Cisco Unity Connection ユーザの移動、追加、変更 ガイド Release 2.x
ユーザ アカウントとメッセージの移行
ユーザ アカウントとメッセージの移行
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

ユーザ アカウントとメッセージの移行

または 1.x のユーザおよびメッセージを 2.x に移行するためのタスク リスト

複数のテンプレートを使用してユーザ アカウントを作成するための準備

ユーザ データおよびメッセージのインポート

ユーザ アカウントとメッセージの移行

ユーザのデータを Cisco Unity 4.x 以降または Cisco Unity Connection 1.x からエクスポートして Cisco Unity Connection 2.x にインポートする場合は、この章の情報を利用してください。ボイス メッセージを移行することもできます。

Cisco Unity または Cisco Unity Connection 1.x のユーザおよびメッセージを Connection 2.x に移行するためのタスク リスト

次のタスク リストは、Connection 2.x システムをすでにインストールして設定済みであることを前提としています。

Cisco Unity または Connection 1.x のユーザ データおよびメッセージを Connection 2.x に移行するには、次の作業を実行します。

1. Connection 2.x サーバからアクセス可能なサーバ上に、セキュア シェル(SSH)サーバ アプリケーションがインストールされていない場合は、インストールします。Cisco Unity または Connection 1.x のデータを Connection 2.x にインポートする移行ツールは、エクスポートされたユーザ データとメッセージに対して SSH を使用してアクセスします。

2. ユーザ データおよびメッセージを Cisco Unity または Connection 1.x からエクスポートするために必要なユーティリティをダウンロードします。

ユーザ データおよびメッセージを Cisco Unity 4.x 以降からエクスポートするには、Unity to Connection Migration Export ユーティリティをダウンロードします。このユーティリティは、
http://www.ciscounitytools.com/App_CUCMigrationExport.htm から入手可能です。

ユーザ データおよびメッセージを Connection 1.x からエクスポートするには、Connection 1.x to 2.x Export ユーティリティをダウンロードします。このユーティリティは、
http://www.ciscounitytools.com/App_CUC1xTo2xMigrationExport.htm から入手可能です。

3. ユーザ データおよびメッセージのエクスポート元となる Cisco Unity サーバまたは Connection サーバにログオンし、ステップ 2. でダウンロードしたエクスポート ユーティリティをインストールします。

4. Cisco Unity または Connection のエクスポート ユーティリティを実行して、ユーザ データおよびメッセージをエクスポートします。エクスポート先は、SSH サーバ アプリケーションをインストール済みで Connection 2.x サーバからアクセス可能なサーバにします。ユーティリティを実行する方法の詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

5. デフォルトでは、ユーザ データをインポートするためのユーティリティは、どのユーザ アカウントを作成する場合も同じテンプレートを使用します。複数のテンプレートを使用してユーザ アカウントを作成する場合は、CSV ファイルのコピーを複数作成し、必要な部分を編集します。「複数のテンプレートを使用してユーザ アカウントを作成するための準備」を参照してください。

6. ユーザ データおよびメッセージをインポートします。詳細については、「ユーザ データおよびメッセージのインポート」を参照してください。

複数のテンプレートを使用してユーザ アカウントを作成するための準備

ユーザ データを Cisco Unity または Connection 1.x からエクスポートするユーティリティは、すべてのユーザのデータが含まれた 1 つの CSV ファイルを作成します。このデータを Connection 2.x にインポートするユーティリティは、新しいユーザ アカウントを作成するときに、すべて同じテンプレートを使用します。複数のテンプレートを使用してユーザ アカウントを作成する場合は、CSV ファイルを分割して、テンプレートごとに別のファイルにします(テンプレートへのユーザの割り振り方によっては、すべてのユーザ アカウントを同じテンプレートを使用して作成し、ユーザ設定を個々に更新した方が早く作業を完了できます)。

複数のテンプレートを使用してユーザ アカウントを作成するための複数の CSV ファイルの準備


ステップ 1 Cisco Unity または Connection 1.x のデータのエクスポート先となった場所に、使用するテンプレートごとにサブディレクトリを作成します。それぞれのサブディレクトリには、対応するテンプレートと同じ名前を付けます。

ステップ 2 CSV ファイルを各サブディレクトリにコピーします。元の CSV ファイルと同じファイル名を使用してください。名前が異なる場合はインポートに失敗します。

ステップ 3 Cisco Unity または Connection 1.x のデータのエクスポート先となった場所から、ステップ 1 で作成した各サブディレクトリにすべての音声名 WAV ファイルをコピーします。ファイル名は、<user_alias>_VOICE_NAME.wav 形式です。

ユーザ データを CSV ファイルからインポートすると、対応する音声名 WAV ファイルもインポートされます。インポート ユーティリティでこれらのファイルの検索場所になるのは、インポート元の CSV ファイルが含まれているディレクトリのみです。

ステップ 4 各サブディレクトリにある CSV ファイルを開いて、対応するテンプレートを使用してインポートしないユーザの行を削除します。

たとえば、SalesStaffTemplate ディレクトリにある CSV ファイルを編集している場合は、SalesStaffTemplate を使用して作成する必要がないユーザの行をすべて削除します。


 

ユーザ データおよびメッセージのインポート

ユーザ データとメッセージの両方をエクスポートした場合は、ユーザ データをインポートしてからメッセージをインポートする必要があります。


注意 Cisco Unity Web アプリケーションのパスワードは、Active Directory に保存されるため、エクスポートできません。データのインポートによって新しいユーザ アカウントを作成した場合は、すべてのアカウントに対して同一のパスワードが設定されます。このパスワードは、データのインポート時に指定したテンプレートに含まれているパスワードです。

