Cisco Unity トラブルシューティング ガイド Microsoft Exchange版 Release 5.x
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発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ネットワーク

VPIM ネットワーク

ボイス コネクタがログオンできない、またはメッセージがキューに蓄積される

AMIS ネットワーク

AMIS メッセージがすぐに送信されない

AMIS メッセージがまったく送信されない

新しく設定したシステムの二重確認

AMIS メッセージ送信のトラブルシューティング

ログとトレースを使用可能にする

発信 AMIS メッセージ フローの追跡

受信 AMIS メッセージ フローの追跡

ログの収集およびデフォルト値へのトレースの再設定

「C」および「D」DTMF Hang-Up トーンによって AMIS コールが失敗する

高度なトラブルシューティング:AMIS コールのフレームと数字を表示する

AMIS トラブルシューティング手順

ネットワーク

Cisco Unity は、Audio Messaging Interchange Specification analog(AMIS-a)プロトコルおよび Voice Profile for Internet Mail(VPIM)プロトコルをサポートします。これらのプロトコルは、異なるボイスメール システム間でのボイス メッセージの転送を可能にします。次の各項では、AMIS ネットワークおよび VPIM ネットワークの問題のトラブルシューティングについて説明します。

「VPIM ネットワーク」

「AMIS ネットワーク」

VPIM ネットワーク

ボイス コネクタがログオンできない、またはメッセージがキューに蓄積される

ボイス コネクタがログオンできないと Windows のシステム イベント ログに示される場合、またはボイス メッセージが MTS-OUT キューに蓄積されている場合は、Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザをダウンロードして実行し、Microsoft が推奨する変更を加えます(通常、これらの症状は Exchange 権限に関連しています。特に、Local System アカウントに関連しています)。次の手順を実行してください。

Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザを実行する


ステップ 1 Microsoft の Web サイトから、Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザのバージョン 2.7 以降をダウンロードします。

Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザのダウンロード ページには、アナライザのインストール方法と実行方法について説明するクイックスタート ガイドへのリンクが含まれています。必要に応じて、このガイドを印刷します。

ステップ 2 アナライザを実行します。

ステップ 3 Microsoft の推奨事項に従います。特に、Local System アカウントに関連する推奨事項にはすべて従います。


 

キューを表示するには、次のうち該当する手順を実行します。

「MTS-OUT キューを Exchange 2003 で表示する」

「MTS-OUT キューを Exchange 2000 で表示する」

MTS-OUT キューを Exchange 2003 で表示する


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[Microsoft Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 3 左側領域で、 [サーバー] コンテナを展開して、ボイス コネクタをインストールしたサーバを拡張します。

ステップ 4 [キュー] を展開します。

ステップ 5 MTS-OUT キューを調べて、キューに残っているように見えるメッセージがないか確認します。

ステップ 6 [検索開始] をクリックすると、キュー内のすべてのメッセージが表示されます。


 

MTS-OUT キューを Exchange 2000 で表示する


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Exchange システム マネージャを起動します([スタート]メニューで、 [プログラム]>[Microsoft Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします)。

ステップ 3 左側領域で、 [Routing Groups]> <routing_group_name> >[コネクタ]>[Exchange 2000 ボイス コネクタ(<サーバ名>)]>[キュー] を展開します。

ステップ 4 左側領域で、 [MTS-OUT] を右クリックし、 [Enumerate 100 Messages] をクリックして、キューに残っているように見えるメッセージがないか確認します。

ステップ 5 [サービス]コントロール パネルを使用して、Exchange 2000 ボイス コネクタ サービスを再起動します。

ステップ 6 [サービス]コントロール パネルで、SMTP サービスが実行されていることを確認します。


 

AMIS ネットワーク

次の各項を参照してください。

「AMIS メッセージがすぐに送信されない」

「AMIS メッセージがまったく送信されない」

「「C」および「D」DTMF Hang-Up トーンによって AMIS コールが失敗する」

「高度なトラブルシューティング:AMIS コールのフレームと数字を表示する」

「AMIS トラブルシューティング手順」

AMIS メッセージがすぐに送信されない

AMIS メッセージをすぐに送信できない(あるいは、すぐに送信できないとユーザが感じる)理由はいくつかあります。

発信 AMIS メッセージは、特定のボイスメール ポートだけを使用するように制限できます。AMIS メッセージを処理するよう指定されたポートが他の通話の処理でふさがっている場合、発信 AMIS メッセージは遅延します。Tools Depot の Port Usage Analyzer、または Cisco Unity システム管理の AMIS 発信トラフィック レポートを使用して、AMIS 発信の転送に関する情報を取得できます。AMIS の転送時間合計が AMIS の送信に割り当てられたポートの限界に近づいたら、AMIS スケジュールとポート割り当てを検討して、追加のリソース(時間やポート)を AMIS メッセージ トラフィックに割り当てる必要があるかどうかを判断します。

緊急でないメッセージの AMIS 送信は、予定された送信時間だけに行うよう制限することができます。組織でスケジュールを使用して緊急でない AMIS メッセージの送信を制限する場合は、必要に応じて、ユーザが AMIS メッセージに緊急のマークを付けたり、その代わりになる通信の形式を使用したりできることをユーザに伝えてください。

送信不能な AMIS メッセージもあります。送信不能なメッセージは、通知確認なし(NDR)ステータスで送信者に戻されます。送信者または管理者は、修正を加えてメッセージを再送できます。これも、受信者には送信の遅延と思われる場合があります。

新しく設定したシステムの二重確認

AMIS ネットワーク用に Cisco Unity を設定したばかりであるのに、AMIS メッセージが送信されていない場合は、次のリストを参照して、設定が次の基本的なガイドラインに沿っていることを確認します。

1. 相手のボイスメール システムが Cisco Unity によって AMIS メッセージ用としてサポートされていることを確認します。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.html で、『 Cisco Unity でサポートされるハードウェアとソフトウェアおよびサポート ポリシー 』の「AMIS ボイス メッセージ システムについてのサポート ポリシー」の項を参照してください。

