Cisco Unity Express 7.0 IVR CLI アドミニストレー タ ガイド
IVR ファックス サブシステムの設定
IVR ファックス サブシステムの設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/03/18 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

IVR ファックス サブシステムの設定

ファックス SMTP DNS ホスト名または IP アドレスの設定

ファックスの default-from アドレスの設定

IVR ファックス サブシステムの設定

この章では、Cisco Unity Express IVR ファックス サブシステム パラメータの設定方法について説明します。次の各項で、IVR ファックス パラメータを設定する手順を説明します。

「ファックス SMTP DNS ホスト名または IP アドレスの設定」

「ファックスの default-from アドレスの設定」

Cisco Unity Express IVR ファックス サブシステムは、電子メール コンポーネントを使用して電子メールまたは電子メール添付ファイルを生成します。ファックスは、設定可能なファックス SMTP サーバに送信されます。ファックス SMTP サーバ設定は、発信電子メールの送信に使用する SMTP サーバ設定とは異なります(「IVR 発信電子メール サブシステム通知の設定」を参照)。発信ファックスは、特別な形式の電子メール アドレスを使用して生成されます。

ファックス サブシステムでは、電子メール通知を生成して、ファックス メッセージのディスポジションを記述できます。このオプションが有効な場合は、正常な状態でも正常でない状態でも、電子メールが生成されて、 from フィールドにリストされたアドレスに電子メールが送信されます。

ファックス サブシステムは、発信ファックス要求のキューを保持します。エディタ ステップからファックスを送信するスクリプトからの要求では、要求がキューに挿入され、ルータからの応答を待たずに戻ります(『 Cisco Unity Express 7.0 Guide to Writing and Editing Scripts 』を参照)。ファックスが完全に送信されるまで、SMTP 応答は返されません。これには、10 分かかることがあります。SMTP サーバからの応答で、ファックスが正常に送信されたことが示されている場合、要求がキューから削除されます。この応答にファックスの送信で障害があったことが示されている場合、10 分後にファックスの送信が再試行されます。3 回再試行しても成功しない場合、ファックス要求は失敗とマークされます。

キューはデータベースに保持されるので、システムをリブートしても残ります。ドキュメントまたは TIFF 添付ファイルを使用してファックスが生成されると、ドキュメントに対するポインタがデータベースに保存されます。テキスト置換テンプレート ファイルを使用してファックスが生成されると、ファイルは一時ディレクトリに保存されて、データベースに保存されます。

ファックス SMTP DNS ホスト名または IP アドレスの設定

スクリプトを実行する際にファックス ステップでファックス SMTP サーバを設定するには、 fax gateway outbound address コマンドを使用します(『 Cisco Unity Express 7.0 Guide to Writing and Editing Scripts 』を参照)。発信アドレスは、Cisco IOS ゲートウェイでのファックス SMTP サーバのアドレスです。このゲートウェイでファックス コールが生成されます。DNS サーバが設定されていなくて DNS ホスト名を入力すると、エラー メッセージが表示されます。

ファックス SMTP サーバ設定を削除するには、このコマンドの no および default 形式を使用します。

概略手順

1. config t

2. fax gateway outbound address { hostname | ip-address }

3. smtp server address { hostname | ip-address } { none | credentials credential-string | username userid password password }

4. end

5. exit

6. show ccn subsystem fax

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

fax gateway outbound address { hostname | ip-address }

 

se-10-0-0-0(config)# fax gateway outbound address 10.0.0.1

ファックス ゲートウェイ発信アドレス DNS ホスト名または IP アドレスを指定します。

ステップ 3

smtp server address { hostname | ip-address } { none | credentials credential-string | username userid password password }

 

se-10-0-0-0(config)# smtp server address 172.16.0.0 credentials abcdefg

SMTP サーバの DNS ホスト名または IP アドレスと認証を指定します。このステップは、ディスポジション ノーティフィケーション電子メールの生成のために必須です。

