Cisco Unity リコンフィギュレーション アップグレード ガイド
Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデックの 変更
Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデックの変更
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2010/02/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデックの変更

8.x のオーディオ コーデックの変更のタスク リスト

通話で使用される 8.x のオーディオ コーデック形式を調べる

8.x でメッセージの録音および再生に使用するオーディオ コーデックを変更する

メッセージの録音用のオーディオ コーデックを選択するための考慮事項

メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを表示する

メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを変更する

メッセージを再生するユーザ ワークステーションをセットアップする

8.x で既存のグリーティングおよび録音名のオーディオ コーデック形式を変更する

8.x でシステム プロンプトのオーディオ コーデック形式を変更する

8.x システムの音質を評価する

Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデックの変更

音質やシステム パフォーマンスを向上させるために、Cisco Unity で使用するオーディオ コーデックを変更できます。次の項を参照してください。

「Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデックの変更のタスク リスト」

「通話で使用される Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデック形式を調べる」

「Cisco Unity 8.x でメッセージの録音および再生に使用するオーディオ コーデックを変更する」

「Cisco Unity 8.x で既存のグリーティングおよび録音名のオーディオ コーデック形式を変更する」

「Cisco Unity 8.x でシステム プロンプトのオーディオ コーデック形式を変更する」

「Cisco Unity 8.x システムの音質を評価する」

Cisco Unity の新規インストール時にオーディオ コーデックを選択および実装する方法については、次のマニュアルを参照してください。

ホワイト ペーパー『 Audio Codecs and Cisco Unity 』。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_white_papers_list.html から入手できます。

Design Guide for Cisco Unity Release 8.x の「Network Infrastructure Requirements」の章の「Audio Codecs」を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_implementation_design_guides_list.html から入手可できます。

Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデックの変更のタスク リスト

通常、Cisco Unity システムで使用するオーディオ コーデックを変更するには、次のタスクが必要です。

1. 通話で使用されるオーディオ コーデック形式を調べます。「通話で使用される Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデック形式を調べる」を参照してください。

2. メッセージの録音および再生に使用するオーディオ コーデックを選択します。「Cisco Unity 8.x でメッセージの録音および再生に使用するオーディオ コーデックを変更する」を参照してください。

3. 既存の Cisco Unity グリーティングと録音名のオーディオ コーデック形式を、Cisco Unity でメッセージの録音に使用するオーディオ コーデックと一致させます。「Cisco Unity 8.x で既存のグリーティングおよび録音名のオーディオ コーデック形式を変更する」を参照してください。

4. システム プロンプトのオーディオ コーデック形式を、Cisco Unity でメッセージの録音に使用するオーディオ コーデックと一致させます。「Cisco Unity 8.x でシステム プロンプトのオーディオ コーデック形式を変更する」を参照してください。

5. システムの音質を評価します。「Cisco Unity 8.x システムの音質を評価する」を参照してください。

通話で使用される Cisco Unity 8.x のオーディオ コーデック形式を調べる

通話のメディア ストリーム(回線上)のために、Cisco Unity では次のオーディオ コーデック形式がサポートされます。

G.711 Mu-Law

G.729a


) G.729a コーデックが使用される場合、Cisco Unity は無音検出を実行できません。このコーデックを使用すると、長い間無音が続くか、全体的に無音のメッセージになります。


Cisco Unity は電話システムとネゴシエートし、通話のメディア ストリームで使用されるオーディオ コーデック形式を調べます。

電話システムの管理者に問い合わせて、通話のメディア ストリームで使用されるオーディオ コーデック形式を調べます。

Cisco Unity 8.x でメッセージの録音および再生に使用するオーディオ コーデックを変更する

Cisco Unity サーバが 1 台しか設置されていないサイトでは、メッセージの録音用に単一のオーディオ コーデックが選択されます。複数の Cisco Unity サーバが設置されているネットワーク環境では、各サーバに対して、そのサイトの必要に応じた複数のオーディオ コーデック使用して、メッセージを録音できます。

Cisco Unity では、メッセージの録音および再生に使用する次のオーディオ コーデックがサポートされます。

 