2. Cisco Unity のネットワーク機能 』の「AMIS ネットワーク」の章の「AMIS を使用するときの Cisco Unity のセットアップ」の項を参照し、設定を二重確認します(このマニュアルは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手可能です)。

特に次の点を確認します。

各 AMIS 発信ロケーションの設定が正しいことを確認する。

インストールに複数の Cisco Unity サーバが含まれる場合は、検索スコープに AMIS ブリッジヘッド サーバが含まれていることを確認する。ユーザおよびブラインド宛先検索の検索スコープ(Cisco Unity システム管理の[ネットワーク]>[プライマリ ロケーション]>[宛先オプション]ページで設定)が、ダイヤル中のドメインまたはグローバル レベルに設定されている必要があります。これは、ネットワーク内の各 Cisco Unity サーバに対して行う必要があります。また、自動受付とディレクトリ ハンドラの検索スコープ(別個に設定されている)に、AMIS ブリッジヘッド サーバが含まれている必要があります。

AMIS メッセージ送信のトラブルシューティング

新規または既存の AMIS ネットワーク設定に対して、次のリストを使用します。

1. AMIS ブリッジヘッド サーバの Windows イベント ビューア アプリケーション ログに、AMIS 関連のエラーまたは警告があるかどうかを確認します。イベント ビューアに記録された AMIS 関連のほとんどのエラーおよび警告により、問題に関する詳細と解決方法が得られます。

2. 適切な Exchange 管理アプリケーションを使用して、UAmis メールボックスを誤って削除または移動していないことを確認します。

UAmis メールボックスは、移動していない限り Cisco Unity AMIS ブリッジヘッド サーバのパートナー サーバである Exchange サーバにあります。UAmis メールボックスが移動されており、Cisco Unity が UAmis メールボックスを見つけられないことを示すエラーがイベント ビューアに表示される場合は、『 Cisco Unity メンテナンス ガイド 』の「Cisco Unity データとログ ファイル、およびユーザ メールボックスとシステム メールボックス」の章の「UAmis メールボックス」の項で、Cisco Unity が変更を認識するように UAmis メールボックスを移動する方法を参照してください(『 Cisco Unity メンテナンス ガイド 』は、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/products_feature_guides_list.html から入手可能です)。

3. ボイス コネクタがログオンできないと Windows のシステム イベント ログに示される場合、またはボイス メッセージが MTS-OUT キューに蓄積されている場合は、Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザをダウンロードして実行し、Microsoft が推奨する変更を加えます(通常、これらの症状は Exchange 権限に関連しています。特に、Local System アカウントに関連しています)。「Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザを実行する」を参照してください。

問題の原因を特定できていない場合は、「ログとトレースを使用可能にする」に進みます。

Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザを実行する


ステップ 1 Microsoft の Web サイトから、Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザのバージョン 2.7 以降をダウンロードします。

Microsoft Exchange ベスト プラクティス アナライザのダウンロード ページには、アナライザのインストール方法と実行方法について説明するクイックスタート ガイドへのリンクが含まれています。必要に応じて、このガイドを印刷します。

ステップ 2 アナライザを実行します。

ステップ 3 Microsoft の推奨事項に従います。特に、Local System アカウントに関連する推奨事項にはすべて従います。


 

ログとトレースを使用可能にする

AMIS メッセージ送信の問題のトラブルシューティングを続行する前に、次のすべての手順を実行して、該当するログ、トレース、および他のトラブルシューティング ツールを使用可能にします。この情報は、問題を解決できない場合に Cisco TAC で必要になります。

「AMIS 診断トレースを設定する」

「ボイス コネクタのログ設定を変更する」

「メッセージ トラッキングを有効にする」

AMIS 診断トレースを設定する


ステップ 1 Cisco Unity AMIS ブリッジヘッド サーバで、Windows の[スタート]メニューから [プログラム]>[Unity] >[Unity Diagnostic Tool] をクリックします。

ステップ 2 [Cisco Unity Diagnostic Tasks]画面で、 [Macro Traces のコンフィギュレーション] をクリックします。[Macro Traces のコンフィギュレーション ウィザードへようこそ]が表示されます。

ステップ 3 [次へ] をクリックします。[Macro Traces のコンフィギュレーション]ページが表示されます。

ステップ 4 [AMIS Message Traces] を展開します。必要に応じて、 [Extensive Outgoing AMIS Message Traces] チェックボックスまたは[ Extensive Incoming AMIS Message Traces] チェックボックスをオンにします(マクロ トレースに含まれているマイクロ トレースのリストについては、「AMIS 診断トレース」を参照してください)。

ステップ 5 [次へ] をクリックしてから [終了] をクリックします。

ステップ 6 [Cisco Unity Diagnostic Tasks]画面で、 [新規ログ ファイル開始] をクリックします。


 

ボイス コネクタのログ設定を変更する

デフォルトでは、ボイス コネクタが <ExchangeServerPath>\VoiceGateway\LogFiles ディレクトリにインストールされている Exchange サーバに、ボイス コネクタのログがあります。ファイルには、GwIvc_<YyMmDd >.log 形式の名前が付けられています。ここで、Yy は年、Mm は月、Dd は日です。


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[Microsoft Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 3 左側領域で、 [コネクタ] コンテナを展開します。

ステップ 4 [Exchange 2000 ボイス コネクタ(<サーバ名>)] を右クリックし、 [プロパティ] を選択します。

ボイス コネクタを管理するプロパティのページは常に英語で表示されます。

ステップ 5 [詳細設定] タブをクリックします。

ステップ 6 [Information (Level 4)] をクリックして、ログ レベルを調整します。

ステップ 7 任意で、他の設定を変更します。ログ ファイルが存在するディレクトリを変更する場合は、パスの最後にバックスラッシュ(「\」)を入れてください。

ステップ 8 [OK] をクリックして、Exchange システム マネージャを終了します。

ステップ 9 Windows サービス MMC を開きます。

ステップ 10 [Exchange 2000 - ボイス コネクタ] を右クリックして、 [再起動] を選択します。

ステップ 11 Windows サービス MMC を終了します。


 

