Cisco Unity Connection システムアドミニストレーションガイド Release 1.x
録音、プロンプト、およびメディア ストリームのオーディオ形式の変更
録音、プロンプト、およびメディア ストリームのオーディオ形式の変更
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

録音、プロンプト、およびメディア ストリームのオーディオ形式の変更

Cisco Unity Connection が通話に使用するオーディオ形式の変更

システム プロンプトのオーディオ形式の変更

録音のオーディオ形式の変更

録音、プロンプト、およびメディア ストリームのオーディオ形式の変更

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unity Connection が通話に使用するオーディオ形式の変更」

「システム プロンプトのオーディオ形式の変更」

「録音のオーディオ形式の変更」

Cisco Unity Connection が通話に使用するオーディオ形式の変更

Cisco Unity Connection は、電話システムとのメディア ストリームで優先的に使用する、通話のオーディオ形式(コーデック)をアドバタイズします。オーディオ形式を設定するときは、次の点を考慮する必要があります。

システムで Connection 音声認識機能を使用する場合は、Connection で電話システムとのメディア ストリームに G.711 μ 法オーディオ形式を使用する必要があります。

Connection では、電話システムが使用しているものと同じオーディオ形式をメディア ストリームに使用する必要があります。その理由は次のとおりです。

メディア ストリームを、あるオーディオ形式から別の形式に変換する必要が生じるのを避けるため。

Connection サーバおよび電話システムのパフォーマンスに及ぼす影響を最小限に抑えるため。

通話の音質を維持するため。

電話システムが使用しているものとは別のオーディオ形式を Connection がアドバタイズすると、電話システムはメディア ストリームを変換します。

電話システムとのメディア ストリームに対して別のオーディオ形式を選択するには、次の手順を実行します。

Cisco Unity Connection が通話に使用するオーディオ形式を変更する


ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、 [Telephony Integrations] を展開し、 [Port Group] をクリックします。

ステップ 2 [Search Port Groups] ページで、メディア ストリームのオーディオ形式を変更する電話システム連動に属しているポート グループをクリックします。

ステップ 3 [Port Group Basics] ページの [Codec Preferences] で、適切な設定( 表12-1 )をクリックします。

 

表12-1 オーディオ形式を選択するための設定

設定
動作

[Advertise G.711 Mu-Law]

Connection は、メディア ストリームを G.711 μ 法オーディオ形式で送信します。電話システムがこのオーディオ形式を使用していない場合、電話システムはメディア ストリームを変換します。

[Advertise G.729a]

Connection は、メディア ストリームを G.729a オーディオ形式で送信します。電話システムがこのオーディオ形式を使用していない場合、電話システムはメディア ストリームを変換します。

[Advertise Both, G.711 Mu-Law Preferred]

(PIMG と SIP 連動のみ)

Connection は、G.711 μ 法オーディオ形式を優先使用することをアドバタイズしますが、電話システムが決定したオーディオ形式でメディア ストリームを送信します。

[Advertise Both, G.729 Preferred]

(PIMG と SIP 連動のみ)

Connection は、G.729a オーディオ形式を優先使用することをアドバタイズしますが、電話システムが決定したオーディオ形式でメディア ストリームを送信します。

[Advertise Both]

(Cisco CallManager 連動のみ)

Connection は、Cisco CallManager が使用しているオーディオ形式でメディア ストリームを送信します。

ステップ 4 (PIMG と SIP 連動のみ) コーデックが使用するパケット サイズを変更する場合は、適切な設定をクリックします。

ステップ 5 [Save] をクリックします。

ステップ 6 [Port Group] メニューの [Search Port Groups] をクリックします。

ステップ 7 メディア ストリームのオーディオ形式を変更する電話システム連動に属している残りすべてのポート グループについて、ステップ 2ステップ 6 を繰り返します。

ステップ 8 タスクバーの [Cisco Unity Connection] アイコンを右クリックし、 [Restart] > [Voice Processing Server Role] をクリックします。

ステップ 9 Voice Processing サーバ ロールを停止するかどうか確認を求められたら、 [Yes] をクリックします。


 

システム プロンプトのオーディオ形式の変更

Cisco Unity Connection にインストールされるプロンプトは、すべて G.711 μ 法コーデックと G.729a の両方のオーディオ形式(コーデック)で録音されています。プロンプトのオーディオ形式を設定するときは、次の点を考慮する必要があります。

