Cisco Unity Connection サービスアビリティ アドミニストレーション ガイド Release 2.x
トレースの使用方法
トレースの使用方法
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 250KB) | フィードバック

目次

トレースの使用方法

トレースの概要

トレース ログ ファイルの設定

マイクロ トレースの有効化

使用可能なマイクロ トレース

マクロ トレースの有効化

使用可能なマクロ トレース

参考情報

トレースの使用方法

この章では、Cisco Unity Connection Serviceability でのトレースの使用方法について説明します。この章の構成は、次のとおりです。

「トレースの概要」

「トレース ログ ファイルの設定」

「マイクロ トレースの有効化」

「使用可能なマイクロ トレース」

「マクロ トレースの有効化」

「使用可能なマクロ トレース」

「参考情報」

トレースの概要

Cisco Unity Connection Serviceability トレースは、次のような方法で、 Cisco Unity Connection の問題のトラブルシューティングに役立ちます。

コンポーネントに対してトレースを実行したときに作成できるログ ファイルの最大数や最大ファイル サイズなどのログ ファイル パラメータを、Cisco Unity Connection コンポーネントごとに指定できます。

必要なマイクロ トレースおよびマイクロ トレース情報のレベルを有効にできます。

必要なマクロ トレース(事前に選択されたマクロ トレースのグループ)およびマクロ トレース情報のレベルを有効にできます。

ログ ファイルを設定してトレースを有効にした後は、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)で Trace and Log Central オプションを使用してトレース ログ ファイルを収集できます。トレース収集の詳細については、『 Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection 』の「RTMT での Trace and Log Central の設定」の章を参照してください。


) マクロ トレースまたはマイクロ トレースを有効にすると、システムのパフォーマンスが低下します。トレースを有効にするのは、トラブルシューティングの場合だけです。


トレース ログ ファイルの設定

Cisco Unity Connection サービスのトレース ログ ファイルを設定するには、次の手順を実行します。


) トレース情報がログ ファイルに書き込まれるようにするには、まず、選択した領域でトラブルシューティング情報を提供するマイクロ トレースまたはマクロ トレースを有効にする必要があります。


トレース ログ ファイルを設定する


ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability で、 [Trace] >[Configuration] をクリックします。

[Trace Configuration]ページが表示されます。

ステップ 2 [Server]ドロップダウン ボックスで、Cisco Unity Connection サーバをクリックして [Go] をクリックします。

ステップ 3 [Component]ドロップダウン ボックスから、トレース ログ ファイルを設定するコンポーネントを選択し、 [Go] をクリックします。


) ドロップダウン ボックスにすべてのコンポーネント(アクティブおよび非アクティブ)が表示されます。


ステップ 4 [Maximum No. of Files]フィールドに、このコンポーネントに対して作成するトレース ログ ファイルの最大数を入力します。

ステップ 5 [Maximum File Size]フィールドに、このコンポーネントに対して作成するトレース ログ ファイルのサイズの上限(メガバイト単位)を入力します。

ステップ 6 デフォルト設定に戻す場合は、 [Set Default] をクリックします。それ以外の場合は、次のステップに進みます。

ステップ 7 [Save] をクリックします。

ステップ 8 このコンポーネントの古いトレース ログ ファイルを新しいトレース ログ ファイルに替えたい場合は、 [Restart Log Files] をクリックします。


 


ヒント ログ ファイルを設定してトレースを有効にした後は、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)で Trace and Log Central オプションを使用してトレース ログ ファイルを収集できます。トレース収集の詳細については、『Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection』の「RTMT での Trace and Log Central の設定」の章を参照してください。


追加情報

「参考情報」を参照してください。

マイクロ トレースの有効化

マイクロ トレースは、特定の Cisco Unity Connection コンポーネントの問題をトラブルシューティングする場合に有効にします。たとえば、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の Alert Central ツールでエラーが発生した場合は、Notifier トレースを有効にします。ただし、トレースを実行するとシステム パフォーマンスとハード ドライブ スペースに影響が及ぶことに留意してください。


) マイクロ トレースを有効にすると、システムのパフォーマンスが低下します。トレースを有効にするのは、トラブルシューティングの場合だけです。


マイクロ トレースを有効にする


ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability で、 [Trace] >[Micro Traces] を選択します。

[Micro Traces]ページが表示されます。

ステップ 2 [Server]ドロップダウン ボックスで、Cisco Unity Connection サーバをクリックして [Go] をクリックします。

ステップ 3 [Micro Trace]ドロップダウン ボックスで、有効にするマイクロ トレースをクリックして、 [Go] をクリックします。

ステップ 4 [Micro-Trace Levels]の下で、有効にするマイクロ トレース レベルのチェックボックスをオンにします。

ステップ 5 [Save] をクリックします。


 


ヒント Cisco Unity Connection の問題をトラブルシューティングするには、Cisco Unity Connection Serviceability および Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にする必要がある場合もあります。Cisco Unity Connection コンポーネントをトラブルシューティングするには、Cisco Unity Connection Serviceability でトレースを有効にします。同様に、Cisco Unified Serviceability でサポートされているサービスをトラブルシューティングするには、Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にします。Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にする方法については、『Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection』を参照してください。


