Cisco Unity Connection インストレーション ガイド Release 2.x
オペレーティング システムと Cisco Unity Connection のインストール
オペレーティング システムと Cisco Unity Connection のインストール
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 237KB) | フィードバック

目次

オペレーティング システムと Cisco Unity Connection のインストール

重要な考慮事項

インストールに関する FAQ

どのパスワードを指定する必要がありますか

このインストールでシスコがサポートしているのは、どのようなサーバですか

他のソフトウェアをサーバにインストールできますか

ブラウザ要件

ハードウェアの設定

インストール情報の収集

Cisco Unified Communications Answer File Generator の使用方法

インストール中のネットワーク エラーの処理

インストールの概要

新しいオペレーティング システムとアプリケーションのインストール

インストレーション ウィザード内の移動

インストールの開始

既存の設定情報の入力

基本インストールの実行

サーバの設定

インストール後の作業

デフォルトのアプリケーション ユーザ パスワードの変更

Cisco Unified Serviceability へのアクセス

ログ ファイルの検査

重要な考慮事項

インストールを開始する前に、次の要件および推奨事項を考慮してください。

既存のサーバにインストールすると、ハード ドライブがフォーマットされ、そのドライブの既存データがすべて上書きされます。

中断による影響を避けるため、オフピーク時またはメンテナンス時にソフトウェアをインストールします。

スタティック IP アドレッシングを使用してサーバを設定することで、サーバに確実に固定 IP アドレスが割り当てられるようにします。

インストール中は、どの設定作業も実行しないでください。

インストールが完了するまでは、シスコで検証済みのどのアプリケーションもインストールしないでください。

インストールを開始する前に、手順の説明を十分に注意して読んでください。

インストールに関する FAQ

この項では、頻繁に寄せられる質問とそれに対する回答を紹介します。インストールを開始する前に、この項の内容を十分に確認してください。

「どのパスワードを指定する必要がありますか」

「このインストールでシスコがサポートしているのは、どのようなサーバですか」

「他のソフトウェアをサーバにインストールできますか」

どのパスワードを指定する必要がありますか

インストールでは、次のユーザ名とパスワードの指定が必要です。

管理者アカウント

管理者のユーザ名とパスワードは、次の領域にログインするために使用します。

Cisco Unified Communications Operating System Administration

Disaster Recovery System

コマンドライン インターフェイス

管理者ログインは、先頭が英文字で 6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。コマンドライン インターフェイスを使用すると、管理者パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを追加したりできます。詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

アプリケーション ユーザ パスワード

アプリケーション ユーザ パスワードは、システムにインストールされているアプリケーションのデフォルト パスワードとして使用します。

アプリケーションごとに Web インターフェイスを使用して、アプリケーション ユーザ パスワードを変更できます。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

このインストールでシスコがサポートしているのは、どのようなサーバですか

サポート対象のサーバについては、『 Cisco Unity Connectionサポート対象プラットフォーム 』を参照してください。

他のソフトウェアをサーバにインストールできますか

ソフトウェアのインストールおよびアップグレードはすべて、Cisco Unified Communications Operating System Administration を使用して行う必要があります。アップロードおよび処理できるのは、シスコシステムズが承認したソフトウェアだけです。承認されていないサードパーティ製または Windows ベースのソフトウェア アプリケーションは、インストールや使用ができません。

ブラウザ要件

Cisco Unity Connection の管理および Cisco Unity Connection Serviceability には、次のブラウザでアクセスできます。

 

リモート ワークステーションのオペレーティング システム
サポートされるブラウザ

Windows XP、Windows 2000、または Windows 2003

Internet Explorer 6.0 または 7.0

Firefox 1.5 および Firefox 2.0

RedHat Linux Enterprise

Firefox 1.5 および Firefox 2.0

ハードウェアの設定

ソフトウェア インストールの一環として、システム インストーラは、新しいオペレーティング システム用に、システムの BIOS および RAID の設定値を設定します。インストール中に設定される BIOS 設定値については 表2-1 を、RAID 設定値については 表2-2 を参照してください。


