Cisco Unity トラブルシューティング ガイド(Microsoft Exchange 版) Release 4.0(2)
Cisco Unity サービス
Cisco Unity サービス
発行日;2012/01/11 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Unity サービス

Exchange 5.5 コンフィギュレーションにおける Cisco Unity サービスの動作

Exchange 2000 コンフィギュレーションにおける Cisco Unity サービスの動作

Cisco Unity サービス

Cisco Unity サービスは、トラブルシューティングで使用する診断トレース用の最上位のコンポーネントです。Cisco Unity 診断ツールを使用して診断トレース表示した場合、常にファイル名は「diag_」で始まり、その直後にサービス名が含まれています。たとえば、レポート サービスの診断ログは diag_AvRepDirSvrSvc_YYYYMMDD_HHMMSS_.txt のようになります。

 

表 A-1 Cisco Unity サービス

サービス
機能

AvCsGateway

ゲートウェイ サービスでは、安全なインターフェイスをマネージャ サービスに提供します。それによって外部プロセスは、マネージャの状態の問い合せ、マネージャの起動/停止、または(可能な場合)マネージャ コンポーネントに対する内部インターフェイスの要求ができます。

AvCsMgr

マネージャ サービスとは、ボイスメール システムの中枢機能です。CommServer プラットフォームのコンポーネントを実行し、コンポーネントの状態を示し、他の内部および外部コンポーネントに対するコンポーネント インターフェイスを明確にします。

AvCsNodeMgr

ノード マネージャ サービスでは、フェールオーバーの核となるサービスを提供します。プライマリ サーバおよびセカンダリ サーバを起動し、サーバの状態を監視します。

AvDirChangeWriter

ディレクトリ変更書き出しサービスでは、(AvDSEx55、AvDSAD および AvDSGlobalCatalog サービスによって通知された)変更キューからメッセージを取得し、Cisco Unity SQL データベースに書き込みます。

AvDSAD

(Exchange 2000 システムのみ)

Active Directory Datastore サービスでは、ドメイン コントローラで Cisco Unity のオブジェクト(ユーザ、ロケーション、同報リスト、担当者)で変更がないか AD を監視し、変更の通知を変更書き出しサービスに送ります。この方法によって、Cisco Unity システム管理で行われたディレクトリ変更と Cisco Unity の同期を保ちます。

AvDSEx55

(Exchange 5.5 システムのみ)

Exchange 5.5 Datastore サービスでは、Cisco Unity のオブジェクト(ユーザ、ロケーション、同報リスト、担当者)で変更がないかデータベースを監視し、変更の通知を変更書き出しサービスに送ります。この方法によって、Cisco Unity システム管理で行われたディレクトリ変更と Cisco Unity の同期を保ちます。

AvDSGlobalCatalog

(Exchange 2000 システムのみ)

Global Catalog Datastore サービスでは、Cisco Unity のオブジェクト(ユーザ、ロケーション、同報リスト、担当者)で変更がないか AD グローバル カタログを監視し、変更の通知を変更書き出しサービスに送ります。この方法によって、Cisco Unity システム管理で行われたディレクトリ変更と Cisco Unity の同期を保ちます。

AvGaenSvr

Event Notification ユーティリティ サービスでは、イベント ログをポーリングし、Event
Notification Utility Administrator で設定されたイベント プロパティに従って、電子メールやボイスメールの到着通知を送信します。

AvLic

ライセンス サービスでは、Cisco Unity に対する安全なライセンス情報と認証されたクライアントを提供します。さらに、データベースを監視し、ライセンス機能ごとの動的な利用情報を提供します。

AvMMProxySvr

Media Master Proxy サーバでは、クライアントの認証と、メディアやリソース インターフェイスへの匿名のアクセスを提供します。誰でも利用可能なこのサービスでは、あらゆるプラットフォームで動作しているクライアントの、アプリケーション レベルの認証を提供します。認証後は、電話による WAV ファイルのストリーミング、またはクライアント プラットフォームへのインターフェイスを明確にします。

AvMsgStoreMonitorSvr

メッセージ ストア モニタ サービスでは、新規または削除されたメッセージのために、Cisco Unity サーバ上のユーザのメールボックスを監視します。このサービスは、Notifier Queue に対する MWI リクエストを追加し、ユーザのメッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)をオンまたはオフにします。