追加情報

「参考情報」を参照してください。

使用可能なマイクロ トレース

表3-1 で、使用可能なマイクロ トレースのリストを示し、それぞれのマイクロ トレースの分析内容を説明します。

 

表3-1 マイクロ トレース

マイクロ トレース名
トレースの分析内容

Arbiter

コールに使用されるカンバセーション、ポート、およびコール ルーティング ルール

AudioStore

Media Master を使用してオーディオ ストリームを再生または録音する Web ベースのアプリケーションによって使用されるオーディオ録音サービス

AxlAccess

電話関連のプロパティを取得および設定するための AXL サーバとの対話

BulkAdministrationTool

複数のユーザまたはシステム連絡先の作成、更新、および削除に使用される Bulk Administration Tool

CCL

Cisco Unified MeetingPlace Express からの会議情報の取得

CDE

カンバセーション エンジンおよびカンバセーション イベント

CDL

データベースからの情報の取得

CML

Cisco Unity Connection メッセージ ストアからのメッセージの取得。テキスト/スピーチ機能を使用して電子メール メッセージを読み取るための Exchange サーバからのメッセージの取得(IMAP を使用)。

CiscoPCA

Cisco Personal Communications Assistant(Cisco PCA)

Common

Cisco Unity Connection サービスによって共有されるコンポーネント用の低レベル アクティビティ

ConfigData

データベース内で更新された設定データの検出

ConvRoutingRules

Arbiter によるコールの転送先となるカンバセーション

ConvSub

ユーザ アクティビティおよび使用状況

CsLicense

ライセンスの処理に関連する機能

CsMalUmss

CML、Notifier、および IMAP サーバによるメッセージ ストアへのアクセス

CuCcmSynchronizationTasks

Cisco Unified CM からのユーザ データの同期化

CuCsMgr

Cisco Unity Connection の主要プロセス。Connection の起動と停止。

CuEncrypt

暗号化(メッセージングを除く)と暗号化監査ログ

CuGal

Exchange からのカレンダーおよび連絡先情報の取得

CuImapSvr

IMAP クライアントによるボイス メッセージへのアクセス

CuService

Cisco Unity Connection Serviceability のアクティビティ

Cuca

Cisco Unity Connectionの管理 のアクティビティ

DataSysAgentTasks

SysAgent タスク

DbEvent

データベース変更のコンポーネント通知

FailureConv

システム エラーが発生した場合の失敗カンバセーションのアクティベーション

LicenseClient

ライセンス管理に関連する機能

Logger

トレース、ログ、およびイベントの書き込み

MTA

メッセージ ストアへのボイス メッセージの送信

MediaMasterControl

クライアント ワークステーションでの Media Master コントロール

MediaMasterUMS

Media Master と AudioStore の間でストリーム オーディオ録音を処理する UMS サービス

MediaMasterWeb

Media Master コントロールを持つ Web ベースのアプリケーションで使用される Web ページ レンダリング モジュール

MiuAdm

ボイス メッセージ ポートのテストおよび証明書の生成に関連する Cisco Unity Connectionの管理内の機能

MiuCall

Miu とカンバセーションの間のプロセス

MiuDatatbase

データベースへのアクセスに関連するメディア アクティビティ

MiuGeneral

電話ユーザ インターフェイス(TUI)によるコールのトラッキング、コール コントロール機能、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオンとオフの切り替え、通知機能とアウトダイヤル機能、基本メディアまたは WAV ファイル使用量

MiuIO

TAPI(回線交換または Cisco Unified CallManager)連動でのメディアまたは WAV ファイルの使用量

MiuMethods

着信コールの受け渡し、コール コントロール、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオンとオフの切り替え、通知機能とアウトダイヤル機能、メディアまたは WAV ファイル使用量

MiuSIP

SIP コール コントロール

MiuSIPStack

コール コントロールのための低レベル SIP 対話

MiuSkinny

SCCP コール コントロール

MiuTranscode

トランスコーディングに関連する低レベル メディア機能

Mixer

メディアおよびテキスト/スピーチ機能に関連する低レベル アクティビティ

Monitor

コール中のボイス メッセージ ポートおよびコール処理のステータスの監視。Real-Time Monitoring Tool にポート ステータスを表示するためのサーバ側の機能。

Notifier

メッセージおよび選択されたイベントの通知、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオンとオフの切り替え

PCAMeetingPlace

Cisco Unified MeetingPlace Express 連動に関連する Cisco Personal Communications Assistant のアクティビティ

PCAUnifiedCM

Cisco Unified Communications Manager 連動に関連する Cisco Personal Communications Assistant のアクティビティ