) インストール中にハードウェア設定プロセスが失敗した場合は、IBM サーバと HP サーバの両方にあるブート時ユーティリティを使用して、表2-1 および表2-2 に示す RAID と BIOS の設定値を手動で設定できます。


 

表2-1 HP サーバおよび IBM サーバの BIOS 設定値

HP サーバ
IBM サーバ

OS Selection:Linux(新しいモデルには適用されません)

OS Selection:適用されません

Boot order:CD, C:, Floppy

Boot order:CD, C:, Floppy

Post F1 prompt:Delayed

Post F1 prompt:Delayed

Hyperthreading:Enabled

Hyperthreading:Enabled

 

表2-2 RAID 設定値

MCS 7825 サーバ(HP および IBM)
MCS 7835 サーバ(HP および IBM)
MCS 7845 サーバ(HP および IBM)

Software RAID

Logical drives:1

Logical drives:2

Software RAID


) HP 7825H1 および IBM 7825I1 では、SATA RAID が有効、RAID タイプが 1(1+0)、論理ドライブが 1 です。


RAID type:1(1+0)

RAID type:1(1+0)

インストール情報の収集

表2-3 を使用して、サーバに関する情報を記録します。すべての情報を取得する必要はありません。システムおよびネットワーク設定に関連のある情報だけを収集します。


) 一部のフィールドは省略可能で、設定に適用されないことがあります。たとえば、SMTP ホストの設定は省略できます。



注意 一部のフィールドはインストール後に変更できません。変更するにはソフトウェアの再インストールが必要になります。正しい値を入力してください。

表の最後のカラムは、インストール後にそのフィールドを変更できるかどうかを示しています。変更できる場合は、Cisco Unified Communications Operating System Administration とコマンドライン インターフェイス(CLI)のどちらで変更できるかを示しています。

 

表2-3 設定データ

設定データ
入力値
インストール後に値を変更できるか

Administrator Password

 

はい

CLI > set password admin

Application User Password

 

はい

CLI > set password

Country

 

はい

CLI > set web-security

DHCP

 

はい

CLI > set network dhcp

DNS Primary

 

はい

CLI > set network dns

DNS Secondary

 

はい

CLI > set network dns

Domain

 

はい

CLI > set network domain

Domain Name Service DNS Enable

 

いいえ

Gateway Address

 

はい

OS Administration > [Settings] > [IP]

または

CLI > set network gateway

Host Name

 

いいえ

IP Address

 

はい

OS Administration > [Settings] > [IP]

または

CLI > set network IP

IP Mask

 

はい

OS Administration > [Settings] > [IP]

または

CLI > set network ip eth0

Location

 

はい

CLI > set web-security

Master Administrator ID

 

いいえ

NTP Server IP Address


) 最大 5 つの NTP サーバを入力できます。


 

はい

OS Administration > [Settings] > [NTP Servers]

Organization

 

はい

CLI > set web-security

Security Password

 

はい

CLI > set password security

SMTP Location

 

はい

CLI > set smtp

State

 

はい

CLI > set web-security

Time Zone

 

はい

CLI > set timezone

Unit

 

はい

CLI > set web-security

各インストール フィールドの詳細については、 表2-4 を参照してください。

 

表2-4 インストール フィールドの定義

フィールド
説明
使用方法

Administrator ID

このフィールドは、このアカウントに割り当てる名前を指定します。

名前は一意にする必要があります。小文字、英数字、ハイフン、および下線を使用できます。先頭は小文字の英数字にする必要があります。

この必須フィールドは、CLI または Cisco Unified Communications Operating System Administration ヘのログインに使用するために、記録する必要があります。

Administrator Password

このフィールドは、プラットフォームの CLI および Cisco Unified Communications Operating System Administration へのログインに使用するパスワードを指定します。

