Cisco Unity トラブルシューティング ガイド(Microsoft Exchange 版) Release 4.0(2)
内線および外線通話
内線および外線通話
発行日;2012/01/11 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

内線および外線通話

内線および外線通話に関する問題

Cisco Unity がすべての内線および外線通話に応答しない

着信に応答しない問題をトラブルシュートするためのタスク リスト

電話システムの設定の確認

Exchange をシャットダウンして再起動した後に Cisco Unity が再起動されたことを確認

COM ポートが Cisco Unity で使用できることを確認(シリアル連動または SMDI 連動のみ)

Windows ACM の障害により、Cisco Unity の起動直後に発信者にリオーダー トーンが聞こえる、または無音になる場合に、ForceGlobalAcmThreadSafety レジストリ設定を使用可能にする

電話システムが呼び出し音を発信することを確認(回線交換システムのみ)

Cisco Unity が一部の内線または外線通話に応答不能

着信に散発的に起こる応答の問題をトラブルシュートするためのタスク リスト

ハント グループの確認

着信サービスの確認

ボイスメール ポートのライセンスの確認

ボイスメール ポートの設定の確認

電話回線とボイス カードの確認

内線および外線通話

内線および外線通話に関する問題

通話に関する問題は、次の 2 つのカテゴリに分けられます。

 

内線または外線通話が応答不能

内線通話に応答できなくする問題は、外線通話に応答できなくする問題のサブセットです。「Cisco Unity がすべての内線および外線通話に応答しない」を参照してください。

一部の内線または外線通話は応答可能

問題が内線または外線通話の一部でのみ発生することを確認した場合は、「Cisco Unity が一部の内線または外線通話に応答不能」を参照してください。

この章に記載されていない通話の問題が発生した場合は、Cisco TAC に問い合せてください。

Cisco Unity がすべての内線および外線通話に応答しない

Cisco Unity がすべての内線および外線通話に応答しない場合には、いくつかの理由が考えられます。「着信に応答しない問題をトラブルシュートするためのタスク リスト」で、可能性のある原因をトラブルシュートします。

着信に応答しない問題をトラブルシュートするためのタスク リスト

1. 電話システムの設定が正しいことを確認します。「電話システムの設定の確認」を参照してください。

2. Exchange のシャットダウン後に Cisco Unity が再起動されたことを確認します。「Exchange をシャットダウンして再起動した後に Cisco Unity が再起動されたことを確認」を参照してください。

3. (シリアル連動のみ) COM ポートが使用可能であることを確認します。「COM ポートが Cisco Unity で使用できることを確認(シリアル連動または SMDI 連動のみ)」を参照してください。

4. Cisco Unity の起動直後に、発信者にリオーダー トーンが聞こえる、または無音になる場合は、ForceGlobalAcmThreadSafety レジストリ設定を使用可能にします。「Windows ACM の障害により、Cisco Unity の起動直後に発信者にリオーダー トーンが聞こえる、または無音になる場合に、ForceGlobalAcmThreadSafety レジストリ設定を使用可能にする」を参照してください。

5. (回線交換システムのみ)電話システムが呼び出し音を発信することを確認します。「電話システムが呼び出し音を発信することを確認(回線交換システムのみ)」を参照してください。

電話システムの設定の確認

Cisco Unity Telephony Integration Manager (UTIM)の電話システムの設定が Cisco Unity が接続されている電話システムの種類に適合していなければ、Cisco Unity が着信に応答しない場合があります。

UTIM の電話システムの設定を確認する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、CommServer\Utilities\Utim ディレクトリに移動して、 Utim.exe をダブルクリックします。UTIM が表示されます。

ステップ 2 設定が電話システムの Integration Guide で示されている設定と一致しているかどうか確認します。

ステップ 3 電話システムに対して間違っている値をすべて修正します。

ステップ 4 ステップ 3で値を変更した場合は、 [保存] をクリックします。

ステップ 5 プロンプトで要求された場合は、Cisco Unity サーバを再起動します。


 