PerfMonitor

Cisco Unity Connection が使用するパフォーマンス モニタ システム オブジェクトのアクティビティ

PhoneManager

IP 電話アプリケーションの管理

PhraseServer

再生するプロンプトおよびユーザ DTMF 入力。ログはファイルに書き込まれます。

PhraseServerToMonitor

再生するプロンプトおよびユーザ DTMF 入力。ログはモニタに書き込まれます。

RSS

RSS クライアントからのボイスメールの確認に使用される RSS フィード

ReportDataHarvester

レポート データベース内のエントリに対するデータ ログ ファイル内の内容のカンバセーション

ResourceLoader

GUI での選択された言語の使用、製品またはメッセージ情報でのストリングの埋め込み

ResourceManager

使用可能なリソースを監視し、必要に応じて Arbiter に提供

RoutingRules

コール ルーティングの決定

RulesEngine

コール中にサブスクライバの Cisco Unity パーソナル着信転送ルール を評価

SMTP

SMTP 機能

Scheduler

現在アクティブな Cisco Unity Connection スケジュール(通常の業務時間内または業務時間外)または休日

SslInit

OpenSSL を使用するコンポーネントの初期化手順

SysAgent

管理者が入力するシステム タスク(MWI の再同期化など)をスケジュールするシステム エージェント コンポーネント

TRaP

クライアントが電話機を録音および再生デバイスとして使用できるようにする、電話での録音と再生(TRAP)

TextToSpeech

テキスト/スピーチ機能のアクティビティ

ThreadPool

プロセッサによるスレッドの使用

TimerHelper

Conversation Manager コンポーネントが使用するタイマー

TranscodeWeb

着信オーディオ ストリームを、Cisco Unity Connection が使用するオーディオ形式に変換する Web サーバ オーディオ形式変換ユーティリティ

UmssSysAgentTasks

システム エージェント コンポーネントのメッセージ タスク

UnityAssistant

Cisco Personal Communications Assistant での Cisco Unity Assistant のアクティビティ

UnityInbox

Cisco Personal Communications Assistant での Cisco Unity Inbox のアクティビティ

UnityPCTR

Cisco Personal Communications Assistant での Cisco Unity パーソナル着信転送ルール のアクティビティ

VUI

ボイス ユーザ インターフェイス

VirtualQueue

コール キューイング

追加情報

「参考情報」を参照してください。

マクロ トレースの有効化

マクロ トレースは、特定の Cisco Unity Connection コンポーネントの問題をトラブルシューティングする場合に有効にします。たとえば、MWI に問題が発生した場合は、Traces for MWI Problems マクロ トレースを有効にします。ただし、トレースを実行するとシステム パフォーマンスとハード ドライブ スペースに影響が及ぶことに留意してください。


) マクロ トレースを有効にすると、システムのパフォーマンスが低下します。トレースを有効にするのは、トラブルシューティングの場合だけです。


マクロ トレースを有効にする


ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability で、 [Trace] >[Macro Traces] をクリックします。

[Macro Traces]ページが表示されます。

ステップ 2 [Server]ドロップダウン ボックスで、Cisco Unity Connection サーバをクリックして [Go] をクリックします。

ステップ 3 有効にするマクロ トレースのチェックボックスをオンにします。

ステップ 4 マクロ トレースを展開し、有効にするレベルのチェックボックスをオンにします。

ステップ 5 [Save] をクリックします。


 


ヒント Cisco Unity Connection の問題をトラブルシューティングするには、Cisco Unity Connection Serviceability および Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にする必要がある場合もあります。Cisco Unity Connection コンポーネントをトラブルシューティングするには、Cisco Unity Connection Serviceability でトレースを有効にします。同様に、Cisco Unified Serviceability でサポートされているサービスをトラブルシューティングするには、Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にします。Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にする方法については、『Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection』を参照してください。


追加情報

「参考情報」を参照してください。

使用可能なマクロ トレース

表3-2 で、使用可能なマクロ トレースのリストを示し、それぞれのマクロ トレースの分析内容を説明します。

 

表3-2 マクロ トレース

マクロ トレース名
トレースの分析内容

Call Flow Diagnostics

Cisco Unity Connection を通じてのコールのフロー

Message Objectid Tracking Traces

メッセージ処理。送信から削除までメッセージを処理するオブジェクト。

Call Control (Miu) Traces

コール コントロール機能

Traces for MWI Problems

メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオンとオフの切り替え

Traces for Other Notification Problems

通知機能とアウトダイヤル機能

Unity Startup

Cisco Unity Connection 起動機能

Voice User Interface/Speech Recognition Traces

ボイス ユーザ インターフェイス(VUI)

Media (Wave) Traces

メディアおよび WAV ファイル使用量

Text to Speech (TTS) Traces

テキスト/スピーチ(TTS)機能。TTS と対話する別の Cisco Unity Connection コンポーネントにトレースを記録することもできます。

Connection Serviceability Web Service

Cisco Unified Serviceability のアクティビティ

追加情報

「参考情報」を参照してください。

参考情報

「トレースの概要」

「トレース ログ ファイルの設定」

「マイクロ トレースの有効化」

「使用可能なマイクロ トレース」

「マクロ トレースの有効化」

「使用可能なマクロ トレース」

Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection

Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection