Cisco Unity Express ボイスメールおよび自動受付 CLI アドミニストレータ ガイド(3.0 およびそれ以降 のバージョン)
VoiceView Express の設定
VoiceView Express の設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

VoiceView Express の設定

VoiceView Express の概要

VoiceView Express セッションの数

VoiceView Express 用の Cisco Unified Communications Manager の設定

VoiceView Express 用の Cisco Unified Communications Manager Express の設定

セッションの終了

VoiceView Express の設定

前提条件

この手順に必要なデータ

電話認証サービスの設定

リリース 7.0 以降の前提条件

リリース 3.2 以降の前提条件

VoiceView Express セッションの表示と終了

VoiceView Express の設定

この章では、Cisco Unity Express で VoiceView Express を設定する手順について説明します。次の項で構成されています。

「VoiceView Express の概要」

「VoiceView Express の設定」

「電話認証サービスの設定」

この機能を GUI から設定するには、[Voice Mail] > [VoiceView Express] オプションを使用します。

VoiceView Express の概要

VoiceView Express 機能を使用すると、ボイスメール ユーザは Cisco IP Phone のディスプレイおよびソフト キーから、メッセージの参照、聞き取り、送信、およびボイスメール メッセージの管理を行うことができます。この機能は、Telephone User Interface(TUI; 電話ユーザ インターフェイス)に代わって一般的なタスクを行います。

VoiceView Express は Cisco Unified Communications Manager Express システムおよび Cisco Unified Communications Manager システムに使用できます。VoiceView は、Cisco Unified Communications Manager の SRST モードで使用できません。

VoiceView Express をサポートしているのは、Cisco IP Phone の 7940(G)、7960(G)、7921(US および UK の英語に限る)、7925、7941、7961、7942、7962、7945、7965、7975、7970、7971、3911/51、SPA 941、SPA 942、SPA 525、および 521/524g です。電話機のサポートは、使用している Cisco Unity Express のバージョンとコール制御アプリケーションのバージョンによって異なる場合があります。

VoiceView Express は、デフォルトで有効になっています。

VoiceView Express 機能の詳しい使用方法については、『 Cisco Unity Express VoiceView Express Quick Start Guide Release 3.2 』を参照してください。

VoiceView Express セッションの数

同時に実行できる VoiceView Express セッションの最大数は、使用しているネットワーク モジュールのサイズと Cisco Unity Express のリリース バージョンによって決まります。同時にサポートされる VoiceView Express セッションの数は、Cisco Unity Express ハードウェア モジュールとそのバージョンによって決まります。ご使用のハードウェアでサポートされる VoiceView Express セッションの数を調べるには、使用している Cisco Unity Express リリース バージョンのリリース ノートを参照してください。

VoiceView Express セッションの数は、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)セッションとは別にカウントされます。

ユーザが VoiceView Express ボイス メッセージまたはグリーティングを聞き取るか録音している場合、システムはセッションを VoiceView Express セッションおよび TUI セッションとしてカウントします。

ユーザが VoiceView Express の電話画面でボイス メッセージを参照している場合、システムはそのセッションを VoiceView Express セッションとしてカウントします。

VoiceView Express 用の Cisco Unified Communications Manager の設定

Cisco Unified Communications Manager で設定する VoiceView Express サービスの URL は、 http:// Cisco-Unity-Express-hostname /voiceview/common/login.do にする必要があります。

Cisco Unified Communications Manager 管理者は、VoiceView Express を使用するよう設定されたすべての電話機が、Cisco Unity Express に設定された JTAPI ユーザによって所有されるようにする必要があります。VoiceView Express は JTAPI のユーザ名とパスワードを使用して、信頼できる電話クライアントになります。電話機に VoiceView Express サービスを追加するには、次の手順を使用します。

