Cisco Unity トラブルシューティング ガイド
Cisco Unity 8.x のメッセージのトラブル シューティング
Cisco Unity 8.x のメッセージのトラブルシューティング
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2010/02/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity 8.x のメッセージのトラブルシューティング

8.x のメッセージに伴う問題

8.x でメッセージが遅延しているように見える

のパートナー Exchange サーバが停止しているか切断されている

8.x で一部のメッセージが消失しているようだ

ネットワークまたはホーム Exchange サーバがダウンしている

ユーザのメールボックスがいっぱいになっている

配信不能メッセージが受信者に転送されない

エンティティに割り当てられていたユーザが削除され、代わりのユーザが割り当てられていない

Unity メッセージ システム メールボックスが Exchange 内で不適切に移動された

メールストアでエラーが発生し、Dropped Call Recovery メッセージが送信されない

発信者がメッセージを録音し終わらないうちに 8.x で録音を停止される

8.x 内のメッセージが予期せず G.711 コーデック フォーマットで保存される

ユーザのメールボックスが 8.x のメッセージ到着通知アナウンスであふれている

8.x の保護されたボイス メッセージのトラブルシューティング

復号化イベント ログのエラー メッセージ

暗号化イベント ログのエラー メッセージ

ユーザにおとりの WAV ファイルが流れる

ユーザが電話インターフェイスを使用中にエラー メッセージが流れる

ユーザが または の使用中にエラー メッセージが送られてくる

保護されたボイス メッセージに対する NDR 通知

Cisco Unity 8.x のメッセージのトラブルシューティング

Cisco Unity 8.x のメッセージに伴う問題

メッセージに関する問題は、次のカテゴリに分けられます。

 

メッセージが遅延しているように見える

ユーザの勘違いが、Cisco Unity でメッセージが遅延しているという思い込みに発展した可能性があります。加えて、Exchange サーバの状態がメッセージ配信に影響している可能性があります。

「Cisco Unity 8.x でメッセージが遅延しているように見える」を参照してください。

メッセージが消失しているようだ

一部の Exchange と Cisco Unity の状態がメッセージ配信に影響している可能性があります。「Cisco Unity 8.x で一部のメッセージが消失しているようだ」を参照してください。

メッセージが途中で切れている

発信者がメッセージを残そうとしたときに、セットアップの問題によって、途中で電話が切れることがあります。「発信者がメッセージを録音し終わらないうちに Cisco Unity 8.x で録音を停止される」を参照してください。

メッセージが予期せず G.711 コーデック フォーマットで保存される

「Cisco Unity 8.x 内のメッセージが予期せず G.711 コーデック フォーマットで保存される」を参照してください。

ユーザのメールボックスがメッセージの到着通知のアナウンスであふれている

「ユーザのメールボックスが Cisco Unity 8.x のメッセージ到着通知アナウンスであふれている」を参照してください。

ユーザが安全なメッセージの送受信を簡単に実行できない

「Cisco Unity 8.x の保護されたボイス メッセージのトラブルシューティング」を参照してください。

ユーザが AMIS メッセージの送受信を簡単に実行できない

「Cisco Unity 8.x のネットワークに関するトラブルシューティング」 の章を参照してください。

メッセージの問題に関する情報を収集することから、トラブルシューティングを開始します。ユーザと問題について議論すれば、問題が Cisco Unity の動作の勘違いに起因しているどうかを判断できます。この項に記載されていないメッセージの問題が発生した場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)にお問い合せください。

Cisco Unity 8.x でメッセージが遅延しているように見える

次の各項で、メッセージが遅延しているように見える場合の考えられる原因について説明します。「メッセージの遅延を解決するためのタスク リスト」 を使用して、考えられる原因を解決します。

