Cisco Unity Express ボイスメールおよび自動受付 CLI アドミニストレータ ガイド(3.0 およびそれ以降 のバージョン)
システム コンポーネントの設定
システム コンポーネントの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

システム コンポーネントの設定

SIP 通話制御パラメータの設定

Cisco Unity Express の SIP プロキシ サーバのロケーションの設定

この手順に必要なデータ

着信転送モードの設定

DTMF オプションの設定

MWI 通知オプションの設定

発信通知(Cisco SRST モードでは使用不可)

Sub-Notify 通知

非要請通知

MWI をオンおよびオフにした内線の設定(Cisco SRST モードでは使用不可)

前提条件

この手順に必要なデータ

SIP MWI 通知へのエンベロープ情報の包含の設定

前提条件

一元化された CiscoUnityExpress の設定

Cisco Unified CME サイトの定義(サイト プロビジョニング)

前提条件

CiscoUnifiedCME サイトの削除

一元化された Cisco Unity Express のファックス サポートの設定

前提条件

一元化された Cisco Unity Express のユーザ以外の同報リストの設定

RFC に準拠するための Cisco Unified CME SIP オプションの設定

この手順に必要なデータ

JTAPI パラメータの設定(Cisco Unified CommunicationsManager に限る)

前提条件

この手順に必要なデータ

スクリプトの管理

スクリプト ファイルの作成

スクリプト ファイルのアップロード

既存のスクリプトのリストの表示

スクリプト ファイルのダウンロード

スクリプト ファイルの削除

プロンプトの管理

プロンプト ファイルの録音

プロンプト ファイルのアップロード

既存のプロンプト ファイル リストの表示

プロンプト ファイルのダウンロード

プロンプト ファイルの名前変更

プロンプト ファイルの削除

プロンプト ファイルの録音

アプリケーションの管理

アプリケーションの作成と変更

この手順に必要なデータ

アプリケーションのスクリプト パラメータ

アプリケーションの削除

この手順に必要なデータ

トリガーの管理

アプリケーションの SIP トリガーの設定

この手順に必要なデータ

ワイルドカードのトリガー パターン

アプリケーションの JTAPI トリガーの設定(CiscoUnified CommunicationsManager に限る)

この手順に必要なデータ

アプリケーションの HTTP トリガーの設定

アプリケーションに対する複数のトリガーの設定

アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有

アプリケーションへのアクセス

さまざまなアプリケーション間でのポートの共有

休日リストの設定

休日の概要

年固有の休日

定休日

休日リストの使用

休日リストの設定

前提条件

年固有の休日リストの設定

定休日リストの設定

休日リストの表示

前提条件

すべての休日リストの表示

特定の年の休日リストの表示

特定の月の休日リストの表示

リストからの休日の削除

前提条件

休日リストからの年固有の休日の削除

特定の月からの年固有の休日の削除

特定の年の年固有の休日の削除

休日リストからの定休日の削除

営業時間の設定

営業時間のスケジュールの概要

営業時間のスケジュールの使用

営業時間のスケジュールの作成

この手順に必要なデータ

営業時間のスケジュールの変更

営業時間または時間外の状態の変更

営業時間のスケジュールの表示

特定のスケジュールの表示

すべてのビジネス スケジュールの表示

営業時間のスケジュールの削除

システム全体のファックス パラメータの設定

前提条件

この手順に必要なデータ

SMTP パラメータの設定

SMTP サーバの構成

この手順に必要なデータ

履歴レポートの設定

ローカル履歴レポート データベースの設定

前提条件

データベース消去スケジュールの設定

前提条件

データベース容量の消去しきい値の設定

前提条件

データベース容量の警告通知しきい値の設定

前提条件

消去通知電子メール アドレスの設定

前提条件

履歴レポート データベースの手動消去

前提条件

外部サーバへの履歴レポート データのエクスポート

前提条件

グループへの履歴レポート表示特権の割り当て

前提条件

バナー サポート

ログイン バナーの定義

前提条件

システム コンポーネントの設定

コマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドを使用して、Cisco Unity Express システムのコンポーネントを設定できます。EXEC モードで入力するコマンドと設定モードで入力するコマンドがあります。

この章では、Cisco Unity Express の次の基本コンポーネントを設定する方法について説明します。

Cisco Unity Express が Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)と通信するために必要な SIP パラメータ

Cisco Unity Express が Cisco Unified Communications Manager と通信するために必要な JTAPI パラメータ

その他の Cisco Unity Express システム コンポーネント(プロンプト、スクリプト、アプリケーション、トリガーなど)

この章の手順はすべて、CLI コマンドまたはグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)オプションのいずれを使用しても実行できます。CLI 手順は、次のために使用します。

バルク プロビジョニング

スクリプト

アップグレード

システムのトラブルシューティング

この章では、Cisco Unity Express システムのコンポーネントを設定する手順について説明します。この章は、次の項で構成されています。

「SIP 通話制御パラメータの設定」

「Cisco Unity Express の SIP プロキシ サーバのロケーションの設定」

「着信転送モードの設定」

「DTMF オプションの設定」

「MWI 通知オプションの設定」

「MWI をオンおよびオフにした内線の設定(Cisco SRST モードでは使用不可)」

「一元化された Cisco Unity Express の設定」

「一元化された Cisco Unity Express のファックス サポートの設定」

「一元化された Cisco Unity Express のユーザ以外の同報リストの設定」

「RFC に準拠するための Cisco Unified CME SIP オプションの設定」

「JTAPI パラメータの設定(Cisco Unified Communications Manager に限る)」

「スクリプトの管理」

「プロンプトの管理」

「アプリケーションの管理」

「トリガーの管理」

「休日リストの設定」

「営業時間の設定」

「システム全体のファックス パラメータの設定」

「SMTP パラメータの設定」

「履歴レポートの設定」

SIP 通話制御パラメータの設定

この項の内容は、次のとおりです。

「Cisco Unity Express の SIP プロキシ サーバのロケーションの設定」

「着信転送モードの設定」

「DTMF オプションの設定」

「MWI 通知オプションの設定」

「MWI をオンおよびオフにした内線の設定(Cisco SRST モードでは使用不可)」

「RFC に準拠するための Cisco Unified CME SIP オプションの設定」

Cisco Unity Express の SIP プロキシ サーバのロケーションの設定

Session Initiation Protocol(SIP)プロキシ サーバは、Cisco Unified CME がインストールされているルータ上にあります。Cisco Unified CME は、Cisco Unity Express ハードウェアとソフトウェアがインストールされているルータと異なるルータにインストールできます。Cisco Unity Express と Cisco Unified CME 間のすべての通信を使用可能にするには、SIP プロキシ サーバのロケーション情報を適切に設定する必要があります。SIP プロキシ サーバは、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)と Cisco Unity Express ボイスメール アプリケーションの連動も可能にします。

この手順に必要なデータ

SIP プロキシ サーバを設定するには、次の情報が必要です。

SIP プロキシ サーバが常駐するルータのホスト名または IP アドレス

SIP プロキシ サーバが常駐するルータの UDP ポート

概略手順

1. config t

2. ccn subsystem sip

3. gateway address ip-address

4. gateway port port-number

5. end

6. show ccn subsystem sip

7. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0# ccn subsystem sip

SIP 設定モードを開始します。

ステップ 3

gateway address ip-address

 

se-10-0-0-0(config-sip)# gateway address 10.100.6.9

SIP プロキシ サーバが常駐するルータのホスト名または IP アドレスを指定します。

ステップ 4

gateway port port-number

 

se-10-0-0-0(config-sip)# gateway port 5060

SIP プロキシ サーバが着信 SIP メッセージを待ち受ける UDP ポート番号を指定します。デフォルト値は 5060 です。

(注) このポート番号を変更しないことを強く推奨します。

ステップ 5

end

 

se-10-0-0-0(config-sip)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

show ccn subsystem sip

 
se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip

SIP サブシステムのパラメータを表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次の例は show ccn subsystem sip の出力結果を示しています。この出力結果では、SIP ゲートウェイ IP アドレスと SIP ポート番号が表示されます。

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip
 
SIP Gateway: 10.100.6.9
SIP Port Number: 5060
DTMF Relay: sip-notify,sub-notify
MWI Notification: sub-notify
Transfer Mode: refer-consult
SIP RFC Compliance: Pre-RFC3261
se-10-0-0-0#

着信転送モードの設定

Cisco Unity Express では、ブラインド転送に加えて、手動および半手動通話転送モードの設定が可能です。

概略手順

1. config t

2. ccn subsystem sip

3. transfer-mode { attended | semi-attended | blind refer | blind bye-also ]}

4. end

5. show ccn subsystem sip

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0(config)# ccn subsystem sip

SIP 設定モードを開始します。

ステップ 3

transfer-mode { attended | semi-attended | blind refer | blind bye-also ]}

 

se-10-0-0-0(config-sip)# transfer-mode blind refer

転送モードを指定します。

attended :REFER メソッドを使用して、通話を手動モードで転送します。転送は、転送先の内線が通話に応答すると完了します。

semi-attended :REFER メソッドを使用して、通話を半手動モードで転送します。転送は、転送先の内線を呼び出すと完了します。

blind refer :REFER メソッドを使用して、通話を転送しますが、打診は行いません。

blind bye-also :BYE/ALSO メソッドを使用して、通話を転送しますが、打診は行いません。Cisco Unity Express は、リモート エンドが REFER をサポートしていない場合にこのメソッドを使用します。これがデフォルト値です。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-sip)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip

SIP 設定パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn subsystem sip コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip
 
SIP Gateway: 172.19.167.208
SIP Port Number: 5060
DTMF Relay: sip-notify rtp-nte
MWI Notification: outcall
Transfer Mode: blind (REFER)
SIP RFC Compliance: Pre-RFC3261

DTMF オプションの設定

Cisco Unified CME および Cisco SRST モードからの SIP 通話の着信および発信 DTMF シグナルの処理には、次に示すオプションを使用できます。

Cisco Unity Express には、着信および発信 SIP 通話の DTMF シグナルを転送するための、次のオプションがあります。

rtp-nte :メディア パスを使用して、着信および発信 DTMF シグナルをリレーします。

rtp-nte オプションを使用する場合は、次の例に示すように、Cisco IOS SIP ゲートウェイが SIP 通話に RTP-NTE を使用するよう設定されていることを確認してください。

dial-peer voice 1000 voip
destination-pattern 6700
session protocol sipv2
session target ipv4:10.100.9.6
dtmf-relay rtp-nte
codec g711ulaw
no vad
 

sub-notify :Subscribe および Notify メッセージを使用して、着信 DTMF シグナルを Cisco Unity Express にリレーします。このオプションは、Cisco Unity Express からの発信 DTMF シグナルには使用できません。

info :Info メッセージを使用して、発信 DTMF シグナルを Cisco Unity Express から Cisco IOS SIP ゲートウェイにリレーします。このオプションは、Cisco Unity Express への着信 DTMF シグナルには使用できません。

sip-notify :着信および発信 DTMF シグナルに Unsolicited-Notify メッセージを使用します。

sip-notify オプションを使用するには、次の例に示すように、Cisco IOS SIP ゲートウェイが SIP 通話に Unsolicited NOTIFY を使用するよう設定されていることを確認してください。

dial-peer voice 1 voip
destination-pattern 6700
session protocol sipv2
session target ipv4:10.100.9.6
dtmf-relay sip-notify
codec g711ulaw
no vad
 

DTMF シグナルの転送には複数のオプションを設定できます。オプションを設定した順序によって、それらのオプションの優先順位が決まります。

表 5 に、さまざまなオプションの組み合せとリモート エンドの機能、着信および発信 DFMF シグナルのオプションを示します。

 

表 5 DTMF リレー オプションの組み合せ

Cisco Unity Express の設定
リモート エンドでサポートされるオプション
Cisco Unity Express への着信 DTMF のオプション
Cisco Unity Express からの発信 DTMF のオプション

sub-notify

--

sub-notify

非 DTMF

info

--

非 DTMF

info

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

sip-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify、rtp-nte

rtp-nte、sip-notify

sip-notify1

sip-notify 1

sip-notify、rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

sip-notify、info

sip-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify、info

サポートなし2

非 DTMF

info

sip-notify、sub-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify、sub-notify

サポートなし 2

sub-notify

sub-notify

sip-notify、rtp-nte、info

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

sip-notify、rtp-nte、info

sip-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify、rtp-nte、info

サポートなし 2

非 DTMF

info

sip-notify、rtp-nte、sub-notify

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

sip-notify、rtp-nte、sub-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify

sip-notify、rtp-nte、sub-notify

サポートなし 2

sub-notify

非 DTMF

sub-notify、info

--

sub-notify

info

rtp-nte、sub-notify

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte、sub-notify

サポートなし 2

sub-notify

非 DTMF

rtp-nte、info

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte、info

サポートなし 2

非 DTMF

info

sip-notify、rtp-nte、sub-notify、info

sip-notify、rtp-nte

sip-notify

sip-notify

sip-notify、rtp-nte、sub-notify、info

rtp-nte

rtp-nte

rtp-nte

sip-notify、rtp-nte、sub-notify、info

サポートなし 2

sub-notify

info

1.着信通話用。発信通話の場合は、rtp-nte か sip-notify かをリモート エンドが決定します。

2.rtp-nte および sip-notify はサポートされません。

概略手順

1. config t

2. ccn subsystem sip

3. dtmf-relay { rtp-nte | sub-notify | info | sip-notify }

複数のシグナル オプションを設定するには、1 つの dtmf-relay コマンドでそれらのオプションを指定します。

4. end

5. show ccn subsystem sip

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0(config)# ccn subsystem sip

SIP 設定モードを開始します。

ステップ 3

dtmf-relay { rtp-nte | sub-notify | info | sip-notify }

 

se-10-0-0-0(config-sip)# dtmf-relay sip-notify rtp-nte

DTMF シグナル処理オプションを指定します。1 つの dtmf-relay コマンドを使用して、複数の DTMF オプションを指定します。

rtp-nte :メディア パスを使用して、着信および発信 DTMF シグナルをリレーします。

を使用するよう設定されたダイヤルピアがあることを確認してください。

sub-notify :Subscribe および Notify メッセージを使用して、着信 DTMF シグナルを Cisco Unity Express にリレーします。

info :Info メッセージを使用して、発信 DTMF シグナルを Cisco Unity Express から Cisco IOS SIP ゲートウェイにリレーします。

sip-notify :Unsolicited-Notify メッセージを使用して、着信および発信 DTMF シグナルをリレーします。

を使用するよう設定されたダイヤルピアがあることを確認してください。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-sip)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip

SIP 設定パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn subsystem sip コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip
 
SIP Gateway: 172.19.167.208
SIP Port Number: 5060
DTMF Relay: sip-notify rtp-nte
MWI Notification: outcall
Transfer Mode: consult (REFER)
SIP RFC Compliance: Pre-RFC3261

MWI 通知オプションの設定

Cisco Unity Express では MWI ステータス更新機能が拡張され、Cisco Unified Communicatins Manager および Cisco SRST モードが含まれています。次の 3 つの通知オプションが使用可能です。

「発信通知(Cisco SRST モードでは使用不可)」

「Sub-Notify 通知」

「非要請通知」

GUI で、[Voice Mail] > [Message Waiting Indicators] > [Settings] を選択すると、MWI 通知オプションを設定できます。

発信通知(Cisco SRST モードでは使用不可)

SIP outcall メカニズムを使用して MWI 通知を生成できるのは、Cisco Unified CME だけです。outcall は、Cisco SRST モードでは機能しません。


) MWI 通知オプションが outcall の場合は、MWI がオンおよびオフの内線を設定します。MWI をオンおよびオフにした内線の設定(Cisco SRST モードでは使用不可)を参照してください。


outcall オプションは、下位互換性を得るために使用できます。MWI 通知オプションには、 sub-notify または unsolicited を使用することを推奨します。

outcall オプションを使用するには、次のように、MWI 通知を受信するために登録された 2 つの ephone-dn を設定する必要があります。

ephone-dn 30
number 8000....
mwi on
.
.
ephone-dn 31
number 8001....
mwi off

) 上記の例で、ドットの数は Cisco Unified CME に接続した電話機の内線番号の桁数と等しくする必要があります。


Sub-Notify 通知

Cisco Unified CME と、SRST モードの Cisco Unified Communications Manager は、どちらも MWI 通知の生成に sub-notify メカニズムを使用できます。このメカニズムを使用すると、ユーザのボイスメールボックスにあるメッセージの正確なステータスが MWI 通知に反映されます。

ephone-dn を sub-notify オプションで設定すると、Unified CME は Subscribe メッセージを Cisco Unity Express に送信し、MWI 通知用の電話機を登録します。新しいボイス メッセージが ephone-dn のボイスメールボックスに着信すると、Cisco Unity Express は MWI ステータスを更新します。Cisco Unity Express が ephone-dn の Subscribe メッセージを受信しなかった場合、Cisco Unity Express は新しいメッセージが着信したときに、MWI ステータスを更新しません。

sub-notify オプションを使用するには、MWI 通知を受信するために登録された各 ephone-dn を、Cisco Unified CME で次のように設定する必要があります。