Exchange をシャットダウンして再起動した後に Cisco Unity が再起動されたことを確認

Cisco Unity サーバで Microfsoft Exchange をシャットダウンして再起動するときは、Cisco Unity を手動で再起動しなければならない場合があります。

COM ポートが Cisco Unity で使用できることを確認(シリアル連動または SMDI 連動のみ)

Windows の起動中にシリアルまたは SMDI トラフィックがあると、Windows は COM ポートをシリアル マウスに割り当てるため、Cisco Unity で COM ポートを使用できなくなる場合があります。Windows は、起動するときにポインティング デバイス(通常はマウス)を探します。シリアル マウスが検出されると、Windows はポートを使用不可能にし、代わりにマウス用のデバイス ドライバがロードできるようにします。デバイスが検出されなければ、Windows はポートを使用不可能にします。使用不可能にされた COM ポートは、[コントロール パネル] >[ シリアル ポート]に情報を何も表示しません。

Cisco Unity サーバをシャットダウンして再起動する前には正常に動作していたシリアル連動が再起動後に正常に動作しない場合は、次の手順を実行し、COM ポートが使用可能かどうかを確認してください。

COM ポートの割り当てを表示する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [コントロール パネル] >[シリアル ポート] をクリックします。

ステップ 2 シリアル ケーブルに接続された COM ポート(通常は COM1)が[ポート]ボックスに表示されていることを確認します。

シリアル連動用の COM ポートが表示されている場合は、「電話システムが呼び出し音を発信することを確認(回線交換システムのみ)」に進んでください。

シリアル連動用の COM ポートが表示されない場合は、ステップ 3に進んでください。

ステップ 3 Windows の[スタート]メニューで、 [ファイル名を指定して実行] をクリックします。 Regedit と入力し、 [OK] をクリックします。

ステップ 4 HKEY_LOCAL_MACHINE\Hardware\Description\System\MultifunctionAdapter キーを展開します。

ステップ 5 フォルダ 4 5 、または 6 をクリックし、SerialController フォルダを探します。

ステップ 6 SerialController フォルダには、1 桁の識別数字(0、1 など)が付いているフォルダが格納されています。シリアル連動の COM ポート番号に対応するフォルダをクリックします。

ステップ 7 ステップ 6で選択したフォルダの Identifier キーをダブルクリックします。Identifier キーの値のデータが、COM ポート(COM1、COM2 など)ではなく Microsoft Ballpoint Serial Mouse などのマウスを参照している場合は、「COM ポートのデバイスを Windows で検出しないようにする」の手順に進んでください。


 

COM ポートのデバイスを Windows で検出しないようにする


ステップ 1 Boot.ini ファイルのバックアップ コピーを作成します。

ステップ 2 Boot.ini ファイルから隠しファイル、System、および読み取り専用の各属性を削除します。

ステップ 3 メモ帳などのテキスト エディタを使用し、 Boot.ini ファイルを開きます。

ステップ 4 /NoSerialMice オプションを Boot.ini の[operating systems]セクションの各エントリの最後に追加します。/NoSerialMice オプションには、大文字小文字の区別はありません。シンタックス オプションについては、次のリストを参照してください。

 

/NoSerialMice

すべての COM ポートでシリアル マウスを検出しないようにします。

/NoSerialMice:COM<x>

COM<x> ポートでシリアル マウスを検出しないようにします。

/NoSerialMice:COM<x,y,z>

COM<x、y、および z> ポートでシリアル マウスを検出しないようにします。

次に、/NoSerialMice オプションを追加した Windows の Boot.ini ファイルの例を示します。

[boot loader]
timeout=3
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT35
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT35="Windows NT Workstation
Version 3.51" /NoSerialMice
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT35="Windows NT Workstation
Version 3.51 [VGA mode]" /basevideo /sos /NoSerialMice
 

ステップ 5 Boot.ini ファイルを保存し、テキスト エディタを終了します。

ステップ 6 Boot.ini ファイルに隠しファイル、System、および読み取り専用の各属性を復元します。

ステップ 7 Windows をシャットダウンして再起動します。


 