1. IP Phone サービスの作成:Cisco Unified Communications Manager の管理画面で、[Feature] > [Cisco IP Phone Services] をクリックします。[Add a New IP Phone Service] をクリックします。ボイスメール ユーザを電話機の画面に表示する名前を入力します。ユーザが VoiceView Express に登録するときに、ユーザの電話機のメッセージ上に表示する説明を入力します。上記の IP Phone サービスの URL を入力します。[Insert] をクリックします。

2. 電話機への IP Phone サービスの追加:Cisco Unified Communications Manager システムで電話機を検索します。その電話機をクリックし、電話機の設定ページを開きます。画面の右上隅にある [Subscribe/Unsubscribe Services] をクリックします。ドロップダウン メニューで、上記で作成した IP Phone サービス名を探します。[Continue] をクリックします。[Subscribe] をクリックします。

3. JTAPI ユーザへの電話機の割り当て:JTAPI ユーザの設定ページを表示します。[Device Association] をクリックします。電話機を制御対象デバイスとして関連付けます。

4. VoiceView Express サービスを必要とする各電話機に対して、手順 2 と 3 を繰り返します。

VoiceView Express 用の Cisco Unified Communications Manager Express の設定

Authentication Manager は、IP Phone タスクの認証要求を処理するネットワーク サーバです。IP Phone は、電話機の登録プロセスの中で認証サーバの URL を学習します。

Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)には認証サーバがありません。Cisco Unity Express は、VoiceView Express のプライマリ認証サーバとして動作する認証サーバを起動します。

Cisco Unified CME 管理者は、Cisco Unified CME 認証サーバの URL が Cisco Unity Express 認証サーバを指すようにする必要があります。必要とされる Cisco Unified CME コマンド構文は、使用している Cisco Unity Express のバージョンで異なります。詳細については、「電話認証サービスの設定」を参照してください。


) URL の設定をアクティブにするには、電話機を再起動する必要があります。


セッションの終了

管理者は、VoiceView Express セッションがアイドル状態を継続可能な最大時間(分)を設定できます。このタイムアウトはシステム全体に適用されるパラメータであり、個々のユーザまたはグループに対して設定できません。1 セッションのデフォルトの限度は 5 分間です。

アクティブな VoiceView Express セッションは、次のシナリオの場合に終了します。

新しい TUI セッションまたは VoiceView Express セッションは、既存の VoiceView Express セッションよりも優先され、既存のセッションが終了します。

アクティブな VoiceView Express セッションは、Cisco Unity Express EXEC モードで CLI コマンドの service voiceview session terminate mailbox-id を使用して終了できます。詳細については、 アクティブな IMAP および VoiceView Express セッションの監視を参照してください。

VoiceView Express の設定

システム全体の VoiceView Express パラメータを設定するには、次の手順を使用します。

VoiceView Express は、デフォルトで有効になっています。

前提条件

Cisco Unified Communications Manager システムの場合:VoiceView Express を使用するよう設定されたすべての電話機が、Cisco Unity Express で設定された JTAPI ユーザによって所有されるようにします。

Cisco Unified Communications Manager Express システムの場合:Cisco Unified Communications Manager Express 認証サーバ URL が Cisco Unity Express を指すようにしてください。

この手順に必要なデータ

システムがセッションを切断するまでの、VoiceView Express セッションが非アクティブ状態となる分数。

概略手順

1. config t

2. service voiceview

3. enable

4. session idletimeout minutes

5. end

6. exit

7. (オプション) show voiceview configuration

8. (オプション) show voiceview sessions

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

service voiceview

 
se-10-0-0-0(config)# service voiceview

VoiceView Express 設定モードを開始します。

ステップ 3

enable

 

se-10-0-0-0(config-voiceview)# enable

Cisco Unity Express システムのサービスを受けるすべてのユーザに対して、VoiceView Express 機能を有効にします。デフォルトの状態では有効になっています。

ステップ 4

session idletimeout minutes

 

se-10-0-0-0(config-voiceview)# session idletimeout 10

VoiceView Express セッションがアイドル状態を継続可能な時間(分)を指定します。この最大値に達すると、セッションは自動的に切断されます。有効な値は 5 ~ 30 分間です。デフォルトは 5 分間です。