メッセージ トラッキングを有効にする

メッセージの送信に関連する各 Exchange サーバ上でメッセージ トラッキングを有効にする必要があります。これは、ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバであり、この Cisco Unity ユーザのメールボックスが存在する Exchange サーバです。


ステップ 1 [Exchange システム マネージャ]を開きます(Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします)。

ステップ 2 メッセージ トラッキングを有効にする Exchange サーバを右クリックして、 [プロパティ] を選択します。

ステップ 3 [メッセージの追跡を有効にする] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [OK] をクリックします。

ステップ 5 メッセージ送信に関連する各 Exchange サーバで、ステップ 1 からステップ 4 を繰り返します。


 

発信 AMIS メッセージ フローの追跡

図6-1 は、Cisco Unity を介してリモート ボイスメール システムに到達する発信 AMIS メッセージの高レベルでのフローと、パス上で発生した問題のトラブルシューティングに使用できるログやその他のツールを示しています。

図6-1 発信 AMIS メッセージのフローとトラブルシューティング ツール

 

上の図では、Cisco Unity ユーザがメッセージを送信するために使用する Cisco Unity サーバが Cisco Unity AMIS ブリッジサーバと同じである場合もそうでない場合もあります。そのため、簡潔にするために省略されています。さらに、Cisco Unity ブリッジヘッド サーバから PSTN へのパスは、電話システム連動によって異なります。図中に 2 つのパスが表示されているのは、Cisco Unified Communications Manager 連動を使用している場合に、ゲートウェイまたはルータで転送の問題が発生する可能性があるからです。Cisco Unified CM 連動がない場合は、そのパスを無視してください。

図6-1 を次のタスク リストと併せて使用し、発信 AMIS メッセージが通るパスをトレースします。これは、問題の特定に役立ちます。リンクによって、「AMIS トラブルシューティング手順」の手順に移動できます。

1. テスト AMIS メッセージを送信します。

2. 次の方法のいずれかを使用して、ボイス コネクタがメッセージを UAmis メールボックスに送信したかどうかを確認します。

a. 「メッセージが UAmis メールボックスに配信されていることを確認する」を実行してください。

b. Exchange メッセージ トラッキングを使用します。詳細については、Microsoft Exchange のドキュメントを参照してください。

メッセージが UAmis メールボックスに送信されていないことがわかったら、「メッセージが UAmis メールボックスに送信されない」で、この問題をトラブルシュートする方法を参照してください。

3. メッセージが UAmis メールボックスに送信されているが、そこから送信されていない場合は、「メッセージが UAmis メールボックスに残っている」で、この問題をトラブルシュートする方法を参照してください。

4. メッセージが UAmis メールボックスから送信されているが、相手のボイスメール システムのユーザに届いていない場合は、「メッセージが UAmis メールボックスから出されたが配信されない」で、この問題をトラブルシュートする方法を参照してください。

メッセージが UAmis メールボックスに送信されない

ユーザが AMIS 受信者にメッセージを宛先指定した場合は、ボイス コネクタが UAmis メールボックスへのメッセージの送信に責任を負います。メッセージが UAmis メールボックスに表示されない場合、最初に確認することは、ボイス コネクタに問題がないかどうかです。

メッセージが UAmis メールボックスに送信されていないことを確認したら、次のリストを使用して、ボイス コネクタが AMIS メッセージを送信していない原因をトラブルシュートします。

メッセージが UAmis メールボックスに送信されない原因をトラブルシュートする

1. ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバ上のイベント ビューアに、ボイス コネクタによるエラーまたは警告が表示されているかどうかを確認します。

2. ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバがダウンしていないことを確認します。

3. ボイス コネクタ サービスが動作していることを確認します。サービスが動作していない場合は起動します。ボイス コネクタの MTS-OUT キューから UAmis メールボックスへメッセージが送信されます。Exchange 2003 の場合、MTS-OUT キューに相当するキューは 1 つだけであることに注意してください。

詳細な手順については、次の手順を参照してください。

「ボイス コネクタ サービスが動作していることを確認する」

「ボイス コネクタ MTS-IN キューおよび MTS-OUT キューを Exchange 2000 で表示する」

「ボイス コネクタ MTS-IN キューおよび MTS-OUT キューを Exchange 2003 で表示する」

4. ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバで、<ExchangeServerPath>\VoiceGateway\LogFiles ディレクトリ内のボイス コネクタ ログ ファイルを表示して、何か手掛かりがないかを確認します。

5. 問題が解決できず、Cisco TAC に問い合せる場合は、「ログの収集およびデフォルト値へのトレースの再設定」で、必要なログ ファイルの収集方法を参照してください。

メッセージが UAmis メールボックスに残っている

ボイス コネクタが UAmis メールボックスへメッセージを配信するときに、AMIS スケジュールおよび AMIS 規制テーブルはメッセージをいつ送信するかを決定します。AMIS 送信先番号が規制テーブルによって許可されている場合、この番号へのメッセージは UAmis メールボックスからすぐに送信されます。この場合、スケジュールの設定は関係ありません。一方、送信先番号が規制テーブルによって許可されていない場合、この番号へのメッセージは、AMIS スケジュールがアクティブになる時間まで UAmis メールボックスのキューに保持されます。

メッセージが 24 時間以上 UAmis メールボックスに残っている場合は、Windows のアプリケーション イベント ログにエラーが記録されます。UAmis メールボックスにメッセージがいくつ残っていても、イベント ログに記録されるエラーは 1 つだけです。UAmis メールボックスからメッセージが送信または削除されるまで、エラーが毎日ログに記録されます。

必要に応じて、Outlook または DohPropTest で、UAmis メールボックスに残っているメッセージを削除します。「DohPropTest を使用して UAmis メールボックスのメッセージを表示または削除する」を実行してください。

メッセージが UAmis メールボックスに残っている原因を突き止める

1. AMIS 関連のエラーがないかどうかイベント ビューアを確認します。

2. Cisco Unity システム管理で、AMIS 規制テーブルの設定を調べます。許可されていない送信先番号がある場合、その番号へ宛先指定されたメッセージは UAmis メールボックスのキューに入れられます。これが、意図せずに起こる場合があります。メッセージをすぐに送信するには、AMIS スケジュールを変更して、トラブルシューティング中に AMIS がアクティブであるようにします。メッセージが UAmis メールボックスから送信された後に、AMIS スケジュールを再設定し、必要に応じて AMIS 規制テーブルを調整します。

3. AMIS スケジュールを検討します。スケジュールで、すべてのメッセージを送信するのに十分なアクティブ時間が設定されていることを確認します。

4. [システム]>[ポート]ページに移動して、発信 AMIS メッセージに対して少なくとも 1 つのポートが設定されていることを確認します。

5. Tools Depot の Port Usage Analyzer を使用するか、Cisco Unity システム管理の AMIS 発信トラフィック レポートを実行して、ポートの使用状況に関する詳細を取得します。

転送時間合計が AMIS の送信に割り当てられたポートの限界に近づいている場合は、使用可能なポート リソースがすべて使用されています。AMIS スケジュールとポート割り当てを検討して、追加リソース(時間やポート)を AMIS メッセージ トラフィックに割り当てる必要があるかどうかを判断します。

6. すべての AMIS 発信ロケーション上の送信先番号が有効であることを確認します。送信先番号が有効であることを確認するには、次のいずれかを実行します。

AMIS 発信ロケーションが少ししかない場合は、Cisco Unity システム管理で各 AMIS 発信ロケーションの[ネットワーク]>[発信ロケーション]>[プロファイル]ページに移動して、送信先番号を確認します。

あるいは、AMIS 発信ロケーションが多数ある場合は、DohPropTest を実行して、UAmis メールボックスに残っているメッセージの送信先番号およびその他の属性を参照します。「DohPropTest を使用して UAmis メールボックスのメッセージを表示または削除する」を実行してください。

7. Outlook で、メッセージに未読のマークが付いていることを確認します。手動で開封済みのマークを付けられたメッセージは、UAmis メールボックスから送信されません。たとえば、誰かが UAmis メールボックスの監視中にメッセージを開いた場合、そのメッセージは送信されません。

8. 問題が解決できず、Cisco TAC に問い合せる場合は、「ログの収集およびデフォルト値へのトレースの再設定」で、必要なログ ファイルの収集方法を参照してください。

メッセージが UAmis メールボックスから出されたが配信されない

UAmis メールボックスから出されたがリモート ボイスメール システムのユーザに配信されないメッセージに関する問題をトラブルシュートするには、次の手順を実行します。

配信されないメッセージをトラブルシュートする

1. AMIS 関連のエラーがないかどうかイベント ビューアを確認します。

2. 次のように、Cisco Unity の AMIS コンフィギュレーションを二重確認します。

a. Cisco Unity システム管理で、[ネットワーク]>[AMIS オプション]>[発信オプション]ページに移動します。[リモート システムが応答しない場合]および[リモート システムが通話中の場合]の設定を検討します。これらの設定は、少なくともデフォルト値([後で切断]は 4 回、[呼び出し中]は 4 回、[すべてリトライ]は 5 分)にする必要があります。このように設定しないと、リモート ボイスメール システムが応答できるだけの時間がなくなります。

b. 各 AMIS 発信ロケーションの[ネットワーク]>[発信オプション]>[プロファイル]ページに移動します。[この AMIS ロケーションへの外線発信メッセージを無効にします]チェックボックスがオンになっている場合は、必要に応じて[送信先番号]を変更してから、チェックボックスをオフにします。

c. [ネットワーク]>[プライマリ ロケーション]>[プロファイル]ページに移動します。リモート ボイスメール システムによってノード ID が受け入れられていることを確認します。

3. AMIS ロケーションへのコールが実際に行われているか、あるいは AMIS 転送中に予期しないことが起こったのかを確認します。Tools Depot の Port Status Monitor を使用して、コール プログレスを観察できます。「Port Status Monitor を使用して AMIS 転送の詳細を参照する」を実行してください。

4. 発信 AMIS 通話が長距離電話である場合は、電話システムに長距離電話に関する制限があるかどうかを確認します。

5. Hang-Up トーンが問題の原因となっている可能性があるかどうかを確認します。「「C」および「D」DTMF Hang-Up トーンによって AMIS コールが失敗する」を参照してください。

6. メッセージが送信されない原因を特定できない場合は、「ログの収集およびデフォルト値へのトレースの再設定」で、Cisco TAC に提供するために必要なログの収集方法の詳細を参照してください。

7. 任意で、AMIS プロトコルについてさらに詳しい情報を得て、転送されたフレームと数字のログ ファイルの解読を試みる場合は、「高度なトラブルシューティング:AMIS コールのフレームと数字を表示する」を参照してください。

受信 AMIS メッセージ フローの追跡

図6-2 は、リモート ボイスメール システムから Cisco Unity に到達する受信 AMIS メッセージの高レベルでのフローと、パス上で発生した問題のトラブルシューティングに使用できるログやその他のツールを示しています。

図6-2 受信 AMIS メッセージのフローとトラブルシューティング ツール

 

上の図では、Cisco Unity ユーザがメッセージを聞くために使用する Cisco Unity サーバが Cisco Unity AMIS ブリッジヘッド サーバと同じである場合もそうでない場合もあります。そのため、簡潔にするために省略されています。さらに、PSTN から Cisco Unity ブリッジヘッド サーバへのパスは、電話システム連動によって異なります。図中に 2 つのパスが表示されているのは、Cisco Unified Communications Manager 連動を使用している場合に、ゲートウェイまたはルータで転送の問題が発生する可能性があるからです。Cisco Unified CM 連動がない場合は、そのパスを無視してください。