表 6-1 メッセージの録音および再生に使用するオーディオ コーデック

オーディオ コーデック
およそのファイル サイズ、1 分のメッセージ
説明

G.711 A-Law

480 KB

Windows オペレーティング システムによって、自動的に次のものがインストールされます。

Cisco Unity サーバ。

ユーザ ワークステーション。

G.711 Mu-Law

480 KB

Windows オペレーティング システムによって、自動的に次のものがインストールされます。

Cisco Unity サーバ。

ユーザ ワークステーション。

G.729a

60 KB

次のものが自動的にインストールされます。

Cisco Unity サーバ。

ViewMail for Outlook または DUC for Cisco がインストールされる場合、ユーザ ワークステーション。

(注) Cisco Unity では G.729b オーディオ コーデックがサポートされません。G.729b オーディオ コーデック形式で録音されたメッセージは G.729a オーディオ コーデックでコード変換できません。

G.726
8.000 kHz
11.025 kHz
22.050 kHz
44.100 kHz

240 KB(8 kHz)

Cisco Unity サーバおよび Cisco Unity Voice Connector for Microsoft Exchange がインストールされているサーバだけで自動的にインストールされています。

製造元の手順を使用して、ユーザ ワークステーションに手動でインストールされています。

GSM 6.10

98 KB

Windows オペレーティング システムによって、自動的に次のものがインストールされます。

Cisco Unity サーバ。

ユーザ ワークステーション。

Cisco Unity でメッセージの録音と再生に使用するオーディオ コーデックの選択、メッセージを再生するユーザ ワークステーションのセットアップについては、次の項を参照してください。

「メッセージの録音用のオーディオ コーデックを選択するための考慮事項」

「メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを表示する」

「メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを変更する」

「メッセージを再生するユーザ ワークステーションをセットアップする」

メッセージの録音用のオーディオ コーデックを選択するための考慮事項

通常、Cisco Unity では、再生デバイスで使用するのと同じオーディオ コーデック形式をメッセージの録音に使用します。たとえば、ほとんどのユーザが主に電話システムの内線でメッセージを再生する場合、Cisco Unity では、電話システムで使用するのと同じオーディオ コーデック形式でメッセージを録音する必要があります。ほとんどのユーザが主に PDA でメッセージを再生する場合、Cisco Unity では、PDA で使用するのと同じオーディオ コーデック形式(GSM 6.10 など)でメッセージを録音する必要があります。

メッセージの録音のためのオーディオ コーデック形式を設定する場合、次のことを考慮する必要があります。

録音に設定されるオーディオ コーデック形式が、すべてのユーザのシステム全体のすべてのメッセージ、グリーティング、ボイス名に反映されます。

Cisco Unity でメッセージの録音および再生、グリーティング、ボイス名に使用されるオーディオ コーデック形式の数を最小限にすると、Cisco Unity で実行する必要のあるオーディオ コーデック形式間のコード変換が減少し、Cisco Unity サーバのパフォーマンスへの影響が少なくなります。

低品質のコーデックでメッセージ、グリーティング、ボイス名を録音および保管した場合、再生時に高品質のコーデックに変換しても、音質は向上しません。通常、コード変換時(特にサンプル レートが変わる場合)に録音の音質が劣化します。

たとえば、G.729a オーディオ コーデック形式で録音されたメッセージが、G.711 Mu-Law オーディオ コーデック形式を使用するデバイスで再生される場合、音質が劣化します。ただし、G.711 Mu-Law オーディオ コーデック形式で録音されたメッセージが、同じオーディオ コーデック形式を使用するデバイスで再生される場合、音質は維持されます。

メッセージが G.726、GSM 6.10、または OKI ADPCM オーディオ コーデック形式で録音された場合、Cisco Unity サーバではメッセージの再生時にコード変換を実行する必要があります。これによって、音質およびシステムのパフォーマンスに影響する可能性があります。

録音に使用されるオーディオ コーデックを変更すると、設定の変更後に録音されたメッセージ、グリーティング、ボイス名だけに影響します。別のオーディオ コーデック形式で録音された既存のメッセージ、グリーティング、名前は、新しい設定による影響を受けません。


) [Tools Depot] の [WAV 形式の設定(Set WAV Format)] ツールを使用して、既存のグリーティングおよびボイス名のオーディオ コーデック形式を変更できます。ただし、このツールは既存のメッセージのオーディオ コーデック形式の変更には使用できません。


Cisco Unity システムで Cisco Unity TTY 言語を使用する場合、メッセージの録音に G.711 Mu-Law オーディオ コーデック形式を使用する必要があります。Cisco Unity TTY 言語には他のオーディオ コーデック形式との互換性がありません。

