Cisco Unity トラブルシューティング ガイド(Microsoft Exchange版)Release 4.0(5)
ハードウェア
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発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ハードウェア

ハードウェアに関する問題

ネットワーク インターフェイス カードの問題

が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない

Exchange がメッセージの送信に失敗する

メッセージ ウェイティング インジケータがランダムにオンになる

ネットワーク切断の誤認で CreateUser エラーが発生する

デュアル NIC の構成

ボイス カードが新しいハードウェアや不明のドライバと間違って報告された

PCI 拡張シャーシに接続された サーバが正しく動作しない

ハードウェア

ハードウェアに関する問題

Cisco Unity サーバに関する問題、または必須やオプションのサードパーティ製ハードウェアに関する問題には、次のようなものが考えられます。

 

ネットワーク インターフェイス カードの問題

「ネットワーク インターフェイス カードの問題」を参照してください。

ボイス カードの問題

「ボイス カードが新しいハードウェアや不明のドライバと間違って報告された」を参照してください。

拡張シャーシへの接続時の Cisco Unity サーバの問題

「PCI 拡張シャーシに接続された Cisco Unity サーバが正しく動作しない」を参照してください。

ネットワーク インターフェイス カードの問題

Cisco Unity サーバでネットワーク インターフェイス カード(NIC)を使用する場合に問題が発生する原因はいくつか考えられます。NIC の構成に関連する問題をトラブルシュートする方法については、次の各トピックを参照してください。

「Cisco Unity が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない」

「Exchange がメッセージの送信に失敗する」

「メッセージ ウェイティング インジケータがランダムにオンになる」

「ネットワーク切断の誤認で CreateUser エラーが発生する」

Cisco Unity が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない

発信者には Cisco Unity プロンプトが聞こえるが発信者が話しても Cisco Unity がオーディオを転送しないという場合は、Cisco Unity でデュアル NIC の構成が間違っている可能性があります。

Cisco Unity システム内のデュアル NIC が個別のインターフェイス IP アドレスで構成されていると、音声の転送用の RTP パケットが正しく受信されない場合があります。この問題はログ ファイルおよびトレース ファイルに無音検出フィルタリングとして記録されます。この場合は、Cisco Unity はオーディオを受信せず wave ドライバはすべての録音について無音検出を報告しているためです。この問題は、Cisco Unity サーバに 2 番目の NIC がインストールされているが構成されていない場合や、ネットワークに接続されていない場合にも発生することがあります。

Cisco Unity サーバにデュアル NIC がインストールされている場合は、両方の NIC が同じ IP アドレスを共有するように構成する必要があります。

NIC 構成の設定を確認または変更するには、「デュアル NIC の構成」の手順を実行します。

Exchange がメッセージの送信に失敗する

Cisco Unity がメッセージを正しく録音しているが Exchange 2000 または Exchange 2003 がメッセージの送信に失敗するという場合は、Cisco Unity サーバでデュアル NIC がそれぞれ異なるネットワーク セグメントに対して構成されている可能性があります(この問題は Exchange 5.5 システムでは発生しないことに注意してください)。

Cisco Unity サーバにデュアル NIC がインストールされている場合、Exchange がメッセージを送信するには、両方の NIC が同じネットワーク セグメントに接続されている必要があります。

NIC 構成の設定を確認または変更するには、「デュアル NIC の構成」の手順を実行します。

メッセージ ウェイティング インジケータがランダムにオンになる

Cisco Unity サーバまたは Exchange パートナー サーバに、TCP Checksum Offload 機能を使用可能にした状態で Broadcom NIC がインストールされている場合は、新規メッセージがないユーザに対してメッセージ ウェイティング インジケータがランダムにオンになることがあります。

この問題を解決するには、TCP Checksum Offload 機能を使用不能にします。詳細については、NIC 製造者のドキュメントを参照してください。

ネットワーク切断の誤認で CreateUser エラーが発生する

多数の Cisco Unity ユーザ アカウントをまとめて追加すると、正常に追加されたアカウントのごく一部について、ランダムな CreateUser エラーが生成されることがあります。

