Cisco Unity トラブルシューティング ガイド(Lotus Domino版)Release 4.0(5)
診断トレース ユーティリティとログ
診断トレース ユーティリティとログ
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

診断トレース ユーティリティとログ

Cisco Unity の診断ユーティリティの使用方法

イベント ログ

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマクロ トレース ログ

使用可能なマクロ トレース

マクロ トレースを使用可能にする

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマイクロ トレース ログ

使用可能なマイクロ トレース

マイクロ トレースを使用可能にする

個々のマイクロ トレース ログの表示

Cisco UnityDiagnostic Tool(UDT) のマイクロ トレース情報を解釈する方法

ファイルへのマイクロ トレース ログの収集

Dialogic TSP 診断トレース

Dr.Watson ログ

Cisco Unity コンポーネントをトラブルシューティングするためのトレース設定

Domino ディレクトリ モニタの診断トレース

AMIS 診断トレース

Basic Incoming and Outgoing AMIS Message Trace

General Incoming AMIS Message Traces

Extensive Incoming AMIS Message Traces

General Outgoing AMIS Message Traces

Extensive Outgoing AMIS Message Traces

診断トレース ユーティリティとログ

この章では、問題をトラブルシュートし、Cisco Unity の保守を行うことができる診断ユーティリティに関する情報を説明します。この章の情報は、該当する診断ユーティリティの選択、使用、および設定に役立ちます。

この章には、次の項があります。

「Cisco Unity の診断ユーティリティの使用方法」

「Cisco Unity コンポーネントをトラブルシューティングするためのトレース設定」

Cisco Unity の診断ユーティリティの使用方法

表2-1 では、Cisco Unity の診断ユーティリティについて説明します。

 

表2-1 Cisco Unity の診断ユーティリティ

ユーティリティ
用途

イベント ログ

イベント ログは、問題をトラブルシューティングするときに、情報を検索する最初のリソースです。イベント ログは、情報イベント、警告、およびエラーをレポートするために Windows アプリケーションで使用されます。Cisco Unity イベントのイベント ログを確認することにより、システムが機能している状態の全体像を十分に参照できます。

詳細については、「イベント ログ」を参照してください。

UDT のマクロ
トレース ログ

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)では、個々のマイクロ トレース レベルの事前に選択されたグループを有効にして、複数の Cisco Unity コンポーネントの診断トレース出力を同時に取得できます。

詳細については、「Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマクロ トレース ログ」を参照してください。

UDT のマイクロ
トレース ログ

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)では、ほとんどの Cisco Unity コンポーネントによるログへの診断トレースの書き込みを有効にできます。診断トレース出力は、個々のコンポーネントに関する問題のトラブルシューティングに不可欠です。

詳細については、「Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマイクロ トレース ログ」を参照してください。

Dialogic TSP
トレース ログ

(ボイス カードによる回線交換電話システム連動のみ)

このユーティリティは、ボイス カードとともに使用するためにインストールされた Dialogic TSP に関する問題のトラブルシュートに使用します。たとえば、Cisco Unity とボイス カード間の通話が異常を示す場合、このユーティリティは、Dialogic TSP が通話を処理している状態についての情報を提供します。

詳細については、「Dialogic TSP 診断トレース」を参照してください。

Dr. Watson ログ

このユーティリティは、Cisco Unity では処理されない重大な問題が発生すると Windows 2000 によって呼び出されます。Dr.Watson ユーティリティが呼び出されると、ダイアログボックスが表示され、エラー メッセージ、たとえば「Dr.Watson encountering an error in the AvCsMgr.exe process.」が表示されます。Dr.Watson のエラーは、他の処理でも発生する場合があります。

詳細については、「Dr.Watson ログ」を参照してください。

イベント ログ

イベント ログは、問題をトラブルシューティングするときに、情報を検索する最初のリソースです。Cisco Unity コンポーネントはイベント ログの、情報イベント、警告、およびエラーをレポートします。Cisco Unity イベントのイベント ログを確認することにより、システムが機能している状態の全体像を十分に参照できます。


