Cisco Unity トラブルシューティング ガイド (Microsoft Exchange版) Release 4.0(3)
ハードウェア
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発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ハードウェア

ハードウェアに関する問題

ネットワーク インターフェイス カードの問題

Cisco Unity が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない

Exchange がメッセージの送信に失敗する

ネットワーク切断の誤認で CreateUser エラーが発生する

デュアル NIC の構成

ボイス カードが新しいハードウェアや不明のドライバと間違って報告された

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ハードウェアに関する問題

Cisco Unity サーバ自体、あるいは必須またはオプションのサードパーティ ハードウェアの問題には、次があります。

 

ネットワーク インターフェイス カードの問題

「ネットワーク インターフェイス カードの問題」を参照してください。

ボイス カードの問題

「ボイス カードが新しいハードウェアや不明のドライバと間違って報告された」を参照してください。

ネットワーク インターフェイス カードの問題

Cisco Unity サーバでネットワーク インターフェイス カード(NIC)を使用する場合に問題が発生する原因はいくつか考えられます。NIC の構成に関連する問題をトラブルシュートする方法については、次の各トピックを参照してください。

「Cisco Unity が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない」

「Exchange がメッセージの送信に失敗する」

「ネットワーク切断の誤認で CreateUser エラーが発生する」

Cisco Unity が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない

発信者には Cisco Unity プロンプトが聞こえるが発信者が話しても Cisco Unity がオーディオを転送しないという場合は、Cisco Unity でデュアル NIC の構成が間違っている可能性があります。

Cisco Unity システム内のデュアル NIC が個別のインターフェイス IP アドレスで構成されていると、音声の転送用の RTP パケットが正しく受信されない場合があります。この問題はログ ファイルおよびトレース ファイルに無音検出フィルタリングとして記録されます。この場合は、Cisco Unity はオーディオを受信せず wave ドライバはすべての録音について無音検出を報告しているためです。この問題は、Cisco Unity サーバに 2 番目の NIC がインストールされているが構成されていない場合や、ネットワークに接続されていない場合にも発生することがあります。

Cisco Unity サーバにデュアル NIC がインストールされている場合は、両方の NIC が同じ IP アドレスを共有するように構成する必要があります。

NIC 構成の設定を確認または変更するには、「デュアル NIC の構成」の手順を実行します。

Exchange がメッセージの送信に失敗する

Cisco Unity がメッセージを正しく録音しているが Exchange 2000 または Exchange 2003 がメッセージの送信に失敗するという場合は、Cisco Unity サーバでデュアル NIC がそれぞれ異なるネットワーク セグメントに対して構成されている可能性があります。この問題は、Exchange 2000 または Exchange 2003 システムでだけ発生します。Exchange 5.5 では発生しません。

Cisco Unity サーバにデュアル NIC がインストールされている場合、Exchange がメッセージを送信するには、両方の NIC が同じネットワーク セグメントに接続されている必要があります。

NIC 構成の設定を確認または変更するには、「デュアル NIC の構成」の手順を実行します。

ネットワーク切断の誤認で CreateUser エラーが発生する

多数の Cisco Unity ユーザをまとめて追加すると、ランダムな CreateUser エラーが生成されることがあります。テストでは、追加が成功した 1000 のユーザのうち約 4 つについてエラー メッセージ「ERROR 800406ba: CreateUser()」が受信されました。

このエラー メッセージは、ネットワーク接続が失われたことを示しています。しかし、ネットワーク接続が実際に切断されているとは限りません。実際の原因は、デュアル NIC がインストールされている Cisco Unity サーバで、サーバがそれぞれのカードへランダムにアクセスを試行し、その後ネットワークの切断を報告することにあります。

この問題を解決するには、Cisco Unity サーバ上のデュアル NIC の一方をプライマリ、もう一方をセカンダリとして指定する必要があります。NIC は、Adapter Fault Tolerant(AFT)モードまたは Network Fault Tolerant(NFT)モードだけで構成する必要があります。Virtual Adapter Configuration モードは、Cisco Unity サーバ上のデュアル NIC ではサポートされていません。

NIC 構成の設定を確認または変更するには、「デュアル NIC の構成」の手順を実行します。

デュアル NIC の構成

Cisco Unity サーバにデュアル NIC がインストールされている場合は、それらを適切に構成しないと、さまざまな問題が発生する可能性があります。

Cisco Unity サーバがデュアル NIC を使用している場合は、AFT モードまたは NFT モードで構成することをお勧めします。アクティブ/パッシブ フォールト トレランス用に、一方の NIC はプライマリとして、もう一方の NIC はセカンダリとして指定します。この構成では、プライマリ(アクティブ) NIC がトラフィックを 100 パーセント処理します。プライマリ NIC が使用できなくなった場合に限って、セカンダリ NIC がアクティブになり、トラフィックを 100 パーセント処理します。