Windows ACM の障害により、Cisco Unity の起動直後に発信者にリオーダー トーンが聞こえる、または無音になる場合に、ForceGlobalAcmThreadSafety レジストリ設定を使用可能にする

Cisco Unity で G.711 と G.729a の両方のコーデックを使用しているいくつかのサイトで、この問題が発生しました。この問題は、Cisco Unity の起動直後に発生します。起動直後に受信された通話に対しては応答しますが、数分以内に Cisco Unity は通話への応答を停止します。

この問題が発生するのは、次の条件がすべてそろった場合のみです。

Cisco Unity システムで G.729a コーデックと G.711 コーデック間のトランスコーディングが必須の場合。Cisco Unity が G.711 リージョン内にある場合でも、この中には G.729a プロンプト、メッセージ、またはグリーティングのインスタンスが含まれます。この問題が G.711 システム上で発生する可能性は、完全には排除されていません。

複数のポートからのイベント ログに、同時に次の行で始まる Miu ウェーブ エラーがあり、それらのエラーが同一シーケンスになっている場合。

コンポーネント Miu: スレッド 0x<NUM> が AvWav のポート X で失敗しました。

通常 1 つのポートからのエラーは 4 ~ 6 個あり、別のポートからの 4 ~ 6 個のエラーの同一シーケンスと混在しています。その他のポートからのエラーがある場合もあります。

システムの起動から数分以内に問題が発生し、その問題が一貫して再現可能な場合。つまり、Cisco Unity サーバを再起動しても問題は一時的に解消されるだけで、再発する場合。同様の症状の問題が起動後数日してから発生するか、散発的に発生する場合には、別の問題と考えられます。

Cisco Unity がウェーブ フォーマットをトランスコーディングする場合、Microsoft Windows Audio Compression Manager (ACM)を使用して、サードパーティの G.729a コーデックに作用します。複数のスレッドが Windows ACM の関数 AcmStreamConvert() に同時に作用する場合、お互いに競合してエラーが発生し、発信者に無音か、リオーダー トーンが聞こえる可能性があります。Cisco Unity サーバを再起動すると、Windows ACM の障害が一時的に解消されますが、問題の再発防止にはなりません。

アプリケーション レベルの回避策であるオプションのレジストリ設定によって、Windows ACM はグローバルにスレッドセーフになります。レジストリ設定を使用可能にするには、次の手順を実行します。

この手順は、トランスコーディングを使用するすべてのシステムに必須ではありません。パフォーマンスに影響を与える場合があるので、この手順を実行するのは、前述のすべての条件が存在する場合のみにしてください。

ForceGlobalAcmThreadSafety レジストリ設定を使用可能にする


ステップ 1 Regedit を起動します。


注意 正しくないレジストリ キーを変更したり、誤った値を入力したりすると、サーバが機能不良を起こすことがあります。レジストリを編集する前に、問題が起きた場合の復旧方法を確認してください(レジストリ エディタのヘルプの「復元」トピックを参照してください)。Cisco Unity フェールオーバー システムでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で変更する必要があります。レジストリ キー設定の変更について質問があるときは、Cisco TAC に問い合せてください。

ステップ 2 レジストリの最新のバックアップがない場合は、 [レジストリ] >[レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリの設定をファイルに保存します。

ステップ 3 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ActiveVoice キーを展開します。

ステップ 4 [編集]メニューで、 [新規]>[キー] をクリックします。

ステップ 5 新規のキーに UnityAvWav という名前を付けます。

ステップ 6 新規のキー UnityAvWav をクリックし、次に[編集]メニューで[ 新規]>[キー] をクリックします。

ステップ 7 新規のキーに 1.0 という名前を付けます。

ステップ 8 新規のキー 1.0 をクリックし、次に[編集]メニューで[ 新規]>[DWORD 値] をクリックします。

ステップ 9 新規の DWORD に ForceGlobalAcmThreadSafety という名前を付け、値を 1 に設定します。

ステップ 10 レジストリ エディタを閉じます。

ステップ 11 Cisco Unity サーバを再起動し、設定を有効にします。

ステップ 12 Cisco Unity の再起動後最初の数分間、問題が再発しないことを確認します。問題が再発する場合、ForceGlobalAcmThreadSafety DWORD 値を 0 に戻し、システムのパフォーマンスへの影響を防ぎます。詳細については、Cisco TAC に問い合せてください。