Cisco Unity ネットワーク オプションでサポートされるオーディオ コーデック形式については、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/networking/guide/8xcunetx.html で『 Networking Guide for Cisco Unity 』の「 Networking in Cisco Unity 8.x 」の章の「Comparison of AMIS, Bridge, and VPIM Networking」を参照してください。

メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを表示する

次の手順を実行します。

メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを表示するには


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップにある [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[オーディオ管理ツール(Audio Management Tools)] の下の [録音形式の設定(Set Record Format)] をダブルクリックします。

[録音形式の設定(Set Record Format)] ウィンドウで、現在、メッセージの録音に使用されているオーディオ コーデックが [形式(Format)] フィールドに表示されます。


) G.711 Mu-Law オーディオ コーデックが「CCITT u-Law」、G.729a オーディオ コーデックが「Sipro Labs G729」と表示されます。


ステップ 3 [録音形式の設定(Set Record Format)] ユーティリティを終了します。


 

メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを変更する

次の手順を実行します。


) 録音に使用されるオーディオ コーデックを変更すると、設定の変更後に録音されたメッセージ、グリーティング、ボイス名だけに影響します。別のオーディオ コーデック形式で録音された既存のメッセージ、グリーティング、名前は、新しい設定による影響を受けません。


メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデックを変更するには


ステップ 1 Cisco Unity を停止します(システム トレイの [Cisco Unity] アイコンを右クリックし、[Cisco Unity停止(Stop Cisco Unity)] をクリックします。次に、[OK] をクリックして、Cisco Unity ソフトウェアを停止することを確認します)。

ステップ 2 Cisco Unity のデスクトップにある [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 3 左ペインで、[オーディオ管理ツール(Audio Management Tools)] の下の [録音形式の設定(Set Record Format)] をダブルクリックします。

ステップ 4 該当するコーデックを [形式(Format)] リストから選択し、[OK] をクリックします。

ステップ 5 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 6 Cisco Unity システムにフェールオーバーが構成されている場合は、セカンダリ サーバでステップ 1ステップ 5 を繰り返します。


 

メッセージを再生するユーザ ワークステーションをセットアップする

ユーザがワークステーションでメッセージを再生する場合、ワークステーションに適切なオーディオ コーデックがインストールされている必要があります。インストールされていないと、ユーザはワークステーションでメッセージを再生できません。メッセージが組織外の受信者に転送される場合、メッセージが録音されたオーディオ コーデック形式が受信者のオーディオ プレーヤーでサポートされている必要があります。

デフォルトの Cisco Unity オーディオ プレーヤー ViewMail for Outlook と DUC for Cisco は、Cisco Unity でサポートされる G.726 以外のすべてのオーディオ コーデック形式のメッセージを再生できます。その他のオーディオ プレーヤーについては、インストールされているオーディオ コーデックに対して適切な手順を実行する必要があります。

G.711 A-Law:このオーディオ コーデックは Windows オペレーティング システムによってインストールされます。操作は不要です。

G.711 Mu-Law:このオーディオ コーデックは Windows オペレーティング システムによってインストールされます。操作は不要です。

GSM 6.10:このオーディオ コーデックは Windows オペレーティング システムによってインストールされます。操作は不要です。

G.729a:ユーザ ワークステーションにこのオーディオ コーデックを自由にインストールできます。「ViewMail がインストールされていないユーザ ワークステーションの Cisco Unity に G.729a コーデックをインストールするには」を実行します。

G.726:ユーザ ワークステーションにこのコーデックをインストールするには、1 つ以上のライセンスを購入する必要があります。「ユーザ ワークステーションに G.726 コーデックをインストールするには」を実行します。

ViewMail がインストールされていないユーザ ワークステーションの Cisco Unity に G.729a コーデックをインストールするには


ステップ 1 Cisco Unity DVD 1 で、 Utilities ディレクトリを参照します。

ステップ 2 Sl_G729a_setup.exe ファイルを、ネットワークの任意のディレクトリ、またはディスクにコピーします。

ステップ 3 管理者またはユーザは、ネットワークまたはディスクからコーデックをインストールできます。

a. ユーザ ワークステーションが Windows オペレーティング システムを使用していることと、互換性のあるオーディオ プレーヤーがインストールされていることを確認します。

b. Sl_G729a_setup.exe をダブルクリックし、画面の指示に従います。

c. ユーザ ワークステーションを再起動して、コーデックの変更を有効にします。


 