ステップ 5

end

 

se-10-0-0-0(config-voiceview)# end

VoiceView Express 設定モードを終了します。

ステップ 6

end

 

se-10-0-0-0(config)# exit

設定モードを終了します。

ステップ 7

show voiceview configuration

 

se-10-0-0-0# show voiceview configuration

(オプション) VoiceView Express の設定パラメータを表示します。

ステップ 8

show voiceview sessions

 

se-10-0-0-0# show voiceview sessions

(オプション) アクティブなすべての VoiceView Express セッションを表示します。

次の例は、 show voiceview configuration コマンドのサンプル出力を示しています。

se-10-0-0-0# show voiceview configuration
Phone service URL: http://<CUE-hostname>/voiceview/common/login.do
Enabled: Yes
Idle Timeout (minutes): 10
 

次の例は、 show voiceview sessions コマンドのサンプル出力を示しています。

se-10-0-0-0# show voiceview sessions
 
Mailbox RTP User ID Phone MAC Address
1013 Yes user1 0015.C68E.6C1E
1016 No user5 0015.629F.8706
1015 No user3 0015.63EE.3790
1014 Yes user6 0015.629F.888B
1009 No user9 0015.6269.57D2
1012 No user10 0016.4676.4FCA
1001 No user8 0009.B7F7.5703
1004 Yes user11 000C.30DE.5EA8
 
8 session(s)
3 active RTP stream(s)

電話認証サービスの設定

Cisco Unity Express リリース 7.0 以前の認証サービスでは、ボイス メッセージおよびグリーティングの再生時と録音時に、IP Phone からの VoiceView Express 認証要求だけを処理していました。音声ストリームに必要なその他の IP Phone アプリケーションに対する認証サービスは存在しませんでした。

リリース 7.0 から、電話認証サービスは IOS の一部として提供されるようになりました。この認証サービスは、IOS の一部としてネットワーク上のすべての電話サービス アプリケーションで使用されます。リリース 7.0 では、Cisco Unified CME はプライマリ認証サーバとして動作します。

リリース 7.0 以降の前提条件

Cisco Unified CME では、次のように設定する必要があります。

次のコマンドを使用して、認証サービスの URL を設定する。

url authentication http:// cme-ip-address /CCMCIP/authenticate.asp

次のコマンドを使用して、認証のユーザ名およびパスワードを設定する。

authentication credential username password

ユーザ名およびパスワードは、次の項の手順で設定するユーザ名およびパスワードと一致する必要があります。

リリース 3.2 以降の前提条件

Cisco Unified CME では、次のコマンドを使用して認証サービスの URL を設定する必要があります。

url authentication http:// cue-ip-address /voiceview/authentication/authenticate.do

概略手順

1. config t

2. site name local

3. phone-authentication username username password password

4. end

5. show phone-authentication configuration

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

site name local

 

se-10-0-0-0(config)# site name local

Cisco Unified CME サイトを設定し、サイト設定モードを開始します。

ステップ 3

phone-authentication username username password password

 

se-10-0-0-0(config-site)# phone-authentication username user-8 password mypass

認証のユーザ名およびパスワードを設定します。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-site)# end

認証モードを終了します。

ステップ 5

show phone-authentication configuration

 

se-10-0-0-0# show phone-authentication configuration

(オプション) VoiceView Express の認証パラメータを表示します。

次の例は、show phone-authentication configuration コマンドのサンプル出力を示しています。

se-10-0-0-0# show phone-authentication configuration
 
Authentication service URL: http://<CUE-hostname>/voiceview/authentication/authenticate.do
Authentication Fallback Server URL: http://172.16.10.10/auth-server/authenticate.asp

VoiceView Express セッションの表示と終了

アクティブな VoiceView Express セッションを終了する方法については、 アクティブな IMAP および VoiceView Express セッションの監視を参照してください。