メッセージの遅延を解決するためのタスク リスト

1. ユーザが Cisco Unity 上のメッセージの配信方法を理解していることを確認します。メッセージの配信の問題に遭遇したユーザの多くは、他のボイス メッセージ システムに慣れていたり、Cisco Unity の旧バージョンや別の設定から最近移行したばかりだったり、Cisco Unity のトレーニングをまだ完了していなかったり、既存のシステム内の機能の追加や変更を認識していなかったりします。

ユーザの懸念や誤解に関する情報については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Release 8.x 』の「 Subscriber Orientation in Cisco Unity 8.x 」の「 Support Desk Orientation in Cisco Unity 8.x 」を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/administration/guide/8xcusagx.html から入手可能です。

2. Exchange サーバがダウンまたは切断されているかどうかを確認します。「Cisco Unity のパートナー Exchange サーバが停止しているか切断されている」を参照してください。

Cisco Unity のパートナー Exchange サーバが停止しているか切断されている

パートナー Exchange サーバが停止または切断されていた間に記録されたメッセージは、サーバが復旧するまで Unity Messaging Repository(UMR)に保存されます。メッセージが記録されてから配信されるまでに発生する遅延は、パートナー Exchange サーバがダウンまたは切断されていた時間の長さによります。

Cisco Unity 8.x で一部のメッセージが消失しているようだ

次の各項で、メッセージが意図された受信者に配信されない場合の考えられる原因について説明します。「一部のメッセージの消失を解決するためのタスク リスト」 を使用して、考えられる原因を解決します。

一部のメッセージの消失を解決するためのタスク リスト

1. Exchange サーバまたはネットワークがダウンしているかどうかを確認します。「ネットワークまたはホーム Exchange サーバがダウンしている」を参照してください。

2. ユーザのメールボックスがいっぱいになっていないことを確認します。「ユーザのメールボックスがいっぱいになっている」を参照してください。

3. 宛先不明メッセージ同報リストに割り当てられたユーザが、意図した受信者にメッセージを転送していることを確認します。「配信不能メッセージが受信者に転送されない」を参照してください。

4. 自分または別の管理者が、Cisco Unity エンティティのメッセージの確認に割り当てられていたユーザを誤って削除していないことを確認します。「Cisco Unity エンティティに割り当てられていたユーザが削除され、代わりのユーザが割り当てられていない」を参照してください。

5. 身元不明発信者からのメッセージが、Unity メッセージ システムのメールボックスに残っている可能性があります。「Unity メッセージ システム メールボックスが Exchange 内で不適切に移動された」を参照してください。

6. メールストア エラーの場合は、Dropped Call Recovery メッセージが送信されません。「メールストアでエラーが発生し、Dropped Call Recovery メッセージが送信されない」を参照してください。

ネットワークまたはホーム Exchange サーバがダウンしている

複数の Exchange サーバが存在するサイトでは、必要に応じて、Exchange 内の Message Transfer Agent(MTA; メッセージ転送エージェント)のサイト設定値を変更できます。[Max Open Retries] の値を増やし、[Open Interval] の値を減らすと、ネットワークまたはサーバの復旧後にメッセージを配信するときに、Exchange で使用される試行回数が増え、待ち時間が短くなります。

ユーザのメールボックスがいっぱいになっている

デフォルトで、Cisco Unity は、ユーザのメールボックスにメッセージを送信する前に、ユーザのメールボックスが送受信の禁止制限を超えているかどうかを確認します。ただし、Cisco Unity は、発信者にメッセージの録音を許可する前に、そのことを確認しません。

ユーザのメールボックスでのメッセージ受信が禁止されている場合は、Cisco Unity が次のいずれかの方法でメッセージを処理します。

身元不明発信者(外部発信者またはユーザアカウントに関連付けられていない電話(会議室など)からかけている組織内部の発信者)によってメッセージが残された場合、Cisco Unity は、そのメッセージを宛先不明メッセージ同報リストに送信します。このリストは、Cisco Unity のシステム管理者または他のユーザがモニタする必要があります。