パスワードは 6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。

この必須フィールドは、CLI または Cisco Unified Communications Operating System Administration ヘのログインに使用するために、記録する必要があります。

DHCP

Dynamic Host Configuration Protocol。

DHCP を使用してサーバのネットワーク設定値を自動的に設定する場合は、 [Yes] を選択します。

[No] を選択した場合は、ホスト名、IP アドレス、IP マスク、およびゲートウェイを入力する必要があります。

DNS Enabled

DNS サーバは、ホスト名を IP アドレスに、または IP アドレスをホスト名に解決するデバイスを表します。

DNS サーバがない場合は、[No] を入力します。DNS が無効になっている場合は、Cisco Unified Communications ネットワークのすべてのネットワーク デバイスの IP アドレス(ホスト名ではなく)だけを入力します。

DNS サーバがある場合は、[Yes] を入力して DNS を有効にすることを推奨します。DNS を無効にすると、一部のドメイン名を解決できなくなります。

DNS Primary

サーバは、ホスト名の解決を試みるとき、最初にこの DNS サーバに接続します。

プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。IP アドレスは、ddd.ddd.ddd.ddd のドット付き 10 進数形式で入力します。ddd の値は 0 ~ 255 です(0.0.0.0 は除く)。

DNS を [Yes] に設定した場合、このフィールドは必須です。

DNS Secondary

プライマリ DNS サーバに障害が発生した場合、サーバはセカンダリ DNS サーバへの接続を試みます。

このオプション フィールドに、セカンダリ DNS の IP アドレスを入力します。IP アドレスは、ddd.ddd.ddd.ddd のドット付き 10 進数形式で入力します。ddd の値は 0 ~ 255 です(0.0.0.0 は除く)。

Domain

このフィールドは、このマシンが属するドメインの名前を表します。

DNS を [Yes] に設定した場合、このフィールドは必須です。

Gateway Address

ゲートウェイは、他のネットワークへの入口として機能するネットワーク ポイントを表します。発信パケットはゲートウェイに送信され、最終的な宛先に転送されます。

ddd.ddd.ddd.ddd の形式でゲートウェイの IP アドレスを入力します。ddd の値は 0 ~ 255 です(0.0.0.0 は除く)。

ゲートウェイがない場合でも、このフィールドは空白にせず、255.255.255.255 を指定する必要があります。ゲートウェイがない場合、通信対象が同じサブネットのデバイスに制限される可能性があります。

Hostname

ホスト名は、ホストを識別する IP アドレスに割り当てられているエイリアスを表します。

ネットワークで一意のホスト名を入力します。

ホスト名は最大 64 文字で、英数字とハイフンを使用できます。

DHCP を [No] に設定している場合、このフィールドは必須です。

IP Address

このフィールドは、このマシンの IP アドレスを指定します。この IP アドレスにより、ネットワークでサーバが一意に識別されます。ネットワーク内の別のマシンで、この IP アドレスを使用しないでください。

ddd.ddd.ddd.ddd の形式で IP アドレスを入力します。ddd の値は 0 ~ 255 です(0.0.0.0 は除く)。

DHCP を [No] に設定している場合、このフィールドは必須です。

IP Mask

このフィールドは、このマシンの IP サブネット マスクを指定します。サブネット マスクと IP アドレスで、ネットワーク アドレスとホスト アドレスを定義します。

ddd.ddd.ddd.ddd の形式で IP マスクを入力します。ddd の値は 0 ~ 255 です(0.0.0.0 は除く)。

有効なマスクは、左側に「1」ビットが連続し、右側に「0」ビットが連続します。

たとえば、255.255.240.0(11111111.11111111.11110000.00000000)は有効なマスクです。

255.255.240.240(11111111.11111111.11110000.11110000)は無効なマスクです。

NIC Speed

このフィールドは、サーバの Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カード)の速度(1 秒あたりのメガビット数)を指定します。