次のタスク リストを使用して、受信 AMIS メッセージに関する問題をトラブルシュートします。

1. 各 AMIS 発信ロケーションの[ネットワーク]>[発信オプション]>[プロファイル]ページに移動します。このページに入力されているノード ID が、リモート ボイスメール システムの転送するノード ID と完全に一致することを確認します。

2. Hang-Up トーンが問題の原因となっている可能性があるかどうかを確認します。「「C」および「D」DTMF Hang-Up トーンによって AMIS コールが失敗する」を参照してください。

3. Cisco Unity 着信サービスが Opening Greeting などのコール ハンドラへ着信を転送することを確認します(この転送処理は、Cisco Unity を初めてインストールしたときに行われるデフォルトの動作です)。

4. Exchange メッセージ トラッキングを使用して、受信 AMIS メッセージがボイス コネクタに送信されているかどうかを確認します。受信 AMIS メッセージが送信されている場合、Exchange メッセージ トラッキングのリストに、送信者が「UAmis_<サーバ名>」であるエントリが表示されます。エントリをダブルクリックして、[メッセージ履歴]ウィンドウを表示すると、次のようになります。

[受信者]フィールドには、"AMIS:AvVoiceGateway" が表示されます。

件名には、次の形式による送信者のリモート アドレスが含まれます。
<発信ロケーション ID>_<リモート メールボックス番号>
また、受信者のエイリアスも含まれます。

イベント リストに、「Message Delivered Locally to IMCEAAMIS-AvVoiceGateway@<domain name>.」のようなエントリが表示されます。

Exchange メッセージ トラッキングの使用方法については、Exchange のドキュメントを参照してください。

5. メッセージがボイス コネクタに送信されなかった場合、AMIS の転送時に何か不具合が生じた可能性があります。Port Status Monitor を使用して、受信 AMIS コール プログレスを観察し、何か手掛かりがないかを確認します。「Port Status Monitor を使用して AMIS 転送の詳細を参照する」を参照してください。

6. 問題が解決できず、Cisco TAC に問い合せる場合は、「ログの収集およびデフォルト値へのトレースの再設定」を参照して、必要なログ ファイルを収集します。

7. 任意で、AMIS プロトコルについてさらに詳しい情報を得て、転送されたフレームと数字のログ ファイルの解読を試みる場合は、「高度なトラブルシューティング:AMIS コールのフレームと数字を表示する」を参照してください。

ログの収集およびデフォルト値へのトレースの再設定

メッセージが送信されていない原因を特定できない場合は、Unity Diagnostic Tool による診断ログ ファイルのほか、ボイス コネクタのログ ファイルを収集して、Cisco TAC に提供します。デフォルトでは、ボイス コネクタが <ExchangeServerPath>\VoiceGateway\LogFiles ディレクトリにインストールされている Exchange サーバに、ボイス コネクタのログがあります。ファイルには、
GwIvc_<YyMmDd >.log 形式の名前が付けられています。ここで、Yy は年、Mm は月、Dd は日です。広範なログによってかなりの量のディスク領域が費やされるので、トレースを必ずデフォルト値の設定に戻すようにしてください。次の各手順を参照してください。

「Unity Diagnostic Tool のログ ファイルを取得する」

「ボイス コネクタのログ設定を減らす」

Exchange メッセージ トラッキングを使用不能にします。詳細については、Microsoft Exchange のドキュメントを参照してください。

Unity Diagnostic Tool のログ ファイルを取得する


ステップ 1 Cisco Unity AMIS ブリッジヘッド サーバで、Windows の[スタート]メニューから [プログラム]>[Unity] >[Unity Diagnostic Tool] をクリックします。

ステップ 2 [Cisco Unity Diagnostic Tasks]画面で、 [ログ ファイルの収集] をクリックします。[ログ収集ウィザードへようこそ]が表示されます。

ステップ 3 [ログの選択] をクリックします。

ステップ 4 必要に応じて、 [参照] をクリックしてログ ファイルのディレクトリを変更します。

ステップ 5 [次へ] をクリックします。[収集するログの選択]ページが表示されます。

ステップ 6 [AvCsMgr] を展開し、最後の診断ファイルのチェックボックスをオンにして選択します。

ステップ 7 [AvMsgStoreMonitor] を展開し、最後の診断ファイルのチェックボックスをオンにして選択します。

ステップ 8 [次へ] をクリックします。ファイルの処理が終了すると、[ログ収集ウィザードを完了しています。]ページが表示されます。

ステップ 9 [ディレクトリの表示] をクリックして、ディレクトリのウィンドウを開きます。

ステップ 10 [ログ収集ウィザードを完了しています。]のページで、 [終了] をクリックします。

ステップ 11 [Cisco Unity Diagnostic Tasks]ページで、 [デフォルト トレースへの再設定] をクリックします。

ステップ 12 [新規ログ ファイル開始] をクリックします。

ステップ 13 Cisco Unity Diagnostic Tool を終了します。


 

ボイス コネクタのログ設定を減らす


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[Microsoft Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 3 左側領域で、 [コネクタ] コンテナを展開します。

ステップ 4 [Exchange 2000 ボイス コネクタ(<サーバ名>)] を右クリックし、 [プロパティ] を選択します。

ボイス コネクタを管理するプロパティのページは常に英語で表示されます。

ステップ 5 [詳細設定] タブをクリックします。

ステップ 6 [Warning (Level 3)] をクリックして、ログ レベルを調整します。

ステップ 7 [OK] をクリックして、Exchange システム マネージャを終了します。

ステップ 8 Windows サービス MMC を開きます。

ステップ 9 [Exchange 2000 - ボイス コネクタ] を右クリックして、 [再起動] を選択します。

ステップ 10 Windows サービス MMC を終了します。


 

「C」および「D」DTMF Hang-Up トーンによって AMIS コールが失敗する

「C」および「D」DTMF トーンは、第 4 カラムのトーンとも呼ばれ、他の 12 の DTMF トーン(「0」~「9」、「*」、および「#」)と同様に、通常のアナログ電話にあります。このトーンは、通常、インバンド アナログ連動およびその他の「人手を介さない」タスクに使用されます。

AMIS コールの最初の動作は、ボイスメール システムの発信と受信の間のハンドシェイクです。発信システムは宛先システムの番号をダイヤルします。発信システムは、宛先システムが通話に応答したことを検出すると、宛先に「C」トーンを送信します。宛先システムは、通話に応答して「C」トーンを検出したら、10 秒以内に「D」トーンで応答する必要があります。「D」トーンの送信後、宛先システムは Start Session フレームを待ち受けます


) AMIS コールの詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_white_papers_list.html から入手可能な『White Paper: AMIS Analog Networking Definitions』を参照してください。


東芝の電話システムの多くは、切断が発生したことをボイスメール システムに知らせるために「D」トーンを使用します。他の電話システムも「C」トーンまたは「D」トーンを使用して切断の発生を知らせます。その場合は、Cisco Unity サーバ上のアクティブなスイッチ構成ファイルで「HangUpTone=C」または「HangUpTone=D」というパラメータが定義されます。

「HangUpTone=C」が定義されている場合、そのシステムで AMIS 機能を使用することはできません。リモート ボイスメール システムが Cisco Unity にダイヤルし、「C」トーンを送信して AMIS ハンドシェイクを開始すると、Cisco Unity はそれを電話システムからの切断信号と解釈し、通話を切ります。

同様に「HangUpTone=D」が定義されている場合、そのシステムで AMIS 機能を使用することはできません。Cisco Unity がリモート ボイスメール システムにダイヤルし、「C」トーンを送信して AMIS ハンドシェイクを開始し、リモート ボイスメール システムが「D」トーンで応えると、Cisco Unity はそれを電話システムからの切断信号と解釈し、通話を切ります。

この問題を解決するには、別の方法(リオーダー トーン、ダイヤル トーン、または電流ループ反転)で切断を示すように電話システムを構成し、アクティブなスイッチ ファイルから HangUpTone パラメータを削除します。ただし、この方法が不可能な場合は、「A」または「B」を切断トーンとして使用するように電話システムを構成し、この新しい値と一致するようにアクティブなスイッチ ファイルの HangUpTone パラメータを変更します。

Cisco Unity によって予期される切断パケットのデフォルト値(avanaglog.avd に定義されている)は、AMIS を処理できるように選択されています。これらの値を変更すると、AMIS コールが失敗する場合があります。

アクティブなスイッチ ファイルの名前を取得する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、Regedit を起動します。


注意 違うレジストリ キーを変更したり、誤った値を入力したりすると、サーバが機能不良を起こすことがあります。レジストリを編集する前に、問題が起きた場合の復元方法を確認してください(レジストリ エディタのヘルプの「復元」トピックを参照してください)。Cisco Unity フェールオーバーでは、一方の Cisco Unity サーバのレジストリを変更した場合、レジストリの変更は複製されないため、もう一方の Cisco Unity サーバのレジストリは手動で作成する必要があります。レジストリ キー設定の変更について質問があるときは、Cisco TAC に問い合せてください。

ステップ 2 レジストリの最新のバックアップがない場合は、 [レジストリ]>[レジストリ ファイルの書き出し] をクリックし、レジストリの設定をファイルに保存します。

ステップ 3 次のキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Active Voice\Miu\1.0\Initialization\Switch 0

デュアル スイッチ連動の場合は、次のキーも展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Active Voice\Miu\1.0\Initialization\Switch 1

ステップ 4 ...\Switch 0 キーの下の [Switch Configuration File] 値を表示して、アクティブなスイッチ ファイルの名前を取得し、 [キャンセル] をクリックします。デュアル スイッチ連動の場合は、...\Switch 1 キーの下の[ Switch Configuration File] 値を表示して、2 番目のアクティブなスイッチ ファイルの名前を取得し、 [キャンセル] をクリックします。

ステップ 5 Regedit を閉じます。


 

アクティブなスイッチ ファイルを編集する


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、 \CommServer\IntLib ディレクトリに移動します(C:\CommServer は、Cisco Unity がデフォルトでインストールされるディレクトリです。Cisco Unity が別のディレクトリにインストールされている場合は、そのパスを代わりに使用してください)。

ステップ 2 テキスト エディタでアクティブなスイッチ ファイルを開きます。

ステップ 3 [Configuration]セクションで「HangUpTone=」が存在しない場合や「C」または「D」以外の値が設定されている場合は、パラメータが AMIS と競合しないので、ファイルの内容は変更しません。ファイルを閉じて、ステップ 5 にスキップします。

ステップ 4 「HangUpTone=」が「C」DTMF トーンまたは「D」DTMF トーンに設定されている場合、実行すべき操作は、電話システムで構成した新しい切断通知によって異なります。たとえば、次のようになります。

電話システムが別の方法(リオーダー トーン、ダイヤル トーン、または電流ループ反転)で切断を示す場合は、アクティブなスイッチ ファイルから HangUpTone パラメータを削除します。ファイルを保存して閉じます。

電話システムが「A」 DTMF トーンまたは「B」 DTMF トーンを切断トーンとして使用する場合は、この新しい値と一致するように「HangUpTone=」を変更します。ファイルを保存して閉じます。

ステップ 5 デュアル スイッチ連動の場合は、2 番目のアクティブなスイッチ ファイルを編集するために、ステップ 1 からステップ 4 を繰り返します。

ステップ 6 Cisco Unity を停止して再起動し、アクティブなスイッチ ファイルに加えた変更を有効にします。


 