リリース 12.3(11)T7 以前の Cisco IOS の場合

sip-ua
.
.
mwi-server ipv4:10.100.9.6 transport udp port 5060
number 2010
.
ephone-dn 35
mwi sip
 

リリース 12.3(11)T7 以降の Cisco IOS の場合

sip-ua
.
.
mwi-server ipv4:10.100.9.6 transport udp port 5060
number 2010
.
ephone-dn 35
mwi sip
 

Cisco SRST モードの場合

sip-ua
.
.
mwi-server ipv4:10.100.9.6 transport udp port 5060
number 2010
.
call-manager-fallback.
mwi relay
 

) これらのコマンドで使用する SIP サーバ IP アドレスは、Cisco Unity Express の IP アドレスにする必要があります。上記の例では 10.100.9.6 です。


非要請通知

Cisco Unified CME と、SRST モードの Cisco Unified Communications Manager は、どちらも MWI 通知の生成に unsolicited メカニズムを使用できます。このメカニズムを使用すると、ユーザのボイスメールボックスにあるメッセージの正確なステータスが MWI 通知に反映されます。

unsolicited オプションでは、Cisco Unified CME が MWI 通知に対して、ephone-dn ごとに Cisco Unity Express にサブスクリプション要求を送信する必要がありません。Cisco Unity Express は、いずれかの ephone-dn のボイスメールボックスに新しいメッセージを受信すると、Cisco Unified CME に Notify メッセージを送信します。このようにして、MWI ステータスに現在のボイスメールボックスのメッセージのステータスが反映されます。

unsolicited オプションを使用するには、MWI 通知を受信するために登録されている各 ephone-dn を、Cisco Unified CME で次のように設定する必要があります。

リリース 12.3(11)T7 以前の Cisco IOS の場合

telephony-service
.
.
mwi sip-server 10.100.9.6 transport udp port 5060 unsolicited
number 2010
.
ephone-dn 35
mwi sip
 

リリース 12.3(11)T7 以降の Cicso IOS の場合

sip-ua
.
.
mwi-server ipv4:10.100.9.6 transport udp port 5060 unsolicited
number 2010
.
ephone-dn 35
mwi sip
 
For Cisco SRST Mode
sip-ua
.
.
mwi-server ipv4:10.100.9.6 transport udp port 5060 unsolicited
number 2010
.
call-manager-fallback.
mwi relay
 

) これらのコマンドで使用する SIP サーバ IP アドレスは、Cisco Unity Express の IP アドレスにする必要があります。上記の例では 10.100.9.6 です。


概略手順

1. config t

2. ccn subsystem sip

3. mwi sip { outcall | sub-notify | unsolicited }

4. end

5. show ccn subsystem sip

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0(config)# ccn subsystem sip

SIP 設定モードを開始します。

ステップ 3

mwi sip { outcall | sub-notify | unsolicited }

 

se-10-0-0-0(config-sip)# mwi sip sub-notify

SIP 通話の MWI 通知メソッドを指定します。デフォルトは outcall です。

outcall :SIP outcall を使用して MWI 通知を送信します。

sub-notify :SIP Notify を使用して MWI 通知を送信します。

unsolicited :SIP Unsolicited Notify を使用して MWI 通知を送信します。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-sip)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip

SIP 設定パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn subsystem sip コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip
 
SIP Gateway: 172.19.167.208
SIP Port Number: 5060
DTMF Relay: sip-notify, sub-notify
MWI Notification: sub-notify
Transfer Mode: consult (REFER)

MWI をオンおよびオフにした内線の設定(Cisco SRST モードでは使用不可)

Cisco Unity Express は、MWI をオンおよびオフにした内線を、影響を受ける電話機の内線番号とともに使用して、Cisco Unified CME への SIP 通話を生成します。その結果、電話機の MWI ライトの状態が変わります。

この設定は、MWI 通知オプションが outcall に設定されている場合にだけ必要です(前述のMWI 通知オプションの設定の項を参照)。

前提条件

MWI をオンおよびオフにした内線が Cisco Unified CME に設定されていることを確認します。設定されていない場合、MWI ライトは機能しません。

この手順に必要なデータ

MWI をオンおよびオフにした内線を設定するには次の情報が必要です。

MWI オンの内線専用の内線番号

MWI オフの内線専用の内線番号

概略手順

1. config t

2. ccn application ciscomwiapplication

3. parameter strMWI_ON_DN on-extension

4. parameter strMWI_OFF_DN off-extension

5. end

6. copy running-config startup-config

詳細手順

 

操作コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn application ciscomwiapplication

 

se-10-0-0-0(config)# ccn application ciscomwiapplication

MWI アプリケーションの設定モードを開始します。

ステップ 3

parameter strMWI_ON_DN on-extension

 

se-10-0-0-0(config-application)# parameter strMWI_ON_DN 8000

MWI オンの内線として、 on-extension の値を割り当てます。Cisco Unified CME で設定されているものと同じオンの内線を使用してください。

ステップ 4

parameter strMWI_OFF_DN off-extension

 

se-10-0-0-0(config-application)# parameter strMWI_OFF_DN 8001

MWI オフの内線として、 off-extension の値を割り当てます。Cisco Unified CME で設定されているものと同じオフの内線を使用してください。

ステップ 5

end

 

se-10-0-0-0(config-application)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

SIP MWI 通知へのエンベロープ情報の包含の設定

SIP MWI 通知にエンベロープ情報が含まれているかどうかを判別するには、 mwi envelope-info コマンドを使用します。

SIP MWI 通知へのエンベロープ情報の包含を有効にしても、Cisco Unity Express が、エンベロープ情報を要求する MWI サブスクリプションを受け取るかどうかには影響しません。このコマンドは、SIP MWI 通知にエンベロープ情報が含まれていないかどうかを判別するだけであり、Cisco Unity Express が生成する MWI メッセージの内容だけに影響します。エンベロープ情報の包含を無効にしても、既存の MWI サブスクリプションは終了しません。有効にすると、以降の MWI 通知には、エンベロープ情報を要求した既存の MWI サブスクリプションのエンベロープ情報が含まれます。

前提条件

Cisco Unity Express 3.2 以降のバージョン。

mwi envelope-info コマンドが有効なのは、 mwi sip sub-notify コマンドが使用されている場合だけです。 mwi sip sub-notify コマンドの詳細については、前述の MWI 通知オプションの設定の項を参照してください。

概略手順

1. config t

2. ccn subsystem sip

3. mwi envelope-info

4. end

5. copy running-config startup-config

詳細手順

 

操作コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0(config)# ccn subsystem sip

SIP 設定モードを開始します。

ステップ 3

mwi envelope-info

 

se-10-0-0-0(config-sip)# mwi envelope-info

SIP MWI 通知へのエンベロープ情報の包含を有効にします。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-sip)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

一元化された Cisco Unity Express の設定

Cisco Unity Express 3.2 以降のバージョンでは、一元管理機能を使用して、Cisco Unity Express NME または Cisco Unity Express SM-SRE-700-K9 を最大 10 の Cisco Unified CME システムと相互運用できます。


) Cisco Unity Express AIM-CUE/AIM2-CUE、NM-CUE、NM-CUE-EC、および ISM-SRE-300-K9 モジュールでサポートされるのは、1 つの Cisco Unified CME システムだけです。


地理的に分散した Cisco Unified CME システムをWAN リンク上で Cisco Unity Express に接続できるようになりました。Cisco Unity Express は、これらの Cisco Unified CME システムのいずれかと共存させることができます(必須ではありません)。

図 1 一元化された Cisco Unity Express の展開トポロジ

 

10 を超える Cisco Unified CME システムを相互接続するには、Cisco Unified Messaging Gateway を使用して、複数の Cisco Unity、Cisco Unity Express、およびサードパーティのメッセージング システムを相互接続します。


Cisco Unity Express は、Cisco Unified CME Extension Mobility(EM)ユーザのインポートと管理をサポートしていません。ephone ユーザのインポートと管理だけがサポートされます。


一元管理機能の利点を最大限に活かすには、1 つの中央 Cisco Unified CME ゲートウェイを設定して会社ダイヤル プランを管理する必要があります。 この 中央 Cisco Unified CME ゲートウェイ は、「ローカル」サイトと呼ばれる、システムで事前定義されたサイトです。ローカル サイトを削除することはできません。

Cisco Unity Express は、すべての発信通話と発信ファックスに対して1 つの SIP ゲートウェイを使用します。この SIP ゲートウェイは、会社のダイヤル プランを認識し、Cisco Unity Express からネットワーク内の Cisco Unified CME に通話をルーティングできる必要があります。このゲートウェイはサイトとは独立して設定されていますが、デフォルトでは、ローカル サイトの Cisco Unified CME にルーティングします。

MWI に対して Outcall または Unsolicited Notify を使用する場合は、MWI リレーが中央(ローカル)Cisco Unified CME で有効になっている必要があります。また、他の Cisco Unified CME ルータは、この Cisco Unified CME にサブスクライブする必要があります。中央 Cisco Unified CME は、各番号が定義されている場所を把握し、それに応じて MWI メッセージを渡します。

MWI に対して Subscribe-Notify を使用する場合は、個々のゲートウェイで MWI サーバとして Cisco Unity Express を使用する必要があります。


Cisco Unity Express は、Cisco Unity Express と Cisco Unified CME の間で WAN リンクが切断された場合の、自動 MWI 同期をサポートしません。同期がとれなくなった場合は、手動で MWI を同期させる必要があります。


詳細な MWI リレーのデザイン ガイドである、『 Cisco Unified Communications Manager Express Solution Reference Network Design Guide の MWI リレーに関する項は、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/srnd/design/guide/cmesrnd.html にあります。

次に示すコマンドは、Cisco Unity Express が Cisco Unified Communications Manager モードで動作している場合は使用できません。

次の手順では、Cisco Unified CME サイトをプロビジョニングする方法を示します。

「Cisco Unified CME サイトの定義(サイト プロビジョニング)」

「Cisco Unified CME サイトの削除」


これらの手順は、Cisco Unity Express 3.1 以前のバージョンの、次の EXEC モード コマンドに置き換わるものです。このコマンドは、Cisco Unity Express がサポートする 1 つの Cisco Unified CME をプロビジョニングするために使用されていました。
web admin cme hostname
[hostname] username [username] password [password]
このコマンドは廃止されていませんが、複数の Cisco Unified CME システムを使用している場合、このコマンドが適用されるのは中央(ローカル)サイトだけです。


Cisco Unified CME サイトの定義(サイト プロビジョニング)

前提条件

Cisco Unity Express 3.2 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. site name [ site-name | local ]

3. site-hostname hostname

4. description "text "

5. web username username password password

6. web credentials hidden username-password-hash

7. xml username username password password

8. xml credentials hidden username-password-hash

9. exit

10. username username site site-name

11. end

12. show site [ site-name ]

13. show users site [ site-name ]

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

site name [site-name| local]
 
 
 

se-10-0-0-0(config)# site name local

Cisco Unified CME サイトを作成します。

site-name:サイト名の構文はユーザ名と同じです。最大長は 32 文字で、英字、数字、ハイフン、ドットを使用できます。

local:中央サイトの名前。

ステップ 3

site-hostname hostname
 

se-10-0-0-0(config-site)# site-hostname 192.0.2.13

Cisco Unified CME サイトの DNS ホスト名または IP アドレスを設定します。

ステップ 4

description “text
 

se-10-0-0-0(config-site)# description “San Jose HQ”

サイトの説明を設定します。

text:特定のサイトの説明。説明の最大長は 64 文字で、引用符で囲む必要があります。

ステップ 5

web username username password password
 

se-10-0-0-0(config-site)# web username admin password pass18

サイトの Web ユーザ名と Web パスワードを設定します。

username:サイトの Web ユーザ名。

password:サイトの Web パスワード。

ステップ 6

web credentials hidden username-password-hash

 

se-10-0-0-0(config-site)# web credentials hidden "GixGRq8cUmGIZDg9c8oX9EnfGWTYHfmPSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmPSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmPSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmP"

サイトの非表示の Web 資格情報を設定します。

username-password-hash:サイトの Web ユーザ名とパスワードの暗号化された資格情報。

ステップ 7

xml username username password password
 

se-10-0-0-0(config-site)# xml username user42 password password42

サイトの XML ユーザ名と Web パスワードを設定します。

username:サイトの Web ユーザ名。

password:サイトの Web パスワード。

ステップ 8

xml credentials hidden username-password-hash

 

se-10-0-0-0(config-site)# xml credentials hidden "GixGRq8cUmFqrOHVxftjAknfGWTYHfmPSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmPSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmPSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmP"

サイトの非表示の XML 資格情報を設定します。

username-password-hash:サイトの Web ユーザ名とパスワードの暗号化された資格情報。

ステップ 9

exit

 

se-10-0-0-0(config-site)# exit

サイト設定モードは変更しないで、設定モードに戻ります。

ステップ 10

username username site site-name
 

se-10-0-0-0(config)# username jcwhite site sfo

指定されたユーザのサイトを設定します。誤ったユーザ名またはサイト名を入力すると、エラー メッセージが表示されます。

username:サイトに関連付けられているユーザの名前。

sitename:ユーザが関連付けられているサイトの名前。

ステップ 11

end

 

se-10-0-0-0(config)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 12

show site [ site-name ]
 
se-10-0-0-0# show site local

(オプション)サイトの情報を表示します。

site-name:情報を表示するサイトの名前。

サイト名を指定しない場合は、すべてのサイトの情報が表示されます。

ステップ 13

show users site [ site-name ]
 
se-10-0-0-0# show users site local

(オプション)サイトに関連付けられているユーザを表示します。

site-name:ユーザを表示するサイトの名前。

Cisco Unified CME サイトの削除

次の設定モードのコマンドは、サイトを削除します。ローカル サイトを削除することはできません。

no site name site-name

サイト名の構文はユーザ名と同じです。最大長は 32 文字で、英字、数字、ハイフン、ドットを使用できます。

次の例は、上記の設定の一部を示しています。

se-10-0-0-0# config t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
se-10-0-0-0(config)# site name Montreal
se-10-0-0-0(config-site)# site-hostname 192.0.2.13
se-10-0-0-0(config-site)# description HQ_Rue_St-Jacques
se-10-0-0-0(config-site)# web username admin password pass18
 
se-10-0-0-0(config-site)# xml username admin password pass24
se-10-0-0-0(config-site)# end
se-10-0-0-0# show site Montreal
 
Name : Montreal
Description : HQ_Rue_St-Jacques
Hostname : 192.0.2.13
Web Username : admin
XML Username : admin
 
se-10-0-0-0# show users site local
USERID SITE
aesop local
cjwhite local
huiwa local
jmoy local
keling local
user1 local
user12 local
user13 local
user14 local
user15 local
user16 local
 
se-10-0-0-0#

一元化された Cisco Unity Express のファックス サポートの設定

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. fax gateway inbound address {ip-address | hostname}

3. fax print E164-number site sitename

4. end

5. show fax configuration

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

fax gateway inbound address { ip-address | hostname }

 

se-10-0-0-0(config)# fax gateway inbound address site8

着信ファックス ゲートウェイを設定します。

ip-address :着信ファックス ゲートウェイの IP アドレス。

hostname :着信ファックス ゲートウェイの DNS ホスト名。

ステップ 3

fax print E164-number site sitename

 

se-10-0-0-0(config)# fax print 555-0100 site site8

ファックスの印刷に使用する、サイトのファックス番号を設定します。

E164-number :サイトのファックス番号。

sitename :(オプション)ファックスの印刷を設定するサイトのホスト名。サイト名を指定しない場合は、ローカル サイトが設定されます。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show fax configuration

 

se-10-0-0-0# show fax configuration

(オプション)ファックスの設定を表示します。

次の例では、着信ファックス ゲートウェイの IP アドレスが設定されます。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# fax gateway inbound address 172.16.20.50

se-10-0-0-0(config)# end

 

次の例では、サイトのファックス番号が 555-0112 に設定されます。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# fax print 5550112 site site8

se-10-0-0-0(config)# end

 

次の例は、1 つのサイトだけが設定されている場合の、show fax configuration コマンドのサンプル出力を示しています。

se-10-0-0-0# show fax configuration
 
Outbound Fax Gateway: 172.16.50.38
Inbound Fax Gateway: aesopits.aesop.com
Fax Printing Number: 1111
 
 

次の例は、複数のサイトが設定されている場合の、show fax configuration コマンドのサンプル出力を示しています。

se-10-0-0-0# show fax configuration
 
Outbound Fax Gateway: 172.16.50.38
Inbound Fax Gateway(s): 1.100.50.39, 1.100.60.98, 1.100.50.1
 