 

電話システムが呼び出し音を発信することを確認(回線交換システムのみ)

Cisco Unity が着信に応答するためには、すべてのポートとトランクが正しく構成されている必要があります。

電話システムが呼び出し音信号を発信しているかどうかをテストする


ステップ 1 テスト用電話(Phone 1)を単一回線テスト用にセットアップします。詳細については、「電話システムのトラブルシューティングの準備」を参照してください。

ステップ 2 電話システムには接続されていても Cisco Unity (Phone 2)には接続されていない内線で、Phone 1 を呼び出します。

Phone 1 の呼び出し音が鳴る場合は、電話システムはポートを認識し、呼び出し音信号を発信しています。

Phone 1 の呼び出し音が鳴らない場合は、ステップ 6に進みます。

ステップ 3 Cisco Unity に正規に接続されている内線それぞれに対してステップ 2を繰り返します。

ステップ 4 Phone 2 で、外線に接続するのに必要なアクセス コードをダイヤルし、次に Phone 1 を呼び出します。

Phone 1 の呼び出し音が鳴る場合は、トランクは、Cisco Unity ポートが応答するように正しく構成されています。ステップ 5に進みます。

Phone 1 の呼び出し音が鳴らない場合は、ステップ 6に進みます。

ステップ 5 Cisco Unity に正規に接続されている内線それぞれに対してステップ 4を繰り返します。

ステップ 6 電話システムのプログラムを確認し、必要に応じて値を変更します。

ステップ 7 配線とジャックが確実に接続されているのを確認します。

ステップ 8 ステップ 1からステップ 5を繰り返します。

テストした内線それぞれで Phone 1 の呼び出し音が鳴る場合は、電話システムは呼び出し音信号を発信しており、ポートとトランクは正しくプログラムされています。

それでも Phone 1 の呼び出し音が鳴らない場合は、電話システムのベンダーに問い合せてください。


 

Cisco Unity が一部の内線または外線通話に応答不能

Cisco Unity が一部の内線および外線通話に応答できない場合には、いくつかの理由が考えられます。「着信に散発的に起こる応答の問題をトラブルシュートするためのタスク リスト」で、可能性のある原因をトラブルシュートします。

着信に散発的に起こる応答の問題をトラブルシュートするためのタスク リスト

1. ハント グループのプログラミングが正しいことを確認します。「ハント グループの確認」を参照してください。

2. 着信サービスが正常に動作していることを確認します。「着信サービスの確認」を参照してください。

3. ライセンスを取得したボイスメール ポートの数が正しいことを確認します。「ボイスメール ポートのライセンスの確認」を参照してください。

4. コールが正しいボイスメール ポートに送信されていることと、ポートが使用可能であることを確認します。「ボイスメール ポートの設定の確認」を参照してください。

5. 電話回線とボイス カードが正しく動作していることを確認します。「電話回線とボイス カードの確認」を参照してください。

ハント グループの確認

使用中の電話システム、および Cisco Unity フェールオーバーがインストールされているかどうかに応じて、次のいずれかの手順を適切に実行し、電話システムのボイスメール ポート用のハント グループ プログラミングを確認します。

ボイスメール ポート用のハント グループのプログラミングを確認する(Cisco Unity フェールオーバー機能なしの Cisco CallManager 連動)


ステップ 1 Cisco CallManager Administration で、 [Service] >[Service Parameters] をクリックします。

ステップ 2 [Service Parameters Configuration]ページで、Cisco CallManager がインストールされているサーバをクリックします。

