Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection Release 2.x
トレースの設定
トレースの設定
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 429KB) | フィードバック

目次

トレースの設定

トレース パラメータの設定

トレース設定でのサービス グループ

デバッグ トレース レベルの設定

トレース フィールドの説明

Cisco Database Layer Monitor のトレース フィールド

Cisco RIS Data Collector のトレース フィールド

トレース出力設定の説明およびデフォルト

関連項目

トレースの設定


) トレースをイネーブルにすると、システム パフォーマンスは低下します。したがって、トレースは、トラブルシューティングを行う場合だけイネーブルにしてください。トレースの使用方法については、技術サポート チームに問い合せてください。


この章は、次の項で構成されています。

「トレース パラメータの設定」

「トレース設定でのサービス グループ」

「デバッグ トレース レベルの設定」

「トレース フィールドの説明」

「トレース出力設定の説明およびデフォルト」

「関連項目」

トレース パラメータの設定

この項では、Cisco Unified Serviceability を使用して管理する機能サービスおよびネットワーク サービスのトレース パラメータを設定する方法について説明します。


ヒント Cisco Unity Connection の場合、Cisco Unity Connection の問題をトラブルシューティングするには、Cisco Unified Serviceability および Cisco Unity Connection Serviceability でトレースを実行することが必要な場合があります。Cisco Unified Serviceability でサポートされるサービスをトラブルシューティングするには、Cisco Unified Serviceability でトレースを実行します。同様に、Cisco Unity Connection コンポーネントをトラブルシューティングするには、Cisco Unity Connection Serviceability でトレースを実行します。Cisco Unity Connection Serviceability でトレースを実行する方法の詳細については、『Cisco Unity Connection サービスアビリティ アドミニストレーション ガイド』を参照してください。


手順


ステップ 1 [Trace] > [Configuration] を選択します。

[Trace Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Server] ドロップダウン リスト ボックスから、トレースを設定する対象のサービスを実行するサーバを選択して、 [Go] をクリックします。

ステップ 3 [Service Group] ドロップダウン リスト ボックスから、トレースを設定する対象のサービスのサービス グループを選択して、 [Go] をクリックします。


ヒント 表7-1 は、[Service Group] ドロップダウン リスト ボックスに表示されるオプションに対応する、サービスおよびトレース ライブラリの一覧を示しています。

ステップ 4 [Service] ドロップダウン リスト ボックスから、トレースを設定する対象のサービスを選択して、 [Go] をクリックします。

ドロップダウン リスト ボックスに、アクティブおよび非アクティブのサービスが表示されます。

サービスのトラブルシューティング トレースを設定済みの場合は、ウィンドウの上部に、トラブルシューティング トレース機能が設定されていることを示すメッセージが表示されます。これは、[Trace Configuration] ウィンドウ内の [Trace Output Settings] を除くすべてのフィールドがディセーブルになることを意味します。[Trace Output Settings] を設定するには、ステップ 9 に進みます。トラブルシューティング トレースをリセットするには、「トラブルシューティング トレースの設定」を参照してください。

選択したサービスのトレース パラメータが表示されます。さらに、[Apply to All Nodes] チェックボックスが表示されます。


ヒント [Apply to All Nodes] チェックボックスは、Cisco Unity Connection には適用されません。

ステップ 5 [Trace On] チェックボックスをオンにします。

ステップ 6 [Debug Trace Level] ドロップダウン リスト ボックスから、「デバッグ トレース レベルの設定」 の説明に従って、トレースする情報のレベルを選択します。

ステップ 7 選択したサービスに対応する [Trace Fields] チェックボックスをオンにします(たとえば、[Cisco Log Partition Monitoring Tool Trace Fields])。

ステップ 8 サービスに、アクティブ化するトレースを指定できる複数のトレース設定がない場合は、 [Enable All Trace] チェックボックスをオンにします。選択したサービスに複数のトレース設定がある場合は、次の項の説明に従って、イネーブルにするトレースの横のチェックボックスをオンにします。

「Cisco Database Layer Monitor のトレース フィールド」

「Cisco RIS Data Collector のトレース フィールド」

ステップ 9 トレース ファイルの数とサイズを制限するには、トレース出力設定を指定します。説明およびデフォルト値については、 表7-6 を参照してください。

ステップ 10 トレース パラメータ設定を保存するには、 [Save] ボタンをクリックします。

トレース設定に対する変更は、ただちにすべてのサービスに対して有効になります。


) デフォルトを設定するには、[Set Default] ボタンをクリックします。



 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トレース設定でのサービス グループ

表7-1 は、[Trace Configuration] ウィンドウの [Service Group] ドロップダウン リスト ボックス内のオプションに対応するサービスおよびトレース ライブラリの一覧を示しています。

