Cisco Unity トラブルシューティング ガイド(Microsoft Exchange 版) Release 4.0(2)
オーディオ品質
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発行日;2012/01/11 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

オーディオ品質

オーディオ品質に関する問題

Cisco Unity でのオーディオ品質の問題

Set Volume Level ユーティリティ

Cisco Unity での高度なオーディオ品質トラブルシューティング

Cisco Unity は G.729a に対応

Set Record Format

Cisco Unity-CM TSP Wave Gain ユーティリティ

自動利得制御

Cisco Unity の自動利得制御とレジストリ設定

Dialogic ボイス カードの自動利得制御とレジストリ設定

コンフォート ノイズ

オーディオ トラブルシューティング ユーティリティ

AudioStat

CAP Ripper

RTP Parser

オーディオ品質

オーディオ品質に関する問題

オーディオ品質に関する問題はさまざまな形で現れるため、診断と修正が難しい場合があります。たとえば、ユーザから、メッセージとシステム プロンプトの間で音量に差があることや、メッセージが歪んでいることが報告されることがあります。オーディオ品質の症状は、すべてのユーザに対して現れるわけでも、すべてのメッセージまたはすべてのシステム プロンプトに一貫して現れるわけでもありません。

Cisco Unity の制御の内外を問わずデバイス トポロジ全体がオーディオ品質に影響を与える可能性があります。Cisco Unity が制御する機能としては、自動利得制御(AGC)、Cisco Unity-CM TSP Wave Gain、およびメッセージの格納のために選択するオーディオ コーデックがあります。Cisco CallManager は、オーディオ コーデックのリージョン設定を制御します。最後に、Cisco ゲートウェイの利得と減衰の設定もオーディオ品質に影響を与える場合があります。

Cisco Unity でのオーディオ品質の問題

Cisco Unity でのオーディオ品質の問題で最も一般的な症状は、グリーティングとボイス名の音量が Cisco Unity プロンプトの音量と異なる(大きいか小さい)ということです。

表 6-1 で基本的な修正処置を参照し、Cisco Unity サーバ上の全 WAV ファイルを同じ値にそろえてから、必要に応じて再生レベルを調整してください。

 

表 6-1 Cisco Unity での基本的なオーディオ品質トラブルシューティング

症状
一般的な状態
修正処置

グリーティングとボイス名の音量が Cisco Unity プロンプトの音量と異なる(大きいか小さい)。

特定のグリーティングとボイス名だけが影響を受ける、またはバージョン 3.1(3) 以降へのアップグレードを最近行った、あるいはその両方。

1. Cisco Unity-CM TSP Wave Gain の再生と録音がどちらも 0 に設定されていることを確認します。

2. Set Volume Level ユーティリティを実行して、アップグレード前のグリーティングとボイス名を正しい dB レベルにします。

3. 必要に応じて、Cisco Unity AGC 設定を確認および調整します(デフォルト値は -26 dB です)。

4. 必要に応じて、Cisco Unity-CM Wave Gain の再生の設定を確認および調整します。

詳細な手順については、「Set Volume Level ユーティリティ」を参照してください。

3.1(2) から 3.1(3) または 3.1(4) へのアップグレードについては、 http://www.cisco.com/warp/public/788/AVVID/white_noise.html を参照してください。

Set Volume Level ユーティリティ

Set Volume Level ユーティリティを使用すると、Cisco Unity サーバ上の全 WAV ファイルを同じ値にそろえてから必要に応じて再生レベルを調整することができます。

Cisco Unity バージョン 3.1(2c) 以降では AGC がデフォルトで使用可能になっているので、システムを 3.1(2c) へアップグレードした場合は、既存のグリーティングや名前の音量が、アップグレード後に録音した新しいグリーティングや名前の音量よりも大きくなることがあります。

Cisco Unity バージョン 3.1(4) では、Cisco Unity が調整しようとする着信録音の最小 dB レベルを制御するために、新しいレジストリ設定 AGCminimumThreshold が追加されました。この設定によって、メッセージ内の無音や背景ヒス音が調整されるのを回避することができます。
AGCminimumThreshold のデフォルト設定は -45 dB で、許容範囲は -35 dB ~ -55 dB です。

音量問題の解決または回避で最良の結果を得るために、まず Cisco Unity バージョン 3.1(4) 以降へアップグレードしてから、Set Volume ユーティリティを使用して既存のグリーティングと名前の録音をアップグレード後の Cisco Unity の利得レベルに合わせることを推奨します。

「Set Volume ユーティリティの最新バージョンをダウンロードしてインストールする」 の手順を実行して、使用している Set Volume ユーティリティが最新バージョンであることを確認してください。

「Set Volume ユーティリティを使用してグリーティングと名前の録音を調整する」 の手順では、Cisco Unity サーバ上の全 WAV ファイルを同じ値にそろえてから、必要に応じて再生レベルを調整する手順を示します。


) Cisco Unity フェールオーバーでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で作成する必要があります。


Set Volume ユーティリティの最新バージョンをダウンロードしてインストールする


ステップ 1 Cisco Software Center Web サイト( http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml )を参照します。

ステップ 2 [Cisco Unity Software] で、 [Cisco Unity Utilities] をクリックします。

ステップ 3 表内の SetVolume.zip ファイルのバージョンと Cisco Unity システム上の Set Volume ユーティリティのバージョンを比較します。

