Cisco Unity Connection ユーザの移動、追加、変更 ガイド Release 1.x
ユーザ アカウントを追加する前に
ユーザ アカウントを追加する前に
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 863KB) | フィードバック

目次

ユーザ アカウントを追加する前に

テンプレート

デフォルト テンプレート

サービス クラス

デフォルト サービス クラス

制限テーブル

デフォルト制限テーブル

スケジュール

認証ルール

デフォルト認証ルール

ロール

デフォルト ロール

ユーザ アカウントを追加する前に

Cisco Unity Connection ユーザ アカウントを作成する前に、作成と同時にアカウントに適用される多くの設定を指定する必要があります。ユーザ アカウントは、Cisco Unity Connection Administration で個別に作成するか、Cisco Unity Connection Bulk Administration Manager で一括作成するか、または Integrated Mailbox Configuration Tool で作成します。

ユーザ アカウントの作成の準備に役立つ情報については、この章の次の項を参照してください。

「テンプレート」

「サービス クラス」

「スケジュール」

「認証ルール」

「ロール」

テンプレート

Cisco Unity Connection でユーザ アカウントを作成する場合、ユーザ テンプレートに基づいて各アカウントを作成します。ユーザ テンプレートには、特定のタイプ(部門など)のほとんどのユーザに適用できる設定があります。たとえば、販売部門のメンバーのアカウントを設定する場合、メッセージの到着通知を設定する、販売担当者宛てに残されるメッセージを暗号化してセキュリティを高める、発信者が残すことのできるメッセージを長くする、販売担当者に対して再生される Connection ガイダンスを制御する設定を変更するなどの操作を実行できます。

特定の設定をユーザ アカウントごとに一意の内容にする必要がある場合は、ユーザ テンプレートでその設定をブランクのままにしておき、アカウントを作成した後にアカウントを修正して設定を完了します。ユーザ設定は、いつでも修正できます。

テンプレートで設定を変更しても、そのテンプレートに基づいて作成された既存のユーザ アカウントには変更が反映されないことに注意してください。ユーザ アカウントを作成した後、テンプレートを使用してそのアカウントを修正することはできません。その代わりに、次の方法があります。

Cisco Unity Connection Administration で個々のアカウントのユーザ設定をカスタマイズする。

Bulk Edit を使用して複数のユーザ アカウントのユーザ設定を修正する。たとえば、このツールを使用して設定を変更すると、ユーザのグループが電話ディレクトリにリストされないようにしたり、ユーザのグループを特定の電話システム インテグレーションと関連付けたりできます。または、Cisco Unity Connection Bulk Administration Manager を使用して複数のユーザ アカウントを修正することもできます。これらのツールの使用方法については、ツールのオンライン ヘルプを参照してください。

Cisco Unity Assistant にアクセスするか、Connection 電話ガイダンスを使用することで、独自の設定の一部をユーザ自身でカスタマイズすることもできます。

Cisco Unity Connection デフォルト テンプレート

Cisco Unity Connection には、次の定義済みユーザ テンプレートが用意されています。これらを修正することはできますが、削除することはできません。

 

Voice Mail User Template

このテンプレートの設定は、ほとんどのユーザに適切です。

Administrator Template

このテンプレートの設定は、Connection を管理するユーザに適切です。このテンプレートに基づいたユーザ アカウントは、ボイスメールボックスを持ちません。

ユーザ テンプレートを作成または修正する方法については、「ユーザ テンプレートの追加、修正、削除」を参照してください。

サービス クラス

Cisco Unity Connection の使用に関する制限と権限は、Class of Service(CoS; サービス クラス)によって定義されます。CoS には次の機能があります。

テキスト/スピーチの電子メールやライブ返信などの機能へのアクセスを制御します。

ユーザと Connection がどのように対話するかを制御します。たとえば、CoS では、ユーザ メッセージおよびグリーティングの最大の長さを設定したり、電話ディレクトリへの登録をユーザが選択するのを許可したり、ユーザがシステム同報リストにメッセージを送信するのを許可したりします。

ユーザがメッセージの到着通知や着信転送などの操作に使用可能な電話番号を設定するときに使用する、制限テーブルを指定します。詳細については、「制限テーブル」を参照してください。

CoS は、各ユーザ テンプレートで指定します。したがって、ユーザは、ユーザ アカウントの作成に使用されたテンプレートで指定された CoS に割り当てられます。


) CoS は、ボイスメールボックスを持たないユーザ(管理者)の個々のアカウントまたはテンプレートに対しては指定されません。[Class of Service] ページ上の設定は、ボイスメールボックスを持つユーザだけに適用されます。管理者アカウントに関連付けられる権限は、Connection Administration の [System Settings] > [Roles] ページで設定されます。