指定できる速度は 10 または 100 です。

NIC Duplex

このフィールドは、サーバ の NIC の二重設定を指定します。

指定できる設定値は [half] または [full] です。

NTP Server

このフィールドは、同期をとる NTP サーバを識別します。

NTP サーバ(複数可)のホスト名または IP アドレスを入力します。


) 後で、別の NTP サーバを追加したり、NTP サーバ リストを変更したりできます。


NTP Server Enable

有効にした場合、このサーバは NTP サーバとして機能し、クラスタの後続ノードに最新の時間を提供します。

このマシンを NTP サーバとして有効にする場合は、 [Yes] を選択します。

Security Password

クラスタのサーバは、セキュリティ パスワードを使用して相互に通信します。

クラスタの後続ノードごとに、同じセキュリティ パスワードを入力するように要求されます。

セキュリティ パスワードを入力します。

確認パスワード フィールドに、同じパスワードを入力します。

パスワードには、6 文字以上の英数字を使用する必要があります。ハイフンと下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。


注意 クラスタ内のすべてのノードに対して、同一のパスワードを入力する必要があります。

Set Hardware Clock

このフィールドは、マシンの日付と現地時間を指定します。


) ハードウェア クロックを手動で設定する場合、ノードは時刻同期に外部の NTP サーバを使用しません。


選択した時間帯の日付と現地時間を設定する場合は、 [Yes] を選択します。

時間は 24 時間形式で入力します。


) 外部 NTP サーバを設定する場合、ハードウェア クロックは自動的に設定されます。


SMTP

このフィールドは、電子メールの発信に使用する SMTP ホストの名前を指定します。

SMTP サーバのホスト名またはドット付き IP アドレスを入力します。ホストには、英数字、ハイフン、ピリオドを使用できます。ホスト名の先頭は英数字にする必要があります。

電子通知を使用する場合、このフィールドは必須です。使用しない場合は空白のままでかまいません。

Subnet IP Address

サブネット アドレスを入力して、この NTP サーバに照会するためのアクセスを許可する IP アドレスの範囲を指定できます。

NTP サーバへのアクセスを許可する IP サブネットを入力します。

インストール中に入力できるサブネットは 2 つだけです。

Subnet Mask

このフィールドは、サブネット アドレスのサブネット マスクを指定します。

IP サブネットのサブネット マスクを入力します。

Time zone

このフィールドは、現地時間帯と Greenwich Mean Time(GMT; グリニッジ標準時)からのオフセットを指定します。

時間帯を変更する場合は、 [Yes] を選択します。

マシンがある場所に最も近い時間帯を選択します。

Cisco Unified Communications Answer File Generator の使用方法

Cisco Unified Communications Answer File Generator は、Cisco Unity Connection の無人インストール用の応答ファイルを生成する Web アプリケーションです。個々の応答ファイルは、インストール プロセス中に、Cisco Unity Connection の DVD に付属の USB キーまたはフロッピー ディスクにコピーされます。

この Web アプリケーションでは、次の機能がサポートされています。

パブリッシャ サーバとすべてのサブスクライバ サーバにおける無人インストール用応答ファイルの同時生成と保存

データ入力の構文的な検証

オンラインのヘルプおよびマニュアルの表示

使用方法について次の要件が適用されます。

この Web アプリケーションでは、フレッシュ インストールのみサポートされます(たとえば、アップグレードは含まれません)。

DHCP クライアントがパブリッシャ サーバで使用されていて、サブスクライバ サーバの応答ファイルも生成されている場合、パブリッシャ サーバの IP アドレスを指定する必要があります。

Cisco Unified Communications Answer File Generator には、次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html

Cisco Unified Communications Answer File Generator では、Internet Explorer バージョン 6.0 以降および Mozilla バージョン 1.5 以降がサポートされています。

USB キーを Cisco Unity Connection の無人インストールの実行に使用する場合は、必要に応じて、事前に USB キーを FAT32 ファイル システムに再フォーマットします。USB キーの記憶容量が大きく(たとえば 1 GB)、FAT ファイル システムでフォーマットされている場合は、特に再フォーマットが必要です。