ステップ 4 表内のバージョンが、現在システムにインストールされているバージョンよりも新しい場合は、 SetVolume.zip ファイルをダウンロードします。

ステップ 5 ファイルのダウンロード先となるディレクトリを指定します。

ステップ 6 Winzip で、 Setup.exe をダブルクリックします。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 Change Directory をクリックして、CommServer\Utilities\VolumeAdjust ディレクトリに移動します。

ステップ 9 画面の指示に従って、インストールを完了します。


 

Set Volume ユーティリティを使用してグリーティングと名前の録音を調整する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理を終了します。

ステップ 2 Cisco Unity サーバのデスクトップ上で、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 3 Cisco CallManager 連動がない場合は、ステップ 5にスキップします。

Cisco CallManager 連動があり、Cisco CallManager リージョンが G.711 コーデックを使用するように設定されている場合は、左側領域で [Administrative Tools] の下の [WaveGain] をダブルクリックします。

ステップ 4 [Record Gain in dB] と [Playback Gain in dB] がどちらも 0 に設定されていることを確認します。

ステップ 5 [Tools Depot] ウィンドウの左側領域で、[Audio Management Tools] を参照して [Set Volume] をダブルクリックします。

ステップ 6 [調整するグリーティングとボイス名の選択] ウィンドウで、 [すべて選択] をクリックします。

ステップ 7 [オリジナル ファイルの保存先] チェックボックスがオンになっていることを確認して、録音された元の名前とグリーティングのファイルのバックアップ コピーを保存するロケーションを入力します。

ステップ 8 [オプション] セクションで、次の表に示されている値を確認します。ここに示されている [最小 dB スレッショウルド] レジストリ設定があるのは Cisco Unity バージョン 3.1(4) 以降だけです。

 

新規 dB レベル

-26

サンプル サイズ

8000

最大 dB 調整レベル

5

最小 dB スレッショウルド

-45

ステップ 9 [既存のグリーティングとボイス名に適用した後で、レジストリへボリューム(音量)オプションを保存しますか。(推奨)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。[新規 dB レベル] を 0 以外の値に設定すると、AGC がオンになります。

ステップ 10 [ボリューム レベルの設定] をクリックします。

ステップ 11 [ボリューム設定] ウィンドウに「完了」と表示されれば、既存のグリーティングと名前の録音がすべて [新規 dB レベル] のレベルに調整されました。 [OK] をクリックし、 [終了] をクリックします。

ステップ 12 Cisco CallManager 連動がない場合、この手順で必要な作業はすべて完了しました。

Cisco CallManager 連動があり、Cisco CallManager のリージョンが G.711 コーデックを使用するように設定されている場合は、Cisco Unity システム管理を起動します。

ステップ 13 Cisco Unity システム管理で、Media Master コントロール バーのある任意のページに移動し、再生デバイスとして電話が選択されていることを確認します。


) 録音デバイスおよび再生デバイスとして電話を使用するには、Cisco Unity で、[システム] > [ポート] ページのセッションそれぞれに少なくとも 1 つのポートが [TRAP 接続] に指定されている必要があります。詳細については、『Cisco Unity System Administration Guide』の「ボイスメール ポート設定」の項を参照してください。このマニュアルは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_administration_guide_books_list.html から入手可能です。


ステップ 14 Media Master コントロール バーで [再生] をクリックして、録音(たとえば、ユーザのグリーティング)を電話で聞きます。

録音の音量がそれでよければ、この手順で必要な作業はすべて完了しました。

録音の音量が小さすぎる場合は、ステップ 15に進みます。

ステップ 15 [Tools Depot] ウィンドウの左側領域で、[Audio Management Tools] の下にある [WaveGain] をダブルクリックします。

ステップ 16 [Playback Gain in dB] 値の dB を 1 つか 2 つ増やします。録音の音量を聞きます。

録音の音量がそれでよければ、[Playback Gain in dB] 値を書きとめてステップ 17に進みます。

録音の音量がまだ小さすぎる場合は、このステップを繰り返します。

ステップ 17 [Tools Depot] ウィンドウの左側領域で、[Administrative Tools] の下の [Advanced Settings Tool] をダブルクリックします。

ステップ 18 [Unity Settings] 領域で、 [Set Wave Gain dB Adjustment for Playback] をクリックします。

ステップ 19 ステップ 16で決めた新しい値を入力して、 [Set] をクリックします。

ステップ 20 プロンプトが表示されたら、 [OK] をクリックします。Cisco Unity サーバを再起動しなくても、レジストリの変更は有効になります。

ステップ 21 [Exit] をクリックします。

ステップ 22 フェールオーバーを使用している場合は、この手順を繰り返してセカンダリ サーバにレジストリ設定を適用します。


 

Cisco Unity での高度なオーディオ品質トラブルシューティング

次の症状に対する高度な修正処置と他のトラブルシューティング手順および情報へのリンクは、 表 6-2 を参照してください。

メッセージや Cisco Unity プロンプトの音が歪んでいる。

Cisco Unity からのオーディオがない場合に、ヒス音が聞こえる。

特別な場合に、メッセージの再生音量が Cisco Unity プロンプトの音量と異なる(大きいか小さい)。

発信者には Cisco Unity プロンプトが聞こえるが、発信者が話しても Cisco Unity がオーディオを転送しない。

詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html )から入手可能な『 White Paper: Audio Codecs and Cisco Unity 』を参照してください。