イベント ログ ファイル内の生データのタイムスタンプは、Cisco Unity サーバの現地時間ではなく、Greenwich Mean Time(GMT; グリニッジ標準時)で記録されます。ただし、イベント ログ ファイル自体のタイムスタンプは Cisco Unity サーバの現地時間になります。生データのタイムスタンプに GMT を使用することにより、Cisco Unity サーバがすべて同じタイム ゾーンにない場合でもイベントを正確に比較できます。Cisco Unity レポートは GMT のタイムスタンプを現地時間に変換します。


イベント ログ トレースを取得する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[イベント ビューア] をクリックします。

ステップ 2 [ツリー]領域で、 [アプリケーション ログ] をクリックします。

ステップ 3 Cisco Unity イベントを検索します。


) イベント ビューア機能の詳細な手順については、イベント ビューアのヘルプを参照してください。



 

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマクロ トレース ログ

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)では、問題のトラブルシューティング用の診断トレース ログを作成し、表示できます。発生している問題の診断トレース ログは、問題の原因を特定する際に重要な場合があります。

UDT のマクロ トレースでは、マイクロ トレースの事前に選択されたグループを有効にできます。マクロ トレースが使用するマイクロ トレースの表示、解釈、および収集の詳細については、「Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマイクロ トレース ログ」を参照してください。


注意 Cisco Unity ソフトウェア アップグレードの前に設定される診断トレースは、保存されず、アップグレードの後に必ずリセットされます。

この項は、さらに次の各項に分かれます。

「使用可能なマクロ トレース」

「マクロ トレースを使用可能にする」

使用可能なマクロ トレース

表2-2 に、使用可能なマクロ トレースと各マクロ トレースが分析する内容を示します。

 

表2-2 マクロ トレース

マクロ トレース名
トレースが分析する内容

AMIS Message Traces

着信および発信の AMIS メッセージ。Cisco Unity が AMIS メッセージを送受信できるかどうかを確認します。

Call Flow Diagnostics

Cisco Unity を経由するコールのフロー。

Conversation State Traces

発信者が聞く通話。

Bridge Directory Synchronization Traces

ユーザ情報に対する Cisco Unity Bridge ディレクトリの同期化。

VPIM Directory Synchronization Traces

VPIM ディレクトリの同期化。

Directory Monitor Traces

Cisco Unity とディレクトリの複製。

Call Control (Miu) Traces

コール制御機能。

Traces for MWI Problems

メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオン/オフの切り替え。

Traces for Other Notification Problems

通知と発信の機能。

Skinny TSP Traces

Skinny ネットワーク層。Cisco Unity が Cisco CallManager と連動している場合に限り役立ちます。

Unity Startup

Cisco Unity スタートアップ機能。

Media (Wave) Traces 1 - High-Level

メディアと WAV ファイルの使用状況。

Media (Wave) Traces 2 - Medium-Level

メディアと WAV ファイルの使用状況。高レベルのトレースより多くの情報を記録します。

Media (Wave) Traces 3 - Low-Level

メディアと WAV ファイルの使用状況。詳細情報を記録します。ハード ドライブ領域に十分な空き領域がある場合にだけ使用します。

Text to Speech (TTS) Traces

テキスト/スピーチ(TTS)機能。TTS と相互対話する他の Cisco Unity コンポーネントのトレースも記録できます。

マクロ トレースを使用可能にする

Cisco Unity 機能の問題をトラブルシューティングするときに、マクロ トレース診断を使用可能にします。たとえば、MWI の問題がある場合は、Traces for MWI Problems マクロ トレースを使用可能にします。ただし、診断を実行すると、システムのパフォーマンスやハード ドライブ領域に影響を与える場合があることに留意してください。

マクロ トレース診断を使用可能にする


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Unity] >[Unity Diagnostic Tool] をクリックします。[Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Macro Traces のコンフィギュレーション] アイコンをクリックします。Macro Traces のコンフィギュレーション ウィザードが表示されます。

ステップ 3 [ようこそ]ページで、 [次へ] をクリックします。

ステップ 4 [Macro Traces のコンフィギュレーション]ページで、該当するトレースのチェックボックスをオンにします。

ステップ 5 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 [完了]ページで、 [完了] をクリックします。

ステップ 7 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]画面で、 [新規ログ ファイル開始] アイコンをクリックします。

ステップ 8 問題を再現させます。


) 必要な診断トレース ログを取得したら、使用可能にしたトレースを使用不能にします。



 

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマイクロ トレース ログ

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)では、問題のトラブルシューティング用の診断トレース ログを作成し、表示できます。発生している問題の診断トレース ログは、問題の原因を特定する際に重要な場合があります。

UDT のマイクロ トレースでは、特定の Cisco Unity コンポーネントとトレース レベルを有効にすることができます。これを有効にすると、トレース ログが可能な限り、精密なものになります。問題の発生頻度が低く(1 日に 1 度など)、実際に発生した問題を診断トレース ログの中で探すのが難しい場合には、特に精密なトレース ログが重要になります。


注意 Cisco Unity ソフトウェア アップグレードの前に設定される診断トレースは、保存されず、アップグレードの後に必ずリセットされます。

この項は、さらに次の各項に分かれます。

「使用可能なマイクロ トレース」

「マイクロ トレースを使用可能にする」

「個々のマイクロ トレース ログの表示」

「Cisco UnityDiagnostic Tool(UDT) のマイクロ トレース情報を解釈する方法」

「ファイルへのマイクロ トレース ログの収集」

使用可能なマイクロ トレース

表2-3 に、使用可能なマイクロ トレースの一覧を示し、各マイクロ トレースが分析する内容について説明します。

 

表2-3 マイクロ トレース

マイクロ トレース名
トレースが分析する内容

Address Searcher

ユーザ間のメッセージの宛先指定。

AlCommon

これは共有診断トレースです。Doh、MAL、DAL、SAL、および AvRdbSvr を診断する場合に使用します。

Arbiter

着信に使用されているカンバセーション、ポート、および着信サービス。

AuthenticationMgr

Cisco Unity 認証アクティビティ。

AuthorizationMgr

許可または拒否されているアクセス。

AvCsGateway

Cisco Unity の開始と停止。AvCsMgr へのアクセス。Cisco Unity コンポーネントへのアクセス。

AvCsMgr

Cisco Unity のメイン プロセス。Cisco Unity の開始と停止。

AvLogMgr

診断トレースとイベント ログの書き込み。

AvRdbSvr

Doh 内からの SQL へのアクセス。

AvSaDbConn

Cisco Unity システム管理の画面、および Cisco Unity が使用している
Cisco Unity コンポーネントと他の製品への画面の接続。イベントは、
AvCsMgr ログに収集されます。

AvXML

AvXML コンポーネントと Cisco Unity への Cisco Personal Communications Assistant(PCA)接続。

CDE

通話エンジンと通話イベント。ログはファイルに書き込まれます。

Comm Voice Mail Conversation

(未使用)

Conv AMIS

着信および発信の AMIS メッセージ。電話ユーザ インターフェイス(TUI)を経由するコールのトラッキング。

Conv PhoneHandler

一般的なコール ハンドラのアクティビティ。

Conversation Utilities

Live Reply、ポーズ、および他のサポート機能。

ConvPH Greeting

オープニング グリーティングとユーザ グリーティング。

ConvPH Interview

インタビュー ハンドラ。

ConvPH Transfer

電話の転送。

CsBMsgConnector

着信システム ブロードキャスト メッセージ。

CSBridgeConnector

ユーザ情報に対する Cisco Unity Bridge ディレクトリの同期化。

CsVPIMConnector

(Exchange 専用)

VPIM メッセージが受信されたときに、ボイス コネクタによって処理された UVPIM メールボックスと情報。

DALDb

ユーザ、同報リスト、インタビュー ハンドラ、コール ハンドラなどのディレクトリ情報へのアクセス。

DALEx

(未使用)

DeliveryDialout

ポケットベルへの通知用およびメッセージ送信用に、ダイヤル後の番号を入力する機能。

DGateway

(Domino 専用)

IBM Lotus Domino ゲートウェイ。

Directory Change Queue

ディレクトリと Cisco Unity SQL データベース間における複製。

Directory Change Writer

ディレクトリと Cisco Unity SQL データベース間における複製。

DiRTD

(Domino 専用)

Domino に使用される DiRT ユーティリティ。

Doh

ディレクトリ アクセスとメッセージ アクセス。

DominoMonitor

(Domino 専用)

変更されたメッセージ ステータスに対する Domino メッセージ ストアの監視。

DSAD

(Exchange 2000/2003 専用)

ドメイン名前付けコンテキストにおける Active Directory の作成、修正、削除、および変更。

DSDomino

(Domino 専用)

Cisco Unity が監視する Domino ディレクトリの作成、修正、削除、および変更。デフォルトでは、DSDomino が通常 names.nsf という名前の Domino Domain ディレクトリを監視しますが、Cisco Unity を設定して、追加のディレクトリを監視するようにできます。

DSEx55

(Exchange 5.5 専用)

Exchange 5.5 ディレクトリの作成、修正、削除、および変更。

DSGlobalCatalog

(Exchange 2000/2003 専用)

Active Directory グローバル カタログに対する変更。

ExchangeMonitor

(Exchange 専用)

変更されたメッセージ ステータスに対する Exchange メッセージ ストアの監視。

FailoverConfig

フェールオーバー コンフィギュレーション ウィザード。

FailureConv

フェールセーフ モード。

FaxSend Conversation

ファックス機へのファックスの送信、またはファックス機への電子メール メッセージのファックス送信。

GAEN

イベント通知ユーティリティ。

Greetings Admin

電話を介したコール ハンドラ用のグリーティングを変更するグリーティング管理者。

Hospitality Conversation

(Exchange 専用)

Cisco Unity ホスピタリティーと Property Management System(PMS)のゲスト ユーザの使用状況とアクティビティ。

MaestroTestComponent

(未使用)

MALEx

(Exchange 専用)

メッセージの発信と取得。

MALLn

(Domino 専用)

メッセージの作成と送信。

MiuCall

Miu とカンバセーション間のプロセス。

MiuGeneral

電話ユーザ インターフェイス(TUI)を経由するコールのトラッキング。コール制御機能、メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオン/オフの切り替え。通知と発信の機能。基本的なメディアまたは WAV ファイルの使用状況。

MiuIntegration

回線交換電話システムとの連動。回線交換電話システムとの連動におけるコール情報。回線交換電話システムとの連動におけるメッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオン/オフの切り替え。

MiuIO

TAPI(回線交換または Cisco CallManager)連動におけるメディアまたは WAV ファイルの使用状況。

MiuMethods

着信の処理。コール制御。メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオン/オフの切り替え。通知と発信の機能。メディアまたは WAV ファイルの使用状況。

MiuSa

Miu と Cisco Unity システム管理間の相互対話。

MiuSCBus

ファックス エンジンとファックス トーンの検出。

NodeMgr

(Cisco Unity にフェールオーバーが設定されている場合のみ)

ステータスの監視、ファイルの複製、およびプライマリ サーバとセカンダリ サーバ間のフェールオーバー。

NotesCommon

(Domino 専用)

Cisco Unity が使用する IBM Lotus Notes API コール。

Notifier

メッセージと選択したイベントの通知。メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のオン/オフの切り替え。

NotifyQ

Notifier キュー。

PerfMonitor

Cisco Unity が使用するシステム オブジェクトのパフォーマンス。

PhraseServer

再生するプロンプトとユーザの DTMF 入力。ログはファイルに書き込まれます。

PhraseServer to Monitor

再生するプロンプトとユーザの DTMF 入力。ログはモニタに出力されます。

ReportCrunch

レポート データベース テーブルとレポート ローカリゼーションの処理。

ReportExtractor

データ ファイルからレポート データベースへのデータのコピー。

ReportPostprocess

レポートが生成された後のクリーンアップ。

ReportPreprocess

レポート生成に必要なレポート データベース テーブルの作成。

ReportPump

ログ ファイルへのデータの書き込み。

ReportRunrep

レポート データベース テーブルとレポート生成のフォーマット。

Resource Loader

GUI での選択された言語の使用。製品またはメッセージ情報によるストリングの入力。

Resource Manager

Arbiter に対する使用可能なリソースの監視と提供(必要に応じて)。

RulerDomain

着信サービス。

RulerSvr

着信サービス。

SalNt

(Exchange 専用)