Connection では、電話システムがメディア ストリームに使用しているものと同じオーディオ形式をプロンプトで使用する必要があります。その理由は次のとおりです。

あるオーディオ形式から別の形式に変換する必要が生じるのを避けるため。

Connection サーバのパフォーマンスに及ぼす影響を最小限に抑えるため。

発信者に常に一貫した音質で音声を再生するため。

G.711 μ 法オーディオ形式では、最高の音質を得ることができます。

G.729a オーディオ形式では、使用するネットワーク帯域幅が小さくなります。

システム プロンプトに対して別のオーディオ形式を選択するには、次の手順を実行します。

システム プロンプトのオーディオ形式を変更する


ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、 [System Settings] > [Advanced] を展開し、 [Conversations] をクリックします。

ステップ 2 [Conversation Configuration] ページの [Prompt Set Codec (G711 or G729a)] フィールドに、適切な設定( 表12-2 )を入力します。

 

表12-2 [Prompt Set Codec] フィールドの設定

設定
動作

[G711]

Connection は、すべてのプロンプトを G.711 μ 法オーディオ形式で再生します。電話システムがメディア ストリームに別のオーディオ形式を使用している場合、Connection はプロンプトを変換します。

[G729a]

Connection は、すべてのプロンプトとガイダンスを G.729a オーディオ形式で再生します。電話システムがメディア ストリームに別のオーディオ形式を使用している場合、Connection はプロンプトを変換します。


注意 文字は、上で示しているとおりに正確に入力する必要があります。入力内容が異なっていると、Connection が設定を認識せず、オーディオ形式が変更されません。

ステップ 3 [Save] をクリックします。


 

録音のオーディオ形式の変更

通常、Cisco Unity Connection では再生デバイスが使用しているものと同じオーディオ形式(コーデック)をメッセージの録音に使用します。たとえば、ユーザがメッセージを主に電話システムの内線で聞く場合、Connection では、その電話システムが使用しているものと同じオーディオ形式でメッセージを録音する必要があります。ただし、ユーザがメッセージを個人用デジタル端末(PDA)で聞く場合、Connection では、PDA が使用しているものと同じオーディオ形式(GSM 6.10 など)でメッセージを録音する必要があります。

メッセージ録音用のオーディオ形式を設定するときは、次の点を考慮する必要があります。

録音用オーディオ形式の設定は、すべてのユーザのすべてのメッセージ、グリーティング、および名前に対してシステム全体で適用されます。

メッセージ、グリーティング、および名前の録音と再生に Connection が使用するオーディオ形式の数を最小限に抑えると、Connection が実行するオーディオ形式変換の回数が減って、Connection サーバのパフォーマンスに対する影響も小さくなります。

メッセージ、グリーティング、または名前を低音質のオーディオ形式で録音して、その後の再生時に高音質のオーディオ形式に変換しても、音質は向上しません。通常、録音の音質は変換時に(特に、サンプリング レートを変更すると)低下します。

たとえば、G.729a オーディオ形式で録音されたメッセージを G.711 μ 法オーディオ形式を使用するデバイスで再生すると、音質が低下します。一方、G.711 μ 法オーディオ形式で録音されたメッセージを、同じオーディオ形式を使用するデバイスで再生するときには、音質は変化しません。

録音のオーディオ形式を変更したときに影響を受けるのは、設定を変更した後に録音されるメッセージ、グリーティング、および名前のみです。別のオーディオ形式で録音された既存のメッセージ、グリーティング、および名前は、新しい設定の影響を受けません。

メッセージ、グリーティング、および名前の録音用に別のオーディオ形式を選択するには、次の手順を実行します。

メッセージ録音用のオーディオ形式を変更する


ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、 [System Settings] を展開し、 [General Configuration] をクリックします。

ステップ 2 [General Configuration] ページの [Recording Format] リストで、適切な設定をクリックします。

再生デバイスが別のオーディオ形式を使用している場合は、メッセージ、グリーティング、および名前を Connection が適切なオーディオ形式に変換する必要があります。変換しない場合は、再生デバイスがそれらを再生できなくなります。

ステップ 3 [Save] をクリックします。