その他の高度なオーディオ トラブルシューティング ツールについては、「オーディオ トラブルシューティング ユーティリティ」を参照してください。

特に指定がない限り、すべての手順が Cisco Unity バージョン 3.1(4) 以降に当てはまります。

 

表 6-2 高度なオーディオ品質トラブルシューティング

症状
一般的な状態
修正処置

メッセージや Cisco Unity プロンプトの音が歪んでいる。

メッセージの格納および取得のために G729a コーデックを使用している。

1. Cisco Unity が G.729a ストリームを受信できることを確認します。「Cisco Unity は G.729a に対応」を参照してください。

2. Cisco Unity 上のメッセージ録音に G.729a コーデックが使用されていることを確認します。「Set Record Format」を参照してください。

3. Cisco CallManager リージョンが G.729a に設定されていることを確認します。Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_instructions_guides.html )から入手可能な、該当する『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

4. Cisco Unity G.729a プロンプトがインストールされていることを確認します。Software Center のダウンロード Web サイト( http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml )から入手可能な『 CiscoUnity3.1.G729aPrompts.Readme 』を参照してください。

メッセージの格納および取得のために G.711 コーデックを使用している。

Cisco CallManager リージョンが G.711 に設定されていることを確認します。Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_instructions_guides.html )から入手可能な、該当する『 Cisco
CallManager アドミニストレーション ガイド
』を参照してください。

システム プロンプトの間や転送中など、Cisco Unity からのオーディオがないときにヒス音が聞こえる。

IP 電話を使用している。

Cisco Unity コンフォート ノイズ レジストリ設定を確認します。 「Cisco Unity コンフォート ノイズのレジストリ設定を表示および調整する」 の手順を参照してください。

3.1(2) から 3.1(3) または 3.1(4) へのアップグレードについては、 http://www.cisco.com/warp/public/788/AVVID/white_noise.html を参照してください。

特別な場合に、メッセージの再生音量が
Cisco Unity プロンプトの音量と異なる(大きいか小さい)。

Cisco Unity システムのバージョン 3.1(2b) 以前で、外部からの発信者のメッセージだけが影響を受ける。

1. Cisco ゲートウェイの利得と減衰のレベルを確認します。Cisco.com
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_access/index.htm )から入手可能なゲートウェイに関するマニュアルを参照してください。

2. Cisco Unity-CM TSP Wave Gain の再生と録音の設定を確認します。「Cisco Unity-CM TSP Wave Gain ユーティリティ」を参照してください。

Cisco Unity システムのバージョン 3.1(2b) 以前で、ユーザのメッセージと外部からの発信者のメッセージの両方が影響を受ける。

Cisco Unity-CM TSP Wave Gain の再生と録音の設定を確認します。「Cisco Unity-CM TSP Wave Gain ユーティリティ」を参照してください。

Cisco Unity が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない。

Cisco Unity でデュアル NIC の設定が間違っている可能性があります。

「Cisco Unity が、システム プロンプトを再生するが、音声を転送しない」 を参照してください。

Cisco Unity は G.729a に対応

レジストリ設定 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Active Voice\AVSkinny\G729 Enabled が 1 に設定されている場合は、Cisco Unity が G.729a ストリームと G.711 ストリームの両方を受信できることを意味します。G.729a がメッセージの格納に使用されていることを示しているわけではありません。これは、Cisco Unity バージョン 3.1(x) システムのデフォルト設定です。バージョン 4.0(1) 以降では G.729a コーデックが自動的にインストールされるので、このレジストリ設定は必要なくなります。

Cisco Unity が G.729a ストリームを受信できることを確認する(バージョン 3.(x) のみ)


ステップ 1 Regedit を起動します。


注意 正しくないレジストリ キーを変更したり、誤った値を入力したりすると、サーバが機能不良を起こすことがあります。レジストリを編集する前に、問題が起きた場合の復旧方法を確認してください(レジストリ エディタのヘルプの「復元」トピックを参照してください)。Cisco Unity フェールオーバー システムでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で変更する必要があります。レジストリ キー設定の変更について質問があるときは、Cisco TAC に問い合せてください。

ステップ 2 レジストリの最新のバックアップがない場合は、 [レジストリ] > [レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリの設定をファイルに保存してから、Regedit を閉じます。

ステップ 3 次のレジストリ キーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Active Voice\AVSkinny\G729 Enabled

ステップ 4 値が 1 に設定されていることを確認します。

ステップ 5 ステップ 4で値を変更した場合は、 [OK] をクリックします。Cisco Unity サーバを再起動しなくても、レジストリの変更は有効になります。


 

Set Record Format

Set Record Format ユーティリティは、Cisco Unity での録音すべてに使用するコーデックを変更します。ユーザ固有またはポート固有の録音形式を選択することはできません。録音形式の変更は、変更後に作成された録音にしか適用されません。このユーティリティは、既存のメッセージやグリーティングを新しいコーデックに変換することはしません。

Cisco Unity システムをしばらく実行してからコーデックを変更すると、Cisco Unity に複数の形式でグリーティング、ボイス名、プロンプト、およびメッセージが保存されることがあります。Cisco Unity は形式間のトランスコーディングを行いますが、非常に混雑したバージョン 3.(x) システムで複数のメッセージ形式が存在すると、警告 CSCae08069 に説明されている問題が生じることがわかっています。詳細およびこの問題の回避策については、
http://www.cisco.com/warp/public/788/AVVID/reorder_tone_after_startup.htm
を参照してください。回避策を導入する前に Cisco TAC に問い合せてください。