Site Fax Printing Number
Local 6111
San-jose 7854

一元化された Cisco Unity Express のユーザ以外の同報リストの設定

一元化された Cisco Unity Express のユーザ以外の同報リストの設定するには、「パブリック同報リストの設定」 を参照してください。

RFC に準拠するための Cisco Unified CME SIP オプションの設定

Cisco Unity Express には、すべてのリリースの Cisco IOS との互換性を確保するための protocol コマンドが用意されています。Cisco IOS リリース 12.4(2)T およびそれ以前のリリースは RFC 3261 に準拠していません。このため、DTMF に sip-notify または sub-notify が使用された場合、Cisco Unity Express ソフトウェアを古い Cisco IOS リリースと正しく相互運用することができません。

この手順に必要なデータ

通話制御プラットフォームで実行されている Cisco IOS ソフトウェアのリリース番号。

概略手順

1. config t

2. ccn subsystem sip

3. protocol { pre-rfc3261 | rfc3261 }

4. end

5. show ccn subsystem sip

詳細手順

 

操作コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0(config-sip)# ccn subsystem sip

SIP サブシステムの設定モードを開始します。

ステップ 3

protocol { pre-rfc3261 | rfc3261 }

 

se-10-0-0-0(config-sip)# protocol rfc3261

RFC 3261 との互換性を保つためのプロトコル タイプを割り当てます。

pre-rfc3261 :通話制御プラットフォームがリリース 12.4(2)T よりも前の Cisco IOS を使用している場合は、このオプションを使用します。これがデフォルト値です。

rfc3261 :通話制御プラットフォームがリリース 12.4(2)T 以降の Cisco IOS を使用している場合は、このオプションを使用します。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-sip)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn subsystem sip

 

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip

設定されている SIP サブシステムのパラメータを表示します。

次の例では、Cisco IOS リリース 12.4(2)T 以降を使用している通話プラットフォームの SIP オプションを RFC 3261 に設定します。

se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0(config)# ccn subsystem sip
se-10-0-0-0(config-sip)# protocol rfc3261
se-10-0-0-0(config-sip)# end
se-10-0-0-0#
 

次の例は、 show ccn subsystem sip コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn subsystem sip
SIP Gateway: 10.10.5.1
SIP Port Number: 5060
DTMF Relay: sip-notify,sub-notify
MWI Notification: sub-notify
Transfer Mode: refer-consult
SIP RFC Compliance: RFC3261

JTAPI パラメータの設定(Cisco Unified Communications Manager に限る)

Cisco Unity Express が Cisco Unified Communications Manager と通信するために必要なパラメータを設定するには、この手順を使用します。これらのパラメータには次のものがあります。

最大 3 つの Cisco Unified Communications Manager サーバ

JTAPI ユーザ ID およびパスワード

Cisco Unified Communications Manager に設定され、Cisco Unified Communications Manager JTAPI ユーザに関連付けられている JTAPI の CTI ポート

MWI で使用するオプションの個別の CTI ポート


) MWI の CTI ポートを設定するには、Cisco Unified Communications Manager に、CTI ポートの設定時に指定する DN が割り当てられた CTI ポートがあり、その DN が Cisco Unity Express JTAPI アプリケーション ユーザによって制御されている必要があります。

Cisco Unity Express に MWI ポートが設定されていても DN が使用されていない場合や、Cisco Unity Express がポートを登録できない場合、通知は生成されません。MWI ポートが設定されていない場合、Cisco Unity Express は、ctiports コマンドで設定された CTI ポートのいずれかを使用します。


Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity Express バージョンの互換性

バージョンに応じて、Cisco Unity Express は、Cisco Unified Communications Manager の異なるバージョンと連動するように設定できます。詳細については、『 Cisco Unity Express Compatibility Matrix 』を参照してください。

異なるバージョンの Cisco Unified Communications Manager と組み合せて Cisco Unity Express をインストールする場合、または Cisco Unified Communications Manager のバージョンをアップグレードする場合に、次のシナリオが適用されます。

デフォルトでは、Cisco Unity Express の各バージョンは、Cisco Unified Communications Manager の特定のバージョンと連動するようにセットアップされます。Cisco Unified Communications Manager の IP アドレスまたはホスト名の設定後は、設定を有効にするために、その Cisco Unity Express モジュールをリロードする必要があります。リロードすると、Cisco Unity Express は、設定された Cisco Unified Communications Manager のバージョンがサポートされるデフォルトのバージョンでない場合に、再び自動的にリロードを行います。

Cisco Unity Express によって使用されている Cisco Unified Communications Manager サーバがアップグレードされた場合、Cisco Unity Express は新しいバージョンの Cisco Unified Communications Manager と連動するようシステム ファイルをリロードして更新します。これ以外にユーザが行うべき操作はありません。

前提条件

MWI で個別の CTI ポートを使用するには、リリース 3.2 以降を使用する必要があります。

この手順に必要なデータ

JTAPI パラメータを設定するには、次の情報が必要です。

プライマリ、セカンダリ、およびターシャリの Cisco Unified Communications Manager サーバの IP アドレスまたはホスト名。

Cisco Unified Communications Manager の JTAPI ユーザ ID およびパスワード。パスワードは、大文字と小文字が区別されます。これらの値は、Cisco Unified Communications Manager に設定された JTAPI ユーザ ID およびパスワードと一致する必要があります。

CTI ポートのリスト。

MWI で個別の CTI ポートを使用するための、Cisco Unified Communications Manager に割り当てられ、Cisco Unity Express JTAPI アプリケーション ユーザによって制御される DN のリスト。


) Cisco Unified Communications Manager 5.0 以降のバージョンを使用している場合は、AXL サービスがアクティブであることを確認してください。確認するには、Cisco Unified Communications Manager サービスアビリティ Web サイトにアクセスし、[Tools] > [Service Activation] をクリックします。Cisco AXL Web サービスを検索してください。


概略手順

1. config t

2. ccn subsystem jtapi

3. ccm-manager address {primary-server-ip-address | primary-server-hostname} { secondary-server-ip-address | secondary-server-hostname }
{
tertiary-server-ip-address | tertiary-server-hostname }

4. ccm-manager username jtapi-user-id password jtapi-user-password

5. ctiport cti-port-number

6. mwiport dn-number

7. redirect-css cti-port { ccm-default | calling-party | redirecting-party }

8. redirect-css route-point { ccm-default | calling-party | redirecting-party }

9. end

10. show ccn subsystem jtapi

11. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem jtapi

 

se-10-0-0-0(config)# ccn subsystem jtapi

JTAPI 設定モードを開始します。

ステップ 3

ccm-manager address {primary-server-ip-address | primary-server-hostname} { secondary-server-ip-address | secondary-server-hostname } { tertiary-server-ip-address | tertiary-server-hostname }

 

se-10-0-0-0(config-jtapi)# ccm-manager address 10.100.10.120

se-10-0-0-0(config-jtapi)# ccm-manager address 10.100.10.120 10.120.10.120 10.130.10.120

Cisco Unified Communications Manager サーバを最大 3 つまで指定します。サーバの IP アドレスまたはホスト名は、1 つのコマンドラインまたは別個のコマンドラインで入力します。別個のコマンドラインで入力した場合、サーバがプライマリ サーバ、セカンダリ サーバ、およびターシャリ サーバの順に割り当てられます。

(注) これらの変更を有効にするには、システムを再起動します。

ステップ 4

ccm-manager username jtapi-user-id password jtapi-user-password

 
se-10-0-0-0(config-jtapi)# ccm-manager username jtapiuser password myjtapi

JTAPI ユーザ ID およびパスワードを指定します。パスワードは、大文字と小文字が区別されます。これらの値は、Cisco Unified Communications Manager に設定された JTAPI ユーザ ID およびパスワードと一致する必要があります。

(注) これらの変更を有効にするには、システムを再起動します。

ステップ 5

ctiport cti-port1 cti-port2 cti-port3 cti-port4...

 

se-10-0-0-0(config-jtapi)# ctiport 7008

se-10-0-0-0(config-jtapi)# ctiport 7009

se-10-0-0-0(config-jtapi)# ctiport 7010

se-10-0-0-0(config-jtapi)# ctiport 7011

 

se-10-0-0-0(config-jtapi)# ctiport 6001 6002 6003 6004 6005 6006 6007 6008

Cisco Unified Communications Manager に設定され、Cisco Unified Communications Manager JTAPI ユーザに関連付けられている JTAPI の CTI ポートを指定します。

このコマンドを繰り返して、複数のポート番号を入力するか、1 行にポートを入力します。各モジュール タイプでサポートされる最大ポート数まで指定できます。サポートされる最大ポート数については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 』を参照してください。

ステップ 6

mwiport dn-number

 

se-10-0-0-0(config-jtapi)# mwiport 44

(オプション)MWI で使用する個別の CTI ポートを設定します。DN は、( ctiport コマンドを使用して設定された)いずれかの CTI ポートで使用されるものとは異なる DN にする必要があります。

ステップ 7

redirect-css cti-port {ccm-default | calling-party | redirecting-party}

 

se-10-0-0-0(config-jtapi)# redirect-css cti-port redirecting-party

(オプション)通話を CTI ポートから他の場所にリダイレクトするためのコーリング サーチ スペースを指定します。

ccm-default :Cisco Unity Express でコーリング サーチ スペースを指定しないでリダイレクトします。

calling-party :元の発信者のコーリング サーチ スペースを使用してリダイレクトします。

redirecting-party :リダイレクト側のコーリング サーチ スペースを使用してリダイレクトします。

ステップ 8

redirect-css route-point {ccm-default | calling-party | redirecting-party}

 

se-10-0-0-0(config-jtapi)# redirect-css cti-port calling-party

(オプション)通話をルート ポイントから CTI ポートにリダイレクトするためのコーリング サーチ スペースを指定します。

ccm-default :Cisco Unity Express でコーリング サーチ スペースを指定しないでリダイレクトします。

calling-party :元の発信者のコーリング サーチ スペースを使用してリダイレクトします。

redirecting-party :リダイレクト側のコーリング サーチ スペースを使用してリダイレクトします。

ステップ 9

end

 

se-10-0-0-0(config-jtapi)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 10

show ccn subsystem jtapi

 

se-10-0-0-0# show ccn subsystem jtapi

設定された JTAPI パラメータを表示します。

ステップ 11

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次の例は、 show ccn subsystem jtapi コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn subsystem jtapi

 
Cisco Call Manager: 10.100.10.120
CCM JTAPI Username: jtapiuser
CCM JTAPI Password: *****
Call Control Group 1 CTI ports: 7008,7009,7010,7011
Call Control Group 1 MWI port: 4210
CSS for redirects from route points: ccm-default
CSS for redirects from CTI ports: redirecting-party
 

スクリプトの管理

Cisco Unity Express は、その Cisco Unity Express Editor ソフトウェアを通じて、ビルディング ブロック(ステップとも呼ばれる)をユーザに提供します。これを使用すると、自動受付アプリケーションまたは IVR アプリケーションなど、さまざまなアプリケーションのカスタマイズした通話フローを作成できます。これらの通話フローは、AEF ファイル(スクリプトとも呼ばれる)として保存できます。

Cisco Unity Express にはいくつかの内部スクリプトが付属し、これらはシステム スクリプトと呼ばれます。これらのシステム スクリプトは、ダウンロード、変更、または削除できません。サポートされるカスタム スクリプトの数は、ハードウェア モジュールおよびリリースで決まります。詳細については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 』を参照してください。

スクリプトをカスタマイズするには、次の手順を実行する必要があります。

「スクリプト ファイルの作成」

「スクリプト ファイルのアップロード」

「既存のスクリプトのリストの表示」

(オプション)「スクリプト ファイルのダウンロード」

(オプション)「スクリプト ファイルの削除」

スクリプト ファイルの作成

スクリプト ファイルを作成するには、Cisco Unity Express Editor ソフトウェアを使用します。スクリプト ファイルを作成するためのガイドラインと手順については、『 Cisco Unity Express Guide to Writing Auto-Attendant Scripts 』を参照してください。

ファイルのサイズを 256 KB より大きくすることはできません。Cisco Unity Express 3.1 からは、Editor Express でもスクリプト ファイルを作成できるようになりました。Editor Express には、GUI オプションの [System] > [Scripts] > [New] を使用してアクセスできます。


) Cisco Unity Express Editor Express が提供する機能は、Cisco Unity Express スクリプト エディタで使用可能な機能のサブセットにすぎません。Cisco Unity Express Editor Express は、単純な通話フローのカスタマイズにだけ使用してください。


スクリプトを作成したら、GUI または Cisco Unity Express の ccn copy コマンドを使用して、ファイルを Cisco Unity Express モジュールにアップロードします。アップロードの手順については、次の項の「スクリプト ファイルのアップロード」を参照してください。


) Cisco Unity Express Editor Express を使用してスクリプトを作成した場合、スクリプトは直接 Cisco Unity Express モジュールに保存されるので、アップロードする必要はありません。


スクリプト ファイルのアップロード

AEF ファイルを作成したら、Cisco Unity Express EXEC モードで次のような ccn copy url コマンドを使用して、そのファイルをアップロードします。

ccn copy url ftp:// source-ip-addres s/script-filename.aef script script-filename.aef [username username password password]

 
se-10-0-0-0# ccn copy url ftp://10.100.10.123/AVTscript.aef script AVTscript.aef
se-10-0-0-0# ccn copy url http://www.server.com/AVTscript.aef script AVTscript.aef
 

このコマンドは、GUI オプション [Voice Mail] > [Scripts] を使用して [Upload] を選択した場合と同じ処理を実行します。

Cisco Unity Express モジュールで許可されている最大スクリプト数より多くアップロードしようとすると、エラー メッセージが表示されます。

既存のスクリプトのリストの表示

モジュール上に存在するスクリプト ファイルの詳細を表示するには、Cisco Unity Express EXEC モードで次のコマンドを使用します。

show ccn scripts

 
se-10-0-0-0# show ccn scripts
 
Name: setmwi.aef
Script type: aa
Create Date: Wed May 30 19:49:05 PDT 2007
Last Modified Date: Wed May 30 19:49:05 PDT 2007
Length in Bytes: 27768
Name: xfermailbox.aef
Script type: aa
Create Date: Wed May 30 19:49:14 PDT 2007
Last Modified Date: Wed May 30 19:49:14 PDT 2007
Length in Bytes: 7579
 
Name: aal.aef
Script type: aa
Create Date: Thu May 31 22:16:33 PDT 2007
Last Modified Date: Thu May 31 22:16:33 PDT 2007
Length in Bytes: 10035

スクリプト ファイルのダウンロード

スクリプトは、自動受付からコピーして、別のサーバまたは PC に保存できます。

スクリプト ファイルをダウンロードまたはコピーするには、Cisco Unity Express EXEC モードで ccn copy script コマンドを次のように入力します。

ccn copy script script-filename url ftp:// destination-ip-addres s / script-filename

 
se-10-0-0-0# ccn copy script AVTscript.aef url ftp://10.100.10.123/AVTscript.aef

スクリプト ファイルの削除

自動受付スクリプト ファイルを Cisco Unity Express から削除するには、Cisco Unity Express EXEC モードで ccn delete コマンドを次のように入力します。

ccn delete script script-filename

 
se-10-0-0-0# ccn delete script AVTscript.aef
Are you sure you want to delete this script? (y/n)

プロンプトの管理

Cisco Unity Express は、カスタマイズされたプロンプト ファイルをサポートします。ご使用のハードウェア モジュールでサポートされる、カスタマイズされたプロンプトの数については、該当するリリースの『 Release Notes for Cisco Unity Express 』を参照してください。

プロンプトをカスタマイズするには、次の手順を実行する必要があります。

「プロンプト ファイルの録音」(必須)

「プロンプト ファイルのアップロード」(必須)

「プロンプト ファイルのダウンロード」(オプション)

「プロンプト ファイルの名前変更」(オプション)

「プロンプト ファイルの削除」(オプション)

「プロンプト ファイルの録音」(オプション)

プロンプト ファイルの録音

プロンプト ファイルを作成するには、次の 2 つの方法が使用できます。

G.711 U-law、8 kHz、8 ビット、Mono 形式で wav ファイルを作成する。ファイルのサイズは 1 MB(約 2 分)よりも大きくできません。wav ファイルを録音したら、GUI または Cisco Unity Express の CLI コマンド ccn copy url を使用して、ファイルを Cisco Unity Express モジュールにコピーまたはアップロードします。アップロードの手順については、次の項の「プロンプト ファイルのアップロード」を参照してください。

Cisco Unity Express には、Administration via Telephone(AvT)というアプリケーションが組み込まれています。これにより、電話機を使用して、カスタマイズしたプロンプト ファイルをモジュールに直接録音できます。AvT の詳しい設定方法と使用方法については、「Administration via Telephone アプリケーションの設定」の項を参照してください。

AvT を使用すると、他の方法で録音した .wav ファイルより高品質のサウンドが実現されるため、TUI で AvT を使用してグリーティングおよびプロンプトを録音することをお勧めします。

プロンプト ファイルのアップロード

.wav プロンプト ファイルを録音したら、Cisco Unity Express EXEC モードで ccn copy url コマンドを使用して、そのファイルをアップロードします。

ccn copy url source-ip-addres s prompt prompt-filename [ language xx_YY ] [ username name password password ]