他のユーザによってメッセージが残された場合、Cisco Unity は、メッセージを残したユーザに NDR(送信確認なし)メッセージを送信します。

Exchange メールボックスがいっぱいにならないように、メッセージは速やかに処分するようにユーザに指示してください。宛先不明メッセージ同報リストに登録されているユーザには、配信不能メッセージの定期的なチェックと転送の重要性を説明してください(宛先不明メッセージ リストのチェックに割り当てられたユーザのメールボックスが、Exchange で指定された送受信禁止容量制限を超えると、宛先不明メッセージ同報リストに送信されたメッセージが失われることに注意してください。この問題を回避するには、宛先不明メッセージ リストのメンバーのうち少なくとも 1 人のユーザのメールボックスに対して、送受信禁止容量制限の値を大きめに設定します)。

Cisco Unity は、外部発信者がユーザにメッセージを残そうとしたときにユーザのメールボックスがいっぱいかどうかを確認するように設定できます。詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/administration/guide/8xcusagx.html で入手可能な『 System Administration Guide for Cisco Unity Release 8.x 』の「 Messaging and Default Accounts Overview in Cisco Unity 8.x 」の「 How Cisco Unity Handles Full Mailboxes 」を参照してください。

Exchange の容量制限の詳細については、『 Maintenance Guide for Cisco Unity 』の「Best Practices for Managing Exchange」の「Setting a Maximum Size for Exchange Mailboxes」または Microsoft Exchange のマニュアルを参照してください 『 Maintenance Guide for Cisco Unity 』は、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_documentation_roadmaps_list.html で入手できます。

配信不能メッセージが受信者に転送されない

Unity メッセージ システムのメールボックスに返信されたメッセージは、宛先不明メッセージ パブリック同報リストに名前が登録されているユーザに自動的に転送されます。その後、メッセージは意図された受信者に転送される必要があります。宛先不明メッセージ パブリック同報リストに登録されているユーザには、配信不能メッセージの定期的なチェックと転送の重要性を説明してください。

宛先不明メッセージ リストのチェックに割り当てられたユーザのメールボックスが、Exchange で指定された送受信禁止容量制限を超えると、宛先不明メッセージ同報リストに送信されたメッセージが失われることに注意してください。この問題を回避するには、宛先不明メッセージ リストのメンバーのうち少なくとも 1 人のユーザのメールボックスに対して、送受信禁止容量制限の値を大きめに設定します。また、Exchange メールボックスがいっぱいにならないように、メッセージを速やかに処分するようにユーザに指示してください。

Cisco Unity エンティティに割り当てられていたユーザが削除され、代わりのユーザが割り当てられていない

次のいずれかの Cisco Unity エンティティに送信されたメッセージの確認に割り当てられたユーザを削除する場合は、削除するユーザの代わりに別のユーザまたはパブリック同報リストを割り当てるようにしてください。さもなければ、メッセージが「失われる」可能性があります。

宛先不明メッセージ同報リスト(デフォルトで、サンプル管理者がこの同報リストの唯一のメンバーです)

Operator コール ハンドラ

Opening Greeting コール ハンドラ

Goodbye コール ハンドラ

Example Interview コール ハンドラ

誤って削除されたアカウントに関連付けられたコール ハンドラを特定するには、未解決リファレンス レポートを実行します。Cisco Unity Directory Walker(DbWalker)ユーティリティ を実行することによって、「取り残された」コール ハンドラを見つけて解決できます。

Unity メッセージ システム メールボックスが Exchange 内で不適切に移動された

Unity メッセージ システム アカウントは、身元不明発信者(外部発信者または会議室などのユーザアカウントに関連付けられていない電話からかけている組織内部の発信者)からのメッセージの代理送信者として機能します。このアカウントのエイリアスは、Unity_<サーバ名> です。アカウントは Cisco Unity Administrator に表示されませんが、Active Directory で作成され、関連する Exchange メールボックスが Exchange で作成されます。メールボックスの表示名は、Unity メッセージ システムです。