ユーザ ワークステーションに G.726 コーデックをインストールするには


ステップ 1 任意のベンダーから 1 つ以上のライセンスを購入します。

ステップ 2 ベンダーのインストール手順に従って、ネットワークの任意のディレクトリ、またはディスクにインストールします。

ステップ 3 管理者またはユーザは、ネットワークまたはディスクから各自のワークステーションにコーデックをインストールできます。


 

Cisco Unity 8.x で既存のグリーティングおよび録音名のオーディオ コーデック形式を変更する

音質を維持するには、すべての既存のグリーティングと録音名のオーディオ コーデック形式を、メッセージの再生に使用されるオーディオ コーデックに合せる必要があります。グリーティングと名前は、録音が行われる時点で [録音形式の設定(Set Record Format)] ユーティリティで選択されたオーディオ コーデック形式で録音されます。

ここでは、2 つの手順について説明します。グリーティングと録音名のオーディオ コーデック形式は、[コーデック チェッカー(Codec Checker)] ユーティリティを使用して確認します。グリーティングと録音名に使用されるオーディオ コーデックは、[WAV 形式の設定(Set WAV Format)] ユーティリティを使用して変更します。どちらのユーティリティも、Cisco Unity Tools Depot にあります。

既存のグリーティングと録音名のオーディオ コーデック形式を確認するには


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップにある [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[オーディオ管理ツール(Audio Management Tools)] の下の [コーデック チェッカー(Codec Checker)] をダブルクリックします。[コーデック チェッカー(Codec Checker)] ウィンドウの [グリーティングとボイス名(Greetings and Voice Names)] テーブルと [プロンプト ファイル(Prompt Files)] テーブルの最初のカラムにコーデック情報が表示されます。

ステップ 3 必要な場合は、Codec Checker によって表示された情報の CSV コピーをエクスポートします。

ステップ 4 [終了(Exit)] をクリックします。


 

既存のグリーティングと録音名のオーディオ コーデック形式を変更するには


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップにある [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[オーディオ管理ツール(Audio Management Tools)] の下の [WAV 形式の設定(Set WAV Format)] をダブルクリックします。

ステップ 3 [調整するグリーティングとボイス名の選択(Select Greetings and Voice Names to Adjust)] で、[すべて選択(Select All)] をクリックします。

ステップ 4 [オリジナルのボイス名とグリーティングのバックアップ(Back Up Original Voice Names and Greetings)] で、[オリジナル ファイルの保存先(Save Original Files To)] チェックボックスをオンにし、ファイルの保存先の場所を入力します。

ステップ 5 [新しい WAV ファイル形式(New WAV File Format)] リストで、新しいコーデックをクリックします。

ステップ 6 [WAV 形式の設定(Set WAV Format)] をクリックします。

ステップ 7 [WAV 形式の設定(Set WAV Format)] ダイアログボックスに「終了しました(Finished)」と表示されたら、[OK] をクリックしてログ ファイルを確認します。ログ ファイルには、アップデートされたグリーティングと録音名がリストされています。

ステップ 8 ログ ファイルを閉じ、[終了(Exit)] をクリックします。

ステップ 9 Cisco Unity システムにフェールオーバーが構成されている場合は、セカンダリ サーバでステップ 1ステップ 8 を繰り返します。


 

Cisco Unity 8.x でシステム プロンプトのオーディオ コーデック形式を変更する

音質を維持するには、Cisco Unity システム プロンプトのオーディオ コーデック形式を、Cisco Unity でメッセージの録音に使用されているコーデックに合せる必要があります。 表 6-2 に、メッセージ録音およびシステム プロンプトに対応するオーディオ コーデック形式の一覧を示します。

 

表 6-2 メッセージ録音およびシステム プロンプトに対応するオーディオ コーデック形式

メッセージの録音に使用されるオーディオ コーデック
システム プロンプトのオーディオ コーデック形式

G.711 Mu-Law または A-Law

G.711

G.729a

G.729a

G.726 または GSM 6.10

G.711

着信 VPIM メッセージが G.726 または GSM 6.10 から Cisco Unity のメッセージ録音オーディオ コーデック形式にコード変換される場合、G.711 システム プロンプトを使用する必要があることに注意してください。

G.711 と G.729a のシステム プロンプトは、サポートされているすべての電話言語で使用できます。


注意 システム プロンプトのカスタマイズは、どの Cisco Unity 電話言語でもサポートされていません。Cisco Unity をアップグレードするか、またはメンテナンス リリースをインストールすると、すべてのシステム プロンプトが上書きされます。