(Exchange 5.5) NT アカウントの検索、作成、修正、および削除。

(Exchange 2000/2003) NT アカウントとグループの検索。

Scheduler

現在アクティブな Cisco Unity スケジュール(通常の業務時間中または業務時間外のいずれか)または休日。

SkinnyTSP

(回路交換または Cisco CallManager 連動) メディアまたは WAV ファイルの使用状況。

(Cisco CallManager 連動のみ) Skinny ネットワーク層。

Sql Change Writer

Cisco Unity SQL データベースをディレクトリに同期化するための要求。

Subscriber Conversation

ユーザのアクティビティと使用状況。

SystemConfig

Cisco Unity のインストール時に実行する設定マネージャ。

Tds Proxy

Microsoft Tabular Data Stream(TDS)プロトコルを使用する ADO、ODBC、JDBC、およびその他の標準 API による Cisco Unity データベース接続。

Text to Speech

テキスト/スピーチ機能。

TrapConnector

クライアントが電話を録音および再生デバイスとして使用することが可能な Telephone Record and Playback(TRAP)。

TUI Security

パスワードで保護されたログオン カンバセーション。

UMR

メッセージ ストアが使用不能の場合にメッセージを保持する Unity Messaging Repository(UMR)。

Unity Diagnostics

マイクロ トレースが使用可能に切り替えられた時間。マクロ トレースが使用可能/使用不能に切り替えられた時間。

VirtualQueue

コール キューイング。

マイクロ トレースを使用可能にする

特定の Cisco Unity コンポーネントの問題をトラブルシューティングするときに、マイクロ トレース診断を使用可能にします。たとえば、イベント ログに AvWav エラーがある場合は、AvWav 診断を使用可能にします。ただし、診断を実行すると、システムのパフォーマンスやハード ドライブ領域に影響を与える場合があることに留意してください。

マイクロ トレース診断を使用可能にする


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Unity] >[Unity Diagnostic Tool] をクリックします。[Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウの右側の領域で、 [Micro Traces のコンフィギュレーション] アイコンをクリックします。Micro Traces のコンフィギュレーション ウィザードが表示されます。

ステップ 3 [ようこそ]ページで、 [次へ] をクリックします。

ステップ 4 [Micro Traces のコンフィギュレーション]ページで、チェックボックスをオンにして、使用可能にするコンポーネント トレースとトレース レベルを選択します。

ステップ 5 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 [完了]ページで、 [完了] をクリックします。

ステップ 7 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウの右側の領域で、 [新規ログ ファイル開始] アイコンをクリックします。

ステップ 8 問題を再現させます。


) 必要な診断トレース ログを取得したら、使用可能にしたトレースを使用不能にします。



 

個々のマイクロ トレース ログの表示

UDT を使用して、個々のマイクロ トレース ログを表示するには、次の手順を実行します。UDT でのマイクロ トレース情報の解釈の方法については、「Cisco UnityDiagnostic Tool(UDT) のマイクロ トレース情報を解釈する方法」を参照してください。トレース ログの保存方法については、「ファイルにマイクロ トレース ログを収集する」を参照してください。

個々のマイクロ トレース ログを表示する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Unity] >[Unity Diagnostic Tool] をクリックします。[Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウの左側の領域で、 [Processes] ノードを展開します。

ステップ 3 左側の領域で、トレースを使用可能にしたプロセス(またはコンポーネント)を展開し、表示するログ ファイルをクリックします。ログ ファイルがフォーマットされ、右側の領域に表示されます。


 

Cisco UnityDiagnostic Tool(UDT) のマイクロ トレース情報を解釈する方法

UDT のトレース ログを開くと、情報がフォーマットされ、右側の領域のカラムに表示されます。 表2-4 に、トレース ログの各カラムに含まれる情報を示します。

 

表2-4 トレース ログの情報

カラム名
カラムに含まれる情報

#

トレース ログの行番号。この番号は、UDT によって提供され、トレース ログには含まれません。

タイムスタンプ

トレース ログの日付と時刻。

ソース

トレース ログ テキストのソース。

トレース番号

[ソース]カラムで特定されたソースによって使用されたメッセージ ストリングの番号。

コンポーネント

Micro Traces のコンフィギュレーション ウィザードで選択されたマイクロ トレース コンポーネント。

レベル

Micro Traces のコンフィギュレーション ウィザードで選択されたトレース レベル。

スレッド

マイクロ トレース情報が取得されたプロセスのスレッド。

ポート

プロセスによって使用されたボイスメール ポートの番号。ボイスメール ポートが使用されていない場合、値は、-1 です。

応対 ID

プロセスによって処理されたコールの識別番号。

トレース

マイクロ トレースからのカンマ区切り形式の生データ。

ファイルへのマイクロ トレース ログの収集

調査のためにマイクロ トレース ログを送信するように求められた場合は、ファイルにログを収集する必要があります。ファイルにマイクロ トレース ログを収集するには、次の手順を実行します。