Unity メッセージ システムのメールボックスを移動する場合は、特別な注意が必要です。身元不明発信者からのメッセージが Unity Messaging Repository(UMR、デフォルトで CommServer¥UnityMTA ディレクトリの Cisco Unity サーバ上に配置される)に残っていることを知りながら、ユーザメールボックスのグループを移動した場合は、それと同時に Unity メッセージ システムを誤って移動した可能性があります。

Unity システムのメールボックスの移動に関する詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html で入手可能な『 Reconfiguration and Upgrade Guide for Cisco Unity 』の「Changing the Partner Exchange Server」を参照してください。

メールストアでエラーが発生し、Dropped Call Recovery メッセージが送信されない

イベント ログの次のエラーは、Dropped Call Recovery 期間中に保留にされていたメッセージが送信されず、破棄されたことを示します。

エラー メッセージ メールストアでエラーが発生し、Dropped Call Recovery メッセージが送信されません。発信者=[X] 受信者=[Y](Mailstore Error prevented Dropped Call Recovery message from being sent. Sender=[X] Recipients=[Y])

推奨処置 Exchange サーバまたはネットワークがダウンしているかどうかを確認します。「ネットワークまたはホーム Exchange サーバがダウンしている」を参照してください。このエラーが頻繁に発生する場合は、メールストアの問題が解決するまで、Dropped Call Recovery 機能を無効にすることを検討してください。

発信者がメッセージを録音し終わらないうちに Cisco Unity 8.x で録音を停止される

発信者がメッセージを残している最中に切断されたと報告している場合、および、切断前に発信者にプロンプトが流れなかった場合は、Cisco Unity または電話システムでコールが切断された可能性があります。

コールが切断された理由を特定するには


ステップ 1 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [イベント ビューア(Event Viewer)] をクリックします。

ステップ 2 左ペインで、[システム(System)] をクリックします。

ステップ 3 右ペイン(システム イベント ログ)で、報告されたコールが切断された時刻に発生したエラーを探します。

エラーが見つかったら、それをダブルクリックしてステップ 6 に進みます。

コールが切断された日時のエラーが見つからなかった場合は、ステップ 4 に進みます。

ステップ 4 左ペインで、[アプリケーション(Application)] をクリックします。

ステップ 5 右ペイン(アプリケーション イベント ログ)で、報告されたコールが切断された時刻に発生したエラーを探します。エラーをダブルクリックします。

ステップ 6 [イベントのプロパティ(Event Properties)] ダイアログボックスで、[説明(Description)] ボックスの内容を確認します。

エラーの解釈や解決に支援が必要な場合、または、アプリケーション イベント ログに報告されたコールが切断された日時と一致するエラーが存在しない場合は、Cisco TAC に連絡してください。


 

Cisco Unity 8.x 内のメッセージが予期せず G.711 コーデック フォーマットで保存される

設計上、ユーザが録音デバイスとしてコンピュータのマイクロフォンを使用した場合は、G.711 が Cisco Unity サーバに対して指定された録音および保存コーデックでない場合でも、録音が G.711 フォーマットで保存されます(ユーザが録音デバイスとして電話機を使用した場合は、Cisco Unity サーバに対して指定された録音および保存コーデックによって、Cisco Unity サーバ上での録音の保存フォーマットが決まります)。

さまざまなコーデック フォーマットで保存されたメッセージに起因するオーディオの問題の解決方法については、「Cisco Unity 8.x での高度なオーディオ品質のトラブルシューティング」を参照してください。

ユーザのメールボックスが Cisco Unity 8.x のメッセージ到着通知アナウンスであふれている

転送メッセージ通知アナウンスが Cisco Unity で拒否されない場合、ユーザのメールボックスはいっぱいになります。次の手順を実行することによって、転送メッセージ通知コールの拒否を有効にすることができます。

Cisco Unity で転送メッセージ通知アナウンスの拒否を有効にするには


ステップ 1 Cisco Unity のデスクトップで、[Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 2 Tools Depot の左ペインで、[管理ツール(Administration Tools)] をクリックします。