ここで、 prompt-filename はアップロードするファイル、 xx_YY はプロンプト ファイルの言語、 name は FTP サーバのログイン ID、 password は FTP サーバのパスワードです。

オプションの language パラメータを使用すると、プロンプトのアップロード先の言語ディレクトリを指定できます。コマンドで指定した言語がモジュールにインストールされていない場合は、エラー メッセージが表示されます。この CLI コマンドで language パラメータを省略した場合、プロンプトはデフォルトのシステム言語ディレクトリにアップロードされます。

 
se-10-0-0-0# ccn copy url ftp://10.100.10.123/AAprompt1.wav prompt AAprompt1.wav
se-10-0-0-0# ccn copy url http://www.server.com/AAgreeting.wav prompt AAgreeting.wav
 

このコマンドは、GUI オプション [Voice Mail] > [Prompts] を使用して [Upload] を選択した場合と同じ処理を実行します。

Cisco Unity Express モジュールで許可されている最大プロンプト数より多くアップロードしようとすると、エラー メッセージが表示されます。

既存のプロンプト ファイル リストの表示

モジュール上に存在するプロンプト ファイルの詳細を表示するには、Cisco Unity Express EXEC モードで次のコマンドを使用します。

show ccn prompts [language xx_YY ]

オプションの language パラメータを使用すると、一覧表示するプロンプトが格納された言語ディレクトリを指定できます。この CLI コマンドで language パラメータを省略した場合は、すべての言語ディレクトリに格納されたプロンプトが一覧表示されます。

 
se-10-0-0-0# show ccn prompts
 
Name: AAWelcome.wav
Language: en_US
Last Modified Date: Tue May 29 22:41:44 PDT 2007
Length in Bytes: 15860
 
Name: AABusinessClosed.wav
Language: en_US
Last Modified Date: Tue May 29 22:41:44 PDT 2007
Length in Bytes: 26038Name: AABusinessOpen.wavLanguage: en_USLast Modified Date: Tue May 29 22:41:44 PDT 2007Length in Bytes: 1638Name: AAHolidayPrompt.wavLanguage: en_USLast Modified Date: Tue May 29 22:41:44 PDT 2007Length in Bytes: 24982

プロンプト ファイルのダウンロード

プロンプトは、Cisco Unity Express モジュールからコピーして、別のサーバまたは PC に保存できます。

プロンプト ファイルをコピーまたはダウンロードするには、Cisco Unity Express EXEC モードで ccn copy prompt コマンドを次のように入力します。

ccn copy prompt prompt-filename url ftp: // destination-ip-addres s / prompt-filename [ language xx_YY ] [ username name password password ]

ここで、 prompt-filename はダウンロードするファイル、 destination-ip-address は FTP サーバの IP アドレス、 xx_YY はダウンロードするプロンプト ファイルが格納された言語ディレクトリ、 name は FTP サーバのログイン ID、 password は FTP サーバのパスワードです。

 
se-10-0-0-0# ccn copy prompt AAprompt2.wav url ftp://10.100.10.123/AAprompt2.wav

プロンプト ファイルの名前変更

すでに Cisco Unity Express モジュール上に存在するプロンプト ファイルの名前を変更するには、Cisco Unity Express EXEC モードで ccn rename prompt コマンドを次のように入力します。

ccn rename prompt old-name new-name [ language xx_YY ]

ここで、 old-name は既存のファイル名、 new-name は変更後の名前、 xx_YY は名前を変更するプロンプトが格納された言語ディレクトリです。この CLI コマンドで language パラメータを省略した場合、デフォルトのシステム言語ディレクトリに格納されたプロンプトの old-name が名前変更されます。

その言語ディレクトリにプロンプトの old-name が存在しない場合は、エラー メッセージが表示されます。

 

se-10-0-0-0# ccn rename prompt AAmyprompt.wav AAmyprompt2.wav

プロンプト ファイルの削除

プロンプト ファイルを Cisco Unity Express モジュールから削除するには、Cisco Unity Express EXEC モードで ccn delete コマンドを次のように入力します。

ccn delete prompt prompt-filename [ language xx_YY ]

ここで、 prompt-filename は削除するファイル、 xx_YY は削除するプロンプトが格納された言語ディレクトリです。この CLI コマンドで language パラメータを省略した場合、システムはこのプロンプト ファイルをデフォルトのシステム言語ディレクトリから削除しようとします。

その言語ディレクトリにプロンプトの prompt-filename が存在しない場合は、エラー メッセージが表示されます。

 
se-10-0-0-0# ccn delete prompt AAgreeting.wav

プロンプト ファイルの録音

AvT アプリケーションを使用すると、既存のプロンプト ファイルを再録音できます。

AvT を使用してプロンプトを再録音する方法の詳細については、「Administration via Telephone アプリケーションの設定」を参照してください。

アプリケーションの管理

スクリプトとプロンプトをアップロードしてアプリケーションの事前タスクが完了したら、Cisco Unity Express モジュール上にアプリケーションを作成する必要があります。

Cisco Unity Express では、次に示す 2 つのタイプのアプリケーションがサポートされています。

自動受付アプリケーション:このオプションは、基本ボイスメール ライセンスで使用できます。

自動音声応答(IVR)アプリケーション:IVR アプリケーションを作成するには、IVR ライセンスを購入してインストールする必要があります。

Cisco Unity Express にはいくつかの内部アプリケーションが付属し、これらはシステム アプリケーションと呼ばれます。これらのシステム アプリケーションを削除することはできません。

Cisco Unity Express 上に作成できるカスタム自動受付アプリケーションの最大数は、ハードウェアの種類に関係なく 4 つです。作成できるカスタム IVR アプリケーションの最大数は、ハードウェア モジュールごとに異なります。ご使用のシステムで作成できるカスタム IVR アプリケーションの最大数については、該当するリリースの『 Release Notes for Cisco Unity Express 』を参照してください。

この項ではアプリケーションを管理する手順について説明します。次の項が含まれています。

「アプリケーションの作成と変更」(必須)

「アプリケーションのスクリプト パラメータ」

「アプリケーションの削除」

アプリケーションの作成と変更

アプリケーションを作成または変更するには、次の手順を使用します。

この手順に必要なデータ

アプリケーション名。

アプリケーションのスクリプト名。

Maxsessions 値。「アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有」を参照してください。

スクリプトに必要な各パラメータの名前と値。これらの要素は、作成したスクリプトによって異なる場合があります。


) スクリプトの作成方法の詳細については、『Cisco Unity Express Guide to Writing and Editing Scripts』を参照してください。


概略手順

1. config t

2. ccn application full-name [ aa | ivr ]

3. default [description | enabled | maxsessions | script | parameter name]

4. description " text "

5. maxsessions number

6. no [description | enabled | maxsessions | script | parameter name]

7. parameter name " value "

8. script name

9. enabled

10. end

11. show ccn application [ aa | ivr ]

12. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn application full-name [ aa | ivr ]

 

se-10-0-0-0(config)# ccn application myscript aa

設定対象のアプリケーションを指定し、設定モードを開始します。 full-name 引数には、設定するアプリケーションの名前を指定します。

オプションのパラメータ aa は、設定対象のアプリケーションが自動受付アプリケーションであることを示します。オプションのパラメータ ivr は、設定対象のアプリケーションが IVR アプリケーションであることを示します。デフォルトのアプリケーション タイプは(オプションのパラメータを何も指定しなかった場合)自動受付アプリケーションです。

ステップ 3

default [description | enabled | maxsessions | script | parameter name]

 
se-10-0-0-0(config-application)# default maxsessions

(オプション)次の説明に従ってアプリケーション設定をリセットします。

description :description をアプリケーションの名前に設定します。

enabled :アプリケーションを使用可能にします。

maxsessions :maxsessions 値を、そのアプリケーション タイプのライセンス ポート数に設定します。

script :効果なし。

parameter name :スクリプトのデフォルト値を使用します。

ステップ 4

description “ text

 

se-10-0-0-0(config-application)# description “my application”

(オプション)アプリケーションの説明を入力します。テキストは引用符で囲みます。

ステップ 5

maxsessions number

 

se-10-0-0-0(config-application)# maxsessions 5

このアプリケーションに同時にアクセスできる発信者の数を指定します。

ステップ 6

no [description | enabled | maxsessions | script | parameter name]

 

se-10-0-0-0(config-application)# no description

(オプション)次の説明に従ってアプリケーション設定をリセットします。

description :このアプリケーションの説明を削除します。

enabled :アプリケーションを使用不可にします。

maxsessions :maxsessions 値をゼロに設定します。

script :効果なし。

parameter name :効果なし。

ステップ 7

parameter name value”

 

se-10-0-0-0(config-application)# parameter MaxRetry “4”

se-10-0-0-0(config-application)# parameter WelcomePrompt “Welcome.wav”

アプリケーションのスクリプト パラメータを設定します。各パラメータには、引用符で囲まれた名前と値が必要です。スクリプト パラメータの詳細については、「アプリケーションのスクリプト パラメータ」を参照してください。

ステップ 8

script name

 

se-10-0-0-0(config-application)# script myscript.aef

アプリケーションに使用するスクリプトの名前を指定します。

ステップ 9

enabled

 

se-10-0-0-0(config-application)# enabled

アプリケーションをシステムにアクセスできるようにします。

ステップ 10

end

 

se-10-0-0-0(config-application)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 11

show ccn application [ aa | ivr ]

 
se-10-0-0-0# show ccn application ivr

指定されたアプリケーション タイプの詳細を表示します。アプリケーション タイプを指定しなかった場合は、システム上のすべてのアプリケーションが表示されます。

ステップ 12

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次の例は、 show ccn application の出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn application
 
Name: myscript
Description: Application Type: aa
Script: myscript.aef
ID number: 2
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 5
MaxRetry: 4
WelcomePrompt: Welcome.wav
se-10-0-0-0#

アプリケーションのスクリプト パラメータ

Cisco Unity Express スクリプト エディタでスクリプトを作成するとき、一部のスクリプト変数を「パラメータ」として指定できます。これらの「パラメータ」の値は、Cisco Unity Express スクリプト エディタでスクリプトを編集しなくても、Cisco Unity Express 設定コマンドを使用して簡単に変更できます。これには次の 2 つの利点があります。

同じスクリプトを複数の場所に展開でき、その場合でも、特定の場所に合せて、ある程度までスクリプトのフローをカスタマイズでき、ロケーションごとにスクリプトを変える必要はありません。たとえば、発信者を歓迎する「Welcome to ABC stores」などのプロンプトを再生してから発信者をオペレータに転送する、単純なスクリプトを作成できます。この初期プロンプトとオペレータ内線番号は、スクリプトの作成時にパラメータとして指定できます。その後、同じスクリプトを複数の場所に展開し、Cisco Unity Express 設定コマンドで初期プロンプトとオペレータ内線番号を変更できます。

同じスクリプトを使用して複数のアプリケーションを作成できますが、スクリプト パラメータのさまざまな値を使用することにより、呼び出されるアプリケーションに応じて、発信者に異なる環境を提供することができます。

スクリプト パラメータのリストを表示するには、そのスクリプトを使用してアプリケーションを作成した後、 show ccn application コマンドを使用してパラメータとそのデフォルト値のリストを表示します。

そのパラメータの値を変更するには、「アプリケーションの作成と変更」のステップ 7 を参照してください。

アプリケーションの削除

保持する必要のないアプリケーションがある場合は、この手順を実行してアプリケーションとそのアプリケーションに関連付けられているすべてのトリガーを削除します。

アプリケーションとトリガーを削除しても、そのアプリケーションに関連付けられているスクリプトは Cisco Unity Express モジュールにインストールされたままになります。

Cisco Unity Express に付属する次のシステム アプリケーションは削除できません。

autoattendant

ciscomwiapplication

msgnotification

promptmgmt(AvT アプリケーション)

voicemail

この手順に必要なデータ

アプリケーションを削除するには、次の情報が必要です。

アプリケーション名

アプリケーションに関連付けられているすべてのトリガー番号または URL 名

概略手順

1. show ccn application

2. show ccn trigger

3. config t

4. no ccn trigger [sip | jtapi | http] phonenumber number

5. no ccn application name

6. exit

7. show ccn application

8. show ccn trigger

9. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

show ccn application

 

se-10-0-0-0# show ccn application

現在設定されているアプリケーションを表示します。削除するアプリケーションの名前を見つけます。

ステップ 2

show ccn trigger

 

se-10-0-0-0# show ccn trigger

現在設定されているトリガーを表示します。削除するアプリケーションに関連付けられている電話番号を見つけます。

ステップ 3

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 4

no ccn trigger [ sip | jtapi | http ] phonenumber number

 

se-10-0-0-0(config)# no ccn trigger sip phonenumber 7200

このアプリケーションに関連付けられているトリガーを削除します。アプリケーションに関連付けられているトリガーごとに、このコマンドを繰り返します。

ステップ 5

no ccn application name

 

se-10-0-0-0(config)# no ccn application autoattendant

指定した名前のアプリケーションを削除します。

ステップ 6

exit

 

se-10-0-0-0(config)# exit

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 7

show ccn application

 

se-10-0-0-0# show ccn application

現在設定されているアプリケーションを表示します。削除したアプリケーションが表示されていないことを確認します。

ステップ 8

show ccn trigger

 

se-10-0-0-0# show ccn trigger

設定済みの各アプリケーションのトリガーを表示します。削除したトリガーが表示されていないことを確認します。

ステップ 9

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

show ccn application コマンドおよび show ccn trigger コマンドのサンプル出力を次に示します。

se-10-0-0-0# show ccn application
 
Name: voicemail
Description: voicemail
Script: voicebrowser.aef
ID number: 1
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
logoutUri: http://localhost/voicemail/vxmlscripts/mbxLogout.jsp
uri: http://localhost/voicemail/vxmlscripts/login.vxml
 
Name: autoattendant
Description: autoattendant
Script: aa.aef
ID number: 2
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
MaxRetry: 3
operExtn: 0
welcomePrompt: AAWelcome.wav
se-10-0-0-0#
 
Name: myapplication
Description: My AA application
Script: myscript.aef
ID number: 3
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
MaxRetry: 3
operExtn: 0
welcomePrompt: NewAAWelcome.wav
se-10-0-0-0#
 
se-10-0-0-0# show ccn trigger
 
Name: 6500
Type: SIP
Application: voicemail
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 5000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 3
 
Name: 6700
Type: SIP
Application: autoattendant
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 5000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
 
Name: 7200
Type: SIP
Application: myapplication
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 5000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
se-10-0-0-0#
 

次の設定では、自動受付アプリケーションとそのトリガーが削除されます。

se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0(config)# no ccn trigger sip phonenumber 50170
se-10-0-0-0(config)# no ccn application myapplication
se-10-0-0-0(config)# exit
 

show コマンドの出力結果は、次のようになります。

se-10-0-0-0# show ccn application
 
Name: voicemail
Description: voicemail
Script: voicebrowser.aef
ID number: 1
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
logoutUri: http://localhost/voicemail/vxmlscripts/m
bxLogout.jsp
uri: http://localhost/voicemail/vxmlscripts/l
ogin.vxml
se-10-0-0-0#
 
Name: autoattendant
Description: autoattendant
Script: aa.aef
ID number: 2
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
MaxRetry: 3
operExtn: 0
welcomePrompt: AAWelcome.wav
se-10-0-0-0#
 
se-10-0-0-0# show ccn trigger
 
Name: 6500
Type: SIP
Application: voicemail
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 5000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 3
 
Name: 6700
Type: SIP
Application: autoattendant
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 5000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
se-10-0-0-0#
 

トリガーの管理

トリガーはアプリケーションを起動する着信イベントであり、呼び出されたアプリケーションは、そのアプリケーションに関連付けられたスクリプトの実行を開始します。たとえば、着信イベントとしては、着信通話や着信 HTTP 要求があります。

アプリケーションの作成と設定の完了後は、Cisco Unity Express モジュール上にそのアプリケーションを指すトリガーを作成する必要があります。

Cisco Unity Express では、次に示す 3 つのタイプのトリガーがサポートされています。

SIP トリガー:Cisco Unified CME および Cisco SRST モードでアプリケーションを起動するには、このタイプのトリガーを使用します。このタイプのトリガーは、対象のアプリケーションを起動するためにダイヤルする電話番号によって識別されます。

JTAPI トリガー:Cisco Unified Communications Manager モードでアプリケーションを起動するには、このタイプのトリガーを使用します。このタイプのトリガーは、対象のアプリケーションを起動するためにダイヤルする電話番号によって識別されます。

HTTP トリガー:着信 HTTP 要求を使用してアプリケーションを起動するには、このタイプのトリガーを使用します。このようなトリガーは、着信 HTTP 要求の URL サフィックスによって識別されます。このタイプのトリガーは、IVR ライセンスを購入し、システムにインストールしてある場合にだけ使用できます。

Cisco Unity Express には、いくつかの内部トリガーが付属し、これらはシステム トリガーと呼ばれます。これらのシステム トリガーを削除することはできません。