ステップ 4

exit

 

se-10-0-0-0(config)# exit

グローバル設定モードを終了します。

ステップ 5

show fax configuration

 

se-10-0-0-0# show fax configuration

ファックス設定パラメータを表示します。

次の例は、 show fax configuration コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0> show fax configuration
Inbound Fax Gateway:
Outbound Fax Gateway: 10.0.0.1
Fax Printing Number:

ファックスの default-from アドレスの設定

ファックス アプリケーションの default-from 電子メール アドレスを設定するには、 default-from fax コマンドを使用します。

default-from アドレスは、発信電子メールの From フィールドで受信者に表示されるアドレスで、配信できない場合、電子メールはこのアドレスに返されます。メッセージは Cisco Unity Express サーバおよび電子メール ドメインから送信されますが、これを name@domain.com のように設定できます。 default-from アドレスは、選択した電子メール アドレス用にカスタマイズできます。つまり、電子メールをユーザのドメイン上にある特定のアドレスから発信されたようにできます。

電子メール配信物を受信できる有効な電子メール アドレスの文字列を入力します。このアドレスは、配信障害の通知を受信できる必要もあります。スクリプト内の Send Fax ステップでは、このアドレスを使用して通知を配信するようにアプリケーションに指示されます(『 Cisco Unity Express 7.0 Guide to Writing and Editing Scripts 』を参照)。

Send Fax ステップで Use Default オプションがオンにされ、 default-from アドレスが設定されない場合は、Cisco Unity Express で user@localhost.com がアドレスとして使用されます。

この設定を削除するには、このコマンドの no および default 形式を使用します。

概略手順

1. config t

2. ccn subsystem fax

3. default-from email-address-string

4. default

5. end

6. exit

7. show ccn subsystem fax

詳細手順

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

config t

 

se-10-0-0-0# config t

グローバル設定モードを開始します。

ステップ 2

ccn subsystem fax

 

se-10-0-0-0(config)# ccn subsystem fax

se-10-0-0-0(config-fax)#

ファックス設定モードを開始します。

ステップ 3

default-from email-address-string

 

se-10-0-0-0(config-fax)# default-from name@domain.com

default-from 電子メール アドレスを指定します。

ステップ 4

default

 

se-10-0-0-0(config-fax)# default default-from name@domain.com

IVR ファックス サブシステムの default-from 電子メール アドレスを削除します。

ステップ 5

end

 

se-10-0-0-0(config-fax)# end

ファックス設定モードを保存して終了します。

ステップ 6

exit

 

se-10-0-0-0(config)# exit

グローバル設定モードを終了します。

ステップ 7

show fax configuration

または

show ccn subsystem fax

または

show ccn subsystem fax outbound queue

 

se-10-0-0-0# show fax configuration

または

se-10-0-0-0# show ccn subsystem fax

または

se-10-0-0-0# show ccn subsystem fax outbound queue

ファックス設定パラメータ、ファックス default-from アドレス、またはキューに入れられた発信ファックス メッセージを表示します。

次の例は、 show fax configuration コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0> show fax configuration
Inbound Fax Gateway:
Outbound Fax Gateway: 10.0.0.1
Fax Printing Number:
 

次の例は、 show ccn subsystem fax コマンドの出力結果を示しています。

se-10-0-0-0> show ccn subsystem fax
FAX Default From Address: man2821-cue@cisco.com
 

ファックスは常にキュー モードで送信されます。次の例は、 show ccn subsystem fax outbound queue コマンドの出力結果を示しています。発信キュー内にファックスが存在しない場合は、システムから「No jobs in queue」という応答が返されます。

se-10-0-0-0> show ccn subsystem fax outbound queue
============================================================================
Fax ID Recipient Subject Retry Scheduled
Count Send Time
============================================================================
15 9784551212 subject of Fax - max 30 char 1 2007/05/30 10:52:00