ステップ 3 [詳細設定ツール(Advanced Settings Tool)] をダブルクリックします。

ステップ 4 [Unity の設定(Unity Settings)] ボックスで、[システム - 転送された通知 DTMF トーンを拒否(System--Reject Forwarded Notification DTMF Tone)] をクリックします。

ステップ 5 [新しい値(New Value)] フィールドに A と入力します。


) 他の有効な値に関する情報とこの設定に関する制限については、[説明(Description)] ボックスを参照してください。


ステップ 6 [設定(Set)] をクリックします。

ステップ 7 値が設定されたことを示すプロンプトが表示されたら、[OK] をクリックします。

ステップ 8 [終了(Exit)] をクリックします。

ステップ 9 Tools Depot を閉じます。

ステップ 10 Cisco Unity のフェールオーバーが設定されている場合は、フェールオーバー ペアのセカンダリ サーバでステップ 1 からステップ 9 を繰り返します。


 

Cisco Unity 8.x の保護されたボイス メッセージのトラブルシューティング

この問題の詳細については、次のトラブルシューティングの項を参照してください。

暗号化または復号化のエラーでイベント ログのエラー メッセージが生成される。必要に応じて、「復号化イベント ログのエラー メッセージ」または「暗号化イベント ログのエラー メッセージ」を参照してください。

ユーザに、おとりの WAV ファイルが流れる。「ユーザにおとりの WAV ファイルが流れる」を参照してください。

ユーザが、電話インターフェイスを使用してメッセージを再生しているときに、エラー メッセージが流れる。「ユーザが電話インターフェイスを使用中にエラー メッセージが流れる」を参照してください。

ユーザが、Cisco Unity ViewMail for Microsoft Outlook を使用して保護されたメッセージを再生または録音しているときに、エラー メッセージが送られてくる。「ユーザが ViewMail またはCisco Unity Inbox の使用中にエラー メッセージが送られてくる」を参照してください。

ユーザが、リモート ボイスメール システム上で保護されたボイス メッセージを送信しようとしたときに、NDR 通知が送られてくる。「保護されたボイス メッセージに対する NDR 通知」を参照してください。

復号化イベント ログのエラー メッセージ

受信サーバの公開鍵(送信サーバ上に存在しない受信サーバ鍵)に伴う問題と受信サーバ上の秘密鍵に伴う問題のどちらかによって、次の復号化エラーが発生する可能性があります。ボイス メッセージが受信サーバの公開鍵で暗号化されていないか、受信サーバの秘密鍵が消失、無効、使用不可の場合、または、鍵に別の問題がある場合。いずれの場合も、最初に行うべき是正措置は、Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)で Secure Messaging マクロ トレース ログをオンにすることです。マクロ トレースの有効化方法については、「Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマクロ トレース ログ」 を参照してください。

復号化エラーが Voice Connector から報告された場合は、Voice Connector ロギングをレベル 5(機能)に設定します。Voice Connector ロギングの詳細については、「Voice Connector ロギング プロパティの変更」 を参照してください。

復号化の試みが失敗する場合は、問題が解決しても、ボイス メッセージを再生できない可能性があります。

エラー メッセージ 電話インターフェイスで、メッセージの全部または一部に復号化エラーが発生しました。発信者=[sender] 受信者=[self] Index=[x](The telephone interface encountered a decryption failure on all or part of a message. Sender=[sender] Recipient=[self] Index=[x])

推奨処置 Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)でマクロ トレース ログの Secure Messaging、Call Control(MIU)、および Media(Wav)Level 1 をオンにします。マクロ トレースの有効化方法については、「Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマクロ トレース ログ」 を参照してください。

エラー メッセージ Voice Connector は配信ロケーション %1 への発信メッセージを暗号解読にできません。メッセージは配信されません。メッセージ発信不能の通知確認がメッセージの送信者に送られます。この配信ロケーションへの発信メッセージの暗号解読を不能にするか、Exchange サーバで Secure Messaging Service をインストールしないようにします。(%2)もうすでにインストールされている場合、Voice Connector のログを使えるようにして、エラーを確認してください。(The Voice Connector was not able to decrypt an outgoing message to delivery location %1. The message was not delivered, and a non-delivery receipt was sent to the message sender. Either disable decryption of outbound secure messages to this delivery location, or install Secure Messaging Service on Exchange servers:%2. If this has already been installed, enable Voice Connector logging and check for errors.)