グリーティング、ボイス名、およびプロンプトのコーデック情報を表示するには、 「グリーティング、ボイス名、およびシステム プロンプトのコーデック情報を表示する」 の手順を実行します。

Cisco Unity での録音すべて(メッセージ、グリーティング、およびボイス名)に使用されるコーデックを変更するには、 「Cisco Unity 録音コーデックを変更する」 の手順を実行します。

コーデックの選択とインプリメントの詳細については、Cisco.com
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_technical_reference_list.html )から入手可能な『 White Paper: Audio Codecs and Cisco Unity 』を参照してください。

グリーティング、ボイス名、およびシステム プロンプトのコーデック情報を表示する


ステップ 1 Cisco Unity デスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 [Tools Depot] ウィンドウの左側領域で、[Audio Management Tools] の下にある [Codec Checker] をダブルクリックします。

ステップ 3 データを CSV ファイルにエクスポートするには、 [ファイル] をクリックして、グリーティングおよびボイス名のデータかプロンプト データかいずれかのエクスポートを選択します。

ステップ 4 [Exit] をクリックします。


 


) Cisco Unity フェールオーバーでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で作成する必要があります。


Cisco Unity 録音コーデックを変更する


ステップ 1 Cisco Unity ソフトウェアを終了します(システム トレイの [Cisco Unity] アイコンを右クリックしてから、 [Unity 停止] をクリックします)。

ステップ 2 G.711 mu-law または A-law、G729a、あるいは GSM 6.10 コーデックを使用する場合は、ステップ 5にスキップします。

ステップ 3 オプションの Dialogic OKI ADPCM コーデックを使用するには、次の手順に従います。

a. Cisco Software Center Web サイト( http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml)を参照します。
Cisco Unity の下の Other Components をクリックします。

b. CiscoUnityDialogicCodec.exe をクリックして、Cisco Unity サーバ上の任意のディレクトリにファイルをダウンロードします。

c. CiscoUnityDialogicCodec.exe ファイルを任意のディレクトリに解凍します。

d. Avvox_setup.exe をダブルクリックして、画面のプロンプトに従います。

ステップ 4 VPIM with Microsoft Exchange を使用している Cisco Unity バージョン 4.0(1) 以降のシステムでオプションの G.726 32 Kbps コーデックを使用するには、次の手順に従います。

a. 任意のベンダーからライセンスを購入します。

b. ベンダーのインストール手順を実行してから、ステップ 5に進みます。

ステップ 5 Cisco Unity デスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 6 左側領域で、[Audio Management Tools] の下の [Set Record Format] をダブルクリックします。

ステップ 7 [Format] リストで、サポートされているコーデックを選択して、 [OK] をクリックします。

ステップ 8 Cisco Unity サーバを再起動します。


 

既存のグリーティングとボイス名の録音形式を変更する


ステップ 1 Cisco Unity デスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側領域で、[Audio Management Tools] の下の [Set Wav Format] をダブルクリックします。

ステップ 3 調整するグリーティングとボイス名を選択します。

ステップ 4 [オリジナルのボイス名とグリーティングのバックアップ] の下のチェックボックスをオンにして、元のファイルを保存するロケーションを入力します。

ステップ 5 リストで、新規 Wav 形式を選択します。

ステップ 6 [WAV 形式の設定] をクリックします。

ステップ 7 [OK] をクリックし、 [終了] をクリックします。

ステップ 8 Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Cisco Unity-CM TSP Wave Gain ユーティリティ

表 6-3 に示されているレジストリ キーは、Cisco Unity-CM TSP がすべての録音(メッセージ、プロンプト、ボイス名、グリーティング)の録音と再生の音量を、Cisco Unity が組み込まれ G.711 コーデックを使用するように設定されている Cisco CallManager リージョン内の IP デバイスに対して、どのように調整するかを決定します。

これらのレジストリ設定は、Cisco CallManager 連動でのみ適用できます。Dialogic ボイス カードを使用する PBX 連動がある場合は、「Dialogic ボイス カードの自動利得制御とレジストリ設定」を参照してください。

Wave Gain ユーティリティを使用して、WaveDBGainPlayback レベルと WaveDBGainRecord レベルを調整およびテストします。Wave Gain ユーティリティを使用して確認した録音と再生の設定は、Advanced Settings Tool または Regedit を使用してレジストリに手動で入力する必要があります。

 

表 6-3 Wave Gain ユーティリティのレジストリ キー

Key Name
目的
推奨設定

WaveDBGainPlayback

システム全体における全録音の再生レベルに対する Wave ドライバ増幅または減衰を制御します。

0:Cisco Unity の自動利得制御(AGC)が使用可能な場合。この値は、AGC 設定を調整した後で必要に応じて変更できます。

0xfffffff6 (デフォルト):Cisco Unity AGC がないバージョン 3.0(x) 以前のシステム。

WaveDBGainRecord

システム全体の録音に対する Wave ドライバ増幅または減衰を制御します。

0:AGC が使用可能な場合。

5 (デフォルト):AGC がないバージョン 3.1(2b) 以前のシステム。

Cisco Unity バージョン 3.1(2c) 以降では、音量の調整プロセスを開始させるため、Cisco Unity-CM TSP Wave Gain の録音レベルと再生レベルを両方とも 0 に設定します。まだ実行していない場合は、 「Set Volume ユーティリティを使用してグリーティングと名前の録音を調整する」 の手順を実行してください。