ファイルにマイクロ トレース ログを収集する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[Unity] >[Unity Diagnostic Tool] をクリックします。[Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウの右側領域で、 [ログ ファイルの収集] アイコンをクリックします。ログ収集ウィザードが表示されます。

ステップ 3 [ようこそ]ページで、 [ログの選択] をクリックします。

ステップ 4 ファイルを保存するディレクトリを変更する場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 5 に進みます。

a. [参照] をクリックして、ファイルの宛先を選択します。[フォルダの参照]ダイアログボックスが表示されます。

b. ファイルを保存する宛先ディレクトリをクリックして、 [OK] をクリックします。

ステップ 5 [ようこそ]ページで、 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 [収集するログの選択]ページで、使用可能にしたマイクロ トレース プロセスを展開し、各マイクロ トレースの最新ログのチェックボックスをオンにします。

ステップ 7 [次へ] をクリックします。

ステップ 8 ログが収集されフォーマットされたら、[完了]ページで [ディレクトリの表示] をクリックして、ファイルが保存されたディレクトリを開きます。

ステップ 9 [完了]ページで、 [完了] をクリックして、ウィザードを終了します。

ステップ 10 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]ウィンドウを閉じます。


 

Dialogic TSP 診断トレース

Cisco Unity がボイス カードにより回路交換電話システムと連動している場合は、Dialogic TSP 診断トレースを取得する必要があることがあります。次の手順を実行してください。

Dialogic TSP 診断トレースを取得する


ステップ 1 Cisco Unity ソフトウェアが動作中の場合は、それを終了します。

ステップ 2 コマンド プロンプト ウィンドウを開き、CommServer ディレクトリに移動します。

ステップ 3 コマンド プロンプトで kill tapisrv と入力して、 Enter キーを押します。

ステップ 4 WinNT/System32 ディレクトリに移動し、D41mt.tsp(標準 TSP)ファイルを探します。

ステップ 5 安全な場所にファイルを保存して、後で標準 TSP ファイルを復元できるようにします。

ステップ 6 CommServer\DNA\Patch\Debug ディレクトリに移動し、D41mt.tsp(デバッグ TSP)ファイルを探します。


注意 Dialogic TSP のデバッグ バージョンは、システム パフォーマンスに大きな影響を及ぼす場合があります。システムの使用率が小さい時間帯に問題をアクティブに再現する場合にだけ、このデバッグ TSP を使用することをお勧めします。

ステップ 7 ステップ 6 で見つけたファイルを WinNT\System32 ディレクトリにコピーします。

ステップ 8 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 9 [AvCsGateway] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。

ステップ 10 [スタートアップの種類]フィールドで、 [手動] をクリックして [OK] をクリックします。

ステップ 11 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 12 ログオンしてコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。

ステップ 13 CommServer\DNA\Patch\Debug ディレクトリに移動します。

ステップ 14 コマンド プロンプトで dbmon > dbmon.txt と入力して、TSP のトレースを開始します。トレース結果が dbmon.txt ファイルに出力されます。

ステップ 15 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 16 AvCsGateway を右クリックし、 [開始] をクリックします。

ステップ 17 問題を再現させます。

ステップ 18 問題が再現したら、 Ctrl+C キーを押して Dbmon を停止します。

ステップ 19 dbmon.txt ファイルを保管する場所にコピーします。

ステップ 20 System32 ディレクトリの TSP のデバッグ バージョンを、ステップ 5 の安全な場所に保存した標準 TSP ファイル(D41mt.tsp)と置換します。

ステップ 21 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム] >[管理ツール] >[サービス] をクリックします。

ステップ 22 [AvCsGateway] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。

ステップ 23 [スタートアップの種類]フィールドで、 [自動] をクリックして [OK] をクリックします。

ステップ 24 変更を有効にするため、Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Dr.Watson ログ