高度なトラブルシューティング:AMIS コールのフレームと数字を表示する

AMIS コール(発信または受信)は行われているが、何らかの理由で失敗していることを確認したら、AMIS コール時のフレームと数字のトレースを取得して、問題を特定し、解決できるかどうかを確認する必要がある場合があります。このようなトレースを取得するには、Unity Diagnostic Tool の Conversation 19 マイクロ トレースを使用可能にし、他のすべてのトレースを使用不能にし、もう一度テスト コールを行います。使用可能な Extensive Incoming AMIS Message Traces マクロ トレースと Extensive Outgoing AMIS Message Traces マクロ トレースの両方には、Conversation 19 マイクロ トレースが含まれますが、他のマイクロ トレースも多数含まれます。このため、コール プログレスを追跡するのが難しくなります。ただし、Cisco TAC にログ ファイルを提供するように求められている場合は、該当するマクロ トレースによるログ ファイルを提供する必要があります。

Unity Diagnostic Tool を使用して Conversation 19 マイクロ トレースのログ ファイルを収集する場合、AvCsMgr プロセス内の診断ログ ファイルを選択します。フレームと数字のトレースを取得した後、『 White Paper: AMIS Analog Networking Definitions 』で、AMIS プロトコルに関する詳細を参照してください(このホワイト ペーパーは、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_white_papers_list.html から入手可能です)。

AMIS トラブルシューティング手順

必要に応じて次の手順を使用し、AMIS メッセージ配信に関する問題をトラブルシュートします。この項の手順は、必ずしも実行する必要がある手順の順序になっているとは限らないことに注意してください。手順を使用する時点、および手順を実行する正しい順序については、前のトピックを参照してください。

「AMIS メッセージ送信のトラブルシューティング」

「発信 AMIS メッセージ フローの追跡」

「受信 AMIS メッセージ フローの追跡」

メッセージが UAmis メールボックスに配信されていることを確認する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で AMIS 規制テーブルを変更して、すべての番号の許可を取り消します。この操作によって、すべての AMIS メッセージが、AMIS スケジュールがアクティブになるまで UAmis メールボックスのキューに入れられたままになります。

規制テーブルの変更に関する詳細な手順については、「AMIS 規制テーブルを変更してすべての送信先番号の許可を取り消す」を参照してください。次に、ステップ 2 に進みます。

ステップ 2 AMIS スケジュールを変更して、トラブルシューティング中に AMIS が非アクティブであるようにします。この操作により、メッセージが、観察するのに十分な時間 UAmis メール ファイルにとどまります。

スケジュールの変更に関する詳細な手順については、「トラブルシューティング中に非アクティブになるよう AMIS スケジュールを変更する」を参照してください。次に、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 次の方法のいずれかを使用して、UAmis メールボックスを開きます。

Outlook にアクセスできる場合は、Exchange メール ユーザの場合と同じように UAmis メールボックスのユーザ プロファイルをセットアップしてから、Outlook を使用して UAmis メールボックス内にメッセージがあるかどうかを確認します。ユーザ プロファイルのセットアップについては、Outlook のドキュメントを参照してください。


) 電話を使用して AMIS 受信者にメッセージを宛先指定した場合は、UAmis メールボックスからメッセージが送信された後に、Outlook の[送信済みアイテム]フォルダにメッセージのコピーが保存されません。一方、Outlook を使用して AMIS 受信者にメッセージを宛先指定した場合は、UAmis メールボックスの[送信済みアイテム]フォルダにメッセージのコピーが保存されます。


DohPropTest を使用して UAmis メールボックスを開きます。「DohPropTest を使用して UAmis メールボックスのメッセージを表示または削除する」を参照してください。

MbxMonitor.exe を使用して UAmis メールボックスを監視します。

ステップ 4 テスト メッセージを送信して、それが UAmis Inbox に配信されるかどうかを確認します。ブラインド アクセスを使用する場合は、[発信ロケーション]から有効なダイヤル ID 番号を使うようにしてください。

ステップ 5 テストが終了したら、AMIS 規制テーブルと AMIS スケジュールを通常の操作のための必要な設定に戻します。


 

AMIS 規制テーブルを変更してすべての送信先番号の許可を取り消す


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [ネットワーク]>[AMIS オプション]>[発信オプション] ページに移動します。

ステップ 2 [ローカル ダイヤル規制テーブル]の横にある [表示] をクリックして、AMIS 規制テーブルを表示します。

ステップ 3 [AMIS 規制テーブル]ページで、 [新規パターン番号の追加] をクリックします。

ステップ 4 [ダイヤル パターン]ボックスに * を入力します。

ステップ 5 [この番号でダイヤルを許可]ボックスで[ しない] をクリックします。

ステップ 6 [保存] アイコンをクリックします。


 

トラブルシューティング中に非アクティブになるよう AMIS スケジュールを変更する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で、 [ネットワーク]>[AMIS オプション]>[スケジュール] ページに移動します。

ステップ 2 トラブルシューティング中にスケジュールが非アクティブになるよう適切なブロックをクリックします。

ステップ 3 [保存] アイコンをクリックします。


 

ボイス コネクタ サービスが動作していることを確認する


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[管理ツール]>[サービス] をクリックします。

ステップ 3 [名前]カラムで、ボイス コネクタ サービスを探します。サービスの表示名は、Exchange 2000 Voice Connector です。

ステップ 4 ボイス コネクタ サービスが動作していないことが[状態]カラムに示されている場合は、サービスを右クリックしてから [開始] をクリックします。


 

Exchange 2000 メールボックス ストアでアクセス許可を設定する

ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバの MTS-IN キューと MTS-OUT キューへのアクセス権が必要な場合は、この手順を実行します。


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバで、Windows の[スタート]メニューから、 [プログラム]>[Microsoft Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 2 [サーバー] を展開します。