Cisco Unity の AGC がない場合は(バージョン 3.1(2b) 以前のシステムのみ)、最良の音質を得るため、次の手順を実行して Cisco Unity-CM TSP Wave Gain の再生レベル設定だけを必要に応じて一度に 1 ~ 2 dB ずつ調整することができます。

最適な Cisco Unity-CM TSP Wave Gain 設定を確認する(Cisco Unity バージョン 3.1(2b) 以前のみ)


ステップ 1 Regedit を起動します。


注意 正しくないレジストリ キーを変更したり、誤った値を入力したりすると、サーバが機能不良を起こすことがあります。レジストリを編集する前に、問題が起きた場合の復旧方法を確認してください(レジストリ エディタのヘルプの「復元」トピックを参照してください)。Cisco Unity フェールオーバー システムでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で変更する必要があります。レジストリ キー設定の変更について質問があるときは、Cisco TAC に問い合せてください。

ステップ 2 レジストリの最新のバックアップがない場合は、 [レジストリ] > [レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリの設定をファイルに保存してから、Regedit を閉じます。

ステップ 3 CommServer\Utilities\ToolsDepot ディレクトリを参照します。

ステップ 4 [WaveGain] をダブルクリックします。

ステップ 5 再生の音量を上げるには、[Playback Gain in dB] フィールドに正の数を入力します。再生の音量を下げるには、このフィールドに負の数を入力します。値の調整範囲は 1 ~ 2 dB までにしてください。

ステップ 6 [Record Gain] が 0 に設定されていることを確認します。この設定を 0 以外の値に変更しないでください。

ステップ 7 テスト ユーザにメッセージを入れます。

ステップ 8 Cisco Unity にログインして、テスト ユーザ メッセージを聞きます。

ステップ 9 テスト ユーザ メッセージの音量に満足できない場合は、必要に応じてステップ 5を繰り返します。

ステップ 10 テスト ユーザ メッセージの音量がそれでよければ、録音と再生の音量設定を書きとめて、次の「 Wave Gain 設定を Cisco Unity バージョン 3.1(2b) 以前のレジストリで更新する 」の手順でレジストリに入力します。


 

Wave Gain 設定を Cisco Unity バージョン 3.1(2b) 以前のレジストリで更新する


) Cisco Unity フェールオーバーでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で作成する必要があります。



ステップ 1 Cisco Unity サーバのデスクトップ上で、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 左側領域で、[Administration Tools] の下で [Advanced Settings Tool] をダブルクリックします。

ステップ 3 Unity Settings 領域で、編集する Wave Gain 調整レジストリ キーをクリックします。

ステップ 4 前の手順のステップ 9で書きとめた新しい値を入力して、 [Set] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら、 [OK] をクリックします。

ステップ 6 [終了] をクリックします。

ステップ 7 Cisco Unity サーバを再起動し、レジストリの変更を有効にします。


 

自動利得制御

Cisco Unity の自動利得制御とレジストリ設定

Cisco Unity の自動利得制御(AGC)は、録音メッセージを標準化してユーザに一貫したメッセージの再生レベルを提供します。AGC の影響を受けるのは録音だけです。AGC はデフォルトではオンであり、レジストリ設定によって制御され、すべての外部ハードウェアを通過したボイス サンプルに適用されます。

AGC は録音の品質を向上させるわけではなく、音量の問題に対処するだけです。たとえば、着信メッセージの歪みを改善することはできません。

Cisco Unity バージョン 3.1(2c) 以降では AGC がデフォルトで使用可能になっているので、システムを 3.1(2c) へアップグレードした場合は、既存のグリーティングや名前の音量が、アップグレード後に録音した新しいグリーティングや名前の音量よりも大きくなることがあります。アップグレード後に生じるこの問題を回避または解決するには、Set Volume ユーティリティを使用して、既存のグリーティングと名前の録音をアップグレード後の Cisco Unity の利得レベルに合わせます。レジストリ設定のデフォルト値は、Cisco Unity バージョン 3.1(2c) 以降のアップグレードすべてで使用します。まだ実行していない場合は、「Set Volume Level ユーティリティ」の手順を実行してください。

Dialogic ボイス カードを使用している場合は、Cisco Unity の AGC をオンにする必要があります。 表 6-4 に示されている AGC の推奨設定を使用してください。

表 6-4 に示されているレジストリ キーによって、Cisco Unity の AGC による録音メッセージの標準化方法が決まります。

 

表 6-4 AGC のレジストリ キー

Key Name
目的
推奨設定

AGCtargetDB

すべての録音メッセージを目標の 2 乗平均(RMS)電力に標準化する。

この設定はシステム全体に適用されます。

-26 dB

許容範囲は、-18dB ~ -30dB です。

0 (ゼロ)に設定すると、AGC は使用不能になります。

AGCsampleSize

平均 RMS 電力レベルの計算に使用されるバッファのサンプル サイズ。

8000

AGCuseCompression

利得調整が適用される場合にサンプルを振幅制限するかどうかを判別します。値 1 はサンプルを振幅制限しません。0 は最小値/最大値にサンプルを振幅制限します。

1

(0 = 振幅制限したサンプル、圧縮を無効にします。)