Dr.Watson は、Cisco Unity では処理されない重大な問題が発生すると Windows 2000 によって呼び出されるプログラムです。Dr.Watson が呼び出されると、ダイアログボックスが現れ、そこにエラー メッセージ、たとえば「Dr.Watson encountering an error in the AvCsMgr.exe process.」が表示されます。Dr.Watson のエラーは、Tapisrv.exe や Dlgc_srv.exe など他の処理で発生する場合があります。

Dr.Watson ログを取得する


ステップ 1 Dr.Watson のエラーが発生した場合は、 Winnt\Drwtsn32.log ファイルのコピーを作成します。

ステップ 2 問題を再現させる前に、コマンド プロンプトから drwtsn32 と入力し、 Enter キーを押します。

ステップ 3 [インストラクションの数] フィールドに、 50 と入力します。

ステップ 4 [保存するエラー数] フィールドに、記録するエラー数を入力します。デフォルトは 10 です。

ステップ 5 [オプション]の下で、 [すべてのスレッド コンテキストをダンプ] [既存のログ ファイルに追加] [メッセージ ボックスによる通知] 、および [クラッシュ ダンプ ファイルの作成] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

ステップ 6 [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

ステップ 7 問題を再現させます。

ステップ 8 Winnt\Drwtsn32.log ファイルのコピーを作成します。


 

Cisco Unity コンポーネントをトラブルシューティングするためのトレース設定

この項では、特定の Cisco Unity コンポーネントのトラブルシューティングに使用できるトレース設定について説明します。

「Domino ディレクトリ モニタの診断トレース」

「AMIS 診断トレース」

メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)のトラブルシュートに使用できるトレース設定については、 「メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)」 の章を参照してください。

Domino ディレクトリ モニタの診断トレース

Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)を使用して、Domino ディレクトリ モニタのマイクロ トレースを設定します。使用可能にするマイクロ トレースは DSDomino グループ内にあります。

使用可能にする診断トレース レベル

Cisco Unity システム管理でユーザ アカウント、同報リスト、またはロケーション オブジェクトの作成、修正、または削除が失敗した場合は、レベル 00、11、12、および 17 を使用可能にします。

Domino ディレクトリで行った変更が Cisco Unity に反映されない場合は、レベル 15、16、および 17 を使用可能にします。

例外が発生したというエラーがディレクトリ モニタ サービスによって Windows イベント ログに記録される場合は、レベル 00、01、18 を使用可能にします。

表2-5 に、診断トレース レベルの説明を示します。

 

表2-5 Domino ディレクトリ モニタの診断トレース レベル

診断トレース レベル
説明

00:High Level, Method Entry and Exit, and Parameter Values

ユーザ、同報リスト、ロケーションを作成、修正、削除、検索するための Cisco Unity システム管理コールをトレースします。また、システム構成パラメータを取得および設定するコールもトレースします。

01:Low Level, Method Entry and Exit, and Parameter Values

内部メソッドへのコールをトレースします。

このレベルを使用可能にすると、非常に大きい診断ファイルが生成されるので注意してください。

02:Memory

メモリの割り当てと割り当て解除のトレース。このレベルを使用可能にする必要はほとんどありません。

10:Password Crypt

Notes ユーザ ID およびパスワードの処理をトレースします。

11:CallProgress

ユーザ、同報リスト、ロケーション オブジェクトのインポート、更新、削除に使用される内部メソッドのマイルストーンをトレースします。

12:Method Parameters

ユーザ、同報リスト、ロケーション オブジェクトのインポート、更新、削除に使用される内部メソッドのパラメータをトレースします。

13:Sync Start End

同期の初期化をトレースします。

14:Monitor Initialization

ディレクトリ モニタ サービスの初期化をトレースします

15:DB Access

Cisco Unity サーバでの SQL データベースへのアクセスをトレースします。

16:Sync Progress

同期中のマイルストーンをトレースします。同期は 1 分ごとに行われます。

17:Errors

内部 API エラーをトレースします。

18:Notes API Errors

Notes API からのエラーをトレースします。

19:Notes Fields Read and Write

Notes の読み取りと書き込みをトレースします。

このレベルを使用可能にすると、非常に大きい診断ファイルが生成されるので注意してください。

AMIS 診断トレース

UDT には、AMIS メッセージ送信の問題のトラブルシューティングに役立つマクロ トレースとマイクロ トレースが用意されています。Unity Diagnostic Tool を使用した、AMIS メッセージ送信の問題のトラブルシュートについては、「AMIS メッセージがまったく送信されない」を参照してください。状況に応じて適切な AMIS マクロ トレースを設定する方法の詳細については、次の各項を参照してください。

