Cisco Unity トラブルシューティング ガイド(Microsoft Exchange版)Release 4.0(5)
SMTP ネットワーク メッセージ送信に 関する問題
SMTP ネットワーク メッセージ送信に関する問題
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

SMTP ネットワーク メッセージ送信に関する問題

ボイス メッセージからリモート サーバへのパス

SMTP ネットワーク メッセージ送信の問題を解決するツール

SMTP ネットワーク メッセージ送信に関する問題

SMTP ネットワークを経由してリモート Cisco Unity サーバに転送されるボイス メッセージのパスを理解することにより、適切なツールを使用して、メッセージ送信の問題をトラブルシュートできます。詳細については、次の項を参照してください。

「ボイス メッセージからリモート Cisco Unity サーバへのパス」

「SMTP ネットワーク メッセージ送信の問題を解決するツール」

ボイス メッセージからリモート Cisco Unity サーバへのパス

ユーザがブラインド宛先検索を使用してボイス メッセージを送信する場合、またはユーザや身元不明発信者がボイス メッセージをリモートの Cisco Unity サーバ上のユーザに対応するローカル サーバ上のインターネット ユーザに送信する場合、メッセージのパスは同様です。

1. 電話では、ユーザはボイス メッセージの宛先を他の Cisco Unity サーバ上のユーザに指定します。

2. Cisco Unity は、一致する内線または発信ロケーションを検索します。

一致する内線が見つかったら、音声確認が行われ、Cisco Unity は、インターネット ユーザ アカウントから SMTP アドレスを取得し、メッセージの宛先を指定します。

発信ロケーションが見つかったら、ユーザが入力した番号をアドレスに使用します。

いずれの場合でも、Cisco Unity は次の形式でアドレスを形成し、Exchange にメッセージを送ります。
VOICE:<発信ロケーションのダイヤル ID>_<内線>

3. メッセージは、VOICE アドレス タイプなので、Exchange はメッセージをそのままボイス コネクタに送ります。

4. ボイス コネクタは、発信ロケーションからドメイン名を取得し、次の形式で宛先アドレスを構築します。
SMTP:IMCEAVOICE-<発信ロケーションのダイヤル ID>_<内線>@<ドメイン名>

5. ボイス コネクタは、プライマリ ロケーションから情報を取得し、次の形式で送信元アドレスを構築します。
SMTP:IMCEAVOICE-<プライマリ ロケーションのダイヤル ID>_<内線>@<ドメイン名>

メッセージが身元不明発信者からインターネット ユーザに送信されたものである場合、送信元アドレスは次の形式で構築されます。
SMTP:IMCEAVOICE-<プライマリ ロケーションのダイヤル ID>_unknown@<ドメイン名>

6. ボイス コネクタは、メッセージを MIME 形式に変換した後、Exchange SMTP ゲートウェイを通してメッセージが送信できるように Exchange に返します。

7. 受信側は、IMCEAVOICE アドレス タイプなので、Exchange は処理するメッセージをそのままボイス コネクタに送ります。

8. ボイス コネクタは、宛先アドレスを解析して、そのロケーションと一致するプライマリ ロケーションと一致するユーザの内線を検索し、受信者の電子メール アドレスを取得します。一致するものが見つかったら、ボイス コネクタはメッセージを処理するので、Exchange を使用して送信できます。一致するものが見つからなければ、NDR が送信者に戻されます。

9. ボイス コネクタは、送信元アドレスを解析して、一致するインターネット ユーザを探します。一致するインターネット ユーザが見つかれば、ボイス コネクタは送信元アドレスを変更します。したがって、受信者がメッセージを聞くと、送信者がわかります。一致するものが見つからない場合は、メッセージは送信されますが、内線アドレス(たとえば、VOICE:555_1234)が送信元アドレスに使用されます。

10. ボイス コネクタは、MIME メッセージをボイス メッセージに変換します。

11. ボイス コネクタは、メッセージを Exchange に戻して、ユーザに送信できるようにします。

SMTP ネットワーク メッセージ送信の問題を解決するツール

ボイス コネクタのログレベルを上げる


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Microsoft Exchange] >[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 3 左側領域の[ コネクタ] コンテナを展開します。

ステップ 4 [Exchange 2000 ボイス コネクタ(<サーバ名>)] を右クリックし、 [プロパティ] を選択します。

ステップ 5 [詳細設定] タブをクリックします。

ステップ 6 [ログレベル]リストで、 [情報] をクリックします。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 Windows Services アプレットで、 [Exchange 2000 ボイス コネクタ(<サーバ名>)] を右クリックし、 [再起動] を選択します。


 

Exchange 2000 でメッセージ トラッキングを有効にする

メッセージの送信に関連する各 Exchange サーバ上でメッセージ トラッキングを有効にする必要があります。これは、ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバであり、この Cisco Unity ユーザのメールボックスが存在する Exchange サーバです。


ステップ 1 [Exchange システム マネージャ]を開きます(Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Exchange] >[Exchange システム マネージャ] をクリックします)。

ステップ 2 メッセージ トラッキングを有効にする Exchange サーバを右クリックして、 [プロパティ] を選択します。

ステップ 3 [メッセージの追跡を有効にする] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [OK] をクリックします。

ステップ 5 メッセージ送信に関連する各 Exchange サーバで、ステップ 1 からステップ 4 を繰り返します。


 

Exchange 2000 で SMTP ロギングを有効にする


ステップ 1 [Exchange システム マネージャ]を開きます。(Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Exchange] >[Exchange システム マネージャ] をクリックします)。

ステップ 2 左側の領域で、 [サーバ] > <ボイス コネクタがインストールされているサーバ> >[プロトコル] >[SMTP] を展開します。

ステップ 3 [既定の SMTP 仮想サーバー](またはメールをルーティングする他の SMTP コネクタ)を右クリックして、 [プロパティ] を選択します。

ステップ 4 [ログ収集を有効にする] チェックボックスをオンにします。

ステップ 5 [アクティブ ログ形式]リストで、 [NCSA 共通ログ ファイル形式] をクリックします。

ステップ 6 [プロパティ] をクリックして、ログファイルの場所を入力します。

ステップ 7 [OK] を 2 回クリックして、[Exchange システム マネージャ]を閉じます。