AGCgainThreshold

最大 dB 利得(+/-)で、目標の dB レベルにするためにサンプルに適用されます。

5 dB

AGCminimumThreshold

Cisco Unity が調整しようとする着信録音の最小 dB レベルを制御します。この設定によって、メッセージ内の無音や背景ヒス音が調整されるのを回避することができます。

-45 dB

許容範囲は、-35 dB ~ -55 dB です。

Cisco Unity AGC を使用不可にする


ステップ 1 Cisco Unity システム管理を終了します。

ステップ 2 Cisco Unity サーバのデスクトップ上で、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 3 [Tools Depot] ウィンドウの左側領域で、[Audio Management Tools] を参照して [Set Volume] をダブルクリックします。

ステップ 4 [調整するグリーティングとボイス名の選択] ウィンドウで、 [すべて選択] をクリックします。

ステップ 5 [オリジナル ファイルの保存先] チェックボックスがオンになっていることを確認して、録音された元の名前とグリーティングのファイルのバックアップ コピーを保存するロケーションを入力します。

ステップ 6 [オプション] セクションで、[新規 dB レベル] を 0 (ゼロ)に設定します。

ステップ 7 [既存のグリーティングとボイス名に適用した後で、レジストリへボリューム(音量)オプションを保存しますか。(推奨)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。[新規 dB レベル] を 0 以外の値に設定すると、AGC がオンになります。

ステップ 8 [ボリューム レベルの設定] をクリックします。

ステップ 9 [ボリューム設定] ウィンドウに「完了」と表示されれば、既存のグリーティングと名前の録音がすべて [新規 dB レベル] に調整され、AGC は使用不可になりました。

ステップ 10 [OK] をクリックし、 [終了] をクリックします。

ステップ 11 フェールオーバーを使用している場合は、この手順を繰り返してセカンダリ サーバにこの設定を適用します。


 

Dialogic ボイス カードの自動利得制御とレジストリ設定

Dialogic ボイス カードは、独自のオンボード AGC を使用して、録音されたメッセージの音量を調整します。Dialogic ボイス カードを備えたシステム上の録音すべての再生音量を調整するには、Median Volume レジストリ設定を変更します。この設定は、デュアル連動で、Cisco CallManager 側に影響を与えずに PBX 側の出力音量レベルを変更する場合にも使用されます。

Cisco Unity AGC は、Dialogic ボイス カードを備えたシステムでも使用可能にする必要があります。

Dialogic ボイス カードを備えた Cisco Unity システムの録音の再生音量を調整する


ステップ 1 Regedit を起動します。


注意 正しくないレジストリ キーを変更したり、誤った値を入力したりすると、サーバが機能不良を起こすことがあります。レジストリを編集する前に、問題が起きた場合の復旧方法を確認してください(レジストリ エディタのヘルプの「復元」トピックを参照してください)。Cisco Unity フェールオーバー システムでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で変更する必要があります。レジストリ キー設定の変更について質問があるときは、Cisco TAC に問い合せてください。

ステップ 2 レジストリの最新のバックアップがない場合は、 [レジストリ] > [レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリの設定をファイルに保存します。

ステップ 3 Regedit を使用して、次のレジストリ キーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Active Voice\Miu\1.0.\Initialization\ServiceProvider<n>\ MedianVolume

ここで、<n> は、シングル スイッチ構成を示す 0、またはデュアル スイッチ構成を示す 1 です。使用している構成に適した設定を展開し、PBX スイッチを選択します。Cisco CallManager スイッチは選択しないでください。

ステップ 4 [ベース] ウィンドウで、 [10 進] をクリックします。

アナログ ボイス カードのデフォルト設定は 50 で、許容範囲は 0 ~ 100 です。この設定の単位はデシベルではありません。また、数値は線形ではありません。たとえば、100 に設定すると音量は大きくなりますが、50 に設定した場合の 2 倍の音量になるわけではありません。この設定は、強弱 10 単位未満で微調整してください。

ステップ 5 テキスト/スピーチ録音(TTS)の再生音量を調整するには、Median TTS Volume キーを参照します。

ステップ 6 [ベース] ウィンドウで、 [10 進] をクリックします。

アナログ ボイス カードのデフォルト設定は 50 で、許容範囲は 0 ~ 100 です。Median Volume キーと同様に、この設定の単位はデシベルではありません。また、調整は線形ではありません。この設定は、強弱 10 単位未満で微調整してください。

ステップ 7 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 8 いくつかの録音の再生レベルをテストします。音量レベルがそれでよければ、この手順で必要な作業はすべて完了しました。音量レベルが高すぎる場合や低すぎる場合は、満足の行く結果が得られるまでステップ 3からステップ 7を繰り返して再テストします。

ステップ 9 フェールオーバーを使用している場合は、この手順を繰り返してセカンダリ サーバにレジストリ設定を適用します。


 

コンフォート ノイズ

コンフォート ノイズは、IP デバイスで生成される低レベルの背景雑音です。この目的は、回線交換接続で生成されるヒス音をシミュレートすることです。これは、たとえば転送中やシステム プロンプトの間など、Cisco Unity からのオーディオがないときに生成されます。