この項ではトリガーを管理する手順について説明します。次の項で構成されています。

「アプリケーションの SIP トリガーの設定」

「アプリケーションの JTAPI トリガーの設定(Cisco Unified Communications Manager に限る)」

「アプリケーションの HTTP トリガーの設定」

「アプリケーションに対する複数のトリガーの設定」

「アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有」

アプリケーションの SIP トリガーの設定

Cisco Unity Express は、SIP を使用して Cisco Unified CME および Cisco SRST モードで着信通話を処理します。Cisco Unity Express をこれらのモードのいずれかで展開する場合は、アプリケーションを着信通話で起動できるよう、アプリケーションの SIP トリガーを設定する必要があります。このタイプのトリガーは、対象のアプリケーションを起動するためにダイヤルする電話番号によって識別されます。

SIP トリガーを識別する電話番号は、Cisco IOS SIP ゲートウェイで設定されているダイヤルピアと一致している必要があります。この電話番号の着信通話を Cisco Unity Express で正しく処理できるようにするためには、次のようにして Cisco IOS SIP ゲートウェイにダイヤルピアを設定する必要があります。

se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0(config)# dial-peer voice 6000 voip
se-10-0-0-0(config)# destination-pattern 6...
se-10-0-0-0(config)# session protocol sipv2
se-10-0-0-0(config)# session target ipv4:1.100.50.125
se-10-0-0-0(config)# dtmf-relay sip-notify
se-10-0-0-0(config)# codec g711ulaw
se-10-0-0-0(config)# no vad

) ダイヤルピア上で VAD が OFF になっていることを確認してください。このダイヤルピアは g711ulaw コーデックを使用するよう設定され、セッション ターゲットは Cisco Unity Express モジュールを指しています。


Cisco Unity Express では、ハードウェアのタイプに関係なく、アプリケーション全体で最大 8 つの SIP トリガーがサポートされています。

この手順に必要なデータ

アプリケーションの SIP トリガーを設定するには、次の情報が必要です。

アプリケーションを呼び出す電話番号。この番号は、アプリケーションごとに異なったものにする必要があります。 number の値は、Cisco Unity Express を指している SIP ダイヤルピアの destination-pattern フィールドに設定されているパターンの 1 つと一致している必要があります。

トリガーに同時にアクセスできる最大発信者数。この値の割り当てに関するガイドラインについては、アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有を参照してください。

概略手順

1. config t

2. ccn trigger sip phonenumber number

3. application application-name

4. enabled

5. maxsessions number

6. locale xx_YY

7. end

8. show ccn trigger

9. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0(config)# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn trigger sip phonenumber number

 

se-10-0-0-0(config)# ccn trigger sip phonenumber 50150

se-10-0-0-0(config)# ccn trigger sip phonenumber 50160

トリガーとして機能する電話番号を指定します。この電話番号により、Cisco Unity Express モジュール上のアプリケーションが起動し、トリガー設定モードが開始されます。

number :この値は、Cisco Unity Express を指している SIP ダイヤルピアの destination-pattern フィールドに設定されているパターンの 1 つと一致している必要があります。


) Cisco Unity Express 8.0 から、数字とワイルドカード文字を組み合わせてこの数を指定できるようになりました。詳細については、「ワイルドカードのトリガー パターン」を参照してください。


ステップ 3

application application-name

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# application voicemail

se-10-0-0-0(config-trigger)# application autoattendant

se-10-0-0-0(config-trigger)# application promptmgmt

トリガーの電話番号が呼び出されたときに起動するアプリケーションの名前を指定します。

ステップ 4

enabled

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# enabled

トリガーを有効にします。

ステップ 5

maxsessions number

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# maxsessions 3

se-10-0-0-0(config-trigger)# maxsessions 6

このアプリケーションが同時に処理できる最大発信者数を指定します。この値の割り当てに関するガイドラインについては、「アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有」を参照してください。

ステップ 6

locale xx_YY

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# locale en_US

(オプション)トリガーの言語を指定します。このトリガーによって起動されるアプリケーションが再生するプロンプトは、この言語で再生されます。

この設定は、システムに複数の言語がインストールされている場合にだけ使用します。この設定のデフォルトでは、システム デフォルト言語がトリガー言語として使用されます。

ステップ 7

end

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 8

show ccn trigger

 

se-10-0-0-0# show ccn trigger

設定されたすべてのトリガーの詳細を表示します。

ステップ 9

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次の設定例では、Cisco Unity Express モジュールに 2 つのトリガーを設定します。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# ccn trigger sip phonenumber 50150

se-10-0-0-0(config-trigger)# application voicemail

se-10-0-0-0(config-trigger)# maxsessions 4

se-10-0-0-0(config-trigger)# enabled

se-10-0-0-0(config-trigger)# end
se-10-0-0-0(config)#

se-10-0-0-0(config)# ccn trigger sip phonenumber 50160

se-10-0-0-0(config-trigger)# application autoattendant

se-10-0-0-0(config-trigger)# maxsessions 3

se-10-0-0-0(config-trigger)# enabled

se-10-0-0-0(config-trigger)# end
se-10-0-0-0#

 

show ccn trigger の出力結果は、次の例のようになります。

se-10-0-0-0# show ccn trigger
 
Name: 50150
Type: SIP
Application: voicemail
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 10000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 4
 
Name: 50160
Type: SIP
Application: autoattendant
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 10000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 3
se-10-0-0-0#

ワイルドカードのトリガー パターン

Cisco Unity Express 8.0 から、数字とワイルドカード文字を組み合わせてこのトリガー番号にできるようになりました。パターンに一致する番号に向けた着信があると、関連付けられたスクリプトが呼び出されます。このスクリプトは、通話に関連付けられた送信先番号アトリビュートを調べて、どの番号がダイヤルされたのかを判断します。Cisco Unity Express では、トリガー パターンは 32 文字までサポートされています。SIP と JTAPI の両方のトリガーでワイルドカード パターンがサポートされています。

表 6 に、Cisco Unity Express 8.0 でサポートされる、トリガー パターンのワイルドカードおよび特殊文字を示します。

 

表 6 トリガー パターンのワイルドカードおよび特殊文字

文字
説明

X

X ワイルドカードは、0 ~ 9 の範囲の数字の任意の 1 桁に一致します。

トリガー パターン 9XXX は、9000 ~ 9999 の範囲のすべての数字に一致します。

!

感嘆符(!)ワイルドカードは、0 ~ 9 の範囲の数字の 1 桁以上に一致します。

トリガー パターン 91! は、910 ~ 91999999999999999999999999999999 の範囲のすべての数字に一致します。

?

疑問符(?)ワイルドカードは、直前の数字またはワイルドカード値の 0 回以上の繰り返しに一致します。

トリガー パターン 91X? は、91 ~ 91999999999999999999999999999999 の範囲のすべての数字に一致します。

+

プラス記号(+)ワイルドカードは、直前の数字またはワイルドカード値の 1 回以上の繰り返しに一致します。

トリガー パターン 91X+ は、910 ~ 91999999999999999999999999999999 の範囲のすべての数字に一致します。

[ ]

角カッコ([ ])文字は、値の範囲を囲みます。

トリガー パターン 813510[012345] は、8135100 ~ 8135105 の範囲のすべての数字に一致します。

-

ハイフン(-)文字は、角カッコと一緒に使用して値の範囲を示します。

トリガー パターン 813510[0-5] は、8135100 ~ 8135105 の範囲のすべての数字に一致します。

^

ハット(^)文字は、角カッコと一緒に使用して値の範囲外を示します。この文字は、開始角カッコ([)の直後に配置してください。

各トリガー パターンで、^ 文字は 1 文字だけ使用できます。

トリガー パターン 813510[^0-5] は、8135106 ~ 8135109 の範囲のすべての数字に一致します。

ワイルドカード パターンは、Cisco Unified Communications Manager のルート パターンに基づいています。1 つの着信通話に複数のワイルドカード パターンが一致する際の選択規則は、Cisco Unified Communications Manager で使用されているものと同様です。Cisco Unity Express では、ダイヤル ストリングの一致候補の各パターンに一致する同じ長さの入力ダイヤル ストリングの数を計算し、一致する別のダイヤル ストリングが少ないパターンを選択します。

アプリケーションの JTAPI トリガーの設定(Cisco Unified Communications Manager に限る)

Cisco Unity Express は、JTAPI を使用して Cisco Unified Communications Manager モードで着信通話を処理します。Cisco Unity Express を Cisco Unified Communications Manager モードで展開する場合は、アプリケーションを着信通話で起動できるよう、アプリケーションの JTAPI トリガーを設定する必要があります。このタイプのトリガーは、対象のアプリケーションを起動するためにダイヤルする電話番号によって識別されます。

JTAPI トリガーを識別する電話番号は、Cisco Unified Communications Manager 上に設定されているルート ポイントと一致している必要があります。

Cisco Unity Express 8.0 から、数字とワイルドカード文字を組み合わせてこのトリガー番号にできるようになりました。「ワイルドカードのトリガー パターン」を参照してください。


) このルート ポイントは、Cisco Unified Communications Manager 上に設定されている JTAPI ユーザに関連付けられている必要があります。その JTAPI ユーザは、Cisco Unity Express モジュールでも設定されている必要があります。JTAPI ユーザの設定の詳細については、「トリガーの設定」を参照してください。


Cisco Unity Express では、ハードウェアのタイプに関係なく、アプリケーション全体で最大 8 つの JTAPI トリガーがサポートされています。

この設定は、Cisco Unified Communications Manager モードにだけ必要です。

この手順に必要なデータ

アプリケーションの JTAPI トリガーを設定するには、次の情報が必要です。

アプリケーションを呼び出す電話番号。この番号は、アプリケーションごとに一意にする必要があります。

タイムアウトして通話を切断するまでシステムが発信者の応答を待つ秒単位の時間数。

プロンプトに使用する言語。Cisco Unity Express は多数の言語をサポートしていますが、システムにインストールできる言語は 1 つだけです。使用可能な言語のリストについては、『 Release Notes for Cisco Unity Express 』を参照してください。

トリガーに同時にアクセスできる最大発信者数。この値の割り当てに関するガイドラインについては、「アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有」を参照してください。

概略手順

1. config t

2. ccn trigger jtapi phonenumber number

3. application application-name

4. enabled

5. maxsessions number

6. locale xx_YY

7. end

8. show ccn trigger

9. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn trigger jtapi phonenumber number

 

se-10-0-0-0(config)# ccn trigger jtapi phonenumber 6700

トリガーとして機能する電話番号を指定します。この電話番号により、Cisco Unity Express 上のアプリケーションが起動し、トリガー設定モードが開始されます。 number 値は、Cisco Unified Communications Manager に設定された JTAPI ルート ポイントと一致する必要があります。


) Cisco Unity Express 8.0 から、数字とワイルドカード文字を組み合わせてこの数を指定できるようになりました。詳細については、「ワイルドカードのトリガー パターン」を参照してください。


ステップ 3

application application-name

 
se-10-0-0-0(config-trigger)# application promptmgmt

トリガーの電話番号が呼び出されたときに起動するアプリケーションの名前を指定します。

ステップ 4

enabled

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# enabled

トリガーを有効にします。

ステップ 5

maxsessions number

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# maxsessions 3

このトリガーが同時に処理できる最大発信者数を指定します。この値の割り当てに関するガイドラインについては、「アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有」を参照してください。

ステップ 6

locale xx_YY

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# locale en_US

(オプション)トリガーの言語を指定します。このトリガーによって起動されるアプリケーションが再生するプロンプトは、この言語で再生されます。

この設定は、システムに複数の言語がインストールされている場合にだけ使用します。この設定のデフォルトでは、システム デフォルト言語がトリガー言語として使用されます。

ステップ 7

end

 

se-10-0-0-0(config-trigger)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 8

show ccn trigger

 

se-10-0-0-0# show ccn trigger

設定されたすべてのトリガーの詳細を表示します。

ステップ 9

copy running-config startup-config

 

se-10-0-0-0# copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更部分をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次の設定例では、Cisco Unity Express モジュールに 2 つのトリガーを設定します。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# ccn trigger jtapi phonenumber 6500

se-10-0-0-0(config-trigger)# application voicemail

se-10-0-0-0(config-trigger)# maxsessions 4

se-10-0-0-0(config-trigger)# enabled

se-10-0-0-0(config-trigger)# end
se-10-0-0-0(config)#

se-10-0-0-0(config)# ccn trigger jtapi phonenumber 6700

se-10-0-0-0(config-trigger)# application autoattendant

se-10-0-0-0(config-trigger)# maxsessions 8

se-10-0-0-0(config-trigger)# enabled

se-10-0-0-0(config-trigger)# end
se-10-0-0-0#

 

show ccn trigger コマンドの出力結果は、次の例のようになります。

se-10-0-0-0# show ccn trigger
 
Name: 6500
Type: JTAPI
Application: voicemail
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 10000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 4
 
Name: 6700
Type: JTAPI
Application: autoattendant
Locale: systemDefault
Idle Timeout: 10000
Enabled: yes
Maximum number of sessions: 8
se-10-0-0-0#

アプリケーションの HTTP トリガーの設定

Cisco Unity Express は、HTTP トリガーを使用して、アプリケーションを起動する着信 HTTP 要求を受け入れることができます。たとえば、このトリガーを使用すると、顧客に受注と出荷を通知する IVR アプリケーションを起動できます。このタイプのトリガーは、着信 HTTP 要求の URL サフィックスによって識別されます。

このタイプのトリガーは、IVR ライセンスを購入し、システムにインストールしてある場合にだけ使用できます。

HTTP トリガーの設定方法と使用方法の詳細については、『 Cisco Unity Express Interactive Voice Response CLI Administrator Guide 』を参照してください。

アプリケーションに対する複数のトリガーの設定

ネットワークでは、1 つ以上の Cisco Unity Express アプリケーションに対して複数のトリガーが必要になる場合があります。たとえば、次のようなシナリオでは、同じアプリケーションに複数のトリガーがあると便利です。

複数言語サポート:2 つの異なる言語で導入する必要がある自動受付アプリケーションがある場合。これを実現する 1 つの方法は、同じアプリケーションを指し、 locale パラメータに異なる値を持つ 2 つのトリガー(コールイン番号)を設定することです。

たとえば、6700 と 6900 というコールイン番号があるとします。両方が同じ自動受付アプリケーションを指し、トリガー 6700 のロケールは xx_XX に設定され、トリガー 6900 のロケールは yy_YY に設定されています。発信者が 6700 をダイヤルした場合は、 xx_XX の言語で自動受付グリーティングが聞こえます。発信者が 6900 をダイヤルした場合は、 yy_YY の言語で自動受付グリーティングが聞こえます。

発信者が内部か外部かで異なる通話処理:自動受付アプリケーションがあり、内部発信者と外部発信者に異なるメニュー オプションを提供する必要がある場合。たとえば、内部発信者には在庫管理部門へ転送するためのオプションを提供し、そのオプションを外部発信者には知られたくない場合があります。これを実現する 1 つの方法としては、同じアプリケーションを指す 2 つの異なるトリガー(コールイン番号)を設定し、スクリプト内で「Get Call Contact Info」ステップを使用して送信先番号を検査し、分岐の決定を行います。

「アプリケーションの SIP トリガーの設定」および 「アプリケーションの JTAPI トリガーの設定(Cisco Unified Communications Manager に限る)」(展開モードによって異なる)で説明した手順を繰り返して、1 つのアプリケーションに複数のトリガーを作成してください。

アプリケーションおよびトリガー間のポートの共有

アプリケーションへのアクセス

1 つのアプリケーションに同時にアクセスできる最大発信者数は、次の 2 つのパラメータによって決まります。

そのアプリケーションを起動するトリガーに対して設定された maxsessions 値。

そのアプリケーション自体に対して設定された maxsessions 値。

トリガーに設定された maxsessions 値を超える数の通話を受信した場合、発信者にはビジー トーンが聞こえます。

アプリケーションに設定された maxsessions 値を超える数の通話を受信した場合、Cisco Unity Express は発信者に対してエラー プロンプトを再生します。

次の例は、アプリケーションおよびトリガーの maxsessions 値が、アプリケーションに許容されるアクティブな通話の数にどのような役割を果たすかを示しています。この例では、次のように設定されています。

モジュールに 8 つのポートがある。

自動受付アプリケーションに maxsessions 値として 5 を割り当てた。

同じ自動受付アプリケーションを起動する 2 つのトリガーを設定した。

1 つのトリガーの maxsessions 値を 2 に設定し、もう 1 つのトリガーの maxsessions 値を 4 に設定した。

自動受付アプリケーションに同時にアクセスできる最大発信者数は、6 ではなく 5 になります。その理由は、このシステムでは 2 つのトリガーに合計 6 セッションを使用可能ですが、どちらのトリガーも同じアプリケーションにアクセスし、その場合に許容される同時セッションの数は 5 つだけだからです。アプリケーションの maxsessions 値は、この場合、ゲーティング要因として機能します。