ステップ 3 [Services]リストで、 [Cisco CallManager] をクリックします。

ステップ 4 [Parameter Name]で、 [VoiceMailMaximumHopCount] をクリックします。

ステップ 5 [VoiceMailMaximumHopCount]が、Cisco Unity に接続されている Cisco CallManager ポート数より 2 つ多い値に設定されていることを確認します。たとえば、48 ポートのシステムの場合、
[VoiceMailMaximumHopCount]は 50 に設定する必要があります。

ステップ 6 ボイスメール ポートが、通話中の場合と応答がない場合に転送するように設定されていることを確認します。

ステップ 7 2 台のテスト用電話をセットアップします。詳細については、「診断テストのセットアップ(Cisco CallManager 連動または SIP 連動のみ)」を参照してください。

ステップ 8 電話(テスト用電話ではない電話)から最初のボイスメール ポートの内線番号をダイヤルして、ボイスメール ポートを通話中の状態にします。

ステップ 9 テスト用の Phone 2 から外線にアクセスし、テスト用の Phone 1 を呼び出します。使用可能な最初のポートが着信を受信します。

ステップ 10 通話中のボイスメール ポートをリリースします。

ステップ 11 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[ポート] ページに移動し、テストしたポートの[ グリーティングを使用する] チェックボックスをオフにしてそのポートを使用不可にします。

ステップ 12 電話(テスト用電話ではない電話)から次のボイスメール ポートの内線番号をダイヤルして、ボイスメール ポートを通話中の状態にします。

ステップ 13 すべてのボイスメール ポートが通話中の状態でテストされるまで、ステップ 9からステップ 12を繰り返します。ボイスメール ポートがすべて使用不可で、最後のポートが通話中のとき、
Cisco CallManager は、すべての回線が通話中のときにどうするかプログラムしたとおりに動作します。たとえば、着信を案内係の番号に転送します。プログラムしたとおりに動作しない場合は、Cisco CallManager のプログラムを変更してテストを繰り返してください。


 

ボイスメール ポート用のハント グループのプログラミングを確認する(Cisco Unity フェールオーバー機能付きの Cisco CallManager 連動)


ステップ 1 Cisco CallManager Administration で、 [Service] >[Service Parameters] をクリックします。

ステップ 2 [Service Parameters Configuration]ページで、Cisco CallManager がインストールされているサーバをクリックします。

ステップ 3 [Services]リストで、 [Cisco CallManager] をクリックします。

ステップ 4 [Parameter Name]で、 [VoiceMailMaximumHopCount] をクリックします。

ステップ 5 [VoiceMailMaximumHopCount]が、Cisco Unity に接続されている Cisco CallManager ポート数の 2 倍の値に設定されているのを確認します。たとえば、48 ポートのシステムの場合、
[VoiceMailMaximumHopCount]は 96 に設定する必要があります。

ステップ 6 Cisco Unity プライマリ サーバに接続されているポートについて、着信に応答するボイスメール
ポートが、該当する『Cisco CallManager Integration Guide』で説明されているように、通話中の場合と応答がない場合に転送するように設定されていることを確認します。

Cisco Unity セカンダリ サーバに接続されているポートについて、着信に応答するボイスメール ポートが、該当する『Cisco CallManager Integration Guide』で説明されているように、通話中の場合と応答がない場合に転送するように設定されていることを確認します。

ステップ 7 2 台のテスト用電話をセットアップします。詳細については、「診断テストのセットアップ(Cisco CallManager 連動または SIP 連動のみ)」を参照してください。

ステップ 8 Cisco Unity プライマリ サーバで、Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] >[Unity] >[Failover Monitor] をクリックします。

ステップ 9 [サービス]セクションで、プライマリ サーバがアクティブでセカンダリ サーバが非アクティブであることを確認します。

ステップ 10 [詳細設定] をクリックします。

ステップ 11 [自動フェールオーバーとフェールバックを使用不能にする] チェックボックスをオンにします。

ステップ 12 [OK] をクリックして Failover Monitor を閉じます。

ステップ 13 電話(テスト用電話ではない電話)からプライマリ サーバ上の最初のボイスメール ポートの内線番号をダイヤルして、ボイスメール ポートを通話中の状態にします。

