Cisco Unity Connection ユニファイド メッセージング ガイド リリース 8.x
単一受信トレイが有効な場合の Cisco Unity Connection 8.5 以降における Microsoft Exchange メールボックスの復元
単一受信トレイが有効な場合の Cisco Unity Connection 8.5 以降における Microsoft Exchange メールボックスの復元
発行日;2012/05/15 | 英語版ドキュメント(2011/09/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

単一受信トレイが有効な場合の Cisco Unity Connection 8.5 以降における Microsoft Exchange メールボックスの復元

8.5 以降の Exchange メールボックスを復元する前に単一受信トレイを無効にすることが重要な理由

単一受信トレイが有効な場合に 8.5 以降における Microsoft Exchange メールボックスを復元するタスク リスト

8.5 以降の単一受信トレイの無効化

Cisco Unity Connection 8.5 以降の Exchange メールボックスを復元する前に単一受信トレイを無効にすることが重要な理由

Exchange メールボックスの復元を検討していて、復元する Exchange メールボックスを使用する Cisco Unity Connection ユーザの単一受信トレイのユニファイド メッセージング サービス機能が有効になっている場合は、Exchange を復元する前にそのユーザの単一受信トレイを無効にする必要があります。

単一受信トレイを無効にした場合の動作の同期に対する影響に関する詳細については、「単一受信トレイを無効にしてから再度有効にした場合の、Connection メールボックスと Exchange メールボックスの同期への影響」 を参照してください。


注意 Exchange メールボックスが復元される Connection ユーザの単一受信トレイを無効にしないと、復元が作成されてから完了するまでの間に受信されたボイス メッセージに Connection が再同期できなくなります。

Connection は、どのボイス メッセージがすでに Exchange に転送されたのかを追跡する同期キャッシュを維持します。単一受信トレイを無効にすると、同期キャッシュは自動的にクリアされます。そのプロセスは次のとおりです。

1. Exchange をバックアップします。

2. 新しいボイス メッセージが届きます。

3. Connection は、ボイス メッセージを Connection ユーザに関連付けられている Exchange メールボックスと同期させます。

4. Connection は、そのメッセージが Exchange と同期したことを表すよう、そのユーザの同期キャッシュを更新します。

5. Exchange サーバのハード ディスクに障害が発生します。

6. 障害が発生したハード ディスクに Exchange メールボックスがある Connection ユーザの単一受信トレイを無効にします。

7. Connection により、そのユーザの同期キャッシュがクリアされます。

8. ハード ディスクを交換し、1. で作成したバックアップから Exchange を復元します。

9. そのユーザの単一受信トレイを再度有効にします。

10. Connection により、同期キャッシュと現在 Exchange にあるボイス メールが定期的に比較されます。

11. キャッシュが空であるため、Connection により、Connection メールボックスには存在するが、Exchange メールボックスには存在しないボイス メッセージは、まだ Exchange と同期していないという結論が出されます。

12. Connection により、Connection メールボックスが Exchange メールボックスと再同期され、同期キャッシュが再構築されます。

Connection ユーザの単一受信トレイを無効にせずに Exchange メールボックスを復元すると、復元に必要なバックアップの作成後に受信されたボイス メッセージが、Connection によりすべて消去されます。

1. Exchange をバックアップします。

2. 新しいボイス メッセージが届きます。

3. Connection は、ボイス メッセージを Connection ユーザに関連付けられている Exchange メールボックスと同期させます。

4. Connection は、そのメッセージが Exchange と同期したことを表すよう、そのユーザの同期キャッシュを更新します。

5. Exchange サーバのハード ディスクに障害が発生します。

6. ハード ディスクを交換し、1. で作成したバックアップから Exchange を復元します。

7. Connection により、同期キャッシュと現在 Exchange にあるボイス メールが定期的に比較されます。2. で届いたボイス メッセージは、関連する Connection ユーザの Exchange メールボックス内には存在していません。

8. Connection により、ボイス メッセージはすでに Exchange と同期していて、Exchange メールボックス内のメッセージとは再同期していないという結論が出されます。

単一受信トレイが有効な場合に Cisco Unity Connection 8.5 以降における Microsoft Exchange メールボックスを復元するタスク リスト