両方のトリガーの maxsessions 値を 2 に設定した場合、同時通話の最大数は 5 ではなく 4 になります。その理由は、2 つのトリガーに 4 つのポートしか割り当てられていないからです。この例では、トリガーに割り当てられた maxsessions 値が要因として機能します。

さまざまなアプリケーション間でのポートの共有

Cisco Unity Express は複数のボイス アプリケーションをサポートし、そのアプリケーションを実行するには、アプリケーションごとにボイス ポートが必要です。アプリケーションに maxsessions を割り当てるときは、各アプリケーションに予想されるコール トラフィックを考慮してください。アプリケーションの通話ボリュームの大きさに応じて、必要となるセッションの数がアプリケーションごとに異なり、それと同時に、それぞれのアプリケーションに少なくとも 1 つのセッションを着信通話用に確保する必要がある場合も考えられます。各アプリケーションの使用状況を考慮して、アプリケーションにポートを分配してください。

たとえば、モジュールに 4 つのポートがあり、ボイスメール アプリケーションの maxsessions を 4 に設定し、自動受付アプリケーションの maxsessions も 4 に設定したとします。4 人の発信者が同時にボイスメールにアクセスしている場合、自動受付にアクセスする発信者が使用できるポートはありません。ボイスメールに同時にアクセスしている発信者数が 0、1、2、または 3 人の場合だけ、少なくとも 1 つのポートが自動受付用に使用可能になります。

別の例として、ボイスメール自動受付アプリケーションの maxsessions を 3 に設定したとします。どの時点においても、1 つのアプリケーションがすべてのポートを使い切ることはなくなります。ボイスメールに 3 つのアクティブな通話がある場合、1 人の発信者が自動受付にアクセスできます。2 番目の通話は、ボイスメールと自動受付のどちらに対しても成功しません。

休日リストの設定

Cisco Unity Express では休日リストを設定でき、このリストをアプリケーションで使用すると、会社が休日で休業しているときに、カスタマイズ可能なグリーティングを発信者に対して再生することができます。次の各項では、Cisco Unity Express の休日リストの設定方法と使用方法について説明します。

「休日の概要」

「休日リストの使用」

「年固有の休日リストの設定」

「休日リストの表示」

「リストからの休日の削除」

休日の概要

次の設定が可能です。

年固有の休日

定休日

年固有の休日

Cisco Unity Express は、最大 3 つ(前年、当年、翌年)の年固有の休日リストをサポートします。ある年の設定済みエントリがない場合、システムはその年の休日はないものとして処理します。

たとえば、当年が 2005 年で、2006 年(翌年)のエントリが設定されていない場合、システムは 2006 年の休日はゼロ(0)であるとして処理します。2005 年および 2006 年(翌年)の休日は設定できますが、2007 年の休日は設定できません。

それぞれの年ごとのリストには、最大 26 日の休日を含めることができます。

デフォルトでは、3 つの年固有の休日リストはすべて空になります。

前年のリストについては、管理者はエントリを削除できますが、追加または修正することはできません。

システムは新しい暦年の開始時に、前年のリストを自動的に削除します。

たとえば、システムは 2004 年の休日リストを 2006 年 1 月 1 日に削除します。

ある年からその翌年に休日をコピーするには、[System] > [Holiday Settings] の GUI オプション [Copy all to next year] を使用します。

定休日

定休日は、すべての年に適用される永続的な休日であり、年固有の休日とは異なり、年ごとに再設定する必要はありません。ある休日が毎年同じ日付に当たる場合、それらの休日は定休日として設定できます。

たとえば、1 月 1 日を正月で休業する場合、1 月 1 日を定休日として設定できます。

最大 10 日の定休日をシステムに設定できます。

デフォルトでシステムに設定される定休日はありません。

定休日は年固有の休日と重なってもかまいません。

年固有の休日を作成する場合、その休日が定休日と重なっていると警告が発行されます。ただし、年固有の休日と重なる定休日を作成しようとした場合には、警告は発行されません。

休日リストを設定するには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)の [System] > [Holiday Settings] オプションを使用するか、この項で説明されているコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドを使用します。

休日リストの使用

Cisco Unity Express Editor では、「Is Holiday」というステップを使用してシステム上に設定された休日を確認し、指定された日付が休日であるかどうかを判別できます。このステップは入力として日付を受け取り、休日リストと照合します。詳細な手順については、『 Cisco Unity Express Guide to Writing and Editing Scripts 』を参照してください。

たとえば、スクリプトの中で「Is Holiday」ステップを使用すると、今日が休日かどうかを確認できます。それが休日の場合は、次のようなカスタマイズしたグリーティングを発信者に対して再生できます。

「We are closed today.If this is an emergency, please call 1-222-555-0150 for assistance.Otherwise, please call back later.」

休日リストの設定

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

年固有の休日リストの設定

Cisco Unity Express 設定モードで次のコマンドを使用して、年固有の休日リストを設定します。

calendar holiday date yyyy mm dd [ description holiday-description ]

ここで yyyy は 4 桁の西暦、 mm は 2 桁の月、 dd は 2 桁の日、 holiday-description は休日の説明でオプションです。説明が 2 語以上になる場合は、テキストを引用符(" ")で囲みます。

yyyy の有効な値は、当年または翌年です。年または日が範囲外である場合は、エラー メッセージが表示されます。

 

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# calendar holiday date 2005 05 30 description "Memorial Day"

se-10-0-0-0(config)# exit

se-10-0-0-0#

 

定休日リストの設定

Cisco Unity Express 設定モードで次のコマンドを使用して、定休日リストを設定します。

calendar holiday fixed month day [description holiday- description ]

ここで、 month は 2 桁の月、 day は 2 桁の日、 holiday-description は休日の説明(オプション)です。説明が 2 語以上になる場合は、テキストを引用符(" ")で囲みます。

 

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# calendar holiday fixed 07 04 description "Independence Day"

se-10-0-0-0(config)# exit

se-10-0-0-0#

 

休日リストの表示

休日リストを表示する CLI コマンドは数種類あります。これらのコマンドは、Cisco Unity Express EXEC モードで使用します。

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

すべての休日リストの表示

次のコマンドは、システムに設定されているすべての休日リストを表示します。

show calendar holiday [ all ]

このコマンドは、すべての年のすべての休日の日付と説明を表示します。この表示には、年固有の休日と定休日の両方が含まれます。このコマンドの出力結果は、次のように表示されます。

se-10-0-0-0# show calendar holiday
 
********************************
Year: 2004
********************************
September 04 Labor Day
November 25 Thanksgiving
 
********************************
Year: 2005
********************************
July 04 July 4th
September 05 Labor Day
November 24 Thanksgiving
December 25 Christmas

特定の年の休日リストの表示

次のコマンドは、特定の年に設定されている休日を表示します。

show calendar holiday year yyyy

ここで yyyy は 4 桁の西暦です。このコマンドは、指定した年に設定されているすべての休日の日付と説明を表示します。この表示には、年固有の休日と定休日の両方が含まれます。その年に休日が設定されておらず、また定休日リストが空の場合は、「No holidays found for the specified year」というメッセージが表示されます。このコマンドの出力結果は、次のように表示されます。

se-10-0-0-0-0# show calendar holiday year 2005
 
********************************
Year: 2005
********************************
July 04 July 4th
September 05 Labor Day
November 24 Thanksgiving
December 25 Christmas

特定の月の休日リストの表示

次のコマンドは、指定した年の指定した月に設定されている休日を表示します。

show calendar holiday year yyyy month mm

ここで yyyy は 4 桁の西暦、 mm は 2 桁の月です。このコマンドは、指定した年の指定した月に設定されているすべての休日の日付と説明を表示します。この表示には年固有の休日と定休日の両方が含まれます。その月に休日が設定されておらず、その月に休日がない場合は、「No holidays found for the specified month」というメッセージが表示されます。

このコマンドの出力結果は、次のように表示されます。

se-10-0-0-0# show calendar holiday year 2005 month 12
 
********************************
Year: 2005
********************************
December 25 Christmas
 

リストからの休日の削除

リストから休日を削除する CLI コマンドは数種類あります。これらのコマンドは、Cisco Unity Express 設定モードで使用します。

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

休日リストからの年固有の休日の削除

次のコマンドは、年固有の休日を削除します。


注意 このコマンドは注意して使用してください。操作を行うと元に戻せないためです。年を入力した後で Enter キーを押さないでください。押した場合は、その年全体の休日リストが削除されます。

no calendar holiday date yyyy mm dd

ここで yyyy は 4 桁の西暦、 mm は 2 桁の月、 dd は 2 桁の日です。

 

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# no calendar holiday date 2004 11 25

se-10-0-0-0(config)# end

特定の月からの年固有の休日の削除


注意 このコマンドは注意して使用してください。操作を行うと元に戻せないためです。使用すると、月全体の一時的な休日設定が失われる場合があります。

次のコマンドは、指定した年の指定した月に設定されている年固有の休日を削除します。

no calendar holiday year yyyy month mm

ここで yyyy は 4 桁の西暦、 mm は 2 桁の月です。

 

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# no calendar holiday year 2004 month 09

se-10-0-0-0(config)# end

特定の年の年固有の休日の削除


注意 このコマンドは注意して使用してください。操作を行うと元に戻せないためです。使用すると、その年全体の休日設定が失われる場合があります。

次のコマンドは、指定した年に設定されている年固有の休日をすべて削除します。

no calendar holiday year yyyy

ここで yyyy は 4 桁の西暦です。

 

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# no calendar holiday year 2004

se-10-0-0-0(config)# end

 

休日リストからの定休日の削除

次のコマンドは、定休日を削除します。

no calendar holiday fixed month day

ここで、 month は 2 桁の月で、 day は 2 桁の日です。

 

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# no calendar holiday fixed 07 04

se-10-0-0-0(config)# exit

 

営業時間の設定

Cisco Unity Express は、1 週間の営業時間を指定する営業時間スケジュールをサポートしています。

次の各項では、この機能とその設定、およびこの機能の使用手順について説明します。

「営業時間のスケジュールの概要」

「営業時間のスケジュールの使用」

「営業時間のスケジュールの作成」

「営業時間のスケジュールの変更」

「営業時間のスケジュールの表示」

「営業時間のスケジュールの削除」

営業時間のスケジュールの概要

週の営業時間スケジュールは、最大で 4 つ設定できます。1 日は 30 分単位で 48 個のタイム スロットに分割されます。それぞれのタイム スロットごとに、その時間が営業時間内か時間外かを設定できます。これらのスロットを設定するには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)の [System] > [Business Hours Settings] オプションを使用するか、この項で説明するコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用します。

Cisco Unity Express システムには、「systemschedule」というデフォルトのスケジュールが 1 つ付属しています。このスケジュールでは、営業時間が 1 日 24 時間、週 7 日間となっています。このデフォルトのスケジュールを修正または削除するには、GUI の [System] > [Business Hours Settings] オプションを使用するか、CLI コマンドを使用します。このスケジュールは、営業時間のスケジュールの最大数である 4 つに含まれます。

営業時間のスケジュールの使用

Cisco Unity Express Editor では、指定したタイム スロットが営業時間内か時間外かを確認する「Business Hours」というステップを使用できます。このステップは、入力として日付、時刻、およびシステム上に設定されているスケジュールの名前という 3 つのパラメータを受け取ります。詳細な手順については、『 Cisco Unity Express Guide to Writing and Editing Scripts 』を参照してください。

たとえば、スクリプトの中で「Business Hours」ステップを使用すると、現在営業時間内であるかどうかを確認できます。時間外だった場合は、次のようなカスタマイズしたグリーティングを発信者に対して再生できます。

「You have reached us during our off-hours.If this is an emergency, please call 1-222-555-0150 for assistance.Otherwise, please call back later.」

営業時間のスケジュールの作成

営業時間のスケジュールを作成するには、次の手順に従ってください。

この手順に必要なデータ

営業時間のスケジュールを設定するには、次の情報が必要です。

スケジュール名

この名前の最大長は英数字 31 文字です。大文字の A ~ Z、小文字の a ~ z、数字の 0 ~ 9、下線(_)、およびダッシュ(-)を使用できます。名前の最初の文字は英字である必要があります。

この名前のスケジュールが存在しない場合、システムはそのスケジュールを作成します。デフォルトでは、新規に作成されるスケジュールの営業時間は 1 日 24 時間、週 7 日間となっています。

スケジュールがすでに存在する場合、行った変更がそのスケジュールに反映されます。

曜日

営業時間および時間外の開始時刻と終了時刻

概略手順

1. config t

2. calendar biz-schedule schedule-name

3. closed day day-of-week from hh:mm to hh:mm

4. open day day-of-week from hh:mm to hh:mm

5. end

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

calendar biz-schedule schedule-name

 

se-10-0-0-0(config)# calendar biz-schedule normal_hours

営業時間のスケジュールの名前を指定し、営業設定モードを開始します。名前は、単語 1 つである必要があります。

この名前のスケジュールが存在しない場合、システムはそのスケジュールを作成します。スケジュールがすでに存在する場合、行った変更がそのスケジュールに反映されます。最大数のスケジュールが存在する場合、エラー メッセージが表示されます。

ステップ 3

closed day day-of-week from hh : mm to hh : mm

 

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 2 from 00:00 to 08:30

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 2 from 17:30 to 24:00

曜日およびその曜日の時間外の開始時刻と終了時刻を入力します。 day-of-week の有効な値は 1 ~ 7 で、1 は日曜日、2 は月曜日、3 は火曜日、4 は水曜日、5 は木曜日、6 は金曜日、7 は土曜日を表します。 hh には 24 時間制の形式を使用します。 mm の有効な値は 00 と 30 だけです。

ステップ 4

open day day-of-week from hh : mm to hh : mm

 

se-10-0-0-0(config-business)# open day 2 from 08:30 to 17:30

曜日、およびその曜日の営業時間の開始時刻と終了時刻を入力します。 day-of-week の有効な値は 1 ~ 7 で、1 が日曜日を表し、順に各曜日を表します。 hh には 24 時間制の形式を使用します。 mm の有効な値は 00 と 30 だけです。

ステップ 5

営業時間のスケジュールが必要な曜日ごとに、ステップ 3 と 4 を繰り返します。

--

ステップ 6

end

 

se-10-0-0-0(config-business)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

次の例では、新しい営業時間のスケジュールを設定しています。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# calendar biz-schedule normal

Adding new schedule

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 1 from 00:00 to 24:00

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 2 from 00:00 to 08:30

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 2 from 17:30 to 24:00

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 3 from 00:00 to 08:30

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 3 from 17:30 to 24:00

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 4 from 00:00 to 08:30

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 4 from 17:30 to 24:00

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 5 from 00:00 to 08:30

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 5 from 20:00 to 24:00

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 6 from 00:00 to 08:30

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 6 from 18:00 to 24:00

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 7 from 00:00 to 09:00

se-10-0-0-0(config-business)# closed day 7 from 13:00 to 24:00

se-10-0-0-0(config-business)# end

営業時間のスケジュールの変更

Cisco Unity Express 設定モードでは、次のコマンドを使用して営業時間のスケジュールを変更します。

calendar biz-schedule schedule-name

ここで、 schedule-name は、変更する営業時間のスケジュールの名前です。指定した名前のスケジュールが存在しない場合、システムはそのスケジュールを作成します。

次の例では、既存の営業時間のスケジュール「normal」にアクセスします。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# calendar biz-schedule normal

Modifying existing schedule

se-10-0-0-0(config-business)# open day 1 from 09:00 to 12:00

se-10-0-0-0(config-business)# end

se-10-0-0-0#

 

これらのコマンドを使用して指定した時間だけが影響を受けます。それ以外の営業時間スケジュール内のタイム スロットは変更されません。

営業時間または時間外の状態の変更

既存のスケジュールを変更するには、各曜日の営業時間と時間外を必要に応じて指定します。

営業時間のタイム スロットから時間外のタイム スロットへの変更

営業時間のタイム スロットから時間外のタイム スロットに変更するには、次の設定モード コマンドのいずれかを使用します。

no open day day-of-week from hh : mm to hh : mm

closed day day-of-week from hh : mm to hh : mm

ここで day-of-week は数字で表した週の曜日(1 が日曜日)、 hh は 24 時間制の形式の時間、 mm は 00 または 30 のどちらかの分です。

たとえば、月曜日の 9 時~ 17 時が営業時間である場合は、 no open day 2 from 09:00 to 10:00 コマンドを使用し、火曜日の午前 9 時~午前 10 時が時間外である場合は、 closed day 3 from 09:00 to10:00 コマンドを 使用します。

時間外のタイム スロットから営業時間のタイム スロットへの変更

時間外のタイム スロットから営業時間のタイム スロットに変更するには、次のコマンドのいずれかを使用します。

no closed day day-of-week from hh : mm to hh : mm

open day day-of-week from hh : mm to hh : mm

ここで day-of-week は数字で表した週の曜日(1 が日曜日)、 hh は 24 時間制の形式の時間、 mm は 00 または 30 のどちらかの分です。