推奨処置 Secure Messaging Service が Voice Connector と一緒にインストールされていることを確認します。 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html で『 Release Notes for Cisco Unity Voice Connector for Microsoft Exchange 』を参照してください。

サービスがすでにインストールされていて、実行されている場合は、Voice Connector 診断を有効にして、他のエラーを確認します。問題の原因を特定できない場合は、Cisco TAC にお問い合せください。

暗号化イベント ログのエラー メッセージ

暗号化エラーは、送信サーバ上の公開鍵に伴う問題が原因で発生します。公開鍵が消失、無効、使用不可になっているか、鍵に別の問題がある可能性があります。いずれの場合も、最初に行うべき措置は、Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)で Secure Messaging マクロ トレース ログをオンにすることです。マクロ トレースの有効化方法については、「Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマクロ トレース ログ」 を参照してください。このような場合は、暗号化されていないメッセージが宛先不明メッセージ同報リストに送信されます。

暗号化エラーが Voice Connector から報告された場合は、Voice Connector ロギングをレベル 5(機能)に設定します。Voice Connector ロギングの詳細については、「Voice Connector ロギング プロパティの変更」 を参照してください。

エラー メッセージ 保護されたメッセージを暗号化できません。発信者=[<sender>] 受信者=[<receiver>](Unable to encrypt a secure message. Sender=[<sender>] Receiver=[<receiver>])

推奨処置 Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)で Secure Messaging マクロ トレース ログをオンにします。マクロ トレースの有効化方法については、「Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)のマクロ トレース ログ」 を参照してください。

推奨処置 デジタル ネットワークを使用して複数の Cisco Unity サーバを接続している場合は、各 Cisco Unity サーバのイベント ログを確認して、Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)で Directory Monitor マクロ トレース ログをオンにします。

推奨処置 ユーザが電話インターフェイスを使用して保護されたメッセージを送信しているときにエラーが発生することが判明している場合は、Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)でマクロ トレース ログの Call Control(MIU)と Media(Wav)Level 1 をオンにします。

推奨処置 問題を解決できない場合は、Cisco TAC にお問い合せください。

エラー メッセージ Voice Connector は配信ロケーション %1 からの着信メッセージを暗号にできません。メッセージは配信されません。メッセージ発信不能の通知確認がメッセージの送信者に送られます。この配信ロケーションからの着信メッセージの暗号化を不能にするか、Exchange サーバでの暗号化と暗号解読のための Secure Messaging Service をインストールしないようにします。(%2)もうすでにインストールされている場合、Voice Connector のログを使えるようにして、エラーを確認してください。(The Voice Connector was not able to encrypt an incoming message from delivery location %1. The message was not delivered, and a non-delivery receipt was sent to the message sender. Either disable encryption of incoming messages from this delivery location, or install Secure Messaging Service for encryption/decryption on Exchange servers:%2. If this has already been installed, enable Voice Connector logging and check for errors.)

推奨処置 Secure Messaging Service が Voice Connector と一緒にインストールされていることを確認します。 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.html で最新の『 Release Notes for Cisco Unity Voice Connector for Microsoft Exchange 』を参照してください。

サービスがすでにインストールされていて、実行されている場合は、Voice Connector ロギングをレベル 5(機能)に設定します。Voice Connector ロギングの詳細については、「Voice Connector ロギング プロパティの変更」 を参照してください。

ユーザにおとりの WAV ファイルが流れる

Cisco Unity Inbox や ViewMail for Outlook 以外のメディア プレーヤー ソフトウェアを使用して保護されたメッセージを再生しようとすると、Cisco Unity から次のエラー メッセージが再生されます。