1. 選択したユーザ、またはユニファイド メッセージング サービスの単一受信トレイを無効にします。「Cisco Unity Connection 8.5 以降の単一受信トレイの無効化」を参照してください。

2. Exchange メールボックスを復元します。詳細については、該当する Microsoft 社の資料を参照してください。

3. タスク 1. で単一受信トレイを無効にした手順を逆の順序で実行し、単一受信トレイを再度有効にします。

Connection の管理 を使用して個々のユーザの単一受信トレイを無効にした場合は、「Connection 8.5 以降における個々のユーザの単一受信トレイを無効にする方法」を繰り返します。ただし、[Connection と Exchange メールボックスの同期(単一受信トレイ)(Synchronize and Exchange Mailboxes (Single Inbox))] チェックボックスをオンにします。

ユニファイド メッセージング サービスの単一受信トレイを無効にした場合は、「Connection 8.5 以降のユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているすべてのユーザの単一受信トレイを無効にする方法」を繰り返します。ただし、必要に応じて、[Connection と Exchange メールボックスの同期(単一受信トレイ)(Synchronize Connection and Exchange Mailboxes (Single Inbox))] チェックボックス、または [有効(Enabled)] チェックボックスをオンにします。

Bulk Administration Tool を使用して個々のユーザの単一受信トレイを無効にした場合は、「Connection 8.5 以降対応の Bulk Administration Tool を使用した、多数の選択されたユーザの単一受信トレイを無効にする方法」を繰り返します。ただし、enableMbxSynch の値を 1 に変更します。

Cisco Unity Connection 8.5 以降の単一受信トレイの無効化

「Cisco Unity Connection 8.5 以降の Exchange メールボックスを復元する前に単一受信トレイを無効にすることが重要な理由」 で説明したとおり、Exchange メールボックスを復元するときの最初のステップは、単一受信トレイの無効化です。単一受信トレイを無効にする方法はいくつかありますが、それは、復元する Exchange メールボックスの数、ユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているすべての Exchange メールボックスを復元するかどうか、および復元中の Connection の機能に対する影響への考慮により異なります。


) 単一受信トレイを無効にした場合の同期に対する影響に関する詳細については、「単一受信トレイを無効にしてから再度有効にした場合の、Connection メールボックスと Exchange メールボックスの同期への影響」 を参照してください。


ユーザ数が少ない場合の Exchange メールボックスの復元

ユーザ数が少ない場合の Exchange メールボックスの復元では、Connection の管理を使用して個々のユーザ アカウントの単一受信トレイを無効にします。「Connection 8.5 以降における個々のユーザの単一受信トレイを無効にする方法」を参照してください。

ユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているすべてのユーザの Exchange メールボックスを復元する場合、または Connection の機能を考慮せずにメールボックスを復元する場合

Exchange メールボックスを復元するときに次の両方の条件に当てはまる場合は、ユニファイド メッセージング サービスの単一受信トレイを無効にします。これにより、ユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているすべてのユーザの単一受信トレイ機能が無効にされます。

ユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているすべてのユーザのメールボックスを復元する。

ユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているユーザを選択してメールボックスを復元する。単一受信トレイの停止によるユーザへの影響が少ない業務時間外にメールボックスを復元する。

ユニファイド メッセージング サービスの単一受信トレイを無効にする方法には 2 つあります。

1 つのユニファイド メッセージング サービスの単一受信トレイだけを無効にする :単一受信トレイだけを無効にする場合、Connection の会話は他のユニファイド メッセージング機能のオプションの再生を続行します。Exchange を使用できない間に、ユーザがこれらの機能の 1 つを選択した場合、Connection の会話が、現在そのメッセージにはアクセスできない状態であることをアナウンスします。

ユニファイド メッセージング サービス全体を無効にする :ユニファイド メッセージング サービスが他のユニファイド メッセージング機能も有効にしていて、そのサービスも無効にする場合は、ユーザを混乱させないように、ユニファイド メッセージング サービスが再度有効にされるまで、Connection の会話はこれらの機能のオプションの再生を停止します。

「Connection 8.5 以降のユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているすべてのユーザの単一受信トレイを無効にする方法」を参照してください。