あるいは、AFT や NFT を構成しない場合や、使用できる 2 番目の LAN ポートがない場合には、次の構成が可能です。ただし、推奨はしません。

1 番目の NIC が失敗した場合に 2 番目の NIC をリモートで再び使用可能にするための、2 番目の NIC の TCP/IP を使用不能にします(2 番目の NIC の TCP/IP を使用不能にするには、[コントロール パネル] の[ネットワークとダイヤルアップ接続] を使用します)。

BIOS で 2 番目の NIC を使用不能にします。


注意 2 番目の NIC にネットワーク ケーブルを単に差し込まないだけでは不十分です。BIOS で NIC を使用不能にしないと、Cisco Unity が正しく動作しない場合があります。

NIC 構成の設定を確認または変更するには、次の手順を実行します。

Cisco Unity サーバ上のデュアル NIC の構成を確認または変更する


ステップ 1 NIC が正しく構成されていることを確認します。

両方が同じネットワーク セグメントに接続されている。

両方が同じ IP アドレスを共有している。

Dell または IBM サーバを使用している場合は、両方が AFT にセットアップされている。
Hewlett-Packard サーバを使用している場合は両方が NFT にセットアップされている(NIC 製造者またはサーバのベンダーが提供するドキュメントを参照してください。MCS-7825H、MCS-7835H、または MCS-7845H サーバを設定している場合、Compaq Network Teaming and Configuration Utility(CPQNTAC)のネットワーク チーム プロパティ シートを使用して、NFT チーミングを設定します。MCS-7815I、MCS-7855I、または MCS-7865I サーバを設定している場合、Broadcom NetXtreme Ethernet ユーティリティの Advanced Control Suite を使用して、AFT チーミングを設定します。MCS-7835I サーバと MCS-7845I サーバの場合、Intel PROSet II Ethernet ユーティリティの[Advanced] タブ上にあるチーミング ウィザードを使用して、AFT チーミングを設定します)。

ステップ 2 Cisco Unity サーバを再起動し、変更を有効にします。


 

ボイス カードが新しいハードウェアや不明のドライバと間違って報告された

次の場合、[新しいハードウェアの検出ウィザード] は、Cisco Unity サーバが再起動されるたびに表示され、ボイス カードが正しくインストールされ、設定されている場合でも、新しいハードウェアとして報告されます。

オペレーティング システムは、Platform Configuration ディスクを使用して、インストールされています。

オペレーティング システムは、ボイス カードがインストールされる前に、製造業者にガイドされたシステムセットアップ ユーティリティを使用してインストールされています。

新しいボイス カードは、既存の Cisco Unity サーバに追加されています。

この項の手順を実行すると、[新しいハードウェアの検出ウィザード] がボイス カードを新しいハードウェアとして報告しなくなります。この手順を実行しても、[新しいハードウェアの検出ウィザード] がほかの新しいハードウェアの検出と報告を行わなくなることはありません。

ウィルススキャン サービスが動作していると、[新しいハードウェアの検出ウィザード] の実行速度が低下するため、この手順を実行する間は、必要に応じて、ウィルススキャン サービスを無効にするようにお勧めします。終了後は、ウィルススキャン サービスを再度有効にしてください。

ボイス カードに対して、[新しいハードウェアの検出ウィザード] を無効にする


ステップ 1 [新しいハードウェアの検出ウィザード] の[ようこそ] ページで、 [次へ] をクリックします(Cisco Unity サーバが再起動した後、[PCI デバイスのインストール] ダイアログと共に、[新しいハードウェアの検出ウィザード] の[ようこそ] ページが表示されます)。

ステップ 2 [ハードウェア デバイス ドライバのインストール] ページで、 [デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)] をクリックして、 [次へ] をクリックします。

ステップ 3 [ドライバ ファイルの特定] ページで、 [フロッピー ディスク ドライブ] チェックボックスと [CD-ROM ドライブ] チェックボックスをオンにして、 [次へ] クリックします。

ステップ 4 [ドライバ ファイルの検索結果] ページで、 [このデバイスを無効にする] をクリックして、 [完了] をクリックします。[このデバイスドライバのインストールをスキップする] を選択しないでください。選択した場合、Cisco Unity サーバを再起動するたびに[新しいハードウェアの検出ウィザード] が表示されます。

ステップ 5 [新しいハードウェアの検出ウィザード] の各インスタンスで、ステップ 2 から ステップ 4 を繰り返してください(各ボイス カードでも必要に応じて)。

この手順を実行しても、Windows 2000 のデバイス マネージャでは、ボイス カードが不明な PCI デバイスと表示されます。デバイス ドライバがインストールされていないという警告も引き続き表示されます。これは、予期される動作であり、カードや Cisco Unity サーバに問題が発生したことを示すものではありません。