ユーザ データを Cisco Unity Connection 2.x にインポートする場合、パスワードが Connection クレデンシャル ポリシーで指定されたパスワード要件を満たしているかどうかは、ユーザの移行ユーティリティでは検証されません。ユーザは、Connection 2.x 電話ユーザ インターフェイスまたは Web アプリケーションに初めてログオンしたとき、パスワードを変更するように要求されます。クレデンシャル ポリシーによって、パスワード要件が適用されます。

ユーザ データを Connection 2.x システムにインポートする


ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [ツール(Tools)] を展開し、 [移行ユーティリティ(Migration Utilities)] を展開して、 [ユーザの移行(Migrate Users)] をクリックします。

ステップ 2 [サーバ名またはIPアドレス(Server Name or IP Address)] フィールドに、Cisco Unity または Connection 1.x のユーザ データのエクスポート先となった SSH サーバの名前または IP アドレスを入力します。

ステップ 3 [パス名(Path Name)] フィールドに、インポートするユーザ データが含まれているディレクトリのパスを入力します。

パスの形式は、当該のディレクトリへのアクセスについて、SSH サーバ アプリケーションをどのように設定したかによって異なります。

ステップ 4 [ユーザ名(User Name)] フィールドと [パスワード(Password)] フィールドに、データのエクスポート先となったサーバとファイルへのアクセスに必要な権限を持っているアカウントのアカウント名とパスワードを入力します。

ステップ 5 [ユーザ テンプレート(User Template)] で、テンプレートを選択します。このテンプレートの設定が、インポートしたデータを使用して作成されるすべてのユーザに適用されます。

ステップ 6 [失敗したオブジェクトのファイル名(Failed Objects Filename)]フィールドに、ログ ファイルのファイル名を入力します。データをインポートできなかったユーザに関する情報は、ここで指定するファイルに保存されます。

ステップ 7 [送信(Submit)] をクリックします。

インポートが完了すると、[ステータス(Status)]に「一括管理ツールが完了しました。(Bulk Administration Tool completed)」と表示され、インポート プロセスが成功したユーザ数と失敗したユーザ数が示されます。

ステップ 8 いずれかのユーザのインポートに失敗した場合は、ステップ 6 で指定したファイルを確認して、どのユーザ アカウントを作成できなかったかを確認し、必要に応じてエラーを修正します。

Connection のすべてのバージョンに共通するアカウント(Operator や UndeliverableMessagesMailbox など)に関するエラーは無視できます。

インポートに失敗したアカウントの数が少ない場合は、作成されていないアカウントを Cisco Unity Connection の管理で手動で作成した方が早く作業を完了できます。


注意 アカウントを手動で作成し、Cisco Unity または Connection 1.x からエクスポートしたメッセージをインポートする場合は、各アカウントに対して、対応する Cisco Unity アカウントまたは Connection 1.x アカウントとまったく同じエイリアスと SMTP アドレスを付与する必要があります。新しいアカウントに別のエイリアスまたは SMTP アドレスを付与した場合、Connection 2.x は、インポートされたメッセージを新しいアカウントに関連付けることができません。

インポートできなかったユーザ データを修正して再度インポートする場合は、次の手順を実行します。

a. ログ ファイルをローカル コンピュータに保存します。このファイルは、ステップ 6 の[失敗したオブジェクトのファイル名(Failed Objects Filename)]フィールドで指定したファイルであり、インポートできなかったユーザに関する行のみが含まれています。

b. ログ ファイルに含まれているデータを修正します。

c. ログ ファイルの名前を変更して、インポート元の CSV ファイルと同じ名前にします。

Cisco Unity の場合は、ファイル名を UnityMigrationOutput.csv に変更します。

Cisco Unity Connection の場合は、ファイル名を CUCMigrationOutput.csv に変更します。

d. 名前を変更したログ ファイルをインポート元の CSV ファイルが含まれているディレクトリにコピーして、元の CSV ファイルを上書きします。

e. すべてのアカウントが正常にインポートされるまで、ステップ 2ステップ 8 を繰り返します。


注意 ユーザ データとともにメッセージをエクスポートした場合は、すべてのユーザ アカウントを正常に作成してからメッセージをインポートする必要があります。メッセージを先にインポートしようとしても失敗します。

ステップ 9 CSV ファイルを複数作成して、インポートで複数のテンプレートを使用できるようにした場合は、「複数のテンプレートを使用してユーザ アカウントを作成するための複数の CSV ファイルの準備」で作成した残りの CSV ファイルごとにステップ 2ステップ 8 を繰り返します。


 

メッセージを Connection 2.x システムにインポートする


ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [ツール(Tools)] を展開し、 [移行ユーティリティ(Migration Utilities)] を展開して、 [メッセージの移行(Migrate Messages)] をクリックします。

ステップ 2 [サーバ名またはIPアドレス(Server Name or IP Address)] フィールドに、Cisco Unity または Connection 1.x のユーザ データとメッセージのエクスポート先となった SSH サーバの名前または IP アドレスを入力します。

ステップ 3 [パス名(Path Name)] フィールドに、インポートするメッセージが含まれているディレクトリのパスを入力します。

パスの形式は、当該のディレクトリへのアクセスについて、SSH サーバ アプリケーションをどのように設定したかによって異なります。

ステップ 4 [ユーザ名(User Name)] フィールドと [パスワード(Password)] フィールドに、データのエクスポート先となったサーバとファイルへのアクセスに必要な権限を持っているアカウントのアカウント名とパスワードを入力します。

ステップ 5 [送信(Submit)] をクリックします。

インポートが完了すると、[ステータス(Status)]に「一括管理ツールが完了しました。(Bulk Administration Tool completed)」と表示され、移行されたメッセージ数が示されます。