ランダムな CreateUser エラーメッセージは、ネットワーク接続が失われたことを示しています。しかし、ネットワーク接続が実際に切断されているとは限りません。この問題の実際の原因は、デュアル NIC がインストールされている Cisco Unity サーバで、サーバがそれぞれのカードへランダムにアクセスを試行し、その後ネットワークの切断を報告することにあります。

この問題を解決するには、「デュアル NIC の構成」 の指示に従って、Cisco Unity サーバ上のデュアル NIC を設定する必要があります。

デュアル NIC の構成

Cisco Unity サーバにデュアル NIC がインストールされている場合は、それらを適切に構成しないと、さまざまな問題が発生する可能性があります。

Cisco Unity サーバがデュアル NIC を使用する場合は、Adapter Fault Tolerant (AFT)モードまたは Network Fault Tolerant (NFT)モードでデュアル NIC を構成することをお勧めします。アクティブ/パッシブ フォールト トレランス用に、一方の NIC はプライマリとして、もう一方の NIC はセカンダリとして指定します。この構成では、プライマリ(アクティブ)NIC がトラフィックを 100 パーセント処理します。プライマリ NIC が使用できなくなった場合に限り、セカンダリ NIC がアクティブになり、トラフィックを 100 パーセント処理します。

あるいは、AFT や NFT を構成しない場合や、使用できる 2 番目の LAN ポートがない場合には、次の構成が可能です。ただし、推奨はしません。

1 番目の NIC が失敗した場合に 2 番目の NIC をリモートで再び使用可能にするための、2 番目の NIC の TCP/IP を使用不能にします(2 番目の NIC の TCP/IP を使用不能にするには、[コントロール パネル]の[ネットワークとダイヤルアップ接続]を使用します)。

BIOS で 2 番目の NIC を使用不能にします。一部の Cisco Unity サーバでは、BIOS で 2 番目の NIC がデフォルトで使用不能になっています。


注意 2 番目の NIC にネットワーク ケーブルを差し込まないだけでは不十分です。2 番目の NIC の TCP/IP を使用不能にするか、BIOS で 2 番目の NIC を使用不能にしないと、Cisco Unity が正しく動作しない場合があります。

NIC 構成の設定を確認または変更するには、次の手順を実行します。

Cisco Unity サーバ上のデュアル NIC の構成を確認または変更する


ステップ 1 NIC Configuration ユーティリティを起動します。

a. Windows の[スタート]メニューで、 [設定] >[コントロール パネル] をクリックします。

b. サーバ モデルと NIC ブランドに応じて、適切なオプションを選択します。

 

Hewlett-Packard サーバまたはモデル番号が「H」で終わる Cisco MCS サーバ

[HP Network] をクリックします。

IBM サーバまたはモデル番号が「I」で終わる Cisco MCS サーバ

Broadcom デュアル NIC の場合は、 [Broadcom Control Suite 2] をクリックします。

Intel デュアル NIC の場合は、 [Intel(R) PROSet Wired] をクリックします。

ステップ 2 次の条件が満たされるようにデュアル NIC を構成するか、または構成を確認します。

両方の NIC が同じネットワーク セグメントに接続されている。

両方が同じ IP アドレスを共有している。

両方が AFT または NFT にセットアップされている。NIC Configuration ユーティリティのヘルプを参照してください。

ステップ 3 Cisco Unity サーバを再起動し、変更を有効にします。


 

ボイス カードが新しいハードウェアや不明のドライバと間違って報告された

次の場合は、カードのインストールおよび設定が正しく行われていても、[新しいハードウェアの検出ウィザード]が、サーバの再起動時に必ず表示され、そのカードを新しいハードウェアとして報告します。