インストール時またはアップグレード時に G.711 か G.729a システム プロンプトのどちらかのシステム プロンプトを選択します。これ以外のタイミングで形式を変更するには、最初の手順「Cisco Unity Installation and Configuration Assistantを実行してシステム プロンプトのオーディオ コーデック形式を変更する」を実行します。システム プロンプトを G.711 から G.729 に変更する場合には、2 番目の手順「録音発信音プロンプトのコーデック形式を変更する」も実行します。

Cisco Unity Installation and Configuration Assistantを実行して機能を追加または変更する場合には、Cisco Unity に対して行う変更とは直接関係のないウィザードを完了しなければならない場合があります。これは、アシスタントが Cisco Unity ファイルを削除して再コピーするためです。

Cisco Unity Installation and Configuration Assistantを実行してシステム プロンプトのオーディオ コーデック形式を変更する


ステップ 1 Cisco Unity インストール アカウントを使用して Windows にログオンします。


) サーバ上のウィルス検出サービスおよび Cisco Security Agent サービスを無効にしていない場合は無効にします。これらを無効にしていないと、インストールは失敗することがあります。


ステップ 2 Cisco Unity DVD 1 でルート ディレクトリを参照し、 Setup.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 SSL を使用するように Cisco Unity を設定していない場合は、[Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定(Cisco Personal Communications Assistant to Use SSL)] ページが表示されます。[Cisco Personal Communications Assistant の SSL 使用設定を行わない(Do Not Set Up Cisco Personal Communications Assistant to Use SSL)] をクリックし、[次へ(Next)] をクリックします。


) SSL を使用するように Cisco Unity を設定する場合は、http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html で、『Security Guide for Cisco UnityRelease 8.x の「Using SSL to Secure Client/Server Connections in Cisco Unity 8.x」の章を参照してください。


ステップ 4 [要約(Summary)] 画面で、[Cisco Unity 機能の追加または変更を行ってください(Add or Change Cisco Unity Features)] をクリックします。

ステップ 5 [Cisco Unity のインストール(Install Cisco Unity)] 画面で、[Cisco Unity セットアップ プログラムの実行(Run the Cisco Unity Setup Program)] をクリックします。


) Cisco Unity セットアップ プログラムを実行すると、ディスクに収録されているバージョンの Cisco Unity が再インストールされることに注意してください。


ステップ 6 [セットアップ(Setup)] ダイアログボックスで [次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 7 [機能の選択(Select Features)] ダイアログボックスが表示されるまで、画面の指示に従います。

ステップ 8 [機能の選択(Select Features)] ダイアログボックスでは、次の手順を実行します。

a. [アップグレード Cisco Unity(Upgrade Cisco Unity)] チェックボックスをオンにします。

b. Cisco Unity ライセンスにテキスト/スピーチが含まれている場合は、[TTS を使用する(Enable TTS)] チェックボックスをオンにします。

それ以外の場合は、[TTS を使用する(Enable TTS)] チェックボックスをオフにします。

ステップ 9 [システム プロンプト セットの選択(Choose the System Prompt Set)] ダイアログボックスが表示されるまで、画面の指示に従います。

ステップ 10 [システム プロンプト セットの選択(Choose the System Prompt Set)] ダイアログボックスで、[G.711] または [G.729a] のどちらかのプロンプト セット形式を選択します。

ステップ 11 Cisco Unity サーバを再起動する画面が表示されるまで、画面の指示に従って進みます。

ステップ 12 [コンピュータを再起動する(Yes, I Want to Restart My Computer Now)] チェックボックスをオンにし、[完了(Finish)] をクリックします。

ステップ 13 Cisco Unity Installation and Configuration Assistantのメイン ウィンドウで、[Cisco Unity サービス コンフィギュレーション ウィザードを実行します(Run the Cisco Unity Services Configuration Wizard)] をクリックします。Cisco Unity のインストール アカウントを使用して Windows にログオンしてください。

ステップ 14 [セットアップへようこそ(Welcome)] 画面で、[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 15 画面の指示に従ってサービス コンフィギュレーションを完了します。

ステップ 16 アシスタントのメイン ウィンドウで、[Cisco Unity メッセージ ストア コンフィギュレーション ウィザードを実行します(Run the Cisco Unity Message Store Configuration Wizard)] をクリックします。Cisco Unity のインストール アカウントを使用して Windows にログオンしてください。

ステップ 17 [セットアップへようこそ(Welcome)] 画面で、[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 18 画面の指示に従って、メッセージ ストアのコンフィギュレーションを完了します。

