するリファレンスを示します。

Cisco Unity Express 関連マニュアル

 

関連項目
参照先

Cisco Unity Express の管理

Cisco Unity Express CLI Administrator Guide for Cisco CallManager, Release 2.1

Cisco Unity Express GUI Administrator Guide for Cisco CallManager, Release 2.1

Cisco Unity Express CLI Administrator Guide for Cisco CallManager Express, Release 2.1

Cisco Unity Express GUI Administrator Guide for Cisco CallManager Express, Release 2.1

Cisco Unity Express Command Reference, Release 2.1

Release Notes for Cisco Unity Express Release 2.1.1

Cisco Unity Express ボイスメール スクリプト

Cisco Unity Express Script Editor Guide, Release 2.1

Cisco Unity Express ボイスメール エンド ユーザ情報

Cisco Unity Express Voice Mail System - Quick Start Guide, Release 2.1

Cisco Unity Express Voice-Mail System User’s Guide

Cisco モジュール ハードウェアのインストール

Cisco Network Modules Hardware Installation Guide 』の第 22 章

Installing Advanced Integration Modules in Cisco 2600 Series, Cisco 3600 Series, and Cisco 3700 Series Routers

Advanced Integration Module Quick Start Guide

Replacing Compact Flash Memory on Cisco AIM-CUE Advanced Integration Modules

AIM-CUE Slot Restriction on Cisco 3745 Routers

Cisco Unity Express ソフトウェアの著作権およびライセンス

「付録 A:ソフトウェアの著作権とライセンス」

Technical Assistance Center(TAC)による Cisco Unity Express のサポート マニュアル

Technical Notes for Cisco Unity Express

Cisco CallManager

Release 4.1(2):

Cisco CallManager Administration Guide, Release 4.1(2)

Cisco CallManager System Guide, Release 4.1(2)

Cisco CallManager Features and Services Guide, Release 4.1(2)

Release 4.0(1):

Cisco CallManager Administration Guide, Release 4.0(1)

Cisco CallManager System Guide, Release 4.0(1)

Cisco CallManager Features and Services Guide, Release 4.0(1)

Release 3.3(4):

Cisco CallManager Administration Guide, Release 3.3(4)

Cisco CallManager System Guide, Release 3.3(4)

Cisco CallManager Features and Services Guide, Release 3.3(4)

Release 3.3(3):

Cisco CallManager Administration Guide, Release 3.3(3)

Cisco CallManager System Guide, Release 3.3(3)

Cisco CallManager Features and Services Guide, Release 3.3(3)

Cisco CallManager Express

Release 3.2:

Cisco CallManager Express 3.2 System Administrator Guide

Cisco CallManager Express 3.2 Command Reference

TAPI Developer Guide for Cisco CME/SRST

XML Developer Guide for Cisco CME/SRST

Integrating Cisco CallManager Express and Cisco Unity Express

Release 3.0:

Cisco CallManager Express System Administrator Guide 3.0

Cisco CallManager Express Command Reference 3.0

Cisco SRST System Administrator’s Guide Version 3.0

Integrating Cisco CallManager Express Versions 3.0 and 3.1 with Cisco Unity Express

Cisco Unity

Networking in Cisco Unity Guide

Cisco ハードウェア プラットフォーム

Cisco 2600 Series Hardware Installation Guide

Cisco 2600 series hardware configuration notes

Voice features on Cisco 2600 series routers

Cisco 2800 Series Hardware Installation

Cisco 3700 Series Hardware Installation Guide

Cisco 3700 series hardware configuration notes

Software Configuration Guide

Cisco 3800 Series Hardware Installation

Cisco IOS 関連マニュアル

 

関連項目
参照先

Cisco IOS 設定

Cisco IOS Debug Command Reference, Release 12.3T

Cisco IOS Voice Command Reference, Release 12.3T


) 一般的なボイス設定については、『Cisco IOS Voice Configuration Library, Release 12.3』を参照してください。


 

Cisco IOS 設定例

Cisco Systems Technologies Web サイト
http://cisco.com/en/US/tech/index.html


) この Web サイトから、技術カテゴリおよび後続のサブカテゴリの階層を選択し、Technical Documentation > Configuration Examples をクリックします。


 

Cisco IOS 音声トラブルシューティング情報

Cisco IOS Voice Troubleshooting and Monitoring Guide

Cisco IP テレフォニー

IP Telephony Solution Reference Network Design Guide

MIB

MIB
MIB リンク

CISCO-CUE-MIB

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能設定に適した MIB を特定およびダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。
http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

1869

SMTP Service Extensions

1893

Enhanced Mail System Status Codes

2045

Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) Part One: Format of Internet Message Bodies

2421

Voice Profile for Internet Mail - Version 2

2821

Simple Mail Transfer Protocol

テクニカル サポート

説明
リンク

Technical Assistance Center(TAC)ホーム ページには、検索可能な 30,000 ページの技術コンテンツがあり、製品、技術、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクが含まれています。Cisco.com 登録ユーザはこのページからログインして、さらに多くのコンテンツにアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/support/tac/home.shtml