定義済みサービス クラスを修正したり、新しいサービス クラスを作成したりできます。CoS の設定に対する変更は、新しいメンバーだけでなく、その CoS の既存のメンバーにも影響します。CoS の設定を個々のユーザ Connection アカウントで変更することはできませんが、ユーザを別の CoS に再割り当てすることはいつでも可能です。CoS に、個別のライセンスが必要な機能へのアクセス権が含まれている場合、十分なライセンスがある場合に限り、その CoS にユーザのグループを割り当てることができます。

ユーザが割り当てられている CoS は、そのユーザを別の CoS に再割り当てしてからでないと削除できません。

Cisco Unity Connection デフォルト サービス クラス

Cisco Unity Connection には、次の定義済みサービス クラスが用意されています。これらを修正することはできますが、削除することはできません。

 

Voice Mail User COS

ユーザに適用される設定が含まれています。デフォルトでは、この CoS はデフォルトの Voice Mail User Template に関連付けられています。

System

特殊なデフォルト ユーザ アカウントがメンバーとして属している CoS です。この CoS は読み取り専用で、修正または削除することはできません。

サービス クラスを作成または修正する方法については、「サービス クラスの追加、修正、削除」を参照してください。

制限テーブル

制限テーブルを使用することにより、ユーザまたは管理者は、次の目的のために使用する電話番号を設定できます。

着信を転送します。これには、ユーザが自分への着信を転送するために入力できる番号、および識別できない発信者が発信者システム転送を使用しているときに入力できる番号の両方が含まれます。

電話機が Media Master で録音再生デバイスとして指定されている場合、電話で Cisco Unity Connection アプリケーションから録音および再生を行います(Media Master は、Cisco Unity Connection Administration、Cisco Unity Assistant、および Cisco Unity Inbox で入手できます)。

メッセージの到着通知を送信します。

たとえば、ユーザの着信転送先を内部の内線電話に限定できます。制限テーブルは、ユーザまたは管理者が Connection にアクセスする方法に関わりなく適用されます。ユーザが Connection にログオンしていないときにダイヤルできる電話番号には影響しません。

各サービス クラスにより、そのクラスのメンバーは、着信転送用の制限テーブル、メッセージの到着通知用の制限テーブル、およびファックス転送用の制限テーブルを指定されます(ファックス関連の機能は、このリリースの Connection では使用できません)。3 つすべてを同じ制限テーブルにすることも、それぞれ異なるテーブルにすることもできます。

Cisco Unity Connection デフォルト制限テーブル

Cisco Unity Connection には、次の定義済み制限テーブルが用意されています。これらを修正することはできますが(名前の変更を含む)、削除することはできません。デフォルトでは、これらの制限テーブルはそれぞれ、長距離電話番号へのアクセスを禁止しています。

 

Default Fax

ファックス転送用の番号を制限します(ファックス関連の機能は、このリリースの Connection では使用できません)。

Default Outdial

メッセージの到着通知用の番号を制限します。Media Master で電話機が録音再生デバイスとして選択されている場合は、Connection がダイヤルするユーザの内線番号も制限します(Media Master は、Cisco Unity Connection Administration、Cisco Unity Assistant、および Cisco Unity Inbox で入手できます)。

Default System Transfer

発信者システム転送で使用できる番号を制限します。発信者システム転送は、識別できない発信者が指定した番号に転送できる機能です。たとえば、発信者は、Connection ユーザと関連付けられていないロビーや会議室の電話にダイヤルできます。デフォルトでは、テーブルは Connection による番号のダイヤルを許可しません。

Default Transfer

着信転送用の番号を制限します。

スケジュール

スケジュール(および関連する祝日の集合)は、発信者がユーザのメールボックスにアクセスしたときに再生されるグリーティングに影響します。標準グリーティングまたは時間外グリーティングは、スケジュールで指定した日時に応じて再生されます。同様に、ユーザの祝日グリーティングは、スケジュールに関連付けられた祝日スケジュールで指定した日時に応じて再生されます。

Cisco Unity Connection には、All Hours と Weekdays の 2 つの定義済みスケジュールが用意されています。これらはどちらも修正することができます。デフォルトの Voice Mail User Template では、別のスケジュールを選択しない限り、Weekdays スケジュールが使用されます(デフォルトでは、Weekdays スケジュールは、月曜日から金曜日の午前 8 時~午後 5 時の標準時間を順守するように設定されています)。これに加えて、独自のスケジュールを最大 64 個作成できます。この機能により、さまざまな従業員グループの標準勤務時間に対応できます。

作成または修正するスケジュールごとに、標準時間および時間外時間を構成する曜日と時間の範囲を複数指定したり、特定の祝日の日時を定義する祝日スケジュールを関連付けたりできます。次の表を参照してください。

 