ステップ 19 [完了(Finish)] をクリックします。

ステップ 20 [要約(Summary)] 画面で、[閉じる(Close)] をクリックします。

ステップ 21 機能を追加する前に、Cisco Unity Engineering Special がシステムにインストールされている場合:Cisco Unity のバージョンで使用可能な最新の Engineering Special をインストールします。

a. http://tools.cisco.com/support/downloads/pub/Redirect.x?mdfid=278875240 にある [Voice and Unified Communications Downloads] ページを開きます。

b. ツリー コントロールで、[Unified Communications Applications] > [Voice Mail and Unified Messaging] > [Cisco Unity] > [Cisco Unity Version <バージョン>] > [Cisco Unity System Software] の順に展開します。

c. 該当する Engineering Special を参照し、ソフトウェアと添付の readme ファイルの両方をダウンロードします。

d. readme ファイルの指示に従って、Engineering Special をインストールします。

Cisco Unity Installation and Configuration Assistant を実行すると、すべての Cisco Unity ソフトウェアが再インストールされ、インストールされているすべての Engineering Special が上書きされます。

ステップ 22 Cisco Unity システムにフェールオーバーが構成されている場合は、セカンダリ サーバでステップ 1ステップ 21 を繰り返します。


 

次の手順は、システム プロンプトを G.711 から G.729a に変更した場合に限って実行します。

録音発信音プロンプトのコーデック形式を変更する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、Windows の [スタート(Start)] メニューから、[すべてのプログラム(Programs)] > [アクセサリ(Accessories)] > [エンターテイメント(Entertainment)] > [サウンド レコーダー(Sound Recorder)] をクリックします。

ステップ 2 [Sound - サウンド レコーダー(Sound - Sound Recorder)] ダイアログボックスの [ファイル(File)] メニューで、[開く(Open)] をクリックします。

ステップ 3 [開く(Open)] ダイアログ ボックスで、ディレクトリ CommServer¥Support を参照します。

ステップ 4 Recordbeep.wav ファイルをダブルクリックします。

ステップ 5 [Recordbeep.wav - サウンド レコーダー(Recordbeep Sound Recorder)] ダイアログボックスの [ファイル(File)] メニューで、[プロパティ(Properties)] をクリックします。

ステップ 6 [Recordbeep.wav のプロパティ(Properties for Recordbeep.wav)] ダイアログボックスで、[変換(Convert Now)] をクリックします。

ステップ 7 [サウンドの選択(Sound Selection)] ダイアログボックスの [形式(Format)] リストで、[G.729a] をクリックし、[OK] をクリックします。

ステップ 8 [Recordbeep.wav のプロパティ(Properties for Recordbeep.wav)] ダイアログボックスで、[OK] をクリックします。

ステップ 9 [Recordbeep.wav - サウンド レコーダー(Recordbeep Sound Recorder)] ダイアログボックスで、[ファイル(File)] メニューから [上書き保存(Save)] をクリックします。

ステップ 10 [ファイル(File)] メニューで、[サウンド レコーダーの終了(Exit)] をクリックします。

ステップ 11 Cisco Unity システムにフェールオーバーが構成されている場合は、セカンダリ サーバでステップ 1ステップ 10 を繰り返します。


 

Cisco Unity 8.x システムの音質を評価する

システムで使用するオーディオ コーデックの設定を変更したら、ユーザおよび外部の発信者がシステムで使用する前に、新しい設定の音質を評価することを推奨します。次のタスク リストを使用して、システムの音質を評価します。


) サポートされている各種オーディオ コーデックを使用した Cisco Unity の動作に影響を及ぼす可能性のある公開警告とドキュメント更新については、該当する Release Notes for Cisco Unityhttp://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html)を参照してください。


1. 使用される可能性があるすべてのデバイス(ユーザの固定電話、携帯電話、無線ヘッドセット、ユーザ ワークステーションのマイクロフォンなど)を使用して、すべての場所でボイス メッセージを録音します。

2. 使用される可能性があるすべてのデバイス(ユーザの固定電話、携帯電話、無線ヘッドセット、デスクトップ オーディオ アプリケーションなど)を使用して、すべての場所で音質を評価します。

ボイス メッセージ

システム プロンプト

録音名

グリーティング

3. Cisco Unity にフェールオーバーが構成されている場合は、タスク 1. を実行し、セカンダリ サーバがアクティブな間にタスク 2. を実行します。