コンフォート ノイズは、ネットワークでは送信されず、コンフォート ノイズ生成パケットを受信する IP デバイスでしか聞くことができません。コンフォート ノイズ生成パケットは、Cisco Unity が Cisco CallManager と連動され、
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Avaudio\Parameters\ComfortNoise レジストリ設定が有効になっている場合に、Cisco Unity によって送信されます。

Cisco Unity ComfortNoise レジストリ設定は、IP 電話や、コンフォート ノイズ生成パケットを受信しそれに反応するようになっているゲートウェイへコンフォート ノイズ生成パケットを送信する Cisco Unity の機能を制御します。このレジストリ設定は、2 台の IP 電話間の通話におけるコンフォート ノイズ生成には影響しません。また、Cisco Unity は、他のデバイスによって送信されたコンフォート ノイズ生成パケットには反応しません。これらのパケットは、Wave ドライバ レベルでは無音として処理されます。

Cisco Unity からのオーディオがないときにユーザに可聴ヒス音が聞こえ、それが雑音として大きすぎると判断される場合は、Cisco Unity コンフォート ノイズ レジストリ設定が有効になっている(値が 0 以外に設定されている)ことを確認してから、必要に応じて設定値を下げます。Cisco Unity-CM TSP のインストールで設定されるデフォルト値は -50 dB です。


) Cisco Unity コンフォート ノイズのレジストリ設定では負の符号が反映されないので、レジストリ設定の 50 は実際には -50 dB になります。


プロンプトの間には常にいくらかのヒス音が生じます。Cisco Unity ComfortNoise のレジストリ設定は、IP 電話またはゲートウェイにヒス音の音量を指定するにすぎません。値を 0 にすると、IP 電話またはゲートウェイはデフォルトのヒス レベルを使用します。

Cisco Unity コンフォート ノイズのレジストリ設定を表示および調整する


ステップ 1 Regedit を起動します。


注意 正しくないレジストリ キーを変更したり、誤った値を入力したりすると、サーバが機能不良を起こすことがあります。レジストリを編集する前に、問題が起きた場合の復旧方法を確認してください(レジストリ エディタのヘルプの「復元」トピックを参照してください)。Cisco Unity フェールオーバー システムでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で変更する必要があります。レジストリ キー設定の変更について質問があるときは、Cisco TAC に問い合せてください。

ステップ 2 レジストリの最新のバックアップがない場合は、 [レジストリ] > [レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリの設定をファイルに保存します。

ステップ 3 次のレジストリ キーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Avaudio\Parameters\ComfortNoise

ステップ 4 [DWORD 値の編集] ウィンドウで、 [10 進] をクリックします。

ステップ 5 必要に応じて Cisco Unity コンフォート ノイズの設定を変更します。

プロンプトやその他のオーディオの間の雑音の音量を下げるには、設定を上げます(たとえば、60 dB にする)。この設定は、10 単位未満で微調整してください。

雑音の音量を上げるには、設定を下げます(たとえば、40 dB にする)。この設定は、10 単位未満で微調整してください。

Cisco Unity コンフォート ノイズを使用不可にするには、値を 0 に設定します。

ステップ 6 [OK] をクリックします。

ステップ 7 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 8 フェールオーバーを使用している場合は、この手順を繰り返してセカンダリ サーバにレジストリ設定を適用します。


 

オーディオ トラブルシューティング ユーティリティ

次に示す高度なオーディオ ユーティリティは、Cisco Unity バージョン 4.0(2) 以降で利用できます。これらのユーティリティは、CommServer\Utilities\Audio ディレクトリにあり、オーディオの問題をトラブルシュートするために使用できます。


注意 これらのツールは、Cisco TAC からの指示があった場合に限って使用することをお勧めします。

AudioStat

AudioStat ユーティリティを使用すると、オーディオ ドライバの統計をリアルタイムで表示できます。AudioStat ユーティリティが提供する情報は、パケット遅延の問題とコーデック関連の問題によって発生するオーディオ品質の問題を切り分けるのに役立ちます。

[Global] タブと [Record Log] タブをクリックすると、 表 6-5 表 6-6 に示す情報が表示されます。

 

表 6-5 AudioStat ユーティリティの [Global] タブ

フィールド名
説明

G711 Packets

G729 Packets

着信および発信の G.711 および G.729a RTP パケットの数。

録音が進行中でない場合も、パケットは常に受信されています。

Other Packets

送信および受信されるその他のタイプの RTP パケットの数(受信される AVT トーンや不明なオーディオ形式など)。

Out of Sequence

間違ったシーケンスで受信されたパケットの数。

RTP Header Errors

無効な RTP ヘッダーの数。

Exceeded Silence Threshold

通常は、パケットの欠落のため、オーディオ ドライバによって無音が挿入されたことを示します。

パケットの欠落は、ネットワークに問題があることを必ずしも意味しません。IP デバイスによっては、送信されるオーディオが無音である場合に、オーディオ パケットを送信しないものもあります。

Playback Count and Record Count

再生と録音の数。

 

表 6-6 AudioStat ユーティリティの [Record Log] タブ

フィールド名
説明

Device

録音に使用されるオーディオ デバイス番号。

Time

録音が開始された時刻。

Avg (ms)

パケット間の平均時間(ミリ秒単位)