標準時間

組織が営業している通常の営業時間を構成する曜日と時間です。標準時間には、複数の時間範囲や、異なる曜日の異なる時間範囲を含めることができます(たとえば、組織の標準時間を昼休みを除いて月曜日から金曜日の午前 8 時~午後 12 時、午後 1 時~午後 5 時とし、土曜日は午前 9 時~午後 1 時とすることができます)。

時間外時間

標準時間として指定されていない時間と曜日は、組織が営業していない営業外時間と見なされます。

祝日

祝日の設定がアクティブになると、Connection は祝日グリーティングを再生します(有効になっている場合)。数年間分の祝日を一度に設定できます。多くの祝日は年ごとに異なるため、祝日スケジュールが正確であることを毎年確認してください。

認証ルール

すべての Cisco Unity Connection ユーザ アカウントのユーザ パスワードとアカウント ロックアウトは、認証ルールで制御されます。認証ルールを使用して、ユーザが電話で Connection にアクセスする方法、およびユーザが Cisco Unity Connection Administration や Cisco Personal Communications Assistant (PCA)にアクセスする方法を決定します。

パスワードおよびアカウント ロックアウトのポリシーは、Connection Administration の [System Settings] > [Authentication Rules] ページでの設定で制御されます。認証ルールは、各ユーザ テンプレートの [Password Settings] ページおよびユーザ アカウント ページで選択します。認証ルールごとに、Connection がユーザ アクセスを制御する方法を指定できます。たとえば、次の内容を指定できます。

アカウントがロックされるまで許容される、ログオン試行の失敗回数。

ロックされたアカウントが、リセットされるまでの時間の長さ(分)。

ロックされたアカウントを管理者が、手動でロック解除する必要があるかどうか。

最低限必要なパスワードの長さ。

パスワードが有効期限切れになるまでの日数。

Cisco Unity Connection デフォルト認証ルール

Connection には、次の定義済み認証ルールが用意されています。

 

Recommended Voice Mail Authentication Rule

デフォルトの Connection では、このルールは、電話による Connection へのユーザ アクセスが設定された各ユーザ アカウントおよびユーザ テンプレートの [Password Settings] ページの [Voice Mail] パスワードに適用されます。

Recommended Web Application Authentication Rule

デフォルトの Connection では、このルールは、Cisco Unity Connection Administration または Cisco Personal Communications Assistant へのユーザ アクセスが設定された各ユーザ アカウントおよびユーザ テンプレートの [Password Settings] ページの [Web Application] パスワードに適用されます。

これらのデフォルトは変更できます。また、追加の認証ルールをいくつでも作成できます。

ロール

Connection を管理するために使用する Cisco Unity Connection ユーザ アカウントには、特権のレベルがあります。これは、定義済みロールのリストに基づいて設定されます。ロールとは、管理者が Connection Administration で実行できる作業を指定するためのものです。

現行バージョンの Connection では、各ロールに関連付けられているデフォルト権限に変更を加えることはできません。ただし、管理者とロールの組み合わせは、いつでも変更できます。

Cisco Unity Connection デフォルト ロール

Connection には、次の定義済み管理者ロールが用意されています。

 

Audio Text Administrator

コール ハンドラ、ディレクトリ ハンドラ、およびインタビュー ハンドラを管理します。

Greeting Administrator

Cisco Unity グリーティング管理 へのアクセスを許可することにより、コール ハンドラで記録したグリーティングを電話を通じて管理します。


) Greeting Administrator は、Connection Administration へのアクセス権を持っていないという点で、管理用ロールではない唯一のロールです。Greeting Administrator は、Cisco Unity グリーティング管理を使用するのに Connection 電話ガイダンスへのアクセスを必要とするため、Greeting Administrator ロールは、ボイスメールボックス アカウントを持つユーザに割り当ててください。


Help Desk Administrator

ユーザ パスワードのリセットおよびユーザ アカウントのロック解除を行います。また、ユーザ設定のページを表示することもできます。

Technician

Connection サーバおよび電話システム インテグレーション設定の管理を有効にするすべての機能にアクセスできます。すべてのレポートの実行、診断ツールの使用、およびすべてのシステムとユーザの設定ページの表示が可能です。

User Administrator

ユーザ アカウントを管理します。すべてのユーザ管理機能へのアクセス、ユーザ関連のレポートの実行、およびユーザ管理ツールの使用が可能です。

System Administrator

最高レベルの管理アカウントです。すべての管理機能にアクセスできます。これには、すべてのユーザおよびシステムの設定、すべてのレポート、すべての管理ツールおよび診断ツールが含まれます。Connection の初期設定中にインストール担当者が指定したデフォルト管理者アカウントには、このロールが設定されます。System Administrator は、管理アカウントを作成する権限を持つ唯一のロールです。