ステップ 14 テスト用の Phone 2 から外線にアクセスし、テスト用の Phone 1 を呼び出します。プライマリ サーバの使用可能な最初のポートが着信を受信します。

ステップ 15 プライマリ サーバで通話中のボイスメール ポートをリリースします。

ステップ 16 プライマリ サーバ上の Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[ポート] ページに移動し、テストしたポートの[ グリーティングを使用する] チェックボックスをオフにしてそのポートを使用不可にします。

ステップ 17 電話(テスト用電話ではない電話)からプライマリ サーバ上の次のボイスメール ポートの内線番号をダイヤルして、ボイスメール ポートを通話中の状態にします。

ステップ 18 プライマリ サーバのすべてのボイスメール ポートが通話中の状態でテストされるまで、ステップ 14からステップ 17を繰り返します。ボイスメール ポートがすべて使用不可で、最後のポートが通話中のとき、Cisco CallManager は、すべての回線が通話中のときにどうするかプログラムしたとおりに動作します。たとえば、着信を案内係の番号に転送します。プログラムしたとおりに動作しない場合は、Cisco CallManager のプログラムを変更してテストを繰り返してください。

ステップ 19 プライマリ サーバで、Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] >[Unity] >[Failover Monitor] をクリックします。

ステップ 20 [強制停止] をクリックします。

ステップ 21 [OK] をクリックして確認します。プライマリ サーバが非アクティブになります。

ステップ 22 セカンダリ サーバで、Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] >[Unity] >[Failover Monitor] をクリックします。

ステップ 23 [強制アクティブ] をクリックします。

ステップ 24 [OK] をクリックして確認します。セカンダリ サーバがアクティブになります。

ステップ 25 セカンダリ サーバ上でステップ 13からステップ 17を繰り返し、ハント グループのプログラミングを確認します。

ステップ 26 セカンダリ サーバ上の Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[ポート] ページに移動し、テストしたポートの[ グリーティングを使用する] チェックボックスをオンにしてそのポートを使用可能にします。次に、プライマリ サーバ上でテストしたポートを使用可能にします。

ステップ 27 セカンダリ サーバで、Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] >[Unity] >[Failover Monitor] をクリックします。

ステップ 28 [強制停止] をクリックします。

ステップ 29 [OK] をクリックして確認します。セカンダリ サーバが非アクティブになります。

ステップ 30 プライマリ サーバで、Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] >[Unity] >[Failover Monitor] をクリックします。

ステップ 31 [強制アクティブ] をクリックします。

ステップ 32 [OK] をクリックして確認します。プライマリ サーバがアクティブになります。

ステップ 33 プライマリ サーバの Failover Monitor で、 [詳細設定] をクリックします。

ステップ 34 [自動フェールオーバーとフェールバックを使用不能にする] チェックボックスをオフにします。

ステップ 35 [OK] をクリックします。


 

ハント グループのプログラミングを確認する(回線交換電話システムのみ)


ステップ 1 テスト用電話(Phone 1)を単一回線テスト用にセットアップします。詳細については、「電話システムのトラブルシューティングの準備」を参照してください。

ステップ 2 Phone 1 を最初のハント グループの最後の回線に接続します。

ステップ 3 電話システムのプログラムを使用し、最初のハント グループの内線を最後の回線以外はすべて通話中にします。

ステップ 4 電話システムには接続されていても Cisco Unity (Phone 2)には接続されていない内線から、最初のハント グループの代表番号をダイヤルします。

Phone 1 の呼び出し音が鳴る場合は、ステップ 5に進んでください。

通話中トーンが聞こえるか、または Phone 1 の呼び出し音が鳴らない場合は、最初のハント グループの電話システム プログラムを確認し、必要に応じて値を変更します。その後で、このステップをやり直します。それでも Phone 1 の呼び出し音が鳴らない場合は、電話システムのベンダーに問い合せてください。