AvRepDirSvrSvc

レポート サービスでは、Cisco Unity システム管理からのレポート要求を受け付け、ログ ファイルからデータを抽出し、DOH や Miu などの Cisco Unity コンポーネントから動的な情報を取得します。レポート サービスでは、レポートの出力要求と取り消しも処理します。

AvSqlChangeWriter

SQL 変更書き出しサービスでは、SQL サーバのデータベースを監視し、必要に応じてディレクトリを更新するために適切なディレクトリ サービスに対して要求を出します。

AvTtsSvr

テキスト/スピーチ サービスでは、Call Control/Media(Miu)コンポーネントで使用されるテキスト/オーディオ変換サービスを提供します。

AvUMRSyncSvr

Unity Messaging Repository(UMR)サービスでは、身元不明の発信者(外部の発信者、または(会議室などの)ユーザ アカウントに関連付けられていない電話から発信した組織内の発信者)によって UnityMTA ディレクトリの中に残された初期のボイスメールを確認します。

CsBridgeConnector

コネクタ サービスでは、UOmni メールボックスを監視し、Cisco Unity と Octel ノード(Bridge)の間で双方向にディレクトリ情報の同期を取ります。

Exchange 5.5 コンフィギュレーションにおける Cisco Unity サービスの動作

Cisco Unity ディレクトリ サービスとメッセージ ストア サービスを所有するアカウントでログオンしたサービスは、UnitySvc(推奨される Active Directory のユーザ ログオン名)としてログオンしたのと同様に一覧表示されます。

 

表 A-2 Exchange 5.5 コンフィギュレーションにおける Cisco Unity サービスの動作

サービス
依存関係
スタートアップ モード
ログオン アカウント
コメント

AvCsGateway

MSSQLSERVER

自動

UnitySvc

重要:停止したときは再起動する必要があります。

AvCsMgr を起動して停止します。

AvCsMgr

Dialogic System Service、MSSQLSERVER、Telephony

手動

UnitySvc

重要:AvCsGateway が停止した場合、このサービスを停止する必要があります。また、AvCsGateway によって
AvCsMgr を起動する必要があります。

AvCsGateway によってのみ起動でき、AvCsGateway によって停止する必要があります。

AvCsNodeMgr

(フェールオーバーがインストールされたときのみ、インストールされる)

Remote Procedure Call(RPC)

自動

フェールオーバー サービスを所有するアカウント。両方のサーバで同じアカウントである必要がある。

重要:停止したか、フェールオーバーが動作しない場合は再起動する必要があります。

停止しても、AvCsMgr には影響はありません。

AvDirChangeWriter

Message Queuing、MSSQLSERVER

自動

ローカル システム アカウント(SQL にアクセスする必要がある、フェールオーバー サービスを所有するアカウント)

重要:停止したときは再起動する必要があります。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、AD から変更を加えて、それを SQL に反映させることはできません。

AvDSEx55

Message Queuing、Microsoft Exchange Directory、MSSQLSERVER

自動

UnitySvc

重要:停止したときは再起動する必要があります。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、AD から変更を加えて、それを SQL に反映させることはできません。

AvGaenSvr

なし

自動

UnitySvc

特に重要ではありません。

停止しても、AvCsMgr には影響はありません。

AvLic

MSSQLSERVER

自動

ローカル システム アカウント

AvMMProxySvr

Remote Procedure Call(RPC)

自動

ローカル システム アカウント

重要:Web アプリケーションや電子メール クライアントで使用されます。

AvMsgStoreMonitorSvr

AvCsGateway

手動

UnitySvc

重要:メッセージの到着通知と MWI で使用されます。

AvRepDirSvrSvc

MSSQLSERVER

手動

ローカル システム アカウント

特に重要ではありません。レポートを使用しないときは停止しておくことができます。レポートが動作していない場合、AvCsMgr が起動するときにレポートを開始します。

停止しても、AvCsMgr には影響はありません。レポートを使用しないときは停止しておくことができます。

AvSqlChangeWriter

MSSQLSERVER

自動

ローカル システム アカウント

AvTtsSvr

なし

手動

ローカル システム アカウント

特に重要ではありません。

AvUMRSyncSvr

MSSQLSERVER

手動

UnitySvc

重要:停止したときは再起動する必要があります。UMR が動作していない場合、AvCsMgr が起動するときに UMR を開始します。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、Exchange サーバが停止しているときはメッセージを保存できません。停止したときは再起動する必要があります。