「This voice message is secure and can be played only by using a Cisco Unity supported client. If you received this message in error, delete it immediately and notify the sender.」

ユーザが電話インターフェイスを使用して保護されたボイス メッセージを再生しようして、おとりの WAV ファイルが流れた場合は、メッセージの復号化が失敗した可能性があります。アプリケーション ログを確認して、原因を特定します。

安全なメッセージング機能は、サードパーティ製のメディア プレーヤーを使用してメッセージを再生したときに、おとりの WAV ファイルを再生するように設計されています。ユーザは、電話インターフェイス、Cisco Unity Inbox、または ViewMail for Outlook を使用して、保護されたメッセージを再生および送信できます。ただし、ユーザがこれらのインターフェイスを通して Cisco Unity サーバで認証される場合に限られます。

ユーザが電話インターフェイスを使用中にエラー メッセージが流れる

ユーザが電話インターフェイスを使用して保護されたボイス メッセージを再生しようとすると、次のいずれかのエラー メッセージが流れる場合があります。

エラー メッセージ This message cannot be decrypted. エラー メッセージ This message has portions that cannot be decrypted.

推奨処置 Cisco Unity サーバのアプリケーション ログを確認して、障害の原因を特定します。アプリケーション ログ内の安全なメッセージングに関するエラーについては、「復号化イベント ログのエラー メッセージ」「暗号化イベント ログのエラー メッセージ」を参照してください。

エラー メッセージ This message has expired and cannot be played. エラー メッセージ This message has portions that have expired and cannot be played.

推奨処置 メッセージ エージング機能の設定に基づいてメッセージが期限切れになっている可能性があります。その場合はエラーではありません。メッセージ エージングについては、『 Security Guide for Cisco Unity Release 8.x 』の 「Securing Subscriber Messages in Cisco Unity 8.x」 「Automatic Message Aging for Secure Messaging」 を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html で入手可能です。

ユーザが ViewMail またはCisco Unity Inbox の使用中にエラー メッセージが送られてくる

ViewMail と Cisco Unity Inbox のいずれかで発生するエラー メッセージ

ユーザが ViewMail for Outlook または Cisco Unity Inbox を使用して保護されたメッセージを再生しているときに、次のエラー メッセージが表示される場合があります。

「暗号解読エラーによって、メッセージの再生が妨害されています。(Decryption errors are preventing this message from being played.)」

「暗号解読エラーによって、メッセージの部分的な再生が一箇所以上妨害されています。(Decryption errors are preventing one or more portions of this message from being played.)」

復号化エラーが発生した場合は、Cisco Unity Diagnostic Tool(UDT)で Secure Messaging マクロ トレース ログをオンにして、Cisco TAC に問題解決の支援を要請してください。

「メッセージは期限切れのため、再生できません。(This message has expired and cannot be played.)」

「メッセージは期限切れになった部分があり、再生できません。(This message has one or more portions that have expired and cannot be played.)」

メッセージが期限切れの場合は、メッセージがメッセージ エージング機能の設定に基づいて期限切れになっている可能性があります。その場合はエラーではありません。メッセージ エージングについては、『 Security Guide for Cisco Unity Release 8.x』の 「Securing Subscriber Messages in Cisco Unity 8.x」 「Automatic Message Aging for Secure Messaging」 を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html で入手可能です。

ユーザが ViewMail for Outlook または Cisco Unity Inbox を使用して保護されたメッセージを送信または再生しているときに、次のエラー メッセージが表示される場合があります。

「Cisco Unity は別の保護されたボイスメールを処理しています。後でもう一度試みてください。(Cisco Unity is busy processing other secure voice messages. Please try again later.)」