 

表7-1 トレース設定でのサービス グループ

サービス グループ
サービスおよびトレース ライブラリ
注記

Database and Admin Services

Cisco AXL Web Service、Cisco CCM DBL Web Library、Cisco CCMAdmin Web Service、Cisco Database Layer Monitor

これらのサービス(Cisco CCM DBL Web Library を除く)の説明については、「サービスについて」を参照してください。

[Cisco CCM DBL Web Library] オプションを選択すると、Java アプリケーション用のデータベース アクセスのトレースがアクティブになります。C++ アプリケーション用のデータベース アクセスの場合は、「Cisco Database Layer Monitor のトレース フィールド」の説明に従って、Cisco Database Layer Monitor のトレースをアクティブにします。

Database and Admin Services グループのほとんどのサービスでは、特定のコンポーネントのトレースをイネーブルにするのではなく、サービス/ライブラリのすべてのトレースをイネーブルにします。Cisco Database Layer Monitor では、特定のコンポーネントのトレースを実行できます。

Performance and Monitoring Services

Cisco AMC Service、Cisco CCM NCS Web Library、Cisco Log Partition Monitoring Tool、Cisco RIS Data Collector、および Cisco RTMT Web Service

これらのサービス(Cisco CCM NCS Web Library および Cisco RTMT Web Service を除く)の説明については、「サービスについて」を参照してください。

[Cisco CCM NCS Web Library] オプションを選択すると、Java クライアント用のデータベース変更通知のトレースがアクティブになります。

[Cisco RTMT Web Service] オプションを選択すると、RTMT servlet のトレースがアクティブになります。このトレースを実行すると、RTMT クライアント クエリーのサーバ側のログが作成されます。

Backup and Restore Services

Cisco DRF Local および Cisco DRF Master

これらのサービスの説明については、「サービスについて」を参照してください。

特定のコンポーネントのトレースを実行するのではなく、各サービスのすべてのトレースをイネーブルにします。

System Services

Cisco CCMRealm Web Service、Cisco CCMService Web Service、Cisco Common User Interface、および Cisco Trace Collection Service

Cisco Trace Collection Service の説明については、「サービスについて」を参照してください。

[Cisco CCMRealm Web Service] オプションを選択すると、ログイン認証のトレースがアクティブになります。

[Cisco Common User Interface] オプションを選択すると、複数のアプリケーション(たとえば、Cisco Unified オペレーティング システムの管理ページおよび Cisco Unified Serviceability)が使用する共通コードのトレースがアクティブになります。

[Cisco CCMService Web Service] オプションを選択すると、Cisco Unified Serviceability Web アプリケーション(GUI)のトレースがアクティブになります。

特定のコンポーネントのトレースを実行するのではなく、各オプション/サービスのすべてのトレースをイネーブルにします。

SOAP Services

Cisco SOAP Web Service

[Cisco SOAP Web Service] オプションを選択すると、AXL Serviceability API 用のトレースがアクティブになります。

特定のコンポーネントのトレースを実行するのではなく、このサービスのすべてのトレースをイネーブルにします。

Platform Services

Cisco Unified OS Admin Web Service

Cisco Unified OS Admin Web Service は Cisco Unified オペレーティング システムの管理ページをサポートするものです。Cisco Unified オペレーティング システムの管理ページは、証明書管理、バージョン設定、インストールおよびアップグレードなどのプラットフォーム関連機能を管理するための Web アプリケーションです。

特定のコンポーネントのトレースを実行するのではなく、このサービスのすべてのトレースをイネーブルにします。

デバッグ トレース レベルの設定

表7-2 では、サービスのデバッグ トレース レベルの設定について説明します。

 

表7-2 サービスのデバッグ トレース レベル

レベル
説明

Error

アラーム状態およびイベントをトレースします。異常パスで生成されるすべてのトレースに使用されます。CPU サイクルの最小数を使用します。

Special

すべての Error 状態と、プロセスおよびデバイス初期化メッセージをトレースします。

State Transition

すべての Special 状態と、通常運用時に発生するサブシステム状態遷移をトレースします。コール処理イベントをトレースします。

Significant

すべての State Transition 状態と、通常運用時に発生するメディア レイヤ イベントをトレースします。

Entry/Exit


) サービスによっては、このトレース レベルを使用しない場合があります。


すべての Significant 状態と、ルーチンの入口点および出口点をトレースします。

Arbitrary

すべての Entry/Exit 状態と、低レベル デバッグ情報をトレースします。

Detailed

すべての Arbitrary 状態と、詳細デバッグ情報をトレースします。

表7-3 では、servlet のデバッグ トレース レベルの設定について説明します。

 