CsBridgeConnector

(必ずインストールされますが、Bridge がライセンスされているときのみ起動されます)

MSSQLSERVER

手動

UnitySvc

特に重要ではありません。Bridge を使用しないときは停止しておくことができます。ライセンスされた Bridge ポートがない場合は起動されません。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、Bridge は機能しません。

Exchange 2000 コンフィギュレーションにおける Cisco Unity サービスの動作

Cisco Unity ディレクトリ サービスを所有するアカウントでログオンしたサービスは、UnityDirSvc としてログオンしたのと同様に一覧表示されます。Cisco Unity メッセージ ストア サービスを所有するアカウントでログオンしたサービスは、UnityMsgStoreSvc としてログオンしたのと同様に一覧表示されます。両方とも、推奨される Active Directory のユーザ ログオン名です。

 

表 A-3 Exchange 2000 コンフィギュレーションにおける Cisco Unity サービスの動作

サービス
依存関係
スタートアップ モード
ログオン アカウント
コメント

AvCsGateway

MSSQLSERVER

自動

UnityMsgStoreSvc

重要:停止したときは再起動する必要があります。

AvCsMgr を起動して停止します。

AvCsMgr

Dialogic System Service、MSSQLSERVER、Telephony

手動

UnityMsgStoreSvc

重要:AvCsGateway が停止した場合、このサービスを停止する必要があります。また、AvCsGateway によって
AvCsMgr を起動する必要があります。

AvCsGateway によってのみ起動でき、AvCsGateway によって停止する必要があります。

AvCsNodeMgr

(フェールオーバーがインストールされたときのみ、インストールされる)

Remote Procedure Call(RPC)

自動

フェールオーバー
サービスを所有するアカウント。両方のサーバで同じアカウントである必要がある。

重要:停止したか、フェールオーバーが動作しない場合は再起動する必要があります。

停止しても、AvCsMgr には影響はありません。

AvDirChangeWriter

Message Queuing、MSSQLSERVER

自動

ローカル システム アカウント

重要:停止したときは再起動する必要があります。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、AD から変更を加えて、それを SQL に反映させることはできません。

AvDSAD

Message Queuing、MSSQLSERVER

自動

UnityDirSvc

重要:停止したときは再起動する必要があります。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、AD への書き込みや読み出しはできません。

AvDSGlobalCatalog

Message Queuing、MSSQLSERVER

自動

UnityDirSvc

重要:停止したときは再起動する必要があります。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、グローバル カタログから読み出すことはできません。

AvGaenSvr

なし

無効

UnityMsgStoreSvc

特に重要ではありません。

停止しても、AvCsMgr には影響はありません。

AvLic

MSSQLSERVER

自動

ローカル システム アカウント

AvMMProxySvr

Remote Procedure Call(RPC)

自動

ローカル システム アカウント

重要:Web アプリケーションや電子メール クライアントで使用されます。

AvMsgStoreMonitorSvr

AvCsGateway

手動

UnityMsgStoreSvc

重要:メッセージの到着通知と MWI で使用されます。

AvRepDirSvrSvc

MSSQLSERVER

手動

ローカル システム アカウント

特に重要ではありません。レポートを使用しないときは停止しておくことができます。レポートが動作していない場合、AvCsMgr が起動するときにレポートを開始します。

停止しても、AvCsMgr には影響はありません。レポートを使用しないときは停止しておくことができます。

AvSqlChangeWriter

MSSQLSERVER

自動

ローカル システム アカウント

すべての SQL と AD データの MSCW バルク同期の間、動作します。その他の場合でも動作することがあります。

AvTtsSvr

なし

手動

ローカル システム アカウント

特に重要ではありません。

AvUMRSyncSvr

MSSQLSERVER

手動

UnityMsgStoreSvc

重要:停止したときは再起動する必要があります。UMR が動作していない場合、AvCsMgr が起動するときに UMR を開始します。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、Exchange サーバが停止しているときはメッセージを保存できません。停止したときは再起動する必要があります。

CsBridgeConnector

(必ずインストールされますが、Bridge がライセンスされているときのみ起動されます)

MSSQLSERVER

手動

UnityMsgStoreSvc

特に重要ではありません。Bridge を使用しないときは停止しておくことができます。ライセンスされた Bridge ポートがない場合は起動されません。

停止しても、AvCsMgr には影響はありませんが、Bridge は機能しません。