たとえば、月曜日の時間外が 0 時~ 10 時である場合、 no closed day 2 from 09:00 to 10:00 または open day 2 from 09:00 to 10:00 とすると、月曜日の午前 9 時~午前 10 時のタイム スロットは 営業時間となります。

次の出力結果は、営業時間のスケジュール「normal」を示しています。

se-10-0-0-0# show calendar biz-schedule normal
 
******************************
Schedule: normal
Day Open Hours
-------------------------------
Sunday None
Monday 08:30 to 17:30
Tuesday 08:30 to 17:30
Wednesday 08:30 to 17:30
Thursday 08:30 to 20:00
Friday 08:30 to 18:00
Saturday 09:00 to 13:00
 

次のコマンドは、月曜日の 8 時 30 分~ 9 時 30 分を時間外とし、土曜日の午後 1 時~午後 2 時を営業時間とすることで、「normal」営業時間を 変更しています。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# calendar biz-schedule normal

se-10-0-0-0(config-business)# no open day 2 from 08:30 to 09:30

se-10-0-0-0(config-business)# no closed day 7 from 13:00 to 14:00

se-10-0-0-0(config-business)# end

 

次の出力内容は、変更後のスケジュールを示しています。

se-10-0-0-0# show calendar biz-schedule normal
 
******************************
Schedule: normal
Day Open Hours
-------------------------------
Sunday None
Monday 09:30 to 17:30
Tuesday 08:30 to 17:30
Wednesday 08:30 to 17:30
Thursday 08:30 to 20:00
Friday 08:30 to 18:00
Saturday 09:00 to 14:00

営業時間のスケジュールの表示

営業時間のスケジュールを表示する CLI コマンドは数種類あります。これらのコマンドは、Cisco Unity Express EXEC モードで使用します。

特定のスケジュールの表示

次のコマンドは、特定の営業時間のスケジュールを表示します。

show calendar biz-schedule schedule-name

ここで、 schedule-name は、スケジュールの名前です。このコマンドは、曜日ごとの営業時間を表示します。このコマンドの出力結果は、次のように表示されます。

se-10-0-0-0# show calendar biz-schedule normal
 
******************************
Schedule: normal
Day Open Hours
-------------------------------
Sunday None
Monday 08:30 to 17:30
Tuesday 08:30 to 17:30
Wednesday 08:30 to 17:30
Thursday 08:30 to 20:00
Friday 08:30 to 18:00
Saturday 09:00 to 13:00

すべてのビジネス スケジュールの表示

次のコマンドは、システム内で設定済みの営業時間のスケジュールをすべて表示します。

show calendar biz-schedule [ all ]

このコマンドは、スケジュールごと、曜日ごとに営業時間を表示します。このコマンドの出力結果は、次のように表示されます。

sse-10-0-0-0# show calendar biz-schedule
 
******************************
Schedule: systemschedule
Day Open Hours
-------------------------------
Sunday Open all day
Monday Open all day
Tuesday Open all day
Wednesday Open all day
Thursday Open all day
Friday Open all day
Saturday Open all day
 
******************************
Schedule: normal
Day Open Hours
-------------------------------
Sunday None
Monday 08:30 to 17:30
Tuesday 08:30 to 17:30
Wednesday 08:30 to 17:30
Thursday 08:30 to 20:00
Friday 08:30 to 18:00
Saturday 09:00 to 13:00
 
******************************
Schedule: holiday-season
Day Open Hours
-------------------------------
Sunday 09:00 to 15:00
Monday 08:30 to 17:30
Tuesday 08:30 to 17:30
Wednesday 08:30 to 17:30
Thursday 08:00 to 21:00
Friday 08:00 to 21:00
Saturday 08:00 to 21:30

営業時間のスケジュールの削除

次の設定モード コマンドは、特定の営業時間のスケジュールを削除します。

no calendar biz-schedule schedule-name

ここで schedule-name は、削除する営業時間のスケジュールの名前です。

アプリケーション内の「Business Hours」ステップで使用されている営業時間のスケジュールを削除すると、そのステップは営業時間を 1 日 24 時間、週 7 日間と見なします。

次の例では、営業時間のスケジュール「normal」を削除しています。

se-10-0-0-0# config t

se-10-0-0-0(config)# no calendar biz-schedule normal

se-10-0-0-0(config)# exit

se-10-0-0-0#

システム全体のファックス パラメータの設定

バージョン 3.1 からは、コンバージェンス機能セットにファックス サポートが組み込まれました。ファックスの受信と送信の両方が可能です。発信ファックス機能では、ファックスをファックス機に印刷できます。

この機能には、Cisco IOS ゲートウェイからの T.37 ファックス サポートが必要です。サードパーティのファックス サーバはサポートされません。

前提条件(下記を参照)の完了後、次に説明するように、システム レベルのファックス パラメータを設定します。この手順には、ファックス ゲートウェイからメールボックスにファックスを受信できるようにすることも含まれます。

Cisco Unity Express でファックスを送受信するには、着信ファックス ゲートウェイと発信ファックス ゲートウェイを設定する必要があります。着信ゲートウェイはファックスの受信に使用し、発信ゲートウェイはファックスの送信または印刷に使用します。同じ Cisco IOS ゲートウェイを、着信と発信の両方のファックス通信に使用できます。また、Cisco Unity Express で受信したファックスを印刷するために、ファックス マシンの電話番号を設定する必要もあります。

前提条件

Cisco IOS ゲートウェイを、T.37 オンランプおよびオフランプ ファックス サポート用に設定する必要があります。詳細については、「T.37 オンランプおよびオフランプ ファックス サポートのための Cisco IOS Gateway の設定」を参照してください。

指定した内線番号でこの機能の使用を制限するには、「規制テーブルの設定」で説明する規制テーブルを設定する必要があります。

この手順に必要なデータ

この手順には次のデータが必要です。

発信ファックス ゲートウェイの IP アドレスまたはホスト名

着信ファックス ゲートウェイの IP アドレスまたはホスト名

ファックスの印刷に使用するファックス番号

概略手順

1. config t

2. fax gateway outbound address { hostname | ip-address }

3. fax gateway inbound address { hostname | ip-address }

4. fax print E.164

5. voice mailbox owner name

6. enable fax

7. end

8. show fax configuration

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

fax gateway outbound address { hostname | ip-address }

 

se-10-0-0-0(config)# fax gateway outbound address 172.21.21.40

発信ファックス ゲートウェイ(オフランプとも呼ばれる)を設定します。ファックス サブシステムは、この発信ゲートウェイを使用してファックスを送信します。

ステップ 3

fax gateway inbound address { hostname | ip-address }

 

se-10-0-0-0(config)# fax gateway inbound address 172.21.21.40

着信ファックス ゲートウェイ(オンランプとも呼ばれる)を設定します。ファックス サブシステムは、この着信ゲートウェイを使用してファックスを受信します。システムは、これ以外の IP アドレスまたはホスト名からの着信ファックスをすべて拒否します。

ステップ 4

fax print E.164-number

 

se-10-0-0-0(config)# fax print 5550112

ファックスを印刷するためのシステム レベルのファックス番号を設定します。

ステップ 5

voice mailbox owner name

 

se-10-0-0-0(config)# voice mailbox owner owner22

指定したユーザのメールボックスを作成し、メールボックス設定モードを開始します。

ステップ 6

enable fax

 

se-10-0-0-0(config)# enable fax

指定したメールボックスに、ファックス ゲートウェイからファックスを受信できるようにします。

ステップ 7

end

 

se-10-0-0-0(config)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 8

show fax configuration

 

se-10-0-0-0# show fax configuration

(オプション)着信ファックス ゲートウェイ、発信ファックス ゲートウェイ、およびファックスの印刷に使用するデフォルト ファックス番号の設定を表示します。

次の設定例では、Cisco Unity Express モジュールにファックス パラメータを設定します。

se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0(config)# fax gateway inbound address 172.21.21.40
se-10-0-0-0(config)# fax gateway outbound address 172.21.21.40
se-10-0-0-0(config)# fax print 5550112
se-10-0-0-0(config)# voice mailbox owner owner22
se-10-0-0-0(config)# enable fax
se-10-0-0-0(config)# end
 

show fax configuration の出力結果は、次のように表示されます。

se-10-0-0-0> show fax configuration
 
Inbound Fax Gateway: 172.21.21.40
Outbound Fax Gateway: 172.21.21.40
Fax Printing Number: 5550112

SMTP パラメータの設定

Cisco Unity Express がサポートしている各種の機能では、発信電子メール メッセージを送信する必要があります。そのような電子メールを送信するには、外部 SMTP サーバが必要です。

この項では、Cisco Unity Express モジュール上で外部 SMTP サーバとそのパラメータを設定する方法について説明します。SMTP サーバのアドレスは、ホスト名と IP アドレスのどちらでもかまいません。ホスト名を使用するには、DNS サーバが設定されていることを確認してください。

SMTP サーバで認証が必要な場合は、SMTP サーバで有効なユーザ アカウントのユーザ ID とパスワードも指定する必要があります。

SMTP サーバの構成

Cisco Unity Express 設定モードで SMTP サーバとそのパラメータを設定するには、次の手順に従ってください。

この手順に必要なデータ

SMTP サーバのホスト名または IP アドレス

SMTP の認証パラメータ(ユーザ ID およびパスワードまたは資格ストリング)

概略手順

1. config t

2. smtp server address { hostname | ip-address } authentication { none | username userid password password | credentials credential-string }

3. end

4. show smtp server

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

smtp server address { hostname | ip-address } authentication { none | username userid password password | credentials credential-string }

 

se-10-0-0-0(config)# smtp server address 10.10.5.5 authentication none

se-10-0-0-0(config)# smtp server address mainsmtp authentication username smtp123 password pwd123

se-10-0-0-0(config)# smtp server address 172.16.1.1 authentication credentials 3CmyKjEFhzkjd8QxCVjv552jZsjj
zh3bSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmPSd8ZZNgd+Y9J3xlk2B35j0nfGWTYHfmPSd8ZZNgd

発信電子メールの送信に必要な SMTP サーバを設定します。

hostname :SMTP サーバのホスト名。

ip-address :SMTP サーバの IP アドレス。

none :SMTP サーバで認証が必要ないことを示します。

userid :SMTP サーバ上の有効なユーザ アカウントのユーザ ID。

password :SMTP サーバ上の有効なユーザ アカウントのパスワード。

credential-string :SMTP サーバの認証資格ストリング。このストリングを、実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションからコピー アンド ペーストしてください。

ステップ 3

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show smtp server

 

se-10-0-0-0# show smtp server

SMTP サーバの設定を表示します。

次の例は、 show smtp server コマンドのサンプル出力を示しています。

se-10-0-0-0# show smtp server
 
SMTP Server: 172.16.1.1
Authentication: Required
Username: smtp123

履歴レポートの設定

Cisco Unity Express 3.0 以降では、通話イベントとアプリケーション イベントに関連する情報と統計を、モジュール上の履歴レポート データベースに保存できます。この履歴データを後から Cisco Unified Communications Express Historical Reporting Client で使用すると、各種の使用状況レポートを生成できます。

履歴データの収集は、デフォルトでは無効になっています。これらの統計をレポート データベースに保存するには、事前に収集を有効にする必要があります。ただし、IVR ライセンスを購入してモジュールにインストールしてある場合には、履歴データの収集が自動的に有効になります。

格納できる履歴データの日数は、Cisco Unity Express ハードウェアによって決まります。詳細については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 』を参照してください。履歴レポートの保守コンポーネントは、これよりも古いデータを定期的に削除するデータベース消去サービスで構成されています。

ユーザが Cisco Unified Communications Express Historical Reporting Client ソフトウェアにログインして履歴レポートを表示するためには、特別な特権が必要です。

次の各項では、履歴レポートのパラメータを設定する手順について説明します。

「ローカル履歴レポート データベースの設定」

「データベース消去スケジュールの設定」

「データベース容量の消去しきい値の設定」

「データベース容量の警告通知しきい値の設定」

「消去通知電子メール アドレスの設定」

「履歴レポート データベースの手動消去」

「外部サーバへの履歴レポート データのエクスポート」

「グループへの履歴レポート表示特権の割り当て」

ローカル履歴レポート データベースの設定

履歴レポート データは、ローカル(内部)データベースに保存されます。ローカルまたは内部データベース上に履歴統計の格納域を設定するには、 database local コマンドを使用します。

コマンドの no および default 形式を使用すると、設定が無効になります。

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. ccn reporting historical

3. database loc al

4. description text

5. enabled

6. end

7. show ccn reporting historical

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn reporting historical

 
se-10-0-0-0(config)# ccn reporting historical
se-10-0-0-0(config-hrdm)#

履歴レポート データベース設定モードを開始します。

ステップ 3

database local

 
se-10-0-0-0(config-hrdm)# database local

レポート用の履歴統計をログとして記録するよう、ローカル データベースを設定します。このコマンドは、将来使用するためのものです。

ステップ 4

description text

 
se-10-0-0-0(config-hrdm)# description “Chicago office database”

(オプション)履歴レポート データベースの説明を設定します。テキストは引用符で囲みます。

description のデフォルト値は、Cisco Unity Express システムのホスト名です。このコマンドの no および default 形式を使用すると、description 値がシステムの設定済みホスト名に設定されます。

ステップ 5

enabled

 

se-10-0-0-0(config-hrdm)# enabled

履歴レポートを有効にします。履歴データの収集は、デフォルトでは無効になっています。これらの統計をレポート データベースに保存するには、事前に収集を有効にする必要があります。ただし、IVR ライセンスを購入してモジュールにインストールしてある場合には、履歴データの収集が自動的に有効になります。

履歴レポート データベースを無効にするには、このコマンドを no 形式で使用します。履歴レポート データベースが無効の場合、通話に関連するイベントがデータベースに保存されません。データベースを有効にするには、このコマンドの default 形式を使用します。

ステップ 6

end

 

se-10-0-0-0(config-hrdm)# end

設定を保存し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 7

show ccn reporting historical

 

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical

履歴レポート データベース パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn reporting historical コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical
 
Database Information
--------------------
Enabled : Yes
Description: Chicago office database
DB Usage: 50%
Current Maintenance Status: idle
 
Purge Schedule
--------------
Daily Time: 4:00 AM
Data older than 365 days will be purged
Date of last completed purge:
 
Purge Capacity Configuration
----------------------------
Email Address: abcd@domain.com
Warning Capacity: 65%
Purge Capacity: 75%
Oldest Days to purge: 7

データベース消去スケジュールの設定

履歴データを自動的に消去する毎日のスケジュールを更新するには、履歴レポート データベース設定モードで purge schedule コマンドを使用します。

日次の消去は、指定した時刻(「時:分」の 24 時間形式)に開始されます。 days-to-keep 値(日単位)で指定した日数よりも古い保存データに対して、毎日、指定した時刻にデータベースからの消去が開始されます。

デフォルトの消去スケジュールは 04:00 に設定されています。


) モジュールの履歴データの消去はリソースを大量に消費するため、オフピーク時間に消去をスケジュールすることをお勧めします。


デフォルトの日数は、AIM-CUE/AIM2-CUE の場合は 90 日で、NM-CUE-EC、NM-CUE、NME-CUE、ISM-SRE-300-K9、および SM-SRE-700-K9 モジュールの場合は 365 日です。 days-to-keep に指定できる最大値について、 表 7 に概要を示します。このコマンドの no および default 形式は、消去のスケジュール時刻を 04:00 に設定し、日数をそのシステム ハードウェア モジュールのデフォルト値に設定します。

表 7 days-to-keep の最大値

データベース
保存の限度

AIM-CUE/AIM2-CUE

90 日、またはデータベースの 90% までフルになったとき

NM-CUE-EC、NM-CUE、NME-CUE、ISM-SRE-300-K9
SM-SRE-700-K9

365 日、またはデータベースの 90% までフルになったとき

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. ccn reporting historical

3. purge schedule time hh:mm days-to-keep days

4. end

5. show ccn reporting historical

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn reporting historical

 
se-10-0-0-0(config)# ccn reporting historical
se-10-0-0-0(config-hrdm)#

履歴レポート データベース設定モードを開始します。

ステップ 3

purge schedule time hh:mm days-to-keep days

 
se-10-0-0-0(config-hrdm)# purge schedule time 04:00 days-to-keep 30

この履歴データの日次の消去スケジュールと、指定した days-to-keep 値よりも古いデータをスケジュールした時刻に消去するまでの保存日数を設定します。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-hrdm)# e nd

設定を保存し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn reporting historical

 

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical

履歴レポート データベース パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn reporting historical コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical
 
Database Information
--------------------
Enabled : Yes
Description: Chicago office database
DB Usage: 50%
Current Maintenance Status: idle
 
Purge Schedule
--------------
Daily Time: 5:00 AM
Data older than 30 days will be purged
Date of last completed purge:
 
Purge Capacity Configuration
----------------------------
Email Address: abcd@domain.com
Warning Capacity: 65%
Purge Capacity: 75%
 