表7-3 servlet のデバッグ トレース レベル

レベル
説明

Fatal

アプリケーションの異常終了を引き起こす可能性がある、非常に重大なエラー イベントをトレースします。

Error

アラーム状態およびイベントをトレースします。異常パスで生成されるすべてのトレースに使用されます。

Warn

障害を起こす可能性のある状態をトレースします。

Info

servlet の問題の大部分をトレースします。システム パフォーマンスへの影響は最小です。

Debug

すべての State Transition 状態と、通常運用時に発生するメディア レイヤ イベントをトレースします。

すべてのログインをオンにするトレース レベルです。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トレース フィールドの説明

一部のサービスでは、サービスのすべてのトレースをイネーブルにするのではなく、特定のコンポーネントのトレースをアクティブにすることができます。次の一覧には、特定のコンポーネントのトレースをアクティブにできるサービスが含まれています。サービスの各トレース フィールドの説明については、次のいずれかの項を参照してください。サービスが次の一覧に存在しない場合は、[Trace Configuration] ウィンドウにそのサービスの [Enable All Trace] チェックボックスが表示されます。

「Cisco Database Layer Monitor のトレース フィールド」

「Cisco RIS Data Collector のトレース フィールド」

Cisco Database Layer Monitor のトレース フィールド

表7-4 では、Cisco Database Layer Monitor のトレース フィールドを説明します。

 

表7-4 Cisco Database Layer Monitor のトレース フィールド

フィールド名
説明

Enable DB Library Trace

C++ アプリケーション用のデータベース ライブラリ トレースをアクティブにします。

Enable Service Trace

サービス トレースをアクティブにします。

Enable DB Change Notification Trace

C++ アプリケーション用のデータベース変更通知トレースをアクティブにします。

Enable Unit Test Trace

このチェックボックスはオンにしないでください。シスコのエンジニアが、デバッグのために使用します。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

Cisco RIS Data Collector のトレース フィールド

表7-5 では、Cisco RIS Data Collector のトレース フィールドを説明します。

 

表7-5 Cisco RIS Data Collector のトレース フィールド

フィールド名
説明

Enable RISDC Trace

RIS Data Collector サービス(RIS)の RISDC スレッドのトレースをアクティブにします。

Enable System Access Trace

RIS Data Collector のシステム アクセス ライブラリのトレースをアクティブにします。

Enable Link Services Trace

RIS Data Collector のリンク サービス ライブラリのトレースをアクティブにします。

Enable RISDC Access Trace

RIS Data Collector の RISDC アクセス ライブラリのトレースをアクティブにします。

Enable RISDB Trace

RIS Data Collector の RISDB ライブラリのトレースをアクティブにします。

Enable PI Trace

RIS Data Collector の PI ライブラリのトレースをアクティブにします。

Enable XML Trace

RIS Data Collector サービスの入力/出力 XML メッセージのトレースをアクティブにします。

Enable Perfmon Logger Trace

RIS Data Collector のトラブルシューティング perfmon データ ロギング用のトレースをアクティブにします。ログ ファイルの名前、ログ記録されるカウンタの合計数、アプリケーションおよびシステムのカウンタおよびインスタンスの名前、プロセスおよびスレッド CPU 使用率の計算、ログ ファイルのロールオーバーおよび削除の発生をトレースするときに使用されます。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トレース出力設定の説明およびデフォルト

表7-6 は、トレース ログ ファイルの説明とデフォルトを示しています。


注意 [Trace Configuration] ウィンドウで [Maximum No. of Files] または [Maximum File Size] の設定を変更すると、サービスが実行中の場合は、現行ファイルを除くすべてのサービス ログ ファイルが削除されます。サービスがアクティブ状態でない場合は、サービスをアクティブにした直後にファイルが削除されます。ログ ファイルのレコードを保持する場合は、[Maximum No. of Files] または [Maximum File Size] の設定を変更する前に、サービス ログ ファイルを別のサーバにダウンロードして保存します。この作業を行うには、RTMT の Trace and Log Central を使用します。

 

表7-6 トレース出力設定

フィールド
説明

Maximum number of files

このフィールドでは、指定されたサービスのトレース ファイルの合計数を指定します。

Cisco Unified Serviceability では、シーケンス番号がファイル名に自動的に付加されて、ファイルが識別されます(たとえば、cus299.txt)。シーケンスの最後のファイルがいっぱいになると、トレース データは最初のファイルから上書きされます。デフォルトは、サービスによって異なります。

Maximum file size (MB)

このフィールドでは、トレース ファイルの最大サイズを指定します(MB 単位)。デフォルトは、サービスによって異なります。

追加情報

「関連項目」を参照してください。