次に示すように Windows XP のディスクの管理ユーティリティを使用して、USB キーを FAT32 ファイル システムに再フォーマットできます(この作業を実行するには、管理者または Administrators グループのメンバーとしてログインしている必要があります)。


ステップ 1 Windows XP PC の USB スロットに USB キーを挿入します。

ステップ 2 [スタート]>[コントロール パネル]>[管理ツール] を選択し、[コンピュータの管理]をダブルクリックします。

ステップ 3 [記憶域]ツリーを展開し、 [ディスクの管理] をクリックします。

ステップ 4 [リムーバブル ディスク] アイコンを右クリックして [フォーマット] をクリックします。

ステップ 5 このパーティションをフォーマットするかどうかの確認が求められたら、 [はい] をクリックします。

ステップ 6 [ファイル システム] プルダウン メニューから [FAT32] を選択します。

ステップ 7 [OK] をクリックします。ボリュームのフォーマットを確認するプロンプトが表示されたら、もう一度 [OK] をクリックします。

これで、[リムーバブル ディスク]アイコンのファイル システムが [FAT32] と表示されるようになります。


 

インストール中のネットワーク エラーの処理

インストール プロセスでは、入力したネットワーク設定でサーバがネットワークに正常に接続できるかどうかがインストール プログラムによって検証されます。接続できない場合、メッセージが表示され、次のいずれかのオプションを選択するよう要求するプロンプトが表示されます。

[RETRY] :インストール プログラムがネットワーキングをもう一度検証しようとします。検証に再度失敗すると、エラー ダイアログボックスがもう一度表示されます。

[REVIEW (Check Install)] :このオプションを使用すると、ネットワーク設定を確認して変更できます。インストール プログラムはネットワーク設定ウィンドウに戻ります。

各ネットワーク ウィンドウの完了後にネットワーキングが検証されるので、メッセージが複数回表示されることがあります。ネットワーク設定ウィンドウの確認中にメッセージが表示された場合は、 [IGNORE] を選択して次のウィンドウに移動します。 [REVIEW] を選択すると、最初のネットワーク設定ウィンドウがもう一度表示されます。

[HALT] :インストールが一時停止します。インストール ログ ファイルを USB ディスクにコピーして、ネットワーク設定のトラブルシューティングに役立てることができます。

[IGNORE] :インストールを続行します。ネットワーク エラーがログに記録されます。場合によっては、インストール プログラムがネットワーキングを複数回検証するので、このエラー ダイアログボックスが複数回表示されることがあります。

インストールの概要

表2-5 は、Cisco Unity Connection 2.x でサポートされているインストール オプションを示しています。

 

表2-5 インストール オプション

インストールのタイプ
説明

Basic Install

このオプションは、Cisco Unity Connection 2.x の基本的なインストールを表します。

Upgrade During Install

このオプションを使用すると、インストール ディスクに格納されているソフトウェア バージョンを最新のリリースでアップグレードできます。


) このオプションを選択する前に、DVD またはリモート サーバでソフトウェア イメージが使用できることを確認してください。


新しいオペレーティング システムとアプリケーションのインストール

ここでは、オペレーティング システムと Cisco Unity Connection アプリケーションをインストールする方法について説明します。オペレーティング システムとアプリケーションは、1 つのインストール プログラムを実行することでインストールします。この項では、インストール プログラムを使用する手順を、次の主要なトピックに分けて説明します。

「インストレーション ウィザード内の移動」

「インストールの開始」

「既存の設定情報の入力」

「基本インストールの実行」

「サーバの設定」

インストレーション ウィザード内の移動

インストレーション ウィザード内を移動する方法については、 表2-6 を参照してください。

 

表2-6 インストレーション ウィザード内の移動

目的
操作

次のフィールドに移動

Tab キーを押す

前のフィールドに移動

Alt + Tab キーを押す

オプションを選択

スペースバーを押す

リストをスクロール アップまたはスクロール ダウン

↑ キーまたは ↓ キーを押す

前のウィンドウに移動

スペースバーを押して [Back] を選択(可能な場合)