Src IP

Src Port

録音のソース IP アドレスおよびポート(IP 電話やゲートウェイなど)。

Local Port

Cisco Unity が録音に使用する UDP ポート番号。

Duration

録音の長さ(秒単位)。

CAP Ripper

CAP Ripper ユーティリティは、Sniffer Pro または Network Monitor によって作成された .cap ファイルから RTP オーディオを抽出します。

Network Monitor(NetMon とも呼ばれます)は、Microsoft Systems Management Server および Microsoft Windows 2000 Server に付属しているユーティリティです。NetMon を使用すると、ネットワーク トラフィックのパターンおよび問題を取得し観察することができます。NetMon の使用法については、Microsoft Product Support Web サイトから入手可能な Microsoft Knowledge Base Article Q294818 を参照してください。

CAP Ripper ユーティリティは、固有の IP ソースと宛先ごとに .wav ファイルを作成します。

CAP Ripper ユーティリティを使用してオーディオを抽出する


ステップ 1 NetMon または Sniffer Pro を使用して、RTP オーディオを含む .cap ファイルを作成します。

ステップ 2 Cisco Unity サーバ上の \CommServer\Utilities\Audio ディレクトリに .cap ファイルをコピーします。

ステップ 3 コマンド プロンプトで \CommServer\Utilities\Audio ディレクトリを参照し、 capripper <.cap ファイル名> を入力します。

たとえば、 capripper capture1.cap と入力します。

固有の IP ソースと宛先の組み合わせごとに、wav ファイル出力が生成されます。たとえば、次のようになります。

Creating 10.93.248.235(31640) to 10.93.248.227(22818).wav
Creating 10.93.248.227(22816) to 10.93.248.235(31640).wav
 

ステップ 4 -s オプションを使用すると、タイミングの遅れやパケットのシーケンスに関するその他のトラブルシューティング情報が出力されます。たとえば、 capripper -s capture1.cap と入力します。

出力には、各 .wav ファイルの詳細情報が表示されます。次に、例を示します。

10.93.248.235(31640) to 10.93.248.227(22818).wav
RTP packets processed 275
Start seq 4881 End seq 5155
Format g729a
No packets out of sequence
Avg. time between packets 20.03ms
Longest packet delay 20ms
Total frames in .cap file 1433
 

ステップ 5 .cap ファイルからオーディオを抽出しようとして「No voice RTP packets found」というエラー メッセージを受信した場合は、処理中のキャプチャ ファイルに RTP パケットが含まれていることを確認します。

NetMon キャプチャを使用していて、ファイルに RTP データが確実に含まれている場合は、キャプチャ データの開始オフセットを判別できなかった可能性があります。-d オプションを使用して、バイナリ データを表示してください。たとえば、 capripper -d netmon.cap と入力します。

出力のサンプル セクションに、次の情報が示されます。

000000A0 98 05 00 00 8D 7F 02 00 00 00 00 00 CE 01 00 00 ................
000000B0 00 00 00 00 00 00 00 00 29 04 00 00 00 00 00 00 ........).......
000000C0 FF FF FF FF FF FF FF FF 00 00 00 00 FF FF FF FF ................
000000D0 FF FF FF FF 00 00 00 00 C8 4A 02 00 00 00 00 00 .........J......
000000E0 3C 00 00 00 3C 00 00 00 FF FF FF FF FF FF 00 02 <...<...........
000000F0 A5 07 2A 18 08 06 00 01 08 00 ..*.......
 

ステップ 6 開始オフセットを判別するには、.cap ファイル内で最初に二度繰り返されている DWORD 値から 8 バイトを引きます。前の例では、 E0 の行で 3C 値が繰り返されています。ファイル内の数値が 16 進数であることと、各行に 16 バイトずつ表示されていることに注意してください。最初に繰り返されている DWORD 値 0x3C から 8 バイト戻ります。0x3C がある場所は、0x000000E0 です。従って、最初のパケットの開始オフセットは次のようになります。
0xE0 - 8 = 0xD8 または 216

ステップ 7 -o オプションを使用して、ステップ 6で取得した開始オフセットを指定します。たとえば、 capripper -o 216 netmon.cap と入力します。

出力に、遅延とパケットのシーケンスに関する情報が表示されます。


 

RTP Parser

RTP Parser アドオンは、NetMon の機能を拡張して、キャプチャ ファイルをリアルタイムで表示するときや保存された .cap ファイルを表示するときに RTP パケットをデコードするために使用できます。

Network Monitor(NetMon とも呼ばれます)は、Microsoft Systems Management Server および Microsoft Windows 2000 Server に付属しているユーティリティです。NetMon を使用すると、ネットワーク トラフィックのパターンおよび問題を取得し観察することができます。NetMon の使用法については、Microsoft Product Support Web サイトから入手可能な Microsoft Knowledge Base Article Q294818 を参照してください。

RTP Parser をインストールする


ステップ 1 RtpParser.dll ファイルを、Cisco Unity サーバ上の CommServer\Utilities\Audio ディレクトリから Winnt\System32\Netmon\Parsers ディレクトリへコピーします。

ステップ 2 NetMon を再起動します。


 

RTP Parser を使用してキャプチャ ファイルを表示する


ステップ 1 NetMon を使用して、RTP オーディオを含む .cap ファイルを作成します。

ステップ 2 [NetMon Capture Summary View] を使用して、.cap ファイルを表示します。

ステップ 3 [Summary View] でフレーム列をダブルクリックして、[RTP Parser View] を表示します。