ステップ 5 最後の内線を通話中にし、最初のハント グループの内線がすべて通話中になるようにします。

ステップ 6 Phone 2 で、最初のハント グループの代表番号を再びダイヤルします。

通話中トーンが聞こえれば、最初のハント グループは正常にプログラムされています。

通話中トーンが聞こえない場合は、最初のハント グループに対する電話システムのプログラムを確認し、必要に応じて値を変更します。その後で、このステップをやり直します。それでも通話中トーンが聞こえない場合は、電話システムのベンダーに問い合せてください。

ハント グループのプログラミングの詳細については、電話システムのドキュメントを参照してください。

ステップ 7 ハント グループそれぞれに対してステップ 1からステップ 6を繰り返します。


 

着信サービスの確認

デフォルトでは、Cisco Unity はどの着信も拒否しません。着信サービスを変更してあると、Cisco Unity が一部の内線または外線通話を拒否するように誤ってプログラムされていることがあります。

Cisco Unity 着信サービスが正常に動作していることを確認する


ステップ 1 Cisco Unity デスクトップで、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 [Tools Depot]ウィンドウの左側領域で、[Diagnostic Tools]の下にある[ Unity Diagnostic Tool] をダブルクリックします。

ステップ 3 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]画面で、 [Micro Traces のコンフィギュレーション] アイコンをクリックします。

ステップ 4 Groups リストで、 [Arbiter] をクリックします。

ステップ 5 Flags リストで、 [14] [15] 、および[ 16] をクリックします。

ステップ 6 Groups リストで、 [Ruler Domain] をクリックします。

ステップ 7 Flags リストで、 [Diagnostic 11] をクリックします。

ステップ 8 [Cisco Unity Diagnostic Viewer]画面で、 [新規ログ ファイル開始] をクリックします。

ステップ 9 問題を再現させます。

ステップ 10 ログ ファイルを表示するには、[Cisco Unity Diagnostic Viewer]画面の左側領域で[ Process] >[AvCsMgr] をクリックし、 [使用中] カラムに×印が表示されているログ ファイルをクリックします。

ステップ 11 選択したログ ファイルがフォーマットされ、右側の領域に表示されます。

ステップ 12 ログ ファイルのコピーをエクスポートまたは保存するには、 [操作] >[一覧のエクスポート] の順にクリックします。

ステップ 13 ファイルに名前を付け、選択したロケーションに .txt または .csv 形式で保存します。

ステップ 14 ステップ 4 からステップ 7 でオンにしたトレースをオフにするには、[Cisco Unity Diagnostic Viewer]画面で、 [すべてのトレース使用可能] をクリックします。

ステップ 15 \CommServer\TechTools ディレクトリを参照します。

ステップ 16 AvRulerEditor を開きます。

ステップ 17 [Routing] をクリックし、着信サービスの実際の状態を表示します。着信サービスの状態を診断ファイルから集められた情報と比較し、着信にルールが適用された理由を確認します。

ステップ 18 着信サービスで変更が必要な場合は、Cisco Unity システム管理で[ 通話管理] >[着信サービス] ページに移動します。


) AvRulerEditor を使用して着信サービスを変更しないでください。


着信サービスが問題の原因かどうか確認できない場合、または診断ログや AvRulerEditor の情報の解釈に支援が必要な場合は、Cisco TAC に問い合せてください。


 

ボイスメール ポートのライセンスの確認

ライセンスを取得しているボイスメール ポートより多くのポートが Cisco Unity サーバにインストールされている場合、Cisco Unity は、余分のポートの着信には応答しません(たとえば、Cisco Unity サーバのボイス カードにポートが 48 個あるが、ライセンスを取得しているポートが 24 個しかない場合、Cisco Unity は、最初の 24 個のポートの着信にだけ応答します)。

ポートの数を確認する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、Windows の[スタート]メニューから[ プログラム] >[Unity] >[ライセンス] をクリックします。