ウィンドウのヘルプ情報を表示

スペースバーを押して [Help] を選択(可能な場合)

インストールの開始


ステップ 1 インストール DVD をトレイに挿入し、サーバを再起動して、DVD からブートします。サーバのブート シーケンスが完了すると、[DVD Found] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 メディア チェックを実行するには [Yes] を、メディア チェックを省略するには [No] を選択します。


) 新しいサーバに Cisco Unity Connection がプレインストールされているときは、最新の製品リリースでサーバを再イメージ化する場合を除いて、DVD からインストールする必要はありません。直接 「既存の設定情報の入力」に進みます。


ステップ 3 [Yes] を選択してメディア チェックを実行すると、[Media Check Result] ウィンドウが表示されます。次の作業を実行します。

a. [Media Check Result] に [Pass] と表示された場合は、 [OK] を選択してインストールを続行します。

b. メディア チェックでメディアの障害が検出された場合は、別のコピーを Cisco.com からダウンロードするか、別のディスクをシスコから直接入手してください。

ステップ 4 システム インストーラによって、次のようなハードウェア チェックが実行され、システムが正しく設定されていることが確認されます。

最初に、ドライバが正しいことが確認されます。次の警告が表示される場合があります。

Drivers not found, do you want to install manually?
 

インストールを続行するには、 [Yes] を選択します。

次に、ハードウェア プラットフォームがサポート対象かどうかが確認されます。サーバが正しいハードウェア要件を満たしていない場合、インストール プロセスは致命的なエラーで失敗します。この失敗が間違いであると考えられる場合は、エラーをキャプチャして、シスコのサポートに報告してください。

次に、RAID 設定値と BIOS 設定値が確認されます。インストール プロセスでハードウェア設定が変更された場合、システムを再起動するよう要求するプロンプトが表示されます。

ハードウェア チェックが完了すると、[Product Deployment Selection] ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 [Product Deployment Selection] ウィンドウで、インストールする製品を選択して、 [OK] を選択します。次のオプションの中から選択できます。

Cisco Unified Communications Manager

Cisco Unity Connection

Cisco Unified Communications Manager Business Edition(Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity Connection を含む)


) 使用するサーバでサポートされる製品だけがリストに表示されます。


[Overwrite Hard Drive] ウィンドウが表示されます。

ステップ 6 [Overwrite Hard Drive] ウィンドウに、ハード ドライブにある現在のソフトウェア バージョン(存在する場合)、および DVD のバージョンが表示されます。インストールを続行するには [Yes] を、キャンセルするには [No] を選択します。


注意 [Overwrite Hard Drive] ウィンドウで [Yes] を選択した場合、ハード ドライブに存在する既存のデータすべてが上書きされて失われます。

[Platform Installation Wizard] ウィンドウが表示されます。

ステップ 7 ここでプラットフォームを設定するには [Proceed] を選択します。後でプラットフォームを設定する場合は [Skip] を選択します。

ここでソフトウェアをインストールして設定する場合は、 [Proceed] を選択し、この手順を続行します。

ここでソフトウェアをインストールして設定は後で行う場合、またはサーバに Cisco Unified Communications Manager Business Edition がプレインストールされている場合は、 [Skip] を選択し、「既存の設定情報の入力」に進みます。

ステップ 8 [Basic Install] ウィンドウで、 [Continue] を選択して、DVD のソフトウェア バージョンをインストールするか、またはプレインストールされているソフトウェアを設定します。「基本インストールの実行」に進みます。


 

既存の設定情報の入力

サーバに製品がプレインストールされている場合、または [Platform Installation Wizard] ウィンドウで [Skip] を選択した場合は、ここから開始します。


ステップ 1 システムを再起動した後、[Pre-existing Installation Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Answer File Generator で生成された既存の設定情報がフロッピー ディスクか USB キーに格納されている場合は、ここでディスクまたは USB キーを挿入して、 [Continue] を選択します。インストール プロセス中に、設定情報がインストレーション ウィザードに読み取られます。