「Cisco Unity は別の保護されたボイスメールを処理しているため、メッセージは暗号化され再生できないパスが 1 つ以上あります。現在再生できないメッセージの部分を聞き取るには、後でもう一度試みてください。(This message contains one or more parts that are encrypted and that cannot be played because Cisco Unity is busy processing other secure voice messages. To hear the parts of the message that cannot currently be played, please try again later.)」

この場合、ユーザは数分待ってから、メッセージの再生または送信をもう一度試みる必要があります。

ViewMail でのみ発生するエラー メッセージ

「ViewMail と Cisco Unity Inbox のいずれかで発生するエラー メッセージ」の項で説明されているエラー メッセージに加えて、ユーザが ViewMail for Outlook を使用して保護されたメッセージを再生または送信しているときに、次のエラー メッセージが表示される場合があります。

エラー メッセージ 「指定したドメイン、ユーザ名、パスワードを使って、認証できません。入力した値を確認してから、もう一度試してください。パスワードは大文字・小文字の区別をします。(Unable to authenticate using the domain name, user name, and password that you specified. Please check the values that you entered and try again. Passwords are case sensitive.)」

推奨処置 このメッセージは、ユーザ名、パスワード、またはドメイン名が間違って入力された場合に表示されます。ユーザが正しい値を入力していることを確認してください。

エラー メッセージ Cisco Unity のサーバに接続できません。指定された Unity のサーバ名が正しいか確認してから、もう一度試してください。Unity のサーバ名が正しければ、管理者にお問い合わせください。(Unable to connect to the Cisco Unity server. Confirm that the Cisco Unity server name that you specified is correct and try again. If the Cisco Unity server name is correct, contact your Cisco Unity administrator.)

接続エラーとして考えられる理由には、他に次のようなものが含まれます。(Other possible reasons for the connection failure include:)

1. アクセスしている Cisco Unity サーバが 5.0(1) 以降のバージョンで実行されていない。(The Cisco Unity server that you are accessing is not running version 5.0(1) or later.)

2. Cisco Unity、または Cisco Unity サーバが起動していない。(Either Cisco Unity or the Cisco Unity server is not running.)

3. ネットワークの問題で接続が妨害されている。(Network problems are preventing the connection.)

4. コンピュータの RPC ポート番号が Cisco Unity がコンフィギュレーションに使う RPC ポート番号と一致しない。(The RPC port number on this computer does not match the RPC port number that Cisco Unity is configured to use.)

5. AvMMProxySvr サービスが Cisco Unity サーバで停止している。(The AvMMProxySvr service is stopped on the Cisco Unity server.)

推奨処置 ユーザが Cisco Unity サーバ名を正しく入力したことを確認します。

推奨処置 Cisco Unity と Cisco Unity サーバの両方が動作していることと、Cisco Unity がバージョン 5.0(1) 以降を実行していることを確認します。

推奨処置 ユーザのワークステーションの TCP ポートが、Cisco Unity の RPC 接続用として設定された TCP ポートと一致することを確認します。詳細については、『 Security Guide for Cisco Unity Release 8.x 』の 「Securing Subscriber Messages in Cisco Unity 8.x」 「Customizing the TCP Port That ViewMail for Outlook Uses For Encrypting and Decrypting Messages」 を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity/8x/security/guide/8xcusecx.html で入手できます

推奨処置 Cisco Unity サーバ上で、AvMMProxySvr サービスが実行していることを確認します。

保護されたボイス メッセージに対する NDR 通知

保護された発信メッセージを復号化するように設定されていない配信ロケーションに、保護されたボイス メッセージをユーザが送信しようとすると、そのユーザのところに NDR が送られてきます。

非プライベートの保護された発信メッセージのみを復号化するように設定されている配信ロケーションに、プライベートの保護されたボイス メッセージをユーザが送信しようとすると、そのユーザのところに NDR が送られてきます。

Voice Connector で配信ロケーションからの着信メッセージを暗号化できない場合は、NDR がメッセージの送信者に送信されます。

Voice Connector で配信ロケーションへの発信メッセージを復号化できない場合は、NDR がメッセージの送信者に送信されます。