ステップ 2 [ボイス ポート]の値がボイス カードのポートの数に一致していることを確認します。

値が一致している場合は、次の「ボイスメール ポートの設定の確認」の項に進みます。値が Cisco Unity サーバのボイス カードのポート数より少ない場合は、営業担当者に連絡してください。


 

ボイスメール ポートの設定の確認

電話システムが、着信に応答するように設定されていない Cisco Unity のボイスメール ポートにコールを送るようにプログラムされている場合、Cisco Unity は着信に応答しません。

コールが Cisco Unity の正しいボイスメール ポートに送信されていることを確認する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[ポート] ページに移動します。

ステップ 2 どのポートが着信に応答するように指定されているのかを記録しておきます。

ステップ 3 電話システムのプログラムで、着信に応答するように指定されたポートにだけコールが送信されていることを確認します。必要があれば電話システムのプログラムを変更します。

ステップ 4 ステップ 3で電話システムのプログラムを変更する場合は、Cisco Unity サーバをシャットダウンして再起動し、ハングしているポートをすべてクリアしてください。


 

ボイスメール ポートが使用不可または設定が誤っていると、着信に応答しません。

ボイスメール ポートが正しく設定されていることを確認する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[ポート] ページに移動します。

ステップ 2 ボイスメール ポートの設定を確認します。

ポートが使用不可の場合は、 [グリーティングを使用する] チェックボックスをオンにして使用可能にします。

ポートがすべて使用可能で正しく設定されている場合は、「電話回線とボイス カードの確認」に進みます。

Cisco Unity システム管理を使用しても使用可能にできないポートがある場合は、次の「ボイスメール ポートをレジストリで使用可能にする」の手順を実行します。


 

ボイスメール ポートをレジストリで使用可能にする


注意 正しくないレジストリ キーを変更したり、誤った値を入力したりすると、サーバが機能不良を起こすことがあります。レジストリを編集する前に、問題が起きた場合の復旧方法を確認してください(レジストリ エディタのヘルプの「復元」トピックを参照してください)。Cisco Unity フェールオーバーでは、ある Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で作成する必要があります。レジストリ キー設定の変更について質問があるときは、Cisco TAC に問い合せてください。


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [ファイル名を指定して実行] をクリックします。

ステップ 2 Regedit と入力し、 [OK] をクリックします。

ステップ 3 レジストリの最新のバックアップがない場合は、 [レジストリ] >[レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリの設定をファイルに保存します。

ステップ 4 次のキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ActiveVoice\Arbiter\1.0\PortConfiguration\ Dev<n>

ここで、<n> は使用不可能なポートの番号です。

ステップ 5 [Capabilities] をダブルクリックします。

ステップ 6 [DWORD 値の編集]ウィンドウで、[値のデータ]を 0xfffffff に変更します。

ステップ 7 次のキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software \ ActiveVoice\Miu\1.0\Initialization\Port<n>

ここで、<n> は使用不可能なポートの番号です。

ステップ 8 [OfflineStatus]を 0x0 に変更します。

ステップ 9 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 10 Cisco Unity システム管理で、 [システム] >[ポート] ページに移動します。

ポートがすべて使用可能であることを確認します。使用可能にならないポートがある場合は、Cisco TAC に問い合せてください。


 

電話回線とボイス カードの確認

電話回線の問題かボイス カードの問題かを区別する


ステップ 1 電話回線をボイス カードの 1 つのジャックとほかのジャックの間で入れ替えます。

問題が電話回線と一緒に移動する場合は、電話回線に問題があります。

ステップ 2 電話回線を 1 つのボイス カードのジャックとほかのボイス カードのジャックの間で入れ替えます。

問題がジャックと一緒に移動する場合は、ジャックに問題があります。

ステップ 3 ボイス カードの位置を入れ替えます。

問題がボイス カードと一緒に移動する場合は、カードに問題があります。

Dialogic ボイス カードのテストに関する情報は、「Universal Dialogic Diagnostics ユーティリティ」を参照してください。