ステップ 3 Exchange 2000 サーバのノードを展開します。

ステップ 4 [最初のストレージ グループ] ノードを展開します。

ステップ 5 [メールボックス ストア]を右クリックします。

ステップ 6 [プロパティ] を選択して、[メールボックス ストアのプロパティ]シートを表示します。

ステップ 7 [セキュリティ] タブをクリックします。

ステップ 8 [追加] をクリックして、現在の管理者をリストに追加します。

ステップ 9 [OK] を 2 回クリックして、[Exchange システム マネージャ]を閉じます。


 

ボイス コネクタ MTS-IN キューおよび MTS-OUT キューを Exchange 2000 で表示する


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[Microsoft Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 3 左側領域で、 [Routing Groups]> <routing_group_name> >[コネクタ]>[Exchange 2000 ボイス コネクタ(<サーバ名>)]>[キュー] を展開します。

ステップ 4 [MTS-IN] または[ MTS-OUT] を右クリックし、 [Enumerate 100 Messages] をクリックします。


 

ボイス コネクタ MTS-IN キューおよび MTS-OUT キューを Exchange 2003 で表示する


ステップ 1 ボイス コネクタがインストールされている Exchange サーバにログオンします。

ステップ 2 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[Microsoft Exchange]>[システム マネージャ] をクリックします。

ステップ 3 左側領域で、 [サーバー] を展開して、ボイス コネクタをインストールしたサーバを展開します。

ステップ 4 左側領域で、 [キュー] を展開します。

ステップ 5 [MTS-IN] または [MTS-OUT] をクリックします。

ステップ 6 [検索開始] をクリックすると、キュー内のすべてのメッセージが表示されます。


 

DohPropTest を使用して UAmis メールボックスのメッセージを表示または削除する

DohPropTest はパスワードで保護されていますが、読み取り専用モードで実行できます。次の手順は、読み取り専用モードで実行することを前提としています。読み取り専用モードでは、UAmis メールボックスからメッセージを削除することはできないことに注意してください。DohPropTest を使用して UAmis メールボックスからメッセージを削除する場合、ステップ 3 で適切なパスワードを使用してログオンする必要があります。


ステップ 1 Cisco Unity サーバで、Cisco Unity がインストールされているロケーション(デフォルトでは C:\CommServer)に移動してから、TechTools ディレクトリに移動します。

ステップ 2 DohPropTest.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 DohPropTest の[Logon]ダイアログボックスで、[Password]ボックスを空にしたまま [OK] をクリックします。

ステップ 4 警告ダイアログボックスで [Ignore] をクリックして、読み取り専用モードで DohPropTest を起動します。

ステップ 5 ウィンドウの左側のリストで、 [MailUsers] をクリックします。

ステップ 6 真ん中のリストで、[UAmis_<サーバ名>]メールボックスをクリックします。

ステップ 7 [Get User's Mailbox] をクリックしてダイアログボックスを表示します。

ステップ 8 [OK] をクリックします。ダイアログボックスにすべてのメッセージが表示されます。

ステップ 9 メッセージをクリックします。メッセージが再生され、メッセージ プロパティが表示されます。プロパティを選択して値を確認します。次のプロパティを確認する必要があります。

AVP_AMIS_DESTINATION_NODE:AMIS 発信ロケーションのダイヤル ID。

AVP_AMIS_RECIPIENT:受信者のリモート メールボックス番号。

AVP_AMIS_SENDER_ADDRESS:メッセージの送信者。

AVP_SUBMIT_TIME:メッセージが送信された時間。タイムスタンプは GMT(グリニッジ標準時)であることに注意してください。


 

AMIS ユーザの内線アドレスを表示する


ステップ 1 Windows の[スタート]メニューで、 [プログラム]>[管理ツール]>[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。

ステップ 2 AMIS ユーザのプロパティ ページを開きます。

ステップ 3 [電子メール アドレス] タブをクリックします。タイプ「amis」のアドレスと、<ロケーション ダイヤル ID>_<リモート メールボックス番号> の形式のアドレスが表示されます。

ステップ 4 これが正しいアドレスであることを確認します。


 

Port Status Monitor を使用して AMIS 転送の詳細を参照する


ステップ 1 Cisco Unity システム管理で [システム]>[ポート] ページに移動し、1 つのポートだけが発信 AMIS コールに対して使用可能になり、そのポート上の他のすべての機能(たとえば、メッセージの到着通知や MWI 発信)が使用不可になるように、必要に応じて設定を変更します。この設定によって、Port Status Monitor でコール プログレス情報を観察するのが簡単になります。


) 番号の大きいポートの方が発信タスクに使用される可能性が高いため、AMIS、MWI、メッセージの到着通知、または TRAP など、何らかの発信通話をトラブルシュートする上で最良の方法は、最後の方のポートのいずれかを使用することです。Cisco Unity は、発信タスクに使用できるポートを、最後のポートの方から検索していきます。


ステップ 2 Cisco Unity サーバ上で、 [Cisco Unity Tools Depot] アイコンをダブルクリックします。

ステップ 3 [Tools Depot]ウィンドウの左側領域で、 [Switch Integration Tools] を展開します。

ステップ 4 [Port Status Monitor] をダブルクリックします。

ステップ 5 左側領域のポート リストで、発信 AMIS の発信コール用に設定されたポートをクリックします。

ステップ 6 [Ports]>[Start Selected] をクリックします。ウィンドウが右側領域に表示されます。ここに、コール プログレス情報が表示されます。

ステップ 7 発信 AMIS コール用に構成したポート以外のポート上の Cisco Unity に電話を使ってダイヤルし、リモート ボイスメール システム上の誰かにテスト メッセージを送信します。

ステップ 8 [Port Status Monitor]ウィンドウで情報を観察します。

AMIS コールが通過する発信情報と状態が表示されます。AMIS コールが AMIS 転送中に通過する状態の数は限られています。AMIS コールが進行するにつれて、[Port Status Monitor]ウィンドウに各状態を説明する名前が表示されます。AMIS 転送状態の詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_white_papers_list.html から入手可能な『 White Paper: AMIS Analog Networking Definitions 』を参照してください。