Platform Configuration ディスクを使用してオペレーティング システムがインストールされた場合

カードがインストールされる前に、製造者のシステムセットアップ ユーティリティを使用してオペレーティング システムがインストールされた場合

新しいカードが既存のサーバに追加された場合

次の手順を実行すると、[新しいハードウェアの検出ウィザード]がカードを新しいハードウェアとして報告しなくなります。この手順を実行しても、[新しいハードウェアの検出ウィザード]が他の新しいハードウェアの検出と報告を行わなくなることはありません。

 

ウィルススキャン サービスが動作していると、[新しいハードウェアの検出ウィザード]の実行速度が低下するため、この手順を実行する間は、必要に応じて、ウィルススキャン サービスを無効にすることをお勧めします。終了後は、ウィルススキャン サービスを再度有効にしてください。

 

ボイス カードに対して、[新しいハードウェアの検出ウィザード]を無効にする


ステップ 1 [新しいハードウェアの検出ウィザード]の[ようこそ]ページで、 [次へ] をクリックします(サーバが再起動した後、[PCI デバイスのインストール]ダイアログと共に、[新しいハードウェアの検出ウィザード]の[ようこそ]ページが表示されます)。

ステップ 2 [ハードウェア デバイス ドライバのインストール]ページで、 [デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)] をクリックして、 [次へ] をクリックします。

ステップ 3 [ドライバ ファイルの特定]ページで、 [フロッピー ディスク ドライブ] チェックボックスと [CD-ROM ドライブ] チェックボックスをオンにして、 [次へ] クリックします。

ステップ 4 [ドライバ ファイルの検索結果]ページで、 [このデバイスを無効にする] をクリックして、 [完了] をクリックします。[このデバイスドライバのインストールをスキップする]を選択しないでください。選択した場合、サーバを再起動するたびに[新しいハードウェアの検出ウィザード]が表示されます。

ステップ 5 [新しいハードウェアの検出ウィザード]の各インスタンスで、ステップ 2 からステップ 4 を繰り返してください(各カードでも必要に応じて)。

この手順を実行しても、Windows 2000 のデバイス マネージャでは、カードが不明な PCI デバイスと表示されます。デバイス ドライバがインストールされていないという警告も引き続き表示されます。これは、予期される動作であり、カードやサーバに問題が発生したことを示すものではありません。


 

 

PCI 拡張シャーシに接続された Cisco Unity サーバが正しく動作しない

問題の原因が PCI 拡張シャーシの不具合なのか設定ミスなのかを判断するには、次の手順を実行します


警告 この装置は、立ち入りが制限された区域に設置してください。立ち入りが制限された区域とは、特殊な方法や施錠などによってセキュリティが確保されている場所のことです。ステートメント 1017



警告 システムを電源に接続する前に、設置の手順をお読みください。ステートメント 1004



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムで作業する際には、あらかじめ電源を切り、電源コードを抜いておいてください。ステートメント 1



警告 この装置は、アースする必要があります。絶対にアース線を取り外さないでください。また、アース線が適切に取り付けられていない場合は、絶対に装置を操作しないでください。アース線が適切に取り付けられているかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に連絡してください。ステートメント 1024



警告 バッテリは、正しく交換しないと爆発する危険があります。必ず、同じタイプのバッテリか、またはメーカーが推奨する同等タイプのバッテリと交換してください。使用済みのバッテリは、メーカーの指示する方法で廃棄してください。ステートメント 1015



警告 この装置をラックに設置したり保守作業を行ったりするときは、人身事故を防ぐため、システムが安定しているかどうかを十分に確認する必要があります。安全確保のためのガイドラインを次に示します。

ラック内にこの装置を単独で設置する場合は、ラックの一番下に設置します。

ラックに別の装置がすでに設置されている場合は、最も重量のある装置を一番下にして、重い順に下から上へ設置します。

ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けた上で、ラックへの装置の設置や、ラック内の装置の保守作業を行ってください。

ステートメント 1006


 