データベース容量の消去しきい値の設定

purge purge-capacity コマンドを履歴レポート データベース設定モードで使用して、合計データベース容量に対して消去しきい値をパーセンテージで設定し、またデータベースから消去する履歴データの日数も設定します。

データベース容量が設定されたしきい値に到達すると、設定された days-to-purge 値よりも古い履歴データがデータベースから消去されます。デフォルトの消去容量パーセンテージは 90 で、 days-to-purge のデフォルト値は 7 です。設定可能な最大消去容量パーセンテージは 90 です。このコマンドの no および default 形式は、消去容量パーセンテージ値を 90 に設定し、 days-to-purge の数値を 7 に設定します。

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. ccn reporting historical

3. purge purge-capacity percentage percent days-to-purge days

4. end

5. show ccn reporting historical

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn reporting historical

 
se-10-0-0-0(config)# ccn reporting historical
se-10-0-0-0(config-hrdm)#

履歴レポート データベース設定モードを開始します。

ステップ 3

purge purge-capacity percentage percent days-to-purge days

 
se-10-0-0-0(config-hrdm)# purge purge-capacity percentage 95 days-to-purge 7

消去容量しきい値と、データベースから消去する履歴データの日数を設定します。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-hrdm)# end

設定を保存し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn reporting historical

 

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical

履歴レポート データベース パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn reporting historical コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical
 
Database Information
--------------------
Enabled : Yes
Description: Chicago office database
DB Usage: 50%
Current Maintenance Status: idle
 
Purge Schedule
--------------
Daily Time: 5:00 AM
Data older than 30 days will be purged
Date of last completed purge:
 
Purge Capacity Configuration
----------------------------
Email Address: abcd@domain.com
Warning Capacity: 65%
Purge Capacity: 75%
 

データベース容量の警告通知しきい値の設定

purge warning-capacity コマンドを使用して、合計データベース容量に対するパーセンテージ値を設定します。この値に達すると、データベース容量が限度に近づいていることを警告する電子メール メッセージが送信されます。この警告メッセージの送信先電子メール アドレスを設定する方法については、「消去通知電子メール アドレスの設定」を参照してください。

デフォルトの警告容量パーセンテージは 85 です。設定可能な最大警告容量パーセンテージ値は 90 です。このコマンドの no および default 形式を指定すると、警告容量が 85% に設定されます。

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. ccn reporting historical

3. purge warning-capacity percentage percent

4. end

5. show ccn reporting historical

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn reporting historical

 
se-10-0-0-0(config)# ccn reporting historical
se-10-0-0-0(config-hrdm)#

履歴レポート データベース設定モードを開始します。

ステップ 3

purge warning-capacity percentage percent

 
se-10-0-0-0(config-hrdm)# purge warning-capacity percentage 65

合計データベース容量に対するパーセンテージ値を設定します。この値に達すると、データベース容量が限度に近づいていることを警告する電子メール メッセージが送信されます。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-hrdm)# end

設定を保存し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn reporting historical

 

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical

履歴レポート データベース パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn reporting historical コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical
 
Database Information
--------------------
Enabled : Yes
Description: Chicago office database
DB Usage: 50%
Current Maintenance Status: idle
 
Purge Schedule
--------------
Daily Time: 5:00 AM
Data older than 30 days will be purged
Date of last completed purge: Fri Feb 10 22:00:00 EST
 
Purge Capacity Configuration
----------------------------
Email Address: abcd@domain.com
Warning Capacity: 65%
Purge Capacity: 75%

消去通知電子メール アドレスの設定

purge notification コマンドを使用すると、消去通知および警告メッセージの送信先となる電子メール アドレスを 255 文字以内で設定できます。

デフォルトの電子メール アドレスはありません。電子メール アドレスを設定しなかった場合、電子メールの通知は送信されません。

複数の電子メール アドレスを設定する必要がある場合は、電子メール アドレスをカンマで区切り、スペースを入れずに入力します。

この設定を削除するには、このコマンドの no および default 形式を使用します。

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. ccn reporting historical

3. purge notification email address email-address

4. end

5. show ccn reporting historical

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn reporting historical

 
se-10-0-0-0(config)# ccn reporting historical
se-10-0-0-0(config-hrdm)#

履歴レポート データベース設定モードを開始します。

ステップ 3

purge notification email address email-address

 
se-10-0-0-0(config-hrdm)# purge notification email address abcd@efghij.com

消去通知および警告メッセージの送信先となる電子メール アドレス(複数可)を設定します。

ステップ 4

end

 

se-10-0-0-0(config-hrdm)# end

設定を保存し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ccn reporting historical

 

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical

履歴レポート データベース パラメータを表示します。

次の例は、 show ccn reporting historical コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical
 
Database Information
--------------------
Enabled : Yes
Description: Chicago office database
DB Usage: 50%
Current Maintenance Status: idle
 
Purge Schedule
--------------
Daily Time: 5:00 AM
Data older than 30 days will be purged
Date of last completed purge: Fri Feb 10 22:00:00 EST
 
Purge Capacity Configuration
----------------------------
Email Address: abcd@domain.com
Warning Capacity: 65%
Purge Capacity: 75%

履歴レポート データベースの手動消去

履歴レポート データベースの手動消去を開始し、 days-to-keep で指定した日数よりも古い履歴データを削除するには、 purge now コマンドを使用します。

データベースを消去すると、指定した days-to-keep 値(1 ~ 1000 日の範囲)よりも古い履歴データがデータベースから削除されます。手動消去を開始するには、 days-to-keep 値を指定する必要があります。


) モジュールの履歴データの消去はリソースを大量に消費するため、手動消去はオフピーク時間に行うことをお勧めします。


前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. ccn reporting historical purge now days-to-keep days

2. show ccn reporting historical

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

ccn reporting historical purge now days-to-keep days

 
se-10-0-0-0(config)# ccn reporting historical purge now days-to-keep 30

手動で履歴レポート データベースを消去し、 days-to-keep 日数よりも古い履歴データを削除します。

ステップ 2

show ccn reporting historical

 

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical

履歴レポート データベース パラメータを表示します。

次の例は、データベースを手動で消去したときの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# ccn reporting historical purge now days-to-keep 7
Historical Database Purge Initiated
-----------------------------------
Time: Fri Feb 10 04:00:00 EST
Data older than [ 7 ] days will be purged
 

次の例は、 show ccn reporting historical の出力結果を示しています。

se-10-0-0-0# show ccn reporting historical
 
Database Information
--------------------
Enabled : Yes
Description: Chicago office database
DB Usage: 50%
Current Maintenance Status: idle
 
Purge Schedule
--------------
Daily Time: 5:00 AM
Data older than 30 days will be purged
Date of last completed purge: Fri Feb 10 22:00:00 EST
 
Purge Capacity Configuration
----------------------------
Email Address: abcd@domain.com
Warning Capacity: 65%
Purge Capacity: 75%

外部サーバへの履歴レポート データのエクスポート

履歴レポートの Call Contact Detailed Record(CCDR)を、後処理のために Cisco Unity Express モジュールから外部サーバにエクスポートできます。ASCII カンマ区切り値の履歴データを外部サーバへフラット ファイルとしてエクスポートするには、 copy hrdb url コマンドを使用します。


) このコマンドは、オフピーク時間またはシステムが休止状態のときに実行することをお勧めします。


前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. copy hrdb url url

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

copy hrdb url url

 

se-10-0-0-0# copy hrdb url ftp://1.2.3.4/hr.txt

% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current

 

Dload Upload Total Spent Left Speed

 

100 3584k 0 0 0 3584k 0 1259k --:--:-- 0:00:02 --:--:-- 1794k

se-10-0-0-0#

ASCII カンマ区切り値形式の履歴レポート データを、モジュールから指定した URL にコピーおよびアップロードします。

次の例は、外部サーバにアップロードされた、カンマ区切り値(CSV)形式の ASCII ファイルの出力内容を示しています。

1,0,0,1,2,3,-1,1001,2,-1,16904,2007-05-30 13:19:34.032,2007-05-30 13:19:41.357,-240,6666,6666,15000000001,2,voicemail,7,C3E380E8-E0811DC-8295BE88-935E7691@192.1.1.110,,,,,,,,,,
2,0,0,1,2,3,-1,1001,2,-1,16912,2007-05-30 13:19:44.197,2007-05-30 13:19:47.194,-240,6666,6666,15000000002,2,voicemail,2,CAEC0AEE-E0811DC-8299BE88-935E7691@192.1.1.110,,,,,,,,,,
 
3,0,0,1,2,3,-1,1001,2,-1,16902,2007-05-30 13:19:55.992,2007-05-30 13:19:59.575,-240,6666,6666,15000000003,2,voicemail,3,D1F49256-E0811DC-829DBE88-935E7691@192.1.1.110,,,,,,,,,,
 

表 8 に示す Call Contact Detailed Record(CCDR)カラム フィールドは、ASCII CSV ファイル内に順にリストされます。

必要に応じて、カスタム変数 1 ~ 10 を定義できます。

 

表 8 Call Contact Detailed Record(CCDR)の説明

フィールド名
データ タイプ
必須フィールド
可能な値
説明

sessionID

decimal(28)

NOT NULL

発信者がシステムに通話すると、一意のセッション ID が設定されます。このセッション ID は通話全体で、すべての会議および転送に使用されます。

sessionSeqNum

smallint

NOT NULL

[0、1、2、3、...]

通話が転送されるたびに新しいシーケンス番号が作成されますが、セッション ID は変わりません。

profileID

int

NOT NULL

常に 0 に設定されます(将来の使用のため予約済み)。

contactType

tinyint

NOT NULL

1 = 着信
2 = 発信
3 = 内部

着信通話は、システムに着信する通話です。発信通話は、Cisco Unity Express システムが発信する通話です。内部通話は転送です。

contactDisposition

tinyint

NOT NULL

1 = 放棄
2 = 処理済み

通話は、この部分の通話で処理または放棄されました。

originatorType

tinyint

NOT NULL

2 = デバイス
3 = 不明

「デバイス」は、コールが CTI ポートから発信されたことを示しています。不明のデバイスにはゲートウェイが含まれます。

originatorID

int

NULL

CTI ポート、NULL

ゲートウェイまたは不明の発信者タイプの場合、値は NULL です。

originatorDN

nvarchar(30)

NULL

通話 ANI、通話の発信者の電話番号。

ゲートウェイまたは不明の発信者タイプの場合、値は NULL です。

destinationType

smallint

NULL

2 = デバイス
3 = 不明

「デバイス」は、コールが CTI ポートに提示されたことを示しています。不明のデバイスにはゲートウェイが含まれます。

destinationID

int

NULL

CTI ポート、NULL

ゲートウェイまたは不明の通話先タイプの場合、値は NULL です。

destinationDN

nvarchar(30)

NULL

ゲートウェイまたは不明の通話先タイプの場合、値は NULL です。

startDateTime

datetime

NOT NULL

このコール レッグが接続された開始日時。

endDateTime

datetime

NOT NULL

このコール レッグが転送または切断された終了日時。

gmtOffset

smallint

NOT NULL

DST 調整オフセット。

calledNumber

nvarchar(30)

NOT NULL

通話が転送だった場合は、通話の転送先番号になります。それ以外の場合、この情報は元の送信先番号と同じになります。

origCalledNumber

nvarchar(30)

NOT NULL

発信者が最初にダイヤルした電話番号。

applicationTaskID

decimal(28)

NULL

現在実行しているアプリケーションのタスク ID。

applicationID

int

NULL

この通話を処理したアプリケーションの一意の ID。

applicationName

nvarchar(30)

NULL

この通話を処理したアプリケーション名。

connectTime

smallint

NULL

このコール レッグが応答済み状態または接続済み状態であった秒数。

callID

varchar(64)

グローバルに一意な通話 ID。

customVariable1

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 1 カスタム変数の内容。

customVariable2

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 2 カスタム変数の内容。

customVariable3

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 3 カスタム変数の内容。

customVariable4

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 4 カスタム変数の内容。

customVariable5

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 5 カスタム変数の内容。

customVariable6

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 6 カスタム変数の内容。

customVariable7

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 7 カスタム変数の内容。

customVariable8

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 8 カスタム変数の内容。

customVariable9

varchar (40)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 9 カスタム変数の内容。

customVariable10

varchar (256)

NULL

現在実行しているアプリケーションの第 10 カスタム変数の内容。

グループへの履歴レポート表示特権の割り当て

ユーザが Cisco Unified Communications Manager Express Historical Reporting Client ソフトウェアにログインして履歴レポートを表示するためには、特別な特権が必要です。
このために必要な特権の名前は、ViewHistoricalReports です。この特権を持つグループに属するすべてのメンバーは、履歴レポートを表示できます。特権の割り当ての詳細については、「特権の設定」を参照してください。

前提条件

Cisco Unity Express 3.0 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. groupname name privilege ViewHIstoricalReports

3. end

4. show groupname privileges

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

groupname name privilege ViewHistoricalReports
 
se-10-0-0-0(config)# groupname myGroup privilege ViewHistoricalReports

名前を指定したグループが、履歴統計レポートを表示できるようにします。

ステップ 3

end

 

se-10-0-0-0(config)# end

設定を保存し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show groupname privileges

 
se-10-0-0-0# show ccn groupname

名前を指定したグループに設定されている特権を表示します。

履歴レポート表示特権を割り当てるコマンド シーケンスの例を次に示します。

se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0(config)# groupname my_group privilege ViewHistoricalReports
se-10-0-0-0(config)# end
se-10-0-0-0# show groups privileges

バナー サポート

この項では、CLI または GUI にログインするすべてのユーザに表示され、資格情報の入力を求める、システム全体のログイン バナーを設定する方法について説明します。

ログイン バナーには、(特別な書式設定を持たない)プレーン テキストだけを含めることができます。また、1944 文字(1 行 80 文字で 24 行、復帰改行を含む)以内にする必要があります。ユーザのログイン先が CLI と GUI のどちらであっても、また、バナーの設定に CLI と GUI のどちらを使用しても、同じバナー テキストが表示されます。

CLI の場合、ログイン バナーが表示されるのは、CUE コンソールに接続する前にユーザに資格情報の入力を求めるようにコンソール ログインが設定されている場合だけです。コンソール セッションが再開される場合、バナーは表示されません。ユーザは、ログオフのための exit または end コマンドを使用して最初にログアウトせずに、telnet でコンソールとの接続を切断した場合に、コンソール セッションを再開することができます。

ログイン バナーを設定するには、 banner login コマンドを使用します。このコマンドには、バナー コンテンツの入力の終わりを示す区切り文字が必要です。区切り文字には、任意の印刷可能な文字を使用できます(? と " を除く)。バナー コンテンツに区切り文字を使用することはできません。そうしないと、バナーの入力が不完全な状態で終わることになります。

banner login コマンドは、複数行コマンドであり、バナー コンテンツの複数の行を受け取ります。バナー コンテンツに次のトークンを含めて、システム設定を表すことができます。

トークン
バナーに表示される情報

$(hostname)

モジュールのホスト名を表示します。

$(domain)

モジュールのドメインを表示します。

最大長を超えるバナーを入力すると、コマンドが入力を受け取らなくなり、メッセージが最大長で切り捨てられ、エラー メッセージが出力されて、グローバル設定に戻ります。

CLI または GUI からログイン バナーを設定して、ユーザに資格情報の入力を求めることができます。ユーザが資格情報を入力しなくても済むように、ログイン バナーを無効にすることもできます。

ログイン バナーの定義

前提条件

Cisco Unity Express 3.2 以降のバージョン

概略手順

1. config t

2. banner login delimiter-char banner-content delimiter-char

3. end

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

設定モードを開始します。

ステップ 2

banner login delimiter-char banner-content delimiter-char

 
se-10-0-0-0(config)# banner login %
Enter TEXT message. End with the character '%'.

Welcome to $(hostname)%

ログイン バナーを設定します。

delimiter-character :バナー テキストの開始または終了を示す文字。

banner-content :バナーのテキスト コンテンツ。

ステップ 3

end

 

se-10-0-0-0(config)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

次の例では、バナー ログインが「Welcome to hostname :」に設定されます。

se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0 (config)# banner login %
Enter TEXT message. End with the character '%'.
Welcome to $(hostname)%
se-10-0-0-0 (config)# exit
 
 

次の例では、バナー ログインが「Welcome to hostname .somewhere.com, enjoy:」に設定されます。

se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0 (config)# ip domain-name somewhere.com
se-10-0-0-0 (config)# banner login @
Enter TEXT message. End with the character '@'.
Welcome to $(hostname).$(domain), enjoy!
@
se-10-0-0-0 (config)# exit
 
 

次の例では、バナー ログインが設定されます。

-----------------------------------
You have entered a restricted area.
Unauthorized access is prohibited.
-----------------------------------
 
se-10-0-0-0# config t
se-10-0-0-0 (config)# banner login 1
Enter TEXT message. End with the character '1'.
-----------------------------------
You have entered a restricted area.
Unauthorized access is prohibited.
-----------------------------------
1
se-10-0-0-0 (config)# exit