) システムが新しいハードウェアを検出したというポップアップ ウィンドウが表示された場合は、任意のキーを押し、次のウィンドウで [Install] を選択します。


[Platform Installation Wizard] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Proceed] を選択して、Platform Installation Wizard を続行します。

ステップ 4 [Basic Install] ウィンドウで、 [Continue] を選択します。「基本インストールの実行」に進みます。


 

基本インストールの実行


ステップ 1 [Timezone Configuration] が表示されたら、サーバの適切な時間帯を選択して [OK] を選択します。

[Auto Negotiation Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 インストール プロセスで、自動ネゴシエーションを使用して、イーサネット NIC の速度と二重設定を自動的に設定できます。この設定は、インストール後に変更可能です。

自動ネゴシエーションを有効にするには [Yes] を選択します。[DHCP Configuration] ウィンドウが表示されます。


) このオプションを使用するには、ハブまたはイーサネット スイッチが自動ネゴシエーションをサポートしている必要があります。


自動ネゴシエーションを無効にするには [No] を選択します。[NIC Speed and Duplex Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 自動ネゴシエーションを無効にした場合は、ここで適切な NIC 速度と二重設定を手動で選択し、 [OK] を選択して続行します。

[DHCP Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 ネットワーク設定では、ノードのネットワーク固定 IP アドレスを設定するか、DHCP を使用するかを選択できます。

ネットワークで DHCP サーバが設定されていて、DHCP を使用する場合は、 [Yes] を選択します。ネットワークが再開し、[Administrator Login Configuration] ウィンドウが表示されます。

ノードの固定 IP アドレスを設定する場合は、 [No] を選択します。[Static Network Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 DHCP を使用しない場合は、固定ネットワーク設定値を入力し、 [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表2-4 を参照してください。

[DNS Client Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 6 DNS を有効にするには、 [Yes] を選択して DNS クライアント情報を入力し、 [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表2-4 を参照してください。

新しい設定情報でネットワークが再開し、[Administrator Login Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 7 表2-3 を参照して、管理者ログインとパスワードを入力します。


) 管理者ログインは、先頭が英文字で 6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。管理者ログインは、Cisco Unified Communications Operating System Administration、コマンドライン インターフェイス、および Disaster Recovery System へのログインに必要です。


[Certificate Information] ウィンドウが表示されます。

ステップ 8 証明書署名要求情報を入力し、 [OK] を選択します。

「サーバの設定」に進みます。


 

サーバの設定

基本インストールが終了したら、次の手順に従って、サーバを設定します。


ステップ 1 [Network Time Protocol Client Configuration] ウィンドウが表示されます。

システムの時刻を正確にするために、外部 NTP サーバを使用することを推奨します。外部 NTP サーバがストラタム 9 またはそれより上位(つまり、ストラタム 1 ~ 9)であることを確認してください。

ステップ 2 外部 NTP サーバを設定するか、システムの時刻を手動で設定するかを選択します。

外部 NTP サーバを設定するには、 [Yes] を選択し、1 つ以上の NTP サーバの IP アドレス、NTP サーバ名、または NTP サーバ プール名を入力します。最大 5 つの NTP サーバを設定できます。3 つ以上を使用することを推奨します。 [Proceed] を選択して、インストールを続行します。

システムは NTP サーバに接続して、自動的にハードウェア クロックの時刻を設定します。


) [Test] ボタンが表示されている場合は、[Test] を選択して、NTP サーバにアクセスできるかどうかを確認できます。


システムの時刻を手動で設定するには、 [No] を選択し、適切な日付と時刻を入力して、ハードウェア クロックを設定します。 [OK] を選択して、インストールを続行します。

[Database Access Security Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 表2-3 を参照して、データベース アクセス セキュリティ パスワードを入力します。