警告 シャーシを開ける際には、電話ネットワークの電圧に感電しないようにするために、あらかじめ電話ネットワークのケーブルを抜いておいてください。ステートメント 2



警告 雷が発生している間は、システムに対する作業、またはケーブルの着脱作業は行わないでください。ステートメント 1001



警告 火災防止のため、必ず No.26 AWG 以上の通信回線コードを使用してください。ステートメント 1023



警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この装置の設置および保守は、『AS/NZS 3260 Clause 1.2.14.3 Service Personnel』に定められている保守担当者だけが行ってください。ステートメント 88



警告 この製品には安全カバーが不可欠です。安全カバーを設置していない装置は操作しないでください。安全カバーが正しく設置されていない装置を扱うと、安全認可が無効になり、火災や電気による事故を引き起こす恐れがあります。ステートメント 117



警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な役割があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI(電磁波干渉)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。すべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを所定の位置に取り付けてから、システムを稼働させてください。ステートメント 1029


PCI 拡張シャーシの問題をトラブルシュートする


ステップ 1 使用可能な PCI スロットに PCI 拡張シャーシのホスト カードがインストールされていることを確認します。

プラットフォームと使用可能なスロットの一覧については、次の表を参照してください。認可されていないスロットを使用すると、RAID コントローラ カードと競合する可能性があります。お客様が用意されたサーバ管理カード(IBM Remote Supervisor Card など)のスロット位置が、ホスト カードに必要なスロットと競合する場合は、ホスト カードが優先されることに注意してください。

 

プラットフォーム
ホスト カードに必要なスロット

Cisco MCS-7835-I1-ECS1

スロット 3 または 4

Cisco MCS-7845-I1-ECS1

スロット 3 または 4

Cisco MCS-7845-I1-ECS2

スロット 3 または 4

Dell PowerEdge 4400

スロット 1

Hewlett-Packard DL580G1

スロット 6

Hewlett-Packard DL580G2

スロット 4 ~ 6

Hewlett-Packard ML570G1

スロット 6

Hewlett-Packard ML570G2

スロット 4 ~ 6

IBM x Series 232

スロット 4

IBM x Series 342

スロット 4

IBM x Series 345

スロット 3 または 5

IBM x Series 346

スロット 3 または 4


) この表に示されているスロットの割り当ては、ボイス カードには適用されません。


サポートされるプラットフォームで、この表に挙げられていないものについては、ホスト カードはどのスロットにもインストールできます(拡張シャーシの使用をサポートしているプラットフォームについては、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_data_sheets_list.html から入手可能な『 Cisco Unity Supported Platforms List 』を参照してください)。

ステップ 2 問題が解決したかどうかを確認するためにテストします。ステップ 1 で、ホスト カードが正しくインストールされていることを確認した後、問題がまだ解決していない場合は、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 Cisco Unity サーバが動作中の場合は、シャットダウンします。

ステップ 4 電源コードを抜きます。

ステップ 5 静電気防止用リスト ストラップを着用し、コンピュータにアースします。

警告 この作業の間は、静電放電(ESD)によるカードの損傷を防ぐために、アース用のリスト ストラップを着用してください。バックパネルには手や金属の道具で直接触れないでください。感電する可能性があります。ステートメント 94

ステップ 6 拡張シャーシのボイス カードごとに、H100 ケーブルを取り外して接続し直し、コネクタがしっかりと取り付けられていることを確認します。問題が解決したかどうかを確認するためにテストします。問題がまだ解決していない場合は、ステップ 7 に進みます。

ステップ 7 一度に 1 つのボイス カードを取り外します。問題が解決したかどうかを確認するためにテストします。特定のボイス カードを取り外したときに問題が解決した場合は、そのカードに不具合があることがわかります。問題が解決しない場合は、拡張シャーシのホスト カードを別の適切なスロットに移します。ケーブルの各端がしっかりと接続し直されていることを確認します。

ステップ 8 これまでに実行した手順で問題が解決しないときは、コンポーネントの交換が必要になる場合があります。最も可能性が高いと考えられる原因はケーブルの相互接続です。外見上は損傷の形跡がない場合でも、内部的に損傷を受けている可能性があります。不具合のあるコンポーネントの交換については、シスコの代理店に問い合せてください。