「Basic Incoming and Outgoing AMIS Message Trace」:これらのトレースは、Cisco Unity が AMIS メッセージを送受信できることを確認する上で役立ちます。これらのトレースを使用可能にしてテスト メッセージを送信すると、AMIS コンフィギュレーションが適切にセットアップされていることを確認できます。

「General Incoming AMIS Message Traces」:これらのトレースは、問題を特定の Cisco Unity コンポーネントに絞り込む上で役立ちます。着信メッセージの問題をトラブルシュートする場合は、まずこのトレースを設定します。

「Extensive Incoming AMIS Message Traces」:これらのトレースには、一般的なトレースより多くの Cisco Unity コンポーネントが含まれているので、広範なログの記録が可能になります。一般的なトレースのセットで問題を判別できない場合は、この項に指定されているトレースを使用可能にします。

「General Outgoing AMIS Message Traces」:これらのトレースは、問題を特定の Cisco Unity コンポーネントに絞り込む上で役立ちます。発信メッセージの問題をトラブルシュートする場合は、まずこのトレースを設定します。

「Extensive Outgoing AMIS Message Traces」:これらのトレースには追加の Cisco Unity コンポーネントが含まれているので、広範なログの記録が可能になります。一般的なトレースのセットで問題を判別できない場合は、この項に指定されているトレースを使用可能にします。

Basic Incoming and Outgoing AMIS Message Trace

Basic Incoming and Outgoing AMIS Message マクロ トレースは、次のマイクロ トレースを設定します。これらのマイクロ トレースは、Cisco Unity が AMIS メッセージを送受信できることを確認する上で役立ちます。

Conv AMIS:28

Notifier:28

General Incoming AMIS Message Traces

General Incoming AMIS Message マクロ トレースは、次のマイクロ トレースを設定します。これらのマイクロ トレースは、問題を特定の Cisco Unity コンポーネントに絞り込む上で役立ちます。

CDE:10、14、18

AlCommon:10

DalDb:10

DalEx:10

Doh:10

MALEx:10

MALLn:10

Conv AMIS:28

Extensive Incoming AMIS Message Traces

Extensive Incoming AMIS Message マクロ トレースは、次のマイクロ トレースを設定します。これらのマイクロ トレースには追加の Cisco Unity コンポーネントが含まれているので、広範なログの記録が可能になります。

CDE:10、11、12、13、14、18、19

AlCommon:10

DalDb:10

DalEx:10

Doh:10

MALEx:10

MALLn:10

FailureConv:11

PhraseServer:12

Conv AMIS:13、14、15、17、20、23、25、26、27、28

Miu General:13、14

General Outgoing AMIS Message Traces

General Outgoing AMIS Message マクロ トレースは、次のマイクロ トレースを設定します。これらのマイクロ トレースは、問題を特定の Cisco Unity コンポーネントに絞り込む上で役立ちます。

CDE:10、14、18

AlCommon:10

DalDb:10

DalEx:10

Doh:10

MALEx:10

MALLn:10

Conv AMIS:28

Notifier:13、19、24、26、28

DominoMonitor:13(Domino モニタ 13 トレースからの情報のログがない場合は、問題があることを意味します)

Extensive Outgoing AMIS Message Traces

Extensive Outgoing AMIS Message マクロ トレースは、次のマイクロ トレースを設定します。これらのマイクロ トレースには追加の Cisco Unity コンポーネントが含まれているので、広範なログの記録が可能になります。

CDE:10、11、12、13、14、18、19

AlCommon:10

DalDb:10

DalEx:10

Doh:10

MALEx:10

MALLn:10

Conv AMIS:13、14、15、17、20、23、25、26、27、28

FailureConv:11

PhraseServer:12

Notifier:13、19、20、21、24、26、28

DominoMonitor:13(Domino モニタ 13 トレースからの情報のログがない場合は、問題があることを意味します)