) データベース アクセス セキュリティ パスワードは、先頭が英数字で 6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。このパスワードによって、ノード間の通信が認証されます。このパスワードは、クラスタ内のすべてのノードで同一にする必要があります。


[SMTP Host Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 SMTP サーバを設定する場合は、 [Yes] を選択して、SMTP サーバ名を入力します。


) 特定のプラットフォーム機能を使用するように SMTP サーバを設定する必要があります。ただし、プラットフォーム GUI またはコマンドライン インターフェイスを使用して、後で SMTP サーバを設定することもできます。


ステップ 5 [OK] を選択します。[Application User Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 6 表2-3 を参照してアプリケーション ユーザのユーザ名とパスワードを入力し、確認のためにもう一度パスワードを入力します。

ステップ 7 [OK] を選択します。[Platform Configuration Confirmation] ウィンドウが表示されます。

ステップ 8 インストールを続行するには [OK] を、プラットフォーム設定を変更するには [Back] を選択します。

ソフトウェアがインストールおよび設定されます。

ステップ 9 インストール プロセスが完了すると、管理者アカウントとパスワードでログインするよう要求するプロンプトが表示されます。

ステップ 10 「インストール後の作業」に示すアップグレード後の作業を完了します。


 

インストール後の作業

Cisco Unity Connection をサーバにインストールしたら、使用を開始する前に、設定パラメータの指定など、インストール後の作業を実行しておく必要があります。これらの作業はインストール対象のサーバに対して実行し、クラスタ内の他のサーバにインストールする前に完了してください。

インストール後に実行する必要がある作業については、 表2-7 を参照してください。

 

表2-7 インストール後の作業

インストール後の作業
注意事項

Cisco Unity Connection アプリケーション ユーザとしてログインし、アプリケーション ユーザのパスワードを変更します。

「デフォルトのアプリケーション ユーザ パスワードの変更」を参照してください。

実行する Cisco Unity Connection 機能サービスをアクティブにします。

機能サービスをアクティブにする前に、必要なアクティブ化前作業を実行する必要があります。サービスのアクティブ化の要件については、『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。


注意 Cisco Unity Connection サービスは、Cisco Unified Serviceability でアクティブにする必要があります。

Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

「Cisco Unified Serviceability へのアクセス」を参照してください。

バックアップ設定値を設定します。

Cisco Unity Connection データのバックアップは、毎日必ず実行してください。

Disaster Recovery System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco IP Telephony ネットワークに、認証と暗号化を実装することを推奨します。

Cisco Unified Communications Manager セキュリティ ガイド 』を参照してください。

デフォルトのアプリケーション ユーザ パスワードの変更

インストール プロセスでは、すべてのアプリケーション ユーザ パスワードが、インストール中に入力したアプリケーション ユーザ パスワードと同一のものに設定されます。Cisco Unity Connection の管理にログインし、これらのパスワードを変更することを推奨します。パスワードを変更する手順については、オンライン ヘルプを参照してください。

Cisco Unified Serviceability へのアクセス

Web アプリケーションにアクセスするには、Cisco Unity Connection サーバにネットワーク アクセスが可能な PC で、Web ブラウザを使用する必要があります。

すべてのサービスはクラスタ内の各サーバにインストールされますが、クラスタ内の各サーバ上で実行するサービスは、Cisco Unified Serviceability を使用して、手動でアクティブにする必要があります。サービスに関する推奨事項や詳細については、『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

ログ ファイルの検査

インストールで問題が発生した場合は、コマンドライン インターフェイスで次のコマンドを入力することで、インストール ログ ファイルを取得して検査できます。

インストール ログ ファイルのリストをコマンドラインから取得するには、次のように入力します。

CLI>file list install *
 

ログ ファイルをコマンドラインから表示するには、次のように入力します。

CLI>file view install log_file
 

ここで、 log_file はログ ファイル名です。

Real-Time Monitoring Tool を使用して、ログを表示することもできます。Real-Time Monitoring Tool の使用およびインストールの詳細については、『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。