ユニファイド メッセージング サービスに関連付けられている(すべてではなく)一部のユーザの Exchange メールボックスを復元するときに、Connection の機能が考慮される場合のメールボックスの復元

ユニファイド メッセージング サービスに関連付けられている多数のユーザの Exchange メールボックスを復元するときに、次の両方の条件に当てはまる場合は、Bulk Administration Tool を使用して各ユーザの単一受信トレイを無効にします。

ユニファイド メッセージング サービスが、メールボックスを復元しないユーザも含んでいる。

メールボックスを復元しないユーザへの影響を最小化したい業務時間内にメールボックスを復元する。

「Connection 8.5 以降対応の Bulk Administration Tool を使用した、多数の選択されたユーザの単一受信トレイを無効にする方法」を参照してください。

Connection 8.5 以降における個々のユーザの単一受信トレイを無効にする方法


ステップ 1 Connection の管理で、[ユーザ(Users)] を選択します。

ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページで修正するユーザ アカウントのエイリアスを選択します。


) ユーザが検索結果テーブルに表示されない場合は、ページ上部の検索フィールドに適切なパラメータを設定し、[検索(Find)] を選択します。


ステップ 3 [編集(Edit)] メニューで、[ユニファイド メッセージング アカウント(Unified Messaging Accounts)] を選択します。

ステップ 4 そのユーザの単一受信トレイを有効にしているユニファイド メッセージング アカウントを選択します。

ステップ 5 [Connection と Exchange メールボックスの同期(単一受信トレイ)(Synchronize Connection and Exchange Mailboxes (Single Inbox))] チェックボックスをオフにします。

ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。

ステップ 7 他のユーザに対して、ステップ 1ステップ 6 を繰り返します。


 

Connection 8.5 以降のユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているすべてのユーザの単一受信トレイを無効にする方法


ステップ 1 Connection の管理で [ユニファイド メッセージング(Unified Messaging)] > [ユニファイド メッセージング サービス(Unified Messaging Services)] の順に選択します。

ステップ 2 [ユニファイド メッセージング サービスの検索(Search Unified Messaging Services)] ページで、変更するユニファイド メッセージング サービスのエイリアスを選択します。


) ユニファイド メッセージング サービスが検索結果表に表示されない場合は、ページの最上部にある検索フィールドで該当するパラメータを設定して、[検索(Find)] を選択します。


ステップ 3 このユニファイド メッセージング サービスに関連付けられているユーザの単一受信トレイのみを表示するには、[Connection と Exchange メールボックスの同期(単一受信トレイ)(Synchronize Connection and Exchange Mailboxes (Single Inbox))] チェックボックスをオフにします。

ユニファイド メッセージング サービス全体を無効にするには、[有効(Enabled)] チェックボックスをオフにします。

ステップ 4 [保存(Save)] を選択します。

ステップ 5 単一受信トレイを無効にする他のユニファイド メッセージング サービスについても、ステップ 1ステップ 4 を繰り返します。


 

Connection 8.5 以降対応の Bulk Administration Tool を使用した、多数の選択されたユーザの単一受信トレイを無効にする方法


ステップ 1 Connection の管理で、[ツール(Tools)] > [一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] の順に選択します。

ステップ 2 [操作の選択(Select Operation)] から [エクスポート(Export)] を選択します。

ステップ 3 [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] で、[ユニファイド メッセージング アカウント(Unified Messaging Accounts)] を選択します。

ステップ 4 ユニファイド メッセージング アカウントをエクスポートする CSV ファイルのファイル名を入力します。

ステップ 5 [送信(Submit)] を選択します。

ステップ 6 画面の指示に従い、CSV ファイルを保存します。

ステップ 7 CSV ファイルを開きます。

ステップ 8 単一受信トレイ機能を無効にするユーザの enableMbxSynch の値を 0 に変更します。

ステップ 9 Connection の管理で、[ツール(Tools)] > [一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] の順に選択します。

ステップ 10 [操作の選択(Select Operation)] から [更新(Update)] を選択します。

ステップ 11 [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] で、[ユニファイド メッセージング アカウント(Unified Messaging Accounts)] を選択します。

ステップ 12 ステップ 8 で更新した CSV ファイルの名前を入力します。

ステップ 13 [送信(Submit)] を選択します。